家事ってめちゃくちゃ面倒臭いですよね。

生きているだけで何でこんなに面倒臭いんだろうと思いますし、家族の分までやるとなったら1日がかりで、心身共に疲れるという人も多いのではないでしょうか。

いいかげん全自動で勝手に全部やってくれるロボットが出てきて欲しいものです。

そうはいってもやらなければ家が悲惨なことになるし、家族が気にしないと言ったとしても自分が気になってしまうものです。

どうやったら無理なく家事を続けられるのか、心身ともに楽な方法を考えてみましょう。

家事は楽しんだもん勝ち!

家事が好きな人にとっては楽しくやれるものなのですが、苦手な人にとっては楽しくやれる日なんて永遠に来ないような気がしますよね。

「ちょっと意識を変えるだけで」なんて言葉は聞き飽きた、変わったら苦労しないという人、ここでめげずに読み進めてみてください。

理想論で楽しもうなんて言うつもりはありません。

家事が苦痛になっていませんか?

苦手だったら苦痛ですよね。

とてもよくわかります。

会社での仕事と違って、終わらせたら終わってくれるわけではないので苦行としか言いようもありません。

会社での仕事なら、プロジェクトが終われば次の仕事があるし、達成感もあります。

入力などの単純作業でもそのシートが終われば似たような仕事が待っているとしても、一応ちゃんと終わりです。

しかし家事はそうではありません。

一度掃除したところにまた同じ埃が降り積もり、一度洗ったものも次の日にはまた洗わなければいけないかもしれないし、念入りに風呂掃除をしたのに3日もするとカビが「こんにちは」…イライラしますね。

忙しい人にとっては悩みの種

育児をしていたり共働きをしている場合、その合わせ技を食らっている場合には毎日が戦みたいな忙しさです。

やっと一息つこうと思ったら子供が泣き出す、物を壊す、それをなんとかしたと思ったら旦那が帰ってきて「飯」などとのたまう。

ブチ切れたくなるのをグッとこらえながら何とかこなして、ベッドについたと思ったら子供の夜泣きが始まる…想像するだけでも恐ろしいことです。

よくやっていると思います。

なので、もう十分なのです。

なんならもっと家事レベルを下げていきましょう。

それが嫌だというのなら、もはや自分のエゴです。

自分のエゴで自分を追い詰めたって仕方がないので、ちょっとここで一息「やりすぎかも?」と思うところから始めてみましょう。

家事に協力してくれる旦那さんはどれくらいいる?


内閣府の調査によると、結婚している6,356人のうち、家事と育児の負担割合の認識で「夫1割、妻9割」が最も多く31.8%、次いで「夫2割、妻8割」が多く24.0%、「妻10割」も9.6%いました。

これ、女性だけに聞いた数字じゃありません。

男性3,129人だけの回答ではそれぞれ、29.9%、26.0%、5.8%で、そう大差なかったのです。

女性の認識の方が「妻10割」が13.4%なので大きく上回ったかなというくらい。

また、この調査は20代~40代の男女にまんべんなく行われたのですが、年齢が高いほど妻の家事負担割合が男女ともに多くなっていました。

この調査結果の面白くてひどいところは、旦那にも自覚がある癖にやっていないという点です。

よく、こんな家事だけやって「やってるよ」って顔をするな、とお怒りの妻の声が取り上げられますが、そもそも殆どもやっていないという自覚がある旦那の方が多かったわけです。

とりあえず旦那に怒るのは置いておこう

旦那が家事をしないことに怒っても仕方がありません。

怒りたい気持ちはわかるのですが、それは余計ストレスになりますし、いないものと考えれば怒る気も失せるはずです。

いらぬ仕事を増やされた時に怒るにとどめ、基本的には家事をしてくれるという期待をしない方が気持ちが楽になります。

20代の方が家事を分担している割合が多いことからもわかるように、日本は本質的な男女平等を意識し始めてからの歴史がとても浅いのです。

海外、とくに欧米の人から見ると、日本人男性の家事のしなさ加減は精神疾患を疑うレベルだという話も耳にしますが、「奥さん」という言葉にも表れているように、家の表に立つのは男性、裏を回すのが女性という意識は日本からまだ拭いきれていません。

男性がバリバリ稼いで、それだけで子供2人を含めた一家4人と祖父母まで養えていた時代ならなんとかなっていた文化でした。

しかし、現代になってそうはいかなくなり、結果的に共働きなのに、まだ意識的に「家事は女の仕事」という認識が残ってしまっています。

とはいえ、このしみついた意識を個人で覆すのは、その方が面倒臭いです。

しかも、旦那の教育までしなければならないとなると、より忙しくなります。

慣れてくれるまでは余計な手間を増やしまくるに違いありません。

現段階で旦那に期待してもどうしようもなさそうです。

主婦の家事は時給換算するといくら?

専業主婦の家事労働に対する年収は1,200万円という話がありました。

これは育児をベビーシッターに、家事を家政婦さんに委託した場合の時給(2,000円くらい)と、単純な料理ではなく栄養バランスを考えたメニューの考案、旦那の世話という高度労働を加味した時給(3,000円くらい)の計算を基にします。

さらに朝のお弁当作りの6時スタートと仮定すると、休憩2時間をとっても16時で8時間労働が終了するので、その後の業務に残業代が発生、休日出勤分の割り増しを組み入れると1,200万円になるという計算です。

ただ、これはちょっとどうなのかな、と疑問を持たざるをえない計算です。

「私の年収は1,200万円でもおかしくないわ!」と怒り狂うのはやめておきましょう。

怒ったところで出るわけでもないですからね。

疑問を持たざるを得ない計算だというのは、「全部をプロに任せた上での計算だからでしょ」という話ではなくて、完全に他人のための仕事ではない、依頼された仕事ではないからです。

どこまでが自分のためで、どこからが家族のためかという線引きが非常に曖昧なので、そもそも時給計算できないのです。

仮にベビーシッターや家政婦であれば、その時に使う道具も設備投資の範疇で経費計算になりますから時給に組み入れていますが、家事に対して経費を組み入れた時給を適用するのは間違っています。

また、家庭によっては風呂場を毎日洗わないところもあるし、料理も栄養なんて全く考えていないということもあります。

逆に潔癖気味の人はトイレを1日2回も洗うことだってあります。

どこまで何をするかという点において、エゴが無いとはいいきれないというのも理由です。

家事は楽しむものという価値観を持とう

家事は楽しむものという価値観を持ちましょう。

そんなこと言ったって持てない、というのは理解できます。

でも、本当に全部嫌いでしょうか。

たとえば、料理は好きだけど洗い物は嫌い、洗濯は好きだけど掃除が嫌い、など全部が全部嫌いというわけではないのではないでしょうか。

それなら、楽しいこと以外をしないという選択肢をとってみましょう。

1日2日でもいいので、楽しいこと以外全部サボってみてください。

その上で自分が気になってどうしてもやらなきゃ気が済まないこと、またはその頻度が、自分がやるべき家事の部分です。

皆が快適に暮らせるベースになる

なにも憎しみ合っている人と同居しているわけではないでしょうから、共に暮らす人と快適に過ごせる空間をつくるという点も楽しみと考えられるでしょう。

もし「こいつらのために家事をしてやるなんて最悪だ!」という気持ちが強ければ、家事についてではなく別の問題を考えた方が良いです。

自分以外の人と暮らすということは、自分がOKとする範囲以上に何かをしなければいけない気がしますが、意外とそうでもありません。

専業主婦だとどうしても、稼いでもらっている分頑張らねばと思いがちですが立ち止まって見ましょう。

家事の程度というのは、まず自分が1人暮らしをしている場合に最低限やっておくことが基礎にあって、それ以上を相手が求めるかどうかによります。

「雑菌が繁殖するかも」ということは別として、毎食ごとに食器を洗わなくて良い人もいれば、洗濯物も1週間まとめてで良い人もいます。

多少雑菌が繁殖した程度で死ぬ人もまぁいません。

共に暮らす人と自分が求める最適解を見直してみましょう。

それこそが快適に暮らせるベースに必要な家事です。

それ以上はオプションと考えましょう。

頭の回転が良くなりボケ防止にも

仕事ばかりしていた人の方が老後にボケるんだそうです。

仕事をテキパキこなして毎日刺激があったつもりでも、年とともにルーティンワークになりがちだったり、定年退職後の喪失感や何もすることがないという手持無沙汰でボケるという話です。

一方、家事に定年退職はありませんから、そういったリスクはありません。

それに、テキパキと家事をこなすことは結構頭を使うのでボケ防止にもなります。

家事が疲れるのは肉体疲労よりも脳の疲れが大半です。

つまり、それだけフル回転させているのですから脳は鍛え上げられています。

買い物1つ取っても、脳内のそろばんをハジキまくっていますし、掃除も効率アップのために科学の知識を使ったりしているものだからです。

賢くサボるのがポイント

1日2日サボってみましょう、と記載したのはこのことに関係しています。

自分にとっての最低限の家事がどの程度なのかを把握していないとサボり方がわからないからです。

まずはどの程度までサボれるのか、自分が快適でいられるレベルを知りましょう。

ただ闇雲にサボろうとすると、自分が耐えられないレベルまでいってしまうことがあります。

たとえば、水周りは綺麗でなければ耐えられないのに、食器を洗わない、生ごみを片づけない、風呂のカビを放置するというサボり方をすると、その罪悪感と気持ち悪さで自分が耐えられなくなり、その反動でさらに家事をしなきゃと思い込む癖がついてしまいます。

一方、床掃除はある程度サボっても耐えられるな、ということがわかっていると、隅々まで掃除するのは2週間に1回、2日に1回は掃除機をかけることにしよう、というように程度がわかってくるわけです。

1日掃除機をかけなかったくらいでわかる旦那はまずいません。

もしわかるレベルで潔癖な旦那なのだとしたら「そうか、気になるならあなたがやって。私は気にならない。」と言いましょう。

それでキレるような旦那なら…色々考えましょう。

家事を無理せず続ける8個のコツ


上記までのことをやってみて、自分の中での最低限の家事レベルが高いことに気付いた人は大変です。

あるいは、潔癖気味で口うるさい旦那のことを、どうしても手放せない理由があるのなら付き合ってやらねばなりません。

しかし、それは自分の目的があってのことですから、言い方はキツイですが自分が選んだ道です。

とはいえ、レベルの高い家事を続けるのは難しいのでコツがいります。

家事をしながら運動する

家事が面倒臭い、嫌いという意識が変えられないのに続けなければならないなら、付加価値をつけるしかありません。

「家事のおかげで痩せていられるぞ」と考えられるように運動という意識を持ってやってみましょう。

ダイエットもできて一石二鳥

こういうことを言うとすぐに「じゃあ床は雑巾がけで!」といきなりハードルを上げる人が多いのですがそれはNGです。

嫌いなことにもっと嫌いになりそうな要素をつけたしたら付加価値を相殺して長く続くわけがないからです。

試しに1週間くらいできるだけ家事をサボってみることをおすすめします。

旦那がよくいう最悪ワードとして挙げられる「いいよな、主婦は食っちゃ寝してられて」をガチで実践してみましょう。

たった1週間で驚くほど太ります。

日々の家事労働がどれだけ運動になっていたかがよくわかるはずです。

さて、もし運動の要素を追加するなら、大事を追加するのはナンセンスですから、ちょい足し程度に留めます。

たとえば掃除機をかけるときにお腹のひねり運動を加えてみるとか、遠いところに腕を伸ばすときに片足を上げてみるとか、たまに“うどん”をこねてみるとか、本当にちょっとしたこと、頻度の低いことにしましょう。

モップスリッパで歩くほど綺麗に!

掃除が嫌いならモップスリッパを履くのは良い手です。

その名の通り足の裏のところがモップになっているスリッパで、歩いたところの埃をとってくれます。

これならただの移動も掃除になりますし、ちょっと余分に歩いてみようかなという気にもなります。

使い捨てタイプではないことがほとんどなので、モップを掃除機で吸ったり洗ったりするのは面倒臭いですが、動線は綺麗になるので毎日掃除機をかけなくてもよくなるかもしれません。

ゲーム感覚で家事を楽しむ

これはモチベーションの話になるので向き不向きはあるものの、達成感を得やすい方法です。

RPGゲームの村人や長老に何か用事を言い渡されたつもりで家事の1つ1つを片づけてみましょう。

あるいは、太鼓の達人のようにフルコンボを目指すという方法もあります。

食器を漬け置きしている間に洗濯機のスイッチをいれ、掃除機をかけ、皿洗いに戻り、洗濯が終わったら干す、ここまでをコンボ扱いして無駄なくジャストタイミングでできたら達成といったようなものです。

時短を意識するならタイムトライアルも良いかもしれません。