対人関係は仕事でもプライベートでも悩みの種ですよね。

全人類と仲良くするなんてできることじゃありませんから、悩むのも当然です。

しかし、そのまま放置するのも居心地が悪いもの。

できることなら解決、せめて緩和したいはずです。

この記事では、ありがちな対人関係の悩み10個と対策方法についてご紹介します。

対人関係で悩んでいる人は多いはず

子供から大人まで対人関係は永遠に付きまとう悩みです。

いくつになっても人によって合う合わないはあるし、正解もない世界のため対処に困って疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。

何か大きな失敗の経験から、人間関係の構築そのものに抵抗がある人もいます。

子供の頃や学生くらいまでは、好き嫌いで付き合う人間関係を選べますが、大人になると、仕事関係や結婚相手の人間関係やその家族、近所など嫌な人がいても逃れられないので、それも悩みの原因となります。

心が疲弊しストレスを感じる

どんなに給料が良くて仕事内容自体は好きでも、人間関係が最低の職場に居続けることはよほどの耐性がなければ不可能です。

あらゆる好条件を無にするほど人間関係によるストレスは大きいといえます。

人間関係は先述した通り、正解がありません。

しかも、人の性格というのはそうそう変わりませんから、急激に相性が良くなるというのも稀です。

なかなか解決の糸口も見えず、ただ受け流す内に心が摩耗して疲れていきます。

体調を壊す場合もある

精神的に追い詰められると体調にも影響します。

食欲の低下、睡眠不足などから肌荒れ、内臓へのトラブルを引き起こし、体調が悪いと精神も好転できなくなるという悪循環に陥るのです。

動悸や息切れになることもあります。

職場での人間関係の悩みが深刻だと、朝起きられなくもなります。

これは目覚まし時計を複数かけても全然なおりません。

これは脳が疲れ切っていて体も悲鳴を上げているので休まなければならないという警告であり、遅刻するとより関係が悪化するという恐怖がさらに拍車をかけてどんどん起き上がれなくなっていくからです。

それでも体に鞭打って仕度をしますが、体はずっしりと重く体温も上がらず、満員電車でイライラがマックスを振り切ります。

職場に着くころには疲れ果ててしまい人間関係どころか仕事すらままなりません。

対人関係でありがちな10個の悩み

みな誰しも人間関係には何かしらの悩みを抱えているものですが、隠すのが上手いので自分だけが上手くできないのではないかと考えてしまうかもしれません。

でも、そんなことはないので、対人関係にありがちな悩みを見ていきましょう。

ご紹介する10個の中に、まさに自分が悩んでいるものがあれば、共感できる人が世の中にいることを知れるはずです。

1、馬が合わない人がいる

興味や考え方が全く合わず、付き合いにくいほどの人はどこにでもいます。

同じ職場や環境にいても同じような考え方の人間だけというわけではないからです。

客観的に見れば、同じような考え方の人だけだと会社として間違った方向に進んでいるときのブレーキが効かないので、多様な人材を配置することは当然です。

とはいえ、同じ目標に向かって進んでいく中での意見の対立と、人間性に著しく欠損のある嫌がらせじみた対立とではわけが違います。

大概、馬が合わないことが人間関係の悩みにまで陥る場合は相手方の悪意を感じ取っている場合です。

そうでもなければ、心が疲れるほど悩んだりはしないはずです。

悪意にもさまざまなタイプがあります。

理由はわからずとも個人的に嫌われている場合はもちろんのこと、単にその人が強情なタイプであらゆる人の意見を聞き入れない姿勢を誇示して話にならなかったり、なにか一つ斜めからの意見を言わなければ気が済まないタイプに振り回されるなどさまざまです。

2、セクハラ・マタハラ・パワハラ発言してくる


逃れられない関係性の人からセクハラ・マタハラ・パワハラを受けたらもうメンタルはボロボロにされてしまいます。

「最近はなんでもかんでもセクハラになる。やりづらい。」とテレビのコメンテーターなども平気で口にしますが、された方からすれば「限度を知らないバカが多すぎる」という話ですよね。

まずセクハラからですが、男性にしても女性にしてもシモネタの許容範囲は人によって違います。

いわゆる「ノリの良い女性」は飲み会などの場で男性に交じってシモネタ談義に花を咲かせることがあります。

自分の経験などもセキララに語ったり、上手いことつっこみを入れたりしているので許容範囲は広めです。

でもここで男性が「じゃあ俺と今晩寝ようよ」と言ったり、ましてや触ってきたら「はぁ?」って感じです。

「何勘違いしてんだよこのバカ」と殴りたくなるでしょう。

楽しめることと無礼にあたることの区別もできないような人が多すぎるのです。

マタハラはマタニティーハラスメントの略です。

結婚すると「どうせ子供できて辞めるんでしょ?」とか「またつわりで休み?」とか何考えて言ってるんだコイツ…とこれもまた殴りたくなるような事案です。

まだまだ日本は男性社会なのでこれが露骨です。

しかもそれが相手を傷つけているなんて一生知らないままというおバカな男性もたくさんいます。

自分が妊娠を経験できないため想像さえしないのでしょう。

しかも同性からもマタハラを受けることがありますから大変です。

年配女性の昔の価値観から「子供がお腹にいるのに働くなんて何かあったらどうするの」とか「旦那さんに食べさせてもらえるんだからいいじゃない」とか、しかも言ってる本人は親切を楯にしてくるのでやっかい極まりないです。

パワハラは上下関係を理由に長時間労働を強制したり、大したことでもないので人前でつるし上げのように怒鳴られたり、本来の納期ではないことを言いつけられて無意味に残業させられたり、責任を押し付けられて評価を下げられたりなど本当にさまざまです。

あるいは自分だけ極端に仕事を与えられない、もしくは取り上げられる、自分の挨拶だけ無視されるなんてこともあります。

3、悪口・陰口を言われている


根も葉も無いことや、ちょっとしたことを誇張して取り上げて悪口や陰口を言う人がいます。

悪口でしか盛り上がれない人は劣等感の塊です。

自分が劣っているから周りを下げて自分と同レベルに落とし込みたいと考えています。

逆に言えば、根も葉もない悪口を言われているということは、その人が自分の劣等を感じるほど高いレベルにいるということです。

また悪口に同調してくれる人も自分と同じレベルにいると考えるので、その安心を求めて悪口を言いまくる傾向があります。

悪口の標的にした人物が去るとあらたな敵を作りだすので長い目で見ると周囲から人がいなくなっていくのですが、複数人そういうタイプが固まって悪口集団と化していると、もはやその人たちがルールの場所になっていたりするので速攻逃げた方が良いです。

頑張って耐えても何も良いことがありません。

4、会話に参加出来ない

これは周囲が原因になっていることもありますが、多くの場合は自分の問題です。

あらゆる相手との共通点や話題を見いだせないということは、自分の中に話せるだけの情報や知識が無いということに等しいからです。

結果的に「会話に参加出来ない」が悩みになりますが、立ち止まって見るとその前段に「無趣味」「情報へのアンテナが無い」「そもそも相手に興味を持っていない」などが見つかります。

一方、周囲の問題であることもあります。

全く業務に関係のない、偏った趣味の話ばかりで延々盛り上がっている人が職場の大半を占めるなどの場合です。

しかもその話題の内容もコアすぎてついていけないということがあります。

ただそれだけで世間話には入れないけど業務上のコミュニケーションは上手くいくならいいのですが、職場で延々と趣味の話をするくらい空気の読めない相手なわけですから、その仲の良し悪しを業務上にも持ち込んでくるケースは多いです。

プライベートにおいても、以前からの付き合いがある友人たちが共通の趣味を持ったものの、自分だけはそれを趣味とできなかった場合などは話に入れないタイミングが多くなるので疎外感を覚えるでしょう。

かといって無理して趣味にしてみても基本的に興味がないわけですから会話に付き合うたびに心が疲弊します。

長続きはしません。

5、理由は分からないが避けられている

一番意味不明なパターンです。

陰湿極まりないです。

この場合、掘り下げても本当に大した理由なんてありません。

「ただ嫌」これだけです。

多くの場合、悪口を言う人と同じくその相手が劣等感を感じている傾向がみられます。

自分の劣等さを認めたくないので、それを感じさせてくる人、つまり自分より優秀あるいは、まだその段階ではないが自分を超えてくる可能性のある人を避けているのです。

これは容姿なども関係します。

美人がやたらと悪口を言われたりするのと同様に、自分よりおしゃれだったり、同じ勤務時間同じ給与なのにネイルやヘアケアに気を遣っている人を見ると異次元の存在に感じてしまうのです。

6、プライベートを詮索してくる

絶対相手にしちゃダメなのがプライベートを詮索してくる奴らです。

これは悩まず拒絶した方が身のため。

職場やママ友で詮索してくる人は大概フレネミーなので、きっぱり断絶できなくても受け流して極力避けましょう。

フレネミーというのはフレンドとエネミーを合わせた造語で友達を装った敵のことです。

詮索好きな人は相手の情報を握ることで優位に立とうとする傾向があります。

支配欲や自己愛が強い上に、噂好き、詮索されたくないという相手の表情すら読めない鈍感さを持ち合わせているので非常にやっかいです。

しかも大体の場合「仲良くなりたいから」を武器にしてくるので面倒極まりありません。

7、いじめ

「弱い者いじめ」という言葉がありますが、本当の弱い者はいじめをしてくる人のことです。

自分が大した者ではないため、他を下げて自分を優位に見せたいのですが、かなり相手を下げないと優位に見せられないくらいどうしようもない人間なので、いじめにまで発展させます。

所詮はザコですから無視しておくのがベスト。

しかし、傷つくのでそうも言ってられないのが現実です。

程度を知らぬ子供のいじめは、物を取ったり隠したり、暴力を振るったりというものなので窃盗、障害、暴行、強要、恐喝、器物損壊など刑罰の対象になるものが多く、悪質なものは学校を通さず速やかに警察に通報すればなんとかなります。

しかし、大人のいじめというのは程度を知っているからこそ悪質です。

根も葉もないうわさ話などは名誉棄損に該当しそうですが、刑事事件に問うためには社会的評価の低下、故意、公然性がないと成立しないので、多くの場合民事事件になってしまいます。

そうすると裁判費用などを出さなければならないので大変面倒です。

裁判で勝たないと金額も戻ってきません。

そのため、多くの人はただ耐えるのみとなってしまいます。

できることならそんな場からは抜け出した方がいいでしょう。

仕事なら立ち上がれなくなる前に辞めた方がいいです。

いじめに耐えるより貧乏に耐えながら次の職を探す方が、長期的に見て得られる金額は高くなります。

鬱病になると薬代が結構かかるし次の仕事を探すのすら精神的ダメージと人間不信のせいでもっと苦しくなります。

8、苦手だと言ってもお酒を進めてくる

日本は昔から「飲みにケーション」と称して仕事と酒が一緒に考えられる節があります。

お酒がダメな人からすると、とんでもない話なのですが、これを重要視する輩は未だにいますから迷惑極まりありません。

断っても酒を進めてきたり、自分の立場を利用して後輩や部下に酒を飲ませる行為は犯罪にあたります。

2012年、とある大学構内で飲酒死亡事故が起きました。

死亡したのが未成年だったということもあり大問題となりました。

結果的には遺族との和解になったのですが、大学側は介抱体制の不備、パーティが作り上げた強要的雰囲気、組織的にそのような状況を作り上げたことを「一種の強要」として認めて謝罪しています。

弁護士ドットコムによれば、お酒の勧め方によっては強要罪に問われ、急性アルコール中毒にさせると過失傷害や傷害罪、最悪の結果になると傷害致死罪になるといいます。

お互いのためにならないので、すすめられても苦手なら飲まないことが大切です。

よっぽどしつこいなら「私が死んだら逮捕されますよ」とでも言ってやればいいのです。

たとえ上司だとしても命にかかわるくらいなら、言葉でぶった切ってやりましょう。

もしそれで立場が悪くなるような会社なら、こっちから願い下げです。

辞めてやればいい。

会社はこの世にごまんとあります。