20代になり、学生時代に終止符を打つと、一気に大人の仲間入りをしたような気分になりますよね。

しかし、「大人になったら実現する」と考えていた事柄や、思い描いていたような生活と現実の差に、どこかギャップを感じているような人もいるのではないでしょうか。

大人になるということは、ただ年齢を重ねていくだけではなく、1人の人間として独立するということ。

仕事と私生活を両立させること、将来の計画を立てること、そして、それらに必要な経済力を持つことが最低限の条件になります。

親の保護下で養われていて良いのは、学生時代まで。

独り立ちをし、社会に出て自分の稼ぎで生計を立ててることで、ようやく親元を離れて自分自身の力で生きていることになります。

社会人になると、自由に使えるお金が増えると思っている人もいますが、意外なことに「学生時代よりも生活に余裕が無い」「お金のやりくりが大変」なんていう苦労を抱えている人も多いものです。

自分で稼いで生活することの大変さを知り、お金の重要性を理解するようになると、お金の使い方が慎重になることもあるでしょう。

そんなとき、頭によぎるのが貯金のこと。

将来のために貯金をしたいと考えていても、なかなか貯金する余裕が無い焦りを感じる人も少なくありません。

同世代の人はどれくらいの貯金があるんだろうか、20代のうちから貯金をした方がいいのだろうか、と悩む人。

まだ20代のうちは貯金しなくても大丈夫だとタカをくくっている人。

考え方はそれぞれだと思います。

しかし、貯金はあるに越したことはありませんし、はじめる時期は早いほうがいいに決まっています。

「何あった時のために」と万が一のリスクに備えて計画的に貯めている人、「将来の目標のために」となにか目的を持って貯めている人など。

貯金をスタートしようと思うキッカケも、どのくらい貯金したいかという目標額設定もそれぞれ違うものです。

今回は、そんな20代の貯金事情についてスポットをあてて考えていきたいと思います。

20代から貯金は貯めるべきか?

あなたは、20代になって「貯金」を意識するようになりましたか?貯金をしている人もいれば、全くしていない人もいるでしょう。

なかには、「そろそろ、はじめてみようかな」と思っている人や「周りの人はどうなんだろう」と気になりだした人もいると思います。

20代から貯金はするべきなのか、考え方は人の世って異なりますが、まずは、いま自分が人生においてどんなステージに立っているのかを知ることからはじめてみましょう。

20代のみなさんが置かれている現状と、これから先起こりうる将来のことをきちんと考えてみると、自分にとって何が大切か、どうすることが最も最適なのか、見えてくるでしょう。

20代とは人生でどういうステージ?


20代と言っても、前半・中盤・後半で、だいぶ印象が異なりますね。

しかし、全般的に20代というと、世間的に「若い」というイメージが強く、子供ではないものの、大人になりきれていないというような、非常に曖昧で微妙なラインに立たされています。

義務教育を受けていた学生時代とは異なり、人によって進む道が全くと言っていいほど異なり、置かれている状況も違うので、考え方や価値観はもちろん、就職先や収入も個人によってそれぞれです。

20代という時間をどんな風に使うのかは、それぞれの将来設計や志すキャリアプランによって違います。

しかし、ただ目的もなく、無駄に過ごすようなことは避けたいですよね。

自分の未来の為には、どんな風に20代を過ごせば有意義なのか、改めて考えてみてください。

20代という時間は、人生においてとても重要なステージなのです。

勉強に打ち込む時期

20代前半は、大学や専門学校に通っている人も多いでしょう。

しかし中学・高校を卒業した時点で社会に出て働いている人も多いため、20代前半は、同じ年齢でもライフスタイルに大きな差が生まれやすい時期でもあります。

しかしいずれにせよ、20代前半は“勉強”の時期であることに違いはありません。

学業に励みながら、自分の将来のために知識を勉強する学生。

若くして社会に出て、世間を知り、働き方を勉強する社会人。

それぞれ、将来のために必要なことを学び、自分自身の社会的価値をいかに高めていくか、勉強しながら試行錯誤しているものです。

20代前半と言えば、学生にしても社会人にしても、アルバイトをして働いた経験があるかないか。

世間の荒波に揉まれたり、大きな責任を課されたような経験は、まだあまりないでしょう。

全体的に社会経験が浅く、経験値が少ないことから「やってみなければ分からない」という分野が多いはず。

分からないことが多いということは、自分の将来について不透明な部分も多いということです。

しかし、言い方を変えれば、まだ見ぬ領域にあらゆる可能性を見出すこともできる、ということでもあります。

これからの人生をどうしていきたいか、夢や希望など、多くの期待に満ち溢れている時期だからこそ、できるだけ多くのことを勉強し、見聞を広めることで、将来の選択肢を増やすことができるのです。

20代の前半戦をどんな風に過ごしていくかで、20代後半の景色は大きく変わるでしょう。

20代前半は、親元で過ごしていた10代とは違い、自由になる部分も増えますが、まだまだ完璧に自立したとは言えません。

ですが、ある意味、人生の中で最も自分の思うように行動することができるとも言えるのです。

成人して、できるようになること。

社会人になると、できないこと。

これらのバランスがとても良く、自由度の高い時期なので、どうしても遊びたくなってしまいますが、遊びばかりではなく、自分の人生に必要なことをコツコツと蓄える“勉強”も忘れてはいけない重要なポイントです。

社会人としての駆け出しの時期


大学や専門を卒業して、社会人デビューを果たすのも、大体の人が20大前半です。

社会人になるということは、アルバイトや派遣になるのとはわけが違います。

正社員になると、企業と契約を結び、長期雇用を前提とした働き方ですので、何年、何十年という年月で付き合いをしていくことになります。

それこそ、一度も転職せず、新入社員として入社した企業で定年を迎える人もいるでしょう。

正社員は週5日・1日8時間以上の勤務が基本になるため、日々の大半を職場で過ごすことになります。

そう考えると、いかに仕事選びが重要かどうか分かるはず。

選んだ仕事が生活の基本になるということですから、就職先の条件や待遇は慎重に検討しましょう。

さて、このように新社会人としてのデビューを飾る時期というのは、想像するだけで大変だという事がよく分かります。

就職活動が終わったと思えば、入社のための手続きがはじまります。

いざ入社してからは、仕事を覚えるための研修がはじまり、慣れない業務に四苦八苦するような、バタバタした日の幕開けです。

新社会人になるタイミングで、一人暮らしをはじめる人も多いため、仕事と私生活の両立をすることに手一杯になる人が殆どです。

生活の変化というのは、身体だけでなく、精神的にも疲れが溜まりやすいので、これまで感じたことの無いような疲労感に襲われることもあるでしょう。

何事も駆け出しの頃は苦労するものですが、特に社会人の初期は別格です。

仕事・職場環境・新しい生活スタイルに慣れるまでには、少なくとも3ヵ月はかかります。

とは言え、こうした目まぐるしい毎日は、忙しくも充実感のあるものです。

新人時代は、理不尽なことや、大変なことに、グッと耐え忍ぶ時期でもあります。

仕事のスキルだけでなく、忍耐力や処世術を習得しながら大人としての嗜みを身につけていくことが大切。

積極的に、多くのことを学ぶことで、20代後半の経験値に差がつきます。

人間関係が大きく広がる時期

社会人になると、身を置く環境やコミュニティが学生時代と大きく変化します。

それまでは、主に同世代の人に囲まれて過ごしていたかもしれませんが、社会人となり、会社に所属するようになると幅広い年代の人たちと関わることになるのです。

それこそ、上司は60~70代の人ですし、会社によっては先輩社員との年齢差も大きく開いている可能性があります。

これまで、学生時代で築いてきた人間関係は役に立ちませんので、また1から自分の立場を築いていくことが必要。

それも、また最も下の立場からのスタートです。

会社では、年齢はもちろん、入社歴などによって、上下関係が変わりますので、年齢という柵の以上に複雑なコミュニティとなっています。

どのように立ち振る舞うことが正しいのか…というのも、勤め先の社風や上司の人柄によって違いますので、臨機応変に場の雰囲気を読み取って交流をはかることが重要です。

いわゆるコミュニケーション能力が必要不可欠ですので、学生の頃から意識して円滑な人付き合いのコツなんかを探っておくのが良いでしょう。

20代前半のうちは、まだ社会人の歴も浅いので、周りからサポートしてもらうシーンも多いはず。

感謝の気持ちと謙虚さを忘れず、シッカリと礼を尽くすことで、周囲からの評価も上がります。

人間関係を良好に築いておけば、職場での立場も働きやすさも格段に良くなるでしょう。

結婚して家庭を築く時期

20代前半になると、結婚する人も増えてきます。

まだ社会人として駆け出しの人は少々厳しいかもしれませんが、高校や中学校の卒業後から働いている人などは、仕事にも慣れて落ち着いてきて、経済的にも余裕ができてくる時期です。

最近の若者はこれまでに比べて結婚に対する意識がある低く、婚期が遅れている傾向はあるため、20大前半で結婚と言うとやや早く感じるかもしれません。

しかし、結婚が早ければ早いほど、年齢が比較的若いうちに子供が手元を離れるため、老後の人生に余裕ができるというメリットもあります。

若いうちに自分の時間がたくさん欲しいという人もいれば、早く子供が欲しいという人もいるでしょう。

それぞれ求める将来プランは異なるため、一概には言えませんが、20代のうちから長い目で人生設計をして、計画性や目標を持って日々を過ごすと物事のとらえ方が変わりますよ。

結婚とまではいかなくても、恋愛をしたり、恋人と過ごす時間が楽しいと感じる時期だと思います。

慣れるまで仕事との両立は大変かもしれませんが、恋愛に限らず、何か楽しみを一つでも見つけておくと、日々の潤いや活力になるでしょう。

まだ若いので闇雲に貯金ばかりすべきではない

貯金とは、年齢に関係なくとても大切なものです。

しかし、貯金にばかり執着しているのも考えもの。

ただ目標や、やりたいことも無く、お金を貯めても張合いがありませんよね。

20代前半の頃は、まだ収入も少な目で、貯金をしようとしても意外と難しいもの。

無理に貯金しようとすると、生活が苦しくなってストレスを感じたり、遊びや飲みの予定も入れられず、人付き合いが疎かになってしまうこともあります。

折角の20代を棒に振ることがないよう、お金の使い方のバランスはシッカリ考えましょう。

稼いだら稼いだだけ遊び呆けているのも問題ですが、お金を上手にやりくりして、上手に使っていくことも、大人としての嗜みです。

貯金はあるに越したことはありませんが、人それぞれで大事な部分が違います。

あとあとになって、後悔しないように、よく考えながら選択をするようにしましょう。

自分を成長させる経験のために使う

20代前半は、まだやりたいことが明確に見つからず、進むべき方向性に悩んだりする人も多いもの。

若い頃は、やってみたいことにチャレンジしていく行動力にたけていますので、そのための資金源としてお金を使うというのも一つの手です。

何か新しいことに挑戦する時は、どうしてもお金がかかります。

しかし、そこから、お金に変えられない素晴らしい経験が得られる可能性が大いにあるのであれば、自分自身への投資だと思うのも良いでしょう。

意欲的に経験値を蓄え、自身の将来のための糧にする前向きさは、とても強い武器になります。

やってみたいことのために貯金をして、目標のために使うことは非常に有意義なことです。

自分でコツコツと貯めたお金を使って挑戦することで、取り組み方も変わるでしょう。

頑張って貯めたお金を無駄にしないためにも、やりたいことをシッカリ成し遂げなくてはいけないのだと思うはず。

人脈を広げるために使う

人付き合いというのは、人生をより豊かにするためにとても大切な要素です。

いろいろな人の意見に触れることで自分の価値観や志向も変化します。

狭いコミュニティの中にいては、気付けないこともたくさんあるでしょう。

人脈が狭い人は、見えている範囲も狭く、その中で固定化した意見や偏った見聞のみに縛られがち。

しかし、人脈が広い人は、視野が広く、さまざまな人の考えに触れ、コミュニケーションをはかりながら、ブラッシュアップしていくことで多くの可能性を見つけることができるのです。

多くのものを見聞を吸収した上でより良いものを選べるようになる、柔軟な思考回路が構築されます。

その情報が多いほど、比較対象や選択肢が増えていき、答えを導きやすくなるのです。

人を知り、社会を知り、世間を知ることで、論理的に物事を捉え、ロジカルな考え方をすることができるようになることも。

多くのことを知るには、やはり人脈が第一。

単なる情報としてだけでなく、自分自身の身をもってあらゆることを体験していくことが、人としての失を高める経験屋知識となります。

とはいえ、人脈を作るのは簡単なことではありません。

人と会うために食事会や飲み会に参加するのにだって、お金はかかります。

飲食代はもちろんのこと、大人として1人前の身だしなみを整えるためには、洋服や靴、髪型、化粧などにも気を遣わなければいけないのです。

これにはどうしたって費用がかさむため、必要経費としてお金を上手く管理する必要があります。

資格取得のための勉強に使う

将来のために、資格を取得しようと考えている人は、稼いだお金を資格取得の費用にするのもありでしょう。

勉強のためのテキスト購入や、学校や講習会に通うのにも、結構なお金がかかります。

資格取得のための元手を稼ぐのも楽なことではありません。

しかし、資格は取得したあと、自分のスキルや経験として形に残るものです。

就職に有利に働いたり、資格取得をすることで仕事の選択肢が増えることもあります。

有資格者しか従事できない仕事は、無資格の仕事よりも比較的給与が高かったり、就職の際に優遇されるなど、メリットも多いのです。

将来に繋がる先行投資だと思えば、とても有意義なお金の使い道だと思うことができるでしょう。

資格取得の際は、最短でとれるコースや、最安値でとれるコースなど、さまざまな方法から最も自分に合う方法を見つけて取り組むことが重要です。

無理なく、計画的に進めていくのが成功のコツでしょう。

20代のみんなはいくら貯めているの?

実際に、20代の人達は、どのくらいの貯金を蓄えているものなのでしょうか。

なかなか人には聞けないデリケートな部分なので、「気になる!」という人も多いと思いと思います。

20代というと、前半の頃は学生と社会人とで収入に差がありますが、社会人デビューしてみると、今度は職種や働き方によって差が生まれます。

2017年に総務省が発表した家計調査報告によると、日本全体の平均貯蓄高は、1820万円という結果でした。

あまりの高額に驚いた人もいるかもしれませんが、これは、日本国民老若男女全ての人の平均額です。

実際これらの貯蓄高の底上げをしているのは50~60代の人たちですので、ご安心をくださいね。

実際、20代の平均貯蓄高は、184万円という結果でした。

これは、日本全体の約10
分の1です。

ここから徐々に年齢を重ねるごとに収入もアップしていくので、貯蓄も着実に積み上げられていくのでしょう。

とはいえ、この額面でさえ「えッ!」と肝を冷や人もいるでしょう。

それもそのはず。

実際、20代の人に貯蓄額を調査した際に、貯金をしているという人が54%、残りの45%の人は貯金をほとんどしていない…という結果だったのです。

20代に調査した貯金額を横並びにしてみると、高低差のギャップが意外に大きいことが分かります。

ちなみに、30代の貯蓄高の平均は395万円、40代の平均は588万円という結果でした。

いかがでしょうか、自分自身の貯蓄高と比べてみて、どんな印象を抱くかは、人それぞれだと思います。

20代男子の平均貯金額

とある企業で20~29歳に向けて貯蓄高を調査した結果、20代男性の平均貯蓄額は92万円でした。

ちなみに、毎月自由に使えるお金の平均額は、未婚男性で7万9000円程度。

既婚男性で4万2000円程度でした。

20代女子の平均貯金額

上記と同じ企業で女性社員に調査した結果では、20代女性の平均貯蓄額は81万円程度でした。

毎月自由に使えるお金の平均額は、未婚女性で3万2000円程度。

既婚女性で1万9000円程度でした。

20代の理想の貯金額とは?

目標とする貯金額は人によってさまざまだと思います。

しかし、貯金は今だけでなく、将来的の生活を支えるために重要になってくる大切な財産です。

20代男女の貯金額を調査した企業で、“仕事をリタイアするま年齢までにいくら貯金があると安心できるか”という質問に対して、最も多かった解答は「500万超から1000万円以下あれば安心」という結果でした。

これで考えると、20代で就職してから30年働くとして、毎月3万円ずつ貯金して、1年で36万円。

それを30年続ければ1000万円に到達する計算になります。

毎月3万円の貯金と聞くと、あまりハードルの高い金額ではないような気がしますが、いかがでしょうか。

このアンケートでは、最も低い貯金高を提示した「1万から500万円以下あれば安心」という回答が1位に次いで2位。

3位は「1000万円超~2000万円以下あれば安心」でした。

しかし3位と僅差で4位になった理想の貯蓄高は「5000万円超から1億円以下あれば安心」というものでした。

20代では、まだ一人暮らしをしている人も多く、自分一人で生きていくためにお金を使っているかもしれませんが、今後、結婚・出産・子育てなど、どんな人生設計をしているかによって、必要になる額も違いますね。

貯める目的がある人は、逆算して金額を算出しよう

20代の貯金をしている男女に、毎月の貯金額を調査した結果、3~5万円という結果を出した人が多いように感じました。

中には毎月8~10万円貯金をしているという人もいましたが、その反面全く貯金はしていないという0円の人も。

将来的にいくら貯金をしておきたいか考えてみると、自ずと毎月の目標金額も見えてきます。

何歳までにいくら貯めたいか、ステージを区切って、目標金額を明確に算出してみてください。

中には、本気で目標金額を達成するために、働き方を見直す必要がある人もいるかもしれません。

現実的に可能な範囲で、目標を立てるのがいいでしょう。

20代におすすめの貯め方

貯金をしたくても、収入との折り合いがつかず、なかなか難しいという現実がありますよね。

そういう時は、無理な貯金をしない方が得策です。

無理に貯金を優先しても、余計なストレスを感じたり、生活が苦しくなってしまうなど、心身にダメージを負い、体調を崩してしまうことにもなりかねません。

結果的に無駄な出費を追うはめになっては元も子もありません。

だからと言って、何もしないというのも不安に感じるという人は、自分に出来る範囲で、コツコツと貯金をはじめてみるのがおすすめです。

王道の500円玉貯金

貯金の王道と言えば500円玉貯金です。

500円が手元にある時、それを貯金にまわすという簡単なモノ。

買い物をした際などに、たまたま残った500円を使わないようにするだけなの、過度に使える金額が変わることもありません。

生活を無理に圧迫することもないでしょう。

家に帰ったら、貯金箱に手元にある500円玉を投入する、また500円玉ができたら投入する、という単純な繰り返しですが、これが意外と貯まるんです。

少しずつとはいえ、貯金箱が重くなってくるのを感じると、お金を貯める楽しさに気付くことができるので、「もっと貯金をしてみよう」という気にさえなります。

500円を貯めることが習慣化されてくると、お財布の中に500円玉ができると、なんだか嬉しくなってくる…なんてことも。

先取り貯金

お金というのは、手元にあるとついつい、あるだけ使いたくなってしまいます。

口座から、必要な分だけ随時取り出しているような人は「まだあるから大丈夫!」と余裕を感じて、給料日近くなると使い切ってしまう…なんてこともあるでしょう。

口座に残高があるだけ使ってしまうタイプの人は、給料日になったら先に貯金分を引き出し、別の口座に移しておく“先取り預金”が有効です。

“先取り預金”は、余ったら貯金するのではなく、先に貯金する分を預金用の口座に分けておき、生活のための出費は今まで通りメインの口座に残っているお金でやりくりするというもの。

なかなかお金が貯まらない、という人は、まず手始めに預金用の口座を作ってみてください。

定期預金に先取り貯金するのがおすすめ

先取り預金の落とし穴は、折角預金用の口座に振り分けたのにも関わらず、お金がピンチになるとすぐに引き出してしまうというケース。

それでは、折角分けた意味がありませんので、先取り預金をする場合は、絶対にそのお金に手を付けないよう“定期預金”という方法で対策するのがおすすめ。

簡単には引き出せないので、手をつけなくなりますよ。

面倒な場合は、預金用の口座のカードは持ち歩かないことを徹底し、スグお金を下ろせないようにしておきましょう。

会社の財形貯蓄を利用する

本気で貯金をはじめたいと思っている人は、会社に“財形貯蓄制度”があるか確認してみましょう。

財形貯蓄とは勤め先と金融機関が提携し、給与やボーナスから天引きで貯蓄してくれる制度です。

毎月、固定額を着実に貯金できるだけでなく、自分で貯金ためにお金をやりくりする手間も省けます。

一度契約を結んでおけば、自然とお金が貯まっていくので、気付いた時には意外と大きな額になっていることも珍しくありません。

財形貯蓄制度には、いくつかの種類や制度の決め事があるので、利用する場合はシッカリ説明を受けてからにしてくださいね。

貯めることよりも「さらに稼ぐこと」を考えてみるのも良い

現状ではどう頑張っても貯金するのが難しい…という人や、今の生活スタイルを変えたくない!…という人は、貯金のために無理に節約したり生活を切り詰めたりするのではなく、今より更に稼ぐことを考えてみてはいかがでしょうか。

今よりも収入が多少なりともUPすれば、現状の生活に変化を起こさずとも、その分を貯金にまわすという選択肢が生まれます。

副業でお小遣い稼ぎ

生活基準や仕事を変えずに、今よりお金を稼ぎたいという人がとる手段は“副業”。

今の仕事にプラスしてなにか1つ働き口を増やす方法です。

副業は、メインの収入とは別に、自分の欲しい分だけ稼ぎたい時に最も有効な手段。

働き方の融通がきく副業と言えば派遣ですが、派遣であれば週1日や月1日など、無理なく自分のペースで働きたい時だけ働くということが叶います。

特技を活かして人の役に立とう

副業にはさまざまな種類があります。

工場でのライン作業、お店での棚卸し、イベント関係の運営スタッフといった軽作業系をはじめ、在宅でできるデータ入力業務やECサイトの管理、キュレーションサイトのライターなど。

今では、ネット社会が主流になっていることから、副業でできる仕事の幅も広がりました。

自分の好きなことや興味のある分野に携わることも十分可能です。

会社で副業を禁止していないか注意する

副業をはじめたい人は、まず、現在自分が勤めている先で禁止されていないか確認してからスタートしましょう。

会社によっては、副業が認められていないことがありますので、要注意。

会社の規定に逆らって仕事をするというのは、絶対にNGです。

バレないだろう…と思っていても、収入額によっては、確定申告などの必要が出てくるので、隠し通すことは難しいでしょう。

今のうちから貯めておけば将来必ず役に立ちますよ

貯金はなんのためにするのか…それは全て、自分の為です。

誰の為でもないからこそ、強要はされませんし、絶対にしなくてはいけない義務でもありません。

しかし、人生何が起こるか分かりません。

急に病気になってしまって働けなくなるかもしれない、会社が倒産するかもしれない。

もしかすると結婚して子供ができるかもしれない。

もしも、何か起きてしまった時、貯金の有無というのは非常に重要なものです。

人の人生と切り離すことができない大切な“お金”。

もちろんお金が全てとは言いませんが、貯金というのは、心に余裕と平穏をもたらします。

貯金を貯めておくことで、将来の自分が豊かに過ごせるようになるはずです。