あなたは乾杯の音頭をとったことはありますか?

結婚式や忘年会など、飲み会の前には決まって誰かが代表で乾杯の掛け声をあげますよね。

乾杯の掛け声は、いつも同じ人とは限りません。

また、年長者や立場のある人と決まっているわけでもありません。

いつ誰に、あなたにその役が回ってくるのかも分からないのです。

もし自分が乾杯の挨拶を言う役になった時に、戸惑うことなくスムーズに挨拶が出来るように、乾杯する上での注意点やポイントを予め学んでおきましょう!

乾杯挨拶の担当になったあなたへ!

乾杯の挨拶が苦手な人は多いです。

得意だという人の場合、元々人前で話すことが好きな人や得意な人であることが多く、大勢の視線を浴びても物怖じしない性格の人は乾杯の挨拶にも抵抗がないでしょう。

そうした人は外向的で明るい性格をしていることが多く、積極的に他者とのコミュニケーションも取っていけるタイプと言えます。

しかし、そうでない人の多くは、大勢の前で視線を浴びながら乾杯の挨拶をすることに抵抗を覚えます。

羞恥心やプレッシャーから緊張で上がってしまい、まともに挨拶が出来ない人もいれば、一生懸命に挨拶をしているけれども噛みかみになってしまう人もいます。

一部の得意な人を除けば、大抵の人は乾杯の挨拶は苦手でしょう。

しかし、そんな苦手な担当になってしまったら、嫌でも乾杯の挨拶をしなくてはなりません。

とくに会社の飲み会や結婚式などの一大イベントでは、断ることも難しければ、ドタキャンも出来ません。

そんな大変な役を半ば強制的であっても引き受けてしまったからには、腹をくくって乾杯の挨拶の練習をしなければならないでしょう。

乾杯挨拶とは?

日本では昔から乾杯の挨拶があります。

もちろん日本だけでなく、世界中で飲み会やパーティーを開く際には乾杯の挨拶がありますが、これにはどのような意味が込められているのでしょうか?

学生の頃のお昼ご飯の時間などには、皆で一斉に「いただきます」と手を合わせてからご飯を食べ始めていましたよね。

学生時代にはそうすることで協調性を学んだり、皆で足並みを揃えることをしたりしましたが、大人になってからも誰かが挨拶するのを待ってから、一斉に飲み会やパーティーを始めることに、どのような意味があるのでしょうか?

学生の頃とは違い、単に協調性を学ぶためのものというわけではないのでしょう。

乾杯の挨拶に込められた意味や、どのような人が挨拶を任されるのかを以下にご紹介していきます。

その会をスタートさせる音頭の意味合いがある

乾杯の挨拶には、忘年会なり新年会なり、その会をスタートさせる音頭の意味合いがあります。

仲の良い友人同士や、少人数での飲み会であれば、わざわざ誰かが音頭を取って挨拶する必要はないでしょう。

それぞれにお酒が配られたら、その時点で「かんぱーい」の一言だけを掛けてグラスを合わせ、飲み始めるのが普通です。

また、一対一の飲みであれば、それすらもいちいちすることはなく、互いの飲み物が揃ったらその時点で飲み始めることが多いです。

乾杯の挨拶をわざわざ行うのは、結婚式や成人式など何か特別な行事ごとの際か、会社や合コンなど、複数人や大人数での際が多いです。

とくに社会人ともなれば、何かと会社の飲み会の機会が増えます。

同じ社内だけでも新年会や歓送迎会、忘年会に加えて取引先の会社とそれらの飲み会をすることもあります。

会社の付き合いだけでも増えるのに、そこにさらにプライベートの飲み会が増えると、一年でかなりの回数飲み会をしていることになるでしょう。

人付き合いの多い人では、しょっちゅう飲み会をする機会があるので、毎回楽しめれば良いですが、お酒が好きではないという人にとってはうんざりしてしまうかもしれませんね。

ともあれ、乾杯の挨拶には、「これから飲み会を始めますよ」という意味が込められています。

この挨拶を皮切りに、一気に場が盛り上がることが大半でしょう。

どういう人が乾杯挨拶をするの?


乾杯の挨拶は、どういう人がするのでしょうか?

一般的なイメージとしては、年長者や会社の上司などが多いと思います。

一方で、プライベートな飲み会では、飲み会を企画した人や幹事がその役をやることも多いでしょう。

また、プライベートな飲み会では積極的な人や場を盛り上げるのが上手な人が乾杯の挨拶をかって出ることが多いですが、会社の飲み会では上司や幹事以外でも、新入社員や上司から指名された人が行うこともあります。

いずれにせよ、飲み会の主旨やメンバーによって、そのつど乾杯の挨拶をする人は変わってきますので、毎回同じ人が音頭を取ることはあまりないでしょう。

何度も飲み会に参加している人は、いずれは自分の番が回ってくることもあるでしょう。

とくに飲み会が好きな人や、自主参加の際に進んで参加するような人では、より乾杯の挨拶を任される機会が増えることでしょう。

リーダー格の人

飲み会では、リーダー格の人が乾杯の挨拶をお願いされることが多いです。

例えば会社で忘年会や新年会、歓送迎会などの飲み会がある場合には、幹事は入社して少し経った人が指名されることが多いです。

会社によってはいきなり新入社員に幹事を任せることもありますが、その場合には先輩社員が手助けすることも多いです。

会社の飲み会では、幹事が乾杯の挨拶を取ることはそれほどありません。

大抵幹事は店の予約と飲み会参加者への情報の伝達を行い、飲み会ではその場の流れを仕切り、食事や飲み物に気を配り、全体の司会進行役を行います。

その上で乾杯の挨拶はその場のリーダー格である人にお願いすることが多いです。

飲み会の場で最も立場が上の人が課長であれば課長に、部長であれば部長にお願いします。

複数人役職のある人が居合わせた場合には、最も上司の立場の人に乾杯の挨拶をお願いするのが一般的です。

大規模な飲み会では、店を一軒貸し切って飲み会を行うところもあり、そうした場では社長が音頭を取ることがほとんどです。

リーダー格の人がその場で部下へ労いの言葉を掛けたり、これからも頑張ってほしい旨などを告げたりした後で、乾杯の音頭を取ります。

飲み会の場ではリーダー格の人に乾杯の挨拶をお願いすることで、その人の顔を立てることにもなります。

そのため、本人から「自分は良いからお前が音頭を取れ」と指示がない限りは、会社での飲み会はその場のリーダー格の人が飲み会の挨拶をすることが当たり前となっています。

人気者の人

会社の飲み会では、その場のリーダー格の人が乾杯の挨拶をすることが一般的ですが、プライベートな飲み会ではそうした暗黙のルールは存在しません。

プライベートな飲み会の場合、親族で集まってやる飲み会や、友達同士での飲み会、サークルや趣味の仲間同士での飲み会や合コンなど、さまざまなジャンルの飲み会があります。

親族やサークルなどの飲み会では、会社の飲み会のように年長者やリーダー格の人が乾杯の挨拶をすることが多いです。

また、プライベートな飲み会ですので、その場合にはそのまま年長者やリーダー格の人が幹事をやっていることも珍しくはありません。

一方で、友達同士の飲み会では、普段からとくに人気者の人が乾杯の挨拶を任されることが多いです。

これは、「この人ならきっと場を盛り上げてくれるだろう」という周りの人たちの期待や信頼が大きいためです。

あまり親しくない間柄で飲み会をする場合には、自分が挨拶をするのは面倒だから誰かにやってほしいという、消極的な理由で自分以外にお願いすることが少なくありませんが、友達や仲間同士での場合には、皆から慕われて頼りにされている人に自然と挨拶の役をお願いする流れが多いです。

さらに合コンの場合には、企画者や幹事が乾杯の挨拶を担当することが多いです。

飲み会の前にある程度メンバーが親しくなっていれば、その中からとくに人気者の人が挨拶役に選ばれることもあります。

このように、プライベートの飲み会では、基本的に明るく場を盛り上げてくれるような人に乾杯役をお願いすることが多いのです。

期待されている人

飲み会では、その場で最も期待されている人が乾杯の挨拶を任されることも多いです。

例えば会社の飲み会の場合、今年入社した新入社員に敢えて乾杯の挨拶を任せることがあります。

新入社員にとってはかなりの緊張とプレッシャーでガチガチになってしまうでしょうが、会社側は何も意地悪で乾杯の挨拶を任せているわけではありません。

良くも悪くも先輩たちからの新人への洗礼であり、「これから頑張ってほしい」という期待の気持ちも込められています。

また、広い部署では新入社員の存在をよく知らない人もいます。

飲み会の場で敢えて新入社員に音頭を取らせることで、その存在を社内の人たちに知ってもらおうという会社側の意図もあります。

新入社員にとっては拷問とも思えるプレッシャーの時間ですが、それにも新入社員への気遣いの気持ちが込められていることも多いので、先輩たちからの虐めだとは思わずに、この機会に先輩社員や上司に自分の顔を覚えてもらえるように努力しましょう。

最近の新入社員では歓迎会に参加しない人もいますが、飲み会の場は例え面倒でも、社内で自分の居場所を確立させるために必要な一つの儀式でもあります。

そこで乾杯の挨拶を任されれば、それだけ会社からの期待も大きいのだと前向きに受け止めましょう。

また、新入社員でなくとも、上司や会社のメンバーから期待されている実力派の社員でも、乾杯の挨拶を任されることがあります。

その時には堂々と笑顔で乾杯の音頭が取れると、より周囲からの印象はアップするでしょう。

乾杯の挨拶のポイントを抑えよう

乾杯の挨拶は、ただ「かんぱい!」と言えばいいというわけではありません。

乾杯の挨拶にも一通りの流れというものが存在します。

それは社則で決められていることではありませんが、一般的な流れを知っておくことで、飲み会でスムーズに音頭を取ることができます。

反対に、乾杯の挨拶について無知だと、その場の雰囲気を盛り下げてしまったり、グダグダになってしまったりします。

乾杯の挨拶一つとっても、周りはしっかりと挨拶担当の人の仕草や言動を見ていますので、相手から好印象をもらうためにも、事前に乾杯の挨拶のポイントを抑えておきましょう。

乾杯の挨拶の大まかな流れや、どのような内容で挨拶をすればいいのか、挨拶時間の長さその他のポイントを以下にご紹介していきます。

これから乾杯の挨拶をするという人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

挨拶の大まかな流れ


乾杯の挨拶には大まかな流れがあります。

その流れを切って唐突に乾杯の音頭を取ってしまうと、周りの人のリズムも崩れてグダグダな飲み会の始まりになってしまいます。

そうならないように、予め挨拶の大まかな流れを知っておきましょう。

乾杯の挨拶は、幹事役から「では、乾杯の音頭をお願いします」とふられたら、グラスを持って立ち上がります。

そして周囲を見渡せる位置で挨拶を行いましょう。

全員顔見知りの友人であれば、一々自己紹介をする必要はありません。

しかし、会社の飲み会や合コンなど、知らない人もいるような場面では、まず自分の自己紹介を軽く済ませておきます。

その後で自分なりに一言添えて、「乾杯!」とグラスを掲げましょう。

皆が乾杯を済ませたら席に戻り、その後は幹事に任せて自分は好きなように過ごしましょう。

乾杯の挨拶担当の仕事は、本当に乾杯の挨拶だけです。

それ以外は他の人と同じように過ごしてまったく問題はありません。

周囲に気を回せるのは良いことですが、気疲れし過ぎないようにしましょう。

自分の自己紹介

会社の飲み会の際には、自分の所属する部署や担当などを先に言ってから自分のフルネームを名乗ります。

新入社員の場合にはそれで周りの人に顔や名前、部署などを覚えてもらうことができます。

それ以外の場合では、年長者やリーダーとしてもし挨拶を任されたら、「ただいまご紹介にあずかりました〇〇です」と名乗るのが無難でしょう。

プライベートの飲み会ではこのような言い回しは堅苦しくなってしまうだけですので、「今日は集まってくれてありがとうございます!」と気軽な挨拶と共に自己紹介をすると良いでしょう。

もし合コンのように初対面同士での挨拶の場合には、後から皆が同じように続けるように、先に出身地や名前、趣味などを軽く紹介しておくと場が盛り上がりやすいでしょう。

いずれにせよ、乾杯の挨拶を任されたのなら、一方的に自分が満足するまで自己紹介するのではなく、周りの反応を見つつ、その場が盛り上がれるような自己紹介ができると良いですね。

もちろんそれはある程度場慣れしなければ難しいので、慣れていない人は予め自分で決めておいた自己紹介を済ませておけば問題ありません。

一言

挨拶の際には、何か一言添えることで場を和ませたり、盛り上がらせたりすることができます。

例えば会社の飲み会で自分が乾杯の挨拶を担当する際には、新入社員であれば「これから一生懸命に頑張っていきますので、何卒ご指導お願いいたします!」と謙虚な姿勢で挨拶出来れば十分です。

また、新入社員でなければ今後の抱負を述べるなり、上司の立場なら部下への労いの言葉を掛けるなりしましょう。

一方で、プライベートの飲み会での挨拶では、「今日は皆で楽しく過ごしましょう!」とその場の皆を気遣えるような一言があれば理想的です。

合コンなどでは異性受けを狙って、「俺に興味のある子は遠慮なく声をかけてください!」などと言うこともありますが、どんな内容でも周りが引かずに、その場が盛り上がるのなら問題はないでしょう。

いずれにせよ、飲み会の主旨に合わせた一言が言えると良いですね。

乾杯

挨拶の後には乾杯の合図です。

「それでは・・・」と前置きしておいてから、グラスを掲げて「乾杯!」と大きな声で音頭を取ります。

それに続いて周りの人たちも「乾杯!」と叫んでそれぞれにグラスを合わせてドリンクを飲みます。

この時に注意したいのが、乾杯の音頭を取る前に全員にきちんとグラスが行き渡っているかどうかを確認することです。

まだ飲み物がきていない人がいるのに乾杯してしまうのはその人に対して失礼ですし、乾杯の挨拶役としては大きな失態になります。

そのため、乾杯の音頭を取る前には全員分きちんとグラスが行き渡っているかを必ず確認してから行うようにしましょう。

挨拶を終えたらさっさと席に戻り、自分も飲み会を楽しみましょう。

全体的にどれくらいの長さで話す?

乾杯の挨拶は、シチュエーションによって話す内容や長さが変わってきます。

例えばプライベートの仲間内や親族での飲み会で、あまりに長々と挨拶をしていては「いいから早くしてよ」と顰蹙をかってしまいます。

親しい人同士での飲み会ほど、挨拶はノリ良く、短めにというのが定番で、かつ最も周囲の受けも良いでしょう。

例えば「今日は皆集まってくれてありがとう!久々の再会ということで、今日はとことん盛り上がりましょう!」といった内容のように、来てくれた人への感謝と、今日は楽しもうといった言葉を添えれば理想的です。

一方で、会社の飲み会や結婚式のように、やや畏まった行事ごとの際には、乾杯の挨拶も丁寧に行いましょう。

会社の飲み会の場合には、これまでの労いやこれからの抱負を、また結婚式の場合には新郎新婦の門出を祝した言葉を添えられると良いですね。

明るく適度な声量ではっきりと

乾杯の挨拶は、明るく適度な声量ではっきりとすることがポイントです。

せっかくの挨拶なのに、音頭を取る人がぼそぼそと聞こえにくい声量で話していては、場の盛り上がりに欠けます。

新入社員や内向的な人が乾杯の挨拶の担当にされた時には、緊張からよく小声になりますが、そこで頑張って明るく大きめの声で話せれば、周囲からも好印象に思われやすいです。

また、テンションが高い人ではつい大声になってしまいがちですが、あまり大声でも周囲の無関係な人たちに迷惑がかかってしまいますので、適度な声量で話すようにしましょう。

乾杯の挨拶を聴く人たちが、何を話しているのかが聞き取れる程度の声量で、かつはきはきと分かりやすく話せるのが理想的です。

乾杯の音頭を任された人は、予め練習しておくと良いでしょう。

ちょっとクスッと笑える内容を入れると場が和む

乾杯の挨拶では、ちょっとクスッと笑える内容を入れた方が、場が和んでオススメです。

例えば会社の飲み会の場合、上司が乾杯の挨拶をする際には、新入社員に向けて「自分は若い頃にはこんな失敗をした」という失敗談を、笑いを交えて話すことで、新入社員の緊張を解してあげることができるでしょう。

また、プライベートな飲み会でも、ちょっとした笑い話を交えることでその場が和み、より一層その場を盛り上げやすくなります。

結婚式や会社の挨拶など、堅苦しい挨拶が多い場面でも、敢えて笑いを交えることで、全体の雰囲気が和みます。

感動すること、ためになることを話すのも良い

乾杯の挨拶はその場にあったものにすることが大切ですが、時には聞き手を感動させることや、ためになることを話すことも大切です。

例えば結婚式の挨拶の場合、新郎新婦の話や、その両親に関するちょっとした感動話を盛り込むことで、その場を良い雰囲気に持っていくことが出来ます。

また、会社の飲み会での挨拶では、新入社員や部下たちに向けてためになる話をすると、興味深く話に聞き入ってくれることが多いでしょう。

乾杯の挨拶では、自分が話したいと思うことを話すのも良いですが、その場に集まっている人たちのためになるような話や、雰囲気を盛り上げることのできる話をチョイスすることも大切です。

それが出来る人は、乾杯の挨拶担当として相応しいと言えるでしょう。

その会の趣旨に沿った挨拶にするよう注意する

乾杯の挨拶では、大前提としてその会の趣旨に沿った内容にします。

会社の歓送迎会であれば、新入社員に向けての一言や、去っていく社員に対して一言があるのが良いでしょう。

また、忘年会であれば今年一年に対しての労いの言葉を掛けますし、また新年会であれば今年の仕事の抱負を述べるでしょう。

結婚式であれば新郎新婦のこれからの門出を祝い、友達同士の飲み会であれば、その場を盛り上げるような内容にするのが適当です。

乾杯の挨拶では、その会の趣旨に沿った内容でなければ場の空気を壊してしまいます。

そのため、乾杯の挨拶担当になった場合は、その会の主旨に合った内容を考えるようにしましょう。

乾杯の挨拶はどういう場でよく行われる?

乾杯の挨拶は、どういう場でよく行われるのでしょうか?

大抵は大人数で集まるような飲み会の場合には乾杯の挨拶があるというイメージがありますが、仲間内だけの場合には、本当にシンプルに「乾杯!」の挨拶があるだけのことも多いです。

乾杯の挨拶で、自己紹介をしたり、その場に集まった人たちに対して何か一言話したりする場合には、会社の飲み会や結婚式などそれなりにきちんとした場であることが少なくありません。

そうした場では、単なる飲み会とは違ってきちんとした乾杯の挨拶の内容を考えなければならないため、プレッシャーに感じる人も多いです。

会社の忘年会や新年会

会社の忘年会や新年会の場合には、仕事上での付き合いということもあり、例え飲み会と言えどそこまで無礼講になることはありません。

また、会社と言う一つの組織で飲み会を行うため、飲み会を始める際には必ずといっていいほどに乾杯の挨拶があります。

さらには、乾杯の挨拶もシンプルなものではなく、上司が今年一年を振り返ったり、または新年の抱負を語ったりと、それなりに内容が充実しているものが多いです。

あまりに話が長い場合には、内心でうんざりする社員もいるでしょうが、会社の方針や上司の考え方を知る良い機会にもなりますので、しっかりと話は聞いておいた方が良いでしょう。

また、歓送迎会の場合には新入社員が乾杯の挨拶の槍玉にあげられることもありますので、新入社員にとっては最初の試練と言ってもいいでしょう。

結婚式

結婚式での乾杯の挨拶は、新郎新婦から依頼された人が行います。

新郎新婦の共通の友人や会社の上司など、信頼関係から頼むこともあれば、相手の顔を立てるために乾杯の挨拶をお願いすることもあります。

どのような流れであれ、乾杯の挨拶を頼まれた人は、それなりのしっかりとした挨拶内容を考える必要がありますが、話が長くなりすぎるのは禁物です。

新郎新婦との軽いエピソードを交えながら、二人の門出を祝って乾杯の挨拶をするのが理想的でしょう。

間違ってもそこで、新郎新婦の失敗談を面白おかしく話したり、過去の恋愛話を暴露したりするのは止めましょう。

それをしてしまうと、結婚式自体を台無しにしてしまいます。

結婚式では既にお酒が入っていることも多いため、酔っぱらった状態での挨拶は控えた方が良いでしょう。

飲み会

飲み会でも乾杯の挨拶を行うことは多いです。

とはいえ、少人数での飲み会の場合には、それぞれに飲み物が行き渡ったら、挨拶らしい挨拶もないままにグラスを合わせて飲み始めることも少なくはありません。

一々乾杯の音頭を取るのは、大人数での飲み会の場合が多いです。

その場合は、ノリの良い人やリーダー格の人、幹事などが乾杯の挨拶を軽くして、場を盛り上げつつ飲み会を始めることが多いです。

合コン

合コンでは、大抵乾杯の挨拶を行います。

それも、幹事役の人や合コンを主催した人が音頭を取ることが多いです。

「それでは、出会いを記念して・・乾杯!」など、今日の出会いに感謝するといった内容で乾杯の挨拶をすることが多く、幹事やリーダー格が自己紹介を長々とすることはまずありません。

もし幹事がいなければ、その場で一番ノリのいい男性が乾杯の挨拶役に立候補することが多いです。

上手く乾杯の挨拶が出来れば、それだけ女性たちからの印象もアップするでしょう。

同窓会

同窓会でも乾杯の挨拶を行うことが多いです。

同窓会では、幹事役が乾杯の挨拶を行うことが多いですが、場合によっては当時の担任や教師が挨拶をすることもあります。

数年ぶり、数十年ぶりに再会するメンバーばかりですので、自然と乾杯の前から場が賑わっていることが多く、いざ乾杯の音頭の時には大いに場が盛り上がっていることでしょう。

そのため、乾杯の音頭を取る人も高いテンションを求められることが多いです。

当時の人気者だった人や、積極性のある人が挨拶担当をかって出る場合が多いです。

失敗しない乾杯挨拶の掛け声

飲み会での乾杯の挨拶の掛け声は、失敗してしまうと相当に悲惨です。

せっかく場が盛り上がっていたのに、挨拶のせいで場の空気が白けてしまうこともあります。

先ほどその会の趣旨に合わせた挨拶になるようにとご紹介しましたが、そこに十分に注意した上で、失敗しない乾杯挨拶の掛け声についてご紹介します。

忘年会の場合

忘年会の場合には、挨拶の内容は、今年一年を振り返ったものであることが多いです。

「今年はこんな一年になりました。皆さんお疲れ様です。」など、軽く一年を振り返った後で、その場にいる全員を労う言葉をかけてから乾杯の挨拶をするのが良いでしょう。

そこで自分の失敗談を面白おかしく話すことで、その場の雰囲気を和ませることも出来ますが、それはある程度挨拶役に慣れてからにした方が良いでしょう。

下手に自虐ネタをすると、場が凍ってしまうこともありますので、その場の雰囲気に合わせて内容を話していきましょう。

来年が更に良い一年になりますように、乾杯!

今年一年を振り返った後で、来年が今年よりも更に良い一年になりますようにとの掛け声をかけることが出来れば、忘年会の乾杯の挨拶としては完璧です。

今年の反省だけだと暗いムードになってしまうこともありますので、来年への明るい気持ちを交えて乾杯をすると、その場も盛り上がりやすいです。

結婚式の場合

結婚式の場合には、乾杯の挨拶をする自分が、新郎新婦とどのような関わりがあるかによって挨拶の内容が変わってきます。

例えば自分が会社の上司なら、結婚する部下への祝福の言葉と、二人の門出を祝った言葉を掛ければ良いでしょう。

また、もし自分が新郎新婦の友達であれば、友達としての良い思い出を語った後で、やはり二人の門出を祝った言葉で締めくくると良いでしょう。

〇〇君と〇〇さんのご結婚と未来を祝して、乾杯!

結婚式の乾杯の挨拶では、新郎新婦との思い出話を、笑いを交えながら話すのも良いでしょう。

新郎新婦にとって良い話であれば、思い出話を少ししてから、二人のこれからの門出を祝って乾杯の挨拶をするのが理想的な挨拶の流れとなります。

基本的には挨拶の最後には、「〇〇君と〇〇さんのご結婚と未来を祝して、乾杯!」という言葉で締めくくることが多いです。

同窓会の場合

同窓会では、数年ぶりに再会するメンバーが多いため、個人的な今の話をしたところでそれを理解出来る人は限定されてしまいます。

そのため、乾杯の挨拶では、当時のクラスや学年全体での思い出話を軽くすると場が盛り上がりやすいです。

例えば文化祭や体育祭で盛り上がった話や、全員で一致団結して何かをした時の思い出話など、その場の全員が思い出に浸れるような話しが出来ると良いでしょう。

皆との久しぶりの再会と、今後の親交を祝して、乾杯!

久しぶりの再会を喜ぶ挨拶の後で、今後のメンバーの親交を祝して乾杯するのが最も理想的です。

再会の喜びだけでも挨拶としては十分ですが、それだけだとその日で終わってしまうイメージもありますので、敢えて今後も交流を続けていけると良いねという一言を入れると良いでしょう。

これで乾杯挨拶は完璧!がんばって!

乾杯の挨拶に慣れている人は、とくに悩むこともなく音頭を取ることができるでしょうが、初めて音頭を取るという人は、いきなりスムーズな挨拶をすることは難しいでしょう。

とはいえ、周囲の人は初めて乾杯の挨拶をする人には大抵優しく、寛容に見てくれます。

そのため、「失敗してもなんぼだ!」という精神で乾杯の挨拶役にチャレンジしていきましょう。

何事も経験です。