あなたは「ブルーカラー」という言葉を聞いたことがありますか?

ブルーカラーやホワイトカラーなど、さまざまな職種をこのような言葉で分けて区別するという考え方があります。

このブルーカラーとはどんな仕事をしている人たちに対して使うのでしょうか?

ブルーカラーの具体的な職種や、ブルーカラーで働くメリットについてご紹介します!

そもそもブルーカラーとは?

そもそも「ブルーカラー」とは一体何のことなのでしょうか?

初めてその名を聞くという人は、ブルーカラーをそのまま「青色」のことだと思ってしまう人も多いでしょう。

しかし、実はブルーカラーは色を指す言葉ではありません。

ブルーカラーの「カラー」とは英語で「collar」すなわち「襟」を意味します。

工場などで働く技術系の労働者が着る作業服の襟に、青色を使うことが多いためこのブルーカラーという名前がつきました。

1920年のアメリカで、自動車産業が真っ盛りだった頃にこの呼び名が付けられたのが最初だと言われています。

それ以降、技術系の分野や現場で働く人たちのことを総称して、ブルーカラーと呼ぶようになり、日本でもその呼び名が使われています。

現在では技術系や現場仕事で襟に青色が使われていない制服もありますが、当時の名残がそのまま残っているため、制服の襟の色と関係なしにブルーカラーと呼ばれています。

自分たちで「ブルーカラーの仕事だ」と言う人もいますが、その呼び名を嫌っている人も中にはいますので、そうした職種の人に対してブルーカラーという呼び方を使う時には少しの注意が必要です。

どんな人でもそうですが、自分の仕事にプライドを持っている人は、他の職種と一緒くたにされることを嫌います。

そのため、相手によってはその意志を尊重して、「ブルーカラーだ」と一つにまとめた言い方をするのは控えた方が良いでしょう。

対義語は「ホワイトカラー」

ブルーカラーには、対義する言葉があります。

それが「ホワイトカラー」です。

ホワイトカラーもその名の通り、襟に白い色が使われている制服の職種を指します。

お役所や事務仕事のように、オフィス内での仕事がメインの職種に多いです。

この呼び名が生まれた当時は、ブルーカラーよりもホワイトカラーの仕事の方が給料や待遇が良いことが多く、仕事をする人たちの中にはこの2つを差別的な意味として使っている人も少なくはありませんでした。

そうした名残が少なからずあり、現代でもホワイトカラーに就く人たちの中には、ブルーカラーの人に対して優越感のような感情を持っている人も残念ながらいます。

また、ブルーカラーの仕事の人の中にも、ホワイトカラーと自分の仕事とを比較して劣等感を覚えてしまう人もいます。

しかし、現代ではどちらの仕事にもメリット・デメリットがあり、どちらも同じくらいに欠かすことのできない重要な職種だという認識が強まっているため、そこまで差別にこだわる人はほとんどいません。

また、初任給や年収などを比較した際に、ブルーカラーの方がホワイトカラーよりも多いことも珍しくはないため、今やこの2つの職種を比較して優劣をつけるべくもないことです。

ホワイトカラーの職業


ホワイトカラーには、どのような職業があるのでしょうか?ホワイトカラーは現在でも襟が白い制服が多いため、カッターシャツやスーツを着て仕事をする人たちのことを指していることが多いです。

例えば弁護士や税理士、医師や薬剤師、教師や研究者、事務や営業のスタッフ、プログラマーやSE、設計士やコピーライター、エステティシャンなどが挙げられます。

もっと分かりやすく言えば、一般的なサラリーマンがホワイトカラーです。

ホワイトカラーの仕事には資格が必要な仕事が多いため、学歴や経歴が求められることも少なくはありません。

また、仕事内容も体よりも頭を使ったものが多いですが、その反面転職する際には畑違いの職業に再就職しようとすると、なかなか難しく、転職先を見つけるのも困難であることが多いです。

一方で、長年勤めた職種と同じような職業に転職する際には、その経験を買われて再就職しやすいです。

また、ホワイトカラーの仕事は体よりも頭を使うことの方が多いため、何年もホワイトカラーで仕事をしていた人が、いきなりガテン系のブルーカラーに転職しようとすると、最初の内はどうしても体調を崩してしまいやすいでしょう。

【ホワイトカラーの業種は、こちらの記事もチェック!】

ブルーカラーの人たちの職業

ホワイトカラーの職業がスーツを着たサラリーマンが多いのなら、ブルーカラーの職業にはどんなものがあるのでしょうか?

建築関係の仕事から運送関係の仕事まで、一口にブルーカラーと言っても幅広い職種がありますが、どれにも共通していることは、とにかく体力勝負なことでしょう。

ブルーカラーの仕事では体力を使うことが多く、足を多く動かしたり、汗をたくさん掻くことが多かったりします。

いわゆるガテン系の職種が多いため、体力に自信がない人は仕事についていけない可能性もありますし、慣れたら見違えるようにたくましくなる可能性もあります。

また、どうしても現場仕事が多くなるため、女性の割合はとても低いです。

とくに建築関係や運送関係の仕事に従事する女性の場合、なよなよしているととても仕事をこなせませんので、ブルーカラーで働く女性たちはどこかタフで精神的なたくましさを持っている人たちが多いです。

では、具体的にはブルーカラーはどのような職業があるのでしょうか?

以下にご紹介していきます。

土木作業員

土木作業員は、現場に出て力仕事をしたり、重機を運転したりする仕事です。

土木作業員になりたての新人や重機の免許を持っていないという人は、とくに力仕事がメインになります。

土木作業員はいわゆる「叩き上げ」の仕事ですので、経験をたくさん積んでいくことで、現場を取り仕切る「現場監督」の役割を任されるようになります。

現場監督になると、力仕事に従事する機会が減る代わりに、書類整理や事務仕事も行ったり、その日の仕事をするスタッフの面倒をみたりすることが増えます。

土木作業員は下積みの時代にはとにかく体力仕事で大変ですが、現場監督になるとそこまで必死に体を動かすことがなくなり、雑用が増える代わりに自由な時間や収入も増えますので、土木作業員の多くはいずれは現場監督を目指して仕事をしています。

建築作業員


建築作業員は、大型工事や公共工事に従事する仕事と、宅地造成や区画整理などの建築工事に従事する仕事に分かれます。

大型工事や公共工事の場合は、道路や河川、ダム、ガス、水道などの規模が大きく、公共の建築物に関する作業を行うのがメインです。

一方で建築工事を行う場合には、家を建てたり排水路の整備をしたり、ビルやマンションの建築作業を行ったりします。

交通誘導員

交通誘導員の仕事は、私たちが日頃あちこちで目にすることが多い仕事です。

道路で工事を行うため交通規制をしている時に、車がスムーズに通れるように交通誘導員が旗や笛を使って車を誘導します。

一般道や高速道路でそうした仕事に従事することもあれば、大型スーパーや店舗、冠婚葬祭の場で交通誘導をすることもあり、車の誘導が必要な場面では必ず出動する仕事です。

鉄鋼製造スタッフ

鉄鋼製造スタッフとは、世の中のあらゆるものと結びつきの深い仕事です。

鉄鋼メーカーで素材の一つである「鉄」を作り出して、世の中に供給しています。

鉄は固くて強く、さらには加工しやすい特徴があるため、自動車や鉄道、船舶やビル、マンションなどのあらゆる建築物や産業機械、家具、家電、ジュースの缶など、あらゆる場所で多く利用されています。

そうした鉄鋼製品を製造するのが主な仕事です。

機械製造スタッフ

機械製造スタッフも、鉄鋼スタッフ同様にあらゆる機械を製造するのが仕事です。

自動車やパソコン、スマホやテレビなど、あらゆる家具家電、職場で使う機械などを製造しています。

国内外のあちこちに需要があるため、仕事は次々と舞い込んできて忙しい職場でもありますが、その分安定して仕事が出来ます。

また、鉄鋼メーカーやさまざまなメーカーとも繋がりがあります。

駅員

駅員の仕事は、ざっくりと説明すると駅での改札業務やホームの監視、収入金管理や案内業務などです。

毎日駅の構内の改札口で案内や乗車券の対応をしていたり、ホームで次の電車の案内をしていたりする姿を頻繁に見かけますよね。

そうした仕事のルーティンが主ですので、トラブルが発生しない限りは比較的仕事内容が安定しています。

一方で、急な電車の事故やトラブル、自然災害などが起こった際には、かなり業務内容が慌しくなり、乗客のクレーム対応などにも追われることがあります。

警備スタッフ

警備スタッフの仕事は、自分が担当するビルや建物の警備をするのが主な仕事です。

定期的に建物内を巡回し、何か問題があればそれに対応します。

イベントやコンサートのように、期間が決められた行事の警備をすることもあれば、場合によっては要人の警備の仕事をすることもあるため、あまりぼんやりと気を抜いてはいられない仕事でしょう。

とはいえ何もなければ普段は平穏に巡回をすれば良い仕事でもあります。

整備工・修理工

整備工・修理工の仕事では、自動車をはじめとしたさまざまな機械の整備や修理を行います。

勤める工場によって何を整備・修理するかは異なりますが、あらゆる機械や家電、道具を分解した元の姿を見ることが出来ますので、機械いじりが好きな人にとってはまさにピッタリの職種と言えるでしょう。

運送スタッフ

運送スタッフでは、倉庫で荷物を仕分けする仕事や、工場や会社、店などにまとまった荷物を運ぶ仕事、または個人の家へ荷物を届ける仕事などに分かれています。

仕事内容によって勤務時間も異なり、大型トラックでの輸送であれば深夜の時間帯に走ることが多いです。

また、一般家庭への配達であれば朝から夜までの仕事になります。

どの仕事も忙しく体力も要りますが、慣れてくれば休憩時間とのメリハリが付けられるようになります。

ビルメンテナンススタッフ

ビルメンテナンススタッフは、その名の通りにビルのメンテナンスがメインの仕事です。

ビル内を巡回して問題があれば直ぐに対応することもありますし、ビルに入っている会社から連絡を受けて、問題を対処することもあります。

エレベーターの故障などのビル内でトラブルが起きた場合には、大抵ビルメンテナンススタッフが対応することになります。

清掃スタッフ

清掃スタッフは掃除がメインの仕事です。

自分の勤める会社によって、どこを清掃するのかが違います。

委託されてビルやパチンコ店、学校やデパートなどの清掃をする仕事もあれば、最初から一つの会社の中で清掃スタッフとして雇われることもあります。

ブルーカラーの人のメリット8個

ブルーカラーには、メリットもデメリットもたくさんあります。

デメリットを挙げるなら、ブルーカラーの仕事はとにかく体力勝負で、泣き言を言っている暇はありません。

毎日朝から晩まで忙しく動き詰めで、仕事が終わる頃にはくたくたになってしまっていることも多いです。

体を動かすことが多い分も、いちいち髪型や身なりを気にしている余裕はありませんので、作業着は汚れますし、髪型も乱れやすく汗もたくさん掻きます。

そのためホワイトカラーの人に比べると、どうしても人から見て衛生面が気になってしまうということもあるでしょう。

また、大手企業であればきっちり完全週休2日制のところもありますが、職種によっては週6日勤務のところもありますし、長期休暇のように世間が休みの間に忙しく働くことも珍しくはありません。

さらにとび職やビルのメンテナンスの仕事などでは時に命の危険もありますので、そうしたリスクも背負わなければなりません。

ブルーカラーの仕事にはこれだけのデメリットがありますが、その反面メリットもたくさんあります。

ブルーカラーで働く人たちの中には、必要に駆られてそこで働いている人もいれば、自分から希望してブルーカラーで働いている人もたくさんいます。

そうした人たちはすべてブルーカラーの仕事のメリットに引かれて自分のためにその場所で働いています。

では、ブルーカラーには具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?以下にご紹介していきます。

1、手に職がつく

ブルーカラーの職種は、はじめ未経験や無資格の状態から始めるという人が多いです。

実際に現場で働きながら勉強をして資格を取ったり、経験を積んで必要な免許を取ったりします。

そうして働いている内に、自然とそれが手に職になり、自分の働く仕事で専門的に食べていくことが出来るようになるという人もたくさんいます。

また、例え資格や免許の要らない仕事であっても、何年も同じ職場で働いていれば自然と手に職がついたり、専門的な知識や技術が身に付いたりします。

ブルーカラーは体で覚える仕事が多いため、ホワイトカラーのようにあれこれと細かく頭を使うことは少ないですが、その分技術が体で身に付きますので、慣れてくればどのような状況にも経験を活かして落ち着いて対応することが出来るようになります。

一度手に職がついてしまえば、その後は独立して好きなように自分の仕事を経営していくことが出来ますし、雇われと違い自営業であれば定年退職の年齢も気にする必要はありません。

いくつになっても好きな仕事が続けられるというのは大きなメリットでしょう。

ブルーカラーは職人気質向け

ブルーカラーの仕事は、ずばり職人気質向けです。

職人の仕事というと、とにかく厳しくて辛くて大変という印象がありますが、その困難を乗り越えれば、他の誰にも簡単には真似できないような専門的な技術を身に付けることが出来るようになります。

日本の城の建築を手掛けるある職人は、代々その技術を弟子となる人物に託す際に、メモを取らせることもなく、資料を残すこともなく、一度やってみせただけで覚えさせるという、なかなかにハードな教え方をしてきました。

このやり方では最近は弟子が育ちにくくなっているため、流石に技術を伝える方法を考えているそうですが、日本の職人というのは昔から、それほど高度な技術や観察眼などが求められてきました。

ここまでとは言わずとも、職人というのはそれほど卓越した技術が求められる仕事ですので、そう簡単に一人前の職人になることは出来ません。

師の元で何年も何十年も修行を積み、師から許しが出てそこでようやく一人前と認められるのです。

ブルーカラーの仕事によっては、そうした職人気質が大いに輝いている部分もありますので、手に職をつけて職人になりたい!という気持ちが強い人は、自らブルーカラーの世界に足を踏み入れることが多いのです。

2、メリハリがつけられる

ブルーカラーの仕事は力仕事が多いため、とにかく大変です。

しかし、そんな大変な仕事を朝から晩までひたすらに休みなしで行っていては、必ずどこかで集中力や体力が切れてしまいます。

産業革命時代のイギリスでもないのに、ろくな休みもなく仕事詰めでは、温厚な性格の多い日本人とはいえ、どこかでストライキが起こってしまうことでしょう。

ブルーカラーの仕事はとても大変ですが、その分休みを取る時はしっかり休むというように、メリハリがついていることが多いです。

例えば配達の仕事の場合、ある程度必要な荷物を配り終えたら、次に動き出すまでの間にゆっくりと休憩を取るなり、仮眠をとるなりします。

そしてまた仕事に戻ると集中して一気に片付けてしまいます。

ブルーカラーの仕事はやる時と休む時のメリハリがハッキリしていますので、その分「今は頑張る。休む時はちゃんと休む。」という考え方が定着しています。

人間いつまでもダラダラと仕事をさせられていると嫌になってしまいますが、こうしたメリハリのある仕事であれば、気合いを入れる時にはしっかりと気合を入れて働くことが出来ます。

自分の時間を確保しやすい

例えばホワイトカラーの仕事の場合、多くはオフィス内で仕事をしていますので、常に周りの人の目があるでしょう。

一服するのも休憩を取るのも、その場にいなければ休んでいることは周りに直ぐ知られてしまいますので、みんなが忙しく仕事をしている時に、自分だけ「ちょっと休憩に・・」なんてことは出来ないことも多いです。

例え自分の仕事が終わっても、上司がまだその場に残って仕事をしていたら何となく帰り辛いですし、人によってはいつまでも残業をしていることもあります。

ホワイトカラーの仕事は、夏は涼しく冬は暖かいオフィス内で仕事が出来る反面、こうした周囲との協調性を嫌でも求められることが多いです。

一方でブルーカラーの仕事では現場に出て行く人が多いため、単独行動で仕事をしたり、複数人で現場にいても交代で休憩を取ったりしますので、きちんと休み時間を確保出来ます。

残業も、必要があれば全員で行いますし、そうでなければさっさと帰る人が多いため、周りに気を遣うこともありません。

とくに現場に出て行く仕事の場合には、空いた時間で自分だけの時間を確保出来ますので、気軽に過ごすことが出来ます。

3、大手の企業に就職しやすい

ブルーカラーの仕事は、ホワイトカラーよりも大手の企業に就職しやすいです。

技術系の分野の仕事は常に人手を募集しており、資格や経験がなくても気軽に始められます。

「習うより慣れよ」という環境の職場が多く、常にたくさん募集がされているため、年齢や経験を気にすることなく職に就くことが出来ますし、採用率も悪くありません。

一方で、同じ大手でもホワイトカラーの職種になると、就職率はグンと下がります。

ホワイトカラーの仕事では社員の入れ替わりが少なく、学歴や資格、特別なスキルなどが求められることが多いです。

頭を使うことの多い職場の場合、同じような頭脳の持ち主が何人も応募してくれば、求める仕事に就ける人数は自然と限られます。

そのため希望する会社に就職出来る可能性もそこまで高くはないでしょう。

ブルーカラーの場合には、とにかく人手が欲しいというのが企業側の本音ですので、面接時にはそこまであれこれと資格やスキルを求められることはありません。

4、人間関係のストレスが少ない

ブルーカラーでは、個人で現場に出て仕事をすることが多いため、人間関係のストレスが少ないです。

大勢でわいわい仕事をしたい人や、孤独な苦手な人にとっては辛い仕事になってしまいますが、一匹狼気質や自分のペースで仕事がしたい人にとってはまさに快適な職場の環境と言えるでしょう。

また、複数人で集まって仕事をする場合にも、例えば工場の作業であればみんな黙々と自分の仕事をこなしていればそれで良いので、余計なおしゃべりをする必要も、周りを気遣う必要もありません。

ブルーカラーの仕事では、「個人に与えられた作業を黙々とこなす」ことが重要だとされていますので、他の人に気を遣って作業をする必要もなければ、目の前で作業をする相手とわざわざおしゃべりをする必要もありません。

みんなが同じ空間にいながらも自分の仕事に集中出来るため、煩わしい人間関係に悩まされることもありません。

同じタイプの人間が集まってくる

ブルーカラーの仕事は、一人で黙々と作業をして、自分に与えられた仕事だけをこなしていれば誰にも文句を言われることはありません。

そのため、孤独が好きな人や人とのコミュニケーションが苦手な人、人間関係のしがらみに囚われたくないと考えている人たちが自然と集まってきます。

そうした同じような考えや価値観を持った人たちが集まってきますので、いざ大勢でその場に集まって仕事をしても、誰かと揉めることもなく、みんなが自分の仕事だけに集中出来ますので、お互いに妙な気を遣う必要がなく、気楽に仕事が出来ます。

時々みんなとおしゃべりしたがるような、場違いな人が入ってくることもありますが、あまりにも職場の性質に合わない人が来た場合には、その人自身が居心地の悪さを感じて自ら出て行くことが多いです。

ブルーカラーの職種では、ホワイトカラー以上に同じタイプの人間が集まってきますので、人間関係で悩むことが少なくて済むというメリットがあります。

5、体力がつく

ブルーカラーの仕事では、働いていれば嫌でも体力がつきます。

虚弱体質の人は仕事についていくことは難しいでしょうが、元々体を動かしていなかっただけという人の場合、途中で挫けずに仕事を続けることが出来れば、見違えるようなタフさを身に付けることが出来るようになります。

嫌でも毎日体を動かしますので、仕事が終わればあれこれと頭を悩ませることもなく、ぐっすりと深い眠りにつきやすいですし、別段運動しなくても毎日仕事で動いているため、ジムに通って筋トレするような必要もありません。

とはいえ、すべてのブルーカラーで働く人たちがみんな体を鍛えられているというわけではなく、不摂生な生活をしている人たちはたくさん体を動かしても、体型が崩れてしまうことはあります。

それでも外見に関係なく、風邪を引かない、病気になりにくいなどの体力面は鍛えられることが多いのです。

6、高卒初任給が高い

ブルーカラーは給料が安いというのが、ひと昔前までの世間一般での考え方でした。

汗水流して必死に働いているのに給料が安いということで、ホワイトカラーと差別されることも少なくはありませんでしたが、最近ではブルーカラーの方がホワイトカラーよりも初任給が高くなっているところが増えています。

また、ブルーカラーに就職すると、高卒初任給が高いという嬉しいメリットもあります。

ブルーカラーの仕事の場合、とにかく体力的にきついため、その分初任給に反映されています。

また、職種によっては命の危険を伴うこともありますので、それらの手当てがついてさらに高くなっていることが多いです。

高卒で就職する場合、どうしても大卒よりも給料が低いという問題がありますが、ブルーカラーであればそうした問題もなくしっかりとやった分だけ稼ぐことが出来ます。

7、朝起きるのが早くなる

ブルーカラーの仕事の場合、職種によって勤務時間がバラバラです。

ホワイトカラーの仕事のように、8時半~18時頃までの仕事もあれば、夜勤の仕事もあります。

また、深夜から午前中にかけての仕事や、明け方から午後までの仕事もあり、それらの仕事時間が交代制のところもあれば常に決まった時間帯のところもあります。

一般的にはブルーカラーの仕事は朝が早いというところが多いため、ブルーカラーで仕事をしていると、嫌でも朝起きるのが早くなります。

慣れない内は朝起きるのに苦戦しますが、ブルーカラーは運送業や現場作業のように一人だけで仕事を行うことも多いため、遅刻すれば完全に自分で自分の首を絞めることになり、嫌でも「絶対に遅刻は出来ない!」と気合が入りやすいです。

また、体調不良や飲み過ぎ、睡眠不足による不調などの理由も通り辛いために、体調管理にも嫌でも気を遣うことになり、結果的に健康な生活を心がけることになることも多いです。

8、体がどんどんイケメンになっていく

ブルーカラーの仕事によっては、筋トレも何もしなくても、体がどんどんイケメンになっていくことが多いです。

例えば建築現場で働く作業員や土木作業員では、工場勤務や運送業の人とは違い、そこまで太っている人を目にすることはないでしょう。

とくに若い人ほど体がよく鍛えられており、同性からも異性からも羨望や好意の眼差しで見られることも少なくはありません。

とにかく体を動かすことが多い仕事の場合は、何もしなくても自然と無駄な脂肪は落ち、筋肉がつきやすくなるため、体がどんどんイケメンになっていきやすいです。

女性が男性を見る時には、学歴や収入を重視する人も少なくはありませんが、「稼ぎはいいがガリガリで頼りない男性」よりも、「稼ぎはそこそこだがイイ体をしている男性」の方がモテる傾向にあります。

もっと極端な言い方をすれば、女性というのはイイ体をした男性に対して、本能的な強さやセクシュアルな魅力を感じやすいです。

そのため例え表面上は自分の生活のために稼ぎだけの男性と関係を持ったとしても、本心から女性が「欲しい」と思うのは、たくましさを持った男性の方なのです。

ブルーカラーの男性を求める女性の多くは、男性のそうした野性的で本能的な魅力を感じていることが多いです。

まとめ

ブルーカラーでもホワイトカラーでも、それぞれに働く上でのメリットやデメリットはあります。

しかしもしあなたが、人間関係が苦手で黙々と仕事に集中したいという性格をしていたり、何か一つの技術を突き詰めて職人になりたいという望みがあるのなら、仕事はブルーカラーを目指すべきでしょう。

ブルーカラーの仕事はとにかく体力勝負ですが、仕事と休みのメリハリが明確で、マイペースに仕事が出来ます。

また、職種によっては体を鍛えずとも体力や外見を維持でき、収入面も悪くありません。

どんな仕事であれ人によって向き不向きがありますが、自分がブルーカラー寄りの性格だなと感じる人は、ぜひそちらの道へと進むことをおすすめします。