「私は人見知りだ」という方は、思っている以上に多いかもしれません。
まあ、「人見知り」だからといって、特に気にすることはないと思います。
当然、子供の頃であれば、「人見知り」で当たり前だと思いますが、年齢を重ねれば自然と人見知りの「菌」も薄れてくるはずです。
その「人見知り菌」がいつまでも体内に残るようなことをしていれば、幾つになっても「人見知りのまま」でいることの方が多いかもしれませんが、自分次第で体内にある「人見知り菌」というのはなくすことができます。
それに、「人見知り」というのは、人間なら誰しもが持っているもので、100%克服したという人はいないと思います。
「人見知り」ということを隠す反動や知られたくないという気持ちが強く出たりすることで、妙におしゃべりになっていたりするなどということだってありますから。
もし、今これを読んでいるあなたが「人見知り」だと自覚しているのであれば、何も気に病む事はありません。
人は誰だって「人見知り」なんですから。
あとは、「自分が、どうやって人見知りを克服するか」です。
「克服」と言ってしまうとハードルが上がってしまうかもしれませんので、「克服」とは言わずに「人見知りじゃない自分に慣れていく」と考えてみても良いのかもしれませんよ。
今の自分が「人見知り」だとして、生活環境の中で何か不自由があり、それが「人見知りのセイ」だと感じているのであれば、もう克服する第一歩を踏み出したに等しい事です。
だって、不自由の理由がわかったんですから。
あとは、その理由や原因をどうやっていくかで不自由でなくなるということになるのですから。
自分次第でいくらでも変えることができるんです。
「過去と人は変えることはできませんが、自分を変えることはできる」んですよ。
怖がらず、変わった自分をイメージして楽しむくらいが、人見知りの今ではちょうど良いのかもしれませんから。
では、一緒にどうやって「人見知り」を克服できるのかについて考えていきましょう。
人見知りで悩んでいる人は多い
人見知りで悩んでいる人は、人見知りでない人が感じたりしている予想以上に多いのかもしれません。
人見知りの人達というのは、簡単に言えば「とてもシャイ」で「性格も大人しく」「本当は、みんなと仲良く楽しくしたいけど、できない」人達なのだと思います。
また、いろんな人がいる世の中で、何かしらのトラウマになりそうな経験があり、「人見知り」になってしまったという人もいらっしゃるかもしれません。
子供だったら、ある程度の歳になるまで「人見知り」でも当然かもしれませんが、「成人しても人見知り」でいる人の立場になって考えてみると、必ず「人見知りの自分のことについて悩んでいる」と思います。
全ては本人次第なので、無理に人見知りを克服する必要はひょっとしたらないのかもしれませんが、克服できるならした方が「後の人生を楽しく暮らすことができる」ということは言えると思います。
ですが、「自分を変える」ということは、言うのは簡単ですが、非常に困難なことです。
変えるという行為に慣れるまでが大変ですし、変わるまでは「正しいのかどうか」という葛藤が必ず出てくると思います。
その葛藤に負けてしまうと、「何も変わらないで良い」という選択をしてしまいがちになりますので、「人見知りの自分を変えたい」と本気で思っているなら、葛藤と戦うということを覚えておいてほしいです。
本当に精神や体調を崩すような無理はする必要はありませんが、可能な限り、ちょっとだけでも無理なことに挑戦していきましょう。
そうすることで、少しずつですが自分を成長させることができますから。
人は幾つになっても成長していく生き物なのです。
年齢などは関係ありません。
幾つになっても成長している自分って、とってもカッコイイとは思いませんか?
「自分を変えたい!」と本気で思ったなら、すぐに行動することも大切ですが、イメージも大事だと思います。
「こういう風に変わりたい」と思ったら、可能な限りリアルに現実的にイメージしてみてください。
言葉にしても構いませんし、紙に書き出しても構いません。
イメージするなら詳細に現実的に。
言葉にしたり、書き出すなら小説などにあるように描写を詳細に渡って言ってみたり、書き出してみてください。
そうすることで、変えようとする自分の理想像がハッキリしますので、やりやすいはずです。
イメージトレーニングをすると体がイメージ通りに動くということがあるように、自分を変えたいと思ったなら、現実的で超リアルなイメージをしてみてください。
もちろん、途中でイメージを修正することも全然OKですから、心配しないでくださいね。
必ず、そう思った通りの人になることができますから。
人見知りを克服出来たら人間関係が変わるかも
「人見知りを克服できたらどうなるのか?」とイメージしてみてください。
イメージするのは、思っている以上に簡単だと思いますよ。
今、「自分が人見知りだ」と思っているなら、「人見知りでない自分」をイメージしてみればいいんです。
そうすると、どういう毎日を過ごしているでしょうか?
学校や仕事でも明るく楽しく過ごしている自分がいて、毎日が今とは全然違う感覚になるはずです。
先ほども述べたようにイメージは可能な限りリアルに、現実的にしてみてくださいね。
どうですか?
イメージできますか?
気をつけて欲しいのが、今とは180度も違う自分をイメージしないことです。
全く違う自分に憧れるかもしれませんが、そこは先ほどの言葉を思い出してください。
可能な限り、リアルに、現実的にです。
何か目標を立てる時に、高すぎる目標に尻込みしてしまい何もできなくなるのと同じように、イメージもそうやってしまうと単なる空想でしかなくなります。
急にガラッと自分を変えるのは非常にキツイので、徐々に徐々に、ゆっくりと変えていくんです。
人見知りを克服する4個の方法
「人見知りである自分を変えたい!」と本気で思うなら、勇気を出すことが先決です。
時間はかかるかも知れませんが、克服できます。
人見知りの自分を変える第一歩を踏み出す勇気をだす。
これが、まずはステップ1になります。
ステップ2からは、自分に合ったやり方で克服に向けて前に進んでいってもらいたいのですが、これからご紹介する方法なども参考にしてみてください。
自分に合わないと感じるものは無視してもらっても構わないですから。
「絶対この方法だ!」や「これが、人見知りを克服するマニュアルだ!」などと言うつもりはありません。
あくまでも目安や参考というニュアンスで読んでいただきたいと思います。
やる前から無理だと決めつけないようにしてくださいね。
そして、やれない理由を探すのもやめてください。
もし、今までやる前から無理だと決めつけたり、やれない理由を探していたとしたら、これからはその逆を考えるようにしてみてください。
「どうやったらできるのか?」と考えるんです。
最初はなかなか難しいかも知れませんが、考えているうちに思いつくようになりますから。
そうすることで、自分も変わってくるはずです。
変わってきているということに気づくと楽しくなってくるものですから。
1.目標を設定する
何かをしようと考えた時に、よく言われていることが「目標の設定」です。
これは、何かを成し遂げたい時に目標を設定していて、性格などを直したり克服しようとしている人にはちょっとニュアンスが違うのではないかと思われるかもしれませんが、同じことです。
「人見知りの自分を克服したい」と考えているなら、気が付いて欲しいのですが、もうすでに目標を設定していますよね。
「人見知りを克服したい」という目標です。
あとは、「どうやって克服するか?」と考えてみればいいんです。
または、「こういう人になりたい」という目標設定でも問題ありません。
「同じ職場のあの人のようになりたい」や「上司のあの人のようになりたい」または、「芸能人誰みたいになりたい」と考えるのもとてもいいことだと思います。
全くイメージできない人間になるということを人は出来ないと思います。
出来るとしても、困難以外にないと思いますから。
でしたら、目標とする人物を設定することで、行き先がはっきりするわけですから、あとはそのゴールに向かって前に進むだけです。
「人見知りを克服したい」と考えたら、「目標となる人」も考えてみると意外と簡単に克服できてしまうかもしれませんよ。
一日一回自分から話しかける
「人見知りを克服するぞ」と心に決めたら、一日一回、自分から話しかけてみましょう。
隣に座っている人でもいいですし、朝、出勤して始めて会った人でもいいです。
仕事以外の話題で話しかけてみましょう。
「人見知りだという人」には、とても勇気がいることなのかもしれませんが、大丈夫です。
話しかけたからと言って、死ぬわけではありません。
「寿命が縮む」と感じるかもしれませんが、縮むことはありません。
ポイントは、「仕事以外の話をする」ということです。
天気の話しが一番しやすいのかもしれませんが、「今日は花粉が凄いですね」と話しかけてみてもいいでしょう。
花粉症の人は多いですから、話が広がりやすいのではないでしょうか。
話しかけたらもう一つのポイントとして、どうやって話しを繋げるかというのを考えておくといいでしょう。
たとえ、話しかけた事に対して、相手が「そうですね」などとトークを広げられない回答をしてきたとしても、話しをその話題で続けてみればいいんです。
「花粉が凄いね」と話しかけて、相手が「そうですね」と言ってきて他に何も言わなかったら、「鼻水が止まらない」とか、「目が痒くて仕方がない」とかはありきたりかもしれませんが、「くしゃみが連発して大変」と話題を振り、男性であれば、「どこかのかわい子ちゃんが噂しているからだと思うんだけどね」などとボケてみるのもいいでしょうし、「くしゃみであばらが折れないように気をつけないと」などと相手が「プッ」となるように話してもいいでしょう。
そういうトークが一回でもできると、相手は、「この人って面白い人なんだ」と思って、次からは、相手から話しかけてくれるようになるかもしれません。
それに、そういうトークが一回でもできれば、もう克服したも同然ではないでしょうか。
自分から話しかけ、相手が少しでも笑ってくれたりする。
もう、「人見知り」だとは誰も思わないのではないでしょうか。
あまり考えすぎるというのも行動が出来ないようになってしまう事につながりかねませんので、まず、明日一日一回、誰かに話しかけて、最低でも「プっ」て笑えるようなことを言えるように頑張ってみてください。
たとえ、笑ってくれなくても面白いことを言おうとしていることは、相手には伝わりますから。
初対面の人に笑いかける
「人とのコミュニケーションは笑顔から始まる」という言葉があります。
私は、「その通り」だと思います。
「無表情の人」や「機嫌が悪そうな表情の人」、「何を考えているのかわからない顔の人」など人によっていろんな表情がありますよね。
私は、人相学など全くわかりませんが、これだけは言えると思います。
「顔には、その人の性格や生き方が出ている」ということを。
第一印象というのは、誰もが感じることですよね。
それは、意識していなくてもその人を見た時に、表情や仕草などいろんな相手の情報を瞬時に察知して、自分の経験やらいろんなフィルターを通して印象という形で感じているのです。
(専門家ではないので、間違っていたらすみません。)
いくら「笑顔」と言っても「いろんな笑顔」がありますよね。
「作り笑い」だったり「はにかみ笑い」、「照れ笑い」「本当の笑顔」などなど、挙げればきりがないのでこの辺にしておきますが、言いたいことはお分かりかと思います。
よほど、変な笑顔をしなければ、相手は警戒したり変に感じたりすることはありません。
変な笑顔をしていれば、相手は気がつくものですから。
ですので、初対面の人には特にかもしれませんが、笑顔を見せてあげるというのが最大のポイントです。
初対面の人というのは、あなたが「人見知り」だということを知らないわけですから、チャンスですよね。
初対面の人に、第一印象で「人見知り」ということを知られないように、笑顔で接してみてください。
きっと、あなたのことを「人見知りな方なんだ」と思う人は誰もいないのではないでしょうか。
逆に、あなたが初対面の人に笑顔で話しかけられたりしたら、その人を「人見知りだ」という第一印象を抱くでしょうか?
抱きませんよね。
それと同じことです。
もし、「笑顔で初対面の人と接するのが厳しい」とか、「恥ずかしくてできない」とかあったら、極論になるかもしれませんが、「演じて」みましょう。
人というのは、人前で演じることができるんです。
やろうとするかしないかだけです。
難しく考える必要はありませんので、試してみてくださいね。
あなたの中でこれまで頑なにしていた何かが音を立てて壊れるかもしれませんから。
もし、そうなったら、克服への第一歩は進んだということになりますよ。
新しい場所に顔を出す(初対面の人に慣れる)
もしかしたら、ちょっと強引な克服方法になるかもしれませんが、新しい場所に顔を出すというのは、人見知りを克服するのに良いのかもしれません。
初めて会う人に、いきなり友達感覚で話しをする人は、中にはいますが、ほとんどの人は中々話せないものです。
つまり、初めての場所に行けば、周りの人もみんな同じ土俵に立っているということになりますから、スタートラインに並んでいるのと同じなのです。
そう考えてみると、簡単にできそうではありませんか?
周りの人もみんな同じ境遇であれば、人見知りも何も関係ないですよね。
みんな初めて会うんですから。
ですので、そこで勇気を出して笑顔で隣の人とでも話をしてみれば良いんです。
話しをしないことには、その人がどういう人なのかなんて、誰にもわかりませんよ。
話しても本心がわかるまで、ものすごい時間がかかるのが人間の心や性格というものです。
話して、話して、話まくる必要は、最初のうちはありませんが、話しをして損することはあまりないと思います。
人見知りを克服して、自分を変えたいなら、何でも良いので話しをするべきです。
たとえ、会話が続かなくても良いじゃないですか。
芸人でもなければ、アナウンサーや落語家、司会者などではないのですから。
2.聞き上手で大丈夫
もし、「人見知りなうえに話すのも得意じゃない」というならば、「聞き役に徹する」という方法もあります。
「聞き上手な人」というのは、モテます。
同性にも異性にも。
ですので、「あなたが人見知り」であっても「なぜかあなたには話しをしてしまう」という人が出てくるようにしてみてはどうでしょうか。
そう簡単にそういう人が出てくるとは思いませんが、全くないとは言い切れないと思います。
人というのは、「自分の思っていることを伝えたい」という気持ちが必ずあるものです。
人見知りのあなたもそうではないでしょうか。
「人見知りで、話すのが苦手」だとするならば、話しを自分からしなくても、聞いて、相槌をうつことや「そうだよね」と言うことはできると思います。
「できない」と思うのなら、それは自分に自分でブレーキをかけてしまっているということですので、ブレーキを踏んでいる足を上げてブレーキペダルを緩めてください。
急には無理かもしれませんから、ブレーキペダルを緩めるのです。
車でもなんでも、ブレーキを思いっきり踏んでいる状態から緩めると自然と前に進みます。
人の心も同じです。
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3.開き直ってみる
もし、人見知りということを気にかけていて、改善できないでいるなら、開き直って「私は人見知りだ」と公表してみてはどうでしょうか?
こういうことを公言するということは、周りを味方につけることにつながります。
自分の弱みなどを公表するのは、マイナスと考えると思いますが、果たしてそうでしょうか。
仮定の話になりますが、「私は人見知りだ」と職場などで公言するとします。
一緒に仕事をしている人達は、公言されたことについて理解し、人見知りのあなたには初めての人などの対応をさせないようになるのではないでしょうか。
また、徐々に話しかけてくれるようにもなると思います。
「人見知りというだけだ」ということがわかり、今まではもしかしたら、「機嫌が悪い」と思われていたり、「嫌われていると勘違い」をしていたかもしれないからです。
職場でも学校だとしても、そうなるのではないでしょうか。
人は、中には変な人もたくさんいますが、ほとんどの人は優しい心の持ち主です。
自分と同じ境遇の人がいれば、私も一緒だとなり急に二人の距離が縮む感じがするものです。
ですので、思い切って「私は人見知りだ」ということを公言してみるのも一つの手だと思いますよ。
4.話しかけるきっかけを見つける練習をする
「話しかけるきっかけを見つける」というのも人見知りの克服することになる一つかもしれませんが、「人の良いところを見つけて褒めてあげる」というのを意識してみるといいのかもしれません。
「人の良いところ」を見つけて「それを褒めてあげよう」と思えば、話しかけるきっかけになりますよね。
着ている服や持ち物、髪型など何でもいいのです。
「良い」と思ったり、「似合っている」と感じたら、それを素直に言葉に出して相手に伝えてあげればいいのです。
例え、それを言葉に出して相手に伝えて「ありがとう」だけで終わったとしても、相手は褒められたことで良い気持ちがしているので、今度は相手からあなたに何か褒めてくれるような言葉をかけてくれます。
そうなると、もうその人と話しができるように自然となりますし、続けることでコミュニケーションが簡単に取れる間柄になります。
もし、自分から話しかけたりすることがどうしても出来ないと思っているなら、話しかけるきっかけを見つけるようにするのが一番いいと思います。
その中でも、「人の良いところを見つけて褒める」ということを日課にでもするようにしてみてはいかがでしょうか。
人は、口に出して褒めてもらうと幾つになっても嬉しいものです。
人見知りだというあなたも同じだと思います。
何かしらで褒められると嬉しいですよね。
褒めることから話し始めても変ではありませんので、その辺を意識してみてください。
相手との共通点を探そう
相手との共通点を見つければ、自然と話がしやすくなります。
相手が話しかけてくれることもありますし、勇気を出して自分から話しかけるということもできるで、効果的です。
人見知りでも毎回同じ人と話しをするようになれば、自然とその人と話しができるようになり、人見知りも克服の方向に向かいます。
また、人は何かしらの共通点がある人とは親近感が湧いてくるので、話しやすいですし印象も良い印象を持つので、相手との共通点を探してそれについて話しをしてみてください。
自分の得意分野を話題にしてみよう
「人見知りな人」というのは、あまり人との話しもしづらいかもしれません。
もし、いつも話しをする人がいるなら、その人に自分の得意分野について話しをしてみてください。
すでにされているかもしれませんが、人は、趣味のことを話す時が話しを多くするのです。
口数も多くなり、時には興奮してきて熱く語ったり。
そのような事が自然とできるのが得意分野の事や趣味の話題ですので、もし人と話しをしていてそのような話題になったら、「待ってました」と言わんばかりに話しをしましょう。
人見知りの人の特徴
人見知りの人の特徴を挙げるのは、「絶対こうだ」という訳ではありません。
人によってそれぞれいろんな思いなどがあるものですから、こちらで必ずそうだと言うつもりもありません。
ですが、当てはまるところは少しはあるのではないかと思いますので、自分を見直すきっかけにしていただければと思います。
1.とにかく恥ずかしがりや
「とにかく恥ずかしがり屋」という方も多いのではないでしょうか。
自分に自信があるないに関わらず、初めての人と話しをするときなどは特に「恥ずかしい」という気持ちがあると思います。
「なぜ、恥ずかしいと感じてしまうのか?」その理由があなた自身わかっていますか?
まずは、「なぜ人前であったり、人と話しをするときに恥ずかしくなってしまうのか?」というのを理解するようにしてみてはいかがでしょうか?
そうする事で、少しは「恥ずかしがり屋」というのがなくなっていくかもしれませんよ。
2.コミュニケーションの取り方がわからない
「コミュニケーションの取り方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら、それは、難しく考えすぎなのではないでしょうか?
よく学生の頃や日本でたまに聞く、「大先輩過ぎて話しかけることができない」とか「すごい人過ぎて話せない」とかそういう例えを聞いたことがあると思います。
では、社長とは話しをすることができないのでしょうか。
そういう訳ではありませんよね。
みんな人なんですから、日本人の礼儀などを守って話ししていれば、何も問題はありませんよ。
3.話しかけるきっかけを見つけるのが苦手
「話しかけるきっかけを見つけるのが苦手」という方は、これまで述べてきたことを読み直していただければ大丈夫だと思います。
簡単に話しかけるきっかけを見つける方法のポイントは、「人を褒めることができる何かを見つけること」と「同じ共通点を見つける」こと。
この2つを意識していれば、必ず話しをするきっかけというのは見つかります。
きっかけが見つかったら、あとは簡単です。
話し掛けるんです。
変に構えたりしないで、話しかければあとは流れのまま行けばいいのですから。
4.人に対して構えてしまう
「人に対して構えてしまう」という方は、もしかしたらそういうトラウマに近いような何かがあったのかもしれませんが、構えていると相手も構えるようになるので、なるべく自分から少しずつ構えを弛めていけるように努力してみてください。
心理的に、腕を組んで話しをすると無意識にその人をブロックしているようになるようです。
無意識に、腕組みをしている人は相手をブロックしていて、相手はブロックされていると感じるようです。
無意識にですが。
このような例えを意識して、腕組みをしていないとしても、態度や言動、目の動きや仕草などで相手をブロックしているように思われているかもしれませんので、相手と話しをするときは少しずつ意識してみましょう。
身振り手振りを加えて、外人並に話しをしても全く問題ないと思います。
そのようなことを考えてみて色々と試してみてくださいね。
5.嫌われているかもと常に不安
「嫌われているかもと常に不安」な方もいらっしゃるかもしれません。
「そう思う理由はなぜなのか?」と考えてみたことはありますか?
「なぜ嫌われていると思うのか」自分に問いかけてみましょう。
みんながみんなあなたを嫌いになっているとは到底思えません。
思い過ごしや取り越し苦労なのではないでしょうか。
よく、暗い所が怖いという方がいますが、なぜ怖いのかというと頭の中で幽霊などの怖いことを想像するから怖いんです。
実際には怖いところにいても何も起きません。
自分で怖いと感じることを考えすぎているからなのです。
例えが違うかもしれませんが、「嫌われている」と思っているのも似たようなことなのではないでしょうか。
6.警戒心が強い
警戒心が強いというのもありますよね。
過去に何かがあって、そういう心理状態にならなくてはいけないと思ってしまうようになってしまったのではないでしょうか。
それで人見知りになるのとは私は少し違うような気がします。
警戒心を抱くのは、例えば良い話を持ってくる人や街での勧誘などで、一緒に仕事をしている人達に警戒心を抱く必要はないのではないかと思います。
もちろん、ドラマなどのように権力争いや女性特有のものなどがあるかもしれませんが、人をそのように陥れようとしている人で誰にも感づかれずにできる人ってそうはいないと思います。
そのような人というのは、何かしらでサインを出していたり周りが気づいていたりするものですし、あなたも気が付いているか感じ取っているはずです。
そういう人になら警戒心バリバリでいいと思いますが、そうでなければ警戒心を解いてください。
気を張りすぎているといずれプチンと切れてしまいますよ。
7.他人に興味がない
「他人に興味がない」という性格もあるかもしれません。
そのような時は、それでいいと思います。
無理して他人に興味を持つ必要もありませんし、それで自分がいいならいいのではないでしょうか。
「他人に興味がない」と思っていて、今の現状に満足していなくて「そんな自分を変えたい」と強く願うなら、なんでもいいので一歩踏み出してみてください。
何をすればいいのかわからない場合は、自分の心と向き合いましょう。
心の声を聞くのです。
頭の中で考えていることよりも、心の方が正直な時があります。
それを実践してみるのです。
8.常に受け身である
積極的ではなく、「常に受け身の性格」という方もいらっしゃいますよね。
でもそのような人は「自分の好きなことには積極的」ではないでしょうか?
おそらく、人と接する時も好きなことが一緒などの場合は積極的に接することができますよね。
ということは、積極的になれるということですので、それを少し他の人にも当てはめてみればいいのです。
要は応用してみるという事です。
9.相手の目を見ることが苦手
「相手の目を見ることが苦手」で恥ずかしくなってしまうなどということがあると思います。
でしたら、目を見ることを無理にしなくても方法はありますよね。
面接の練習をしたことがあると思いますが、「目を見て、顔全体を見て」などのようなことをすればいいのです。
木を見て、森を見てと同じ容量です。
大事な時だけ相手の目を見るというのも必要だと思いますし、じっと相手の目を見て話していると異性であれば恋心を抱いてしまう可能性もあります。
それを良しとするかどうかはお任せしますが、必ずしも毎回、全部が全部相手の目を見なくても大丈夫です。
顔全体を見たり、違うところを少しだけ見たりと色々できますので、やってみてください。
人見知りは恥ずかしいことじゃない(まとめ)
「人見知り」というのは、「シャイ」ということだと思います。
もし、あなたが成人していて、もしくは社会人になって自分のことを「人見知りだ」と思い、そんな自分を少しでも変えていきたいと思うのであれば、ちょっとだけ挑戦していきましょう。
失敗してもいいんです。
次に同じ失敗をしないようにすればいいだけですから。
誰も最初からうまくできる人なんていませんから、安心してください。
「まずは行動をする」
そして、「自分と向き合ってみる」のが大事だと思います。
「なぜ、人見知りなのか?」その理由を知れば何か道が見えてくるかもしれません。
無理に克服しようとするのではなく、ちょっとずつの克服でいいんです。
人が出来る事というのは限られています。
アレもコレもと手を出してはパンクしてしまいますから。
そういうように考えてみて、試してみてくださいね。
明日は今日よりも少し成長していけるように。