ビジネスメールや契約している企業からのメールや手紙などで「ご容赦ください」という言葉が使われていることがあります。

あなたは、その「ご容赦ください」という言葉の意味をしっかりと理解していますか?

なんとなく、自分が責められているようなそんな気持ちになってしまう”容赦”という漢字が使われているために、自分に過失があるのではないか…なんて感じてしまう人も少なくありません。

しかし、「ご容赦ください」というのはまったくもってその言葉を受け取った人に過失があるわけではないんです。

とはいっても、ビジネス面ではよく使われる言葉だからこそ、この言葉をみるたびにヒヤッとする気持ちになんてもうなりたくないですよね。

また、この言葉の意味を知らずにこれまでに何度も精神面で苦労されてきた方のために、この記事では「ご容赦ください」という言葉について徹底解明、そしてどんな意味なのかをご紹介しています。

意味だけではなく、類似語や「ご了承」という言葉の使い方、さらには「ご容赦ください」の詳しい使い方もお伝えしています。

これを読めば、今までヒヤッとしていたような気持ちはなくなり、「ご容赦ください」という言葉を受け取る側ではなく、発信する側にまわることもできるでしょう。

ぜひ、この記事を読んで難しい日本語を勉強していきましょう!

「ご容赦ください」は定番ビジネス語


あなたは、何かのダイレクトメールだとかビジネスメール、または手紙などで「ご容赦ください」という言葉を目にした事があるのではありませんか?

しかし、その言葉の意味をしらないと、まるで自分が相手に脅されているような気持ちになることも少なくありません。

筆者は、この言葉に初めて出会ったのは、高校生の大手携帯会社からの通信費の支払いのメールでした。

そのときには、「容赦」という言葉だけで裁判をおこされるのではないか、何か悪いことをされるのではないか・・・なんて自分の非を確認したものです。

もしかしたら、この記事をお読みくださっている方のなかにもそのような気持ちになられている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、そんな心配は一切必要ないんです!

というのも、「ご容赦ください」という言葉はビジネス用語の定番です。

そうです。

学生さんであれば、あまり眼にすることはないものの、社会人になれば誰もが目にする機会が増えていく言葉でもあるんです。

しかし、その言葉の意味を間違って理解したままでいるとそのままの間違った意味で社会人として渡り歩くことになってしまいます。

そのせいで文章全体の意味を読み取ることが出来なかったり、相手方にも失礼なことをしてしまう、さらには相手方との関係を悪くしてしまうなんていうこともあります。

そうならないように、ビジネス用語では定番だからこそ「ご容赦ください」という言葉の意味をしっかり確認していきましょう。

この記事を読み終わる頃には、確実に「ご容赦ください」を使うことも、そして受け取ることも恐怖がなくなることでしょう。

そして、堂々とビジネス面で立ち向かえるようになるはずです。

あなたの心のためにも、これからの人生のためにも「ご容赦ください」という言葉を勉強していきましょう☆

「ご容赦ください」の意味


あなたは、「ご容赦ください」という言葉をどのように理解していますか?

色々と解釈されていますが、「ご容赦ください」という言葉にはたったひとつの意味しかありません。

ずばり「私の過失を認めてください」「許してください」という意味になります。

「ご容赦ください」という言葉には、「容赦」という漢字が使われています。

漢字をあまり勉強してこなかった人にとっては、この言葉って脅されている気持ちにもなるものです。

しかし、この言葉を解剖してみると、

「容」…受け入れる・受容、「赦」・・・ゆるす

というふたつの漢字が組み合わさっていることがわかるかと思います。

そのため、その言葉の意味をたどっていくと「自分のしたことを受け入れて、さらに許して欲しいです」という意味合いになるのです。

特に容赦の「赦」という漢字がよくないイメージをもたせてしまうのですが、「ゆるす」ということを考えれば納得いくのではないでしょうか。

この二つの漢字の意味を考えると「ご容赦ください」という言葉は、「過失(やってしまった出来事)を受け入れて、さらにゆるしてほしい」ということになるのです。

そのような意味だとは理解できたとしても、わざわざそんな難しい言葉で知らせるのではなく「許して欲しい」「受け入れて欲しい」とそのまま伝えればいいのになぁ・・・なんて感じる方もいらっしゃるかと思います。

なぜならば、漢字が漢字なだけにドキッとしてしまうからなんですよね。

たしかにそのようにしてもいいのですが、ビジネス面ですとそれなりの威厳を保たなければなりませんよね。

それは、社会人になったりビジネスをしている人には納得できるはず。

一人の人として、企業のなかの一人としてしっかりと地に足をつけて相手と向き合っていかなければならないんです。

社会というのは、少しでもスキを魅せればつけこまれ、努力を奪われてしまったり手柄をとられたりしてしまうもの。

それが取引先とでもなると、そこにつけこまれて良い部分を搾取されてしまう…なんていうことも考えられるんです。

友達同士であれば、わざわざこんな固い言葉を使うこともありませんが、ビジネスでつながっている関係であればあるほどに「ご容赦ください」という言葉を使うことで一線を引くことが出来るんですね。

とはいっても、使い慣れていないとなかなか出てくる言葉ではないので、ビジネス用語の定番とはいっても使っている人をあまり見かけないかもしれません。

まとめると「ご容赦ください」という言葉は、その言葉の発信者がなにかしらの過失をおこない、それをあなたに受け入れて欲しい・許して欲しいと懇願しているということになります。

類似する言葉

「ご容赦ください」という言葉の意味をお伝えしてきましたが、それだけではあまりしっくりと来ない方もいらっしゃるはず。

だって、これまでに恐れていた・まったく理解できなかった言葉なのですからそのように感じてもおかしくはありません。

そんなときには、わかりやすく、さらに理解するために類似する言葉を見ておく必要があります。

「ご容赦ください」ですととても堅苦しいイメージを感じさせますし、さらになかなか理解したくてもその難しいイメージのために飲み込みが遅くなってしまうなんてよくあることです。

そのためにこれまでの学生時のテストで失敗をされてきた方もいることでしょう。

なにも難しい言葉で理解しておかなくてもいいんです。

あなたらしくわかりやすい意味で理解すればいいのです。

そして使うときには、しっかりと「ご容赦ください」に変更すればいいだけのこと。

ではさっそく、「ご容赦ください」という言葉に類似する言葉たちを見ていきましょう。

例文もしっかりお伝えしているので、その使い方までもしっかりとあなたのものにしてみてくださいね!

理解するだけではなく、使えるようになってはじめて「本当に理解した」といえるのです。

「ご了承」

まず、「ご容赦ください」の言葉と類似しているものでわかりやすいものに「ご了承」という言葉があります。

この言葉は「ご了承くださいませ」「ご了承くださいね」なんて言葉でよく耳にするのではないでしょうか。

そのため、意味をお伝えしなくても”なんとなくこんな意味だよね”なんてニュアンス的なものは感じ取っているのではないでしょうか。

この言葉は、さきほどお伝えした「ご容赦ください」のように”何かを受け入れて欲しい、許して欲しい”という根本的な意味はまったく変わりません。

しかし、その”使う場面”というのが違うんです。

この「ご了承」という言葉は、まだ始まっていない物事を許してもらうということ、これからやってくる未来のなかであなたに許してもらいたいものがありますよ。

そのようなことが起こるかもしれません…というのを伝えるために使います。

反対に「ご容赦ください」というのは、過去や未来など関係なくに「過失を認めて許して欲しい」という意味合いがありましたね。

そのため、使う場面では気をつけなければいけないんです。

ビジネス面においては、「もしかしたらこのお知らせが遅くなってしまうかもしれない」「もしかしたらお客様にお届けすることができないかもしれない(なんてあってはいけませんが笑)」というような”もしも”の場面って起こってくることが予想できますよね。

そのときに、何かあってから報告するのではなく、あらかじめ「このような事態になるかもしれないということをわかっておいてくださいね」という意味合いで使うことが出来るんです。

後になって「あなたはあの時に教えてくれなかったじゃない!」なんて相手先から言われるような心配もないということになります。

その「ご了承ください」という言葉を使い、相手が認めた・うなずいたのであれば「未来に何か起こるかもしれないですよ」という事態を理解してくれた、と解釈してよいことになるからです。

まとめると「ご了承」は、未来の時点で起こるかもしれない物事をあらかじめ相手に伝えておく際に使える言葉になります。

「ご了承」の例文

では、そんな「ご了承」を使った例文をみていきましょう。

特に「ご了承くださいませ」「ご了承ください」という形で使われています。

これまでにあなたは使ったことがないかもしれませんが、ビジネス面におけるメールのやり取りの中であったり、何か契約ごとをおこなう際などにこの言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

相手に何かを伝えたあと、もしかしたらこんな事態が起きるかもしれません、それをわかっておいてくださいね…というような軽いニュアンスで伝えることが出来る言葉になります。

「ご容赦ください」という言葉は、口頭ではあまり使われません。

というか、口頭で使うということはあまりよくない言葉です。

しかし、この「ご了承ください」という言葉は、契約面などにおいて口頭でも使われているのでなじみやすいはずです。

あなたも”未来にこんなことが起きるかもしれない、それを認めてほしい”と相手に伝えたいのであれば、「ご了承ください」という言葉を使うようにしましょう。

「ご理解」

次に「ご理解」という言葉も「ご容赦」の類似言葉としてお伝えしていきます。

「ご理解」というのは、既に何か物事がはじまっていてその中でなにかが起こるかもしれないけれど、それをあらかじめ理解しておいてね、後になって責めないでねという意味合いを持っています。

さきほどお伝えした「ご了承」というのは、未来の時点…つまりまだ始まっていない中での相手へのお知らせやその理解を求める言葉でした。

しかし、「ご理解」となると”もう既にはじまっちゃっている状態”になるわけです。

始まる前になにか起こってしまうかもしれないのを想定できているのであれば、「ご了承」という言葉を使うことが出来ます。

しかし、仕事や作業内容によってははじまってからしかわからないリスクや起こるかもしれない問題点などってありますよね。

それが発覚した場合には、「ご理解」という言葉を使うのです。

できれば、物事が始まる前に説明してほしいものですがそうもいかず、そして途中で判明したときにはその旨を「ご理解」という言葉で早いうちに伝えるようにしましょう。

まとめると「ご理解」という言葉は、”もう始まってるし着手してるけどそれで問題がおきるかもしれない。

それをわかっておいてくださいね”という意味合いになります。

「ご了承」と同じく、口頭でも使われることが多い言葉になります。

「ご理解」の例文

では、「ご理解」という言葉の使い方や例文を見ていきましょう。

「ご理解ください」「ご理解くださいませ」なんて、まるで「ご了承」と同じように使われることが多いです。

しかし、違っているのは”使うシーン”。

一つ前の項目でもお伝えしましたが、「ご理解」という言葉は既に始まっている物事に対しての注意喚起のために使われる言葉です。

そのため、何か進んでいるプロジェクトや契約がある際に使われることになります。

例えば、納期が○月○日と指定されているけれどもそれがずれこむかもしれないです、ご理解ください…なんてあるまじきことですが、そのような場面で使われます。

「ご了承」や「ご容赦」よりはとても使いやすい言葉なので、既におこっていないことに対しても使ってしまう方が多いです。

そのようにして使ってしまうと「もうそのプロジェクトが始まってしまっているのか?」と相手に不信感を抱かせてしまうこともあるので使うシーンだけには気をつけるようにしましょう。

「お許し下さい」

「ご了承」「ご理解」ときくとなんだか堅苦しいイメージで使いにくいなぁ…そのように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ご容赦」の類似言葉には、そんな堅苦しいイメージの言葉だけではなく「お許しください」という言葉もあるんです!

この言葉は、「ご了承」や「ご容赦」よりもビジネス面でよく使われる言葉になります。

そのため、あなたも既に使われたことがあるかもしれないですね。

「お許しください」という言葉は、相手に乞う、謝罪するときに使われる言葉です。

言葉の意味そのものですね!

何か問題を起こしてしまったことに対して(納期が遅れている)謝罪するとき、本来であれば電話連絡で伝えるべきことをメールでしか伝えることが出来ないときに使うこともあります。

忙しかったり、相手方となかなかつながらないためにどうしようもなく、仕方なくメール連絡になってしまうこともありますよね。

そんなときにも「お許しくださいませ」と使うことが出来ちゃうんです。

さきほどお伝えした「ご了承」というのは、これから起こるかもしれないことに対して、そして「ご理解」というのは既に起こってしまっていることに対して使う言葉だとお伝えしました。

「お許しください」は、今おこっていることでも未来のことでも使うことが出来るとてもオールマイティな言葉になります。

とはいっても、そのように使いやすいがために言葉に重みをもたせることができないこともあるので、使うときには注意したいですね。

「お許し下さい」の例文

「お許し下さい」という言葉は、その言葉の通り何かを許して欲しいときに伝えるときに使われます。

使い手の人が相手に対して、なにか過失をおこしってしまったとき・もしくは、これから起こしてしまいそうなときに使います。

「ご了承」や「ご理解」の言葉とは違って、あまり堅苦しいイメージがないので誰でもすぐに使うことが出来るんです。

例えば、「契約をしていた納期に間に合わないことが判明して相手にお詫びを伝えたいとき」や「相手に対して何かしらの過失をおこなってしまった」ときなどなど過去や未来などの時間関係なくに使うことが出来るんです。

「ご理解」や「ご了承」となると時間によって使えるか使えないかなどが異なってくるので、間違って使ってしまったら相手に誤解をうむことになりかねません。

もしも「どっちを使えばいいのかわからない」なんてなってしまった場合には、「お許しください」という言葉を使うようにしましょう。

そうすれば、相手に誤解を与えることもなくあなたの心の気持ちを伝えることが出来るはずです。

そうはいっても、使うシーンによっては「相手との関係」というものもあるでしょうから、公式な場面などでは「お許し下さい」よりも「ご理解」「ご了承」という言葉を使われることをおすすめします。

「ご勘弁ください」

最後にお伝えする「ご容赦」の類似語は、「ご勘弁ください」となります。

「ご勘弁ください」の「勘弁」という漢字には、”堪える(たえる)、堪える(こらえる)”という意味が含まれていますよね。

そして「弁」には、”弁える(わきまえる)”という意味が含まれています。

要するに、相手に対して何か対象の出来事に対してわきまえて、こらえてくださいということを要求していることになります。

そんな風に考えるとなんだか自分が目上の立場になっているような気がしてしまうものですが、これは目上の人にも使うことが出来る言葉になります。

これまでにご紹介してきた「ご了承」「ご理解」「お許し下さい」の言葉とどこが違うのかといいますと、その強制力にあります。

これまでにご紹介してきた3つの言葉であれば、相手に認めてもらいたいという旨を伝える意味がとても強かったことはわかるかと思います。

しかし、この「ご勘弁ください」という言葉は、相手にそのように理解してもらうことを強く求める気持ちを表しています。

そのため、どのように謝罪しても謝罪しきれないときなどには、この言葉を使うことになります。

その使い方については、次の項目で詳しく見ていきましょう。

「ご勘弁ください」の例文

「ご勘弁ください」という言葉は、いったいどのようなシーンで使うのでしょうか。

この「勘弁」という言葉が使われているだけで、なんだか本当に申し訳ないことを起こしてしまった・やってしまったのではないかと感じられるかもしれないですね。

たしかにそのように謝っても謝りきれないけれど、どうかそれを受け取って欲しい、このような気持ちがあることを忘れないで欲しいというのを伝えるときに使われます。

もう後戻りできないような失敗をしてしまったとき、あるいは相手方がとても激怒されているけれどもどうしようもないとき、できることは限られてしまっているときなどに使えます。

そのため、クレーマー対策のお仕事をしている方であれば「ご勘弁ください」という言葉を使う機会が多いはずです。

それは、クレームを入れてきた方に対して”できることはこれくらいしかありません”ということを伝えるためなんですね。

まとめると「ご勘弁ください」とは、もう後戻りできないような失敗をしてしまったとき、相手に許しを得ようとしているがまったく理解してくれないときなどに使う最終手段の言葉になります。

これ以上の許しを乞う言葉はないといってもいいでしょう。

「ご了承願います」「ご了承ください」正しいのは?

あなたは、「ご了承」という言葉をご紹介したときに「ご了承願います」という言葉と「ご了承ください」という言葉があるので、どちらを使えばいいんだろう?

というか、そもそもどちらが正しいんだろう?なんて考えるのではありませんか。

その疑問、とてもグッジョブです!実は、ビジネス界において「ご了承ください」だけではなく、「ご了承願います」という言葉も使われているんですよね。

どちらも同じような意味合いに感じれるのですが、実はちょっとニュアンスが変わってくるんです。

ニュアンスというのは、”どんな相手に使うのか””どんなときに失礼にあたってしまうのか”というところになります。

これらの言葉は、とても使いやすい言葉のために上司などの目上の人にも使ってしまいがちですよね。

しかし、そのようにどちらか一方は上司などの目上の人に使うにはあまり値していない言葉があるんです。

とはいっても、このようにお伝えしてしまうとあなたには不安な気持ちが芽生えてしまうかもしれません。

しかし、そんな心配はいらないですよ!

これからは気をつければいいだけの話!

それに、あなたが間違った言葉や失礼な言葉を使ったときに注意されなかったり、またはあなたに対して嫌なことをしてきたり、嫌な態度をしてこないのであればその言葉に対して何も感じていないということになります。

ビジネス界においては、神経質にならずにおおらかに構えてくれる人と神経質に捉える人がいるんです。

そのため、あなたの近くにいる人によってあまり気にすることではないということを忘れないで下さい。

では、さっそく「ご了承願います」と「ご了承ください」という言葉について詳しく見ていきましょう。

相手に理解して納得してもらう時

「ご了承願います」や「ご了承ください」という言葉は、どちらも相手に何か伝えたいことを理解して納得してしまうときに使う言葉になります。

さきほど「ご了承」という言葉をお伝えしてきましたよね。

「ご了承」とは、これから起こるかもしれないということに対して理解して、そして納得してもらうということでしたよね。

この2つの言葉―「ご了承願います」や「ご了承ください」はどちらもそのように未来の時点に対する失敗がおこるかもしれないということを先に伝えておくということになります。

使い方はどちらも正しい

どちらも「未来の失敗に対してあらかじめその説明をし、理解をしてもらう」という意味合いは同じです。

しかし、「ご了承のほどお願い申し上げます」などご了承を名詞形として使う場合には、相手に失礼にあたってしまうことがあるんですね。

そもそも「ご了承」という言葉には、「未来に対して起こったことを今のうちに理解して認めてくださいね、受け入れてくださいね」という意味が含まれています。

そこに「お願い申し上げます」と付け加えると、かなりまわりくどい要求文になってしまうんです。

「お願い申し上げます」という言葉をつけたほうが相手には敬意を払っていると思ってしまいますよね。

でも、そのようにまわりくどい言い方をすることはかえって相手に失礼にあたることがあるんです。

特に昔ながらの考え方を持っている方であったり、イマドキの人でもしっかりと育てられてきた人であればこの言葉でしかめっつらになってしまうことも少なくありません。

あまり言葉に興味を持っていない人であれば、そのように思わないかもしれないのですが…。

やはりビジネス面において活動していくのであれば、「お願い申し上げます」という言葉は使わないようにしましょう。

それに使い方は、どちらも正しいのですからあまり神経質になって使うこともありません。

神経質になるともっとおかしな日本語を使ってしまうこともあるので、落ち着いて「ご了承」という言葉を使うようにしてくださいね。

また、どちらを使うにせよ”相手に不快感を与えないように”するようにしてください。

それは言葉の使い方や発し方、あなたの所作や表情でも相手に伝わってしまいますからあくまでも”ビジネス面でのあなた”を演じることを忘れずにしてくださいね。

「ご容赦願います」は誰に使う?

「ご了承」という言葉について、伝えてきたのでこの記事の本題を忘れるところでしたね!

「ご容赦ください」という言葉は、いったいどのような人に対して使う言葉なのでしょうか?

言葉の意味を知っていたとしても、その言葉を誰に対して使うのかを理解していなければ使いこなすことなんてできないですよね。

ここでは、「ご容赦願います」という言葉をどんな人に使うのかを確認しておきましょう!

上司

多くの方がこの言葉を使うのが「上司」などの目上の人になります。

目下の人に対して「許して受け入れて」なんてあまり言わないですよね。

伝えるとしても、そのように簡易的な言葉で伝えることが出来るはずです。

しかし、その相手が上司などの目上の人になってしまうとそんな簡単な言葉だけでは伝えることが出来ません。

なぜならば、そのような簡易的な言葉で伝えてしまっては相手に失礼に当たってしまうからです。

それにあなたの言葉の使い方によっても、あなたの会社での立ち位置などが変わってしまうこともあるはずです。

上司があなたの責任をとってくれる事態になっている場合やプロジェクトリーダーなどに過失の謝罪を伝える際には、「ご容赦ください」と使うようにしましょう。

取引先

取引先も上司と同じく、あなたにとっては目上の人にあたりますよね。

どう考えても平等な関係だとはいうことはできないでしょう。

それに取引先の方に対して何かしらの過失を起こしてしまったときに平謝りだけではすまないことも多々あることでしょう。

そのため、取引先は目上の人として対応している方がたくさんいらっしゃるかと思います。

そのため、取引先の方になにか謝罪する際には「ご容赦ください」という言葉を使うようにしましょう。

ここで簡易的な言葉を伝えてしまうと、相手には失礼な人だと思われてしまうのでビジネスでのお付き合いを忘れずに。

お客さん

あなたがもしも何かしらの営業やお店を開いている場合に、謝罪をしなければならないことをしてしまうこともあるでしょう。

その中でもお客様に対して、何かしらの過失を起こしてしまうことも必ずあるかと思います。

なぜならば、人間は完璧なロボットではないからです。

そんなときに「申し訳ございません」という言葉で済ませるのもいいのですが、相手にしっかりとその理由を伝えて認めてもらうことが必要になります。

そんなときに”お客様は神様”精神で「ご容赦願います」という言葉を使います。

だからこそ、何かの契約面に関する書面で「ご容赦願います」「ご容赦ください」という言葉が使われているんです。

「ご容赦願います」の注意点

「ご容赦願います」という言葉を誰にどんなときに使うのかを理解したけれども、実際に使うとなると「どこで気をつければいいのだろうか」なんて思ってしまいますよね。

そんなあなたのために、ここでは「ご容赦願います」という言葉を使うときの注意点をお伝えしていきます。

頻繁に多用しない

「ご容赦願います」という言葉は、あまり使うべき言葉ではありません。

なぜならば、この言葉を使うたびにあなたは何かしらの過失を起こしてしまったということになるからです。

それに漢字やニュアンスなだけに、相手に良い気持ちを与えるものではありません。

だからこそ、頻繁に多用しないように気をつけましょう。

電話ではNG

この言葉は電話で使う言葉ではありません。

書面やメール文面などで使うものになります。

そのため、電話などの口頭では耳にしたことがないのではないでしょうか?

口頭で使ってしまうとあなたの印象が悪くなるだけではなく、ビジネスマナーを弁えていない人だと思われてしまうので注意してください。

「ご容赦願います」の多用は気をつけて!(まとめ)

今回は、わかるようで難しい「ご容赦願います」という言葉についてお伝えしてきました。

この言葉の意味、類似している言葉、そして使う相手や注意点などを確認できたでしょうか。

難しそうに見える言葉だからこそ、しっかりとその意味合いを理解して使いこなせるようになりましょう。