会社の飲み会や結婚式などで、必ず行われるのが乾杯の挨拶です。

代表者が挨拶をして、乾杯の音頭を取ることで、その場を盛り上げることが出来ます。

社会人であれば、誰でも一度は乾杯の挨拶の役目が回ってきますので、いざ自分の番が来たときにスムーズに乾杯の挨拶が出来るように、挨拶の注意点や話す内容について知っておきましょう!

乾杯の挨拶を成功させよう!!

どんなに忙しい会社や、どんなに小さな会社でも、年に一度や二度は飲み会を行うことでしょう。

そして飲み会の際には、必ず乾杯の挨拶を誰かが行います。

忘年会や新年会であれば、社長や役職が挨拶をすることもありますし、歓送迎会やその他の飲み会の際には幹事や指名された人が乾杯の挨拶を担当することもあります。

会社の飲み会では、誰がいつ幹事や乾杯の挨拶を任されるかは予想できないことが多いです。

役職者や幹事がその場で誰かを指名することもあれば、飲み会前日になっていきなり「明日の飲み会は乾杯の挨拶をよろしく頼むね」とお願いされることもあります。

普段から人前で話し慣れている人や、本番に強いという人では、急な乾杯の挨拶役を任されても問題なくその役目をこなすことが出来るでしょう。

しかし、あがり症な人や咄嗟の言葉が思い浮かばないという人の場合、乾杯の挨拶を任されるということは、大勢の前でプレゼン発表をする時と同じくらいに緊張してしまいます。

そのため、乾杯の挨拶が苦手な人ほど、予めどういった内容で挨拶をすれば良いのかということを知っておく必要があるでしょう。

いざ乾杯の挨拶を任された時に、どんな内容で話せばいいのかが頭に入っていれば、スピーチの苦手な人でも成功させることが出来るでしょう。

乾杯の挨拶が使われるシーンは?

乾杯の挨拶は、どのようなシーンで使われることが多いのでしょうか?

一番多いのは会社の飲み会で、次に結婚式や友人同士の飲み会、また同窓会のようなシーンでも必ず乾杯の挨拶が行われています。

会社の飲み会の場合には、忘年会や新年会、慰労会などさまざまな機会がありますので、飲み会の回数が多い会社ほど、乾杯の挨拶の役目が回ってきやすいです。

また、会社によっては新入社員や、入社して2、3年目の社員に乾杯の挨拶を任せるところもあるため、まだ会社に馴染み切れていない内に挨拶の担当にされてしまった人は、かなりの緊張や不安に襲われることも少なくはないでしょう。

どんなに本番に強い人であっても、大勢の前でいざ乾杯の挨拶をする時には少なからずプレッシャーを感じます。

人前で話すことが苦手な人はその何倍もプレッシャーを感じることになりますが、考え方を変えればそうした機会に人前で話すことに慣れることが出来ますので、前向きに「良い機会だ」と考えるように努めましょう。

乾杯の挨拶に指名されると、どうしても「嫌だなぁ」と思えてしまうでしょうが、それだけ周囲からは信頼されていたり、期待されていたりするということでもあります。

後ろ向きに考えていると本番でも失敗してしまいやすいため、出来るだけ前向きに考えるように意識しましょう。

歓送迎会

会社の忘年会や新年会の場合には、乾杯の挨拶や音頭は役職者や社長がとることが多いです。

それだけ大きな飲み会でもあり、節目の時期でもあるためです。

一方で、歓送迎会のようなちょっとした飲み会の場合には、幹事や乾杯の挨拶の役目は、正社員の中で交代制になっていたり、新入社員や社会人数年目の人に回ってきたりすることが多いです。

上司や先輩が乾杯の挨拶をしているのを見て、「上手いなぁ」と感じることは多いですが、上司や先輩はそれだけ何度も乾杯の挨拶の役目を経験してきているため、その経験があればこそ挨拶が上手いのも当然なのです。

どんなに今はスムーズに乾杯の挨拶が出来ている人でも、最初の頃は自分と同じように挨拶が苦手だったり、失敗したりしたことでしょう。

そう考えれば少しはプレッシャーも和らぎますので、いざ乾杯の挨拶が回ってきた時には、「失敗してなんぼ、恥を掻くのも今の内」だと考えて思い切って取り組みましょう。

結婚式


結婚式で乾杯の挨拶を任される人というのは、大抵新郎新婦の会社の上司であったり、お世話になった先輩であったりします。

そのため、新郎新婦よりもある程度年上で経験豊富な人が多いため、乾杯の挨拶を任される人もそこまで気負い過ぎてしまうということはないでしょう。

とはいえ、元々プレッシャーに感じやすい人では、どれだけ乾杯の挨拶を経験しても慣れない人もいるかもしれません。

また、会社の飲み会と違って、自分の知らない人も大勢訪れており、録画などもされている結婚式の場合には、緊張感が一味も二味も違うことでしょう。

会社の飲み会の挨拶ではノリと勢いで何とかなることもありますが、結婚式の場合には、予め挨拶の内容をしっかりと考えておく必要があります。

基本中の基本!乾杯の挨拶の仕方

乾杯の挨拶では、どんなことを話せば良いのでしょうか?まったく挨拶をし慣れておらず、さらにはどんな内容を話せば良いのか分からない人では、いざマイクを渡されてもその場で固まってしまい、ろくに挨拶をすることも出来ないでしょう。

乾杯の挨拶は、ある程度周りの人が信頼や期待している人に任せます。

それなのにまともに挨拶が出来ないと、せっかくの信頼や期待が失われてしまうこともありますので、自分のためにも最低限無難な挨拶は出来るようになっておく必要があるでしょう。

いざ指名を受けた際には、どのように挨拶の内容をまとめれば良いのでしょうか?必要な内容を以下にご紹介していきます。

自己紹介

乾杯の挨拶では、まずは自己紹介をします。

不特定多数が集まる大きな飲み会の時ほど、自分のことを知らない人たちが少なからずいますので、そうした人たちに向けてまずは自分が何者なのかを紹介する必要があります。

会社の飲み会であれば、自分の所属する部署名や役職名などを添えて自分の名前を紹介します。

また、結婚式のように別に主役がいる場合には、主役と自分との関係を周りの人へと紹介します。

自己紹介の際には、「ただいまご紹介にあずかりました○○と申します。」と話し始めるのが一般的ですが、もちろんオリジナルの挨拶でも構いません。

自己紹介では自分の立場と名前さえきちんと名乗れば、後は好きなように挨拶出来ますが、その飲み会に相応しい態度や自己紹介の内容になるように気をつけましょう。

厳かな空間でおどけて自己紹介をしても、場の空気が微妙なものになってしまいますし、気さくな飲み会で堅苦しい自己紹介をするのも、またその場の空気にはふさわしくないでしょう。

祝福の言葉

自己紹介をしたら、次に祝福の言葉を述べます。

会社の歓送迎会であれば、これから会社を辞めていく人と、新しく入社した人に向けて「ありがとう」と「よろしく」の挨拶をします。

また、忘年会の場合には「今年も一年お疲れ様でした」とその場の人たちを労い、新年会の場合には「あけましておめでとうございます」とめでたい言葉から入り、今年一年の抱負を述べます。

同窓会であれば久しぶりにこの場を通して集まれたことに対する喜びの言葉を述べますし、またその他の飲み会でも、集まってくれた人たちへのお礼の言葉や、集まれたことに対する感謝の気持ちを述べるのが一般的でしょう。

結婚式の場合には、これから結婚して夫婦になる新郎新婦に祝福の言葉を捧げます。

自己紹介の後の挨拶では、このように飲み会の主旨に合わせて祝福や感謝、お礼の言葉などを代表として述べましょう。

結びの言葉

自己紹介とその後の挨拶を述べたら、結びの言葉で挨拶を締めくくります。

結びの言葉も飲み会の主旨によって変わってきます。

忘年会であれば今年一年のまとめを述べ、新年会であれば今年の抱負を述べます。

また、結婚式であれば新郎新婦の今後を祝う言葉で締め、それ以外の飲み会でも、話のまとめに入ります。

挨拶によっては祝福の言葉と結びの言葉が一緒になることもありますが、挨拶自体が長めの場合には、きちんと結びで挨拶の内容をまとめます。

乾杯の音頭

一通りの挨拶が終わったら、そのまま乾杯の音頭になることが多いです。

形式的な飲み会や、大きなパーティーの場合には、乾杯の前の挨拶をする人と、乾杯の音頭を取る人が別にいることもあります。

また、乾杯の挨拶から音頭まで同じ人が行いますが、その間に司会者が言葉を入れる場合もありますので、その場に合わせて挨拶を行うようにしましょう。

会社内の飲み会の場合には、大抵乾杯の挨拶をする人が、そのまま乾杯の音頭も取ります。

そのため、会社によっては幹事が乾杯の挨拶から音頭まで全て行う場合もあります。

もしも自分が乾杯の挨拶に予め指名された場合には、心配なら幹事に当日の流れを確認しておくと良いでしょう。

そうすれば自分が乾杯の挨拶から音頭まで続けて行うのか、それともどこかで幹事に交代するのかなど、具体的な流れを把握しておくことが出来ます。

心配性な性格の人ほど、そうした事前の確認をしておくと安心して本番に臨むことが出来ます。

乾杯の挨拶の決まり文句を抑えておこう!


乾杯の挨拶には、大抵決まり文句というのが存在します。

例えば新年会であれば、「みなさん、明けましておめでとうございます。○○部署の○○です。昨年は非常に忙しい一年となりました。そして本年、まずはこうしてみなさんと新年を迎えることができ、心から感謝とお礼を申し上げます。
この新しい年が素晴らしい一年となるよう、どうか心を一つにして共に頑張っていきましょう!よろしくお願いします。」という挨拶が一般的な決まり文句です。

この挨拶の場合には、新年を祝う言葉の後で自己紹介をし、簡単に去年を振り返った後で今年の抱負を述べ、挨拶を締めくくっています。

こうした一連の流れや、飲み会で使われることの多い決まり文句を抑えておくことで、そつなく無難に乾杯の挨拶をこなすことが出来ます。

新年会のみでなく、忘年会や歓送迎会、懇親会や打ち上げ、同窓会など、飲み会に合わせた決まり文句というのは必ず存在しますので、どの場面でどのような決まり文句があるのかをネットなどで調べて、予め知っておくと良いでしょう。

乾杯の挨拶のポイント

乾杯の挨拶をする際には、いくつかのポイントがあります。

このポイントを知っておかなければ、いざ本番の挨拶で周りをうんざりさせてしまったり、独りよがりな挨拶になってしまったりするかもしれません。

周りの信頼や期待の証として乾杯の挨拶を任されるのですから、どうせならばしっかりとその信頼や期待に応えて周りからの評価を上げるように努めましょう。

どんなポイントに注意すればいいのかを以下にご紹介していきます。

挨拶の内容自体はオリジナルティに溢れたものである人も、このポイントだけは確実に抑えておきましょう!

挨拶の内容は簡潔に

乾杯の挨拶をする時には、内容は簡潔にまとめましょう。

例えばあなたが学生の頃、校長先生の話はいつもどの程度の長さでしたか?

うんざりしてしまうほどにダラダラと長い挨拶だったのなら、それと同じように長々とした挨拶をすると、周りの人がどう思うかは簡単に想像がつきますよね?

また、もし校長先生の話がいつも短くて分かりやすくまとまっていたのなら、同じように短く分かりやすい内容で挨拶をまとめれば、当然周りの人たちからの反応も良いでしょう。

乾杯の挨拶を任されると、つい「せっかく任されたのだからしっかりやらなければ!」と気合が入り過ぎてしまう人がいます。

しかし、気合いが入り過ぎる人というのは、大抵の場合しっかりやろうとし過ぎて挨拶の内容が長くなってしまいがちです。

きちんとやろうというその志は立派ですが、その結果周りの人をうんざりさせてしまっては、もう二度と挨拶の役目は回ってこないかもしれません。

それだけならばまだしも、「期待を裏切られた」と周りの人に思われてしまっては、それこそ不本意というものでしょう。

そのため、しっかりやろうとするのなら、挨拶の内容は簡潔にまとめることに努めましょう。

能力のある人というのは、短い言葉で重要な点だけをまとめられるスキルを持っています。

そのスキルを自分が持っていないと思ったなら、奇をてらった挨拶の内容を考えるのではなく、形式通りに挨拶を行い、かつ内容を短くまとめて話すことで、周りからはそつのない印象を得ることが出来るでしょう。

大きな声ではっきりと

乾杯の挨拶は、大抵の場合めでたい気持ちやこれまでの苦労を労う気持ちで行われます。

また、乾杯の挨拶の出来栄えによって、その後の飲み会の盛り上がりのテンションが左右されることもあります。

そのため、乾杯の挨拶を行う際には、大きな声ではっきりと話すことが大切です。

人前で話すのが苦手だからといって、乾杯の挨拶をぼそぼそとやっていると、周りから「しっかりやれ!」と叱咤の言葉を受けてしまうかもしれません。

また、場の雰囲気がいまいち盛り上がらなくなってしまいますので、この時ばかりは恥ずかしさを無理矢理に押し殺して、普段以上に大きな声を出すように努力しましょう。

事前に自分が乾杯の挨拶を行うことが分かっていれば、数日前から大きな声で話す練習をしておくと良いでしょう。

大声でハキハキと話すことが出来れば、例え顔には緊張感がいっぱいに表れていても、誰もそれをバカにして笑うことはありません。

むしろその一生懸命さを微笑ましく思ったり、評価してくれたりするでしょう。

感謝の気持ちを忘れずに!

乾杯の挨拶では、感謝の気持ちを忘れずに行いましょう。

例え渋々引き受けた挨拶の役目だとしても、一度自分が引き受けたのであれば、その場に相応しい態度で臨まなければなりません。

乾杯の挨拶をするということは、その場の全員を代表するということでもあります。

そのため、今日集まってくれた人たちに対する感謝の気持ちや、飲み会を無事に始められることに対する感謝の気持ちを持って挨拶を行いましょう。

例えその場限りだとしても、きちんと感謝の気持ちを持って乾杯の挨拶を行うと、その気持ちが自然と表情や声色、態度などに表れます。

そのため乾杯の挨拶をする人が、きちんと感謝の気持ちを持って行っていると、自然とその場全体の雰囲気も良くなります。

一方で、いかにも嫌々、渋々といった態度が出てしまっていると、せっかくの飲み会が嫌な雰囲気が始まることになってしまいます。

乾杯の挨拶一つで、飲み会の始まり方が左右されますので、重要な役割なのだと改めて認識しましょう。

乾杯はグラス同士をぶつけ合わない

乾杯をする際には、グラス同士をぶつけ合わないのが飲み会のマナーです。

少人数での集まりや、友達同士で飲む場合にはわざとカチンとグラスを合わせることもありますが、会社や結婚式など、ある程度かしこまった場面ではグラス同士はぶつけ合わずに、それぞれがグラスを持った手を掲げて「乾杯!」と言葉で挨拶をするのが一般的です。

もしグラス同士を合わせて乾杯をする場合には、グラス同士をぶつけ合って傷を付けないように気を付けましょう。

また、少し前までは、飲み会のマナーとして自分よりも目上の人に対しては、自分のグラスを少し低めに下げてグラスを合わせるというやり方がありました。

しかし現在ではそのやり方もされなくなってきているため、年代が近い場合や上司との距離が近い場合には、グラスの高さにはそこまで気を遣う必要はないでしょう。

ただし年配の上司の場合には未だにそのやり方を守っている人もいますので、上司がある程度年上の場合には、グラスを合わせる際には自分のグラスを少し低めの位置に持って行くと無難でしょう。

結婚式の乾杯の挨拶には注意!7つのポイントを抑えよう

結婚式の乾杯の挨拶は、会社の乾杯の挨拶とはまた違っています。

会社の場合には知り合いが多く、また日頃から一緒に仕事をしている仲間も多いため、最初から和気藹々とした雰囲気で乾杯の挨拶を行うことが多いです。

また、ある程度ノリと勢いだけで乾杯の挨拶をしても、許される雰囲気もあります。

一方で結婚式の場合には、あくまでも主役は新郎新婦であり、参列者も新郎新婦の知り合いですので、自分の知り合いは少ないことが多いです。

また、結婚式は一つの儀式でもありますので、ある程度きっちりとかしこまって行われることも多いです。

さらには結婚式を録画していることも多いため、そんな場所で乾杯の挨拶を任されるということは、それだけ新郎新婦からは信頼されているということでもありますが、同時にプレッシャーに感じることでもあります。

会社の飲み会のようにアドリブや、ノリと勢いだけで出来るものではありませんので、結婚式の乾杯の挨拶の際には予めしっかりと練習や内容を暗記しておく必要があるでしょう。

結婚式で乾杯の挨拶をする際に、ぜひとも抑えておきたいポイントをご紹介していきます。

基本構成を理解しよう

結婚式の乾杯の挨拶では、ある程度基本構成を理解しておくことが大切です。

あなたが新郎側の関係者であれば、新郎側だけでなく、新婦側の関係者や大体の新郎とのこれまでの関係なども抑えておくことで、乾杯の挨拶の内容がそこまで偏らずに済みます。

また、乾杯の挨拶をする上で、まずは自分の自己紹介から入り、続いて新郎新婦への祝福の言葉と、そして結びに入っていくという一連の挨拶の流れについてもしっかりと把握しておく必要があります。

そうでなければ新郎(もしくは新婦)との思い出話が長々と続いてしまい、乾杯の挨拶の主旨がよく分からなくなってしまうこともあります。

結婚式の挨拶も、他の乾杯の挨拶同様にあまり長くなってしまわないように、話を分かりやすく端的にまとめる必要があります。

そのためにもきちんと基本構成について理解しておくことが大切です。

挨拶は長くならないように

例えば自分の親友が結婚するとなった場合には、嬉しくて親友との思い出話に花が咲いてしまうかもしれません。

しかし、1人であれこれと新郎(もしくは新婦)との思い出話をしたところで、その場に集まった人たちの関心があるのは、あくまでも新郎新婦2人のことです。

新郎新婦のどちらとも親友であれば、これまでの2人との思い出話に触れることが出来ますが、そうでもなければあまり長々と思い出話に浸るのは止めましょう。

また、結婚式ではお酒もふるまわれますので、お酒が入ったテンションで挨拶をしたり、またはお酒を飲んでいなくても緊張で妙なハイテンションになってしまっていたりすると、乾杯の挨拶で思わぬ地雷を踏んでしまうことがあります。

とくに昔の思い出話でありがちなのが、新郎(もしくは新婦)の過去の黒歴史について暴露したり、過去の異性関係について暴露してしまったりすることです。

本人はその場を盛り上げようとして話しているのかもしれませんが、暴露される方にとっては溜まったものではありません。

もし暴露された内容に問題があった場合には、その場で大きな揉め事になったり、最悪結婚自体がなくなってしまったり可能性も考えられますので、乾杯の挨拶は余計なことを話してしまわないためにも、適度な長さで切り上げることが重要です。

タイミングは分かりやすく!

乾杯の挨拶の場合、大抵は挨拶を切り上げながら同時に乾杯の音頭を取ります。

その際に、乾杯の音頭までの流れが分かりにくいと、みんなで「乾杯!」と叫んだりグラスを掲げたりするタイミングがバラバラになってしまい、何とも違和感のある乾杯の始まり方になってしまいます。

そのため、乾杯の音頭を取る時には「これから乾杯しますよ」というタイミングを分かりやすく行う必要があります。

例えば乾杯の挨拶をした後で、「それではこれからの2人の新たな門出を祝しまして・・・」などと、よくある乾杯の音頭を口にすれば、周りの人たちにはこれから乾杯をするのだということが伝わりやすいでしょう。

または、「それでは皆様、グラスをお持ちください」などと、直接乾杯することを周りに伝えても良いでしょう。

周りに分かりやすいタイミングで乾杯を行うことが出来れば、その場には一体感が生まれ、その後も大いに盛り上がることでしょう。

最低限のマナーを守る

結婚式の乾杯の挨拶では、最低限のマナーはきちんと守るようにしましょう。

先に挙げた暴露話はもちろんですが、いくら新郎新婦と仲がいいと言っても、あまり砕けた話し方で挨拶をするのは止めましょう。

その場には新郎新婦を始めとして、2人の親族や関係者、友人たちが大勢集まっています。

会社の上司もいるでしょうし、年配の人も少なからずいるでしょう。

そのような中で代表として挨拶をするのですから、いくら友人が結婚するからといっても、乾杯の挨拶の時にはきちんと丁寧な言葉遣いで話すようにしましょう。

新郎新婦の親族や関係者によっては、結婚相手の友人の言動や態度から、新郎(もしくは新婦)の性格や交友関係を判断することもあります。

そうなった場合に自分が周りに対して不愉快な挨拶をしてしまっては、自分を通して新郎(もしくは新婦)の評判に傷を付けてしまうことになりかねませんので、友人代表として恥ずかしくない振舞いを意識しましょう。

また、結婚式の乾杯の挨拶では、あくまでも新郎新婦が主役です。

それなのに挨拶の中で自分の自慢話をする人が時々いますが、主役は決して自分ではありませんので、自慢話は一切しないように注意しましょう。

自分大好きな人ほど、そうした機会を利用して自分のことまでアピールしようとしますが、集まった人たちはその人の話が聞きたくて来ているわけではありません。

その場を弁えた言動や振る舞いをしましょう。

忌み言葉は使わないようにする

結婚式は実におめでたい儀式です。

そのため、そんなおめでたい日には忌み言葉は使わないように注意しましょう。

結婚式における忌み言葉とは、例えば「別れ」「切る」「離れる」などの別れを連想させる言葉や、「悲しむ」「敗れる」などの不幸や不吉を表わす言葉です。

また、結婚式には「繰り返し」「再び」などの重ね言葉も同時に使わないように注意しなければなりません。

ぶっつけ本番で乾杯の挨拶を話そうとすると、これらの注意点が抜けてつい忌み言葉や重ね言葉を使ってしまうことがありますので、結婚式の乾杯の挨拶は予めある程度話す内容を考えて、話す練習をした上で本番に臨むのが理想的でしょう。

決まり文句は忘れずに

どんな結婚式でも、同じように乾杯の挨拶で使われる決まり文句というものがあります。

例えば自己紹介であれば、「ただいま自己紹介にあずかりました・・」といった言葉はよく使われますし、新郎新婦へのはなむけの言葉や、「新たな門出」「幸福な家庭を築けるように」などの言葉も決まり文句として使われます。

決まり文句にもさまざまなものがありますが、最も分かりやすく、周りに伝わりやすい決まり文句というのが、乾杯の音頭でしょう。

「それでは皆様」や「ご唱和下さい」といった決まり文句を述べることで、一斉にその場が乾杯の雰囲気になります。

決まり文句というのは当たり前のようにどこでも使われていますので、つまらないありきたりなものだと考える人もいるかもしれません。

しかし、誰もが知る決まり文句だからこそ、次の行動へのタイミングも分かりやすく、その場に一体感や連帯感を生み出すことが出来ます。

そのため、決まり文句は忘れずに述べるようにしましょう。

年配者や年上に気を遣う

結婚式では、年配者や自分よりも年上の人も大勢集まっています。

そのため、乾杯の挨拶をする時には、年配者や年上にも気を遣った内容にすることも大切です。

例えば自分や新郎新婦が若い世代だからといって、若者にしか分からないようないまどきの言葉を使って挨拶をしても、年配者には何を言っているのか理解できないかもしれません。

また、あまり砕けた口調で話すのも、その場にいる年配者や年上の人にとっては聞き苦しく、失礼に感じてしまうかもしれません。

そのため、乾杯の挨拶をする際には、そうした年配者や年上にもある程度気を遣ったスピーチ内容になるようにしましょう。

飲み会や結婚式で使える乾杯の挨拶を抑えよう!

いかがでしたでしょうか?

飲み会や乾杯の挨拶を任されるというのは、それだけ信頼や期待の表れでもあり、考えようによってはとても名誉あることです。

そんなせっかくの機会に、「恥ずかしいから」「面倒くさいから」といって適当な挨拶をしてしまうと、周りからの信頼や期待を裏切ってしまうことになります。

飲み会のような場では、乾杯の挨拶の態度を通して自分の評価に繋がることも考えられます。

また結婚式のような場では、自分を通して新郎や新婦への周囲の評価や認識に何らかの影響が出る可能性もあります。

そのため、どんな乾杯の挨拶であれ、指名されたからにはそつなくしっかりとこなせるように、乾杯で使える挨拶を一通り抑えておきましょう!