テレビや新聞紙上を通してよく「猛々しい」という言葉を聞いたり読んだりしたご経験がありませんか?

「猛々しい」とはいったいどういう意味になるのでしょうか?

「猛獣」のように怒り吠えまくっている状態なのでしょうか?

それとも「ドン」と構えて微動だにしない態度をそういうのでしょうか?

今回はこの「猛々しい」についてみていく事に致しましょう。

猛々しいの意味とは?

それではまず「猛々しい」の意味からみていくことにしましょう。

いかにも勇ましく強そうなこと

「猛々しい」の意味の1つ目は「いかにも勇ましく強そうなこと」です。

そうですね、この文字を素直に読んだ印象で考えればズバリ、この意味にたどり着くでしょう。

いかにも勇ましく、強そうなこと。

「猛々しい」雰囲気に見える人は、外見上の印象から多くの人がこのように捉える事でしょう。

しかし、実際に本当にその人が勇ましいかどうかは分かりません。

あくまで「いかにも」とある通り、見た目の感じでそう思っているだけです。

「強そう」という部分もそうです。

「強い」とは言っていません。

「強そう」なのです。

「猛々しい」と思うのはその人の第一印象から受け取る一種の想像なのです。

外見や顔つきがいかにも勇猛そうで荒々しそうだからきっと気性も荒く、乱暴もので喧嘩っ早い人なのだろう、と勝手に外部の人間が想像しているに過ぎないだけなのを頭にいれておきましょうね。

ものすごい

「猛々しい」の意味の2つ目は「ものすごい」です。

これは対象が人間に限定するのではなく、広く世間一般の事象全てを指して言っている意味合いです。

例えば、「台風の勢力が猛々しい」とか「津波の高さが猛々しい」など。

どちらも「ものすごい」という形容している意味合いの中身が本当に桁外れな勢いである、という点に注意してくださいね。

それとやはり人間の場合にもこの意味合いは使われます。

その人が実際に「ものすごい」と思わせる動作や行動を取っているならばこれは「猛々しい」という言い方を取り、「強そう」と思うのではなく「実際にものすごい」という感服の意を表する気持ちの方に取るべきでしょう。

いずれにしても常人では行えないくらいの並外れた行動の様、というところでしょうね。

ずうずうしい

「猛々しい」の意味の3つ目は「ずうずうしい」です。

これは古くから伝わる諺に「盗人猛々しい」というものがありますから、皆さんも一度は聞いたことがあるでしょう。

世間には厚顔無恥。

つまり「ずうずうしい」人間が結構います。

神経が図太いというか、無神経というか。

とにかく自分さえよければ周りの事にはお構いなし、という発想の持ち主です。

これらの人を指して「猛々しい」とも表現するようですね。

もっとも「盗人猛々しい」という言い方を使う人は、それなりに学もあって人間的に立派と思われる人が使う事によって言葉の意味が一層、引き立ちます。

同じ穴のむじなのような人が「盗人猛々しい」と言ったところで何の説得力も感じられない点を注意しておきましょうね。

猛々しいの同義語

それでは次です。

「猛々しい」の同義語です。

「猛々しい」の意味と同じ意味合いを持つ言葉を3つ選んでご紹介していきましょう。

野太い

「猛々しい」の同義語の1つ目は「野太い」です。

意味的には「荒々しい」「根性がある」「たくましい」などといった意味で捉えられます。

「猛々しい」とほぼ同じ意味合いを持つ言葉と言えるでしょう。

まあ、「猛々しい」と同様、この「野太い」もどちらかと言うと女性を指すのではなく「男性」を対象にした言葉だと言えるでしょう。

それも一種の褒め言葉ですね。

古くから男性は「力」の代名詞です。

女性が弱い存在だとしたら男性はその逆で力があり体も強い、というのが定説でした。

しかし、近年になって食糧事情もよくなり男女同権の時代になったからか、男性よりも逞しくみえる女性が増加してきたように思えますね。

まあ、だからと言って女性のことを「野太い」とはあまり言いませんが、「男前」とか「カッコイイ」とかいう表現は増えてきたように思えます。

逆にみれば男の「女性化」の方が顕著なのかもわかりませんね。

今風の「イケメン男子」には全く「野太い」という印象はありませんし「猛々しい」という感じも全く受けません。

これも平成になって30年。

時代の移り変わりを意味しているのでしょうか?

威厳のある


「猛々しい」の同義語の2つ目は「威厳のある」です。

怖そうで強そうな外見からくるイメージ。

まさに「威厳」のある態度とはそういった風情が感じられますよね。

逆に始終怒ってばかりの人からはひとかどの威厳のかけらも感じません。

と言う事は、「威厳」とは身体の内からほとばしる「オーラ」のようなものなのかも分かりません。

そういう意味では昔の人の方が「威厳」というものを感じましたね。

例えば小学校の先生。

私の1年生の時の担任の先生。

女性でしたが怖かった…。

たたずんでいるだけで風格と威厳があって近寄り難い雰囲気がありましたね。

反対に今の小学校の先生たち。

まるでお友達感覚です。

児童に気に入ってもらえるようにいろいろ工夫して頑張っています。

とにかく気に入ってもらえる事が至上命令のような感じです。

これも時代の移り変わりでしょうかねえ。

逞しい

「猛々しい」の同義語の3つ目は「逞しい」です。

「逞しい」という表現は肉体的な意味と精神的な意味。

その両方を指していいます。

なのでどちらか一方が足りない場合は「逞しい」という表現を使いにくくなってしまうわけです。

分かりやすい例は野球のピッチャーでしょうか。

ピッチャーは野球の選手の中でも1,2を争う花形ポジション。

多くの球児は野球をやるならピッチャーをやりたがりますし、その中でも「エース」と呼ばれるようになりたいと思っています。

しかし、お山の対象の典型例と言われる「ピッチャー」、いざグラウンドに立つとハートが弱い選手はピンチになるとビビッてしまい思い通りの投球ができなくなるのです。

だからいくら150キロ以上の速球を投げれるといってもピンチになったら弱気の虫が顔を出してコントロールが定まらなくなり自滅する。

これでは心身共に「逞しい」とは言えないのですね。

むしろ精神面がひ弱な選手、というレッテルを貼られるわけです。

「逞しさ」というものは見掛け倒しでは意味がありません。

心身ともに猛々しいのが「逞しい」と言われる人物なのですよ。

猛々しい人の12個の特徴

それではここからは「猛々しい」人の特徴をあげていきましょう。

全部で12個のご紹介です。

1.男らしい

「猛々しい」人の特徴の最初の1つ目は「男らしい」です。

そう、「猛々しい」という表現は男のためにあるのです。

女性をもって「猛々しい」とは言いません。

間違っても言いません。

「猛々しい」という表現を使うのは今も昔もこれからも「男」だけが表現されるのです。

言動が男らしい

「猛々しい」という表現はその人の「言動」がそういうようになっているからこそ、表現されるものです。

決して外見上だけで判断されるものではありません。

では「猛々しい」表現とはどのようなものを言うのでしょう。

その一つは動作の力強さを表しています。

何をするにしても機敏で足も速い。

そして何より全ての行いに生命感が漲っており見ているだけでもこちらがパワーをもらえそうなほどの勢いを感じる。

これが猛々しいと感じる動きなのでしょう。

更にもう一つ挙げるとすれば、そのハキハキした物言いです。

「猛々しい」印象を受ける人の物言いは、常に語気が荒く力強いです。

腹から声を出しているのでその声は太く大きく響き渡ります。

まさに「鬼神」かと思える程の迫力です。

「猛々しい」人の特徴は「男らしい」、その中身、納得していただけましたでしょうか?

2.強面である

「猛々しい」人の特徴の2つ目は「強面である」です。

「強面」、つまりパッと見が非常に怖そうで、今にも怒ってきそうな感じがする外見の人の事ですね。

最近ではあまりそういったタイプの人を見かけなくなりましたが、昭和の頃はこういった「強面」タイプが結構、いました。

最近は皆さん、顔つきが温和になって優しそうな雰囲気の人が増えましたね。

これも「戦後」がはるか昔になった影響でしょうか?

そう思えば今の映画やドラマに登場してくる俳優さんの顔つきも昔に比べたらずいぶん、変わりましたね。

凄味というか、威圧感のない顔つきというか、非常に物分かりの良さそうな雰囲気の人ばかりなような気がします。

きっとこの傾向も時代の移り変わりが早いせいなのでしょう。

一見話しかけにくい

話を戻しましょう。

猛々しい人というのは外見が怖そうな「強面」なので話しかけるにも非常に難しい雰囲気を醸しているのです。

しかし、一見話しかけにくそうに見える人であっても、心は「仏?」という人も結構います。

つまり、当の本人にとったらこの「強面」の顔つきに生まれてきてしまった事を後悔している人も結構いらっしゃる、という事が言えそうなのですね。

反対に近頃はイケメン風の虫も殺さないような大人しそうな雰囲気の人が危ないことをやったりします。

外見は「羊」で内面が「狼」。

つまり心が猛々しい人間が案外、多いという事です。

優しそうな外見で近寄ってきて、仲良くなった後で、猛々しい本性を出してくる厄介な心の「強面」がいる事に注意したいものですね。

3.他人を見下すことがある

「猛々しい」人の特徴の3つ目は「他人を見下すことがある」という事です。

これは猛々しい人たちの性格が問題になってくるでしょう。

つまり、自分の事に対して「自信」があるから自然、言動が「猛々しく」なり周囲の人に対して威圧的な態度を取ってしまうようになる、という訳なのです。

これはその人の生涯や人格形成における生き様などが原因となってくるのですが、いずれにしても他人を見下ろしてしまう性格は、昨日今日に始まったわけではないと言えるでしょうね。

自分を上だと思っている

基本的に「猛々しい人」というのは自分の事を下に見ません。

自然の成り行きで自分の事を上に見ています。

この傾向はその人の「自我」が芽生えてきた時からそういうように生きてきたので今更変えようと思っても変えられないのです。

「猛々しい」人格というのは攻撃的です。

守勢に回ったりしません。

会社の職種で言えば「営業系」です。

それもかなりバリバリの営業系ですね。

「ヤル気」と「自信」が常に顔に現れてきている人たちです。

大人しくなれるはずがありません。

常に率先して動き周囲の人たちより一歩先を歩いています。

だから自然と周囲の人との対比で自分の事を「上」だと見てしまうのでしょう。

まあ、これも「猛々しい」が故の行動です。

致し方ないでしょう。

4.自己愛が強い


「猛々しい」人の特徴の4つ目は「自己愛が強い」です。

猛々しさを売り物にしている人は、本人にその自覚があるのなら間違いなく「自己愛」が強いと言えるでしょう。

そうでないとあれだけ人前で堂々とした立ち居振る舞いは出来ないものです。

一般的に行って「自己愛」の傾向が強い人というのは自分に自信を持っており、同時に自分の事が世の中で誰よりも好き、という性格になっていると言っていいでしょう。

自分に絶対の自信を持っているからこそ、勇猛果敢な「猛々しさ」を発揮することが出来るのです。

【自己愛が強すぎる人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

自分を守る

猛々しい人というのは実はメンタル面はそれほど強い、とは言いにくい面があります。

むしろ案外気が小さくて臆病者、といった人も結構多いかも知れません。

しかし、自分の振る舞いがどうしても猛々しい雰囲気でやっていますので、今更「素」の自分を見せるわけにもいかない。

だから皆の前では敢えて猛々しいムードを出し続けて威厳を保つ。

つまり自分のことを守っているわけなのです。

もし、自分の本当の素性が知られてしまったらそれまで築き上げてきたものが台無しになってしまうかもしれません。

それだけは避けたい、という一心がついつい自分を守る行動として猛々しい振る舞いを演じ続けているのかも分かりませんね。

猛々しく振る舞うのも苦労するようですね。

5.自己中心的である

「猛々しい」人の特徴の5つ目は「自己中心的である」です。

人前で気性の荒い部分を遠慮することなく出せる人間。

ハッキリ言って「自己中心的」でしう。

そうでなければ猛々しい態度など、多くの面々の前で出せるものではありません。

他人の事を最優先に考えて行動するタイプの人ならば間違っても「猛々しい」態度など取れません。

そこには他者に対する慈しみの気持ちがあるかどうか、が問われてくるでしょう。

自分が良ければいいと思う

他者に対して「慈しみ」や「慈愛」の気持ちを持てる人ならば、優先順位として、自分の事は最も後回しにして周囲の人達の都合や要望を第一に考えるでしょう。

それが配慮であり心配りなのです。

それを持っている人間が猛々しい態度を取る、ということ事態、おかしな話になってしまうのです。

普段から猛々しい態度を取っている人は、ほぼ間違いなく「自己中」、つまり自分さえ良ければそれでいい、と思っている人ばかりです。

これは今更、改めようもありません。

身体に滲みこんだ生き方の一つなのですから変えられません。

だから、あなたの周囲にこのような人がもしいるならば、なるべく距離をとって離れたところから眺めている方が無難でしょう。

自己中の人と関わると不愉快な思いをさせられるだけですからね。

6.目立つことをカッコいいと思う

「猛々しい」人の特徴の6つ目は「目立つことをカッコいいと思う」です。

「目立つことがカッコいい」、と思うということはかなり幼少期からそういった影響を受けていた、と言えるでしょうね。

特にテレビに映し出される芸能人の存在が大きいのかも分かりません。

子供心に目立つことは周囲の人から笑いや歓声を受けもてはやされることに敏感に反応したのかもしれませんね。

確かに芸能人は目立ってなんぼ、の世界を生きています。

一般人の感覚とはかなりかけ離れた世界に身を置いているだけにその積極性は大いに参考になるのかも分かりません。

目立ちたがり屋

猛々しい人が総じて全て目立ちたがり屋かどうかが定かではありません。

しかし、目立つことを恐れていては人前であれほどの猛々しさは発揮できないでしょう。

そうなってくると、猛々しい人というのはかなりな「目立ちたがり屋」でないとできない芸当なのかも分かりませんね。

「目立ちたがり屋」というのは自我に目覚め始める頃に、それが意味もなく「カッコいい」と素直に受け要れられるかどうかで決まってくるものだと思います。

でなければ大人になってから急に「目立ちたがり屋」になるにはかなり無理がありますからね。

猛々しさを売り物にする人は、同時に何においても「目立つことが好き」な人間、という事になるのでしょう。

7.ストイック

「猛々しい」人の特徴の7つ目は「ストイック」という事です。

ストイックな人とは、自分自身に厳しい課題や試練を与え、それを一日も怠ることなく継続して自分自身を鍛える事が好きな人、と言えるでしょう。

このストイックな姿勢はスポーツ選手や一芸に秀でた人が好んで行う一種の生活スタイルです。

自分を厳しい環境にわざと置く事によって一定以上のレベルを維持することができる効果があるのですから、行う事に対しては理由も理屈もありません。

それが生活習慣となっているのですから有無を言わさず行っている、という感じでしょう。

がんばる自分が好き

ストイックな生活を送る人は、詰まるところ、頑張っている自分が非常に好きなのです。

そういった意味では性格的に「ナルシズム」の気が多分にあるからかも分かりません。

例えば自分の肉体の筋肉が好きな人ならば、人が驚くようなハードなトレーニングを毎日行い、筋肉の鍛錬に余念のない生活を送る事でしょう。

周囲の人から見たらどうしてそこまで自分を追い込む事が出来るのか、それもたかが筋肉の事で、と思ってしまうでしょう。

結局、その人の価値観がどこにあるかで生き方がガラリと変わるのです。

自分の事が好きだからストイックな毎日を送れる。

それが猛々しさにもつながっていくと私は思いますね。

8.大柄である

「猛々しい」人の特徴の8つ目は「大柄である」という事です。

猛々しい態度を取るためには、周囲を納得させる何かがあった方が、より説得力を生みます。

人が相手の事を無意識に「強い」と思う要因、それはムキムキの体型と長身です。

身体がプロレスラーのような逆三角形で身長が190㎝を超えるような大柄の男だったらどんな人間もひるんでしまうのではないでしょうか?

それほど体が「大柄」というのは相手に与える説得力がずば抜けて高いのです。

堂々としている

その「大柄」な体格にプラスして言動も「堂々」としていればまさしく「猛々しい」と思える要素をバッチリ備えている、と言えますよね。

これが体格は160㎝以下で妙に威張り散らしてばかりだったらどうでしょう?少しも怖い感じはしませんし、逆に滑稽な感じを受けてしまいますよね。

猛々しい雰囲気を自然に出そうと思ったら、ずば抜けて大きい体格があれば有利な事は拒めません。

そこに「威風堂々」としたムードを醸し出す事が出来たなら、鬼に金棒でしょうね。

ただ、体格が大きい人は妙に心が清らかで優しい人物が多いものです。

反対に小柄でも堂々としていて猛々しい雰囲気を発揮している人もいます。

外見の雰囲気だけで安易に判断すると後で痛い目に遭うかも分かりませんよ。

9.注目されたい

「猛々しい」人の特徴の9つめは「注目されたい」です。

これは「目立ちたい」ともリンクする要因でしょう。

猛々しい雰囲気を出しているのは、自分が皆から注目されたいからの一心なのです。

そう、やはり「目立ちたい」という気持ちが強いのです。

自分が周りの人からちやほやされたり注目されたりすることは、さぞかし気持ちのいいものなのでしょう。

俗に言う「人気者」というものですね。

多くの欲どおしい人間たちは欲しいものを次から次へと手に入れてゆくと、もう物や食べ物では満足しなくなってきます。

最終的に欲しいものは「栄誉」というものになってきます。

その「栄誉」にちょっとでも近い感覚を得るために皆から注目を浴びて悦に浸りたいわけなのです。

見られることが気持ちいい

とにかく、この類の人達は見られる事に至上の喜びを感じるわけです。

見られる事によって自分の欲望を満たしているのです。

まあ、このような気持ちや欲求が沸き起こるのも若いうちだけの特権でしょう。

年齢を重ねてゆけば人から見られることがたまらなく苦痛にもなってきたりします。

その時々の考え方で人の欲求というものはコロコロ変わりますからね。

若いうちはどうぞ遠慮なく見られてください。

そしてその欲望の赴く気持ちをエネルギーに代えてどんどん大きな仕事をやっていってください。

そうすればあなたの猛々しさはますます磨きがかかって何者もあなたの進路を妨害しようなどと思わなくなるでしょう。

10.自分に都合が悪いことから逃げる

「猛々しい」人の特徴の10個目は「自分に都合が悪いことから逃げる」です。

猛々しい人は基本的にワガママで自分勝手です。

自分の思うようにいかないと途端に機嫌が悪くなります。

そして自分にとって都合が悪いことが起こってきたなら恥も外聞も関係なく逃げる手段を選択できます。

何とも言えない処世術を身につけているわけですね。

しかし、この行動には一理も二理もあるのですよ。

それは自分がここでつまづいたり滅んでしまったら誰が組織を引っ張ってゆくんだ、という強い責任感があるからです。

そうでなければ、都合が悪くなったり事態が自分にとって不利な状況になったらサッサと退いたり辞めてしまったらいいわけです。

それをしないところに組織に対する深い愛情と強い意思の表れを見る事が出来るのです。

都合のいいことには積極的

そして当然ながら都合のいいことには俄然、積極的になります。

これも組織を強く大きなものに変えようと思う気持ちの表れと言えるでしょう。

ただ、中には大した器の人物でもないくせに大物ぶって、都合が悪くなったら死んだふりをし、都合が良くなったら途端に元気になって皆の前にしゃしゃり出てくる「お調子」ものもいます。

その人物の大きい小さいを見る時は、その人が背負っている重さを十分察知しておきましょうね。

11.自信満々である

「猛々しい」人の特徴の11個目は「自信満々である」という事です。

それはそうでしょう。

自分に自信がなければとても人前で猛々しい態度を取れるものではありませんからね。

もし根拠のない自信でそんな態度を取っていたら、いざという時や都合が悪くなった時などに困るのは本人です。

本当に自信があって態度が自然と猛々しくなるのと、空威張りとでは大違いですからね。

猛々しい態度を取るためには、絶対的な自信がないことには人前ではやってはいけないのです。

自分の意見は曲げない

自分に自信がある人は自説を簡単に曲げたりはしません。

むしろムキになって自分の意見の正当性を主張してくるでしょう。

つまり猛々しい人ほど自分の意見を曲げない、という事です。

例えその意見の正誤が間違っていたとしても、です。

まあ、猛々しい態度を取る人の条件として、それくらい頑固なところがないと、とても自説を貫き通すことは出来ないでしょう。

これは威張っているわけでもなくただの石頭でもなく、自分が信じている「正義」というものに忠実に向き合っているだけの結果なのです。

それが元で今更、自分の信念を変えるくらいなら最初から「猛々しい態度」など取らないでしょう。

自分の考えに絶対の自信と責任を持っているからこそ「自分の意見はいかなることがあっても曲げない」という信念が生まれるのであり、よって皆の前で「猛々しい態度」も取れるわけです。

自信の裏付けにはちゃんとした根拠を持っている、という訳ですね。

12.愛されたい

「猛々しい」人の特徴の最後の12個目は「愛されたい」です。

実はこれが「猛々しい人」の本音と言いますか本性の部分なのかもわからないのです。

何と、あれだけ怖そうな外見と堂々とした態度なのに女性から愛されたい、という何とも言えない「ラブリー」な一面を隠しもっていたのです。

いえ、愛されたいのは女性からだけではありません。

同性からも認められたい、つまり好かれたいのです。

そう、外面が猛々しい人というのは実は物凄い寂しがりやで誰かに構ってもらいたい一心で、あれだけの強そうな態度を取っていたわけなのです。

よくもまあ、皆を欺いて「猛々しさ」を演出できるものです。

そういった意味では感心します。

なかなか人間、自分の弱いところを人前で見せることは出来ないものですが、ここまで周囲の人を騙すことが出来るのなら、やはり「リーダー」の素質があるのかも分からないですね。

リーダーという立場は常に孤独で寂しいものですからね。

強がってでも己に果たされた役割を果たすためには皆の前で鬼の形相にもなっていたわけなのでしょう。

実は強がっているだけ

そういうことで皆の前であれだけ怖そうで威風堂々としていた人が実は強がっていただけ、というのは何とも拍子抜けですね。

そういった意味では「へたれ」と呼ばれても仕方ないでしょうね。

こういう時に、正々堂々と自分の本性を素直にさらけ出せる人間の方が本当は「猛々しい」人物なのかも分かりませんね。

人間の強さというのは逆境やピンチに陥った時に発揮されるといいます。

普段から猛々しいムードを出している人がいざ困難にぶつかったらすぐに逃げ出してしまった、なんてことにならないようにメンタル面の強化をやっておいてもらいたいものですね。

まとめ

如何だったでしょうか?

「猛々しい」という事について

・「猛々しい」の意味
・「猛々しい」の同義語
・「猛々しい」人の12個の特徴

という内容でご紹介させていただきました。

今から400年以上前の戦国時代においては勇猛果敢で名を轟かせた「戦国武将」たちが日本国中にわんさと存在していました。

皆、ひげを蓄えて生傷、刀傷を負った猛々しい武将ばかりです。

まあ、時代背景が違うとはいえ確かに食うか食われるか、の時代だったら好き嫌いは全く関係なく、少しでも強そうで怖そうないでたちで武装していなかったらたちまち領地を他国から奪われてしまっていたでしょう。

そういった意味では現在の日本においてそこまで「猛々しい」外見を演出するのは必要ないのかも分かりません。

しかし、いくら時代が平和だからといってこの世から猛々しい雰囲気を持った人が皆無になってしまったら、それはそれで困った問題も起こってくるでしょうね。

どうして昔の人たちは「仁王」様などの怖い顔をした彫刻像を建立してきたのでしょうか?

それは悪い事をしたらこんな怖い顔をした神様に懲らしめられてしまうという恐怖心を植え付けられていたからでしょう。

人間の欲望は放っておいたら無制限に広がってゆきます。

その挙句に犯罪に手を染めてしまう事もあるでしょう。

よって「猛々しい」風体をした人物の存在は、そういった人の心のゆるみを修正する上でも必要なものだったのでしょう。