私たちが住んでいる日本は世界全体で見てみると非常に小さい国であることは周知の事実だと思います。

なので、日本に住み、日本で一生の終わりを遂げるということは一つの考え方としては非常に狭い世界で生きていると考えることができます。

もちろん日本は世界全体でみても非常に魅力的な国であり、食事はおいしいし、サービスも世界の中ではかなり高い水準にあります。

犯罪率などもかなり低い国としても知られていますので、住みやすく魅力的な国ではあります。

しかし、その反面世界の様々な場所に触れたり、知るということはとても魅力的で有意義なことであるということも知っておくべきです。

海外に興味を持ち、もっと世界を知ることで私たちは広い視野で物事を見ることができるようになりますし、様々な知識という名の引き出しを身につけることができるようになります。

そこで、海外の魅力的だといわれている場所をご紹介していきたいと思いますが、様々な場所の中でも今かなり話題になっている死海を今回は主なテーマにして、死海に関する疑問、そして死海が今なぜたくさんの人から人気が出ているスポットになっているのか?という理由などをご紹介していきたいと思います。

死海について学ぼう!

あなたは死海を知っていますか?

おそらく、海外に関してある程度知識を持っていない方だったとしても、死海という言葉は一度くらいは聞いたことがあると思います。

世界全体を考えてみると魅力的な場所は様々な場所が存在していますが、そんな中でも死海は比較的有名なスポットだといえます。

名前がかなりインパクトがある名前でもありますので、一度聞いたら頭から離れないような印象も持っていると思いますが、名前だけを知っていて、そのほかの特徴は特に知らないという方はかなり多いと思います。

そこで、今回はもっと海外について知っていただき、興味を持ってもらえるように死海はどのような場所で、どのような特徴を持っている場所なのかという、死海に関する基礎知識を細かくご紹介していきたいと思います。

海外についてあまり興味がないという方や、海外に行ったことがないという方は、今回ご紹介する内容を踏まえて、もっと海外について知りたい、行ってみたい!と思えるような気持ちに変化をさせるきっかけとして活用してみてください。

死海はどこにあるの?


そもそも死海ってどこにある場所なんだろう?と考えている方もとても多いと思います。

先ほどお伝えしたように、死海という場所はかなり名前にインパクトがありますので覚えやすい反面、具体的な特徴などを知らないで名前だけ知っているという方がかなり多いスポットでもあります。

なので、まずは死海がどこにある場所なのか?ということから知っていただきたいと思います。

死海はアラビア半島北西部に位置している塩湖です。

具体的な場所としては西側にイスラエルが存在しており、東側による何が存在していますので、中東の場所に位置していると考えることができます。

もしも私たちが住んでいる日本から死海に行きたいと思うのであれば、飛行機で中東まで行く必要性がありますので、14~17時間ほど見積もっていただく必要性があります。

相当長い旅路の果てになりますが、それでも魅力的な場所でもあるため、実際に足を運ぶ方はとても多いスポットでもあります。

どうしてこんな怖い名前なの?

そもそも、なぜ死海という名前なんだろう?と疑問に思う方がとても多いと思います。

かなりインパクトがある名前ですので、疑問に感じるのは当然だと思いますが、死海と呼ばれるのは当然ながら理由が存在してます。

なぜ死海と呼ばれるのかと考えたときに、死海と呼ばれる理由は「魚が住むことができないから」だといわれています。

一般的に考えて海にはたくさんの魚が存在しているのが当たり前だと思います。

私たちが住んでいる日本においても日本海にはたくさんの魚が存在しており、私たち日本人はその恩恵を大きく受けていると考えることができます。

しかしながら、死海に関しては魚が存在していないため、それが特徴で魚が生きることができない場所=死海と呼ばれるようになっているのです。

なので、人が殺されるとか、人が死んでしまう場所だからという理由でこのような怖い名前がついているわけではないということを理解してください。

英語名も怖い

ちなみに、死海という名前だけでも十分怖いのですが、死海に関しては英語の名前などもかなり恐ろしいということで話題になっています。

死海は英語ではThe Dead Seaと呼ばれています。

この英語だけを聞いてみると、とても恐ろしい場所なんだろうなぁと感じてしまいますよね。

直訳してそのまま死海になりますので、日本語と同じように恐怖を感じるような単語になっています。

死海と聞くと知らない方は恐ろしい景色を想像してしまいやすいですが、実際はそんなことはありません。

そもそも観光スポットになっているくらいですからあまりにも恐ろしい場所であれば人が立ちよらないということは容易に想像できますよね。

実際の死海は画像を見ていただければすぐにわかると思いますが、それほど怖い場所ではなく、一般的な海を想像してもらえればわかりやすいはずです。

死海は海ではない?

死海という言葉を聞いて考えてみると、死海は海であると思っている方が大半になると思うのですが、実は死海は海ではありません。

海という名前がついているのが、とても事実をややこしくさせてしまうのですが、死海は海ではなく湖として知られています。

さらに、一般的な湖を想像してみるとそこまで大規模な範囲には至っていない場合が多いと思うのですが、死海の場合はかなり大規模な面積であり、810㎢から成り立っています。

なので、湖の中でもかなり大規模な湖であり、海と言われてもおかしくないくらいの大きさでもあります。

では、なぜ死海が湖なのになぜ海と呼ばれているのか不思議に感じる方も多いと思います。

その点についてはしっかりとした理由が存在していますので、後ほど詳しくご紹介していきたいと思います。

死海の塩分について


死海について考えていただく際に、知っていただきたいのは、死海の最大の特徴でもある塩分濃度です。

先ほど少し触れましたが、そもそも死海と呼ばれる理由としては魚が住むことができない場所であるからとお伝えしました。

では、なぜ魚が死海に住むことができないのかと考えた時に、大きな理由として死海の塩分の濃度が関係しています。

一般的な海水を想像していただくと、基本的な塩分濃度は約3%であると言われています。

それに対して、死海の塩分濃度が約30%だと言われており、実に海水の10倍の塩分濃度であることでも知られているのです。

なので、一般的に魚が住んでいる海であったり川などの生息環境とは全く異なる環境にあると考えることができます。

これが理由死海には魚が住み着けないとされており、死海と呼ばれる所以になっているのです。

ちなみに、余談としてですが死海の塩分濃度は場所によっても大きく変化していることでも知られています。

具体的には、地底に行くほどだんだんと塩分は高くなっていくとされており、一リットルあたりの塩分量としては230gから270gだと言われていますが、地底になってしまうとこの塩分量はなんとほぼ倍近い428gだといわれています。

死海はほかの海や湖とは決定的に違う、塩分濃度の特徴を持っているということをこの機会に覚えておいてください。

死海の塩分が高い理由とは?

死海の特徴として、高い塩分濃度が存在しているということがおわかりいただけたと思いますが、人によってはなぜ他の場所が違って死海だけがこのような高い塩分濃度を誇っているのか疑問に感じる方がいるかもしれませんね。

なぜ死海はこれほどまでに高い塩分濃度を誇っているのかと考えたときに、当然ながら、塩分濃度が高くなってしまい理由が存在しています。

簡単に理由を説明する前に、予備知識をご紹介いたしますが、もともと死海は海として存在していました。

今でこそ死海は湖とされていますが、実は昔は死海は海につながっていたので、完全に海として分類されていました。

遡って考えてみると白亜紀以前の時代になりますが、この時代はまだ海として存在しており、そこから海底隆起などによって高原が形成されると同時に断層が生じて湖になったといわれています。

だからこそ、死海という名前が昔につけられており、塩分濃度も比較的高い場所になっているのです。

しかし、湖になったからといって塩分濃度が高くなるわけではありません。

具体的な塩分濃度の上昇に関する理由についてもご紹介していきます。

周囲の気温の高さが主要因

なぜ死海は塩分濃度が高いのかと考えたときに、考えていただきたいこととしては塩分の濃度が高くなるためにはどうならなければいけないのかということです。

考えていただければ分かると思うのですが、例えば海の水などを想像して考えた時に、海の水を熱して水を蒸発させていくと最終的に塩が残るようになります。

つまり、水を蒸発させていくことによって最終的に塩が残るのであれば、これと同じように湖の水が蒸発していき塩分が残っていくようになれば、塩分濃度が高くなることができると考えることができます。

つまり、死海はこの状況に存在していると考えることができ、実際に死海は唯一の水源がヨルダン川であり、なおかつ降水量などもあまり多くない場所にありますので、そこまで水分の供給量が多いわけではありません。

しかしながら、死海が存在している場所に関しては比較的気温が高い場所に存在しており、冬でも20度が保たれているような場所になります。

なので、水分の供給量よりも、湖水が蒸発するペースのほうが高い状態が続いており、だからこそ湖水の塩分が比較的高くなりやすい状況になっていることが大きな原因になっているのです。

つまり、死海は特殊な環境下だからこそ出来ている魅力的な場所であると考えることができるのです。

塩分が高いので人が浮く

死海の特徴としては高い塩分濃度が存在しているとお伝えしましたが、高い塩分濃度が存在することによって、他の場所とは違った特殊な体験をすることができることが死海が人気になっている所以でもあります。

具体的に塩分濃度が高いとどうなるのかと考えると、塩分濃度が高いと私たち人間は湖水に入ったときに体が浮くようになるのです。

本来であれば湖や海などに入った時は、人間の体はだんだんと水の中に沈んでいくようになりますので、かき足などをして自分の体を浮かぶように保たなければいけないのですが、死海ではそれをする必要性がありません。

なぜならば、先ほどお伝えした通り死海は塩分濃度が高いため、湖水の中の比重がとても大きくなっており、結果的に浮力などが大きくなり、逆に沈むこと自体がとても困難になってしまうといわれているのです。

なので、死海に行けば他では体験することができないような経験をすることができるため、非常に人気なスポットとしても知られているのです。

暴れたりすると溺れて死ぬこともある

死海は観光スポットとしてもかなり人気な場所であり、特殊な特徴を持っている場所でもあるためたくさんの方が興味を持って訪れるのですが、死海を訪れる際は必ず注意をしておかないといけないことがあります。

それは、死海に入る時にしっかりと注意事項守って入らないと、場合によっては死に至ってしまう可能性があるということです。

それはどういうことかと言いますと、死海の中に入って遊んだりする際に、もしもはしゃぎ回ってしまって死海の水を飲み込んでしまった場合が危険だといわれています。

海に遊びに行って海の水が口の中に入ってしまった経験をしている方はかなり多いと思うのですが、もしも死海でそれを行ってしまった場合、先ほどもお伝えした通り死海の水はかなり高い塩分濃度怒っているため、自分の体の中のナトリウムのバランスが崩壊してしまったり、体の内臓が化学熱傷を起こしてしまって肺炎に似たような状況になってしまう可能性があります。

間違って海の水を飲んでしまった経験がある方ならばわかると思うのですが、海の水でされかなり高い塩分濃度だと感じてしまいます。

その10倍の塩分濃度である水を飲み込んでしまったということを想像してみると、とても大変なことになってしまうということはすぐにわかると思います。

なので、死海を訪れようと思っているのであれば、必ず水は飲み込まないように注意をしておかなければいけません。

特に暴れたりしてしまうと水を飲んでしまう可能性はとてつもなく高くなってしまいますので、死にたくない方は必ず死海ではルールやマナーを守った上で入浴をするようにしなければいけません。