強い心の持ち主をあなたは羨ましいと思った事はありますか?
「強い心」。
誘惑や邪心に惑わされず、堂々としていて常に周囲の人から羨望の眼差しで見られる存在の人。
一体どうやってそのような不動の心を持つことができるようになったのでしょうか?
今回は「強い心」をテーマにして、それを持つ人の特徴や強い心をいかにして作るか、について考えていきたいと思います。
歳の若い人でも強い心の持ち主になる事は出来るのでしょうか?興味津々ですね。
「強い心」を持つ人になりたい!
人間という生き物は、何においても「強い者」に憧れを持ちます。
肉体的に強い人は無論、ある特定のジャンルに強い人、ゲームに強い人、スポーツに強い人、ギャンブルに強い人、アルコールに強い人、じゃんけんに強い人…。
何でもいいのです。
とにかく強いにこしたことはないのです。
そうすれば負ける確率はうんと下がります連戦連勝も夢ではなくなるでしょう。
そのためには是非とも強化しておきたいものが「強い心」でしょう。
いくら外見上の筋肉を鍛えてみても心が弱すぎたらペットの猫に対してもビビッてしまいせっかくの筋肉も宝の持ち腐れになってしまうかもしれませんよね(但し、発情期の猫は本当に怖いですから、近寄らないことです)。
その為にも人間は「強い心の持ち主」に是が非でもなっておきたいものなのです。
強い心持つ人の特徴6個
それではまず「強い心」を持つ人の特徴から見てまいりましょう。
全部で6個のご紹介です。
他人を羨ましがらない
強い心持つ人の特徴の1つ目は「他人を羨ましがらない」です。
人間というものは究極の利己主義の生き物です。
常に自分自身はいい思いや「得」をしたいと考えています。
自分さえいい成績を取っていればそれでいい、自分さえ高給与の会社に入社出来ればそれでよし。
つまり他者よりも劣ってさえいなければ何をやっても気分はいい、という発想が多くの人の心に潜んでいるのではないでしょうか?
だから自分よりも他者の方がいい成績を収めたり、いい会社に入ったりしたら素直に祝福してあげればいいのにそれが出来ず、ひがんでしまって物凄く羨ましがってしまう行動に出てしまう、という事なのです。
これは多くの人間が持っている自己実現のための欲求が心の中に存在しているからこその自然の行いだと思うのです。
しかしながら、己の欲望に打ち勝っていれば、つまり「克己心」というものを持っている人ならばそのような女々しく映る言動や行動はやらないでしょう。
それこそ心が弱いということをアピールしているようなものですからね。
真に強い心を持っている人は、他人の事を羨ましがったり、嫉んだりはしないものなのですよ。
一人でも平気
強い心持つ人の特徴2つ目の特徴は「一人でも平気」という事です。
「一人でも平気」という事は、つまり「群れない」という事になりますね。
孤独になっても寂しくないし、誰かが隣にいてくれないと不安でたまらない、といった衝動も起こらないという事になります。
多くの方は、どういう訳か組織やグループに所属していないと不安で不安でたまらない、という傾向があるようですね。
しかし、これは精神の発達途上段階ならば致し方ないことなのかも分かりません。
人は初めから強い心を持って生まれたわけではありません。
強い心というものは適正な教育を受け人生経験を積んだのちに育まれていくものなのです。
だから、「もう私一人で十分、生きてゆける」という自覚が芽生えてきたならば誰かと一緒になって生きてゆく必要もなくなるのです。
ただ、中には大人になっても一人で生きてゆくのが怖い、という人もいます。
心が強くても一人で生きてゆくのは嫌、という方もいらっしゃるでしょう。
ただ、いざという時の有事に誰の助けも必要としない心構えが備わっていれば、それは十分、強い心を持っている、と言えるでしょうね。
自分の中に信念がある
強い心持つ人の特徴の3つ目は「自分の中に信念がある」です。
「信念」というものは自分自身の心の中に「これだ!」といえるくらいの強い思いや自信がない事には育まれません。
そのためには数知れない失敗体験や屈辱の思いを踏んでこないといけないのです。
それくらい「信念」というものは簡単には身につきません。
だから真の「信念」を持っている人は心が強い人と断定できるのです。
それがない事にはこの先、様々な事が起こった時にどう対処していいか分からなくなってしまう事でしょう。
いわば「信念」というものはあなたの自身の生き方における「法律」のようなものとなるのです。
いかなる事態があなたの身に起こったとしても決して揺れることのない「信念」があれば乗り切る事は可能でしょう。
強い心を持つ人間には必ずや不動の岩のような「信念」が心に宿っているものなのですよ。
冷静で余裕な感じ
強い心持つ人の特徴の4つ目は「冷静で余裕な感じ」を体現しています。
強い心を持っている人ならば、そのたたずまいや振る舞いは自然に落ち着いてくるはずです。
自分に絶対の自信を持っているのですからじたばたする必要もありません。
自然に「ドーンと来い」という心境になっていくはずです。
だから「冷静」で「余裕」がある感じを周囲の人は見て取るのです。
恐らく自分の心の在り方に自信を持てていない方はアクシデントなどの想定外のトラブルに弱いでしょう。
慌ててしまってドタバタしてしまうかもしれません。
傍目から見たら滑稽に映るくらいの動作に見えてしまうかも分かりませんね。
つまり普段は冷静で余裕のあるポーズをしている人が急なトラブルが起こったらドタバタしてしまうところを見せてしまったら、その人は本当の「心の強い人」ではなかった、という事になりますね。
真に心の強い人というのはいかなる時も冷静で動作に余裕があります。
きっと幾多にも及ぶ場数を踏んできたからでしょうね。
人に流されない
強い心持つ人の特徴の5つ目は「人に流されない」です。
強い心を持つ人は自身の考えや意志が確立されています。
よってどのような局面に陥ろうが、周囲の意見や雑音に惑わされることなく冷静に自身の考えを貫く事が出来るのです。
つまり心の強い人というのは「人に流される」という事がまずあり得ない、という事になるのですよね。
反対に、人に流されてしまうという人は自分の意思が全く確立されておらず日和見主義というかあっちにフラフラ、こっちにフラフラという始末になってしまうようです。
まあ、致し方ないでしょう。
自分の意見に自信が持てないから色々な人の意見に惑わされ、結局流されてしまうのです。
心の強い人というのは周りがいかなる状況に陥ろうとも決して自身の意見や考えを曲げることなく事態を打開していこうとします。
少々、頭が硬い所もあるかも知れませんがやはりこの方がはるかに頼りがいのある人物に見えるでしょうね。
みんなに平等に接する
強い心持つ人の特徴の6つ目は「みんなに平等に接する」です。
誰彼関係なくみんなに平等に接するという行いは、見るとやるとではこれほど難しい行いはない、といえる行動なのですよね。
あなたの意見や考えに同調してくれる人間ばかりならば何も気に掛ける必要もないでしょうが、広い世の中、決してあなたに同調してくれる人間ばかりのはずがありません。
時にはあなたの考えを真っ向から否定し挑発してくる人間も出てくるでしょう。
しかし、真に心の強い人物はそのような状況に陥っても慌てることなく、逆に反対派の意見を真摯な態度で耳を大きくして聞き入る姿勢を取ることが出来るのです。
これってそう簡単にできない芸当なのですよね。
人間というのはどうしても好き嫌いが顔に出てしまう生き物です。
自分に好意を寄せていない人物と接するのは骨が折れるばかりで何の得もない事が多いのは、たくさんの方が経験された事実ではないでしょうか?
しかし、真に心の強い人物はこれが出来るのです。
本当に感心します。
そのような人物がリーダーの組織だったらば非常に強固な素晴らしい組織を作りあげるのではないでしょうかねえ。
強い心を持つためにはどうすればいい?
それでは次に参りましょう。
強い心を持つためには一体どうすればいいのでしょうか?今回のテーマの核心となるこの方法論について考えていく事に致しましょう。
全部で16個のご紹介となります。
他人と自分を比較しない
強い心を持つための1つ目の方法は「他人と自分を比較しない」です。
人の心というのもは何かと比較しない事には今のレベルが分からなくなる可能性はあります。
よって心を強化して育成していこうという段階においては目標とする人物や参考となる人物との単純比較を行って今の自分に不足しているところ、いたらない箇所を客観的に洗い出して分析する作業が行うべきだと思っています。
ただ、それと他者の心の優秀さを羨んで嫉妬の気持ちや妬みの気持ちばかりを持ってしまう事とは、大きな隔たりが生じてしまいます。
心というもの、はいかにして誘惑や欲望などを遮断しそれらに惑わされないように持っていくか、がカギになります。
そのためにも自分と他人との比較は安易に行わないようにすべきなのです。
昔からよく言いますよね。
隣の芝生は青く見える、と。
しかし、これは相手側も同じように見えている、という事になるのです。
結局、人間というものは物欲や我欲に弱い生き物。
そうそう全ての人間が強い心を育成しようと思ってもできないものなのです。
よって焦ることなくまずは、他人と自分の比較を行わない習慣を身につけましょう。
比較ばかりしていたら「自分の方が劣っている」とか「自分の方が優秀なはずなのに虐げられている」などといったネガティブな発想ばかりが出るだけですからね。
自分を好きになる
強い心を持つための2つ目の方法は「自分を好きになる」という事です。
強い心というか、強い信念を持つためには自分に自信がなければ生まれません。
そして自分に自信を持つという事は、自分の事が好きだ、という事に他ならないのです。
ただ、この状況に持って行こうと思ったらそう簡単に出来るものでもありません。
事実、私自身の例を言って申し訳ないのですが私も自分に自信がつくまでは自分自身の事が全然、好きになれませんでしたから。
学業の成績は大した事がない、一流企業にも入れなかった、異性にはモテない、収入も満足できない、などなど。
要するに自分にとって優れた人間の要素を勝手に決め込んでそれに該当していない部分があればあるほど、自暴自棄気味になりますます自分の事が嫌いになってゆくのです。
人間、自分の事が嫌いな人というのは表情に表れてしまいます。
まず笑顔が出ません。
いつも仏頂面です。
愛想もありませんから人付き合いもうまくゆきません。
こんな程度の人間を果たして世間が認めてくれるでしょうか?これでは永久に強い心が芽生えるきっかけは起こりませんよね。
まあ、何だかんだ言って私もここまで生きてきて人並みの経験を積んでゆく上で段々自分に自信がついてゆき、今ではそこそこドーンと構えていられるだけの人間にはなれたかな、と思っています。
自分を好きになる、という方法は「これをやっていれば大丈夫!」と簡単に言えないところが難しいのですが、ひとたび自分の事が好きになれるほどの経験値を積んでゆく事が出来るようになったら、きっとあなたにも人並み以上の強い心が宿るようになっていると思いますよ。
ストレスを解消する方法を身につける
強い心を持つための3つ目の方法は「ストレスを解消する方法を身につける」です。
ストレスを全く抱え込まない人間というのは、恐らくこの世にいないでしょう。
生きていけが多かれ少なかれ、何らかの類のストレスを私たちは感じるものです。
あとはいかにして抱えてしまったストレスと上手に付き合っていくか、です。
ここを上手く乗り切るか逆に失敗してストレスをますます抱え込んでしまって心身共にダメージを負ってしまったら心を強くしている暇もなくなってしまいます。
まさしくストレスは健全な心身を破壊してしまう最強の厄介ものなのです。
人並みに心が強いと思われる人達が巧みにストレスを溜めこまない生活の知恵を身につけているものです。
ストレス解消のための方法は人によってそれぞれ。
一概にこうだと決めつけられないところにストレス対策の厄介さがあるのですが、しかし一旦、自分に最も合うストレス解消法を身につけることができたなら、これはもう怖いモノなしです。
心身の正常な発育を阻害するストレスの解消方法を身に付けたあなた。
これからの人生はまさしく「薔薇色」に染まってゆくことでしょう。
はっきりと物事を喋る
強い心を持つための4つ目の方法は「はっきりと物事を喋る」です。
物事をはっきりと喋ろうと思ったら、自然声はお腹から出す事になり、その為には一息いれて深呼吸を行って気持ちを落ち着かせ腹に力を入れる事になりますね。
また、早口で喋ってしまっては相手にはっきりと聞き取ってもらえない可能性もあります。
そうなるとゆっくりと落ち着いた口調で相手の目を見ながら話さなければなりません。
結局、これも自分への自信の度合いが大きく影響してくる結果になっているのです。
はっきりと大きな声で喋れないという事は、どこかおじおじしていて落ち着きがなく視線も下を向いていたり相手の顔をまともに見る事ができないのでキョロキョロしてしまっています。
これではますます緊張して上がってしまいとても心が強くなる方向には行ってくれません。
相手の顔をしっかり見てゆっくりと大きな声で話す。
この繰り返しが段々、あなたに自信を植え付けてゆき強い心を作り上げていってくれるのですよ。
過去のことを振り返らない
強い心を持つための5つ目の方法は「過去のことを振り返らない」です。
人間、どうしても自分の過去の失敗談や成功談に一喜一憂してしまうところがあります。
成功談ならばそれを周囲の人に話す事によって非常いい気分になれる事でしょう。
そういった行為が自分の心を強くする、と勘違いされている方も多いかも分かりませんが…。
いずれにしても過去を振りかえる、という行為は生きてゆく上で「後退」を意味してしまいます。
過去を見てばかりの生き方というのは気持ちが臆病になってしまい失敗を恐れるようになり少しでもリスクを防ごうとする「自己保身」に走ってしまう恐れがあるのです。
反対に過去の事は過去。
今後のやり方は試行錯誤しながらも新しい手段や方法を見つけて対処してゆく。
こういった生き方の方が圧倒的に人間的な奥行きや幅を広げてゆくことになるのを否定する人はいないでしょう。
過去ばかり振り返っていては「挑戦」という心意気が芽生えてきません。
これは明らかに人生の「後退」ですよね。
例え人生が晩年期を迎えていたとしても人間は可能性が残っているかぎり少々の危険性を覚悟してでも、事に当たってゆかなければいけないのです。
それが人間の心を強くするための一つの手段だと私は思いますよ。
時間を有効的に使う
強い心を持つための6つ目の方法は「時間を有効的に使う」です。
心の強い人というのは時間管理もしっかりできる人の事をいいます。
つまり与えられら仕事や使命に対して責任をもって納期までに間に合わせることが出来る、という意味です。
これが心の弱い人になると納期がなあなあになります。
時間に追われてくるようになると自分の脇の甘さを差し置いて「まあ、いいか」という具合に何かのせいにして目の前の課題から逃げようとしてしまうのです。
まさに自らの心の弱さから出た甘え体質と言えるでしょう。
時間を有効的に使えるということは、効率的に何事もこなせる、という事ですね。
当然、仕事のスピードも速くなりますし、周囲の人からの評価も上がるでしょう。
それはひとえに自身に厳しくしておくからこそ。
よって周囲からの信頼感も上がります。
心の強い人は、日頃から時間の有効活用を真剣に考えるから出来る事なのです。
感情をコントロールできるようになる
強い心を持つための7つ目の方法は「感情をコントロールできるようになる」です。
人前で喜怒哀楽を出すのは人間としては自然な行いですが、怒ってばかりいたり、泣きっ面ばかり見せているような人の事を果たして心の強い人だと思えるでしょうか?
真に心の強い人というのは決して他人前で弱音を見せたり怒りの感情を見せたり知るような行いはしません。
常に冷静さをコントロールできるよう、感情を乱さない訓練を施しているのです。
感情をコントロール出来る人というのはいかなる物事にも動じません。
よって顔の表情や全体の動作にも感情コントロールの効いた落ち着きはらった動作・所作を見る事ができます。
強い心の持ち主は簡単には人前で怒ったりわめいたりしない、という事を改めて認識してくださいね。
自分の弱さを受け入れる
強い心を持つための8つ目の方法は「自分の弱さを受け入れる」です。
これは簡単にはできない事です。
「自分の弱さを受け入れる」。
つまり周囲の人からあなたの弱みや短所をズバッと言われた時に、冷静になって受けいれることができるかどうかです。
人間というものは自身の長所を周囲の人にアピールして褒めてもらいたい生き物です。
気分が悪くなる思いをするよりも良くなる事をやってもらいたいものですよね。
それが人間というものでしょう。
だから子供の時は自分の悪口を言われたりしたら顔を真っ赤にして反論し怒ったものです。
それは自分の弱さを全く受けられていない証しだといえますよね。
いつまでも自分の弱点を守ろうとしても結局、それは無駄な努力で隠せば隠すほどあなたの力量が疑われることになってしまいます。
それならばいっそのこと何もかも包み隠さずに公開して素の自分を世間に見せる事です。
驚くほど「スーッ」とする気分になれるものですよ。
人間は秘密を隠そうとしている間は「恐怖」というものに支配されているため真の実力が開花しません。
「裸」でいられることが最も強い人間という事になるのでしょうね。
誰かを守ろうとすると強くなる
強い心を持つための9つ目の方法は「誰かを守ろうとすると強くなる」です。
人の心というものは自分の事だけを考えている者には決して叶わない相手が存在します。
それは他者を労わり自己犠牲を厭わない者に、です。
心というものは内に向かっているうちは本当の実力を発揮しません。
自分にとって何の得にもならない行動、自分にとって一円の得にもならないと思える人に対して、「無償の愛」とも呼べるような行動を取る事によって初めてその秘められた力が開花していくのです。
このような力は自然界に生きる他の生き物には存在しません。
まさしく「心」というものを持つ人間のみが体現できる力なのです。
誰かの事を身を盾にして守れる人と、かばうどころかいじめる方に回る人間の心の強さ。
どちらが強いのか今更問い詰める必要もないでしょう。
誰かの事を損得勘定抜きにして守ろうとした時、その人には途方もないパワーが心の中にみなぎる事でしょう。
逆境を予測するメンタルを持っている
強い心を持つための10個目の方法は「逆境を予測するメンタルを持っている」です。
逆境は人の心を強化してくれます。
これは経験した人ならば誰もが認める不思議な作用です。
できる事ならば、苦労やアクシデントといった事態は御免被りたいものが人間の心理ではないでしょうか?厄介事に自ら首を突っ込んで行くようなお人よしは人から「バカ」扱いされるかも分かりませんよね。
しかし、好んでやる、やらないは別にして逆境という場数を多く踏んだ者の心は間違いなく鍛えられ強靭になります。
これはおべっかでもなんでもない、事実なのです。
そうすれば自ずと自分の将来にやってくる、であろう逆境の数々を予め予測することが可能なメンタルが育成されてゆきます。
そのメンタルは勿論、それらの逆境から育まれて出来上がったものです。
だからちょっとやそっとの事では揺るぎもしません。
「どんな困難も来るなら来てみろ」、これくらいのメンタルを持っている人間になればもはや逆境も向こうから逃げていってしまうでしょうね。
気持ちをすぐに切り替えられる
強い心を持つための11個目の方法は「気持ちをすぐに切り替えられる」です。
強い心の持ち主は気分の切り替えが早く上手です。
決して過去の失敗やミスをいつまでも引きずってクヨクヨしたりしません。
むしろそれらの失敗を教訓にして、次の事態に備えるべくより強固な心を作り上げ向かって行く事でしょう。
つまり失敗を恐れない心を持っている、と言えますね。
失敗を恐れるということは心が小さく弱い事に相違ありません。
失敗に対する「恐怖心」があなたの心から離れないからでしょう。
いかにして気持ちを切り替えるかはその人に相応しいものが必ずやあります。
場数を踏んでゆけばきっと見つけることが出来ますよ。
できないことを一人で挑戦してみようとする
強い心を持つための12個目の方法は「できないことを一人で挑戦してみようとする」です。
人間は元来、孤独に弱い生き物なのでしょう。
だから「繋がる」「絆」という言葉に物凄く反応し共感してしまうとも言えますね。
これは別に悪い事ではありません。
人間はお互い手を取り合って足らない部分や不足している箇所を補い合いながら成長できる存在なのですから。
ただ、いつまでも助けられてばかりでは、やはり本当の意味で強い心が完成される事はないかも分かりません。
強い心を作ろうと思えばやはり、人からの援助や助力を断り、自分一人の力で困難なことやできない事と正面から向き合って立ち向かって行かなければならない時が出てきます。
このような「挑戦」する姿勢が心を一層、強いものしていくのです。
それでもできなかったら誰かを頼る
まあしかし、決して強情になり過ぎない事も肝要です。
誰かの助けを求めたら強い心が生まれない、と頑なに信じすぎてしまい一切の協力を遮る姿勢は賢い人間のやる事でもないでしょう。
要は臨機応変というかバランス感覚です。
人間、頑なになり過ぎてはいけません。
かといって甘えすぎもいけません。
そのあたりのさじ加減が難しいのは仕方のない事です。
どこまでやったら今の自分にとって成長になり、どこまでやったら無謀と言われるのか。
ここが肝心です。
でも、ここまでやり切った、という強い満足感があるのならそれでいいと思いますよ。
そういう時こそ誰かの助けを頼ることです。
強い心は「絆」の素晴らしさを知っている者に必ずや宿ってくれますからね。
完璧を求めない
強い心を持つための13個目の方法は「完璧を求めない」です。
「完璧」というものは崇高です。
一見、無敵で何物をも寄せ付けない絶対無比な力が宿っている、とも思えます。
ところが元来、この世の中に「完璧」だとか「絶対」と呼ばれるものは存在しない、と思った方がいいと私は思っています。
自分の事を天下無敵の完璧人間と自負している者に限って、実は穴だらけでどこからでも攻められる欠陥人間、という例は枚挙にいとまがなかったからです。
真に心の強い人間は決して「完璧」を求めません。
完成されたプロの仕事は目指しますが自己満足の結果に過ぎない「完璧」は結局、己の弱さを浮き立たせているだけのものに過ぎないからです。
本当に強い心の持ち主は多少の欠陥があっても気にはしません。
それが「デキタ人間」というものなのでしょう。
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自分の理想を追求する
強い心を持つための14個目の方法は「自分の理想を追求する」です。
理想というものは「思う」事から始まります。
つまり自分がこんな人間になりたい、という理想や夢をイメージさせなければ出来得ない事なのです。
そして「理想」というものは正しいものでなければ意味がありません。
それであってこそとことん追求することによって真の強い心が芽生える動機付けとなってゆくのです。
理想なきところに真の夢の実現もままなりません。
それくらい正しい「理想」は心を育むための重要なモチベーションとなるのですね。
相手のミスや失敗を受け入れることができる
強い心を持つための15個目の方法は「相手のミスや失敗を受け入れることができる」です。
これはその人の度量の大きさというか器の大きさが試されていますね。
人前で尊大な態度を取り自分は聖人君子の生まれ変わり?と吹聴するような人物であったとしても他者や相手の人を受容する心の大きさがないのであれば「何をか言わんや」ですね。
相手の人のミスや失敗を受け入れられないという事は自己中心的な小さなプライドを大事にして生きている証拠でしょう。
そのような人に心の強さをいくら説明しても無駄かも分かりません。
心の大きさや強さは相手の人への対応の仕方で一発で分かりますからね。
積極的に体を動かす
強い心を持つための16個目の方法は「積極的に体を動かす」です。
心が強い人いうのは元来、ポジティブ思考で活発です。
人にやってもらうよりも自分から動いてやっていきたいタイプなのです。
要するに積極的に体を動かす人なのです。
デーンと机に座ったまま動かず、上目遣いで部下の動きを観察し、指示を与えているつもりで実はお説教ばかり言っている。
このような人間、とても広くて強い心を持っているとは思えない気がしますが、皆さんはどう思われますか?
心が強い人はどんな地位に就こうが何歳になろうが関係なく積極的に体を動かすものですよ。
強い人と弱い人の大きな差
では次に参りましょう。
強い人と弱い人との間にある大きな差とは一体何なのでしょうか?
2つのポイントに絞って紹介致しますね。
人との関わり方
強い人と弱い人の大きな差の1つ目は「人との関わり方」です。
先ほどから何度も紹介して参りました通り、心の強い人というのは決してそれわざとらしく態度に表しませんし、他者にも自分の心の強さを認めさせようとするような行為は示しません。
しかし、心の弱い人間は得てしてそのような態度を露骨に取ってしまう人もいます。
それは日常における人と人の関わり方を見ていればよく分かります。
人と関わる時というのは、基本的に「感謝」と「笑顔」ではないでしょうか?それが自然に行えている人は無意識に態度に表れているはずです。
それが出来ない人が心の弱い人間です。
よーく、あなたの身の回りを観察してみてください。
恐らく3分も絶たないうちに判別できるのではないでしょうか。
運動しているか、していないか
強い人と弱い人の大きな差の2つ目は「運動しているか、いないか」です。
結局、強くて健全な精神というものは強い肉体が好きなようです。
日頃から適正な運動をしているか、していないかという差は、長い人生の中に置いて確実に大きな差となって現れてくるのです。
よく考えてみてください。
病気がちな人が強い心を持てるでしょうか?病気がちになってしまった人間というものは大抵、気持ちが弱くなってしまってゆきます。
病は気から、を本当に地で行くような展開になってしまうのです。
だから運動しているか、いないかの差は気持ちの上で大きな差となることは誰の目にも明白な事実として受け止められることでしょう。
️まとめ~強い心を持って人生パワーアップを図ろう!
如何だったでしょうか?強い心をもつ人の特徴とその作り方を16個、ご紹介して参りました。
強い心というものは一朝一夕に出来上がるものではありません。
長い年月をかけてたくさんの場数を踏み、様々な人生経験を積んで初めて持てるかどうかが決まってくるのです。
その為にも私たちはたくさんの人と出会い、たくさんの現場を知り、たくさんの失敗を行う事によって鍛えられていくのです。
だから端からそういった事から逃げているようでは決して強い心を持つことなどかなわないでしょう。
あなたもまだまだ人生これからです。
今よりも更にパワーアップした自分を目指して心を強くするための人生経験を積もうではありませんか。
そうすることによってあなたの人生はますます上昇気流に乗る事でしょう。