あなたは、なりたい自分や、夢、目標はありますか?

もし、思い浮かばないという人は、大きな夢ではなくても、小さな目標でもいいのです。

「可愛くなりたい」「モテる男になりたい」「お金持ちになりたい」

このような理想や願望なら誰にでもありますよね?

しかし、ただ思っているだけで、何もしていないという人が多いのです。

今回はそんな人のために、なりたい自分になるために必要な、「自己実現」という言葉を紹介していきます。

そして、同時に自己実現のための方法を理解して、実践していきましょう。

自己実現とは何か?意味や理論はどこから?

もともとは心理学で使う用語で、ユダヤ系の心理学者ゴルトシュタインが初めて使った言葉とされています。

そして彼の弟子の一人であったカール・ロジャースがゴルトシュタインの考えを、人間が自分の中に潜在している可能性を最大限に開発して、それを実現して生きてゆくこととして概念化しました。

この流れを受けて「健康な人間が存在する意義は、人生に究極的な高い目標を定めて、その実現のために努力すること」と定義したことで、世の中に「自己実現」という言葉が広がり始めました。

そして有名な自己実現理論のマズローによって発展しさらに広められることとなります。

しかし、「自己実現」と一言で言ってみても、現代社会を生きる私たちにとってあまり具体的なイメージがわかない人も多いと思います。

簡単に考えるなら「自分を知り、自分らしく自分の好きな道を進む」といったところでしょうか。

人は自分はなぜ生まれてきて、自分も生きる目的は何なのか?

といった疑問を、生きているうちに何度も自分に問いかける時が誰しもあるはずです。

その答えとして「自己実現」というものは存在していると考えられるのではないでしょうか。

マズローの自己実現理論

アメリカの心理学者マズローが「人は自己実現を達成するために絶え間なく成長するものだ」とし、人間の持つ欲求を5段階のピラミッド型階層で表現しました。

これをマズローの欲求段階、または自己実現理論と言います。

5つの欲求ですが、下の階層から「生理的欲求」、「安全欲求」、「社会的欲求」、「尊厳欲求」、そして1番上が「自己実現欲求」となっています。

まず生理的欲求は食欲や睡眠欲、または排便など人間の生死に直結する欲求で、人間以外の動物がこの段階の欲求を超えることはありません。

次の安全欲求は健康の維持や、経済的な安定、事故の防止や、アクシデントに備えて保険をかける等、自分の今ある安全を確保したいと願う欲求です。

3つ目の社会的欲求は自分が社会の中で必要とされたいという欲求です。

自分がどこかに所属したいと思う気持ちや、異性に愛されたい、受け入れられたいと願う欲求などです。

それが満たされない時は大きな孤独感、疎外感を感じることになります。

4つ目は尊厳欲求でこれには2種類あり、1つは他人から認められたい、地位や名声が手に入れたい、皆から注目を集めたいという欲求です。

もう1つの尊厳欲求は自分の内側に向けての評価で、自己を尊重したり自立性がでてきたりということを指します。

そして最後の自己実現欲求ですが、上記の4つの段階の欲求が全て満たされていたとしても、人間は自分に本当に合ったことをしていないと、遅かれ早かれ不満がでてきてしまうので、自分の生まれ持った能力というものを最大限に発揮できることをやらなければならないという欲求です。

自己実現予言は全くの別物

自己実現予言とは、ある未来の予言をした者が、それを信じてその予言の通りに行動していくことによって最終的に予言したことが実現してしまうといったことです。

例えば、自分の夢や目標を日記などに書き、その通りになるよう行動したら夢がかなったというよなことは自己実現予言の例であるといえます。

しかし、「自己実現」とは全く別の物になります。

なぜなら自己実現とは上記にもあるように、人の中に潜在している可能性を最大限高めることによってできることであり、予言に沿って行動することで予言に従った人生をおくることとは違うからです。

自己実現を果たした人の例

自己実現を果たした人というのは、例えば子供のころから好きなことをずっとやり続けて、最後はその分野のスペシャリストとなりそれで生計をたてるようになった人などが多いです。

もしくは大人になってからでも興味をもったものや、なぜか自分が惹かれるものに対して積極的に近づいてみる、行動を起こしてみることで、思いもかけなかった展望がひらくというケースも多々あります。

どんなことがきっかけかはわからない。

それが自分のもつコンプレックスがスタートになるかもしれません。

自分の欠点を克服したいと始めた活動が思いがけず広がり、自分を最大限活かせる得意分野にとって変わることもあるのです。

ですから普段から自分の心の声を聞くことが大切で、自分が何に対してアンテナを張っているのか、何に強く反応するのかを注意して感じていかなくてはいけません。

そしてそれに気づいたら逃げるのではなく、それに向かっていくことが自分を開く第1歩です。

そしてそこから自己実現への道が始まるのだと思います。

なんでも人が言う通りにして一生を終える人もいますがそういう人は周りに流され、環境に依存してしまっているだけの人が多いと思います。

そうではなく皆、一人一人潜在した力があって、それを知り、発揮することこそ生まれてきた意義があり、自己実現の達成者となるのだと思います。

自己実現を達成する方法14個

1、潜在的な可能性を知ること

種を植える、そして太陽の光、水、肥料などを得てやがてきれいな花が咲く。

人間も一人一人がこのように正しい行動をとることで、きれいな花を咲かせるような、生まれ持った潜在した力を発揮できる可能性を持っているのです。

しかし、それに気づかず、その可能性を知ることもなくただ周りに流されて日々を過ごし、あっという間に人生が終わる。

こういった人達がたくさんいます。

そうではなく、一度立ち止まって自分というものを見つめなおして欲しいと思います。

そして自分の内に眠る可能性というものに気づいて欲しい。

そうすれば、どこかで行き詰まりを感じていた、もう自分はこの程度でいいやと諦めていた人生が変わっていくのです。

人間は年を重ねるにつれ考え方が小さく小さくなっていきます。

無難に穏便な生き方ばかり選ぶようになる。

それは安定や安心だけが幸せなのだと勘違いしていることが原因です。

しかし、いくら安心を求めたところで100%安心などということは何もありません。

そんな生き方を続けていると、少しのアクシデントでも自分を保つことができなくなり、一気に崩壊してしまう可能性があります。

それよりも、自分の心をもっと開いて自分の可能性を感じ、それにチャレンジしながら伸びやかに生きていくことが大切なのです。

2、今の自分を知る


成長し、飛躍したいと思う人がまずやらないといけないことは、今現在の自分を知るということです。

自分が今どこにいるのか。

夢や目標があるとすればそこから今現在はどのくらいの距離が離れているのかを知る必要があります。

具体的には仕事の地位や財産、自分の関わっている人間の質、物事の見方などです。

それを知ることにより、これから何を自分に加えていかなければいけないのか、そして何を自分から取り除かなければいけないのかを確認することができます。

目的地に向かうための装備品は何が必要かということを知るようなものだと考えられます。

自己分析を図る

自分を知るための自己分析をすることは、目標に向けて日々何をして、何を改善すべきなのかを明確にしてくれます。

自分の感情が何か出来事が起こった時にネガティブになったりしていないだろうか。

自己実現をした人間は、積極的でポジティブな思考をもった人間でなるはずであると。

考え方についてもそうですが、容姿1つをとってみても、今の自分を鏡で見たとき、成功に値する顔をしているだろうか?

意欲に満ちた強い目をしているか、だらしない身だしなみをしていないだろうか等々、自分を様々な角度から分析することが非常に大切です。

3、幸せの根源を知る

幸せとはいったい何なんだろうかと考えたことがある人は多いと思います。

たくさんのお金を手に入れること、好きな人と結婚すること、大好物の食べ物を腹いっぱい食べること、大きなことから小さなことまですべて幸せと言えます。

しかし、いくら物質的に満たされたとしても、精神的に優越感に浸れたとしても、その一方だけでは真の幸せとは言えません。

たとえ仕事がバリバリできて地位や名誉を手に入れても、私生活がむちゃくちゃで家族をないがしろにして悲しませているようではいけません。

仕事のプライベートもお金も友達も全ての要素がバランスよく発展していなければ幸せではないのです。

プライベートの過ごし方を見ればその人物が出来る人かダメな人かだいたい分かります。

プライベートも大切に過ごしている人は仕事もきっちり出来る人が多いです。

お金だけでは幸せは買えない。

友達だけたくさんいてもダメ。

1つのことだけに偏りすぎてはいけないということです。

全ての要素を客観的に見て伸ばしていける人が幸せを感じることができるのだと思います。

金ばかりだと、いくら稼いでもキリがなく、もっと欲しいもっと欲しいになってしまいます。

そうではなく家族の幸せにも目をむけたり、健康に目を向けたり、または美しい自然に目を向けたりすることで心のバランスがとれ自然な生き方、自分らしい生き方を見つけることができるのです。

自分らしく生きることこそが一番の幸せ、果ては自己実現の達成につながるのだろうと思います。

4、目標を高く設定する

目標の設定は高く設定しましょう。

長期の目標というのは高くていい。

最初から低い目標を掲げていては成功などできません。

まず将来たどり着きたい大きな目標を設定します。

そして今現在まで逆算して細かく分けていくのです。

1年間、半年、1か月、1週間、そして1日という風に細かく目標を設定しましょう。

具体性のある目標を決める

目標は抽象的なものではダメです。

ただ漠然と大金持ちになりたいとか、きれいな女性を恋愛してみたいとかではダメなのです。

お金が欲しいならそれはいくらなのか。

そしてどういう仕事、ビジネスでそのお金を作るのか、そしてお金が手に入ったらどうするのか、何に使うのかなど具体的にイメージができていないといけません。

自分の理想、目標のモノを写真にして見えるところに貼っている人がいますが、これは非常にいいことです。

毎日それを見ることで自分の中にそれが刷り込まれてくる。

自分は将来こうなるんだと心も体も認識し始めるのです。

5、すべてが糧になることを知る

生きていく上で人はいろんな経験をします。

何事もうまくいく日もあれば、何をやってもうまくいかない日もある。

そういう成功や失敗といった経験の全てが自分の糧となるのです。

一つ何か失敗しただけでこの世の終わりかのように落ち込んでしまう人もいますが、失敗にこそ自分が成長していくうえで大切なヒントがたくさん学べます。

失敗から学ぶことで自分をもっと強い人間にできるのです。

一つの失敗で意欲を失い、回復に長い時間かかっているのでは、限られた人生の時間をロスしてしまうことになります。

どうせやらないといけないことなら、いつまでもクヨクヨ落ち込んでいるよりもサッと切り替えてまたチャレンジするほうが何倍も効率的です。

だから失敗も含め全てのことを前向きにとらえて生きていくことが自己実現にむけて大切なことであると言えます。

6、自分一人という考えを捨てる


人間1人ができることなどたかだか知れています。

仲間と協力して目的に向かうほうが、より早く、より大きなエネルギーとなっていきます。

ですが、人間というものは基本的に自己中心的で自分が可愛く、人に与えることをしません。

自分には与えて欲しいのに人には与えないのでは、結局何も自分に与えられずに終わるでしょう。

それよりも自分がうまくいった時は仲間に幸せを分け与えて共有していく。

そうすることで、次は相手からも与えられるし、その輪はどんどん大きくなっていきます。

情報通信が発達した現代社会ですから、たった一人でパソコンなどを使って大金を稼ぐ方法もあるでしょうが、じゃあそれで金を持ってその後どうするんですか?

仲間と共有といっても、自分一人の欲のためだけに走った人を仲間は心から祝福してくれるでしょうか。

そうではなく、自分や家族、友人、お世話になった人、自分の先祖など、自分が今生きている、生かされているのはこの人たちのおかげであるという意識を常に持ち、その人々と共にあるという意識をもって何事も行うことが大切なことです。

7、考えたらすぐに行動する

世の中にこれだけたくさんの人間がいて、皆が自分が成功して幸せになりたいと思いながら日々生きています。

幸せになりたくないと思ってる人なんていないでしょう。

しかしながら、成功者というのはほんの一握りの人間しかいません。

成功者とは結果を出した人間のことです。

結果というのは行動しなければ産まれることは絶対にないのです。

こうしよう、ああしようと頭で必死で考えて答えを出しても、その後に行動に移さなければ何の意味もありません。

本屋に行くとたくさんの自己啓発の本が並んでいます。

そういった本を読むことはいいことですが、その本を読んで納得して終わってしまっている人のいかに多いことか。

読むだけで何も行動しなければその本に何の価値もありません。

考えたらそこで立ち止まらず、それをすぐに行動に移せる人。

これが成功へファーストステップであることは間違いないのです。