新しい仕事を探すにあたって、皆さんは何を重要視して、星の数ほどある会社の中から「ココだ!」という、会社を見つけますか?

やりたい仕事だから?

給料が高いから?

会社の雰囲気が良さそう?

働きたい会社を選別する材料は、人それぞれです。

最重要項目に〝働きたい職種〟を置いていても、そこに給料や会社の雰囲気、社柄もある程度は自分自身に合っていないと、

その会社で長く働いていくことは難しいですよね。

就職、そして長く続けられる会社を選ぶことは、本当に難しいことなのです。

最近の大学生の就職活動状況は、昔とははるかに変わってきています。

就職氷河期と呼ばれた世代があったことを抜きにしても、

昔は、内定を何社からかもらってから、入社をする会社を決めていたものですが、

今の就職活動では、一社から内定をもらった時点で、その会社に入社することを決め、就職活動を終了する学生が多いと聞きます。

その背景には、昔に比べて、社会は圧倒的に情報化が進んだことがあります。

皆さんは働きたい会社や仕事を探す時、まず始めに何から行っていますか?

筆者は、インターネットで情報を集めるところから始めます。

就職活動中の学生たちも、大学で得られる会社情報だけを鵜呑みにはせず、独自に、インターネットで情報を集める世代なのです。

職種や業界、社名を入力して検索するだけで、その業界の雰囲気や、会社の評判も、簡単に調べることができます。

社会問題にもなった〝ブラック企業〟かどうかも、片手間に情報収集をすることが可能です。

就職、転職活動中の方のために、会社の評判や口コミを集めたポータルサイトもあるほどです。

昔は、実際に面接を受け、そこの会社で働く社員と話さないと、会社の雰囲気というものは掴めませんでした。

足で情報を稼ぐ時代が終わり、面接を受けるかどうかを、事前に情報収集をする時代になったので、就職活動生の内定は一つで終了なのです。

既に、選別に選別を重ね、面接を受けた会社からの内定なのですから、一つでも十分なのですね。

さて、これは、就職活動中の大学生だけに言えた話ではありません。

転職活動中の方や、新生活に向けてアルバイトやパートを探している方にも、当てはまる話です。

アルバイトやパートを探している場合でも、手当たり次第に問い合わせをしてみて、面接を受けてみるという方は少ないかと思います。

何故なら、面接って疲れるんですよね。

履歴書や職務経歴書を細々と制作するのは骨が折れますし、履歴書用の写真撮影だってタダではなく、いちいち身だしなみを整える手間もかかります。

そうなると、やはり、譲れない条件や希望を踏まえて、事前に面接をする会社やお店を選別し、手間を減らしたいと考えるのが人間です。

しかし、そうした情報収集の末、希望の条件を満たす会社が、何社もあるのでしょうか?

実際、すべての希望に見合った会社などはなく、何かを妥協せざるを得ない状況になるのが現実です。

ですが、それでも、運が良いことに、希望に見合う会社や近しい会社を見つけたら、

選別に選別を重ねて、やっと見つけた会社ですから、どうしても面接に受かり、入社をしたいですよね。

面接でポイントとなる「自分の長所」

会社の面接を受けた際、必ずといっていいほどに質問をされるのは「長所」であり、次いで「短所」です。

正社員の面接に限らず、アルバイトやパートの面接の場合でも、この「長所」「短所」を、質問される可能性は高いです。

それほど、面接においてはオーソドックスな質問であり、普遍的だから取り敢えず聞いてみる感もある質問です。

取り敢えず聞くだなんて、怠惰の一種なんじゃないの? とも思えなくもないですが、

今、初めて会った人がどのような人間であるのか、限られた時間で知るためには有効な質問なのです。

面接をする会社としては、これから一緒に働き、雇用して賃金を払う人間なのだから、短時間にでも、その人がどのような人間なのかを、見極めなくてはなりません。

私たちは事前に会社のことを調べて知っていても、会社側は私たちを調べることは出来ず、履歴書の一枚でしか知ってはいないのです。

そこで、この「長所」の質問が有効になってきます。

「あなたの長所はなんですか?」

と、問われて、パッと答えられる方は何人いらっしゃるでしょうか? 残念ながら、筆者は答えられませんでした。

もともと自己主張が乏しい我々は日本民族ですから、長所と聞かれても、きちんとした答えを用意していないと、大多数の日本人はろくに答えられはしないのです。

面接で大事なポイントとなる「長所」のアピール。

今一度、自分自身を見つめ直し、答えるべき内容を考えておきましょう。

しっかりとポイントをつかむことで、面接合格の門出をグッと引き寄せることができます。

面接官が好感を持つ7個の話からわかる長所

「あなたの長所は?」と聞かれたら、つまづくことなく、スラスラと話せるように、答えを用意しておきましょう。

備えあれば憂いなし。

準備が全てだ、という言葉もあるように、何事も想定をして、準備を行っていることは良いことです。

ですが、長所として答えることが、何でも良いというものではありません。

例えば、長所の一つに〝優しい〟というものがあります。

「あなたの長所は?」と問われて、「よく優しいと人に言われます」と、答えたとします。

優しいことは良いことで、プラスの要因に間違いがありませんが、なんだかぼんやりとした印象を受けてしまいませんか?

そっかあ、この人は優しいと言われてるんだあ……なんて、曖昧な印象を抱いて終わりです。

曖昧な印象のままで終わるだなんて、折角の〝優しい〟というプラスの要素なのに、もったいないとは思いませんか。

長所のアピールは、実際の出来事の経験などを混ぜ込んで、具体的に話すことが上手なアピール方法になります。

「よく人から優しいと言われます」これだけのアピールと、「◯◯をした時など、よく人から優しいと言われることがあります」と、

具体例を入れて話すのとでは、だいぶ印象が変わりますよね。

長所のアピールをする時は、このように具体的なエピソードを交えて、話をしていくのがいいでしょう。

また、長所としてコレをアピールした方が印象が良いだろうなあ……そう思う事柄がありますよね。

実際は、細かい作業などが苦手であるのに、丁寧でコツコツとした作業がいかにも得意なようにアピールする……。

など、面接合格に有効そうだからとアピールしたい気持ちは分かりますが、あまりにも事実と異なるものはいけません。

本当に合格した後に、仕事を続けていくのが苦しくなってしまうからです。

面接に合格することがゴールではなく、気持ち良く働いていけることが目的なのです。

いくつか長所としてアピールすると、面接官に好印象を与えるであろう例を上げていきますので、

自分自身の性格や経験に照らし合わせて、自分に合ったものをチョイスしてみてください。

1.過去の成功体験に基づいた長所の説明

過去に、何かをやり遂げたという話は、とても好印象なものになります。

あなたにも、何かしらの経験があるのではないでしょうか?

大きなものでも、小さなものでも良いのです。

勉強をして資格取得をした。

練習を積み重ねて、スポーツで優勝した。

血の滲む思いをして学び、高校や大学受験をして、第一志望校に合格をした。

学園祭や文化祭でも良いです。

仲間と力を合わせて、催し物を大盛況におさめた。

絵画や俳句、化学実験などの祭典で、見事な賞をとった。

など。

思い返してみると、様々な事柄が浮かんではきませんか?

大会での優勝や資格合格の話で努力家という長所がわかる

スポーツの大会での優勝や、試合での好成績といった輝かしい青春の舞台の裏側には、日々の練習の積み重ねがあり、あなたが努力をしてきたことを裏付けています。

その上、団体スポーツであればチームプレイが必要不可欠なので、あなたの協調性の良さも同時にアピールしてくれますよね。

個人競技では、一人で戦う精神力の強さを、示してくれる機会でもあります。

スポーツだけに限らず、何かの資格の合格や、学校受験でも同じです。

何故なら資格でも学校でも、合格をするためにはそれに見合う勉強が必要なので、

同じように、あなたの努力家の一面をアピールしてくれ、そして、その努力を積み重ねて継続していけるということを、示してくれるのです。

「あなたの長所は?」と聞かれたら、「◯◯の資格に合格するために、毎日◯時間を勉強に費やし、努力をしてやっと晴れて合格しました」というように、答えていくといいでしょう。

一度失敗したが諦めずにやって結果を残せた話で忍耐力がわかる

大会の優勝、資格の合格など、大舞台に乗った成績を残せなくても、何かをやり遂げた経験は糧になります。

優勝ではなく、準優勝でも、三位でも、それこそ最下位であってもいいのです。

確かに、成績の順位としたら大したことはないのですが、努力を重ねて精進したことには間違いはありません。

こういった経験のことは、結果に重点を置くのではなく、諦めずに努力を続けた経過のことを、具体的に話すようにしましょう。

結果に繋がるまでの経緯を話すことで、あなたが我慢強く、そして、辛抱強いことが表せられます。

研究や調査を主に行う職種の会社であれば、面接官に対して好印象なことが間違いなしです。

2.周囲の人に褒められた長所の話

自分自身で「自分の長所は◯◯です」と、主観でアピールするよりも、「◯◯だと人に褒められることが多くて」と、

他人からの意見を取り入れ、客観的な視点でアピールする方が、聞く側としては信憑性がありますよね。

自分のことは自分が一番によく分かるとは言いますが、自分の首元や背中などと鏡を通さないと見えない部分があるのと同じで、

他人を通さないと気付けない部分というものがあるものです。

他人からの指摘を受けて、初めて気付けたことはありませんか? 例えば、癖。

口癖や手癖などの癖は、自覚をして行っているものではなく、無自覚のうちに行ってしまう行動です。

他人に言われて、初めて自分の癖に気付く人は、とても多いものです。

家族や友人など、近しい距離と関係にいる方たちは、あなたが思っている以上に、あなたのことを見ていたりします。

癖と同じように、長所も性格の一端でありますから、無意識のうちに表れている可能性が大です。

他人から褒められることがあれば、「いやいやいや……」なんて否定をせずに、素直に受け止めて褒められたことを覚えておくようにしましょう。

自分自身では発見ができなかった、自分の良いところに気付けるキッカケなのです。

周囲の人も認める人格であることが分かる

「家族や友人からは、よく◯◯だと言われます」と、長所をアピールすることにより、

主観で話すよりも信憑性が高まることに加え、〝あなた〟という人間性も確実に示していることになります。

他人の目から見ても如実な長所であると同時に、それが周囲に受け入れられていて、認められた存在である、ということになるからです。

この人のこういうところが良いところだなあ〜と気付くことはあっても、実際に口に出して褒める機会が、あなたには頻繁にありますか?

そう、ありそうで、実際にはあまりないことなのです。

そんなに親しくない人に対して、急に褒め出すことは難しいですし、敢えて伝えたいとも思いません。

それなのに、実際に言葉にして伝え、褒めてくれる人が周囲にいるということを、「◯◯と言われます」と話すことでアピールができるんですよ。

3.協調性を持ちつつもその中で自分の個性を活かせる

生まれて間もない赤ちゃんには、〝お友達〟という感覚がありません。

一歳を過ぎ、二歳の頃から〝お友達と遊ぶ〟という、他者とのコミュニケーション方法を、ゆっくりと育んでいくようになります。

そうして、人間は保育園や幼稚園、小学校に入学し、中学校に上がる。

やがて高校に入り、大学を経て、社会人となっていくように、日本の社会では、人間がただ一人だけで生活を送ることは、無理に等しいです。

誰もが集団の中の一つとして、周りと共存しながら生きているのです。

お友達遊びを始める前の段階。

お友達遊びをしないからと言って、赤ちゃんに全くのコミュニケーション能力がないわけではありません。

赤ちゃんと言えど、周りの大人の様子をきちんと観察をしていますし、自分のお世話をしてくれる母親や父親の存在を、しっかりと認識しているのです。

そして、天使のような笑顔を見せてくれます。