「なにをしても気持ちが入らない」「体が怠くてやる気が出ない..」
体調が悪いわけではないのに、どこか本調子じゃなく気持ちが落ち込んでしまう…
なんていう人はもしかしたら“ストレス”が原因かもしれません!
心が疲れているとカラダにも影響を及ぼします。
体に鉛を取り付けられたように、重たく感じたり、特に理由もないのにため息が出たりするのは、カラダからのレッドサインです。
自分では気づいていなくても、私たちの日常にはいろいろなストレスの原因が潜んでいます。
ストレスというのは無意識のうちに溜まっていくもの。
コップに水滴が一粒ずつ落ちてはいつの間にか並々と蓄積していくように、小さなことも積み重なればいつかは容量オーバー!
自分のことって、知っているようで意外と知らないものなんですよ。
自分のコップがどの程度の大きさなのか、今どのくらい水が溜まっているのか、あなたはきちんと把握できていますか?
それを知っておかないと、溜まった水が急に溢れてしまいかねません。
自分の周りが水浸しになってしまっては身動きがとれませんよね。
そうならないよう、時には自分の心としっかり向き合って、ストレスの原因を真正面から受け止めて消化してあげる必要があります。
毎日鬱々とした気分に悩まされている人、やるせない日々を抜け出したい人、そのままにしていてはどんどん悪化する一方。
ストレスの原因は、きっとあなたにとって考えたくない事だったり見たくないものだったりするのかもしれません。
でも、やはり自分の為にもストレスと向き合うことは避けて通れない道です。
今回は、多くの人が心に抱えているストレスの原因とその対策について考えていきましょう。
ストレス無く生きている人はほとんどいない
ストレスと無縁の生活というのは、なかなかに難しいものです。
なんていっても、ストレスの原因というのは、身の周りにゴロゴロと転がっているから!
一つもぶつからずに避けて通るなんていうのは不可能に近いと言えます。
「能天気」「楽天的」と呼ばれるような人でも、ストレスを感じないことはほぼありえないでしょう。
ストレスの種類
ストレスの原因が身近なところに沢山あるように、ストレスの種類も多々存在します。
あなたの抱えているストレスの種類はどんなタイプでしょうか。
自分の抱えがちなストレスの傾向を探ってみることで、どんな方面からのストレスに弱いのか、
今後どう対処していけばストレスを軽減できるのかが見えてきます。
今回は客観的に自分のストレスと向き合ってみましょう!
1. 人間関係のストレス
成人した社会人の抱えるストレスの原因を調査したとあるランキングのデータを見てみると、男女ともに「人間関係」という理由が大半を占めていました。
特に女性は圧倒的に人間関係でストレスを感じている人の割合が多く、男性の場合は「仕事」に次いで2番目に多い結果となりました。
中身を詳しく探ってみると、この人間関係が指すところはプライベート的な部分ではなく、会社内での上下関係や同僚との人間関係について悩んでいる人が大多数!
社会人になると学生のころとは違い、自分の好き嫌いで交流関係を自由に築ける環境ではなくなります。
会社内におけるコミュニティというのは、社会人として働くうえでとても大切なものです。
同じ会社で働いている以上、社内での繋がりを単なる好き嫌いで遮断するわけにはいきません。
どんなに苦手な相手でも関係を円滑に築いておかなければ仕事に支障をきたします。
しかも仕事となると、否が応にも週5日以上顔を合わせる関係になります。
それこそ、家族や友人と過ごす時間よりも多くの時間を共有するわけです。
その人物が自分にとっていい影響を与えてくれる人であればいいのですが、全員が全員と良い関係を築けるとは限りません。
自分が本能的に「苦手」「嫌い」と感じる人と一緒にいるのは、思っている以上に辛いものです。
人にはそれぞれの個性や性格による相性があります。
他人はなんとも思わないことでも、あなたにとっては心底NGということも大いにあり得ます。
あなたにとって、「話し方が威圧的で苦手」という人であれば、ただ話をするだけでストレスを溜める原因にもなりえるでしょう。
社内の人間関係で悩んでいる理由
・会社内の派閥争いに巻き込まれる
・上司が必要以上に厳しい
・噂話が好きなお局がいる
・仕事のできない上司がいる
・同僚と扱いの差を感じる…etc.
仕事とは関係の無いところで、余計なパワーを使ったり、不当な扱いを受けたりするとウンザリしてしまいますね。
実際、嫌いな人が一人もいない職場なんていうのはなかなかに珍しいものです。
2. 仕事の忙しさのストレス
人間関係とは、また違った部分で、仕事の現場で感じるストレスといえば「業務多忙」によるものがあります。
程よい充実感を得られる忙しさであれば、仕事へのやりがいやモチベーションに繋がりますが、精神を削るような行き過ぎた忙しさは心の余裕を奪っていきます。
さらに、忙しい日々が続くと体に疲れが溜まっていき、体力的にもバテてしまい心身ともにグッタリ…。
特に、入社したてで慣れない業務に四苦八苦している新入社員や、〆切が多い編集職、休日が少ない接客業、
管理業務を任されている中間管理職の人は繁閑の差に関わらず忙しさがついて回るので仕事に関するストレスを抱えがちです。
毎月一定の時期だけ忙しいというようなものならば、我慢のしようがありますが、
慢性的ともなるとストレスを和らげる時期を作ることができず心も体もストレスに蝕まれていくばかり!
うまく発散できる人なら良いですが、真面目であればあるほど、折角の休日にも仕事のことを考えてしまったりして、
うまく切り替えができずに悩むことになってしまうので注意が必要です。
仕事の忙しさがストレスになる理由
・体を休める時間が十分に確保できない
・睡眠時間が削られている
・プライベートな時間や趣味が満喫できない
・ストレスを発散できる時間が作れない…etc.
社会人の生活の大半を占める職場環境というのは、ストレスの元になりやすいということがわかります。
3. 恋愛のストレス
一見、楽しみや幸せなど明るいオーラで溢れているイメージが強い「恋愛」ですが、意外にもストレスの原因として上位に組み込んでくる項目なんです。
恋愛というのは、仕事と同じで真面目であればあるだけ、そこにかかるパワーが偏ります。
その分、楽しいときに働くプラスの作用が大きいのはもちろん、悲しいことがあったときのマイナスの作用も大きくなるんです。
恋愛の時に生じる独占欲や嫉妬心というのはとても厄介で、大きく膨らむと心身ともに蝕むほどの脅威になりかねません。
心の中にモヤモヤと負の気持ちが渦巻いていると自然と気持ちは落ち込んでいき、沈んだ気持ちはやがてストレスへと変わっていきます。
いいことばかりではないのが恋愛ですが、必要以上に考えこんでマイナスな思考に偏ってしまうのは避けたいですね。
恋愛が原因でストレスが溜まる理由
・恋人とすれ違ってイライラ
・浮気の可能性があって不安
・相手の機嫌や顔色をつねに窺っている
・頻繁に喧嘩をしてしまう
・相手からの連絡を待ちわびている
・結婚に対する価値観が合わない…etc.
恋人同士の歩調があっていなかったり、信頼感が欠けていると恋愛でのストレスは大きくなっていくようです。
4. 家事のストレス
人によってストレスを感じるポイントはさまざまですから、家に居ながらにしてストレスを感じることあるでしょう。
家庭内の家事洗濯を全面的に支えている女性は、家にいてもあまり気が休まらないという人が多いようです。
1人暮らしの人も勿論ですが、食事、洗濯、掃除などの家事全般は働きながら両立するとなると、どれも意外と億劫なものです。
それも家族数人分の家事を一手に担うとなると負担も倍に…。
世の主婦(夫)の皆さんはどなたも尊敬に値します。
中には家事が好きだという人もいますが、ごく少数派であることは間違いないでしょう。
忙しいときに、やらなければならない家事と直面すると嫌気がさしてしまうこともありますよね。
家庭で感じるストレスの理由
・共働きなのに自分にばかり家事の負担が多い
・疲れているときに「ご飯は?」と聞かれる
・家族が家事に対して非協力的な姿勢
・苦手なりに家事を頑張ってるのに文句ばかり言われる…etc.
なんてことない家事も周囲の環境と気の持ち用次第ではストレスの原因となってしまうんですね。
5. 自分自身に対するストレス
ストレスは、なにも周囲から受ける影響が全ての原因というわけではなく、自分自身に対する苛立ちや不甲斐なさから生じることもあります。
自分自身の姿に、理想と現実のギャップを感じたり、自分のプライドのせいで物事がうまく進められなかったりして躓くこともよくある話です。
中でも客観的な視点で自分を観察できる人は、人一倍厳しい視点で自分を値踏みし、周囲からの評価にも敏感です。
そういった自らへの不満や不安、そして期待が心の負担になることもあります。
自分に対する苛立ちによるストレス
・要領の悪い自分に腹が立つ
・やりたいことができないもどかしさ
・周囲との差を感じて落ち込む
・自分に重い責任を課している…etc.
自分の可能性を信じ、高みを望んで上昇志向を持つのはいい事なのですが、
あまり根を詰めすぎてしまうと嫌な形で自分を追い込むことになってしまいます。
ストレスフリーな生活をするための20個のポイント
ストレスというのは、私達の生活と切っても切り離せない関係です。
ストレスを溜め込まないためには、考えることをやめ、鈍感力を磨くほかありませんが、いかんせんそれは人としての質を落としかねません。
問題に直面した時、人は思考し苦悩しながら、解決策を導き出します。
これは成長のための一途であり、とても大切なことです。
その中で、ストレスを極力溜め込まずに気持ちを穏やかに保つためには元来の〝考え方〟を少し変えるだけで全く違います!
ここからは、心の中のモヤモヤを解消し、ストレスフリーなライフスタイルを送るためのコツを教えしていきます。
1. そのストレスをプラス思考で見る癖をつける
物事にはいろいろな側面があります。
ただ、目の前に見える事実だけを間に受けていたら絶対にいけません。
何が言いたいのかというと、ストレスの原因となることも捉えようによっては、違う一面があるということです。
もし身近に苦手な人が居ることがストレスの原因になっていて、それをどうにか解消したいと思うならば、
その人の嫌な面だけを見続けていても埒が開きません。
そういう時は「あの人(苦手な人)のようには、ならないようにしよう」と考えて、あえて苦手な人の嫌な部分をじっくり分析してみましょう。
いわゆる反面教師と言うやつです!苦手な人から学べることは、いろんな意味で自分自身の成長に役立ちます。
ストレスの原因となる人や物と関わることでマイナスなことを想像するのではなく、プラスに働く要素を見つけることが大切です。
視点が変われば必然的に見え方や捉え方が変化してきますよ。
2. ストレスを後回しにせず今片付ける
嫌いなものや苦手なものは、どうしても後回しにしてしまいがち。
向き合うことで一層のストレスを感じるかもしれませんが、後回しにしてしまわず、片付けられるものはサッサと片付けてしまうことが、
ストレスからの脱出のコツ!ストレスは抱えている時間が長くなればなるほど重みを増していきます。
いつまでも大切に溜めておいても、いい事は一つもありません。
問題を抱えたまま放置していると、一時的には忘れられても不意に思い出してしまうものです。
どんなに嫌なことでも、済ませてしまえばスッキリします。
明らかなストレスの原因があり、それが消しされるものであれば思い切って行動に出ましょう。
3. ある程度開き直りの気持ちで見る
ストレスは無理に目を背けようとすると逆に気になってしまうもの。
無関心を貫くというのは、関心を持つことよりも難しいことです。
時が解決してくれる問題もありますから、いつまでもクヨクヨしていてもはじまりません。
悩みに悩んでどうしても突破口が見つからない場合は、一時休戦して問題を放り出してみましょう。
あとから拾ってみたらなんて事無いことだった、ってこともありますよ。
4. 友達とおしゃべりなどして発散する
ストレスは考え込んでいても無くなりません。
発散方法は人それぞれですが、メジャーな方法の一つに「おしゃべりする」というものがあります。
話題はどんなものでも構いません。
それこそストレスとは何の関係もないものでもいいわけです。
悶々と1人で思考に耽っているのではなく、人と話題を共有して話すことでストレスとは別の方向へ思考が向きます。
頭の中を一度別の話題でリセットして、気を紛らすと、新しい閃きが生まれたりするもの!
ずっとストレスに取り憑かれて居る時は見えなかったものも、気持ちが変化すれば見えてきます。
仲のいい友達と会話に熱中しているうちに、溜まったストレスが消化され心に余裕ができるんです。
5. 定期的に感情をリセットする習慣をつける
心に陰りが出てきた時は、早めに自分の中で整理を付けるのが大切です。
限界を感じる前に心の中を空っぽにできる発散方法を一つでも持っていると気持ちの持ちようが違います。
音楽を聞きながら散歩をするでもよし、読書をするでもよし、気持ちをリラックスさせて頭からストレスの原因を追い出すのが一番の手です。
どんなに忙しくても悩んでいても、その解決策を必ず実行する時間をどうにか捻出しましょう。
6. 完璧を求めない
どんなことでも100%を求めることは素晴らしいですが、全てにおいてパーフェクトを叶えるのはとても困難かつ自分との戦いの連続です。
それに、あなたの見ている完璧と、周囲の完璧が同じであるとも限りません。
自分の価値観にこだわりすぎて、本質を見失っては元も子もないでしょう。
やる時はやる、休む時は休む!言い方をかえれば上手く手が抜ける人というのが本当に優秀な人です。
いくら完璧でも、いつもイッパイイッパイで余裕が無い人にスマートさは感じませんよね。
ONとOFFの切り替えをうまく調整して、自分への負担が少ない最適なバランスを見つけましょう。
7. 自分にご褒美をあげて心を軽くする
自分のなかで、気持ちの切り替えを付ける一定のルーティンを決めておくのストレス解消に効果的です。
「週末はお酒といいオツマミを用意する」
「毎月15日は友達とご飯を食べに行く」
「疲れた時は高いチョコを食べる」
「月曜日はお気に入りのカフェで珈琲を飲む」…etc.
どんなことでも構いません。
これらの行動をあなたにとって、気分転換、ストレス解消であると頭の中で紐づけておけば良いのです。
そのルーティンを続けることによって、脳がストレスを消化しようと働くようになるでしょう。
8. 金の亡者にならない
お金にばかり固執している人は、小さなことにこだわる気質があります。
人の魅力は余裕ある大らかな心持ちから生まれます。
いつもカツカツして、細かなことを気にしていると自分を追い詰めるだけでなく、周りの人も離れていってしまいます。
お金の余裕は心の余裕とも言いますが、お金にこだわり過ぎるがゆえにストレスを溜めてしまうことにならないよう、適度な管理体制が大切ですね。
9. 失敗は成功の素と割り切る
失敗した時は、悔しさを感じて落ち込むかもしれません。
ですが、そんな時こそ次のステップへと進む対策を練ることで、成長をするチャンス!
失敗した自分に失望したり落ち込んだりしてストレスを溜める時期ではないのです。
もちろん反省は必要ですが、下を向いたままではいけません。
前を向いて反省の上で見つかる成長への足掛かりを捉えられなければ、その失敗はなんの意味もなしません。
失敗をただの失敗で終わらせないことこそが、人として一回り大きくなるための課題です。
10. 深く考え過ぎないようにする
人はストレス過多の状態では、判断力が低下しています。
普段はなんて事無いことも、深刻に捉えてしまって必要以上に考え込んでしまうのです。
少しでも「疲れているな」と感じた時はあまり思考回路を巡らせるべきではありません。
どんどん事態が複雑化していってしまうことも考えられますから、考えをまとめる時は本題を見失わないように紙に書いてマインドマップを制作してみると良いでしょう。
11. 人は変わらないから自分から変わる
周りに変化を求めていては、事態は何も変わりません。
例えば人の性格なんていうものは、そうそう改善されることはありません。
人の考えの基礎となる人格形成は18~20歳のうちには完成すると言われているので、
社会人になってからでは、よっぽど衝撃的な出来事に直面しない限り人の根本が変わることは無いに等しいのです。
ストレスの原因が、自ら消滅してくれることはほとんどありません。
そもそも消滅してくれる見込みがあるならそこまで深刻に悩まないはずです。
なのであれば、自分が変わるほかありません!待っているだけではなく、自分自身の考え方や行動をかえる努力をしましょう。
ストレスの元になる相手に変化を求めたり、場が好転するのを期待してたら、期待した分だけ損をすることになりかねません。
12. ハードルを低くする
高望みはせず、まずは小さなハードルをコツコツとクリアしていきましょう。
前の項目では、深く考えないことだ!自分が変わるべきだ!と、伝えてきましたがどれもこれも「やれるものならやってる」はずですよね。
でも、できないのではなく「できるのにやろうとしない」「変わりたいけど、どうしたらいいかわからない」と、言うのであれば、それは変化の第一歩。
まずは、変えたい・変わりたいと思う気持ちが大切です。
そしたらまず、自分の中で「確実にできる」と思うごく当たり前なルーティンや考え方を見つけましょう。
確実にできることを、確実に完成させていくことで、できることの幅は増えていきます。
小さなハードル設定でも、飛び越える度に、課題をクリアするための跳躍力が高まっていくのです。
最終的には高いハードルが高く感じなくなるでしょう。
13. 物事を決めつけない思考回路を身につける
固定概念というのは思考の幅を狭め、視界を悪くします。
視界不良では、見えるべきものも見えず、迷走するばかりです。
まず第一に物事には複数の面があると心得ましょう。
そうすると攻略ルートも複数見えてくるもの。
柔軟な思考回路を持ち、真正面だけでなくあらゆる面から問題を見渡すことで解決の糸口が見い出せるはずです。
14. 人と競争しようとしない
人はどうしても、人の目や周りの評価を気にしてしまいます。
人の目を気にする事は、自分を客観的に観察し課題を見つけられることに繋がるので、とても有効な手段だと言えます。
時には周りと自分を比べて見ることも大切ではありますが、その比較結果が自分を貶めるものであってはいけません。
人のふり見て我がふり直せ、とあるように、人を見て自分を見直してプラスに働かせるのであれば良いものの
争うが故に自分の良さを見失って欠点ばかりに目を向けては何の役にも立ちません。
折角の有効な手段も、ストレスに繋がるのでは無駄遣いというものです。
自分の良さを伸ばすために、切磋琢磨するようにしてください。
15. 無駄なもの、気持ちを断捨離する
心の整理をつける、とはよく言ったもので、部屋を整理整頓するように心も定期的に整理整頓する必要があります。
残しておいても得をしないもの、もう使わないものはドンドン捨てて行きましょう。
将来を見据えて必要なものとそうでないものをきちんと見極めて下さい。
断捨離のコツは思い切りです。
「捨ててしまって良いのだろうか」と悩むものも、ここぞとばかりに思い切って捨ててしまいましょう。
「もしかしてまだ必要かも?」と悩んで捨てるのを思い留まったとしても、もう1度使う確率というのはとても低いですよね。
直感的に、必要ないと思ったものはあなたにとって、もう無くても良いものなんです。
もし、あなたがずっと大切にしてきたものが必要なくなるということは、時の流れにともなって成長している証です。
16. 海や山へ出かけて自然のエネルギーをもらう
自然の力というのはとても偉大です。
壮大な自然に囲まれると、日頃の疲れや悩みは吹き飛び、些細なことに思えてきます。
自然の緑やマイナスイオンに包まれて身も心もリラックスすることができるでしょう。
実は人のストレスは、体内のストレスホルモンの分泌が盛んになることで悪化します。
そのストレスホルモンは自然に触れることで減少することが解明されているのです!自然の音や景色が五感を通じて精神を和らげてくれますよ。
特別な場所に行かなくても、緑の多い場所を散歩してみたり、海を見に行ってみたりするだけで効果を得られます。
17. 人の意見は鵜呑みにしない
周りの人からのアドバイスや警告はありがたく受け入れるべきですが、そればかりにとらわれてはいけません。
人の意見は参考にしながらも、自分にとって有用なところを自分なりの解釈で取り入れていくのがオススメです!
人の意見をそのまま鵜呑みにしては、自分自身の考える力や判断力が鈍っていきます。
失敗した時も人のせいにしてしまうので、自ら選択することを忘れないようにしましょう。
18. 良い睡眠がとれる環境を整える
ストレスを悪化させる原因となるのが睡眠不足です。
人の三大欲求のひとつでもあります。
充分な睡眠が無ければ、人は健やかな心と体を保つことができません。
睡眠不足はストレスになるだけでなく、体調不良や鬱病を呼び起こすこともあるので要注意!
きちんとゆっくり休める場所で1日最低5時間~8時間は睡眠をとりましょう。
良く眠れない時は睡眠前にお風呂に入って体を温めたりして、リラックスできる環境を整えると効果的ですよ。
意識的に良く眠る為の努力することで、環境的にも体質的にも睡眠をとるための準備ができあがります。
19. なんでもせっかちにやらない
なにごとも焦って先走らないように適切なペースを維持することが重要です。
早すぎても遅すぎても、物事はうまくいきません。
自分らしさを見失わないように、心と体のペースを合わせながら進んでいきましょう!
あれもこれもと生き急がずに、一つずつ着実に確認していくようにすると気持ちに余裕が生まれますよ。
せっかちな人は時間の管理やスケジュールに対して厳しく、分刻みで自分自身へ課題を課していることがあります。
細やかなタスク管理は立派なスキルですが、仕事とプライベートで使い分けるなどメリハリをきかせた対応ができるとベストです。
20. ゆっくり考えゆっくり話すようにする
考えたことをそのまま口にするのではなく、頭で考えたうえで口に出す事柄を整理してからアウトプットしましょう。
何も急ぐことはありません。
忙しなくしているとミスが増えたり、思いがけないトラブルが起きたりして、ストレスの原因が増えてしまいますよ。
大変な時こそ一度深呼吸して、落ち着いたうえで行動に移すようにしましょう!
ストレスフリーになった先にあるもの
ストレスとうまく向き合って、自分の中で整理を付けていくと少しずつ気持ちが晴れやかになってくるはず!
今後同じような場面に差し掛かっても、2度と同じ悩み方はしません。
抱えている問題や課題を早めに片付けて、気持ちよく過ごせるストレスフリーな日々を送りましょう!
1. 魂が喜ぶ生き方ができる
ストレスが軽くなると、心の底から人生を楽しめる余裕と生き甲斐を感じられます。
人生は自らの裁量次第で吉にも凶にもできるんです。
誰しも不幸になりたくて日々を過ごしているわけではないでしょう。
それぞれの幸せのカタチを求めて毎日試行錯誤していくんです。
ストレスを溜め込まずに健やかな心を維持し、充実した日々を手に入れられればいずれ魂が喜びに打ち震えるような感動や幸福に出会えるますよ!
誰のためでもない、自分のためです。
周りのことには気を遣えるのに自分のことには無頓着のいう人はストレスを抱え込みやすいので、自分のことも大切にしてあげてください。
自分の幸せは、周りの幸せにも繋がります。
2. 心身共に健康になる
ストレスに打ち勝てば、心も体も均等を保ち健康で明るい毎日を過ごすことができます。
やはり健康でなければ、何事も楽しむことができませんよね。
元気な体と心を守っていくためにもストレスのケアは日頃から欠かせません。
心と体を病んでしまうと、折角の楽しい計画も水の泡です。
自分の力だけでストレスを打開することが難しい場合は周りの人の力を借りるのも一つの手です。
なによりも、ストレスを感じた時は無理をしすぎずに程よい休息をとるようにしましょう。