労いの言葉を人からかけられた時に、嬉しくなったり、ホッとしたりすることがありますよね。

自分が労われて嬉しいと感じるということは、自分も誰かに労いの言葉をかけてあげれば、相手も喜んでくれやすいということでもあります。

互いに労える関係になれば、人間関係もより円滑なものに出来るでしょう。

そこで、労いをする時にやると効果があることや、効果的な労いの言い方をご紹介します。

労いができる人になろう!

誰でも人から労われると、嬉しいと感じます。

労いの言葉を受けることで、人は「自分の頑張りが他人に認められている」と感じます。

それは人が持っている承認欲求を大いに満たしてくれます。

また、労われることで、人から「感謝されている」とも感じます。

それにより、承認欲求だけでなく、いわば自己のボランティア欲求といったものも同時に満たされます。

人が勉強や仕事を一生懸命に頑張るのは、自分のためでもありますが、他人に「認められたい」という気持ちから行動している場合もあります。

そのため、人から労われるということは、それだけ人に自分のことを気にかけてもらえたり、頑張りを認めてもらえたりしていることでもあるので、労われることでよりやる気に火が付く人もいます。

人を育てる仕事をしている人は、そうした人の心理的な部分を上手く刺激してあげることで、効果的に人を成長させることが出来ます。

あなたももし、人を育てる立場になったり、部下を教育する立場になったりした時には、ぜひこの労いを上手く活用して効果的に成長させていきましょう。

また、誰かを育てる役目でなくとも、労いを使って他人と上手にコミュニケーションを取ったり、人間関係を円滑にしたりすることも可能ですので、ぜひ効果的に労いを活用出来る人を目指しましょう!

労いとは?


労いには、「骨折りに対して感謝の気持ちを表し、いたわる」という意味があります。

例えば誰かが勉強や仕事を頑張っていると感じたら労わってあげたり、また自分が誰かにお世話になった時には、感謝の気持ちと共に相手に労いの言葉をかけたりします。

また時には、自分自身を労ってあげることもあるでしょう。

誰しも自分のためだけに頑張っているつもりでも、実際には他人のことも助けていることが多いです。

出世したいから一生懸命に仕事をしていたら、その結果収入が増えて家計の助けになっていたり、自分が好きで勉強して弁護士になったら、何かの時にトラブルに巻き込まれた親族を助けたりと、自分のためだけにやっているつもりでも、それが誰かの助けにもなっている時には、自然と他人から労われる機会が増えます。

労いとは、主に誰かに助けられた、お世話になったと感謝している人が、その気持ちを相手に伝える形としてされることが多いのです。

褒めるのとは少し違う

労いは、褒める行為とは少し違います。

褒める行為には、「人のしたことや行いを優れていると評価して、そのことを讃える」という意味があります。

つまり、自分が「すごいなぁ」と感心した際にする行為です。

例えば学校で成績が一番になった人や、特技を活かして何かの賞を取った人に対して、それを讃える行為が「褒める」ことです。

人並み以上の結果を出す人は、当然それなりに努力していますので、その努力した過程について触れるのであれば、それは「労う」行為になります。

しかし、結果に対して優れていると判断して声をかけるのは、「褒める」行為になるのです。

また、「労う」行為には、それに対する感謝の気持ちが込められていることも多いですが、「褒める」行為ではそれとは少し違っています。

「労う」と「褒める」のニュアンスの違いに注意した言動を取るようにしましょう。

どういう時に労う?

あなたはどういう時に人を労いますか?大抵は、誰かが大変な思いをして頑張った時に労うことが多いでしょう。

それは親しい人や身内であればもちろんですが、直接自分とは関わりのない人に対しても、場合によっては労うことがあります。

例えば自分はまったく知らない相手でも、自分の生活の改善にどこかで役立ってくれた存在であれば、一言感謝の気持ちを表すために労いの言葉をかけることがあるでしょう。

労う行為は、場合によっては自分の知らない相手に対して行うことも珍しくはないのです。

では、どういう時に人を労うことが多いのでしょうか?以下に例を挙げていきます。

その人がすごく頑張ったと思った時


例えば自分の子どもが一生懸命に勉強して、第一希望の就職先に合格した時、親であれば誰でも喜ぶでしょう。

子どもによっては親の期待に応えてその就職先に決めたかもしれませんので、それであれば親はより子どもを褒め、同時に労いの言葉をかけることでしょう。

もし子どもが自分で希望の就職先を決めたとしても、ここまで立派に育ってくれたことに対して、親は嬉しく思い子どもを労うことが多いでしょう。

自分から見て、ものすごく頑張ったと思える人がいて、それが親しい人であれば尚のこと、「よく頑張ったね」と労う気持ちになります。

もしそれが自分のよく知らない人であっても、見たり聞いたりしてその人の頑張りを感じれば、労う気持ちが自然と湧いてくることもあります。

その労いの気持ちは人の持つ優しさでもあります。

誰かを思いやり、相手の気持ちに共感したり、苦労を思いやったりする気持ちがあるからこそ、労いという行為が自然と生まれるのです。

困難にも負けず立ち向かっているのを見た時

人から見て、「これは無理だろう」と思えることにも、諦めることなく一生懸命に立ち向かっていく人がいます。

懸命に困難に立ち向かった結果、例えそれで失敗したとしても、その人が一生懸命に努力した事実を知っている人は、自然と労う気持ちが湧いてくることも多いです。

人によっては、「最初から無理なことに挑んで、時間の無駄だった」と厳しい判断を下す人もいるでしょう。

しかし、がむしゃらに努力している姿を見れば、結果から考察して厳しい判断を下すことはあっても、過程の努力まで馬鹿にすることはないでしょう。

もし誰もが無理だと思う困難に立ち向かい、それで奇跡的に成功することがあれば、それは大きな感動を生むでしょう。

その人の行動を見た人たちは勇気づけられることも多いでしょう。

そしてこれまでの努力を労い、見事な結果を讃えることでしょう。

しかし、結果に対する称賛は、あくまでも成功しなければ得られるものではありません。

一方で労いの気持ちとは、その人の結果に関係なく過程によって生まれるものなのです。

労いの頻度もポイント

誰かを労う際には、その頻度も重要なポイントです。

このポイントを間違えてしまうと、折角の労いの気持ちも相手にとっては鬱陶しいものに感じられてしまうこともあります。

また、本当に労う気持ちがあるのかどうかと疑わしく思われてしまうこともあるでしょう。

労いの気持ちはこちらの好意から自然と生まれるものですが、どうせならばそれを拒絶されることなく、素直に相手に受け取って欲しいと思いますよね。

労いの押しつけは良くありませんが、それでも労いの気持ちに対して、「ありがとう」と笑顔で返されると、こちらもより嬉しく思えるものです。

そのため、誰かを労う際には相手に誤解を与えないように、いくつかのポイントに注意して労うようにしましょう。

以下にポイントをご紹介していきます。

あまり頻繁だと慣れてしまって嬉しいと感じなくなる

労いの言葉は、自分が「頑張った」と感じている時にかけられると、一層嬉しく受け取れるものです。

逆を言えば、自分が特別努力もしていない、何でもない時に労いの言葉を受けても、さして嬉しいと感じることはないでしょう。

また、あまり頻繁に労いをかけられても、「そんなに自分は大変そうに見えるのか?」「苦労しているように周りからは見えるのだろうか?」と要らぬ不安を抱いてしまうこともあるかもしれません。

さらに、最初は労われることを嬉しいと感じていても、それが頻繁だと労われることに慣れてしまって、嬉しいと思えなくなったり、人によっては労われることが当たり前になってしまって、自分を労わない人がいればそれに対して不満を覚えるようになってしまったりもします。

労いは甘やかすこととは違いますが、必要以上に労い過ぎてしまっても、「自分は大変なんだ!」「こんなに努力しているんだ!」とおかしな自信をつけさせてしまう可能性もあります。

とくに元々「悲劇の主人公」に陥りやすいタイプの人は、労われることに慣れてしまうと、ちょっと労われないだけで「自分の努力が報われない」と面倒なごねを捏ねる可能性もあります。

そのため、労いはあまり頻繁にしないようにしましょう。

飴と鞭のように、時々一言労うだけで効果は十分

誰しも何の報酬も対価もなく頑張り続けることは難しいです。

勉強がどれだけ苦痛でも、志望校に合格するという結果を期待するからこそ頑張ることが出来ますし、仕事がどれだけ大変でも、月末の給料日を楽しみにしているからこそ辛さを乗り切ることが出来ます。

また、趣味や自分の楽しみがこの後で待っているからこそ、今の苦しい時間を耐えることも出来るのです。

人は自分が辛い、苦しいと思うことに取り組む時、その辛さに報いるような報酬や対価を自分で用意することでその時頑張ることが出来ます。

もしも努力しても何の対価も報酬もなければ、いずれは頑張り続ける人生に疲れてしまい、何をする気力も失ってしまうでしょう。

そうならないように、人は自分で活力や原動力となるものを無意識に用意します。

人同士の関係も同じことが言えます。

「この人に振り向いて欲しいから努力してきれいになる」「ありがとうと感謝してもらいたいから頑張る」「自分の存在を認めて欲しいから一生懸命になる」など、誰かに対する期待感が少なからずあるからこそ、今を頑張ることが出来るのです。

人はそうした期待を抱きながら日々努力しています。

そこに時々、「いつもありがとうね」「よく頑張っているね」と一言労いの言葉をかけてあげることで、相手の承認欲求や期待が満たされて、精神的に高揚したり、安定したりします。

いつも甘やかされたり労われたりするとそれが当たり前になってしまいますが、時々一言だけ労ってもらえることで、よりその人のやる気に繋がることがあるのです。

簡単なことに対していちいち労われると逆効果になることも

あまり労われる頻度が多いと、人はそれに慣れてしまったり、当たり前と感じてしまったりします。

そうすると、こちらの労う気持ちも十分に相手には受け取ってもらえなくなってします。

また、あまり簡単なことに対して一々労われると、それが逆効果になってしまうこともあります。

例えばあなたが落ちているゴミをゴミ箱に捨てただけで、「すごいね、よくやったね」と言われたり、仕事で必要な書類をコピーしただけで「頑張っているね」と労われたりしたら、はたしてそれを嬉しいと感じるでしょうか?

滅多に人を褒めない相手から何かの拍子に一言労われることがあれば、もちろん嬉しいと感じることがあるでしょう。

しかしそうではなく、ごく日常的な、当たり前のことをしただけで一々人から労われると、何だか不気味に感じたり、妙に不快に感じてしまったりはしませんか?

人によっては、「こんなに労うなんて、もしかして何か企みでもあるんじゃあ・・?」と感じたり、嫌味に感じたりすることもあるでしょう。

労いとは、あくまでも一生懸命に頑張った結果、されて嬉しいと感じる行為です。

簡単なことに対して一々労いをかける必要はなく、またしない方が良いのです。

労いをする時にやると効果がある3つのこと

誰かを労う時に、労いの言葉と同時にやると効果的とされていることがあります。

それをすることで、相手がより嬉しいと感じたり、喜んでこちらの気持ちを受け取ってくれる可能性が高いです。

どんなことをすると相手が喜んでくれやすいのか、以下にご紹介していきます。

同時にプレゼントを渡す

労いは、基本的に人に対して労わりの言葉をかける行為を指します。

その際に、同時に物を渡すことで、相手がより喜んでくれることがあります。

一緒に渡すものはその場のシチュエーションに合わせたものが良いでしょう。

例えば志望校に合格したり、就職先が決まったりと、特別な労いであれば、記念になるアイテムや、相手がこれから必要になるものをプレゼントすると喜ばれます。

また、仕事で残業をしている人へのプレゼントであれば、食べ物や飲み物の差し入れといった、エネルギーを補給出来るものが良いでしょう。

もしくは仕事が終わった後に食事を驕るのも効果的な方法です。

その場限りで消費出来るものも良いですが、形に残るプレゼントをする場合には、その後も相手がプレゼントされたものを見て、「これからも頑張ろう」とやる気の源にしてくれると労う側も嬉しいですよね。

労いのプレゼントは、相手がもらったら喜んでくれそうなものを考えて贈るようにしましょう。

たくさん人がいる前で労う

どんなに恥ずかしがり屋の人でも、自分が一生懸命に努力したことを人から労われる時には、大勢の前で労ってもらえると恥ずかしさよりも嬉しさの方が勝るものです。

大勢の前で労われると、それだけ自分の頑張りが周囲の人にも認められるものだったのだと実感出来ます。

そのため労いの言葉もより心に響きますし、同時に周囲からの評判も上がりますので、労う人は相手をよりやる気にさせ、また労われる人も周囲に認められることで、嬉しさや満足感を得ることが出来ます。

具体的にどこが素晴らしいかを言う

労いの言葉をかける時には、具体的にどんな部分が素晴らしかったのかを相手に伝えるようにします。

「良かったよ」「頑張ったね」という言葉だけでも嬉しいと感じる人もいますが、相手との関係や労い方によっては、社交辞令だと捉えてしまう人もいます。

そのため、労う時にはありきたりな台詞ではなく、具体的に相手のどんな部分に良かったと感じたのかを伝えてあげるようにしましょう。

より具体的な言葉をもらえると、言われた方も「自分のことをしっかりと見てくれていた」と認識することが出来ます。

労いの言葉の例

労いの言葉にはさまざまなものがあります。

シチュエーションによってその場でかけるべき労いの言葉は変わってきますが、一般的にはどのような労いの言葉があるのでしょうか?具体例を以下にご紹介していきます。

「お疲れ様!」

よく仕事の途中や終業時に、「お疲れ様です」と声をかけることがあります。

この場合の「お疲れ様」は大半が挨拶や社交辞令です。

それを言い合う人たちは単なる挨拶や社交辞令だと自覚していますので、そこまで気持ちを込めることなく、形式上口にすることが多いでしょう。

しかし、そうした場合を除いて、相手が本当に頑張ったと思った時には、労いの気持ちを込めて「お疲れ様!よく頑張ったね」と声をかけます。

気持ちを込めて、笑顔でそう労いの言葉をかければ、相手も自然と笑顔になることが多いでしょう。

形式上の言葉と違い、労う際には言葉に気持ちがこもります。

そしてそれは相手にも伝わりやすいです。

「頑張っているね!」

自分が一生懸命に頑張っている時に、「頑張っているね!」と励ましの言葉をかけられると、自分の頑張りを人に認めてもらえていることが分かり、嬉しく思う人は多いです。

捻くれた人では「見れば分かるだろう」と思うこともありますが、それでも何の労いの言葉ももらえないよりは、本心ではまんざらでもなく感じていることが少なくありません。

「頑張っているね!」という労いの言葉は不思議なもので、そのたった一言だけで相手を喜ばせたり、よりやる気にさせたりすることが出来ます。

普段は会う機会のない偉い役職の人から「頑張っているね」と声をかけられると、それだけで「自分の頑張りを見てくれているのかも!」と内心期待して、一層仕事を頑張ろうという気になることもあります。

「いつもありがとう」

「いつもありがとう」という言葉には、自分の頑張りをいつも見てくれていることの他にも、感謝しているという気持ちも込められています。

仕事として当たり前に接客をしているだけなのに、「いつもありがとうね」と言われると、それだけで嬉しく思えて、これからの仕事も頑張ろうとやる気に繋がることも多いです。

人によっては、「頑張っているね」「いつもお疲れ様」という言葉をかけられるよりも、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えられる方がより嬉しいと感じる人もいます。

「◯◯さんがいてとても助かったよ!」

「◯◯さんがいてとても助かったよ!」という労いの言葉では、言われた側が「自分だからこそ感謝してもらえた」という特別感を味わうことも出来ますので、承認欲求を大いに満たされ、また「感謝された」という喜びも感じることが出来ます。

人を褒めたり、労ったりして伸ばすことが上手な人は、このように「◯◯さんがいたから」と名指しすることで特別感を出し、巧みに相手をさらにやる気にさせることが出来ます。

【労いの言葉については、こちらの記事もチェック!】

労われると人はどうなる?

労いをかける人は、本当に労いの気持ちを持ってすることもあれば、相手にやる気を出させるために労うこともあります。

一方で、労われた人は、それをどのように感じるのでしょうか?また、受け止め方によっては、その後の行動が変わってくることもあります。

労いをされた人が感じることの多い印象をご紹介していきます。

とても嬉しい

大半の人は、自分が労われればそれを嬉しいと感じます。

とくに自分が今「とても頑張っている」という自覚がある人は、それを人から認めてもらえたと感じてとても嬉しく思えることでしょう。

そして嬉しいと感じれば、気持ちが高揚しますので、さらに頑張ろうとやる気になる人も多いです。

成績を上げた人ならさらに勉強しようという気になりますし、仕事で労いをされた人は、より積極的に仕事に取り組もうとするでしょう。

そして、嬉しい気持ちから笑顔になりやすく、気持ちも前向きになります。

人が自分をきちんと見ていることが分かり、気が引き締まる

人から労いをかけられると、少なくとも労った人は自分のことを「見ている」のだということが分かります。

それは嬉しくもありますが、同時にかなり気が引き締まります。

誰かが自分を見ていると思ったら、一挙一動、仕事に対する取り組み方にも一層熱が入ります。

自分を見ている人がいるからこそ、「変なところは見せられない」と気合が入ります。

また、自分を労ってくれた人に対して、「幻滅させたくない」という気持にもなりますので、その後も適当に仕事をすることはないでしょう。

プレッシャーに弱い人では、誰かが自分を見ていると思うと一切気が抜けなくなり、プレッシャーで疲れてしまうこともあります。

そういう人には、その人が何か特別に頑張った時にのみ労いの言葉をかけ、それ以外ではあまり声をかけすぎないようにしましょう。

じんわり心が温まる

一生懸命に頑張っていると、誰でも心身ともに疲れてきてしまいます。

その頑張る時間が長いほど、途中で心が折れてしまいそうになったり、集中力が切れやすくなってしまったりします。

そんな時に、「いつもお疲れ様」「いつもありがとうね」などと労いの言葉をかけられると、疲れた心にそれが伝わり、じんわりと心が温まります。

疲れた心に届く労いや感謝の言葉ほど、心を温かくしてくれるものはないでしょう。

まるで冷え切ったお腹に一杯のスープが染み渡るように、労いの言葉は相手の疲れた気持ちを溶かしてくれるのです。

自信がつく

どんなに一生懸命に努力しても、それが結果として実らなければショックで落ち込んでしまう人は多いです。

志望校に落ちたり、希望の就職先に不採用になったりと、努力を台無しにする結果になった時に、人は心底落ち込んで自信を失くしてしまいます。

しかし、そんな時にこそ労いの言葉をかけられると、落ち込みから脱却でき、場合によっては自信をつけることも出来ます。

どんなに努力をしても、現実は「結果が全て」です。

しかし、労いは結果にではなく、過程に対してかけられるものです。

例え失敗しても不合格になっても、その人が一生懸命に努力したことには変わりありません。

その部分を上手に労い、元気づけることが出来れば、落ち込んでいた人も「ここまでは自分は頑張った」と自信を付けられるようになるでしょう。

次も頑張ろうと思う

人から労いの言葉をかけられると、どんな人でも少なからず嬉しいと感じるでしょう。

中には素直でない人もいますが、内心はまんざらではないことが多いです。

素直に嬉しいと感じる人は、それがさらにやる気に繋がり、次も頑張ろうと思います。

人が力を発揮するのは日々の努力や集中力、行為に対する報酬などですが、人からの励ましや労いの言葉によっても大いに発揮されます。

そしてこれまでよりもさらに努力することでより良い結果を生み出すことが出来、それがまたその人の自信に繋がることもあるのです。

自分のことも時には労おう

労いというのは、何も人に対して行うだけのものではありません。

時には自分自身のことも労ってあげる必要があり、またそれにより自分自身へのメリットにもなります。

また、見るからに頑張っていれば周囲の人はそれに気づいて労いの言葉をかけてくれることはありますが、いつもそうというわけではありません。

周りの人からは気付かれない部分でひっそりと努力を続けてることもありますので、そうした場合には自分で自分を労ってあげる必要があるのです。

自分を労うことのメリット

時には自分自身を労ってあげることで、さまざまなメリットが得られます。

人からは見えない部分で努力をしていれば、時にはそれを自分で労ってあげなければ、努力に対する評価や報酬を得られずに、疲れてしまうでしょう。

しかし、適度に自分を労ってあげることでやる気を継続させ、さらにはメリットを得ることも出来ます。

では、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

疲れが取れる

時には自分自身を労ってあげることで、日頃の疲れを取ることが出来ます。

例えばダイエットをしていて、毎日食事制限や運動を頑張っているのなら、週に1日は休みの日を設けて、少量でも自分の好きなものを食べ、激しい運動は控えてゆっくり銭湯などに入って体の疲れをケアしてあげます。

また、仕事を頑張っている人は、どこかで1日休みを取って小旅行に出かけたり、ゆっくりと体を休めたりして気分転換をするのも良いでしょう。

自分で自分を労う際には、自分に「頑張っている」と言い聞かせる方法もありますが、適度にご褒美を与えてあげる方が、早く疲れを取ることが出来るでしょう。

次への活力を得ることができる

自分で自分を労ってあげることで、日頃の疲れを取って、次への活力を得ることが出来ます。

頻繁に自分を甘やかすのは良くありませんが、たまにご褒美を与えてあげることで、より「次も頑張ろう!」と活力を得たり、やる気を出したりすることが出来ます。

そうして気持ちを切り替えることで、明日からもまた一生懸命に頑張ることが出来るのです。

自分に自信が付く

マラソンをする時に、「あの電柱までは頑張ろう作戦」というのがあります。

それは毎回「あの電柱まで」と自分が目星を付けた場所までは、立ち止まることなく頑張って走り続け、到着したら休憩するというやり方です。

このやり方を用いれば、少しずつでも確実にゴールまで走り続けることが出来ます。

また、体が辛くて立ち止まりたい時にも、目の前に分かりやすい目標があれば、「あそこまでは何とか頑張ろう」と力を振り絞ることが可能になります。

マラソンだけでなく、仕事や勉強でもこうした方法を採用すれば、最終的には自分の目標まで到達出来るようになります。

また、自分が「ここまではやろう」と決めたことが出来ると、それが「ここまでは出来た」という自信にも繋がります。

自分への労いも、「ここまでは頑張れた」という自信を付けることになりますので、精神的な部分でやる気が出しやすくなります。

労いの言葉は心を込めて

いかがでしたでしょうか?さまざまなシチュエーションによって、相手にかける労いの言葉は変わってきます。

時には労いの言葉と一緒にプレゼントをすると相手は喜んでくれることが多いですし、また労いをかけるタイミングが上手だと、相手はよりやる気になって一生懸命に頑張ろうとしてくれます。

また、労いの言葉というのは、心を込めなければ相手には単なる社交辞令だと思われてしまいますので、相手を労わる気持ちがある人は、しっかりと気持ちを込めて伝えるようにしましょう。