行動や言動のパータンを読み解けば、意外と簡単に「攻略」できちゃうかもしれませんよ。
わざとキツイ言葉を言う
ドSな人は、必要以上にキツイ言葉を使います。
「何も、そこまで言うことはないじゃない?」というレベルです。
たとえば、こちらの欠点とか弱みを、的確についてきます。
言ってほしくないことを、言ってほしくないタイミングで言ってきます。
だから、頭にくるんです。
これは、Sの本質である「相手を悲しませ悦に浸っている」ということですね。
本当に、嫌なヤツ!
でも、これは、「あなたに関心がある」という印でもあるんです。
いくらドSでも、誰にでも彼にでもキツイ言葉を吐くわけではありません。
能力がある人物であればあるほど、TPOをわきまえるもの。
相手が「言っても面白くない対象」であったり、「言ってはいけない対象」であったりするときは、いくらドSでもそんなことは言いません。
ドSがあなたにキツイ言葉を次々と浴びせてくるのは、あなたに関心があるから、あなたに興味があるから。
ということは、もしかしたら、異性として「興味がある」からひどい言葉をかけてくるのかもしれません。
ドSの表現の裏に、何があるのか、注意深く観察してみた方がいいかもしれません。
もちろん単に「嫌なヤツ」という可能性も大いにありますが。
無口でいつも話を聞く側
ドSにもいろいろなタイプがあり、おしゃべり系もいれば、あまり話さない系もいます。
次から次へとキツイ言葉をかけてくるのも困りますが、むっつりと押し黙っているのも、何を考えているかわからず、対処に困りますね。
でも、これは、相手の言動をよくチェックしている、ということなのかもしれません。
つまり、聞き上手なのです。
むっつり系ドSは、相手の話をじっくり聞きながら、人間観察をしています。
そう、あなたの考えていることや思っていることを、ゆっくりと探ろうとしているのです。
こういう種類のドSは、おしゃべりなドSよりも、ある意味対応しにくいかもしれません。
そんなときは、発言ではなく、行動やちょっとしたしぐさを観察してみましょう。
自分に対する態度と、他の異性に対する態度が違うかどうか。
廊下などですれ違った時、通勤・通学途中に目があった時。
ドS君は、どんな態度をとっているでしょうか?
目を合わせる?それとも目を背ける?
上半身、特に手の仕草はどうでしょうか?
人間の感情は、目と手にあらわれるといいます。
目があったとき、なんとなく手を頭にもっていくような仕草をしたり、またはむしろ目をそらすときは、少なくともあなたに関心を抱いている、という証拠です。
つれない態度は、逆に好意の印であることも多いのです。
ドSは、感情表現が下手、または自分の感情を認めるのが苦手な人が多いです。
誰かに好意を持つ、ということはその誰かに振り回される、ということ。
主導権を失う、ということでもあります。
リーダーシップを何よりも大事に考えるドS君は、誰かに振り回され、主導権を取られるのが何よりも嫌なのです。
でも、気になったり、好きになったりすれば、どうしても感情的に振り回されることになります。
そんな自分を認めたくなくて、許せなくて、ついついその対象に厳しくあたってしまう――そんな好意と裏返しの「S心」に気づいたら、むしろ主導権を握れるかもしれませんよ。