近頃、新聞やネットニュースに度々、お目にかかるようになった言葉に「マイノリティ」というものが出て来たのを、お感じになった方も多いのではないでしょうか?

マイノリティ」。

はてどういう意味なのでしょうか?

単純に「少ない」と捉えていいのでしょうか?何かこの言葉からは別の意味もプンプン漂ってきそうな危険な匂いもする感じを抱きます。

そこで今回はこの「マイノリティ」についてじっくりとみていきたいと思います。

マイノリティを恐れるのをやめよう!

私たちの概念は「普通」「常識」「一般的」「世の中の意見」などといったものを判断のための基準にしている向きが多分にあります。

まあそれが民主主義の普通の在り方だとも思うのですが、一方でそういった意見とは反対の意を唱える方もいる訳です。

これも民主主義の中ではあって当然の考え方です。

でも、どういう訳か「マイノリティ」という言葉の響きからはいい印象を受けない事が多い気も致します。

では、この「マイノリティ」。

どういう意味なのか。

まずはそこからみていきましょう。

マイノリティとは?

ではまず「マイノリティ」について少々、解説していきましょう。

日本語で言うと?

「マイノリティ」を日本語で言うと「少数」「少数派」という答えが出てきます。

これは多数決を取った時に明らかになったりしますね。

ある意見に対して多数決を取ったとして結果が「賛成」が90%、「反対」が10&となったらその反対意見に回った人が「マイノリティ」という見方をされるという訳です。

また「マイノリティ」という言葉に別の言葉をつけて用いられる事もよくあります。

代表的なのが「マイノリティ・レポート」訳しますと「少数意見」となります。

このように数の論理において少ない方を単純に「マイノリティ」と呼んでいるのですが本当は別の意味合いで認識されている言葉でもあるのです。

それは「差別的」な意味合いを含む言い方です。

要するに主流派に対する反抗勢力、または異質な集団、組織といった意味合いです。

世の中の「大衆」側に組しない「不満」勢力、「革命」勢力、「いじめ」対象とされる被差別住民といった解釈も存在しているのです。

よって「マイノリティ」と一口に言ってしまうにはあまりにも危険で注意を要する言葉である、と思っていただいた方がいいのかもしれませんね。

反対語は?

さて今度は「マイノリティ」に対する反対語です。

それは「マジョリティ」という言い方になります。

直訳すれば「多数派」「大衆」とでもなるでしょうか?

とにかく世の中の主流と思われし考えや思想をひっくるめて「マジョリティ」と呼んでいる感じも致します。

また「マジョリティ」には「優れている」「優秀である」といった意味合いにも取られます。

そうなると「マイノリティ」は「劣った」存在、という解釈も成り立つ、となるのですよね。

マイノリティでも声を大きくさせるための方法とは?


では次にマイノリティ派の声を広く一般大衆に届けさせるための手段を見ていきましょう。

声を大きくして発信すれば今まで認知されていなかった少数派が一気に陽が当たる存在に変わる可能性は大いにありますからね。

認知度を上げる

マイノリティと思われているものを世間に知らしめていくためには地味でもいいのでコツコツと宣伝活動を繰り返すことです。

そうやって認知度を上げていけば、人々の目はそれらの存在に気づき、興味を持ってくれるようになるかもわかりませんからね。

ネットでサイトをアップする

認知度を上げるための行動の1つ目は「ネットでサイトをアップする」です。

例えばデビューして間もないアイドルに対象を絞ってみましょう。

毎年、数知れないくらいデビューするアイドルたち。

しかし、有名になってメジャーな存在になれるのはほんの一握り。

それも大手芸能事務所に所属しているか、などかなり条件が良くないとなかなか陽が当たらないのが実情です。

一昔前のアイドル歌手のデビューは地道にファンとの交流会の場に足を運んでいましたね。

握手会やサイン会を度々開き、レコードやCDの宣伝を行っていました。

しかし今の時代はネットという便利なものが登場しました。

ネットに自分たちのサイトやツィッターなどをアップさせる事によって、手っ取り早く一般の方々に認知してもらえるという仕組みです。

今をときめく売れっ子さん達も、ちょっと前までは無名の存在でした。

自分の名前を売ろうと思えばまずはネットを活用する事を避けてはいられないでしょうね。

フリーペーパーなどを配る

認知度を上げるための行動の2つ目は「フリーペーパーなどを配る」です。

フリーペーパーやチラシの類はまだ知名度もなく人気もない人達が活用できる常套手段です。

人々から認知してもらうためには諦めずにコツコツ行っていくべき手段なのです。

例えばあなたが独立して飲食店をオープンさせたとしましょう。

ネットには勿論、サイトをアップさせるでしょうが何せ飲食店というのは世の中に五万と揃っています。

広告対象を広くし過ぎては来店客数の期待があまり持てません。

そこで自分のお店の立地に近い駅や繁華街などでフリーペーパーを置いてもらったりビラやチラシ配りを行って来店見込みのある購買層に直接、アプローチしていくのです。

飲食店などの競争は、マイノリティの集まりです。

数的には逆に多いくらいです。

多くのお店が競合関係となります。

よってフリーペーパーにただ広告を載せるだけではなく、何か特徴を打ち出して他社との差別化を図りたいものですね。

講演会をする

知名度を上げるための行動の3つ目は「講演会をする」です。

もしあなたが何らかの世界でかなりな実績を持たれている方で、それを元にして名前を売りビジネスの幅を広げようとするのならば労を惜しまずに「講演会」を積極的に開くという方法があります。

ただ、講演会に来場者を集めようと思えば講師となるかたの肩書や知名度が必要です。

特に知名度はあるに越したことはありません。

名前が売れているかどうかで来場者数に大きな隔たりが出来るからです。

その為にも地道な活動はせっせと行わなければなりません。

サイトを立ち上げたなら放ったらかしにせずに最低でも1週間に1回くらいは記事をアップして読者を増やしましょう。

何かをやっている、というところを広く認知させる事ができれば講演会の成功率も上がるはずです。

勿論、サイトには講演会の宣伝や結果報告など細かく網羅しましょうね。

積極的に一般人と関わる

次にマイノリティの人が認知を上げる方法として考えられるのは一般の人と積極的に関わる事です。

世間の目としては少数派の人の存在はどこか不気味で近寄り難いムードが漂っているかも分かりません。

そういった固定観念は放置していればいつまでたってもそのままです。

よって、積極的にこちらから交わっていく姿勢が必要になってくるでしょう。

初対面の人同士ならばこちらから挨拶していけば大抵の人とは話し合えるはずです。

このスタイルを徹底して進めていきましょう。

但し、注意したい点もいくつかあります。

それを少し挙げておきましょうね。

しつこくアピールしない

積極的に一般人と関わる際に注意したい1つ目は「しつこくアピールしない」という事です。

これは相手があなたの事を普通の人だと思っているから安心して話が出来るのです。

ところが実はあなたが何かの勧誘やセールス目的で近寄ってきたのが分かった時点で、一気に空気は変わるでしょう。

そうなのです。

アピールがしつこすぎるからです。

相手は興味も関心もない話しを強引にされればされる程、あなたとの距離を大きくしてしまいます。

これはどのようなシーンにおいても共通する人間の心理といえるでしょう。

マイノリティの域から脱出したい気持ちは分かりますが、焦らずにじっくり付き合う事の方を選んだ方がいいでしょうね。

良識や普通の感覚があるところをしっかり見せる

積極的に一般人と関わる際に注意したい事の2つ目は「良識や普通の感覚があるところをしっかり見せる」という事です。

講演会が終わった後などは講師を交えて懇親会というものが催される時がありますよね。

その時にあなたがあまりにオカルト的な発言をしたり神がかった事ばかり言っていたとしたら周りにいる人達はどういう反応を示すでしょうか?

多くの人は自分にとってためになる話を聞きたいはずです。

なのに全く方向違いのマニアックなお話ばかりだったら皆さん、引いてしまうでしょうね。

話し上手は聞き上手とも言います。

場の趣旨がどうであれマイノリティの立場から脱出するためには、極度なアピールは禁物です。

一般常識やマナー、良識を感じさせる普通の感覚を出すことであなたは場の皆さんから受け入れられるでしょう。

とにかく「薄気味悪い人」という印象だけは与えてはいけないのです。

グループや仲間を作って活動する

マイノリティから認知を上げる方法として「グループや仲間を作って活動する」という手があります。

結局、人間は数の勝負です。

政治の世界でも過半数を何故取りたがるのか?

ここにこの問題の集約点があります。

数の多い方がいつの世も支配者側に回る仕組みは不朽です。

だから皆絶対数の多い方に加入したくなるのです。

その方が目立ちませんし争いごとに関わる可能性も減りますからね。

よってマイノリティから世間一般に認知してもらうためにはグループや親しい仲間をたくさん作って活動をやっていく事が理に叶ったやり方なのです。

ずっと心強くなる

親しい仲間やグループを作る事によって得られる安心感と心強さは他の何物にも勝る最良のものです。

これによって今まで自分一人だと思っていたマイノリティ感から一気に脱出できた感覚を味わえる事でしょう。

ちょっと極端な例ですが、新興宗教や何かの秘密結社めいたものは立ちあげた時は創始者の人、一人なのです。

そこに地道な活動が実って一人、また一人と信者や同胞が集まってくるのではないでしょうか?

今はマイノリティな存在だったとしても共鳴できる理念や信念が強力ならばきっと大きな組織・団体へと生まれ変わっていくことでしょう。

そもそもあのキリスト教ですら創始者のイエスはその布教活動時に様々な迫害と闘ってきました。

それを思うと、今のマイノリティも何年後かには立派なマジョリティに変貌している可能性は大いにあるという事が言えそうですね。

マイノリティになった時のデメリットとは?

では次にマイノリティになってしまった時のデメリットについて考えていきましょう。

偏見や差別を受ける


マイノリティになった時のデメリットの1つ目は「偏見や差別を受ける」です。

この「偏見」や「差別」は人類がこの地上の支配者になった瞬間から生まれたどうしようもない「エゴ」といいますか「恐れ」から逃れようとする自己防衛本能の一部とでも言ったらいいのでしょうか?

人間は自身が争いに巻き込まれて生命の危機に瀕したり財産を奪われて生活の糧を失うことを極度に嫌います。

だから「安心」と「保証」を旗頭にした政党ないし国家の一員になろうという欲望が生じます。

そうする事によって必要な税金さえ払っておけば国民として憲法の保障する自由と生命の保証という安心感を得られるからです。

なのでそんな土壌の中から得意な異物のように感じられる新興宗教や政治団体等に対しては激しい嫌悪感を抱かずにいられなくなるのです。

その代表的な例が今から20年以上前に起こった一連の「オウム真理教」によるテロ行為です。

また近年ではイスラム国と呼ばれる仮想国家によるテロ行為も私たちの生活に多きな不安を起こしています。

マイノリティとして見られた時の最大のデメリットはこの過去の事例に比較される事による偏見や差別なのです。

近年においてこれだけ世間を騒がせてきたこれらの事件。

ほとんどの人がいかなる小さな存在の組織に対しても「受容」の概念を持てないかがお分かりいただけると思うのです。

よって独立してラーメン店でも始めるようなマイノリティならばまだ関係ないでしょうが、何かの思想や運動を通して世の中の仕組みに挑戦するような行動は、間違いなく「偏見」や「差別」の対象となってしまう事でしょう。

意見を受け入れてもらえない

マイノリティになった時のデメリットの2つ目は「意見を受け入れてもらえない」です。

このデメリット面も病むを得ない処置かも分かりません。

とにかく「大衆=世の中」というものは異質性を感じさせるものには冷酷で冷淡です。

皆と同じような服装、髪の色、話し方、考え方をしていない者には特別な敵対感を覚えます。

なのでマイノリティに属している人の意見は聞き入れられません。

可愛そうなくらい黙殺されます。

下手に聞き入れてしまったら自分たちの首が危ない、という発想が働くからでしょうか?

とにかく彼らの意見は受け入れられないのです。

ただあなたの行いが皆の心に熱く語りかける素晴らしいものであるならば、いつかきっと陽の目を見る時は訪れるはずです。

気持ちをしっかり持って耐えることにしましょう。