「断捨離」と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?
たいていの人は不要な物を減らし、少ない物に囲まれて過ごすことを想像するかと思います。
確かに、物を捨てることを断捨離と言うのですが、ただ捨てればいいというものではありません。
どういうものを捨てるのか、なかなか捨てられないときはどうしたらいいのか断捨離のコツを考えてみましょう。
捨てられないものをどうにかして!断捨離のコツ!
「断捨離」とは具体的にどのような意味があるのでしょうか。
断捨離の基本
断捨離とは、「必要のないものを捨てること、物への執着から離れること」という意味があります。
つまりシンプルに生きるということですね。
この考え方はヨガから来ていると言われています。
ヨガには「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」という考え方があり、この考え方を応用したものが「断捨離」となります。
ただ物を捨てればよいというものではありません。
自分にとって、その物が本当に必要なものなのかをじっくり考えてから行う必要があります。
つまり、自分にとって本当に必要なものを見つめなおす行為のことを断捨離と呼ぶのです。
断
「断」とは、物事を断つという意味がありますね。
新たに入ってくる不要なものを断つという意味です。
次から次へと新しいものを買わないっていうことですね。
自分にとって何が必要なのかをじっくりと考え、本当に必要なものだけを手にいれていくのが断捨離の基本です。
捨
「捨」はそのままの通り、物を捨てるという意味です。
今自分が持っている不要なものを捨てるということです。
ただ使わないものを捨てるだけではありません。
使わなくても自分にとっての思い出の品は取っておいてもいいのです。
あくまで自分にとって必要なものかどうかを考えて捨てる必要があります。
また、捨てられないと思ったものでも、形を変えて残すという方法もあります。
例えば子どもが作った作品なんかはなかなか捨てられませんよね。
でも次々と溜まっていくものなので、処分しないとかなりのスペースを取られます。
こういう場合、写真に撮って残しておき、本物は処分するという方法を取れば、思い出も残せますし、スペースも確保できます。
自分にとって必要なものをどのように残していくかも考えて工夫出来ると、断捨離はますます進んでいきます。
離
「離」は離れるということですね。
物への執着心をなくしたり、物欲をなくしたりして、家に不要なものを大量に入れることを防ぎます。
「欲しい!」と思っても、一日置いてじっくり考えなおしてみましょう。
本当に必要なものってそうそうないものです。
あれば助かるだろうけどなくても良いものだってあるでしょうし、家にあるもので代用できるものだってたくさんあります。
「買わなければ・・・」とか「あれがなくては困る」なんて考えは止めて「今から買おうとしているものを、家にあるもので代用できないか」を考えてから買うようにすると、無駄遣いを防ぐことができます。
とはいえ、例え家にあるもので代用できたとしても、時間や手間がかかってしまうようであれば本末転倒です。
仕事や家事、育児で毎日忙しい人にとっては、例えお金がかかったり、物が増えたりしてしまっても、必要なものだってあるのです。
そういう場合は、例え家の中にあるもので代用可能なものがあったとしても、新しく物を買うことで時間や手間を節約できるのであれば、それは買ったほうがいいのでしょう。
本当に必要なものは、今自分にとって重視すべきことはなにかを考えると、自然にわかってくるものです。
断舎離できない理由
断捨離をしてみたはいいものの、後から考えて「やっぱりほしかったのにー」って思うことは、断捨離をしてみたことがある人であれば必ずあります。
こういう思いが何回もあると、断捨離をすることを諦めてしまいがちです。
こうならないためにも、断捨離の方法をしっかりと覚え、後悔のないよう、バランスを取りながら極端に捨てすぎることのないように行っていく必要がありますね。
もったいない
「せっかくお金を出して買ったものなのに、さっさと捨ててしまうなんてもったいない」と思ってしまいがちなのが、断捨離をスムーズに行えない原因の一つです。
例え今後二度と使うことはないと思っていても、お金がかかっていたと思うとなかなか捨てられないものですね。
例えば食器です。
かわいい食器をもらう機会ってけっこうありますね。
それにあまりにかわいくてつい買ってしまったなんていう食器も家を探せば出てくるはずです。
でも、かわいい反面、使い勝手が悪かったりすることも多いです。
そういう食器は今後もまず使うことはないでしょう。
それでも、自分でお金を出して買ったと思うと捨てられないものです。
だってかわいい食器であることに変わりはないわけで、なおかつ使ってないので新品のようですよね。
そんな食器を捨てるなんて発想は簡単にはできません。
また、貰い物であった場合には余計に相手に申し訳なくて捨てられないなんてこともあるでしょう。
特に貰い物は人にあげるとか売るなんてことをしたときに、くれた相手にそれが知られるとちょっと気まずいですよね。
そう思うと捨てるしかなくなります。
でも先ほども書いたように、新品同様なわけですから、やっぱりもったいないわけです。
こうして悩んだあげくに捨てられず、溜まっていくというケースはよくあるでしょう。
もしかしたら使うかもしれない
「もしかしたら・・・」と考えてしまうと人は何もできません。
「もし事故に遭ったら・・・」なんて思い込んでいては車は運転できませんしね。
もしかしたらとは考えないほうがいいのです。
断捨離の場合、例えば子どもの服です。
小さくなった服は本当は着れなくなった時点でさっさと捨ててしまえばいいのです。
でもなかなか出来ないものです。
それは今後本当に二度と着る機会が巡ってこないのか誰も確証を持てないからです。
だって妹や弟がまた生まれる可能性だってあるわけですよね。
「もうないわよ!」と思っていても可能性がゼロでない限り、なかなか踏ん切りはつかないものです。
だって子供の服って枚数がたくさん必要ですから、ちょっとくらいボロでもあったほうがいいに決まってます。
たいていの人は、一番下の子供が小学生に入ってしばらくしたあたりに「さすがにもういいかな・・・」と思って赤ちゃんの頃の服を処分し始めるというケースが多いようです。
そうなると、7~8年は子供服を保管しておくことになりますよね。
子供服ってかなりのスペースを占めます。
それに、習い事の発表会で1回着ただけなんて服もたくさんあるでしょうし、思い出の服もあったりして、本当に断捨離の大敵です。
ここの牙城を崩すのは至難の業かもしれませんね。
高かったから
人は高い買い物になった物ほど、執着してしまうものです。
金輪際使うことはないと思っていても、高い買い物だったと思うとなかなか手放せません。
若い時に買った服や、高い教材資料など「あんなに高いお金を払ったのに簡単に捨ててしまうなんて・・・」と思える品を捨てるには、かなりの勇気が必要です。
断捨離をする際は、物を金額で換算してはいけません。
あくまで必要かそうでないかで判断しなければならないのです。
高いものはやはり捨てるには惜しいでしょうから、そういう場合には人にあげるか売るなどの選択をすると思えばもしかしたら手放せるかもしれませんね。
いつか着る
買ってはみたものの、そんなに使い勝手のよくない服だったなんてことは、誰しも経験があると思います。
そこで断捨離を実行できる人はさっさとその服を売ったりあげたりして処分してしまいます。
なかなか断捨離できない人は、「こんな服でもいつか着るかもしれない・・・」と思ってそのまま取っておいてしまいます。
1シーズンで一回も着なかった服は処分の対象に入ります。
使い勝手が良くなかったり自分に合わないような気がしている服を、これから先、積極的に着るようになるとは到底思えません。
それでも、50~60代の女性だと、昔の服を引っ張り出してきて「やっぱり流行って巡ってくるのよね~。
とっておいて良かったわ」なんて言う人もいます。
確かに、ファッションの流行は20年くらいで再度巡ってくると言われています。
ですから、服をとっておけば20年後にまた着る機会が巡ってくることは確かでしょう。
でも、20年後に着るかもしれないからと言って取っておきますか?
それよりも、さっさと処分して家をすっきりさせた状態で20年を過ごしたほうがよっぽど気持ちよく生活していけるはずです。
「もしかしたら・・・」という考え方は断捨離をする際にはやめたほうがいいでしょう。
断捨離の順序を知ろう!
適当に物を捨てていったのでは、結局後悔したりします。
また、じっくり考えすぎてもなかなか進まず、中途半端で終わってしまうことになりかねません。
断捨離を効率良くやるためには、考えすぎない程度に一気にやっていく必要があるのです。
大きめの袋を用意する
まずは、物を捨てる準備をしましょう。
捨てるものを分別しながらやっていたのでは、時間が足りなくなって中途半端で終わってしまったり、途中で疲れてやりたくなくなってしまうものです。
とりあえず、捨てると決めたものは一つの袋に適当に詰め込んでしまって、後から分別することにしたほうが、断捨離ははかどります。
もちろん、簡単に分別できるものであれば、分別ながら行ってもいいでしょう。
例えば、衣類の袋と燃えるゴミ、燃えないゴミの3つの袋を用意すれば、衣類と燃えるゴミだけは後から確認しなくてもそのまま捨てることができます。
燃えないゴミは自治体によってはさらに細かく分別する必要がある所もありますので、燃えないゴミだけ後から見直してさらに分別して捨てることになります。
こうすれば、後から分別する手間が少しだけ減ります。
後から分別するという行為は実はあまりやらないほうがいいのです。
なぜかというと、捨てると決めたものでも、見返してしまうと「やっぱりほしかったかも」と思ってまたゴミから出してしまうからです。
せっかく捨てると決めたのに、これではまた物が増える一方ですね。
一度捨てると決めたものは、なるべく見返さないほうがいいです。
ですが、前に言ったように、捨てるものを細かく分別しながらやっていると時間がかかり、やる気も下がっていってしまいます。
このバランスをうまくとりながら断捨離を進めていかなくてはいけません。
とりあえず、さくさくと捨てることができ、後から分別のために見返す行為を最小限にするためには、袋は3つ程度であればちょうどいいかと思います。
服を全部出す
ここからは、服を断捨離する過程を考えていきましょう。
服の場合、とりあえず全部出してみるのが一番です。
まずは全体を把握し、仕分けをする必要があるからです。
全部並べてみないと、仕分けするときにスムーズに作業が出来ません。
服は一か所に置いてあるとは限りません。
家のあちこちに服がしまっている人も多いと思います。
まずは、家じゅうにある服を一か所に集めてみましょう。
服を広げて残すか捨てるか考える
断捨離で大切なことは、仕分けをするということです。
ただ「必要」「不必要」だけの2択で仕分けようとすると全くうまくいきません。
人には、思い出があったり、見栄えを気にしたりと、そんなに単純な思考回路ではないからです。
服の場合だけではなく、他のものを仕分ける時も同じですが、「現在使っているもの」「捨ててもよいもの」「人にあげてもよいもの」「思い出のもの」「悩むもの」の5つに分けてみましょう。
もちろん、もっと細かいほうがいいという人は項目を増やしてもいいと思いますが、あまり細かいと仕分けに時間がかかりますので、ほどほどにしておきましょう。
項目は少なくてもいいので、例えば「人にあげる」という選択肢はいらないという人はこの項目は省いていいでしょう。
また、「人にあげる」ではなく、「古着として売る」なんてほうがいいと思う人もいるでしょう。
とにかく4~5個程度の数で分別していくとスムーズにいくと思います。
残す、捨てるに小分けしていく
一旦分別が出来たら、必要に応じて、さらに細かく分別していきます。
先ほどの通りにもし仕分けたのであれば、「悩むもの」をもう一度見返して分別し直す必要がありますね。
また、先ほど「残す」「捨てる」だけの2項目で分別した人は、その後に「捨てる」の中から「売ってもよい」「人にあげてもよい」をさらに分別することができます。
「残す」中からも「普段から着るもの」「冠婚葬祭などの改まった場面でのみ着るもの」「ほとんど着ないが思い出の服」などに分別すると、次に服をしまう際にしまいやすくなります。
残す服をクローゼットにしまう
服は種類別にしまうのが一番です。
日常的に使用する服はタンスやクリアケースなどに入れて使うやすい場所に置くようにしましょう。
冠婚葬祭の服は全て一か所に集めておきましょう。
その際にアクセサリーや靴、バックなど、必ずセットで使用するものも一緒に置いておくと、いざというときに探す手間が省けますので便利です。
思い出の品はしっかりと箱にしまってもいいでしょうし、逆にいつも見えるように飾っておくなんてのもいいかもしれませんね。
捨てるものを処分する
処分方法は「ゴミの日に出す」と「人にあげる」と「売る」の3つの方法があります。
せっかくお金に換えるチャンスでもありますのでほとんど着なかった服なんかは売ってもよいでしょう。
お金になればより断捨離へのやる気も湧いてくるものです。
また、人にあげるのもよい方法です。
特に子供の服や改まった場面で着る服などは、ほしいと思っている人も多いでしょうから、もしあげられるような人が周りにいた場合には、一度聞いてみるのもいいかもしれませんね。
もし、「面倒だ」とか「さっさと片づけてしまいたい」と思うようであれば、思い切って全部ゴミの日に出してしまってもいいでしょう。
人にあげたり、売ったりする場合には、しばらくの間、その服をとっておく必要があります。
そうすると、せっかく断捨離したのに、部屋がすっきりしないですね。
さっさとスッキリさせて部屋を広くしたい場合には、思い切って一気に捨ててしまえば気持ちもかなりスッキリするはずです。
断捨離コツ5個のポイント!
断捨離は考え方を変えて取り組まないと、なかなか進みません。
やろうと決意しても行動に移すことが出来ないのが断捨離の特徴と言ってもいいでしょう。
まずは断捨離は簡単に出来るもの、ささっとやるものという意識を持つところから始めましょう。
一気に片付ける
本当は一日に少しずつ進められるほうが取り掛かりやすいのですが、断捨離の場合は、一日を全部使う勢いで一気にやってしまったほうが効果的です。
なぜかというと、思い切ってやったほうが片付くからです。
服を片づけた場合、毎日ちょっとずつやっていたのではいつも前日どこまで片づけたかを思い出し、コーディネートをまた一から考えたり思い出したりしながら片づけないといけなくなるので、無駄な時間が増えてしまいます。
また、一度捨てる決意をした服も、次の日見れば「やっぱりほしいかも・・・」とせっかく決意したのに袋から取り出す羽目になりかねません。
断捨離は毎日ちょっとずつやってもいいのですが、服、食器、雑貨など、項目ごとに分け、その項目に関しては分けずに一気に取り組んでしまったほうがいいでしょう。
そして、一度捨てる決断をしたものに関しては見ないようにしてしまったほうがいいかもしれませんね。
判断基準を決める
必要なものと捨てるものを選ぶにはそれなりの判断基準が必要となります。
前にも書いたように、買ったときの金額で判断するものがあったり、思い出深いかどうかで判断するものがあったりと、その物によって判断基準が異なると、取っておくものが増えていってしまう一方です。
物の価値というのは、あなた個人の判断で決まります。
素敵なバッグでいつも持ち歩いていてとても思い入れがあったから捨てられない・・・と思っているのは自分だけで、持ち主が変われば思い入れもなにもないのでさっさと捨てられてしまいます。
買ったときの金額は関係ありません。
なぜ取っておかなければならないのかを明確にして一度声に出して言ってみましょう。
もし自分でそれを聞いて「それって別に取っておかなくてもいいじゃん」とツッコミを入れられるものであれば捨てても良いと判断出来ます。
何事も自分にとって必要かどうかで判断すればいいのです。
金額などはこの際忘れて考えてみましょう。
状況を実際に体験する
もし、どうしても捨てるかとっておくか決められないものがあるとしたら、一か所にそれらを置いて、見えない状態にして1シーズンくらい過ごしてみてもいいかもしれませんね。
1シーズン過ごして使わなかったものは、つまり捨ててもかまわないものです。
あってもなくても別に生活が変わることはありません。
捨ててもよいか悩んだときは、一旦捨てたかのような状態を作り、その中で生活してみることで、必要であったかどうかを判断することができます。
もしかしたら悩んだものが多くなりすぎて、一部屋使ってしまったなんて人も出てくるかもしれませんが、それでも捨ててから後悔しそうであれば、一旦取り置きするというのも良いでしょう。
ただ、このやり方の注意点は、取り置きしたまま捨てずにずーっと置きっぱなしになってしまう可能性があるということです。
取り置きして1~2ヶ月か3~4ヶ月になるかはわかりませんが、自分で期限を決めたら必ず片づけるようにしておかないと、断捨離をしたとは言えませんのでご注意ください。
完璧主義に囚われない
何事も完璧にやろうとすると進まないものです。
気楽に適当にやるのが一番なのです。
断捨離は別に一回で全てを片づけるというものではありません。
人生の中で何回やってもいいのです。
ですから、一回で全てをきれいに片づけようとはせず、とりあえず一回目は明らかにゴミと思われるものだけを捨てるだけにするとかでもいいでしょう。
そうすれば、2回目はゴミではないが使えないもの、壊れているものを捨てる、3回目は使うけどダブっていたり数が多すぎたりしているものを捨てるなどというように段階をつけて断捨離を行うことができます。
このやり方で行うと「あ~捨てなきゃよかったかも!」という失敗も減りますので試してみるといいかもしれません。
もしかしたら「あれ?捨てちゃった?取っておけばよかったかな~」なんて思うものだってきっと出てくるでしょうが、それだっていいじゃないですか。
せっかくですから新しいものを買ったり、次からは取っておくようにしたりと、どんどん自分なりの工夫が出来るようになっていきますから、断捨離だって失敗するものと思って気軽に取り掛かりましょう。
断捨離に終わりはない
実は断捨離って毎日でも出来るんです。
あなたは毎日部屋の片づけをしますか?片づけをしている中で、「これは必要かもと思って取っておいたけど、やっぱりいらないな。捨てよう。」なんて思いながら、雑誌やらDMやらを処分することだって、立派な断捨離です。
出かける前に服を着ようとして「なんかこの服、全然持っている服と合わないからもう着る機会ないかもしれないな~」なんて思った服があれば、その時点で断捨離してしまえばいいのです。
一気にやったほうが片付くのは当たり前ですが、一度断捨離をした後であれば、その後は日々の生活の中で気づいたときにプチ断捨離をしていけば、二度と大がかりな断捨離をする必要はなくなります。
断捨離って日々の心がけってことでもあるんですね。
こういう考えを普段持って生活できると部屋は散らかりません。
ちょっとでもいらないかもと思ったものは一時保存ボックスなどを作って入れておく、そして時々そのボックスを見返してやっぱりいらないと思ったら捨てるというようにしておけば、物が増えるのを防ぐことができます。
こうして毎日ちょっとずつ部屋の綺麗さを維持していけるといいですね。
断捨離で捨てる服をお金に変える方法
断捨離した服を捨てるのは簡単ですが、タダで捨てるのもなんだかもったいないと思いませんか?
捨てる以外にも、知り合いにあげたり、寄付したりと処分する方法はいろいろありますが、せっかくお金を出して買ったものですからお金に戻したいと思っちゃいますよね。
少額でもおこずかい程度にはなりますし、家計の足しになるくらいの金額になる可能性もありますから、手間を惜しまず、チャレンジしてみましょう。
フリーマーケット
よく、イベントでフリマやってますよね。
あれに出店してみるのもいいと思います。
まずはインターネットや地元の広報誌などでイベントの情報収集をします。
そして、出店したいイベントを見つけたら決められた連絡方法で運営者に連絡を取ってみましょう。
たいていは出店料というのが500円程度でかかることがありますので、きちんと確認しておきましょう。
フリマの良いところは、自宅で不要になったものをなんでも出品できるところです。
お客さんと会話を楽しむこともできますし、同じく古着を売っている出品者さんたちとも交流できます。
ただ、人と交流するのが苦手な人は向いていないかもしれませんね。
お客さんによっては、極端に値切ってきたり、単に冷やかしに来てみたりと、あまりいい気分にさせてくれない人もいますので、注意が必要です。
特に、相手が子どもの場合は、悪気がなかったり、限度を知らなかったりするので余計に厄介だったりします。
もし、出店を考える際には、そういう客への対応も頭に入れたうえで行うと良いでしょう。
フリマアプリ
最近は、さまざまなフリマアプリがありますよね。
フリマアプリの良い点は、自宅にいながら古着を出品できるところです。
フリマ出店の場合は、出店するためにビニールシートや値札などの準備が必要ですし、どう商品を陳列するかなど考えなければいけないことがいろいろあります。
フリマアプリであれば、準備はほとんど必要ありません。
ただ出品したい商品の写真を撮るだけです。
あとは、簡単な商品の紹介をして登録すればもう出品完了です。
相手の方とのやり取りもスマホを通して行えますし、直接のやり取りだけでなく、ちゃんと運営会社の管理の元に行われているので非常に安心、安全です。
おこずかい稼ぎをしたいのに、小さい子供がいてなかなか外に出られなかったり、仕事をしていてイベントに合わせて休みが取れなかったり、そういう人にお勧めです。
隙間時間を使っていつでも簡単に出品できるのが、フリマアプリの利点ですね。
稼いだお金は現金にしても良いですし、そのお金を使って自分がほしいと思っているものを他の出品者さんから安く購入することもできます。
稼いだお金をそのまま利用すれば、あらためて入金したり、クレジット情報を入力したりすることもないため、とにかく手間がかかりません。
売れないものは少しずつ値下げしていくこともできますし、一定期間置いて売れないようであれば、処分の対象にして出品を削除すればよいだけです。
お手軽ですので、お勧めです。
メルカリ
メルカリの良い点は、相手とのやり取りを匿名で行える点です。
通常、買ってくれる方とのやり取りまでは匿名で出来ても、商品を発送する際に、相手の住所と名前を書く必要がありますし、自分の住所と名前も明かさなくてはいけません。
でもそれって、ちょっと抵抗あったりしませんか?
メルカリであれば、メルカリ便というものがあり、お互い匿名のままに商品をやり取りすることができます。
やり方も非常に簡単で、近くにファミマがあれば買い物ついでに商品を発送することができます。
ファミマがお近くにない場合には、ヤマト運輸でも取り扱っています。
また、メルカリ利用者が非常に多いので、「本当にこんなの売れるんだろうか?」と思えるようなものも買ってもらえたりします。
使いかけのものや一部の部品だけなど、自分から見たらゴミにしか見えないようなものも、世の中には必要としている人がいるんですね。
出店するのとは違い、全国の不特定多数の人に見てもらえることで、購入率が格段に上がります。
これも、登録者数の多いメルカリの特徴です。
一旦売れると、あまりに簡単でいろいろ売れるので、どんどん売ってみたくなってしまうこと間違いなしです。
思い切って断捨離を始めよう!(まとめ)
断捨離は自分の家を片づけ、きれいにするだけではありません。
断捨離をすると、気持ちも晴れ、気分が上がります。
それに、普段から片づけをする習慣をつけることもできます。
よく部屋がきれいだと運気が上がると言いますよね。
断捨離をし、物を少なくするだけで家庭も仕事もきっとうまくいくようになるでしょう。
捨てる決断が出来ないようであれば、まずは不要だと思われるものを一部屋に押し込む形でもいいので、普段生活している空間から離してみましょう。
意外と多くのものに執着がないことがわかるはずです。
捨てるのはしばらくしてからでも構わないでしょうし、少しずつ売っていけばおこずかいにもなります。
断捨離は良いことばかり。
積極的にやっていきましょう。