キスというのは、恋愛における愛情表現のためにとても大切な行為の一つです。

誰にだって初めてのキスは特別なもの。

好きな人と結ばれ、気持ちを交わしあえる喜びに胸を高鳴らせた経験もあるでしょう。

そして、恋人と愛情の深さを確かめ合うキスは次第に、二人の間で当たり前のようなものになります。

キスはただ唇を触れ合わせるだけではありません。

愛を囁かずとも、互いの体温を確かめあうことができる、恋人同士にとっていわば大切なスキンシップでもあります。

しかしスポーツに得意不得意があるように、中にはキスに苦手意識を抱いてる人もいるようです。

それでも好きな相手と身体も心も満たされる本気のキスをしたいと思うのなら、あなたの持つキスへの意識や技術を1度見つめ直してみましょう。

欧米人のキスと日本人のキスの違いとは?

世界にはあらゆる文明や歴史があり、それぞれの国の特徴や生活環境、または風土などによって築かれた独自の文化があります。

家族の関係性や、男女に対する意識、食事の礼儀作法にはじまり、キスの価値観もそうです。

キスは国によって捉え方の違いがあります。

1. 欧米人のキスの特徴

欧米では日本よりもキスは習慣的で日常茶飯事のように交わされています。

海外の映画やドラマでも良く見るように、交際していない男女が軽くハグをして頬にキスを送りあうというのは挨拶の一種です。

男性同士ではそのようなキスはよっぽど親しくない限りしませんが、家族や男女の友人の間では当然のようにおこなわれます。

礼儀のようなものですね。

アメリカ周辺では片方の頬へのキスが主流ですがヨーロッパでは両方の頬へキスを送りあうようですが、地方によって違いがあるようなので一概には言えません。

とは言っても、挨拶のキスというのは本当に頬へキスをしているわけではなく、

頬をあわせた瞬間に「チュッ」とリップ音を出しているだけのチークキス。

親しい相手への敬愛を示している仕草なんです。

頬同士ではなく、頬へ唇を触れさせるキスは紳士的とは言えないためマナーがなっていない人やキスにこなれた人がするもので、無作法とされています。

海外はこういったスキンシップが多いことから、キスに対してもどこかラフなイメージがあるかもしれませんが、口を合わせるキスは恋人や夫婦間だけの特別なものです。

欧米では、挨拶がキスという文化が根付いていることもあって、キスの頻度は日本とは比べものになりません。

それこそ人前でも野外でも、場所を選ばずキスをすることができます。

キスに対して、恥ずかしいという気持ちは殆どないと言っていいでしょう。

恋人に対する愛情表現として惜しむことなくキスを送る人が多いようです。

2. 日本人のキスの特徴

日本人にとってキスというのは、とてもじゃありませんが日常的とはいえず、恋人同士だけに許された特別なスキンシップというイメージでしょう。

海外のように挨拶でキスをすることは全くと言っていいほどありません。

頬にせよ手の甲にせよ、不用意に触れたりキスをするなんてことをしたらセクハラとして訴えられかねません。

日本人はパーソナルスペースがキッチリしているということでも知られており、

よっぽど親しい人でもない限り、体が触れるほど近くに寄ったり過剰なスキンシップはしないものです。

キスに対しての意識は日本と欧米とでは大きな差があると言えます。

ある調査では日本におけるキスの回数は「週に1.3回程度」という結果が出ていますがその一方で他国では「ほぼ毎日」という回答が6割にも及びました。

これほどまでに、世界と日本ではキスへの感覚に違いがあります。

日本はキスへの興味や意識が低い傾向が強いと言えますね。

3. 日本人は昔からキスしていたの?

恋愛や愛情を絡めた性愛的な意図でのキスは、日本では「接吻」「口吸い」と呼ぶ行為でした。

歴史を遡ってみると、学問分野でも有名な文献である土佐日記や今昔物語の中にこれらの記述があるようです。

すなわち、平安時代にはキスの文化があったと言えるでしょう。

それ以前からあったのかどうかは定かではありません。

キスという文化が海外で挨拶として使われているというのは、西洋文化の一環で明治時代以降に伝わってきたものだと言われています。

男性にとってのキス

キスは国によっても意識や文化が異なりますが、男女間でも考え方に違いがあります。

男性にとって、キスという行為は好きな相手への愛情表現の手段でもありますが、性的な意味合いを含んでいることが大いにあります。

ムラムラした気持ちや衝動にかられている時、キスをキッカケに体の繋がりへと持ち込もうとするケースも良くある話です。

しかしそうした場合、女性目線からすると「キスは合図でしかない」「なんだか愛情が感じられない」と思われることも多いようです。

つまり、男性にとってのキスは「愛を確かめ合うため」というより「好意を表現するため」のスキンシップだとされているのです。

極論ですが、好意さえあればキスができるともいえます。

それは唯一の愛に繋がる好意だけとは言えません、興味がある・気になるというレベル感の好意のこともあります。

キスをしたからといって、男性にとってその相手は必ずしも「愛している相手」ではないのです。

キスは全てがすべて純粋で愛のある行為だと思っていると、悲しい思いをすることがあるかもしれません。

不純な気持ちによってキスをする男性もいるということをわきまえておきましょう。

男性が本当の愛情からするキスの特徴

女性が望んでいるのは、単に性的な欲望の延長としてではなく慈しみや愛情を心から感じられるような甘いキスです。

男性は、女性よりも気持ちを伴わないキスに抵抗が少なく、気軽にキスをできるという人が多い傾向があります。

その思惑に気付かず、片思いだとも知らずにキスをしてしまったともなれば、そのキスは途端にとても虚しいものとなります。

なかには、そのことに気づかずに勘違いをして付き合ったり、キスをしている女性もいるかもしれません。

これから先、そのような悲しいキスを繰り返さないように男性が本命の相手、本気の相手に捧げるキスにはどんな特徴があるのか見てみましょう。

ジッと見つめあいながらキス

投げやりな態度や衝動的なものではなく、女性の気持ちを尊重し、顔色をうかがうような仕草は相手を想っているという証拠です。

互いの気持ちが高ぶって、スグにはじまる情熱的なキスというのも素敵ですが、

ゆっくりとはじまるキスにはその時にしか感じられないこと、気づけないことも沢山あります。

キスの前に目線を交わして微笑みあったり、2人の特別な距離感を感じあうことで互いのタイミングや呼吸と合わせることができます。

優しく静かにキスは、愛おしさを噛みしめながら気持ちを通わせることができるので女性にとっても嬉しいものです。

何度も繰り返す長いキス

男性は愛しいと思う相手には、何度も何度もキスを繰り返すことで愛を伝えます。

性的な気持ちを強く含むキスとなると、早急に体の触れ合いへと入ろうと急いて短いキスで済ませる男性もいます。

そうではなく、唇を何度も合わせて、啄むようにゆっくりと時間をかけるキスには愛情を注ぐ行為だと言えるでしょう。

ムードを大切にしてキスの場所を選ぶ

遊びでするキスとは違って、本気の相手とのキスは流れやムードを重視する男性が多く、キスをすることを楽しみにしていることがうかがえます。

キスをプランに入れたデートを考えて雰囲気のいい場所を選んだり、

女性に喜んでもらえるような演出をしてくれるという心遣いから気持ちの深さを感じることができますね。

挨拶の時にキスをする

「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」「いってきます」と、挨拶の際にキスを送るのは本気の証。

ただ身体を繋げる関係だったりする場合は、こういったキスをしない男性が多いようです。

少しでも時間やタイミングがあればキスをしたがるのは愛情の表れです。

愛する人であれば、つねに相手を近い距離に感じていたいと思うのでしょう。

愛情がないのにする男性のキスの特徴

愛情がある本気のキスとは裏腹に、本命ではない相手や気持ちが離れている相手に対してするキスというのは

女性への愛というよりも、主に性的な意味合いを色濃く滲ませたものが多くなります。

言ってしまえば、キスひとつで、愛の大きさや本気度がある程度はかることができるということ。

男性の気持ちを見極めるべきポイントをいくつか紹介します。

酔った勢いでキスをする

特に親しい関係でないのにも関わらず、お酒の勢いでするキスには、深い意味がないことが大半です。

特別な感情がなくても、一時的な興奮に身を任せて欲望を満たすためにキスをする人がいるのも事実。

雰囲気もムードもない状態で、ただ気持ちよさを求めるキスはとてもつまらないものです。

1度のキスで満足する

キスの回数や頻度が少なく、あっさりとしたキスが多い男性は、相手への関心や興味が薄いことがあります。

自分の性的興奮が高まった時だけキスをしてくるという男性は、女性に対して本気で愛情を抱いているとは言えないでしょう。

単に、キスを苦手としている男性も少なからずいるかもしれませんが、好きな女性であれば時間をかけて長く触れ合いたいと思うものでしょう。

一度唇を触れ合わせたらそれ以上繰り返さず終わってしまうキスや、毎回フレンチキスだけでディープキスはしないというのは、女性への情の薄さの表れです。

毎回キスの先を求めてくる

キスを夜以外はほとんどキスをしないというような男性は要注意。

女性を単なる性欲の捌け口として考えているかもしれません。

都合のいい時にだけキスを使って相手の気を惹いたりするのは、本命の彼女との愛あるスキンシップとは呼び難いでしょう。

女性にとってのキス

女性にとってキスというのは、大切な人と愛を確かめ合うための触れ合いです。

男性が性的な観点からキスをするのとは違って、女性は男性への恋愛的な感情と母性的な愛情から生まれる愛おしさを持って「キスをしたい」と感じます。

キス=性的な交わり、と直結させることよりも、男性とイチャイチャしたり甘やかしてもらいたいというような、純情な気持ちを持っていることが多いようです。

女性が本当の愛情からするキスの特徴

先ほどは男性目線のキスを紹介しましたが、今度は女性サイドから見たキスへの価値観を紹介していきましょう。

男性は感情と欲望を別にして、頭と体を切り離して考えることができるので、本気の愛でなくとも、

多少でも好意があり女性と認識している相手とはキスもすることができる人が多いんです。

しかし、女性は感情と欲望は一体であり、頭と体は連動しています。

なので、遊びであっても、好きでもない相手とはキスをすることはできないという人が大半を占めています。

とは言っても、キスや性愛などといったことに関する価値観は人によって異なります。

本当の愛があるキスなのか、上辺だけのキスなのか、彼女の真意を知りたい人は女性の気持ちが表れるいくつかの行動パターンから相手の思惑を推測してみてください。

全身を委ねるようにするキス

女性が安心して身を任せられる相手というのは、心を許して信頼している人と言えるでしょう。

リラックスしながら全身を委ねてするキスというのは、特別感を感じられて幸福感に満ち溢れるものです。

体を寄せて抱きしめ合いながらキスをしたり、キスのあとも離れずに触れ合っていたりするような甘える体勢は相手にすべてを預けている証拠。

なにかしらの疑いや不満など、男性に対してマイナスな感情を一切抱いていると、このように心からの愛を持ってキスをすることは難しいですね。

相手への愛情が高まった時にするキス

女性は誰しも母性を持っています。

それは子供ばかりが対象というわけではなく、愛している男性に対しても感じます。