ヒエラルキーという言葉、皆さんはお聞きになった事がありますでしょうか?

何やら政治や宗教っぽい印象を感じてしまうこの言葉。

一体、どういう世界でどういう使い方をしているのでしょうか?

ところが言い方が変われば案外、皆さんの身近にある日常のものだと分かるのですよね。

それでは今回は「ヒエラルキー」について紹介していきたいと思います。

ヒエラルキーが社会を作る?

「ヒエラルキー」は日本のみならず世界各国、どこの地域にも存在しているものです。

では、その「ヒエラルキー」について説明していきましょう。

ヒエラルキーとは?

「ヒエラルキー」について解説して参りますね。

言葉の馴染みは少ないかも分かりませんが私たちが子供の頃から親しんできた世界の事なのです。

階層性や階級制があること


「ヒエラルキー」を簡単に一言で言いますと「階層性」「階級性」という意味合いになります。

「階層性」「階級性」などと聞くと昔、学校で習った歴史の時間で古代から現代に至る今での国家形成に際して、時の権力者が階級制度を取ったり、優遇される「階層」の人間(多くは貴族階級)の事を思いだした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この「ヒエラルキー」、現在の日本においても至る所にその制度の端々を見る事ができます。

具体的な例は後程、紹介致しますが、人間社会が成熟するためには中身の賛否はべつにして否が応でも否定する事はできない、ある意味では人間界の「不文律」のようなものなのかも分かりませんね。

ピラミッド型の組織構造

「ヒエラルキー」を形作る構造は三角形の形をしています。

丁度、エジプトのピラミッド型の形をしていると思えば理解しやすいでしょう。

一つ例を取り上げるとすれば、今何かと世間を騒がせているお相撲さんの世界がまさにうってつけでしょう。

大相撲会は最高位の横綱を頂点として大関、関脇、小結、幕内、十両とランクがあり以下、幕下、三段目、序二段、序の口という順番で下へいっています。

人数構成も無給待遇である幕下以下が最も多くピラミッドの基盤を形成しています。

そしてピラミッドの最高部に位置するのが横綱という階級なわけです。

こういったピラミッド型の階級構成、私たちの身の回りには数えきらないくらい存在しているのですよ。

身分に差がある社会

そして「ヒエラルキー」のもう一つの特徴が「身分に差がある」という事です。

人間社会はこのヒエラルキーによって古くから成り立ってきたわけですが、現在のスタイルが固定してくるまでには果てしない闘争や戦争が国家間で幾世期にもわたって繰り広げられてきたのです。

要するに「支配する階級」と「支配される階級」との闘争です。

人間、誰だっていい身分につきたいと思っています。

「いい身分」とは富や名誉が保障された世界の事です。

それを獲得するために人類は有史以前から力だけを頼りにして争いを続けてきたのです。

その原動力となった原因がこの「ヒエラルキー」の獲得なのです。

これによって争いに勝った側は身分を保証され優遇された生活を送る事が出来、一方、負けた方は「身分」すら与えられない「奴隷」「被搾取人」として支配階級から人間扱いされてこなかったわけなのです。

現代の「ヒエラルキー」はさすがにそこまで残酷な様相は呈していませんがそれでも身分の上位の者には様々な権限や特権が与えられ、我が世の春を謳歌している、というようにも言えるわけなのです。

身の回りでヒエラルキーがある世界とは?


それではここからは私たちの日常を取り巻く身の回りの世界で実際に存在しているヒエラエルキーの実態をご紹介していきましょう。

会社

身の回りでヒエラルキーがある世界の1つ目は「会社」です。

会社には歴然とした階級というかポストが存在します。

代表的なところを列記していきますと、

社長、会長、副社長、顧問、常務、専務、執行役員といった会社の役員グループ。

そして、部長、課長、次長、係長、一般社員といった役員待遇ではないポストの社員、という具合に色分けできるのです。

当然ながらトップである社長は会社に1人です。

報酬も最も多い存在です。

その社長の下に幾人かの常務や専務といった役員がおり、これらの人がピラミッドの最上部を構成しています。

以下、部長職から下にゆくにつれて構成人数も増えていき見事にピラミッド型の組織図が完成するという訳です。

現在、この会社に代表される「ヒエラルキー」の世界が、私たちにとって最も身近で関わりも深いものと言えるでしょうね。

学校

身の回りでヒエラルキーがある世界の2つ目は「学校」です。

学校は会社ほどの大きな組織ではありませんので階級的にもさほど数はありません。

まずは「校長」。

そして「教頭」。

後は年功式に複数の教師が占める構成となっています。

よって頂点はほんの一部で後が多いというちょっといびつな形のピラミッド型を構成するヒエラエルキーとなっているのです。

ただ、大きく学校を俯瞰すれば「偏差値」というもので学校間の階級を形成しているともいえます。

大学受験に強い人気行には多くの優秀な受験生が集まるため、自ずとその学校の偏差値を引き上げる形となります。

これがピラミッド型を形成していくのです。

超難関大学受験に強い高校は偏差値70以上です。

ここから上がピラミッドの頂上を形成します。

以下、60台、50台となっていき裾野がどんどん広がってゆきます。

受験の世界にも見事なほどに「ヒエラエルキー」が形成されているという事になるのです。

芸能界

身の回りでヒエラルキーがある世界の3つ目は「芸能界」です。

芸能界ほど分かりやすいヒエラルキーの世界はないでしょう。

ピラミッドの頂点の位置に君臨するには今をときめく「売れっ子」たちばかりですから。

とにかく過去の実績や芸能界歴がいくら長くても「売れているかどうか」が芸能界のヒエラルキーの分近点です。

「売れている」イコール「人気」という事になるのです。

ただ、中には芸能界の「大御所」とか「大物」などと呼ばれる不動の地位を長年保っている方もいます。

こういった人達もトップグループの一角に鎮座しているのです。

何でも芸能界には出演ギャラの高い・安いでランク分けがあるようですね。

「特A」ランクを筆頭に「A」「B」「C」というように続いているようです。

勿論、デビューしたばかりの駆け出しの芸能人はこのランク表にも載っていないのでしょう。

そういう意味では芸能界のピラミッドの下層階級というのはどれくらいの実数があるのか見当がつかないかも分かりません。

ピラミッド型というよりも富士山のように裾野が長い形の三角形かも分かりませんね。

女友達

身の回りでヒエラルキーがある世界の4つ目は「女友達」です。

これはヒエラルキーというよりも一種の「マウンティング」という感じのランク付けに近いかも分かりません。

とにかく女友達の世界、男性が思った以上に現実は厳しいのです。

表向きはすこぶる仲良しに見えていながら、実際はライバル心がメラメラで仕事に関しての友情というのはほとんど芽生えないでしょう。

まあ、そんな中でも気を許せる数少ない友人は存在します。

休日や仕事帰りに一緒に食事に行ったり飲みにいったりできる間柄は間違いなくその人にとってピラミッドの頂上でしょう。

ただ女性は仲が良かったと思っていてもお互いが「恋のライバル」になってしまう時も起こり得ます。

こうなるとそれまでの関係性は一気に崩壊します。

そういった意味では同性同士の女友達の関係はあまりピラミッド型とは言いにくいかも分かりません。

しかし、男の目で見た女友達となってくると話は別です。

露骨なまでの階級・階層が存在してきます。

こんな言い方は思いっきりセクハラになりますが、男がトップに位置づける女友達はズバリ「顔」と「スタイル」です。

ここがピラミッドの頂点になります。

以下、その男の子のみによって裾野が広がってゆくわけです。

但し、こんな事ができる男というのは逆に女性からモテモテの男性に限られているわけです。

だからほんの一握りです。

多くの男性はそんなピラミッドを形成できるほど女友達を持っていませんからね。

男は女友達もいいですが、本心は「彼女」が欲しい生き物ですからね。

野生動物

身の回りでヒエラルキーがある世界の5つ目は「野生動物」です。

野生動物のヒエラルキーは命と関わり合っています。

つまり単体で行動するよりも「群れ」を作る事によって外敵から身を守り子孫を後世に残すという重要な種の営みをおこしやすくしているのです。

例えばライオンです。

百獣の王と言われるくらい強い生き物の代表と思われているライオンも実は野生では群れを作って暮らしています。

そのヒエラルキー構成は1頭のボスこと雄ライオンが勇逸無比の存在です。

彼がいるからこそ群れは守られ安心して生活していけるのです。

よってダントツのピラミッドの頂点に君臨しているのです。

それ以外は複数頭のメスライオン、そしてその子供たちです。

雄ライオンは自らを群れのリーダーとして指揮をとり外敵から群れを守り風数のメスライオンと交尾して種の保存を図っているのです。

ただ、一見、優雅なように見える雄ライオンですが実際はそうではありません。

ライバルとなるよそ者の雄ライオンが群れを乗っ取りに来たときには命を懸けて戦わなければならmないからです。

もしあっさりと自分が負けてしまったら群れから追放です。

ライオンのオスは基本体に狩りを行う能力がメスライオンに比べて著しく劣るため単体行動となった雄ライオンが生き残る運命はほんとんどない、というのが自然界の掟なのです。

だから雄ライオンは群れを牛耳れるようにメスライオンに受け入れてもらわなければならないのです。

立派なたてがみ、大きな体格はメスの気を引くための道具。

そして他の雄との格闘に勝たなければ生き残れないというかなり過酷な運命が待っているというわけなのですよね。

なぜヒエラルキーができたのか?

それではここからはヒエラルキーというものがどうしてこの世に誕生したのか?それを順を追って見ていく事にしましょう。

起源は宗教の支配構造

階級闘争というのは人類がこの世に誕生してからすぐに勃発したのかも分かりません。

人間が理性だけで生きていけない「本能」の時代は食うか食われるかの過酷で熾烈な時代だったからです。

そしてその先陣をつけていったのが「宗教」の誕生からでしょう。

ここでは「宗教」についての定義づけや意味については語りません。

それは今の時代に合っても宗教上の対立が途絶えることなく世界の各地で起こっている事を見れば明らかです。

その宗教上の対立が起こる根本的な理由は、宗教を戦争の大義名分にすることが兵士の士気を高めるのに最も都合がよかったからだと私は思っています。

人間は結局、支配したがる生き物です。

食べ物を得るため、少しでも肥沃な土地を得るために人々は太古の昔から争いを続けてきたのです。

これがヒエラルキーを生み出す源になるわけです。

財力に裏打ちされた絶対的な権力者には多くの取り巻きが群がります。

その者をピラミッドの頂点にしておけば仕える自分たちの生活の保障に他ならないからです。

ヒエラルキーの発生はいくたびも起こった宗教間の争いから端を発してその宗教内で起こったことが起源といえるでしょう。

集団を統治するためには必要

宗教組織というのは会社や学校などとは比べものにならないくらい規模の大きいものです。

何せ世界中に布教されています。

地域も民族も違う人達が宗教というものによって仲間意識を形成させているのです。

この巨大な組織を統治するためにはトップに絶対的な支配者を据えないことには、とても維持・運営できないのです。

よって効率的に多くの支持者を統治するために絶対的な支配者の存在を置きました。

その宗教の創始者の名を冠にして、自らをその時代の代行者として君臨したのです。

人間も動物もそうですが強いリーダーシップを取れる者の傍に自然と人が集まるように出来ているようですね。

それほど人間は何かにすがりたい、心の拠り所をみつけたい、と願って生きている生き物なのでしょう。

こういった心理を巧みに操縦することによって人類にヒエラルキーは発生していった、という事で私は納得しているのですが。

皆さんはどう思うでしょうか?

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴とは

では次に、ヒエラルキー内の人達の特徴についてみていく事に致します。

まずは上層部に位置する人達の特徴からです。

自分に自信がある

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の1つ目は「自分に自信がある」です。

どのような階級組織であっても自分に一定以上の自信がない事にはとてもその地位を全うする事は出来ません。

「自信」というものはそう簡単に植え付けられるものではない事は、多くの方が体験済みでしょう。

だから階級の上に上がってゆく事をためらってしまう方も多いのです。

それほど組織の上層に所属するという事は下部組織にいた頃とは比べものにならないくらいのストレスの連続なのです。

そういった意味でも、ヒエラルキーの世界で上層部に居続ける事が出来る人というのは、自信家でもありますし、人から支持されたり命令されたりするのを極度に嫌う人の集まりと言えるでしょう。

また、上層階級に相応しい人というのは人間的な器も大きい人なのかもしれません。

それはい意味でも悪い意味でも、です。

多少なりとも汚い手を使ってでも支配社階級に留まりたいと思っている人は別の意味で神経が太いでしょうからね。

話が上手い

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の2つ目は「話が上手い」です。

どのような組織であれ、リーダーや責任者ともなれば大勢の部下の前で訓示を述べたり朝礼を行ったりして皆に情報の共有意識を持ってもらわなければなりません。

その時の話どもったりかみまくったり話の内容が支離滅裂だったりしたら、その人は上に立つ資格なし、と判断されてしまうかも分かりません。

反対に流れるような会話口調で聴衆の心を掴んでしまう人もいます。

部下の立場だったらどちらの人の方を支持したくなるでしょうね。

別に話が上手いからといってその人間が超優秀な人間だとは限りません。

もしかしたら話す事が得意なだけで中身の全くない、スカスカ人間かも分からないですよね。

ただ、話を上手に行える人というのは好意を持たれる確率が高くなるのも否定できないでしょう。

最も分かりやすいのは議員に立候補する人達の弁舌です。

よくよく聞いてみたら、別に大した公約も政治姿勢も言っていないのに何故か人の心を捉えるのが上手な話し方をされる人がいます。

そういった人は当選して上位の階級に属する事になっても臆する事なくどんどん自分の大きさを磨いていけるようです。

話が上手いということは相手の聞きたがっている事を掴み取るのが上手だからです。

人の好きな事を一緒になって褒めておけば聞き手は否が応でも自然に心を開いてくれる、というところでしょう。

カリスマ性がある

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の3つ目は「カリスマ性がある」です。

「カリスマ性」はそんじょそこらの頑張りや並み程度の努力で身につくような生易しいものではありません。

その分野の事を隅から隅まで完全網羅した上で更なる努力を重ねて素晴らしい実績を挙げ続けた人が初めて持つことができるものなのです。

カリスマ性というのは本人がアピールできるものでもありません。

その人の実績を周りの人が認め称賛に値すると周知される事によって、周りの人がそう呼ぶ事によって完成されるのです。

なので一たび、カリスマ性を持っていると周りから言われるようになったらなら、これほど強い自己アピールはないでしょう。

勿論、ヒエラルキーの上層に居座るに十分な資格を有した存在と言えるのです。

カリスマ性のある人が所属する組織は、その人が引退したり失脚しない限り、多くの人の支持を仰ぐことになるでしょう。

【カリスマ性がある人については、こちらの記事もチェック!】

動じずいつも堂々としている

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の4つ目は「動じずいつも堂々としている」です。

階級の上位者がいつもおろおろしていて自信のない素振りばかり見せていたら、その組織はどうなるでしょう?所属する人達は安心できず、毎日の仕事に没頭できないかも分かりません。

あるいはそんなフラフラしている人間を蹴落として自分がその地位に就こうと狙ってくる者も現れてくるかもしれませんね。

ヒエラルキーの上層部というのは常人の発想では務まらないくらい胃に穴が開くような事の連続なのです。

そのためにもトップの人間は、いつも動揺することなく、どのような事態にも動じずに堂々としている事が求められるのです。

社交性がある

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の5つ目は「社交性がある」です。

例えばある企業の社長が全く外部の人間と接触を図らずにいつも社長室に籠っていたらその会社はどうなるでしょうか?

確かに今の時代はネットがありますので机の前のパソコンさえあればほとんどの仕事はこなせるかも分かりません。

しかし、やはりそれだけでは不十分でしょう。

世の中の動きや人々の考えを直接、会って聞いたり話したり見たりしない事には正しい経営判断が生まれない可能性があります。

なのであらゆるヒエラルキーの上層者は人脈を重宝するのです。

その為に積極的に社交性を求めていくのです。

正しく最新の情報を掴む事が今の厳しいビジネス戦線を勝ち抜いていく大きな切り札ですからね。

責任感が強い

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の6つ目は「責任感が強い」です。

やはり人の上に立つ人は人間の器が違うという事でしょう。

どのような組織であれ、物事に対しての責任感なき人間は、人の上に立つ資格はない、という事です。

ところが最近のニュースには頻繁に企業や公共団体の不祥事を謝罪する映像が流されています。

こういう風景を見るたびに組織のゆがみといいますか危機感のなさといいますか、ぬるま湯にどっぷり浸かったサラリーマン社長の無能ぶりを感じる訳です。

大体において組織のリーダーたるものは命を懸けるくらいの覚悟で事業に臨むものです。

特に何もないところからスタートさせた創業者にはその思いが強烈にあった事でしょう

結局、後継者作りに失敗しているわけです。

ヒエラルキーのトップに君臨する人は常人の何倍以上もの苦労や努力を重ねてきた人物が相応しいのであって、ただ単に世襲的に地位を授けていたのではその組織の崩壊が速まるだけ、という事なのでしょう。

活発

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の7つ目は「活発」です。

これもトップに立つリーダーの資質を問う特徴ですよね。

例え部下が数人であったとしてもトップに立つべき人物は皆がその後ろ姿を見ています。

自信なさそうでおろおろしているようでは、とても部下たちの信望を得ることはできないでしょうね。

逆にリーダーの人がグイグイ引っ張ってくれる組織は皆が安心してついてきてくれるのではないでしょうか?

活発さは人脈作りにもいかされますし、やがてそれがその人にカリスマ性を与えていくのです。

元気があって笑顔が素敵で考え方がポジティブで皆をグイグイ引っ張っていってくれる。

このようなヒエラルキー構造ならば向こう何十年でもその組織は安泰でしょうね。

向上心が強い

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の8つ目は「向上心が強い」です。

リーダーたるもの、向上心がなければ勤まりません。

それは限りなく前向きな「ポジティブ思考」を表しているからです。

正しき向上心は、己のためにあるのではなく組織とその組織に属する従業員や部下たちのためにあります。

自分自身だけのための向上心は自身の器を大きくする事もできません。

必ずや自然消滅していってしまいます。

ヒエラルキーの上層部に属する人達は皆、使命感に裏打ちされた向上心を持っているはずです。

それらがうまくかみ合っているならばその組織は盤石な態勢を維持していく事が出来る殊でしょう。

人心掌握ができる

ヒエラルキーの上層にいる人の特徴の最後となる9つ目は「人心掌握ができる」です。

ヒエラルキーの上層に位置する人間にとって、人心掌握が苦手な方というのは、残念ながら本当の意味でのトップとは言いにくいでしょう。

それはご本人が一番、自覚されている事だと思います。

人の心の痛みが分からないい人には、とても組織のトップを張る資格はありません。

そのチームの構成者たち全てがリーダーと同じ気質、考え方の人間ばかりという事はまずありえないからです。

となってくると、上に立つ者は下の者を動かして物事を達成していく事ができなくなってしまいます。

ヒエラルキーの上層部に所属する人間は、元々、管理職経験者のはずです。

人を動かす事をメインにした業務をこなしてきたはずです。

という事は、御自身、こだわりの人心掌握術というものを持っていたはずです。

それを持っているからこそ、ここまで紹介して参りました9つの特徴を満たせるのです。

階級のトップに立つ者は今の時代、専制君主では務まりません。

そんな事をしたらたちどころにブラック企業の仲間入りです。

現代社会において生き残れるヒエラルキー上層階の人間というものは人の心の機微に敏感であり且つ、己の達成目標に対して妥協せず、何が何でもやりぬく姿勢にぶれのない人間なのかも分かりませんね。

ヒエラルキーの下層にいる人の特徴

では次に、ヒエラルキーの下層部にいる人の特徴を追ってみましょう。

自発的ではない

ヒエラルキーの下層にいる人の特徴の1つ目は「自発的ではない」です。

「自発的ではない」、つまり指示待ち族であり、生産性の悪い人、というように捉えていいのではないでしょうか。

ヒエラルキーと大袈裟に言っているので当の本人には全くピンと来ていないのかもしれませんが、つまりは「怠けもの」、または「サボり屋」とでも解釈したらいいかもしれません。

大体においてどのような組織の仕事も、自発的に動いて仕事を自分で見つけるのが本筋です。

よって目の付け所さえ分かれば仕事というのはいくらでも早く片付きますし、新たな仕事にも着手できます。

そういった人ならば最下級のポジションにいつまでもいる訳がないのです。

言われた事しか仕事をやらない。

しかもその出来栄えは全く中途半端。

これではその人は永遠に最下級でしょう。

ヒエラルキーの上層に行くためには、自身で目標を設定しなければなりません。

それすら行わずダラダラと毎日を過ごすのなら、今のポジションは仕方ない、という事です。

自分に自信がない

ヒエラルキーの下層にいる人の特徴の2つ目は「自分に自信がない」です。

そりゃそうでしょう。

自分に自信にない人が大勢の他者の前で正しい方針や規範を示せるわけもなく、いえ、人前で話をすることすら出来ないでしょう。

仕事に関わらず、いかなる物事をもやり遂げようと思うのなら最低限、自信は必要です。

自信のない人間は残念ながらそこまでです。

成長が見込めません。

自信というものは場数を踏み、失敗し、そしてやり直して結果を見て、その結果が上の人に褒めて貰えて初めて身に付くのではないですか?

いつまでたっても自身がない、と言って引っ込んでいるのなら、そりゃあ、永遠に自信はつきませんよ。

私的に言わせてもらえば「いつまで過保護に育てられてるんじゃ!ええ加減に独り立ちせえ!」と言いたいところですね。

上層部に対して不満がある

ヒエラルキーの下層にいる人の特徴の3つ目は「上層部に対して不満がある」です。

上層部の人に対して不満があるのは致し方ないでしょうが、その態度を露骨に表しているのなら、残念ながらその組織にいる限りあなたに目はありません。

もしあなたにそれ相応の実力があるのなら、尚更不満の態度を示す人間には冷たい態度を取るでしょう。

上手に世の中を渡ってゆくのなら、我慢すべきところは我慢すべきです。

でないと、一生、組織によって陽の当たらない場所に放逐されてしまうかも分からなくなってしまいますよ。

ネガティブ

ヒエラルキーの下層にいる人の特徴の4つ目は「ネガティブ」です。

ネガティブ思考の人間では残念ながら上の方の階級を獲得する事は難しいでしょう。

ネガティブ思考はその組織の悪口や陰口を平然と外部の人間や同僚などに言いふらします。

仮にその組織が本当に腐ったどうしようもない組織だったとしても、平然とネガティブな態度を取るあなたをいいように計らう事はないでしょう。

組織というところは腐っても鯛です。

一個人の思惑ではどうしようもありません。

ここはじっと我慢して実力を蓄え、来たるべき時に力を使えるようにすべきでしょう。

いずれにしてもネガティブ思考は捨てて欲しいところですけれどもね。

目標が低い

ヒエラルキーの下層にいる人の特徴の5つ目は「目標が低い」です。

目標数値というものは自分がギリギリ頑張って、あともう少しで届きそうだ、という線に数値を置く事が望ましいのです。

それを昨対比よりも下の数値で目標を立てていたら「ヤル気があるのか!」と一喝されるのが関の山です。

会社という組織は常に前年比よりも100%以上の目標が必要です。

この目標を達成してくれる者がヒエラルキーの上位に登場出来るのです。

そしていつまでも意欲のない目標設定をやっていたら、左遷や窓際といった処分を喰らってしまう可能性もありますからね。

組織を舐めてはいけませんよ。

まとめ~ヒエラルキーの上層部を目指していこう!

如何だったでしょうか?
ヒエラルキー構造はどのような社会でも国でもあります。

人間が誕生してから今日まで、皆が平等だった時代というのはほとんどなかった事でしょう。

群れといいますか集団が形成されると必ずやその集団を取りまとめられるリーダーが求められます。

組織構成員の誰もがそれを望みます。

ただ、集団の数が大きくなればなるほどリーダーの役割も負担が増加し、その代わり強大な権力を握っていく、という図式は万国共通のようです。

このようにして人間界のみならず自然界の動物の世界にまでもヒエラルキーの存在が確認されるわけです。

もっとも動物界には賄賂などの裏取引はありませんからね。

力のみが生き残れる手段なのです。

そういう意味では人間界のヒエラルキー構成はかなりあくどく不遜である、ともいえるでしょうね。