友だちや恋人、さらには会社の人や家族などと一緒にカラオケに行くことはありますか?
歌が上手い人っていいですよね!
歌が上手いとすごく盛り上がるし、自分もすごく気持ちよくて、みんなに聞かせたくなります。
そして、気持ちよく歌が歌えると、なんだか心も体も解放された気分になれますよね。
でも、なかなか自分としてはうまく歌えない、どうしたら歌がうまくなれるんだろう??って思うこともありませんか?
そこで、今回のまとめでは、「自分も歌がうまくなりたい!」、「もっと気持ちよく盛り上がる歌を歌いたい!」という人のために、歌が上手くなる方法を27個ご紹介しちゃいます!
これであなたも、カラオケに行くのがもっと楽しくなり、人に聞かせたくなる歌を歌えるようになるかもしれませんよ♪
歌が上手くなる方法とは?
みなさんは、カラオケに行くのが好きですか?
歌を歌うのってすごく楽しくて、気持ちよくて、カラオケに行くのが好き!という人は多いはず。
友だちと遊ぶときや、恋人とデートするとき、さらには職場の飲み会での二次会などでも定番ですよね。
でも、歌を歌うのは嫌いじゃないけど、人前で歌うのが恥ずかしいという人も多いです。
なぜなら、上手に歌えないから。
「何か歌いなよ!」って言われても、下手だから恥ずかしくて歌いたくないし、でもそんなことばっかり言っていると、ノリが悪い人って思われて、つまらない人間みたいになっちゃうし・・・、カラオケを楽しめないというのは辛いものがあります。
歌が上手い人は、みんなの前で堂々と楽しそうに歌っていて、上手い人が歌うと場もすごく盛り上がってうらやましいですよね。
「自分も上手くなりたい!」、「もっとみんなとカラオケが楽しめるようになりたい!」って思いますよね。
それに、大好きな恋人の前で下手な歌を歌うのは恥ずかしいので、できるなら”聞かせる”くらいの上手さになれたらいいですよね。
でも、もともと歌があまり得意ではない、上手く歌うコツがわからないという人もいます。
では、どうしたら上手に歌えるようになるのでしょうか??
今回は、もっと歌を上手に歌えるようになるためにできること、気を付けたいことなどをできる限りご紹介していきたいと思います。
人に”聞かせる”歌を歌えるように、歌が上手くなるコツを一緒にチェックしていきましょう♪
歌上手くなる27の方法
カラオケで歌を歌って、周りから笑われた事のある人、さらには周りの上手さに引け目を感じてカラオケを楽しめなかったことがある人はいますか?
上手な人たちの前で下手な歌を歌うのってすごく恥ずかしいし、イヤですよね。
自分も、みんなを盛り上げるくらい上手に歌いきってみたいものです。
そうしたら、絶対にカラオケが楽しくなります!
そして、歌がもっと好きになるはず。
ということで、さっそく歌が上手くなる方法を見ていきましょう!
お茶を飲まない
カラオケに行ったとき、さらには飲み会の席でカラオケをするとき、お茶を飲むことってありますよね?
でもじつは、上手に歌うためにはお茶はNGなんです。
「え!?なんで??喉を潤したほうがいいんじゃないの?」って思うかもしれませんが、そもそも声を出して歌う時には声帯を振動させます。
なんと歌を歌う時の声帯は、一秒間のうちに開いたり閉じたりという動きを200~2000回もしているそうなんです!
一秒間にそんなに声帯が動いているなんて驚きですよね。
その声帯なのですが、濡れていないと上手に振動しません。
ということで、喉は常に潤していなければいけないのです。
「じゃあ、やっぱりお茶を飲んだ方がいいじゃん」って思うところなのですが、しかし、お茶というのはのどの油を流してしまうのです。
さらに、お茶に含まれるカフェインを過剰に摂取すると利尿作用によって体の水分が失われてしまいます。
そうすると、喉は乾きやすくなります。
体の水分が足りなくなると痰が濃くなってしまい、痰が絡むようになるようです。
ということで、お茶は飲まないというのが理想的です。
さらに、カフェインつながりで、コーヒーもダメということになりますね。
アルコールを控える
上手に歌うことを目指すなら、アルコールも控えましょう。
アルコールも声帯にはよくありません。
なぜなら、アルコールをたくさん飲むと体内の水分を蒸発させてしまうので、体の水分が失われるからです。
それで、アルコールを飲んでいると喉が枯れて歌いにくい、ということがあります。
もしかしたら、飲み会の席でのカラオケは得にうまく歌えないということに気づいている方もいるかもしれませんね。
社会人になると、飲み会でのカラオケが定番になるので、アルコールを控えるということはちょっと難しいかもしれませんが、上手に歌うためには、できるならアルコールは遠慮したほうがいいみたいですね。
ただ、あるところでは適量のアルコールならOKという情報もありました。
適量なら、逆に血流がよくなるので声帯もよく動くということらしいです。
なので、たくさん飲まないで血流がよくなる程度で抑えれば問題ないのかもしれません。
冷たい飲み物ももNG
歌っていると熱くなってくるし、お酒が入っているとキンキンに冷えた水がかなり美味しいですよね!
しかし、喉のためには冷たい飲み物もNGなんです。
なぜなら、声帯や喉の筋肉の動きが悪くなるからです。
なので、喉は冷やさない方がいいのです。
カラオケに行くと、そこのドリンクバーで冷たい飲み物に氷をガンガン入れて飲んでいるという人は多いと思いますが、じつは歌を上手に歌うためにはよくありません。
ということは、カラオケの定番ソフトクリームも喉を冷やすのであまりよくないということになりますね・・・。
じゃあ逆に、「熱い飲み物ならいいの?」という疑問がわくかもしれませんが、じつは熱すぎるのもNGです。
なぜなら、熱い飲み物は筋肉が緩んでしまううえに、声帯などが乾燥しやすくなるという影響もあるようです。
それで、極端に冷たいドリンク、さらに極端に熱い飲み物は避けましょう。
お水を飲む
お茶もダメ、アルコールもダメ、極端に冷たい飲み物または熱い飲み物もダメ、となると「何を飲めばいいの!?」となるかもしれませんが、一番いいのが常温のお水だそうです。
声帯は濡らしておくといいので、お水を飲んで乾燥させないようにしておくことが一番理想的だそうです。
それも、常温ということで氷をいっぱいに入れて飲みたくなりますけど、冷たい水は控えましょう。
ちなみに、乳製品なども多くの場合NGです。
乳製品を飲むと痰が絡みやすくなるからです。
ただ、人によっては体質で乳製品を飲んでも痰が濃くならない人もいるようなので、そのような人はいいのですが、乳製品を飲むと痰が濃くなるという人はやめておきましょう。
姿勢はまっすぐ
姿勢を変えるだけで歌が上達するらしいのです。
というよりは、姿勢と歌声というのはかなり密接に関係しているようなので、姿勢が悪いといい声もでません。
それで、姿勢はまっすぐに伸ばしましょう。
猫背になったり、変に反り返ったような姿勢はダメです。
姿勢が悪いと息がちゃんと通らなくて歌いづらくなります。
肺とか気管が圧迫されているので、十分に息を吸い込んではくことが難しくなるんですね。
まっすぐに背筋を伸ばしたら、あごを引きます。
あごを引くと高い声が出やすくなるようです。
そして、まっすぐに前方を見るようにしましょう。
そして、リラックスしましょう。
変に力を入れてしまってもだめなので、良い姿勢を保ちつつ体をリラックスすることを心下気ます。
喉に力が入ってしまう人や、肩に力が入ってしまうという人は、姿勢を意識するだけで声の出しやすさを実感することもあるでしょう。
姿勢が悪いときには肩やあごに力が入ってしまうことがあり、歌いにくさを感じるからです。
正しい姿勢で歌うと、リラックスした状態で声を張ることができるようになります。
マイクは口の位置と平行に
なんとマイクの持ち方でも歌の上手さが変わるようです。
マイクの持ち方なんて考えたことなかった・・・という人も多いのではないでしょうか?
正しいマイクの持ち方というのは、口の位置と並行に持つことです。
マイクを平行に持つと、自分の声をちゃんと拾ってくれて歌が上手く聞こえます。
そう考えてみると、歌手の人たちは自分でもマイクを持っているにせよ、スタンドマイクを使っているにせよ、マイクは平行になっていますね!
マイクにちゃんと音を拾わせる、ということを意識して、口に近づけて平行に持ってみましょう。
ちなみに、マイクの頭の部分を手で覆ってしまっていると、音がこもってしまうようなので避けたほうがよさそうです。
遠くの人に向けて歌う
みなさんは、誰に向かって、どこに向かって歌っていますか?
意識していなかったという人もいるかもしれませんけど、上手に音を出すために、遠くの人に向けて歌うといいようです。
自分の歌声に自信がないと、ついつい思いっきり歌うことができず、近くの人?というか自分に向かって歌うような感じになっていることが多いです。
でも、そうやると喉も固くなるような感覚ありませんか?
それで、遠くにいる人に声を届けるような感じで歌うと、自然と声が出て声量もアップします。
それで、あごは引いたままで遠くの人に向けて歌うことを意識してやってみましょう。
肚で歌う
みなさんは歌声を出す時にはどこから声を出していますか?
「そんなの当たり前でしょ!喉でしょ!」って答えたくなりますが、歌のレッスンに行くとよく言われるのは、喉で歌うというのではなく、肚で歌うということです。
肚で歌う?ってどうゆう風にすればいいのかというと、腹式呼吸を意識することです。
腹式呼吸をすることによって、舌は喉に力を入れることなく、リラックスした状態で歌うことができます。
喉で歌おうとすると、声も出ないし、喉も傷めます。
それで、肚から声を出すイメージで、全身を使って歌うようにします。
肚から頭のてっぺんにまで音を響かせるようなイメージです。
のびのび歌う
「上手く歌いたい」、「音を外さないようにしなきゃ!」ということを考えて、過度に緊張してしまうと、逆に上手に歌えないということがあります。
緊張は、喉の筋肉を固くしてうまく音を出すことができなくします。
それで、歌うときには頭でいろいろと考えすぎることなく、歌うことを楽しむように、のびのび歌いましょう。
のびのび歌う時に、腹式呼吸とかも上手にやりつつ声を出すことができたりします。
逆に、いろいろと考えすぎて「完璧に歌おう!」と身構えているときには、不安とか緊張が出てしまって、思っているように声が出せないということがあります。
上手く歌うためには、のびのびと歌うことを楽しむことが必要だということを覚えておきましょう。
ストレッチする
歌を歌うまえに、ウォーミングアップとして、ストレッチを必ずすると良いでしょう。
このストレッチをやるのとやらないのとでは、声の出方が変わるようです。
確かに、運動選手だって本番の前にはストレッチで体をほぐしますもんね。
歌う時にも、筋肉が固くなっていてはいい声は出せません。
それで、とくに首回り、喉の内側、表情筋、肩、お腹あたりの筋肉をほぐしましょう。
首をゆっくりと回したり、手でちょっとほぐすこともできます。
さらに、舌を前に思いっきりだしたり、あくびをするような口の動きをして喉を開き、そのまま発生して、喉の内側を柔らかくすることができます。
お腹や肩を伸ばすようにして、両手を天井に伸ばしてみたり、体をそらせてみたりして、全身をほぐしましょう。
音程に合った曲を選択する
カラオケで曲を選択したときに、自分の出しやすい声で歌える歌と、常に無理をしなければ出せない歌があるのに気づきませんか?
ギリギリ出せる音程ばかりの曲の時というのは、すごく歌いにくいし、もちろんうまく歌うのは難しいです。
それで、自分の音程にあって曲を選択して連取するほうがいいでしょう。
つまり、まずは自分の音域を知ることですね。
自分にとって歌いやすい曲を選ぶだけで、なんと音痴だと思っていた人も平均点やそれ以上の点数を取ることができたりします。
つまり、自分の音程に合った、気持ちよく歌いやすい曲を見つけることも重要なのですね。
抑揚をつける
やっぱり、歌を上手に歌うためには音程が取れていないといけません。
でも、その音程に自信がない時には、声の抑揚をつけてみましょう。
抑揚というのは、普段の会話の中ではみんなやっていることです。
強調したいところは大きな声を出したり、逆に声を弱めて話す時もあるでしょう。
そのように抑揚をつけることによって、味のある歌声を聞かせることができます。
話しも、抑揚のないものというのは聞いていてかなりつまらないし、聞いているとボーッとしてきてしまいますよね。
でも抑揚がある話しは人を惹きつけます。
ということで、歌うときにも曲の盛り上がりや、そこまでに至る過程の中で、どの程度の声の大きさで歌うのかということを考えておくと、声量が豊かに歌うことができます。
正面を向いて歌う
高音を出したいと思うと、どうしても顔を上げてしまいがちですけど、そうするともっと高音が出なくなってしまいます。
それで、高音を出すときにも正面を向いて歌います。
よく、音程をとろうとして、高い音を出す時には顔を上げて、そして低い声を出す時には顔を下に向けるということをする人がいます。
でも、じつは高音も低音も顔の向きは正面が一番いいそうです。
顔を上下させると、かえって声帯が締まってしまって狭くなり声が出しにくくなります。
抑揚をつけるときに少しだけ顔を上下させるということはあっても、基本的に音程をとるために頭を動かすことはせず、正面を向いて歌うとよいようです。
口を大きく開く
歌をうまく歌うためには、喉を開いた状態で歌う必要があります。
そのためには口を大きく開けることが必要です。
それも、縦に大きく開けるんです。
「縦に大きく開く??」と思った方もいると思いますが、わたしたちは普段あまり縦に大きく口を開くことがありません。
でも、あくびをしたときには口を縦に大きく開いていると思います。
この時、喉も開いているのです。
この感覚を覚えて、歌う時にも喉を開くようにすることが大切のようです。
喉が開いていると、良い声が出るようになり、声量もアップし、高音もだしやすくなり、呼吸がしやすいので思いっきり歌うことができます。
逆に、口が開いていない、ひいては喉も締まっている場合には、こもったような声になったり、呼吸がしずらいために息が続かない、そして声量も少なくなるということが起きます。
聞き手のニーズに合わせて歌う
カラオケに行って自分も楽しく、そして人に聞かせて盛り上がる歌を歌うためには、自分の歌い方の問題だけでなく、その場の雰囲気やノリに合わせた選曲も必要です。
つまり、聞き手のニーズに合わせて歌うのです。
友だちと一緒にカラオケに行くときと、職場の上司と一緒に行くとき、さらには彼女と一緒の時では、盛り上がる歌というのは違うかもしれません。
選曲を間違って、その場をしらけさせたり、変な空気になってしまっては、上手に歌うも何も気持ちが萎えてしまいます。
なので、周りの人のタイプや年齢や好み、その時の雰囲気などに合わせた選曲をすることが、楽しく歌えるかどうかにけっこう影響しますよ。
楽しそうに歌う
下手でもなんでも、楽しそうに歌っていればそれでOK!ってとこ、ありますよね!?
自分は歌が下手で苦手なんだ・・・という意識があると、ついついテンション低めで、なんだか遠慮がちに歌ってしまうことがあります。
カラオケに来るときにもう「あ~またカラオケか・・」と気持ちが暗くなってしまっている時もあるかもしれません。
しかし、そのような状態で歌っているとなおさら下手で、しらけるような歌を披露してしまうことになります。
それで、とにかく気持ちだけは楽しそうに演じて歌ってみましょう。
演じているうちに、なんだか本当に楽しくなってきて、思いっきり歌えるようになって、そうしたらいつもより上手に歌えている!なんてこともあります。
笑顔で歌うと、口角が上がるので声が出しやすくもなるそうです。
なので、下手でもなんでも楽しそうに歌っていれば、みんなとの一体感や歌を歌う気持ちよさを感じることができるでしょう。
カラオケで採点を取り入れてみる
カラオケで1人で練習するときなどには、カラオケの採点を取り入れてみるのもいいでしょう。
カラオケの採点は、主に音程で採点されているようです。
なので、音程をとる練習をするのにはいいと思います。
音程のズレを把握しやすいように、マイクの音量は小さめにして、ガイドメロディをよく確認するとよいでしょう。
点数はさらに、ビブラートやロングトーンで点数がアップします。
まあしかし、このカラオケの点数が高いとそれだけで上手く歌えているということにもならないようです。
なので、カラオケの採点では音程の正確さを意識して歌う練習をしてみましょう。
自分の声を録音して聞く
みなさんにも一度やってほしいことがあります。
それは、自分の歌声を録音して聞く、ということです。
「自分で歌っている時にも歌声は聞こえているし」と思っている方、甘く見てはいけません。
第三者として聞くと、自分の声の出し方、音程の取り方にかなり衝撃を受けると思います。
衝撃を受けるとしても、あんまりガッカリしないでください。
自分の声の質や、音域などを確認したところで、歌いやすい曲を見つけたり、さらには音の出し方というものを、上手い人に近づけていくことができるので、まずは自分の声を知るというのは歌の上達のためにはかなりイイコトなのです。
どこが下手なのか、どこが変なのか、どこが上手い人と違うのかということを把握することができるでしょう。
心は込めない
「歌は心だ!」、「心を込めて歌いましょう」ということをよく聞きますけど、上手く歌いたいなら心を込めてはいけません!
心を込めるというのは、つまり感情を込めて歌うということなのですが、歌に感情を込めるということと、歌をうまく歌うということは比例していないのです。
もちろん、曲に合わせて、歌詞に合わせて抑揚をつけたり、歌い方を変えるということはあります。
そして、歌うといことは感情を表現することでもあります。
しかし、プロのように感情を歌に乗せることを感覚的に理解できていない人は、感情や心の叫びをそのままストレートに歌にするということでは、音程が取れないばかりか、聞いていて美しい歌声にはならない場合が多いのです。
単に心を込めるという気持ちの問題というよりは、その感情を歌うテクニックによって表現するというのがプロの伝え方のようです。
ということで、歌のテクニックについてまだ理解できていない時点でただただ感情のままに歌うとなると、ちょっとうるさい、重いといった歌声になる場合があります。
ボイストレーニングに通う
自分の声を使って、美しい歌声を響かせたいのなら、ボイストレーニングに通うこともできるでしょう。
ボイストレーニングでは、どんな風に歌いたいのかというその人なりの理想や目標に合わせて、ストレッチやブレストレーニングをしてウォーミングアップをしてから、先生からレベルに合った練習曲や課題曲を使ってレッスンしてもらえます。
正しい姿勢や呼吸法、さらに表現方法などを教えてもらえるので、カラオケに行って個人レッスンするのとは違って、本当の歌い方というものを教えてもらうことができるでしょう。
やはりプロからの指導があると、上達するために何を改善するとよいのか適格なアドバイスや方法がわかるので、上達が早いでしょう。
鼻腔共鳴の感覚をつかむ
歌が上手く聞こえるためのテクニックの一つとして、「鼻腔共鳴」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
鼻腔共鳴とは、鼻腔つまり、鼻の穴から喉にかけての空洞を共鳴させることです。
これによって、響きの良い声に聞こえます。
わたしたちが普段普通の会話をしている時というのは、喉から口に音を出しているだけでしょう。
しかしハミングしているときは鼻腔共鳴をしていると言えます。
ハミングをしているとき、鼻の頭を触ってみてください。
振動していませんか??
鼻歌を歌っている時もそうです。
このコツを抑えて、歌うときに、頭頂部から声を出すことを意識することによって、鼻腔共鳴ができます。
あるいは、眉間から声を出すイメージを持ってみてください。
この鼻腔共鳴の感覚がつかめると、声量も増します。
腹式呼吸を意識する
肚から声を出す、というところでも紹介しましたが、歌う時には腹式呼吸を意識します。
腹式呼吸をするためには、胸で呼吸をするのではなく、お腹で呼吸をするイメージを持つ必要があります。
息を吸ったときにお腹が膨らみますか?
息を吐くと元に戻るはずです。
腹式呼吸のイメージがもてない人は、まずイスに座って体を折り曲げて手をだらーんと力を抜いて下に下げてみてください。
肩や首の力も抜いた状態で、息を吸います
そうするとお腹が膨らむのを実感できると思います。
歌う時にあまりにも腹式呼吸を意識しすぎるとなかなか歌に集中できない、ということもあるので、普段から腹式呼吸の練習をして、肚から歌うことができるようにしましょう。
ブレスコントロールをする
腹式呼吸だけでなく練習したいのが、ブレスコントロールです。
ブレスコントロールは、ゆっくりと長く息を吐く練習によてできます。
ブレスコントロールができるようになると、抑揚をつけやすくなり音量を調節することができて、メリハリのある歌声が出るようになるらしいです。
ブレスコントロールの練習として、まずはゆっくりと息を吐くロングブレスの練習などができます。
ゆっくりと30秒ほどをかけて息を出します。
30秒ってなかなか難しく、最初は10秒くらいからやってみて、長く息を口から出せるように練習することができるでしょう。
さらに、息を吸った後に、「ふっふっふ」と細かく息を出す練習があります。
これはスタッカートという練習です。
歌の途中で息が続かなくなるという人に向いているようです。
高音を出す
曲の高音部分でしっかりと声が出ていると気持ちよく歌えますよね。
それで、高音を出す練習もしましょう。
高音を出すための練習として、自分の今出せる一番高い声を出して、それをできる限り長く発生するようにします。
この練習を定期的に行うことによって、声帯の筋肉を鍛えるとよいそうです。
さらに、普段のしゃべっている声のトーンを上げるなら、自分の歌の音域も広げることができるという情報もありました。
それで、高音をうまく出せるようになるために、少し普段から高い声を出すようにできるかもしれません。
あと気を付けたいのは、高い声を出そうとするときに重心が上に行くとのどが締まってしまうので、気持ち的に重心を下に落とすような感覚を持つといいみたいです。
膝を曲げて歌ってみると高音が簡単に出る場合もあるそうですよ。
ミックスボイスの練習
高音を出すために、ミックスボイスの練習をすることもできます。
ミックスボイスとは何かと言うと、チェストボイスとファルセットを混ぜた声で、自声と裏声の間の声のことです。
ミドルボイスともいわれています。
裏声のような高音を出せるし、地声のようにしっかりとした音の強さを持っているという特徴があります。
例えば、電話で話すときとか、仕事でお客さんと話すときって、ちょっと声が高くなったりしませんか?
裏声っぽい高い音だけど、地声のように聞かせる声です。
そんな感じの出し方がミックスボイスなのです。
このミックスボイスを出すためには、裏声を習得しなくてはいけません。
というのも、ミックスボイスはハッキリ言って裏声だからです。
裏声を鍛えぬくとできるようになります。
ビブラート
普通に歌うだけでなく、ビブラートがをきかせることができると、「この人歌うまいな~」って思われることが多くなりますよね。
ビブラートがきかせられるようになると、声量が足りなくても余韻が残るので歌が上手に聞こえるらしいです。
カラオケの採点でも、ビブラートは高得点を出すためには必須のテクともなっていますね。
ビブラートの方法としては、まずはドギーブレスというものがあります。
これは、犬が走っているときに「はっはっはっは」と息をしているのを真似して、横隔膜を動かすようにして息を吐きながら発生するときに声が揺れるという方法です。
なかなかできないという方は、発生しながら手であばら骨の下のあたりを揺らしてみると声が揺れるのを感じることができるでしょう。
さらに別の方法としては、母音を強調して発生するようにして声を揺らすという方法もあります。
「らーーーー」を「らぁあぁあぁあ」と発生するイメージです。
別の方法として、音程を上下させて声を揺らすというものもあります。
音を途切れさせないで、揺れる深さと感覚が一定であることがよいビブラートといえます。
リップロール
歌う前に、唇や表情筋をリラックスさせるためのトレーニングとしてリップロールもあります。
これは、唇を閉じたままリラックスして、息を吐き「ぶるるるるる」と唇を震わせるトレーニングです。
唇に力が入っているとできませんが、力を抜くことを意識して軽く唇を閉じたまま息を吐くとできます。
リップロールしたまま、音程を上げたり下げたりするのもすごく良いトレーニングです。
この音程を上下させるために動いているのは声帯です。
それで、声帯で音程を上下させる練習になるのです。
やってみると意外と難しくて、練習しないと細かい音の変化をつけるのに苦労しますが、これができると音程を正しくコントールするトレーニングになります。
さらに、横隔膜を鍛えることもできるということで、空気の排出を滑らかに行う練習にもなるようです。