虚栄心の強い人は、周りに対して本来の自分の器よりも大きく見せようとする傾向があります。

身の丈以上の生活や振る舞いをしたり、時に話を誇張したり嘘をついたりして、とにかく自分を大きく、優れているのだと周りに見せようとします。

どうしてそんなに見栄を張って自分で自分の首を絞めてしまうのか、虚栄心を持つ人の特徴やそもそも虚栄心とは何なのか、また虚栄心を捨てるにはどうしたらいいのかなどについてご紹介します!

虚栄心は人生を台無しにする!

自分に自信を持つことや、自尊心を抱くことは人にとって必要なことです。

しかし、それらはある程度持つべきものであって、自信過剰や自尊心が高すぎると、人間性に問題が生じてしまいます。

また、自信や自尊心は必要なものでも、虚栄心は自分にとってまったく必要のないものです。

虚栄心があると自分で自分の人生を台無しにしてしまう可能性があり、人生を充実させる上で大きな障害になる場合があります。

虚栄心がなければ身の丈にあった生活をして、幸せな人生を歩むことが出来るでしょう。

しかし、虚栄心が強いと自分の身の丈以上の生活を送ろうとしますので、必ずどこかで無理が生じてしまいます。

例えば本来自分が出来る仕事量を超えた仕事を抱えてしまい過労で倒れたり、生活レベルを本来よりも上げ過ぎた結果、借金塗れになってしまったりします。

しかし、自分がそうやって大変な目に遭っても止めることが出来ないのが虚栄心の強い人なのです。

虚栄心とは、まるで麻薬中毒のように見栄を張ることを止められない、自分を変えることを出来ない複雑で難しい問題でもあります。

虚栄心とは?

「虚栄心」とは、「自分を実質以上に大きく見せようとして見栄を張りたがる心」のことです。

例えば友人や同僚と食事に行った際に、食事代を自分が奢ったり、身に付けている服や小物がいつもブランドものだったり、仕事を人一倍抱えたりする人に虚栄心があることが多いです。

本物のお金持ちであれば、金銭的に余裕がありますので人に食事を奢れますし、またブランドものを身に付けることも出来るでしょう。

また、仕事が人一倍出来る人なら、それだけ仕事もたくさん抱えることが出来るでしょう。

しかし虚栄心とは、本来の身の丈以上の振舞いをする心ですので、本当はお金に余裕がないのに人に奢ったり、借金をしてでもブランドものを買ったりします。

仕事も本当は手一杯なのに、仕事が出来るように見せたくて、無理して仕事を抱え込みます。

しかし、身の丈以上に無理をしていると、いずれ必ず自滅してしまいますので、ボロが出てくると周りの人たちにはそれが虚栄心による行動なのだと露見してしまいます。

人は何故虚栄心を持つようになるのか?

人は誰しも、周りの人たちから「よく見られたい」という気持ちを持っています。

人からよく思われることで、自分の中の承認欲求や自己愛が満たされ、それ以上を目指そうと向上心も抱きやすくなります。

「人から認められる・よく思われる」ことで、自分の人生を充実させたり、やりがいを感じられたりして、自分自身をどんどん高めていくことも出来ますので、ある程度の承認欲求は、人にとって必要なものだと言えるでしょう。

しかし、人からよく見られたい・思われたいという気持ちが強すぎると、時に自分の身の丈以上の自分を周りに演出してしまうことがあります。

自分の中の自分自身の理想像が膨らみ、その膨らんだ理想像を現実のものにしようとして、無理をしてしまいます。

しかし無理は長続きしませんので、いずれはボロが出たり、自分で自分の首を絞めたりしてしまう結果になることが多いのです。

虚栄心を捨てる方法とは?

虚栄心のある人は、自分の中の虚栄心を自覚していることが多いです。

「自分は見栄を張ってしまうタイプだ」「つい自分をよく見せようとしてしまう」など、自分の虚栄心が悪いものだと理解しているけれども、なかなかその感情を捨てることが出来ないでいる人は少なくはないでしょう。

虚栄心とはそれだけ捨てるのが難しい感情でもあります。

また、虚栄心は一見プライドが高くて自信家のイメージがありますが、実際には自分に自信がない人が多いです。

自分に自信がないからこそ、本来の自分以上に大きく見せようとしてしまうのです。

そんな虚栄心を捨てようと思ったら、一体どうすれば良いのでしょうか?おすすめの方法を以下にご紹介していきます。

人と自分を比較するのをやめる


人は誰でも、自分と他人とを比較してしまう生き物です。

他人と自分を比較することでもっと頑張ろうと努力したり、上を目指したりすることも出来ますので、張り合う対象がいるのは決して悪いことではありません。

しかし、虚栄心がある人の場合は、普通の人以上に自分と他人を比較してしまいます。

常にいろんな人と自分とを比較していますので、相手がどんな人でも「相手よりも上に立ちたい」という欲求や願望が強いです。

例えば自分はごく一般的な生活水準で、比較する相手が資産家であっても、相手の立場に関係なくそれに勝ちたいと思ってしまいますので、比較対象のレベルが高いほど、無理をして見栄を張ってしまいます。

その結果自分で自分を苦しめることになってしまいますので、虚栄心がある人は、なるべく人と自分を比較するのを止めましょう。

例えば比較する相手が自分と近い相手であれば、多少の虚栄心は仕方がないかもしれません。

しかし、明らかに自分と相手のレベルに差がある場合には、虚栄心を持たないように心がけましょう。

身の丈に合った言動をする

虚栄心がある人は、自分の身の丈を本心では理解していることが多いです。

けれども自分の身の丈のレベルを認めてしまうと、自分よりも優れた人が現れた際には劣等感を抱いてしまいますので、自分で自分の身の丈を認めることが怖いと思っている人は少なくありません。

けれども、いつまでも自分の身の丈をきちんと自覚しなければ、無理をしたり見栄を張ったりすることを止められませんので、認めたくないという気持ちに言い聞かせて、身の丈に合った言動をするように意識しましょう。

誰かと食事に行った際に、自分が奢らないからといって相手にどう思われることはありませんし、ブランドの服を着ていなかったとしても、いちいちそれを貶すような人もいません。

もしも自分の言動を見下すような人がいるとすれば、その人は金銭面や学歴などでしか人をはかれないような器の小さな人間だと思い、そんな人と自分が張り合うような必要がないと考えましょう。

他人と比較するということは、一々自分と他人を張り合わせることでもありますので、そんな無駄なことに時間やお金や気力を使うよりは、もっと他の意義のあることに使うようにしましょう。

嘘をつかない


人は見栄を張ろうとする時に、つい嘘をついてしまうことがあります。

実際の出来事を誇張して話したり、本当はありもしない出来事について話したり、虚栄心があると癖のように口から嘘が出やすくなってしまいます。

しかし、実を伴わない嘘はいずれ人に露見します。

実際には行っていないのに有名人のコンサートに行ったと言えば、あれこれと質問をされている内にボロが出てしまいます。

また、自分が嘘をついた内容をもしもその場にいる誰かが知っている情報だった場合には、話の矛盾を指摘されて、その場で見栄を張っているのがバレてしまうでしょう。

大なり小なり、どんなささいな嘘でもそれが嘘だと知れれば、周りの人たちは自分を「嘘つきの見栄っ張り」だと思い、自分の話すことを信じてくれなくなります。

そうなっては人間関係にも支障が出てしまいますので、嘘はつかないように気を付けましょう。

新しい環境で生活を始める

今いる環境ではどうしても虚栄心が捨てられないという人は、いっそのこと新しい環境へと移動し、そこで心機一転生活を始めるという方法もあります。

見知らぬ土地で、自分がこれから始めて出会う人たちばかりという状態になれば、自分が比較しようという相手もいませんので、余計な見栄を張る必要もありません。

新しい環境で1から始める時が、最も虚栄心が出にくいため、最初に見栄を張らないように気をつけて生活していれば、自分と他人とを比較せずに済むようになるかもしれません。

一方で、ある程度親しい相手や自分がライバルだと感じる相手が出来ると途端に虚栄心が起こりやすくなりますので、新しい環境では人間関係もあまり深く人と関わり過ぎずに、適度な距離を保つように努めましょう。

仕事を変える

環境を新しくするには、仕事を変えるのが1番です。

さらに引っ越しも出来ればなおのこと理想的ですが、職場の環境を変えるだけでも大分気持ちが一新します。

新しい職場では、人間関係も一新しますので、どの程度の付き合いにするのかも自分で判断して距離を作ることが出来ます。

人と関わり過ぎてしまったり、仲良くなったりしてしまうと虚栄心が強くなってしまうという人は、職場の人とは一定の距離を保つように努めましょう。

また、人間関係を構築する際に、最初に見栄を張らずに謙虚な姿勢を取っておけば、周りから不必要に持ち上げられたり期待されたりすることもありませんので、比較的気楽に構えることが出来るでしょう。

人を褒める

虚栄心がある人は負けず嫌いな性格をしているため、なかなか人を褒めるという行為をしません。

もし褒めるとしても、「あの人にしてはよく出来たほうだね」などと、皮肉めいた褒め方になってしまうことが多いです。

常に人と自分を比較して、相手よりも自分の方が有利でいたい、もしくは自分の方が上だと思っているため、素直に相手を認めることが出来ずに、褒め言葉を口にするのにも抵抗があります。

しかし、素直に人を褒めることが出来ないということが、虚栄心の何よりの証拠でもありますので、虚栄心を捨てたいと思うのなら、人の功績や善行は素直に褒めるようにしましょう。

最初は抵抗があるかもしれませんが、口にすることで素直な気持ちで相手を褒められるようになっていきますので、訓練の気持ちで人を褒める癖を付けましょう。

人の良いところを認め、感心する心を持つこと

素直に人を褒められる人は、その人の良いところを見つけることの出来る優れた観察眼を持っています。

また、人を褒めることで、同時にその人に感心する心も持ち合わせています。

一方で、素直に人を褒められない人は、人の良いところを見つけてもそれを偽善や当然の行為だと捻くれた見方で捉えてしまったり、または「自分の方が上手くやれる」と無意味な張り合う気持ちを抱いてしまったりします。

そのため素直に人を認めることも感心することも出来ません。

しかし、それでは虚栄心を捨てることは出来ませんし、人間性を磨くことも、精神的に成長をすることも出来ないでしょう。

人の良いところを認め、感心する心を持つことで、素直に人を褒めることが出来るようになりますので、日頃から虚栄心を捨てる努力を行いましょう。

人の助けになるような活動をする

虚栄心がある人は、ボランティアや人の助けになるような活動をしている時にも、自己アピールが止まりません。

「自分はこんなに善いことをした」「困っていた◯◯さんを自分が助けてやった」と自ら口にするため、本当に人の助けになるようなことをしても、行動にいまいち重みを感じさせることは出来ないでしょう。

また、口にしている側から、「自分のすごさを際立たせるために人を助けてやった」というオーラが出てしまいますので、周りの人たちも素直にそれを認めたり、感心したりすることはないでしょう。

虚栄心を捨てるには、自らの口を閉じた状態で、人の助けになるような活動をしましょう。

ボランティアや困っている人の助けになりながら、それを自らひけらかすような言動を慎んでいれば、次第に虚栄心は減り、謙虚な心や素直な心が身に付くようになるかもしれません。

虚栄心を持っている人の特徴

虚栄心がある人は、よく観察していれば目立つ特徴を持っています。

人よりも上に立ちたい、目立ちたいといった気持ちが強いため、そうした思いが確実に行動には表れています。

また、実際に優れた行動で目立っているわけではなく、行動には矛盾が生じていたり、どこかで無理をしたりしているのが露見しやすいです。

そんな虚栄心を持っている人に共通する具体的な特徴について以下にご紹介していきます。

自分大好き

虚栄心を持っている人は、自分のことが大好きです。

自分にある程度の自信がある人であれば、自分のことが好きですし、大切に思っているでしょう。

それ自身は何もおかしなことではありません。

自我を持った人間である以上、自分のことを大切に思うのはある意味で当たり前のことでもあります。

しかし、虚栄心が強い人は、「自分大好き!」という感情が普通の人よりも強いです。

自分をよく見せるためであれば平気で嘘をつきますし、その嘘で自分以外の誰かが傷つくかもしれないということをまったく考えていません。

また、自分の評判を良く見せるためであれば、他人を蹴落としたり貶めたりすることにも抵抗がなく、本気で「自分のことしか考えていない」人が多いです。

自分勝手な人や自己中心的な人は世の中に少なくありませんが、さらに自己愛もとても強いという特徴があります。

プライドは非常に高い

虚栄心がある人は、人よりもプライドが非常に高いです。

プライドは自分自身を高めるためには必要なものですが、それも行き過ぎると、自分を高めたり磨いたりする努力をせずに、ただ自分を良く見せるためだけに理想の姿を演じる行動を取ってしまうことがあります。

「中身の伴っていないプライド」を守るために必死になり、やってもいないことを「やった」と嘘をついたり、話を盛ったりすることも少なくはありません。

そして自分の理想像を、いかにも現実にもあるかのように振舞いますので、素直な性格の人はそれを受けて、「すごい人なんだなぁ」と感心します。

感心されるとまずます後に引けなくなるため、嘘に嘘を重ねて、プライドだけがどんどん高くなっていってしまいます。

さらにはプライドの高さゆえに、自らの行動の矛盾を指摘された時には逆上したり、指摘を認めなかったりする傾向があります。

でも実は自信がない

プライドの高さは自信の表れだと考えている人は多いです。

そのため虚栄心が強い人も、自分に自信がある人なのかと勘違いしてしまいがちですが、実際にはそんなことはありません。

虚栄心が強い人は、自分の理想や願望ばかりが大きいですが、実際には自分が理想通りの人間ではないことを理解しています。

しかしそれを自分で認めてしまうと、「自分は実はたいしたことがない人間だ」という事実が表面上にも表れてしまうため、周りの人たちに自分のことを良く思わせることが出来なくなってしまいます。

それが嫌で、現実の自分を隠して周りには素晴らしい人間であるかのように振舞うことが多いのです。

「弱い犬ほどよく吠える」ということわざがありますが、それと同じように虚栄心がある人は、自分に自信がないからこそ、そんな自分を嘘や見栄で覆い隠しています。

持ち上げられるのが大好き

虚栄心がある人は、本心では自分に自信がありませんが、そんな自分を理想像で覆い隠すことで自信たっぷりに見せています。

また、「自分はこんなに優れた人間のはずだ」と思い込んでもいますので、実際にはたいしたことをしていないのに、やたらとえらそうな態度を取ったり、上から目線の言動を取ったりします。

そんな虚栄心の強さから、人から持ち上げられるのが大好きな特徴があります。

人から「すごいですね!」「さすがー!」と持ち上げられることで、自尊心を大いにくすぐられます。

また、自分の自信のなさを持ち上げられることでカバー出来ますので、出来るだけたくさんの人から自分を認められたい、褒められたいという思いが強いです。

人から持ち上げられれば持ち上げられるほど、虚栄心が強い人は上機嫌になり、ますます調子に乗りやすいです。

また、例えお世辞であってもそれをそのまま真に受けてしまうことも珍しくはありません。

人の目を非常に気にする

虚栄心が強い人ほど、常に他人の自分に対する評価を気にしていますので、人の目を非常に気にする傾向があります。

「周りの人が自分のことをどう思っているのか」「周りから自分はどう見られているか」ということを気にするため、外見や言動にもかなり気を遣います。

ただしその気を遣う方向性は一般的な人と違っており、周りから良く見られたいがために身の丈以上のお金を使って外見を着飾ろうとすることが多いです。

全身をブランドもので固めたり、一度着た服は二度と着ないようにしたりと、周りの人たちよりも「金銭的に余裕のある自分」を演出しようとします。

また、言動も実の伴っていないものが多く、話す内容は二割三割増しになっていることも珍しくはありません。

そうした虚栄心が周りに知れてしまうと、無理をして余裕ぶっている自分を陰で笑われたり、話す内容を信じてもらえなかったりします。

すぐ人と自分を比較する

誰でも自分と人とを比較しますが、虚栄心がある人はとくにその傾向が強いです。

相手が自分と近い状況や立場であれば、すぐに相手と張り合おうとしたり、相手よりも自分の方を良く見せようとしたりします。

例えば同じ会社の同じ部署で働く同僚で、学歴も家庭環境もそこまで差がない人が近くにいた場合には、少しでもその人と差を付けようとして、高級時計を身に付けて金銭面の差を示そうとしたり、他の人を味方につけて自分の方が優れていることを示そうとしたりします。

相手はこちらのことを気にもかけていなかったとしても、こちらが一方的に相手に対してライバル心を燃やしていることがあります。

また、自分よりも明らかに金銭面や仕事面で立場が上の相手に対しても、心の中では負けん気を燃やしていることが多いため、素直に相手の良いところを褒めることが出来なかったり、優れているところに感心できなかったりします。

人を見下しがち

虚栄心が強い人は、周りの人を見下しがちです。

本当は自分に自信がないのに、自信があるように振舞って、常に周りの人の上に立とうとします。

人の上に立つことで、みんなから注目されて良く見られたいという気持ちが強く、また周りのいろんな人に対して対抗心を燃やしていますので、人を自分よりも下に置こうとして、人を見下すような態度や言動を取ることがあります。

女性の場合には他の同性よりも自分が上に立とうとしてマウントをとることが多く、また男性の場合には他の同性を小馬鹿にしたり、見下すことで自分の方が偉いのだということを誇示しようとしたりすることが多いです。

「長い物には巻かれろ」タイプの人の場合には、自分よりも上の人にはぺこぺこすることがありますが、虚栄心が強い人は自分よりも上の人に対しても対抗心や敵対心を燃やしていますので、そこまでぺこぺこすることもせず、隙あらば相手を見下そうとします。

常に人より優位に立っていたい

虚栄心が強い人は、常に人よりも優位に立っていたいという気持ちが強いです。

そのため、常に他人の粗捜しをしていることが多いです。

周りの人の粗を探しては「きみのそういうところがダメなんだよ」と指摘をして自分が上に立とうとしたり、自分よりも立場が上の人の失態を見つけては「たいしたことないやつだな」と心の中で見下したりして、自分の方が上だと考えようとします。

常に人よりも優位に立とうとするために人の粗捜しに必死になりますが、相手を貶めることばかりを考えて、自分自身を磨こうとはしません。

自分を一生懸命に磨くことをしないため、いつまで経っても中身が伴わないのですが、本人にはその自覚がないことも多いです。

平気で嘘をつく

虚栄心を持っている人は、平気で嘘をつくという特徴があります。

何せ虚栄心とは見栄の塊ですので、本来の自分よりもより大きく自分を見せようとします。

例えば今月はもうお金がピンチなのに、「まだまだ余裕だよ~」と見栄を張って友達の分まで奢ろうとしたり、クレジットカードやローンをしてでも買い物や旅行などをしたりして、さも私生活が充実しているように見せようとします。

さらに仕事では、実際にもらっている金額よりも多めの金額を周りの人に言ったり、学歴を誤魔化して高学歴だと言いまわったりします。

そうやって自分が嘘を重ねることで虚栄心が強くなり、そんな自分に時には嫌悪感や後悔を覚えながらも、それでも虚栄心を捨てることが出来ずにいます。

ライバル心を強く持つ

虚栄心がある人は、ライバル心がとても強いです。

これまでにもご紹介したように、立場が近い人に対してほどライバル心をむき出しにします。

自分がライバル心を持つ相手よりも、少しでも自分が優位に立とうとして、あれこれと見栄を張ります。

しかし、身の丈に合わない見栄を張るため、ボロが出て周りに引かれたり、自滅したりすることも少なくはありません。

一方で、自分よりも遥かにレベルの高い人に対しては、そこまでライバル心をむき出しにすることはありませんが、心の中では面白くないと感じています。

自分よりも上に誰も立たせたくないと感じているため、隙あらば相手の粗や失敗を探ろうとします。

派手好き

虚栄心のある人ほど派手好きです。

虚栄心は自分をいかに本来の自分よりもよく見せるかが重要ですので、家でジャージ姿のように、適当な格好で過ごしている人ほど、外ではバッチリと派手に着飾っていることが多いです。

また、家ではスッピンでも、一歩外へ出る時には常にフルメイクをしたり、外で身に付けるためにブランド物を買い漁ったりします。

家では適当でも、人前に出る時にはバッチリと決める人は多いですが、虚栄心が強い人はそれがとても極端です。

派手に着飾らなくても、清潔感のある服装をしていれば十分に周りからの印象は良いのに、虚栄心の強さから全身をブランド尽くめにして、不必要に思えるほど周りから注目を浴びようと気合いを入れます。

ブランド物が好き

自分を華やかに見せようと思った時、身の回りをブランドもので固めようとする人は多いです。

「おしゃれのセンスはよく分からないけれど、とりあえずブランドものを着ていれば華やかさは出るだろう」と考えている人も、少なくはないでしょう。

しかし、全身ブランド尽くめの格好が似合うのは、高級感溢れるものを見にまとうのに相応しい、本物のお金持ちだけです。

生活水準が一般的な人が全身をブランドもので固めていても、「無理をしていそう」「ブランドさえ身に付けていればいいと思っていそう」と周りからは思われてしまいやすいので、下手にブランドものばかりを持っているのも印象はよくありません。

しかし、虚栄心が強い人はブランドものが大好きですので、自分の身の丈には合っていないものでも平気でそれを身に付けて周りにひけらかしています。

自分で虚栄であることを気付いている

虚栄心とは、自分を良く見せようと思う心です。

本来の自分の身の丈以上のものを持ったり、言動をとったりすることで、本当の自分よりも大きく、すごい人物のように周りには思わせようとします。

しかし本当は自分に自信がないことも、自分がそれほどすごい人物でないことも、自分自身で理解しています。

それでも周りによく思われたいという一心から、嘘を重ねてでも自分の虚栄を保とうとします。

でももうなかなか後戻りできない

虚栄心の厄介なところは、自分で自分の虚栄に気付いていながらも、それを容易く直したり、後戻りをしたりすることが難しいというところです。

自分で「こんなことは良くないことだ」と思いつつも、重ねてしまった嘘を今更「嘘でした。見栄を張っていました。」と周りに告白することは怖くて出来ません。

それどころか、その嘘がバレてしまった時のことを考えると恐ろしくて、とても正直な自分を伝えることは出来ないとさらに嘘を重ねてしまいます。

虚栄心は、自分で自分の首を絞め続けさせるという複雑で厄介な一面を持っていますので、そう簡単に直すことは出来ないのです。

まとめ

虚栄心を持つ人は、総じてプライドが高いです。

しかし、そのプライドは本人の努力の積み重ねではなく、中身の伴わないただの感情だけのプライドです。

そのため実際にはそのプライドはとても脆く弱いものです。

誰かに「本当のお前はたいしたことがない人間だ!」と指摘をされてしまえば反論することも出来ませんし、また周りに真実が露見することが恐ろしくて、嘘に嘘を重ねます。

そのような悪循環は自身の成長には繋がりませんし、いつまでも本心が人にバレることを怖がり続けるだけの人生になってしまいます。

そんな人生を変えるためにも、今日から少しずつでも虚栄心を捨てるための努力を行っていきましょう!