「自分には役不足ですから」と言って依頼を断る方が多くいらっしゃいますが、実はこの使い方相手によってはかなり失礼な言い方になる場合があります。

似たような言葉で「力不足」という言葉がありますが、実はこの2つの言葉は似て非なるものであって使い方を間違えると相手に不快な思いをさせてしまうことがあるのです。

これは、世界でも稀に見る言葉の多い国である日本特有のことでもあるのですが、言葉の意味をしっかり理解しないで使用されている方が多くいらっしゃいます。

では、実際にこの「役不足」「力不足」の2つの言葉の違いを説明しろと言われた時に、しっかり答えられる人はどのくらいいるのかと言いますと、おそらくそんなにいないと思います。

ほとんどの方が同じような意味だと認識しているのです。

しかし、ちゃんと言葉の意味を理解している人にすれば、間違った使い方をしている人を見ると不快に感じてしまうケースが大きいです。

そこで今回こちらの記事では、この「役不足」「力不足」の言葉についていろいろと情報をまとめてみましたので、ぜひ、改めてしっかり理解するようにしましょう。

ちゃんとした使い方ができれば何の問題もありませんよ。

また、相手からも言葉をしっかり理解しているのだなと見られるので、あなたの株が上がる可能性もありますよ。

誤用する人は意外と多い!「役不足」とは?

そもそも「役不足」という言葉の意味をほとんどの人は、「力不足」のように力量が足りていないと思っている方が多いと思いますが、実は、違うのです。

少し見方を変えてみるとわかると思いますが、「役不足」というのは、ご自身にとって、この仕事や依頼はレベルが低すぎることだという意味を表しています。

つまり、上司があなたにとって最適だと思って依頼したお仕事を自分は役不足なのでと言って断るのは侮辱に値するような行為なのです。

依頼されたお仕事などがご自身にとって難しい物だったりした場合は、「力不足」と言って断るのが適切なのです。

つまり、役不足かどうかはご自身が決めることではなく、上司など、第3者が決めることなのです。

ご自身で「役不足」と決めてしまうと、自分に自信がある人のように見えてしまうので、ある意味、外から見ると、高飛車な人のように見えます。

つまり、自分自身で「役不足」という言葉を使用することはあまりよろしくないのです。

では、なぜ、「役不足」と使ってしまうのかと言いますと、「力不足」だと、自分自身を低く見せてしまう言葉のように捉えてしまうので、自分自身を守りたいという考えから、しっかり意味を理解せずに「役不足」と使ってしまっているのです。

そもそも「役不足」の意味は?


前文でも説明したように「役不足」とは自分にとってこの依頼されたものや仕事はレベルの低いことだと言うことです。

自分に自信がある人が使用される方が多いような印象のする意味ですが、実は、そうでもありません。

例えば、部下を持っている人に仕事が来た時にあえて部下にチャンスを与えようとして、この言葉を使用される方もいらっしゃいます。

つまりは言葉の意味や使い方をしっかりマスターしていれば、相手に不快を与えることはないのです。

上司から「あいつには役不足だ」と言われたことがある人もいらっしゃるかもしれませんが、実はそれは褒め言葉なのかもしれませんよ。

「力不足」と言われたら、自覚をしないといけないのですが、「役不足」はあなたを高く見ている証拠です。

言葉の意味をしっかり理解するだけで実はご自身にもプラスになるのです。

ぜひ、しっかり言葉の意味を理解しましょう。

なぜなら、日本は言葉の多い国なのです。

辞書的な意味は?

「役不足」ですが、辞書では、ご自身の実力不相応なことで軽いことなどと記されています。

このように辞書を見れば、しっかりとした意味を理解することができます。

では、なぜ勘違いして使用されている方が多いのかと言いますと、人は辞書で言葉を理解せずに身近な人が使用している場面から覚えるのです。

つまり、使用している場面で言葉の意味と合っていなかったりした場合それが正解だと思って認識してしまう人が多いのです。

辞書を見る人は少なく、また、インターネットでも正しい情報が乗っているとは限りません。

その人が見た、場面や情報で覚えてしまうので、間違って理解してしまう人が多いのです。

自分自身でしっかり言葉の意味を調べて理解しようとすれば問題はないのですが、特に日本人はみんなの意識が強いので、相手がそのように使っていれば問題ないと認識してしまうらしいのです。

言葉の多い国だけに国民性がそれとマッチしていないみたいです。

「役不足」と「力不足」の違いは?

では、似て非なる言葉でもある「役不足」と「力不足」の違いに関してですが、おそらく「役不足」の意味がわかった人は、「力不足」の意味がわかったと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかり理解していただくためにも改めてご説明します。

「役不足」が自分にとってこの依頼されたものや仕事はレベルの低いことだと言うことに対して、「力不足」は依頼されたものが自分の力量ではできそうにないことを表します。

つまりは自分の実力不足を表すのが「力不足」なのです。

逆に「役不足」は自分のレベルの高さを表しています。

このように依頼された相手に対してどちらを使用すればいいのかわかると思います。

間違っても目上の人に対して「役不足」を使用すると誤解を生まれるかもしれませんので、場面やシチュエーションをよく見て考えて使用するようにしましょう。

「力不足」の意味


では、「力不足」の意味ですが、自分のレベルでは出来そうにない依頼や仕事が来た時に使用する言葉です。

しかし、自分を良く見せたいと思う国民性である日本人の場合、素直にこの「力不足」を使用する人はなかなかいません。

言葉をしっかり理解していれば、素直に「力不足」を使用される方がいらっしゃいますが、言葉をしっかり理解していないと、「役不足」を使用して自分を守ろうとする人が多いのです。

特に保守的な人はこの言葉を使いたがります。

会社の上司で「役不足」という言葉をよく使用される方がいらっしゃいましたら、注意してみることが大切です。

もしかしたら、間違って使用している方かもしれませんので、最近の日本では保守的な人が多いので、「役不足」を使用されている方が結構多くいらっしゃいます。

「力不足」の正しい使い方

それでは「役不足」に似て非なる言葉である「力不足」の言葉の正しい使い方ですが、主には与えられた仕事などがご自身にとって難しい場合や力量が足りない場合などに使用されることがベストだと思います。

本来なら素直に「力不足」ですと言う方が相手にとっては不快に思いません。

しかし、自分を良く見せようとしたがるので、「役不足」を使用したがる方が非常に多いです。

依頼をしてきた上司や相手が「役不足」の意味を理解していたら、どんなに自信があるんだという感じに見られてしまいますよ。

自分を守っても意味がないのです。

特に会社などの集団の場合、自分を守って会社をつぶしてしまう危険性もあるのです。

つまりは、はっきり「力不足」と言うほうが相手にとっても自分にとってもプラスなのです。

自分がしっかり実力があって、後輩にチャンスを与えたいと思うのであれば、「役不足」を使用してもいいと思います。

要は、使うシチュエーションを考えましょう。

保守的に、自分自身のことだけを考えるのは辞めましょう。

両者の違いをはっきりさせておこう!

ここまでの説明で「役不足」と「力不足」の違いがわかっと思います。

違いとしては、依頼されたものがご自身にとって力量的に低いものなのか高いものなのかで使い分けができます。

自分にとって力量不足だと思う依頼に関しては「力不足」を使用するのが適切です。

仮に自分の力量では十分で自分でなくても大丈夫である場合は「役不足」を使用するのがベストです。

このようにしっかり使いわけをすれば問題ないのです。

このように言葉が多い国・日本なので、しっかり言葉を理解していないといけないのです。

辞書を見れば一目瞭然なのですが、場面や相手使い方で理解しようとしてしまうので、勘違いして理解してしまうのです。

みんなが、相手がといった感じの意識を持っているためにそうなってしまうのです。

自分は自分という考えをしっかり持っていないと言葉の使い方を間違ってしまうことになります。

「役不足」の正しい使い方・誤った使い方

言葉の意味や使い方をしっかり理解しないといけないと言うことはよくわかったと思います。

そこでここからは「役不足」の使い方に関して説明していきます。

しっかり正しい使い方を理解すれば、相手に誤解されずに済みますよ。

また、正しい使い方だけでなく、間違った使い方も同時に理解するだけで、この「役不足」と言う言葉をしっかり使うことができるので、あなたの生き方もよくなるかもしれません。

何だか難しいそうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

まずは、簡単に考えていきましょう。

難しく考えて1歩を踏み出すのが難しいですよ。

まずは目を通して見て、あなたにとって身近に思えるものから理解していきましょう。

いきなりすべてを理解することの方が難しいです。

ぜひ、ゆっくり慌てずに理解していきましょう。

正しい使用方法

それではまずは正しい使い方ですが、ほとんどはご自身で発して使用されている方が多いと思いますが、実は相手や上司が使用されるほうが意外とベストな時が多いです。

なぜなら、あなたにとってこの仕事や依頼が適正かどうか見てくれていると言いことにもなります。

逆にご自身で使用されると自信がある人のように見えてしまって、相手にとっては不快に思えてしまう場合もあります。

そのため、まずはどのような感じで使用されているのかを理解しましょう。

また、相手に言われるケースと、ご自身で発するケースの両方の場面をご紹介しますので、ぜひ、理解して使い方を間違わないようにしましょう。

もうすでにこのように使っていると言う方がいらっしゃいましたら、問題はありませんので、継続して使用していきましょう。

あなたには役不足かもしれませんが、よろしくお願いします

上司から仕事を依頼された時に言われたことがある人もいらっしゃると思いますが、侮辱をしているわけではありません。

あなたが仕事を出来る人のように見ているのです。

また、部下に仕事を与える時にこのように言ってやる気を出させるなどの効果もあるようです。

このように相手から言われると、言われた方は気分は良いものです。

仕事ができると言った感じに見られているので、上司も自分のことを見てくれていると言った感じに捉えることができるので、プラスに働きます。

このように相手のやる気を引き出す効果がある使い方があるのです。

自分で発すると自信があるように見える言葉ですが、相手に言われると嬉しい言葉でもあります。

自分を守るために使用するのではなく、相手のやる気を出させるために使用するのがベストな使い方なのかもしれませんね。

あなただけでは役不足です

一見すると、あなただけでは無理と言った感じに捉えてしまって仕方ない言い方ですが、実はこの言葉の使い方には裏が隠されれているのです。

あなただけで十分すぎるから、他の仲間を集めて行うことで、仲間の成長にもつながるから、そうしてほしいという願いが隠されているのです。

あなただけで軽く出来てしまう仕事をあなただけでしてしまうのはもったいない。

余裕があるのであれば、後輩などに教えながらやることで、仲間の成長にもなるし、組織として強くなるので、このような使い方をすることもあります。

または、1人で頑張りすぎている人に対してこの言葉を使うことで、相手と一緒にしてもいいのだという認識が生まれるので、相乗効果があります。

ただ、相手が「役不足」という言葉をしっかり理解していないと意味がありません。

集団を活かすために使える方法なので、まずはしっかり「役不足」という言葉を理解しましょう。

社長とお会いするなんて、私では役不足では

一見すると、凄く生意気な感じがしますが、実は違います。

自分よりも他に合わせた方がいい人がいると言うことです。

こんなチャンスめったにないと言うことでもあるので、このチャンスを後輩に与えたいと言う願いから発する人が多いです。

要は自分はいつでもこんなチャンスがあると信じているから、他の人にチャンスを与えたいと言う「youfirstmesecond」の考えが働いてる証です。

このように誰かにチャンスを回すために使用されることもあるのです。

ほとんどの人は保守的な考えで、自分を守るために使用されている方がいらっしゃいますが、正しい使い方は、相手を持ち上げるために使用される言葉なのであります。

もしくは、敢えて憎まれ役になろうとして使用されている方もいらっしゃいます。

誤った使い方

ここまでで「役不足」の正しい使い方はいかがでしたでしょうか?もしかしたらもうすでにこのように使用されていると言う方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、正しい使い方があれば誤った使い方があるのがこの言葉なのです。

要は意味をしっかり理解していないからと「力不足」と言う言葉を用いたくないからと言った理由で使用しないのです。

しかし、それは利己的な使い方なので意味がありませんし、他の人に迷惑をかけてしまう危険性もあります。

気づいた時には遅いと言うこともありますので、ぜひ、この機会に誤った使い方を理解して、使用しないようにしましょう。

もしかしたらもうすでに使用してしまっていると言う方もこれを機に治していけば問題ありませんよ。

主役なんて私では役不足ですよ

大抜擢されたのにこの発言はもったいないのですが、自分の実力がわかっているのであれば、「力不足」を使用するのが適切です。

言葉の意味をしっかり理解しないで使用している場合はまだ可愛いのですが、中には意味を理解して使用している人もいるので注意が必要です。

要は自分の実力が高いと信じ切っていて使用している場合もあります。

ある意味天狗になっているような感じです。

天狗になるかどうかはあなた次第なので、別に何も言いませんが、そのような態度を取っていると誰もついてこない危険性が高いですよ。

本当に力量が足りない場合は、「力不足」を使用することが正しいのです。

また、嬉しくてもこのように使用するのは聞く相手によっては不快に思えてしまう可能性もあるので、使うのは避けた方がいいかもしれませんよ。

私は役不足なのでこの仕事ができません

役不足なら簡単に仕事ができるはずです。

この場合も「力不足」を使用するのが適切です。

よくこのように使用される方が多いのですが、これは「力不足」という言葉にコンプレックスを抱いている証拠です。

「力不足」と口にすると、自分ができない人やレベルの低い人と見られてしまうかもしれないと言う不安から「役不足」を使用してしまうのです。

しかし、言葉の意味をわかっている人からすれば何言っているの?と言った感じになってしまうので、意味がありません。

この場合ははっきり「力不足」と言う方が相手にとても、ご自身にとってもべストに働きます。

正しい使い方の項目でも説明しましたが、「役不足」はご自身を守るために使用する言葉ではありません。

故にこのように使うのは辞めましょう。

社長の代わりだなんて、私には役不足です

このような言い方をすると、「役不足」という言葉の意味をわかっている人は、なんてことを口にしているのだと思ってしまいます。

なぜなら、この言い方を直訳すると、社長の代わりで仕事をすることは、自分にとってレベルの低いことだと言っているのです。

つまりは、自分は社長より上だ、レベルが高いと言っているようなものです。

ある意味凄く失礼な言い方になってしまっているのです。

この場合は素直に「力不足」という言葉を使うのが適切と言うよりも、当然です。

このように保守的に考えて言葉を使用していると知らず知らずのうちにとんでもない意味になってしまっている危険性もあります。

何度も言いますが、「役不足」は自分のために使用する言葉ではありません。

その辺りをしっかり理解して使用しないと大変なことになってしまう恐れがあります。

「役不足」と同様、間違いやすい日本語まとめ

ここまでの説明で「役不足」という言葉に関して勘違いしていたと言う方も多くいらっしゃるかもしれません。

しかし、言葉の多い国・日本です。

「役不足」以外にも紛らわしい言葉がいっぱいあるのです。

つまりは普段何気なく使用している言葉でも間違って使っている危険性があるのです。

辞書を見れば一発でわかるのですが、相手が使用している場面などを見て覚えてしまっているので、間違ったままになってしまっている方が結構多いのです。

そこで、ここからは、「役不足」と同様に間違えられやすい日本語をご紹介します。

世界でも稀に見る言葉の多い国・日本です。

意味をしっかり理解しないまま使っているとそのような人たちのグループでしか生きられませんよ。

自分のためにも、相手のためにも、まずはしっかり言葉の意味や使い方を理解しましょう。

失笑

ほとんどの人が「笑いもできないくらいあきれる」と言った感じに捉えている人がいますが、これは大きな勘違いです。

本来の意味は「笑ってはいけない場面で笑ってしまうこと」です。

つまり、あきれるという場面で使用する言葉ではないのです。

会議など重い感じの空気のある場所で笑ってしまうことを失笑と言うのです。

よく、恥をかいた人などを見た時に「失笑」ものだと言うように言う人はいますが、間違った使いかたです。

その場合は呆れると使った方が正解です。

「失笑」という言葉を使いたい時は、会議などで思わず笑ってしまった人がいた場合に使用しましょう。

潮時

そろそろやめるタイミングかなとか、スポーツ選手などで引退を決意した人などが使用する言葉ですが、実は意味が全く違います。

ほとんどの人は、マイナス的な考えで使用されている方が多いのですが、実はプラス的な要素の意味を持っているのです。

まず本来の意味ですが、「そろそろ良いころ合い」という意味で、つまりはチャンスが来たと言った感じに捉えることができる意味なのです。

つまり、終わることを意味する言葉ではないのです。

スポーツ選手が潮時と言って引退しますが、諦めたからではなく、今が一番引退をするチャンスと言うことで使用しているのです。

決して終わったと言う意味で使用しているのではありません。

ある意味、何かチャンスが来れば潮時なのです。

小春日和

春の訪れのとともに温かくなってくると思わず「小春日和で気持ちいい」と言った感じに口にされる方がいらっしゃいますが、実はその使い方は間違っています。

小春日和の本来の意味は、初冬の頃の、春のように温かい日々を表す言葉であって、春に使う言葉ではなくて、冬に使う言葉なのです。

小春とはもともと陰暦で言うと10月に当たり、秋から冬に移る時の温かい日々を意味しています。

つまり、春になって温かくになってきたからといって使うのは間違いなのです。

しかし、使用されている方は多くいらっしゃいます。

なぜなら、みんながそのように使っているからです。

最近では、テレビなどのメディアでも平気で間違って使用している場合もあるので、この言葉を正しく使っている方は少ないです。

確信犯

よく刑事ドラマなどで使用される言葉で、なじみがあると思います。

おそらくほとんどの人は「とぼけているけど、自分がわかってやったに違いない」というような感じで犯人を表す言葉です。

ごまかしているけど最後には捕まるから確信犯と言いますが、実は違うのです。

そもそも確信犯の意味は、自分の行うことが絶対に正しいと考えていて、政治的、宗教的、世間的に言うことが間違っていると信じることです。

つまり、自分の考えは絶対に正しいと思って行うことです。

そう考えると、刑事ドラマなどで使用されている確信犯は、確信犯ではなく、故意でしているので故意犯と言った方が正しいのかもしれませんね。

あいつは確信犯だと言うと、わかっている人からすればちょっと恐怖を覚えてしまうかもしれませんね。

姑息

よく騙されたりした時に、相手に対して「姑息な手を使いやがって」というような感じに使用される方がいます。

この場合、姑息は卑怯のような意味で使用されている感じがしますが、実は本来の意味とは大きく違います。

本来の意味は「その場しのぎ」「一時の間に合わせ」です。

つまり、卑怯なと言う意味はないのです。

つまり、姑息な人間だと言う場合は、「卑怯な人間」ではなく、「その場のしのぎをする人間」という意味です。

とにかくその場を安全に逃げきろうとする人のことを表します。

外から見ると汚い人間のように見えるので、卑怯な意味が強くなってしまったのかもしれませんね。

卑怯な手を使われた場合は「姑息な手」ではなく、そのまま「卑怯な手」と言いましょう。

にやける

にやにやしている人に向かって使用する言葉ですが、実は本来の意味とは全く違います。

実はこの言葉ですが、男性に対して使用される言葉であって、女性に対しては使用する言葉ではないのです。

では、本来の意味はと言いますと、まず漢字で書くと「若気る」です。

「若気」とは男性に対する同性愛者のことで、はっきり言えば侮辱用語に近いです。

このことから、本来の意味は男が女性のようになよなよすると言った感じの意味を表します。

つまり、ニヤニヤしている人に使う言葉ではなく、オカマっぽい人やなよなよしている人に対して使う言葉なのです。

本来の意味を知っている人がにやにやしていた時に使うと、怒るかもしれませんよ。

憮然

よく不機嫌な人を見て憮然な様と言う人はいますが、実はこれも間違った使い方なのです。

本来の意味は落胆するやあきれると言った感じで、不機嫌なことに対して使う言葉ではないのです。

「部線としてため息がでる」と言う方もいらっしゃいますが、不機嫌になってため息を出しているのではなく、呆れてため息を出しているのです。

どうしようもない人を見たりして呆れた時などに使用するのがベストな言葉です。

しかし、近年は怒った人などに対して使われているので間違っています。

なだめるように「憮然になるなよ」と言う方もいらっしゃいますが、なだめてません。

逆に返って怒らせてしまっているかもしれませんので、気をつけましょう。

敷居が高い

よく敷居の高い店とか言って入店するのを拒んだり、あの人は敷居が高いからといって遠くから見たりなど、自分に合わないものや高価なもの、レベルの高い物を表す時に使用されている言葉ですが、実は間違いです。

本来の意味は、「義理を欠いたり、ご迷惑をかけてしまって行きにくい」という意味です。

つまり、自分に合わないとか、レベルが高いとかいう意味ではありません。

自分自身がしてしまった行為により相手に合いづらくなっているという言葉です。

よくお店の経営者などが「敷居を高くしすぎてお客様が来ない」と口にしています。

自分たちの行いが良くなくてそうなってしまったのであれば、正しい使い方ですが、レベルを上げすぎて一般人の人が来ないような感じになっている場合は敷居が高いとは言いません。

よって、自分の店は敷居が高くてなんて口にするのは、良くありませんよ。

なし崩し

議論が進まずになし崩しにされてしまいそうなど、何かの事柄が曖昧なままになってしまいそうな時に用いる言葉ではありますが、実はこれも間違った使い方なのです。

では、本来の意味はと言いますと、少しずつかたづけていくこと、徐々に片づけていくことを意味しています。

つまり、あいまいなどの意味はないのです。

議論が進まずになし崩しにされてしまうといった場合は、議論が進まないからゆっくり片付いてしまうという感じになって何だか変ですよね。

故に、あいまいなと言った感じに使うのは間違いなのです。

正しくは、この会社はなし崩しに大きくなった。

というように、この会社はゆっくり大きくしていったというような感じで使用しましょう。

気が置けない

よく怪しい人に対して、「あいつは気が置けないからしっかり見ておけ」と言った感じに使用されています。

この言葉から意味を推測すると、油断できないとかそう言った感じの意味で使用されています。

しかし、これも間違った使い方です。

では、本来の意味はというと、「気を使う必要のない」と言った感じの意味で、気楽に楽しめると言うことです。

つまりは、気兼ねなく付き合える人に対して使う言葉です。

油断できないとか、注意が必要な相手に対しては使う言葉ではありませんので、注意しましょう。

檄を飛ばす

これから試合に臨む相手などに対して応援などの声がけをすることを「檄を飛ばす」と言いますが、実はこの使い方も間違っています。

本来の檄を飛ばすという意味は、「自分の考えや主張を広く人々に伝えて同意を求める」ことを言います。

つまり、応援などをしても檄を飛ばすとは言わないのです。

選挙時に演説をしている立候補者がしていることが「檄を飛ばす」と言う行為に近いのです。

破天荒

とある芸人さんがこの言葉を使ってブレイクしましたが、実は意味を間違って使用していました。

本人もその自覚があったらしく、発覚してからはこの言葉をあまり使わなくなりました。

おそらくほとんどの人は、豪快で無茶をするような人を破天荒な人と言いますが、実は違います。

本来の意味は、誰も成し遂げたことのないことを達成する人を意味します。

つまり、新しい技術を発見した人や発明した人などのことを言います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「役不足」以外にも意味を間違ったまま使用している言葉が多く合ったと思います。

まあ、簡単に言えば、辞書を見れば言葉の意味をすぐに理解できるのですが、どうしても相手の使い方で覚えてしまう人が多くいらっしゃるので、このようになってしまっているのです。

言葉の多い国・日本だけに言葉の意味はしっかり理解しましょう。