弱っている人に対して「あきらめないで!」と声をかけることは簡単です。
自分が代わりにすることがない時には、「頑張って!あきらめないで!」なんて、大きな声で激励することはできます。
しかし、声をかけた相手が非常に苦しい状態であることは分かっています。
あちこちで開催されているフルマラソンもそうです。
仲間が挑戦するという時に、沿道で大きな声で激励します。
フルマラソンをそれほど走った経験がない人は、30キロも走ると足腰に相当ガタが来て、脚が痛くなって立ち止まってしまったりするものです。
有名なマラソンでは、タレントや著名人も走るので、テレビ取材が入ったりして走りながらインタビューを受けていることもあります。
沿道に詰めかけた応援団の人から「もう少しよ!あきらめないで!」と声が飛ぶわけです。
走っている当の本人は、脚の痛みで表情も歪んでいたり泣きそうになっていたり、ここで棄権して帰りたいと言わんばかりです。
このように、もう少しで目標をクリアする寸前まで来ていると、周りにいる人達はつい「ここまで頑張ったのだから、あきらめるな!」という気持ちになってしまうのです。
マラソンだけではありません。
人生のいろんなシーンで、あと一息というところに来ていて停滞してしまうことがよくあるのです。
今まで来たペースで行けば、きっと上手く達成できたのにと悔やんでしまう結果になることもあるようです。
この文章を呼んでいる人も、自分でも思い当たることがきっとあるはずです。
でも、それが思うように行かないところが人生なのです。
あと一息という時の壁を「試練」という人もいます。
わたしたちの人生には、時としてこの「試練」が立ちはだかることがあるのです。
大学受験の試練、就職試験の試練、入社してからの試練、新しい恋愛を始めた時の試練などなど、大小いくつもの試練が待ち構えているのです。
その様々なシーンできっと誰かに「あきらめないで」と声をかけられたか、「あきらめるものか」「きっとできる」と自分で自分を励ましたりしたはずです。
あきらめかけてる…その夢「あきらめないで!」
「あきらめる」とは、漢字で書くと「諦める」「明らめる」となります。
「諦める」とはみなさんがよく知っているように、何かの目標を達成することを止める、途中で投げ出すというネガティブな気持ちを表現する言葉です。
別の言い方をするなら、「放棄」「断念」「ギブアップ」というネガティブなイメージの言葉です。
「あいつは、すぐにあきらめる」などと言われると、「我慢できない」「根気がない」さらには「やる気がない」などと批判される言葉でもあるのです。
あきらめるとは、本当にいけないことなのでしょうか?
先ほど「あきらめる」を漢字で書くと「明らめる」という表現もあると書きました。
「明るい」という漢字を使うということは、何か良いことを表す言葉ではないのかと思い、語源を調べてみました。
「諦める」は「明らめる」という仏教用語で、①事情や理由を明らかにする、はっきりさせる、②心を明るく楽しくする、気持ちを晴れやかにする、という意味のようです。
つまり、仏教教義上の「諦」の誤った慣用句になって、負の意味に誤用されているようです。
だから、「真相を諦める」(真相を明らかにする)という使い方もできるようです。
「諦める」という言葉に「断念する」とか「放棄する」というマイナスの意味がついたのは歴史的にはごく最近のことで、明治期以降の使い方のようなのです。
それまでは、逆にポジティブな意味で使用されていたとは驚きです。
ということは、諦めるということは仕方なく断念するという概念ではなくて、前向きに生きていくために物事の本質を見定めて、自分にとって必要なものを「見極める」「選択する」という意味なのです。
人生を生きていくための「取捨選択」なのです。
大切なことは目的であって、方法ではないということです。
本来「諦める」とは逃げ出すことではなくて、不要な方法は勇気をもって諦めて、選んだ選択を受け入れることなのです。
このような難しい解釈は横に置いておいて、現代では目的を達成するために頑張っている人に対しての、激励の言葉となっています。
「苦しいことにつまずく時も、きっと上手に越えていける」という歌詞が記憶に残る歌手岡村孝子の「夢をあきらめないで」(1987年2月発売)という歌は、高校野球の高校球児たちのアンケート調査で第一位に選ばれました。
夢をあきらめないでと願う応援歌としても人気で、音楽の教科書に掲載されたり、一時は卒業シーズンの定番曲にもなったようです。
「あきらめないで!」とは、必死に夢を追いかけている人に対する、激励の応援メッセージになっているのです。
夢に向かって挑戦すべき10個の理由
夢を持って追いかけることは素晴らしいことです。
そして、何かに挑戦する姿も、頼もしく見えるものです。
「わたしは今やりたいことはただひとつ」「何かの資格を取りたい」「身体が元気になったらまた続けたい」など、夢の形はいろいろとありますが、挑戦したいと思ったら頑張ってやるべきです。
しかし、挑戦者にとってはリスクを伴います。
「もし、失敗してしまったらどうなるのかな?」「これは絶対に失敗できないぞ」「他の方法も考えるべきかな?」「慎重に考えた方がいいかな?」など、失敗した時のリスクを想定すると躊躇してしまうことが多いのです。
仲間の誰かが追い打ちをかけるように「この挑戦が失敗すると、何もかも失うぞ!」と脅しというか忠告すると「やっぱり無理に頑張らずに、今回はあきらめよう」と挑戦を諦めることになるのです。
しかし、思いついたことに向かって挑戦するということは、大事なことです。
「失敗」という言葉に恐れているのです。
そもそも挑戦している人にとっては、実は失敗なんて言葉は存在しないのです。
周りで見ている人にとって失敗だと思われることでも、挑戦者にとっては単なる結果や経験ということで、それは挑戦者の財産として蓄積されるのです。
挑戦者にとっては、失敗はないのです。
1.失敗は経験となるから
「失敗」という言葉は、嫌な言葉です。
失敗したとなると、人間性そのものを否定されているようで、ほとんどの人は失敗をしたくないと考えているはずです。
なぜなら、失敗をすると恥をかくからです。
「あいつは、見事に失敗したみたいだ」とみんなが後ろ指を差して笑うからです。
みんなに笑われるのが嫌で嫌で、恥をかいて笑われるくらいなら、十分ではないが無難に済ませておこうとなってしまうのです。
しかし、よくよく考えてみると、後世に天才だと言われるような偉人は、みんなとんでもない失敗を繰り返していることが多いのです。
あの発明王と言われるトーマス・エジソンだって自分のことを「わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。
電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ」と言っています。
電球を光らせようと実験をした過程で、光らなかった実験は失敗ではなくて、それも発見であるという考えです。
普通の人は、それを失敗したと思うのですが、エジソンはそうではありません。
ある方法で実験をしたが光らなかったという事実は、経験だと考えているのです。
そして、その経験をいくつも重ねて行くうちに、どうしたら光ったかという発見もあったということです。
普通の人が考える「失敗」は、非凡な人によるとそれも貴重な経験なのです。
非凡な人には「失敗」という結果は存在しないのです。
失敗はすべて貴重な経験なのです。
失敗は成功のもと
平凡な人は、失敗することを恐れるので、何かにチャレンジすることはありません。
だから、「わたしは一度も失敗したことがない」という人は、一度も新しいことに挑戦したことがない人なのです。
無難な生き方しかしない人なのです。
失敗から学ぶことも多いので、社会に出ると失敗を恐れずに、目の前の何かにチャレンジすることが大切です。
そして失敗しても、その失敗にどう対処するかが重要です。
単純な失敗ばかり繰り返すと論外ですが、失敗という経験に落胆することなく、その経験をもとに挑戦を繰り返すことです。
失敗から学ぶことで、成功へと繋がるのです。
失敗は成功のもとなのです。
2.努力は報われるから
人生で成功した人が好きな言葉は「努力は必ず報われる」です。
成功者が口にする定番の決まり文句なのです。
何かを頑張っている人が、その辛さに耐えかねて投げ出そうとしている時に、その人に「あきらめないで」と激励します。
そしてその後に「努力はきっと報われるから、あきらめないで」と勇気づけるのです。
頑張って努力をすれば報われると思うと、とても勇気づけられてパワーが満ちて来るのです。
でも本当に、努力は報われるのでしょうか?
しかし、成功した人は自分が経験したことだから堂々と言えるのですが、まだ成功していない人にとっては百パーセント信じることはできないのです。
残念ながら、努力は必ず報われるとは限らないのです。
死に物狂いで頑張っても、報われずに終わることも多いのです。
努力は、必ず報われるとは限らないけれども、努力した事実と経験は消えることがないのです。
この経験を積み重ねることによって、いずれ報われることになるのです。
ということは、努力はいずれ報われるということです。
頑張りを誰かは見てくれている
誰もが期待するような成果が得られなくても、努力している頑張りは誰かが見てくれているのです。
会社で一生懸命に仕事をしていると、上司も仲間も実はしっかりと見ているのです。
ちょっと手を抜いたりごまかしたりしていることも、しっかりと見られているのです。
その時にはたまたま見られていなくても、他の出来事と重ね合わせると、見えないところでもしっかりと頑張っていたことが明らかになることもあるのです。
おもしろい経験としては、わたしが担当する部署の社員の評価をつける時に、関係のない別の部署の課長に社員の評価をためしに聞いてみると、なんとわたしが考えている通りの評価になったのです。
その評価の根拠と言うと、社員食堂での話し方や行動の様子、仲間との会話の状況、趣味の取り組み方、身だしなみなどを目にしていると、自ずと評価が決まってくるようなのです。
ちょっとした頑張りも、ちゃんと見ているようなのです。
自分の部下でもないのに、頑張る様子を見ているということなのです。
アルバイト先でも同様です。
手抜きするバイトもいれば、まじめに頑張っているバイトもいます。
誰かが見ているのです。
3.自分のことが好きになれるから
失敗を恐れずに何かに挑戦することは、多くの経験を積むということでもあります。
当初の目的を達することが出来なくても、それ以外のことで多くの知識も手に入れているはずです。
挑戦をした人達の気持ちとしては、なぜか同じような考えを持っているようです。
すなわち、「自分なりに思いっきり頑張ったので悔いはない」「悔しいこともあるけれども、充実していて楽しい」というような考えです。
つまり、何かを頑張って挑戦し続けると、心が充実してきて爽やかになる、楽しくなるのです。
失敗を恐れなくなって、むしろ頑張ってきた自分を好きになれるのです。
他の人ができない挑戦を成し遂げたことを誇りに思うようになるのです。
がんばる自分を好きになる
今までに、いろんな人が頑張っている姿を見ることがありました。
あんなに頑張っているけれども、どんな気持ちなのだろう、と不思議に思ったこともありました。
頑張り続けることによって、科学的には脳からドーパミンという物質が放出されます。
苦しい中にも達成感や幸福を感じる物質なのです。
失敗とか成功とかに関係なく、努力を続けることでドーパミンが放出されて、またやる気が出てくるのです。
頑張っている自分を好きになってしまうのです。
4.何がチャンスに繋がるかわからないから
失敗や挫折を経験すると、自分の描く夢が遠くに離れていくように感じるものです。
やはり無理だったのかと、落胆してしまうのです。
何を考えても、ネガティブ思考が働いて、よいアイデアも浮かんできません。
受験に失敗した、就活に失敗した、好きな人に振られてしまった、などピンチが訪れるのです。
しかし、自分ではピンチだと思っていても、他の人から見ると「そんなものはピンチじゃあない!」と軽く一蹴される時があります。
むかしから、「ピンチはチャンスだ!」ということわざがあります。
考え方を変えると、チャンスでもあることが分かるのです。
どんな些細なこともチャンスに変える
ピンチに陥ったり困ったことが起こっても、物事をもっとポジティブに考えてみること(逆転思考)によって、ストレスも大幅に減ってチャンスに変えることもできます。
ちょっとばかり好きな人に振られたと言っても、人生が真っ暗になることはありません。
実は、あなたにとって、前の相手よりももっと素敵な相手を見つけるチャンスが訪れるかも知れません。
新しいお相手を探すキッカケにもなるのです。
受験も就活も、いろいろとチャレンジすることは、これからの人生に大いに役立つのです。
人生で成功した人の多くは、若い時に挫折を何度も経験したのです。
あきらめないで頑張れば、いずれチャンスが巡って来るのです。
5.原動力になるから
人間は、生きてる間にやることがいっぱいあります。
無限大と言ってもいいでしょう。
みなさんは、そのやるべきことを毎日頑張って生きているはずです。
「いや、そんなにやることは多くはないよ」と言っている人も、朝起きてから顔を洗って食事をして、仕事や学校、洗濯や掃除など、忙しく動いているはずです。
これだけのことを考えても、いろんなことを手掛けているのです。
毎日同じパターンだからと言っても、歯磨き粉がなくなっていたから補充しようとか、冷凍のご飯しかなかったので急いで解凍しようとか、細かな動作をすることも多いはずです。
電車を利用していると事故で遅延したリ、乗り継ぎがスムーズにいかなかったりと予想外のことも起こるでしょう。
「ああ、今日はついてないなあ」と朝からテンションが下がってしまうとなかなか気力が湧いてこない経験もあると思います。
でも、何かの夢を追いかけている人にとっては、こんなことは想定済みなのです。
こんなことでテンションなんかは下がらないのです。
もっと上の方を見ながら頑張っているので、この意欲こそが行動の原動力となっているからです。
あきらめないという気持ちを維持することが原動力となっているものです。
夢を追うことが力になる
夢を追うことは、夢が実現した時の感激を独占して味わうことができるのです。
あきらめないで頑張った人だけが手にするご褒美なのです。
このご褒美は様々な形で現れます。
この感激を求めて夢を追いかけることが原動力の源なのです。
6.自信になるから
おもしろいことに、社会に出てからいろんなことに挑戦した経験がある人というのは、失敗したとか成功したとかに関わらずに、挑戦するということに抵抗がなくなっているのです。
ということは、何か新しい技術や知識を学ぶことにも抵抗がなく、しかもいろんなことを吸収して身に付ける能力にも優れているのです。
工場では、新しい設備や機械を導入することになっても、また金融機関で新しいシステムを導入することになっても、様々なことに挑戦してきた人がいると、それをすぐに使いこなせることができるのです。
このように、挑戦をするということは様々なシーンでの経験を蓄積しているので、自信を持つことが出来ているのです。
努力すればできることが増えてくる
いろんな挑戦を経験していると、これを進めるとどのような結果になるのかがだいたい分かってくるのです。
こうすればこうなると理解できるのです。
あきらめないで頑張ることは、いろんな経験と知識が身について、できることが増えてくるのです。
7.小さな積み重ねが大きな成果になるから
宝くじは、当選すると前後賞で数億円を手にすることができるようなジャンボ宝くじがあります。
一発で大穴を当てようとするギャンブラーのような気持ちになります。
一発で大金を手に入れれば、心もゆったりとして生活にも困らないと憧れるのです。
しかしながら、このような大当たりを経験する人というのは、極々僅かの人であって、ほとんどの人が夢だけを見ることになるのです。
堅実な人達は、こんな夢に惑わされずにコツコツと働いて生計を立てているのです。
仕事の成果も同じです。
一度の契約で何百億円もの売上が計上できる仕事というのはほとんどありません。
みんな小さな努力を積み重ねていって、大きな成果を掴むのです。
小さくても確実に積み重なっている
昔からのことわざに、「塵も積もれば山となる」というのがあります。
塵(ちり)のような取るに足らない存在であっても、時間をかけて積もっていくとやがて山のようになるというたとえです。
受験勉強の時にも、先生から「毎日コツコツと時間をかけて勉強すると、やがて志望する学校の試験に合格するよ」と言われたことがあると思います。
時間をかけて挑戦し続けると、小さくても確実に努力が積み重なって、思わぬ大きな成果が得られるのです。
小さな努力を続けることの重要性について知っておくべきです。
8.挑戦できる環境があるから
最近のスポーツの話題で一番関心が高かったのは、大リーグに移籍した大谷翔平選手のことでした。
アメリカに渡ってから、所属チームの春のキャンプでは散々な成績であったのに、いざ開幕すると打者でも投手でもどちらでも驚くような結果を出したからです。
このニュースは、NHKの定時ニュースでも大きく取り上げられて、日本中の話題をさらったかのようでした。
でも、彼の素質や能力が優れていたことはもちろんですが、彼が希望する二刀流(打者と投手の両方をやる)を認めて、チャレンジさせてくれる球団を選んだことです。
移籍をもう一年間先に延ばしておけばもっと莫大な契約金が手に入ることも、そして有名球団に移籍していればもっと優遇されるのにも関わらず、彼は決断して今の球団に飛び込んだのです。
しかし、今の球団では彼の夢(二刀流)に挑戦させてくれる環境を作ってくれると分かったからでした。
やはり、自分の能力も必要ですが、挑戦できる環境をまずは求めたのです。
その環境に感謝しながら頑張る
大谷選手は、その環境に感謝しながら自分なりに調整していき、開幕に照準を合わせて頑張ってきたのです。
プロ野球だけではなくて他のスポーツの選手でも、自分が挑戦したいことを叶えさせてくれるところに在籍したいのです。
就活の学生も同じです。
自分が将来チャレンジしたい夢があるなら、それを叶えさせてくれる環境の企業に就職すべきなのです。
企業の大小ではなく、自分のしたい仕事への挑戦を受けてくれる企業が理想なのです。
そこで、その環境に感謝しながらあきらめないで頑張ることが大切なのです。
良い環境を与えてもらえば、あとは本人の努力と運で花が開くはずです。
9.視野を広げられるから
あきらめないで頑張っていくと、いろんな人との交流も増えて、いろんな知識や情報を得ることにもなるのです。
挑戦する人に対して、積極的に関与してくる人も多いのです。
同じように何かにチャレンジすることが好きな人やいろんな夢を持っている人にとって、あなたのチャレンジが目に留まって応援したくなる性格なのです。
そんな人の応援やら経験を知ることによっても、大いに視野が広がってくるのです。
新しい世界を教えてもらうこともあるのです。
新しいチャレンジの方法も教わることもできます。
同じような経験も共有できるのです。
このように、前向きにチャレンジすることで頑張っていると、今まで以上に視野を広げることもできるのです。
努力している中で見えてくるものがある
努力している中で、今まで経験したことがないような感覚が身についてきたり、新しい発見も見つかるのです。
いままでなんとなく淡々と処理していたことが、こんなに奥深い意味があったとか、今まで自分には関係がないと気にしていなかったことが、実は自分の夢に挑戦するために大切なことだったと分かったりするのです。
短距離走の選手は、下半身の強化が重要で走り込み、スタートダッシュの仕方を集中的に学びます。
しかし、それだけでは速く走れないのです。
上半身の強化も必要で、筋トレで上半身を鍛えるのです。
なぜなら、速く走るには正しいフォームを身につける必要があって、正しいフォームで走り続けるためには体幹筋や上半身の十分な筋力が必要なのです。
これも、速く走る夢を追いかけて努力している中で、見えてきたことなのです。
筋肉をつけて正しい姿勢を保持することが重要だと見えてきたからです。
10.達成感が大きいから
あきらめないで頑張っている人は、達成できた時の達成感を味わうことができるのです。
努力をした人だけが得ることのできる大きな感動なのです。
女性なら、ダイエットの一つの目標として体重をいつまでに何キロ減らすと設定して頑張ります。
ひとりではなく友人と一緒に頑張る方が継続しやすいので、ダイエット仲間と目標を設定するのです。
そして、食事や運動などであきらめずに頑張った結果、目標をクリアした時には、何とも言えない達成感を味わうことができたのです。
夢を叶えた達成感は何よりも大きい
こうして頑張った結果夢を叶えることができた時には、得られる達成感は何よりも大きなものです。
「やったぞ!」と心の中で叫んでガッツポーズも自然に出るのです。
あきらめないで頑張ると、達成感は何よりも大きいことが分かるのです。
夢を叶えるためにするべきこと10選
このように夢は叶えたいものですが、夢を叶えるためにはどのようなことをすればよいのでしょうか?
夢を叶えるたに心掛けておくべきことを考えてみました。
1.行動にうつす
どのような夢にせよ、夢を叶えるためにはまずは何らかの行動を起こすことです。
行動から全てが始まるのです。
他の人よりもいち早く行動することで人よりも先に学び経験し、それをもとにいち早く成長することができて人よりも早く夢に近づけるのです。
経験も成長も、行動しなくては夢は叶わないのです。
では、いつ行動すれば良いのでしょうか?それの答えは簡単です。
TVで人気になったカリスマ予備校講師の林修先生の決め言葉「今でしょ!」です。
いつ行動するかを考えるまでもなく、行動に移すのは「今」なのです。
2.自分が成長することを楽しむ
行動すると、たとえ失敗しようともそれは失敗ではなく経験なのです。
小さな経験を積み重ねると、大きな成長が生まれるのです。
上手く行かなかったと思うよりも、いろんな経験をして成長したことを自覚してください。
自分が成長することを楽しむのです。
3.いつも笑顔を心がける
笑顔を心がけていると、自然にテンションも上がってきます。
たとえ楽しいことがなくても、笑顔を心がけていると脳の働きも変わってくるのです。
脳が「この人は楽しいことに出会って喜んでいる」と錯覚して、幸せホルモンと呼ばれる「βーエンドルフィン」を分泌するのです。
このホルモンはモルヒネのような快感作用がある物質で、幸せな気分になってテンションも上がるのです。
4.明確な目標を立てる
夢を叶えるためには、その夢を具体的にどうやって叶えていくかという明確な目標を立てることが重要です。
「ある夢を達成する」というのは目的であって、その目的に到達するための設定を「目標」として明確にしておくことが重要です。
この目標は、自分だけしか分からないように隠すのではなく、誰もが見ることができる目標であるべきです。
要するに、ある夢を叶えるために、わたしはこのように目標を設定して行動すると公約するようなものです。
しかも、目標を設定する時に注意することは、ポジティブな表現を心がけることです。
例えば、ダイエットをするという目的で目標を設定する時には、「三日坊主にはならない」とか「仲間に食事に誘われても断る」とか「糖質は極力控える」などと「しない、やらない」などとネガティブな表現をするよりも、「一日のカロリー摂取は何カロリーまでに抑える」とか「30分以上の有酸素運動を一日に2回行う」などとポジティブに目標を数字で設定することです。
そして、スリムになった時のイメージを、つまり夢が叶った時のイメージを大事にするのです。
5.目標を書き出す
具体的な目標を明確にするために、紙に目標を書き出すのです。
ただ箇条書きにするだけでなく、関連のある行動ごとに分類して、さらに細かく具体的な数字や表現でまとめるのです。
目標が明確に書かれていると、夢を叶えようという意欲も強くなるものです。
6.小さなことから始める
目標が決まれば、やりやすい小さなことから始めるのです。
今の自分にできる小さなことでもやり終えると、達成感が湧き上がって来て、その次も頑張ろうという意欲も湧くのです。
小さなことが積み重なっていくと、大きな成果を生み出すのです。
そして大切なことは、初めの熱意です。
熱意があれば、だんだんと大きなことができるようになるのです。
熱意があれば、できなかったことでもできるようになるのです。
7.努力を楽しむ
小さな成果でも増えてくると、大きな達成感に満たされてきます。
あきらめないで頑張れば、小さなことから夢に向かって進んでいると自覚するのです。
すると、また頑張る意欲が出てきます。
すると、いつのまにか努力を楽しむという感覚になるのです。
8.様々なことを経験する
様々なことを経験するということは、様々な間違いや失敗も経験していることです。
そして、その経験は大切な宝ものであって貴重なものなのです。
様々なことを経験していれば、様々なシーンで活かせる手段や知識も手に入れているはずです。
それを駆使すれば夢を叶える道筋が見えてくるのです。
9.思い立ったらすぐ始める
何かをやろう、やりたいと思い立ったら、すぐに行動するべきです。
いつまでもタイミングを図っていても悩むだけです。
誰かに先を越されるかも知れません。
行動するのに行動する時期は問題ですが、夢を叶えるという目的から判断すると、それは大した問題ではないのです。
それよりも、思い立ったら熱意をもってすぐに始めるべきです。
行動は今なのです。
10.夢を公言する
夢やそれを達成するための目標は、具体的に書いてみんなに公言するのです。
あなたがその夢に向かって頑張るという熱意を表明することで、周りの人も認識してくれるし、そのことで自分も頑張るぞという決意も湧き上がるからです。
公言してしまうといい加減な行動は取れなくなるので、自分自身を奮い立たせるためにも有効な手段です。
あきらめなければ可能性は無限大!
夢を叶えるためには、あきらめずに行動することです。
夢が叶った時のことをイメージして行動するのです。
実現する前から、あきらめずに夢が叶ったかのように行動するのです。
夢を叶えられる人と叶えられない人の違いは、すぐにあきらめるかどうかの違いです。
あきらめずに行動するかどうかの差なのです。
すぐにあきらめる人とは、大きな夢を見ているだけです。
頭で考えているだけでは、夢は叶わないことは明らかです。
夢を引き寄せるための行動をしないと夢は決して叶わないのです。
小さな目標からでも良いのです。
あきらめなければ、可能性は無限大なのです。