仕事や人間関係に疲れてしまった時は、心が重くなってしまい、人生に対して無気力になってしまいがちです。

そんな時、ふと優しい言葉をかけてもらうことがあれば、その言葉は優しく胸に染み入り、癒しの効果となるでしょう。

世の中にはいくつもの名言が生まれていますが、心が疲れた時にこそ、心に深く響く名言というものがあります。

そんな癒しの名言集をご紹介していきます。

心が疲れた時に読んでほしい名言集

心が疲れたと感じる時、あなたはどんなふうにして心を癒していますか?

人によっては、「こんなことくらいで落ち込んで、しっかりしろ!」と疲れた心に鞭を打っているのかもしれません。

または、「もうダメだ・・」と人生に絶望して、何か転機が訪れない限り、落ち込み続けてしまう人もいるかもしれません。

もしくは、「こんな時こそ明るい気分に!」と思い切りはしゃいで気分転換をする人もいるでしょう。

自分の心が疲れていると感じた時には、少なからずその状態から持ち直そうとして、あれこれと自分なりに試してみようとするものです。

しかし、体が疲れた時にはゆっくりと休んだ方が良いように、心が疲れた時にもしっかりと心を休ませることが必要です。

そして心にとっての休みとは、すなわち「癒し」です。

心に癒しの時間を作ってあげることで、心の疲れはゆっくりと取れていくことでしょう。

自分の心を癒したいと思った時、音楽を聴くなり眠るなり、さまざまな方法があります。

その中でもおすすめなのが、心を癒す名言集に触れることです。

名言とは、誰もが納得したり、感心したりするからこそ名言となって今日まで残されています。

時には先人の残した名言に触れて、自分の心を癒してみましょう。

仕事や恋愛で疲れた時がおすすめ

名言の多くは、人生や仕事、恋愛に関するものです。

哲学者のように、物事に関して深く考えた結果、自分なりの考えを導き出した人が、それを名言として遺しています。

名言は、周りの人から認められることによって名言となります。

自分で「これは名言だ!」と思う言葉があっても、周りの人が「それは違う」と納得しなければ、名言となって本になったり、教科書に載ったりすることはありません。

また、優れた名言は、時代に関係なく、いつでも人々の心の中に刻まれています。

当時の時代背景や環境に影響された名言もありますが、人の心の奥底にある根本的な考えというのは、いつの時代でも人々の心の中にあるものとそう変わりはないでしょう。

だからこそ、古人の名言が何世紀も経った現代でも、私たちの心に響くことがあるのです。

現代人は仕事や恋愛で心を疲弊させることが多いため、そうした心の疲れに効果的な名言に触れることをおすすめします。

心の疲れもすぐに解決!癒しの名言集15選

「たかが名言を読んだくらいで、心の疲れが簡単に取れるわけはない」と、そう思うかもしれません。

確かに、たった一言の名言によって心の疲れがすっかり取れたなら、そんな楽なことはないでしょう。

しかし、あなたが心底から落ち込んだり疲れてしまったりした時に、家族や友人、恋人などの周りの人の言葉によって、気持ちが救われた経験はありませんか?

本当に落ち込んで、自分ではまともに物事を考えられなくなった時には、自然と他人の言葉に感銘を受けやすくなります。

自分でまだまだ思考する元気がある時には、周りの人の言葉や意見に反発することもありますし、自分で「それは違う」と認めたくなくて、周りの言葉を聞こうとしないこともあるでしょう。

しかし一方で、自分では本当にダメな状況に追い込まれた時には、周りに助けを求めたり、誰かの助言を素直に聞き入れたりすることがあるでしょう。

最初から反抗心や反発心がある時に名言に触れても、きっと納得は出来ないことでしょう。

あくまでも心底疲れ切ってしまった時に名言に触れることで、素直にその言葉を胸に聞き入れることが出来るようになるかもしれません。

藁にも縋る思いで、誰かの助けを借りたいと思った時、自分ではどうにも心を癒す方法が思いつかないという時には、ぜひ癒しの名言に触れてみましょう。

以下におすすめの名言集をご紹介していきます。

どれか1つでも心に感じるものがあれば、あなたの心はきっと少なからず癒しを実感することでしょう。

また、気持ちの切り替えをしたい時にも、名言に触れてみて下さい。

1、私の歩みは遅いが歩んだ道を引き返すことはない。(エイブラハム・リンカーン)


エイブラハム・リンカーンは、アメリカ合衆国の政治家、弁護士であると同時に、アメリカ合衆国最初の大統領です。

「奴隷解放の父」「ゲティスバーグ演説」をはじめとする、数多くの名演説を残した人物です。

そんな彼が残した名言の1つが、「私の歩みは遅いが歩んだ道を引き返すことはない。」です。

歩みの速さは人によって違います。

人生をあっという間に駆け抜けていく人もいれば、ゆっくりと時間をかけて進んでいく人もいます。

食事をする時間や、買い物をする時間の速さにも個人差があるように、人生の歩み方もまた、人それぞれなのです。

周りから見たらどんなに歩みが遅い人でも、ゆっくりと、けれども確実に前に歩みを進めています。

それは早足で駆け抜けていき、途中で自分のやり残したことに気付いて立ち止まり過去を振り返ることの多い人よりも、後悔のない賢い生き方をしているとも言えるでしょう。

歩みが遅いということは、それだけしっかりと考えながら一歩一歩を踏み出しているということなのです。

ですから、自分の歩みが他の人よりも遅いと感じたところで、それは決してあなたが劣っているというわけではないのです。

2、速度を上げるばかりが人生ではない。(ガンジー)

ガンジーはインドの弁護士であり宗教家であり、政治指導者でもあります。

「インド独立の父」とも言われており、非暴力・不服従を掲げてインド独立のために立ち上がった人物です。

インドのみならず、世界でも有名な偉人であり、歴史の教科書にもその名が記載されています。

そんなガンジーの残した名言が、「速度を上げるばかりが人生ではない。」です。

人生の送り方、その速度の速さは人によって違います。

てきぱきと進む速度が速い人ほど、能力があって優秀なイメージがあるため、周りも生き急ぐ人たちに追従する傾向があります。

しかし、急いで進むばかりが人生ではありません。

時には立ち止まって、これまでの自分の人生をゆっくりと振り返る時間も必要でしょう。

しかしそれは後悔による未練ではなく、これから先の自分の人生を考えていくために必要な行動なのです。

時代の流れは急速で、常に新しいものが生まれ続けているため、私たちもそれに追いつかねばと必死になります。

しかし、必死になって走っている側から大事なものがぽろぽろと零れ落ちてしまわないように、しっかりと自分の人生を見つめて進んでいく必要があるでしょう。

3、急がずに、だが休まずに。(ゲーテ)

ゲーテと言えば、劇作家・小説家のイメージを持つ人も多いでしょう。

さらに詩人であり、自然科学者であり、政治家で法律家という、まさに多方面に優秀なこの人物のことを、誰もが知っていることでしょう。

ゲーテは数多くの名言を残していますが、その中に「急がずに、だが休まずに。」という言葉があります。

人生を気ぜわしく生き急ぐことが良いことではないと、世界に名だたる偉人たちは名言を残しています。

ゲーテも同じようにそう名言を残していますが、ゲーテはさらに急がないけれども、休むこともしないようにと言っています。

誰でも時には立ち止まり、自分の人生を振り返ることがあるでしょう。

けれども振り返ってばかりや、立ち止まる時間が長ければ、先に進むのには時間がかかってしまいます。

ゲーテは一歩ずつを確実に、しっかりと考えながら進み続けなさいと、私たちにそう言っています。

一つひとつの仕事を時間はかかっても確実にこなしていくように、ゆっくりでも立ち止まらないことで、着実に前に進み続けることが出来るでしょう。

4、雲の向こうは、いつも青空(ルイーザ・メイ・オルコット)


ルイーザ・メイ・オルコットは、アメリカの小説家として知られています。

「若草物語」の著者と聞けば、思い当たるという人もいるでしょう。

彼女の残した名言の中に、「雲の向こうは、いつも青空」という言葉があります。

どんなに雨や曇りの日でも、雲を抜けてさらに天へと昇っていけば、空は常に青く澄み渡っています。

科学的に考えたら当たり前のことかもしれませんが、彼女が言っているのはそういう意味ではありません。

雲の向こうには常に青空が広がっているように、目の前に例え大きな問題が転がっていても、それを乗り越えればそこにはきっと明るい未来が広がっています。

私たちはつい、目先の物事に囚われたり、振り回されたりしてしまいます。

しかし、目の前の問題は、人生の長さに比べればたいしたものではないのです。

目の前にあるから目に付くだけのことで、それを越えてしまえばまだまだ先は長いのです。

あなたがもし困難なことに悩んでいる時には、常にその先の明るい未来を考えるようにしましょう。

そうすれば少なくとも、目の前の出来事で人生すべてに絶望してしまうことはないでしょう。

5、夢見ることができれば、それは実現できる。(ウォルト・ディズニー)

ウォルト・ディズニーは、子どもから大人にまで愛されているディズニーアニメーションの生みの親でもあります。

プロデューサー、映画監督、脚本化以外にも、声優や実業家、エンターテイナーでもあります。

世界中の人々に昔から現在に至るまで夢を与え続けている彼の名言の中に、「夢見ることができれば、それは実現出来る。」という言葉があります。

数々のディズニー作品を見ていれば、彼の名言が常にそう物語っていることが分かるでしょう。

ディズニーアニメや映画の中の主人公たちは、常に陽気で人生を前向きに生きています。

もちろん時には落ち込むこともありますが、自分の夢を叶えたいという願いが人一倍強く、困難が目の前に立ち塞がっても、最終的には自分で自分の夢を掴みます。

それはウォルト・ディズニーの願いでもあり、また私たちに人生をそう生きて欲しいというメッセージでもあります。

「ディズニーはしょせんおとぎ話の世界」と現実と切り離して考えている人は多いです。

しかしディズニーアニメや映画を観ている時、私たちは少なからずそこに自分自身の夢や希望を見出していることでしょう。

そしてその夢や希望を諦めずに、現実でも叶えていくことが出来るように、彼の名言は私たちの背中を押してくれているのです。

6、追い求める勇気があれば、すべての夢はかなう。(ウォルト・ディズニー)

5と同じく、ウォルト・ディズニーの残した名言の一つが、「追い求める勇気があれば、すべての夢はかなう。」です。

誰でも子どもの頃から夢を持ちます。

将来自分がどうなりたいとか、大人になってからはその夢がもっと具体的になることでしょう。

しかし、日々の生活や現実の壁に、その夢を諦めてしまう人は少なくありません。

何か生涯に阻まれれば、その都度自分の夢を変更する人もいるでしょう。

それは決して悪いことではありません。

けれども、「あの夢がダメだったから今度はこの夢」とコロコロと夢を変えているようでは、いつまで経っても夢を実現させるのは難しいでしょう。

夢は簡単なものではありません。

実現困難で、難しいものだから私たちの心の中には常にあり続けて、消えることはありません。

困難な道だと分かっていて追い求める勇気は、誰もが持てるわけではありません。

しかしその勇気を持った一部の人が、努力の末に夢を掴んでいます。

私たちが知る有名人やスポーツ選手などは、自分の夢をしっかりと追い求めてそれを叶えています。

諦めずに夢を追い求め続けることは、困難を極めるでしょう。

けれども追い求める勇気さえ出すことが出来れば、後は努力して夢を叶えるだけです。

最初の一歩を踏み出せないという人は、彼の名言をしっかりと心に刻みましょう。

7、成長は往々にして苦痛を伴う過程である。(エルバート・ハバード)

エルバート・ハバードは、アメリカの思想家、作家、教育者、講演家です。

出版社「ロイクロフターズ」の創設者であり、また雑誌「ペリシテ人」「時代」の創刊者でもあります。

彼は自分の思想を文章や言葉にすることに非常に長けており、多くの名言を残しています。

その中に、「成長は往々にして苦痛を伴う過程である。」という言葉があります。

私たち人間が一つの成長を遂げる時、そこには必ず困難な出来事があります。

両親の離婚やいじめ、借金や受験・仕事の失敗、人間関係の乱れなど、人によってあらゆる悪い出来事が起こります。

そこで人生を挫折してしまう人は少なくありません。

その出来事がトラウマになり、その後の人生を左右されてしまう人もいるでしょう。

しかしそこで負けじと立ち上がり、苦痛を覚えながらも諦めずに前に進み続けることが出来る人は、いずれ人間的な成長を遂げるでしょう。

蝶は一生の内で、幼虫からさなぎになり、それから羽化をして美しい姿へと変貌します。

それは進化であり、生命の必然です。

一方の成長は、人間に生まれながらにして備わっている能力でありながら、それを開花させられる人と、そうでない人とに分かれます。

人間の成長はあらゆる苦痛を伴います。

けれどもその先には必ず成長を遂げた自分の姿があることでしょう。

今が逆境や苦痛にあえいでいる状態の人は、必死にもがいてそこから前へと進む努力を続けましょう。

そして苦痛に苦しむたびに、この名言を思い出しましょう。

ゆっくりでも、きっと一歩ずつ前へと進んでいけるはずです。

8、失敗は回り道。行き止まりの道ではない。(ジグ・ジグラー)

ジグ・ジグラーは、アメリカの自己啓発作家であり、講演家でもあります。

彼の名言の中に、「失敗は回り道。行き止まりの道ではない。」という言葉があります。

私たちは何かに失敗をしてしまった時、それで「ああもうダメだ」と思ってしまったり、「ここで終わりだ」と諦めてしまったりします。

例えば受験に失敗すれば、もうその進学先へは行けないと諦めてしまいますし、また仕事で失敗すれば、それで取り返しがつかなくなったと思ってしまうでしょう。

しかし実際には、失敗はそこで行き止まりではありません。

例え受験に失敗しても、その進学先へ本気で行きたいと思うなら、浪人してでももう一年努力して、その結果無事に合格出来る可能性もあります。

また、仕事で失敗してしまったなら、それを挽回する働きをすることで、ひょっとしたら失敗せずにきた道よりも、自分のことを上司や周りが評価してくれるかもしれません。

失敗はそこで行き止まりなどではなく、その先へ進むための回り道なのです。

失敗したところで立ち止まり続けている人や、来た道を戻ってしまう人は、回り道に気付くことは出来ません。

失敗した時にこそ、「これは回り道なのでは・・?」と考える思考を身に付ける癖をつけましょう。

9、世界は苦しいことでいっぱいだけれども、それに打ち勝つことでもあふれている。(ヘレン・ケラー)

ヘレン・ケラーの本を一度は読んだことがあるという人も多いでしょう。

ヘレン・ケラーはアメリカの教育家であり、社会福祉活動家で、著作家でもあります。

幼い頃から視覚と聴覚の重複障害者であり、苦しみの多い人生を送りながらも、生きることを諦めず、自分の人生に希望を見出した素晴らしい人物です。

彼女は障害を負いながらも世界各地を歴訪しては、障害者の教育と福祉の発展に尽くしました。

そんな彼女だからこそ、彼女の残した名言は自信に満ち溢れています。

彼女は、「世界は苦しいことでいっぱいだけれども、それに打ち勝つことでもあふれている。」と言っています。

それは、重度の障害を負いながらも、それに負けずに人生を送り、苦しいことに打ち勝ってきた彼女だからこそ言えることでもあるのでしょう。

そしてこの名言は、私たちにも言えることでもあります。

生きていれば、世の中理不尽なことが多いですし、自分の生きている世界は苦しいことで溢れているかもしれません。

しかし、逃げようと思えばきっとそこから逃げる道を探すことも出来ますし、また打ち勝とうと思えば打ち勝つ方法だってきっと見つかるはずです。

それを諦めずに探し続ける人には、きっといつしか自分が苦しみに打ち勝つ方法に辿りつくことが出来るでしょう。

10、私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。(ココ・シャネル)

ココ・シャネルは20世紀に活動したフランスのファッションデザイナーです。

そして現在でも有名なブランド、「シャネル」の創業者でもあります。

彼女の名言に、「私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。」という言葉があります。

自分の人生というものは、自分で決めていくものです。

しかし社会に出るまでの間は、親や他人によって決められた人生を送っている人も少なくはありません。

いわば最初の人生は、自分ではなく他人によって定められたものであると言ってもいいかもしれません。

しかし、他人の決めた人生など、送っていても楽しいとは感じないでしょう。

だからこそ、自分で自分の人生を充実させるために、他人ではなく自分で人生を創造する必要があります。

それには大きな自己責任がかかってきますし、人生を創造した結果、もしかしたら良くない人生になってしまうかもしれません。

それでも恐れずに自分で人生を創造していくことが出来れば、少なくとも後悔の少ない人生にすることは出来るでしょう。

意志の弱い人ほど、自分の人生を他人任せにしようとします。

しかし、それで本心から充実感を得られることは、恐らくないでしょう。

11、あなたが恐れていることを毎日一つ行いなさい。(エレノア・ルーズベルト)

エレノア・ルーズベルトは、アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻であり、アメリカ国連代表、夫人運動家、文筆家としても有名です。

そんな彼女の残した名言が、「あなたが恐れていることを毎日一つ行いなさい。」です。

誰しも自分が恐れているものには近づきたくないと思うでしょう。

苦手なことを避け、嫌なことから逃げるように、自分が恐れているものにも極力関わりたいとは思わないでしょう。

しかし、あえて自分の恐れていることを毎日一つずつでも行っていけば、その先では必ず人間的な成長を遂げることが出来るでしょう。

自分の恐れているものに嫌々触れてみて、「やっぱり嫌だった!」と思うこともあるでしょう。

しかし、それを続けることで次第に自分が「なぜそれを恐れているのか」が理解出来るようになっていきます。

そして理解出来たら今度は、「どうすれば恐れなくても済むようになるのだろうか」と考えるようになるでしょう。

人は思考する生き物ですので、原因が分かればそれに対する解決策を自然と考えます。

そしてもしも恐れを克服することが出来たなら、これまでよりも自分のやれることが増え、可能性はさらに広がっていくでしょう。

自分の恐れているものにあえて近づくことは、自分自身の成長に繋がっているのです。

12、未来は今日始まる。明日始まるのではない。(ヨハネ・パウロ2世)

ヨハネ・パウロ2世は、ポーランド出身の第264代ローマ教皇です。

カトリック教会の聖人であり、ピウス10世以来60年ぶりに列聖された教皇です。

ヨハネ・パウロ2世もいくつかの名言を残していますが、その中の一つに「未来は今日始まる。明日始まるのではない。」という言葉があります。

私たちは普段、「未来」と聞くと、遠い未来を想像してしまいがちです。

例えば5年後や10年後など、まだまだ先のことを想像してしまうことが多いですが、実際にはほんの1分先も未来なのです。

10秒後、1秒後のことですらも未来なのですから、未来は確かに、今日始まっているものなのでしょう。

未来を先の事だと考えていると、「もっと後になってから行動すればいいだろう」と思ってしまいがちです。

しかし、それではどんどん行動に移すのが遅くなってしまいます。

まずは1分先の近い未来から考えて、行動に移すようにしていきましょう。

近い未来で良い行動をすることが出来れば、遠い未来もきっと良いものになるでしょう。

13、世界ではなく、自分自身を征服せよ。(ルネ・デカルト)

ルネ・デカルトはフランス生まれの哲学者であり、また数学者でもあります。

合理主義哲学の祖であり、また近世哲学の祖としても知られています。

彼の名言の中に「世界ではなく、自分自身を征服せよ。」という言葉があります。

遠いものに目を向けるのではなく、まずは最も近い自分自身から理解して把握し、自分の感情や行動をコントロールしていく必要があるのだと彼は言っています。

意志の弱い人や、周りに流されてしまいやすい人、自分の感情に振り回されてしまう人は、自分自身を律することが出来ていない状態です。

また、一歩を踏み出す勇気が持てない人も、本心とは裏腹な言動や態度を取ってしまう人も、自分のことをきちんとコントロール出来ていないでしょう。

自分自身を完璧に理解してコントロールすることが出来れば、どんな人でも無敵になれます。

「やろう!」と思えば直ぐに行動出来、また自分に素直な気持ちでいることが出来るのですから、そんな自分に対しても自信が持てますし、堂々と人生を送ることが出来るでしょう。

自分自身を征服することは、ある意味では他人を征服するよりも難しいことかもしれません。

けれどだからこそ、まずは周りのことよりも自分自身のことについて深めていく必要があるでしょう。

14、幸せかどうかは、自分次第である。(アリストテレス)

アリストテレスは、古代ギリシャの哲学者です。

紀元前に活躍した人物ですが、アリストテレスの残した名言は、現代でも大いに通用しています。

その名言の一つに「幸せかどうかは、自分次第である。」というものがあります。

最もな言葉であり、また誰もが納得出来る言葉でしょう。

幸せかどうかを感じるのは、自分自身です。

例え周りから見て幸せそうな生活を送っているとしても、実際には自分は幸せを感じていないかもしれません。

また、周りから見たら不幸に思えても、もしかしたら本人は幸せだと感じているのかもしれません。

幸せの定義など人それぞれで、誰がどう幸せを感じるのかも人によって違います。

自分が幸せになりたいと思うのなら、自分で幸せになれるように行動しなければなりません。

何もしなくても自分が幸せだと思うのなら、それ以上余計な行動をする必要はないでしょう。

人生に充実している人は、自分を幸せだと感じています。

幸せを探したいという人は、まずは自分にとっての幸せが何なのか、それが果たして本当に幸せなのかということを考えることから始めましょう。

案外自分にとっての幸せは、すぐそばに転がっているかもしれません。

15、恐れは常に無知から生じる。(エマーソン)

エマーソンはアメリカの思想家であり、また哲学者でもあり、作家や詩人、エッセイストの他に、無教会主義の先導者でもあります。

エマーソンもたくさんの名言を残していますが、その中の一つに「恐れは無知から生じる。」という言葉があります。

私たちは自分がまったく知らない、未知のことに対して恐れを抱きます。

見知らぬ生き物、見知らぬ思想、見知らぬ道具など、あらゆる見知らぬものに対して警戒し、また恐怖します。

そのものを「知らない」という無知から恐怖の感情が沸き上がってきています。

そして昔から、人間は自分が知らないものに対して、無知ゆえにそれが悪いものや怖いものであると決めつけて攻撃的になりやすい傾向があります。

「知らない自分を恥ずかしいと感じる」のではなく、「自分が知らないようなものは恐ろしいものだ」と決めつけてそれを排除しようとするのです。

先住民を攻撃するのも、異教徒を排除しようとするのも、彼らを知らず、理解出来ないからこそ取ってしまう行動なのです。

しかし、人は学習する生き物です。

無知から恐れが生じているのなら、自分の無知を既知のものにしてしまえば、怖くもなんともなくなるでしょう。

恐れの感情を消したいと思うのなら、まずはそれに対する無知から改めていく必要があるのです。

まとめ

歴史に名を残す偉人たちは皆、ハッと考えさせられるような名言を残しています。

その名言の中には、一見当たり前に思えるものもあるかもしれません。

しかし、当たり前と感じているからこそ、普段は思いもしないことをあえて名言に残しているため、それによって改めて考えさせられることがあるのです。

もしも自分の心が疲れてしまった時には、歴史の偉人たちが残した名言にじっくりと触れてみましょう。

少なからず、何か心に響くものや、考えさせられるようなもの、そして心を癒されるような名言に出会えるかもしれません。