「それってかたいよねぇ」なんて言われたときに、あなたはその”かたい”といわれているのがどのかたさを示しているのか、またどのような漢字で示すことが出来るのかをスグに頭の中に浮かべることが出来るでしょうか。

日本では、「かたい」という言葉一つに対して、さまざまな漢字で表現することができるんですよね。

それは「堅い」「固い」そして「硬い」というもの。

これらの漢字は、小学生の間に倣うことの出来るような誰もが知っている”簡単な漢字”です。

しかし、それらの「カタイ」という言葉がそれぞれどのような意味を持っているのかまったくもって知らないとか、もう忘れてしまったという人は大勢いるはずです。

そりゃあそうです。

だって、その言葉を使わないのですからわざわざ覚えておく必要がないんですよね。

そうはいっても、スマホで文章を変換するとき、もしくは文字を書こうとするときにひらがなで「かたい」と表記してしまうと、すこしかっこ悪いですよね。

そんなときに「この言葉を使うときには、どのカタイという漢字を使うべきなのだろうか」という疑問が出てくるはずです。

そこで意味も分からずに脳内に浮かんだ「カタイ」という漢字を表記してしまって、あとになって「まったく別の意味の漢字を使ってしまった」なんて後悔したくはないはず。

そう、漢字って簡単に思えるものの、同音異義語(同じ音をしているけれど意味がちがうもの)というのがたくさん存在しているので、間違って表記しやすいんです。

それに大人になるまでにその違いや間違いに気づくことが出来ないと、しらない間にまわりからバカにされているなんていうことも。

そんな”ちょっと恥ずかしい気持ち”にならないように「硬い」「堅い」「固い」それぞれの意味、そしてどのようなときに使われるのか、また、その言葉の対義語にはどのようなものがあるのかをお伝えしていきます!

これを読めば、もう文章を作成しているときに「カタイ」という漢字で迷いなんてなくなるはずです。

硬いとは?

まずは「硬い」という漢字に注目してみていきましょう。

これから「硬い」という言葉の意味をお伝えするのですが、その前にまずはこの漢字のつくりに注目してください。

”石”がついていますよね。

石ってどんなに力を加えても、それがそうとうな力でない限りはなかなか壊れることもないですし、その形をかえることってないものです。

それはあなたでも身近な石を触ったことがあるのであれば、感じたことがあるはず。

ずばり、「硬い」というのは、そのように石のようなかたさというニュアンスを含んでいるんです。

そのようなニュアンスがあるということを頭に入れながら、その意味を確認していきましょう。

意味

一つ前でもお伝えしましたが、「硬い」という漢字は力を加えたとしてもさらにその形をどうにかしてでも変えようとしてもなかなか変えることができないような”強い”物理的なかたさという意味を含んでいます。

「この石ってかたいね」なんていうのであれば、この「硬い」という言葉を使うことになるんですね。

これから「硬い」だけではなく「堅い」や「固い」という言葉の意味についてもお伝えしていくのですが、その言葉の意味を読み解くためにはそれぞれの漢字を形作っている”つくり”などに注目してみるととても分かりやすく理解できるんですよね。

少し話がずれてしまいましたが、「硬い」というのは、力強さを「どんなに力をいれたとしてもなかなかその形が変わらない様子」「それくらいにしっかりとしたモノの性質(つくり)をしている様子」そして「簡単に壊れることのないようす」という意味を持っています。

しかし、これだけだとほかの「堅い」「固い」と同じ意味になってしまうのではないか・・・なんて考えてしまいますよね。

もっと詳しく理解できるように、日常生活のおいて「硬い」という言葉がつかわれるときにどのような意味合いで使われることが多いのかをこれからお伝えしていきますね!

力強い

まずひとつめは、「力強い」という意味を持っています。

「かたい」という言葉だけで、なんだか強さを持っているように感じている人は多いのではないでしょうか。

ずばり、「硬い」というのは、さきほど申し上げましたように”なにか力を入れてもなかなか壊れることのないくらいにしっかりしたつくり”をしているというニュアンスを含んでいます。

そのようにちょっとやそっとのことで壊れなかったり、揺るがないものって”力強さ”を感じさせませんか?

例えば、平安時代や鎌倉時代などから代々伝わり、現世にまで残っているような銅像などは、ちょっとやそっとのことでは壊れません。

だからこそ、この地震大国と呼ばれるような日本でも壊れることなく、この平成の世までその美しい姿を残してくれているんです。

特に青銅という高価なものを使ったものはなかなか壊れずに、古墳時代や弥生時代のものも残っていますね。

それらって硬いです。

モノがしっかりしています。

そのしっかりしたものの様子というのは、力強さを象徴するものであり、だからこそお祭りなどに使われるものとして用いられていたのでしょう。

また、そのように「モノが硬い」という意味合いで使われることもあれば、そうではない場合もあります。

それが”言葉”などの相手に伝えるときの表現方法です。

「硬い表現をしている」人に出会ったことはありますか?

硬い表現というのは、それこそラフな言い方ではなくそこに重みを感じられるような言い方ですよね。

そのため、目上の人と会話をするとき、ビジネス面においてコミュニケーションをとるときには、ほとんどの方が硬い表現で会話をしているのではないでしょうか。

そうすると「力強くみせるものの言い方」ということになります。

たしかに、硬い表現を使っている人ってどこか”物知り”だとか”人とは違う高いレベルの持ち主”なんて周りの人にたやすく感じさせますよね。

こわばってぎこちない

もう一つの意味として、「こわばっていてぎこちない」という意味があります。

ぎこちない・・・というのは、その人の本性を表していないで、なにか偽りの自分を演じているような様子だったり、さらにはどこかスムーズにやり取りができないような様子を現していますね。

そのため、一つ前にお伝えしたような「硬い表現」とか「硬い表情」なんていう言葉で使われることが多いんです。

例文に関して、または使い方に関してはのちほど詳しくお伝えしていくのでそちらもあわせて確認してくださいね。

では、「硬い表情の人」といえば、あなたはどのような人を思い浮かべるでしょうか。

もしかしたら自分自身を思い浮かべる人もいらっしゃるかもしれないですね。

例えば、初対面の人と会話をする機会があったりすると人見知りしてしまう人なんかは、本当の自分を表現したいのになかなかソレが出来ないものです。

そんなとき、どうしても”ぎこちない”雰囲気になってしまうんですよね。

言葉だけではなく、その動作までもがぎこちなくなってしまいます。

相手にとっては、「ああ、緊張しているんだな」と伝わる要素になりかねません。

そしてこわばっている、どこかリラックスできていないような顔の表情をしている人も「硬い表情をしている」と思われるようになります。

対語

「硬い」という言葉の意味をさらに詳しく理解するためにその対義語をみていきましょう。

対義語とは、「硬い」という言葉の正反対の意味にあたる言葉のこと。

まだ「硬い」という言葉の意味を理解できなかったとしても、その対義語をしることができれば「ああ、その反対の言葉なのね」なんて簡単に捉えることが出来るのではないでしょうか。

柔らかい

ずばり「硬い」の対義語は「柔らかい」になります。

「柔らかい」というと、表情や雰囲気などが柔らかいなどという場合もあれば、物質の性質が柔らかいと表現することがありますよね。

ずばり、「硬い」という言葉もそのように人がなにかを表現するときのニュアンス、雰囲気、そしてモノの性質がどうなっているのかという場合に使われるんです。

柔らかい表情の反対はなんでしょうか?

また、柔らかいうどんの反対はどんなうどんでしょうか?少し想像してみてくださいね。

使い方

「硬い」という言葉の意味を知ったところで、その言葉をどのように使えばいいのかを知ることが出来なければ意味を知っても意味がありません。

だって、言葉を使うためにこの記事をごらんになっているはずですよね。

とはいっても、意味を知っていてもその使い方を間違ってしまう人ってこの日本にはたくさんいるんです。

特にあたらしく知った言葉というものほど、気をつけなければいけないものはありません。

さっそく、「硬い」という言葉の使い方を見ていきましょう。

表情が硬い

これは「硬い」という意味をご紹介する中でもお伝えしてきましたね。

あなたは「硬い表情」というとどのような表情の人を思い浮かべますか?

きっと「なんだかリラックスしていない」「どこか緊張した雰囲気をだしている」ように感じられるのではないでしょうか。

ずばり、表情が硬いというのは、緊張していることが顔にでてしまい、こわばってしまっている様子のことをいいます。

また、実際に硬い表情になったことがあると、本当に顔がこわばってしまって笑いたくてもなかなか笑えないくらいに筋肉がガッチガチになってしまうなんて経験したことがあるはず。

とても使いやすい言葉なのでぜひ使ってみて。

身体が硬い


「硬い」という言葉は、人が表現するもの・そしてその雰囲気やモノの性質をあらわしているとお伝えしてきましたよね。

ずばり、「体が硬い」というような人間の体を表現する場合にも使うことが出来るんです。

体が硬いということは、前屈がぜんぜん伸びないとか、ひねりさえもできない、背中で両手を合わせることが出来ない・・・なんて色々な要素がありますよね。

あなたは、体は柔らかいほうですか?そう。

体が硬いという言葉の反対語は、「体が柔らかい」という言葉になるんですよね。

対義語で「柔らかい」があてはまるものは「硬い」でよいと思ってOKです。

硬い鉛筆


「硬い」という言葉は、モノの性質をあらわす、ということもお伝えしてきました。

ずばり、鉛筆などのモノが硬いことを表現するときにも使われるんですね。

鉛筆ってHBとか3Bなんていう芯の硬さがあるのって知っていますか?

HBに近づくほどどんどん硬くなり、3B、4Bなど”B”がつくものほど芯が柔らかくなっているんです。

もしも、納得できないのであれば文房具屋さんで確認してみるといいでしょう。

固いとは?

「硬い」という言葉を学んできました。

では、次に「固い」という言葉について注目してみていきましょう!

「固い」という言葉は、人によってはそもそも読むことが出来ない・・・「こいってことなの?」なんて読み方から理解できていない方もいるかもしれませんね。

「固い」という言葉の”固”という漢字は、”カタイ”と読むことも出来れば”コ”と読むことも出来るんです。

これまでには知らなかった方も、今回を機会にして覚えるようにしてみましょう!

では、そんな「固い」という言葉はいったいどのような意味を持っているのでしょうか?

意味

「固い」という言葉の意味を知っていく上で、その漢字にも注目してみましょう。

この漢字は”頑固”なんていう言葉にも使われていますね。

ガンコな人ってどんな人でしょうか?

ちょっとやそっとのことでは意見を変えることのない、自分の意思をしっかりと持っている人のことですよね。

そのように”ゆるぎない何か”をあらわす言葉でもあるということを念頭に入れてください。

そんな「固い」という言葉は、簡単に意味をご説明しますと「ちょっとやそっとのことでは崩れないほどの確かなものをもっているさま」、「心や体にとりがなく、きつきつの状態」「遊びができるような状態ではないこと」という意味を持っています。

「硬い」と同じ様に、なんだか人の性質を表す言葉とモノの性質をあらわしているように感じますね。

しかし、厳格な違いがあります。

もっと詳しく「固い」という言葉の意味を見ていきましょう。

強くまとまりがある

「固執する」という言葉があります。

固執するというのは、なにか物事に執着するほどにグッと意識を集中させることを意味していますね。

ずばり、そのような言葉につかわれている「固い」という言葉は、強いまとまりをもっていることを示しているんです。

強いまとまりというと、モノが集っている様子であったり、人々がグループとして団結していることを表すことがあります。

「硬い」というのが「モノがかたい」という性質を現していたのに対して、「固い」というのは”そのつながりがかたい”という意味合いで使われているんですね。

しっかりと固まっている

強いまとまりがあるということは、それほどにしっかりとくっついている・・・ということになります。

そのため、「しっかりと固まっている」という意味合いにもなるんですね。

かたまっている、まとまっているものといえば、ヒモなどがあげられるのではないでしょうか。

ヒモって結べばとても結束して”かたく”なります。

そのようにしっかりと固まっているさまを表しているんです。

対語

「固い」という言葉についての説明は、少し物足りなく感じたかもしれません。

「固いむすびってなによ?」「まとまってるってなんなの?」なんて、もっとこんがらがってしまった方もいるかもしれないですね。

そんなときこそ、「硬い」と同じ様にその言葉の対義語を見ていきましょう。

対義語というのは、もっと簡単に表現されていることが多いのでもっと分かりやすく、あなたのこれまでの人生経験によって「固い」という言葉の意味を理解できるようになるはずです。

では、さっそくどんな対義語があるのかを見ていきましょう!

緩い

ずばり「緩い(ゆるい)」というのが「固い」の対義語になります。

「緩い」というと、気持ちがゆるんでいる、とか団結力が緩んでいる・・・なんていう言葉で使われたりするものです。

あなたは、今現在なにかの目標に向かっていますか?

もしも何かの目標に向かっているのであれば、その目標に対するあなたの気持ちってどうでしょうか。

固い気持ちがあって、誰になにをいわれてもジャマされないくらいのゆるぎないものをもっているのでしょうか。

ずばり「緩い」というのは、そのような固い決心を持っている場合の反対の意味合いになります。

ゆるゆるで目標に向かっているときなんていうのは、「固い気持ち」なんて持っていませんよね。

また、さきほど「ひも」を例に挙げましたがヒモも結ばなければ(まとまりがなければ)ゆるく、たゆんだ状態になってしまいます。

使い方

では、次に「固い」という言葉の使い方を見ていきましょう。

「緩い」を使う言葉の反対要素を伝えるときに使えばいいんでしょう!なんて思われているかもしれません。

それで大正解です。

しかし、モノによっては「固い」で表現できないこともあるので、やはり新しく覚えた言葉・覚えなおした言葉というのは、その使い方までもしっかりと確認しておくべきなんです。

それにまだまだ「固い」という言葉の意味をなかなか理解できずに苦しんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「固いってなんだよ!」「もう人生のなかで使わなきゃいいんでしょう!」なんて思わないで。

そんなときは、ひとまず「固い」という言葉がどんな使い方をされているのかを覚えてしまいましょう!
その言葉をつかっていくうちに「ああ、こういうことか」というのが体をもって分かるようになるはずです。

頭が固い

あなたは「頭が固いなぁ」なんて言われたことはありませんか?筆者はよく言われるんですよね。

ずばり、このように人の考え方がどのような性質を持っているのかを表現するときに「固い」という言葉が使われます。

頭が固いということは、柔軟性にかけていることを示していますね。

本来であれば、ひとつの物事であっても色々な角度から吟味して決定したり、物事を判断しなければなりません。

しかし、頭が固い人というのは、どこかガンコな性格をしているのでそれができません。

”一つの考えに固執してしまう”んですよね。

あら!ここにも”固い”という言葉の”固”という漢字が使われてますね。

結び目が固い

さきほど「ヒモ」を例に挙げてお伝えしてきました。

ずばり、そのように結び目が固いという言葉でも「固い」が使われているんです。

ひもって結ぶと、そこに力を入れれば入れるほどにかなり強い結び目になりますよね。

かなり強く結びすぎて、ほどけなくなってしまった・・・なんていう方もいるかもしれません。

あ、それは筆者の話でしたね。

失敬。

そのように何かモノをまとめることによって、固くなった様子を表すときにも「固い」という言葉が使われるんです。

固く信じる

あなたは人を信じることが出来ますか?

また、自分で決めたことを貫き通すために自分を信じることが出来るでしょうか?

そのように何かに対して、集中して信じることを「固く信じる」と表現します。

その信じる物事に対して、ゆるぎない信念をもっていて、誰かに「それを信じないほうがいいよ」なんていわれたとしてもそんな言葉には流されない様子です。

例えば、大好きな恋人と遠距離恋愛になってしまったケースでお話します。

恋人は「いつか絶対に迎えにくる」といって、この国を出て行きました。

でも、周りから見ればそんなの言い訳で絶対に戻ってくるわけがないように感じるんですよね。

でも、その言葉をもらった本人というのは、そんな周りの意見を聞き入れません。

固く、その人の言葉を信じているんです。

想像できたでしょうか?

堅いとは?

これまでに「硬い」と「固い」という言葉の意味を見てきました。

その意味だけではなく、さらにその使い方もみてきたので「なんとなく理解できた!」なんて思っているのではないでしょうか。

そのようにせっかくふたつの新しい言葉の意味を理解できたところに申しわけないんですが、さらに「カタイ」という読み方をもつ「堅い」という言葉についてお伝えしていきます。

これが「カタイ」という言葉の最後になりますので、もう少し頭に余裕をもたせて読みすすめてみてくださいね♪

それに「あのときにつかってるカタイって言葉は、硬いも固いもあてはまらないぞ?」なんて直感よく気づいた方もいらっしゃるはず。

その場合には「堅い」があてはまるはずですので、しっかりと確認しておきましょう。

意味

「堅い」という言葉は、どこか格式ばっているようなイメージを感じる人もいるのではないでしょうか。

ずばり、「堅い」というのは、これまでにご紹介してきたような「硬い」と「固い」とはちょっとニュアンスがちがいます。

これまでにご紹介してきた二つの「カタイ」というのは、周りから見た様子を表現しているものでしたね。

しかし、「堅い」というのはそのような表面上のことだけではなく、内部までも対象にしているんです。

そのため、より奥深い「カタイ」という意味合いになります。

中身が詰まっている

ひとつめは、中身がしっかりと詰まっている様子を表しています。

あなたは、学生時代には材木の机を利用していたのではないでしょうか。

また、現在ではとても強い家に住んでいるかもしれません。

その机であっても、家であってもただ組み立てているから強いってことではないんですよね。

それぞれのパーツがしっかりとしたものであり、もろくないものを使用しているから長持ちさせることができます。

そのような要素から、中身がしっかりしているという意味合いになるんです。

そうすると物質の性質を現しているのか?と思ってしまうのですが、それだけではありません。

人の芯がしっかりしているのか、その人はもろい考えをしていないのかということを表すこともあります。

手堅い

あなたの周りには「手堅い」人っていますか。

手堅いというのは、確実性のある様子をあらわしています。

何か作戦を練るにしても、ヌケなく実行すれば確実に成功するようなやり方を提案するような人を手堅い人、といいますね。

また、そのようなやり方のことを”手堅いやり方”といいます。

それだけではなく、株やFXなどの相場において絶対的に下がることのない下落の心配のないような銘柄を示すこともあります。

株などを実行している方は、よく情報誌などにおいて「手堅い銘柄はコレだ!」なんて言葉で見たことがあるのではないでしょうか。

確実

一つ前でもお伝えしましたが、確実性のあるものを「堅い」といいます。

それは「手堅い」ということでもありますし、それに絶対的に失敗しないと分かっているので実行している側も安心できるくらいのレベルのものなんですよね。

しっかりしている

最初にもお伝えしましたが、中身がつまっている=中身がしっかりしているという意味合いで「堅い」という言葉は「しっかりしている」という意味をもつこともあります。

そのため、しっかりしている人のことを「アイツは堅い人間だからな」なんて表現したりします。

この場合、とてもしっかりしている人なのでちょっとやそっとの問題は起こさないし、それどころか問題を指摘してくるようなタイプであるということなんですよね。

あなたの職場にもしっかりしていて”堅い人”と呼ばれる人がいるのではないでしょうか。

壊れにくい

しっかりしていて、それでいて壊れるような心配もない、さらにちょっとやそっとのことでは揺らがない・・・。

まさに「壊れにくい」という意味ももっています。

それは、モノを表すこともありますし、人の性質として現されることもあります。

安全であり、それでいて安心感を与えてくれるようなものを”堅い”と表現するんです。

対語

次に「堅い」という言葉の対義語について見ていきましょう!

まだ「堅い」という言葉を理解することができていなかったとしても、ここで対義語を知ることが出来ればきっとあなたも理解できるはずですよ。

もろい

すぐに壊れてしまうさまをあらわしているのが「もろい」という言葉です。

それに「もろい」という言葉は、モノの性質をあらわすだけではなく、人の性格がすぐに崩れてしまう人なのかなんて人の性質についても表現するもの。

要するに「堅い」という言葉は、モノの性質だけではなく人の性質までも表現することが出来るということなんです。

弱い

もろいという言葉に近いですね。

「弱い」ことも「堅い」の反対語になります。

ずばり、「堅い」というのは、そこに強さまでも兼ね備えているってことなんですよね。

手ごわい相手・・・なんていいますが、そのような人も堅い人間と表現します。

使い方

これまでに「堅い」という言葉の反対語をみてきたので、もう堅いという言葉は十分に理解できた!と思っている方もいらっしゃることでしょう。

何度も繰り返していますが、新しい言葉ほどその使い方を知っておかなければ危険なものはありません。

なんとなくしったつもりになると、間違ったニュアンスで使ってしまうんですよね。

そのような失敗って日本人がよくやるもの。

そうしないように「堅い」という言葉の使い方をいくつか見ておきましょう。

手堅い商売

あなたは、何か商売をしていますか?

この世の中には、時代にのまれてすぐに消えてしまうような職業ばかりです。

あの安定しているといわれている公務員でさえも、安心できないですよね。

そんな世の中においてでも、安心してこれからもずっと存在していることが約束されているような職業を”手堅い職業”ということができます。

ちょっとやそっとのことでなくなるものではないし、それにその仕事をしている人には安心感を与えてくれるようなものになります。

お笑いなんていうのは、この手堅い商売の反対の仕事ですね。

口が堅い

誰かと約束をしたとか、内緒話をしたというときほど口の堅さが重要になってきます。

これはずばり、その秘密を守ることが出来るという姿勢をあらわしています。

確実にヒミツにしてくれることが分かるそんな人を表現していますね。

まとめ

今回は、日本人としてやっかいである同音異義語の「カタイ」について特集してきました。

カタイというと、「硬い」「固い」「堅い」という3種類の言葉があるということが分かりましたね。

また、それぞれは同じ意味で使うことはなく、ほぼまったく違うニュアンスでそしてその意味合いで使われるということでした。

なんとなく「かたい」といえば、特定の漢字を思い浮かべていたかもしれません。

しかし、漢字ひとつひとつには、学ぶことの出来なかった奥深い意味がこめられているんですよね。

昔の人は、「人」という字を作成するときには、人と人とが支えあっている様子を見てこの感じを作ったんです。

これは有名な話ですが、そのようにそれぞれの「カタイ」という言葉であっても、しっかりと意味をもたせられているんです。

その意味を理解しておけば、何かを書くとき、メールを作成するときに迷いが生じることはないでしょう。

また、多くの日本人が間違えているからこそ、あなたから正しい「カタイ」という意味の使い方を理解し、そして周りにひろめていってください。

この記事を参考にしていただけたら、幸いでございます。