あなたは短所はありますか?もしかしたら、「私には短所はありません」なんて答える方もいるのではないでしょうか。
しかし、世の中に短所がない人など存在しません。
全ての人が何かしらの短所を持っているものです。
人によっては、その短所が災いして嫌なことに出くわしたり、嫌な思いをされた方もいるかもしれませんね。
短所によって何か問題が起きるのが完全にプライベートの時なのか、仕事や婚活などのオフィシャルな場面なのかによって、事の大きさが変わってきますよね。
完全なるプライベートであれば、なんとかカバーすることができても仕事などのオフィシャルな場面でそれを発揮してしまうと痛い思いをすることも・・・。
それに短所というのは、就職活動、転職活動中に挑むであろう面接では必ずといって面接官に質問される項目でもあります。
その質問された時に、そのままあなたの短所を伝えてしまうとネガティブなイメージを与えてしまうことになるかもしれないのです。
短所は物のいいようで、そのままの意味よりも優しいイメージで相手に伝えることが出来ることはご存知でしたか?
この記事では、短所とは何かと聞かれたときの完全にネガティブな印象を与えるのを避ける回答例をご紹介します!
また、短所といっても色々ありますから、それぞれの短所へのちょっとしたアプローチ方法、解決方法も合わせてご紹介しています。
この記事を参考にして、就職や転職の面接試験に挑まれることを願っております!
短所とはなにか
私たちには、長所と短所があるといわれていますよね。
就職試験を乗り越えてきた方や小さな頃にプロフィールカードの交換を行なったことのある方や自己紹介を経験なさってきた方にはしっくりくるでしょう。
人間は必ずしも完璧である人など存在しません。
もしも、あなたが自分のことを完璧な人間だと思っていても、誰か他の人から見ればあなたの「長所」と思われるところは「短所」であったりするのです。
人の考え方や捉え方は千差万別ですから、そのようなことを含めて考えると誰しも短所を持ち合わせているものなのですよね。
短所とは
短所という言葉は、きっとこの記事に出会う何年も前から見聞きしたことがあったのではないでしょうか。
あなたは、短所というのが本来はどのような意味を持っているかご存知でしょうか。
人によっては、「悪いところ」「だめなところ」なんて思われている方もいることでしょう。
たしかに短所と呼ばれるところは、その人にとってマイナスに作用するものですからそのように思ってしまっても仕方のないことです。
しかし、本来の意味は「欠けているところ。劣っているところ。」なんです。
逆に長所は文字から見て分かるように「長(た)けているところ」なんですね。
その反対ですから、欠けているところになるわけです。
ですから、決して悪いところというわけではなく、人として欠けちゃってるなぁ、劣ってしまってるなぁというものなんです。
短所が問題になる場面
他の人よりも劣っているというだけで、決して絶対的に全ての短所が「悪い」ものではありませんよね。
しかし、時に私たちの抱えている短所が問題になってしまうことがあります。
1人で生きていくことができれば全く問題はないのですが、私たちは必ず誰かと支えあって生きていますね。
また、生きるために私たちは働かなければなりません。
働くためには、その仕事の面接試験に受かる必要があります。
また、ずっと一人で生きていくのではなく、誰かと結婚し、一緒に生きていく前に私たちはお互いに良い所や悪い所など全てをひっくるめて、伝えて分かち合う必要がありますよね。
そんなときにも短所というのは、問題になりがちなんですね。
では、面接試験と婚活それぞれで短所が問題になる局面を見て言いましょう。
面接試験
就職試験、転職のための試験では必ずといっていいほどに短所を聞かれます。
それは、あなたの悪いところを探し出そうというわけではないのです。
面接官がどうして、短所を質問するのかというと「その短所に対して何かしらの対策をすることができているのか」「そのような能力はあるのか」といった所を見極めるためなのです。
あなたがもしも、大勢の前で発表をしたり何かを派したりするのが苦手だったとします。
しかし、それを苦手のままにせずどうにかして改善しようとしているかを面接官の人たちは知りたいのです。
ですから、「私には短所はございません」なんてウソを付くのはもってのほかなのです。
誰しも欠点や短所を抱えて生きているということを面接官の人たちはちゃんと理解していますよ。
面接試験は、その後の人生を左右する場合があるので決定的な欠点や短所は、面接官に話さないようにしましょう。
例えば、遅刻癖があるだとか社会的に、一般的に常識と言われていることが出来ないといったことです。
そのような人たちは社会的能力がないとみなされ、改善どうこうという前に「よくない」と判断されてしまいますよ。
婚活
婚活においてもパーティーや街コンでは、ほとんどの場合でプロフィールカードのようなものを記入することになっています。
そこには出身地や血液型などの基本情報だけでなく、長所や短所を記載するところもあるのです。
また、婚活パーティーなどにおいてはそのようなプロフィールカードを交換することで、会話を膨らませていく傾向があります。
ですから、会話の中で短所について何かしら話すことがあるかもしれないのです。
短所といえども、改善しようとしている所を行動で示すことが出来ていれば、相手は安心することが出来ます。
あなただって、そうではありませんか?「治す治す」といいながらも全く行動に出ていない人は、信用ならないはずです。
また、婚活をしていく中であなたの抱えている欠点や短所により、意中のお相手とうまくいかなくなることもあるかもしれませんね。
いつも時間を守れない人であったら、意中の人とのデートにまで遅刻をし、1回ならまだしも数回連続で遅刻やドタキャンを繰り返すようになれば、その相手は離れていきますよね。
このようなことにならないように日ごろから、自分の短所だなと思うところは改善するようにしておきましょうね。
例えば、こんな短所思い当たりませんか?
あなたはもしかしたら、ご自分のことを短所のない人間だと思っているかもしれません。
しかし、人はあ誰しも何かしらの短所を、持ち合わせているものです。
あなたは気づいていないのかもしれませんね。
また、ご自分の短所について深く理解している方であっても未だに気づいていな短所が眠っているかもしれません・・・。
これから挙げるいくつかの項目にあてはまることはありませんか・また、思い当たりませんか?
仕事上、ないと致命的な3つのもの
仕事をしている人であれば、必ずもっていたい3つのものがあります。
それは、集中力、協調性、やる気です。
これらが一つ欠けていては、仕事に何かしらの支障が出てきてしまいます。
それぞれの項目を見ていきましょう。
集中力
仕事をしている人が必ず持っていたいのは、集中力ですよね。
集中して何かに取り組めば、ダラダラと取り組むよりもサッと短時間で終わらせることが出来るものです。
また、仕事というのはほぼほぼ全ての仕事で納期などの終わりの日が設けられていることが多いです。
それに間に合わなければ、間に合わせねばならないのです。
しかし、集中力を保つことが出来ないと当然のように仕事をスムーズに進めにくくなってしまいます。
また、「今集中するゾ!」とメリハリをつけて気持ちの切り替えをサッとすることができれば良いのですが、そうもいきません。
集中力はすぐに身に付くものではなく、少しずつ身体や脳に覚えさせていく必要があります。
これは、仕事への取り組み方次第で変わっていくのでもしも自分に集中力が足りないと思っている方であれば、今日から集中力のある自分を演じて見ましょう。
たったそれだけで、それを続けるだけで数か月後にはs水からすることの出来る人になることが出来ているはずですよ。
協調性
次に、仕事をしていく中で欠けていると致命的だと感じてしまうのは「協調性」です。
仕事は個別にコツコツと行なうものもあれば、チームワークを大事にして、またそれを軸にして仕事を進めていくものがあります。
前者であれば、少し協調性が欠けていたとしても問題ありません。
しかし、チームで一緒になって仕事を仕上げていくような企業に勤めている場合は、強調性がないと苦しい思いをするでしょう。
誰かに合わせなければなりませんし、全てが自分の思い通りにいくとは限らないからです。
でも、協調性がある人というのは他の人と同じ息をして、同じ歩幅で歩くことが出来ます。
これは、仕事だけでなく人生においても持っていたほうがいいチカラなんですよ。
誰かと一緒に何かをすることで成長できることは、たくさんあるのです。
しかし、この協調性も少しずつ治していかなければなりません。
はじめから頑張って協調性のある人を演じようとすると必ず、精神的にガタがきます。
根っからの協調性がないという方は、強調性を必要としている仕事よりも一人でコツコツ出来る仕事を選ぶといいかもしれませんね。
でも、協調性ガどうしても欲しいという方は少しずつ周りの人との歩幅を合わせるといいでしょう。
やる気
そして、最後に「やる気」です。
やる気というのは、仕事だけではなく生きていく上で必ずどこかしらで必要となる要素です。
やる気があるのとないのとでは、仕事の進み具合が変わるだけでなく、人生の進み具合も変わってしまうものです。
しかし、「やる気がないから出来ない」なんていう方がいますが、実はその考え方が間違っているのです。
やる気というのは、あるから行動するのではありません。
私たちが行動するからこそ、やる気がみなぎってくるのです。
ちょっと今の文章に違和感を感じた方がいるかもしれませんね。
しかし、私たちの脳はちょっと作業を始めるだけで勝手にスイッチオンをしてくれるものです。
そして、やる気のバロメーターをグーンとあげてくれるのです。
ですから、やる気のない時ほど何かをやるべきなのです。
やる気が起きるのを待っていたら、あっという間に100歳近くになってしまいますよ。
しかし、このようなことを話しても納得できない方もいることでしょう。
そのようなあなたは、全ての物事をやるかやらないかをやる気のせいにするのはやめませんか?学生時代は、やる気がなくても自分を奮い立たせて期限までに宿題を提出したり、レポートを完成させていたはずです。
仕方ないけどやるしかないのです。
このようにしても、全く仕事をやらない方というのは仕事を放棄しているとみなされ、クビになりかねません。
対人関係において致命的な3つのルーズ
短所は、時に対人関係を破綻させてしまうことがあります。
短所の中でもなにかに”ルーズ”であることは、そうではない人から見るととてもだらしなく見えるものです。
そして、そのような人とは一緒に過ごしたくないと思いがちです。
その3つのルーズとは、いったいどのようなものなのでしょうか?もしかして、あなたも当てはまっているかも!?
時間にルーズ
まず一番まずいのが時間にルーズということです。
決められた時間が守れなかったり、約束をしていた時間を守ることが出来ないと他人から見ればだらしない人です。
本人は、毎回遅刻したり、時間がルーズになってしまうのは理由があるのかもしれません。
しかし、多くの人はその理由ではなく「結果を見て判断する傾向があります。
まぁこの世界は結果主義社会なので仕方がないのですが・・・。
それに時間にルーズな人は社会不適合者として判断されますから、就職なども難しくなってきます。
あなたの友達は、あなたが時間にルーズなことを分かって来てくれたかも知れません。
しかし、心の中では「また遅刻かよ」なんて思っていたりするものです。
それにアノ人はいつも遅刻するから、私も遅れて行こう~なんて思われかねません。
それって、なんだか悲しい対人関係ですよね。
また、私たちの人生は限りあるものです。
今この瞬間も、大切な時間なのです。
しかし、時間にルーズな人と友人だったり知り合いだったりするとその人を待つことに人生の時間を費やすことになります。
貴重な人生の時間をくれているのです。
そんなことを毎回するようであれば、約束すること自体がムダに感じられてしまい、次第に友人などは離れていってしまうのです。
公私にルーズ
公私にルーズな人も対人関係において、だらしない人と思われがちです。
公的な仕事の自分、そしてプライベートな自分を切り離すことが出来ない人ですね。
仕事をしている人は、プライベートがどんなにだらしがない人であっても、しっかりと仕事をするものです。
挨拶もきっちりするでしょうし、プライベートでは約束に遅刻することがあったとしても、公的な場面では絶対にしません。
きちんと公私分けられているんですね。
しかし、公私が分けられていない人もいます。
公的な場面であっても、私的な場面と同じようにしてしまう人のことです。
遅刻、寝坊、約束を守らない…など公的な場面でもやってしまうのです。
また、仕事関係の人々に対して敬語ではなく、あたかも友達であるかのように話してしまう人もいますよね。
一見、フレンドリーでいいのですが人によっては、とても嫌がっていることもあるので要注意です。
もしも、あなたが公私にルーズであるならば、まずは公的な場面のあなたからしっかりするようにしましょう。
本当ならば、私的な場面でも約束を破ったり、遅刻するのはよくありませんが少しずつ改善していきましょう。
そしてあなたの身体や脳、気持ちに慣れさせていきましょうね。
異性にルーズ
最後に異性にルーズな人もかなり印象が悪いです。
異性にルーズな人ってどのような人を思い浮かべますか?男性であれば、色々な女性をとっかえ引返していつでも遊んでいるようなチャラチャラした人を思い浮かべるかもしれませんね。
また逆も然りで、女性でもそのように異性関係にルーズな人がいます。
その人自身は色々な異性と会い、遊び楽しい毎日を送っているのかもしれませんが、騙された身としてはとても許せませんし、とってもだらしなく見えますよね。
それに異性にルーズということが分かると、その人の信頼度や信用度は一気にガタ落ちしてしまいます。
だって、そんな風にいつも異性にルーズな人を信じても、そのルーズさが発揮されてどこかにいってしまうかもしれないのですから。
もしも、あなたが異性にルーズである自覚があるならばいっそのこと、やめましょう。
たくさんの人と遊ぶのも楽しいお年頃なのかもしれませんが、人には必ず落ち着かねばならない時があります。
今がまさにそのときですよ。
気づいているのですから、治しましょう。
短所なのに、相手に良い印象を与える二つの回答パターン
今までに決定的にアウトと思われる欠点をいくつかご紹介してきました。
あなたもあてはまっているところはあったのではありませんか?しかし、欠点というのは必ずしも全ての場面で欠点や短所とはなりません。
その短所に対する考え方を少し変えれば、それはとっても素晴らしい長所にもなるかもしれないのです。
ここでは、このようにたとえ短所であっても相手に良い印象を与えることの出来る回答パターンをご紹介しますよ!これから面接試験を控えている方、また婚活パーティや街コンを控えている方、新学期や新しい会社でがんばろうと決心している方にぜひ呼んでいただきたいです。
これからの自己紹介では、以下のことを参考にお話されることをお勧めいたしますよ!
前提
まず短所への考え方を変えていきましょう。
短所というのは、誰もが「悪いものだ」「隠さなければだめなものだ」なんて思っていることが多いです。
しかし、その考えが間違っているのです。
たしかに決定的な短所をそのままにしているのはあまりよくありませんが、改善しようとしているだけでも印象は変わるものです。
それに、元の短所を短所とせずに良い印象を与えるようにいい変えることが出来るのです。
だれしも短所があることが前提
私たち人間には、完璧な人など誰もいません。
誰もが何かしらの欠点や短所、悪い部分を持っているものです。
しかし、多くの人は幼い頃からアレはダメ、コレはオカシイなんて親によって色々と刷り込まれてしまっているので、常識的でないことはおかしいと判断してしまうのですね。
たしかにこの世界を生きていれば、常識がないということで誰かにバカにされたり嫌なことを経験してきたかもしれません。
そのことによって、より一層、短所や欠点に対して悪いイメージを持ちがちなんですよね。
その考えをいったんやめてみましょう。
誰だって短所があるんです。
あなたの尊敬する偉人だって、誰かの意見を聞かなかったなんていう欠点があったはずですよ。
短所は入り口として聞かれている
就職試験などの面接試験では、必ずといっていいほどに短所について聞かれると先ほどお伝えしましたね。
このとき、面接官はあなたのあら捜しをしようとしているのではないのです。
あなたの性格、考え方、生き方というものが短所に凝縮されるのでその入り口として聞いているだけなのです。
あなたがもしかしたら「人前でスピーチが苦手」としましょう。
人によっては、それを苦手なままでそのままにしておこうとします。
しかし、別の人はどうにか改善できるはずだと思い改善に最善を尽くします。
この両者を見て、どちらが今後においてのびしろがあると思いますか?自分の欠点を欠点のままにせず、良い方向に持っていくかどうかってその人の生き方が現れていると感じませんか?
短所があることに気づき、どう克服したのか、が重要
ずばり、短所があるということを知っているだけでなく、その短所に向かってどのように立ち向かっていったのか、どのように克服してきたのかというところの方が大切なのです。
就職試験を行なう企業というのは、その企業で立派に働いてくれる人が欲しいのです。
仕事上で何か問題に出くわした時、そのまま放置されていたら会社の経営が危うくなってしまいますよね。
でも、そんなときでもどんな状況であっても自分で問題を見つけ出し、改善策をだして、更に改善に突き進んでいく人がほしいのです。
ですから、今あなたに欠点や短所があってもかまわないのです。
あなたがこれから。
その短所に対してどのように行動していくのか、対処していくのか、克服していくのかによってあなたは変わることが出来るからです。
短所を克服した
もしも色々な方法を試して、その欠点や短所を克服することができればどうでしょうか。
あなたは、それまでのあなたではないのです。
一歩前に進み、何かに打ち勝つことの出来た立派な証拠ガ出来上がります。
今までは人前でスピーチをするのが苦手だったけれど、毎日のように家出大衆の前で話しているのをイメージしなが練習することで短所を克服するかもしれないのです。
また、婚活においても面接試験においても、その短所をそのままにしている人よりも、改善しようと試みている人や改善した人には良い印象を持つことが出来ますよね。
あなたもそうではありませんか?
まずは短所を紹介
まず、面接や婚活で短所について質問されたとしましょう。
その時に決して「私(僕)には短所なんてないんですよー」と嘘をつかないこと。
もしもあなたが本当にそう「思っていたとしても、他人から見れば短所と思われるところはあるはずですよ。
そして、決定的なもの(時間にルーズなど)を除いた短所を紹介しましょう。
どうしてそれが短所となってしまったのかの自己分析も加えるといいですね。
その短所のせいで苦労している問題を指摘
そしてその次は、その短所があるせいで今現在、またはこれまでに苦労してきたこと、嫌な思いをしてきたことを説明しましょう。
人前でスピーチするのが苦手な方は、それが苦手だということでスピーチ最中に噛んでしまったり、覚えてきたはずの内容を忘れてしまったなんてこともあるかもしれませんね。
ざっくりと説明しましょう。
問題解決のために工夫したことを紹介する
そして、その自分の欠点や短所を解決し、克服するために今まで工夫してきたことを説明しましょう。
人前でスピーチが苦手だったならば、家でたくさんイメージトレーニングをしたかもしれませんね。
家族の前でスピーチをして練習したかもしれません。
そのようなことを嘘をつかずに話してみるのです。
面接官の方は、この解決していこうとする姿勢を見たい方が多いのですよ。
あなたがどんな風に克服したかというよりも、克服しようとしているのかという気持ちが大切なのです。
その結果、短所を克服ないし短所に対応できたと締めくくる。
最後に、それらの工夫や克服方法で短所や欠点を克服できたということを伝えましょう。
ここでウソはいけませんよ。
まだ途中であれば「このやり方で、ほぼ改善してきております」ときちんと伝えましょう。
面接官は面接において適性検査もかねているので、人前でスピーチをするのが苦手で完全に克服していないのにそのようなことを主に仕事をすることになるかもしれません。
今まであなたがしてきたことをきちんと面接官の方たちに伝えて、もしも克服することができたということはその解決方法が対応したという旨を伝えましょう。
短所と表裏関係にある長所を見つける
では、次に短所を克服してはいないけれど、その短所の良い面を見つめることで面接官などにアピールする方法を伝授いたします。
もしも面接が差し迫っているのに、今まで自分の性格を見直してこなかったりだとか改善しようとしてこなかった方はこの方法で乗り切りましょう。
まずは短所を紹介
まずは、通常通り面接官などに自分の短所を説明しましょう。
このときに、致命的な短所は伝えないようにしましょう。
例えば、営業職の仕事の面接だというのに「人と話すのが苦手だ」、チームワークをウリにしている会社の面接だというのに「協調性がありません」ということですね。
これは、どんなに克服をしようと頑張っていたとしても、その裏をかいて短所を良い方向へ持っていこうとしてもムリがあります。
というか、その前に自分の苦手な分野を得意としている会社や役職に応募しませんよね。
その短所のせいで苦労している問題を指摘
そして、その短所で困っていることを面接官の方に分かりやすく説明しましょう。
あなたは、今もっている短所で、これまでにどんなことでつまづいてきましたか?苦労してきましたか?色々と思い浮かぶはずです。
その思い出が更に、あなたの短所を短所にしてしまっているからなんですね。
こんなことはさておき、あなたの短所によって苦労してきた問題を指摘することはできましたか?
短所の良い面も指摘
そして、今度はその短所の良い面をアピールしましょう。
例えば、「優柔不断である」という短所があったとします。
それを良いように捉えるとどうなるでしょうか?優柔不断というのは、すぐに物事を決められないということですよね。
しかし、裏をみればじっくりと考えて物事を決める力があるということになります。
また、「せっかちだ」というのが短所であれば、「物事を停滞させずにスピードあるまま物事を進めることが出来る」ということになりますよね。
私たちは欠点と思っている箇所には、実は必ず裏の良い面が眠っているものです。
そのように自分を肯定することが出来ればいくらか心は安心することができますよね。
面接においても、このようにあなたの短所と思い込んでいることの裏を見て、その良い面を探し出し、伝えるのです。
面接会場で即座に答えることは難しいので、予め準備しておきましょう。
問題をクリアしつつ、短所の長所的側面を武器にできたと締めくくる
そして最後に、短所の良い面によって、何か問題をクリアすることが出来たということもアピールしましょう。
いつも優柔不断で、置いてきぼりだったけれどもじっくり選ぶことが出来たおかげで詐欺にひっかからなかった、なんていうのもあなたの短所が活きた証ですよね。
問題をクリアしながらも、その短所の長所的側面で乗り越えることも出来るのです。
その体験談を面接官の方に伝えましょう。
そうすると、その短所は完全な短所ではなく長所として受け取ってくれますよ。
あなたは、その短所の長所的側面のおかげでなにか助けられたことがあるのではありませんか?
また、他の人とは違うその短所のおかげで問題を解決することができたことがあるのではありませんか?
じっくり思い出し、面接官の方にスムーズに伝えられるようにしておきましょうね。