大学3年生の私は、同じ大学の仲良しとふたりでシェアハウスに住んで大学に通っています。

そのシェアハウスは女性専用で、大学に近いことと交通の便もいいので結構気に入っているのです。

友人は社交的な性格で、サークル活動も活発にこなしていて、毎日生き生きとしているようです。

一年ほど前から彼氏ができたようで、部屋にいる時にはLINEで連絡を取り合っているようです。

大学もサークル活動も休みの時には、「ちょっと出かけて来るね!」と言い残してデートに行くのです。

さっぱりとした性格で容姿もスラッとしていて、女性から見ても魅力的な女性に見えるのです。

彼氏も放っておけないことでしょう。

そんな彼女から、ある日相談がありました。

今度の週末に男女3人づつで海水浴に行こうという話です。

そこに参加してほしいという提案です。

私は彼氏いない歴3年ですから、心の中で「チャンスかも」と思いながらも、表面上はしぶしぶと同意したのです。

何でも、彼氏以外の相手の男性二人は彼氏の先輩で、名前の知れた企業に勤めている社会人のようなのです。

お見合いでもないので、彼らのスナップ写真までは要求しなかったのですが、まだ新入社員でどちらも23歳であることだけは教えてもらいました。

もう一人の女性は、彼女のゼミの親友です。

しかし、期待に胸を膨らませて当日を迎えたのでしたが、あいにくの不安定な天気になってしまいました。

海水浴場の駐車場まで車に乗せてもらって行ったのですが、着くと同時に雷を交えた豪雨になってしまいました。

私は、こんな運命につくづくいや気がさしてしまいました。

みんなで集まって相談しようということになりました。

私は、お昼ご飯でも食べて解散かなと思い、その後の自分の行動も考えたのです。

そしたら、一緒に住んでいる友人は、目を生き生きと輝かせて、「では、海水浴は別の機会にすることとして、今日は〇〇に移動してバーベキューをしよう。もう予約は済ませているしみんなOKだよね?」と言いながら、あそこはいろいろと遊び道具もあるし今日は一日楽しいよ!」と嬉しそうなのです。

雨が降ってもすぐに別のことを考えて前向きに行動するのが彼女の性格なのです。

非常にポジティブな女性なのです。

それにつられてみんなも、「そうだそうだ、楽しみだね!」と同調しています。

私には出来ないことで、ネガティブな自分が嫌になった瞬間でした。

彼女のようにポジティブに生きるには、どのようにしたらよいのでしょうか。

ネガティブな自分が嫌だ…

すぐにネガティブに考えてしまう性格を、マイナス思考とも呼びます。

どういう訳か、自分がしたことに自信がなくなって、悪い方向に進んでしまうと勝手に判断してしまうのです。

そして、心配ばかりの生活なのです。

ネガティブな性格は、自然に表情に出てしまうようです。

常に眉間にしわを寄せるような深刻な表情になってしまいます。

何かの相談を受けても、こんな表情で解決策を提案すると、上手く行かないのではと感じてしまいます。

うつむき加減でボソボソと話しても、信じてもらえなくなります。

くらい表情は、健康面でも何かの問題を抱えているようで、相手に不安を与えてしまいます。

体調が悪くても、明るく元気に応えてくれるとこちらも安心するのです。

ネガティブな思考を続けていくと、精神面でもデメリットが現れてきます。

ネガティブな考えを常に持っていると、脳内に分泌されるセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどのモノアミンという脳内伝達物質の分泌が抑制されるのです。

特にセロトニンという物質は、それが減少すると自律神経の制御に問題を起こしてうつ病の原因にもなるそうです。

最近の研究では、セロトニン不足とパーキンソン病との関係が分かってきており、マイナス思考の影響も指摘されているのです。

このような難しい話は置いておいて、ネガティブな人は悲観的で非社交的、自己否定や自虐的になってしまうことも心配なのです。

人間関係も上手く行かなくなるかも知れません。

若い人なら、恋人を作る時にもネガティブな考えを持っていると嫌がられてしまいそうです。

それよりも前を向いたポジティブな性格の方がついてきてくれそうです。

自分のネガティブな性格が嫌だと思っている人は、考え方を一度ポジティブに変えてみてはいかがでしょうか。

今日から急にという訳には行きませんが、少しでも変われば何か周りに変化が起こるはずです。

変わりたいと思ったあなた!変われます!

余計な心配ばかりする、取り越し苦労が多すぎる、などどマイナス思考で悩んでいる人も多いはずです。

これもいずれ失敗してしまうなどと否定的に考えてしまうのです。

好きな人が見つかっても、「デートを申し込んでも、結局は応じてくれるはずがないわ」などと、実際には試みてもいないのに諦めてしまうのです。

そんな自分にもホトホト嫌気がさしてしまうのです。

失敗する前に自分を否定してしまう、自己否定なのです。

こういうマイナス思考によって悪いことが続いてしまう負の連鎖が起こるのです。

過去に一度失敗した経験があると、どうしてもそのことが頭を占領してしまい、同じ失敗は嫌だと判断して行動に移さないのです。

しかしよくよく考えてみると、その判断をする時には「今度は失敗しないようにやってみよう」という意識と、「また失敗しそうだから止めておこう」という急気が同時に働いているはずです。

つまり、プラス思考のあなたとマイナス思考のあなたが存在しているのです。

変わりたいと思うアナタは、確実にあなたの脳の中に存在しているのです。

しかし、変わりたくないというあなたが、優位に立ってしまうのです。

もしかしたら、普段からあなたは「無理」や「できない」などの否定的な言葉をよく使ってはいませんか?

「これをちょっとやってくれないか?」と頼まれても、「それは無理です」などと即座に返答してはいませんか?

ネガティブな性格の人は、自分で十分に判断する前に「できない」という言葉が先行してはいませんか?

普段から自分の前にバリアーを作っているようです。

変わりたいと思うあなたは、その壁を取り除いてみてください。

「無理」という言葉を、「できるかな?」と置き換えてみてください。

変わりたいと思うあなたは、変われるのです。

ネガティブな自分を変える8個のステップ

では、ネガティブに考えてしまう自分を変える方法について考えてみましょう。

ネガティブに考える時には、悲観的であり否定的、しかも劣等感が自分を支配しています。

失敗することに非常に敏感であって、細かいことにこだわってしまいすぐに落ち込むのです。

頭の中にマイナスの連鎖が起こってしまい、そこからなかなか抜け出せないという状況になるようです。

「自分は運が悪い人間だ」「自分は不幸ものだ」「自分は劣等生だ」などと、自分自身を責めてしまうのです。

側にいる人から見ると、何かにつけて自分を否定してしまうので、助け船を出すタイミングも分からないのです。

「そんなことはないよ。大丈夫だよ!」と言っても、「そんな慰めは言わないでください」と拒否されてしまうのです。

でも、これらのマイナス思考の人の自己分析は、現実に起こっていることはほとんどなくて、過去の僅かの出来事から勝手に判断しているだけの事なのです。

行動する前から、結果が出る前から、思い込んでいるだけなのです。

そんなネガティブな考えを変えるために、どのようにすればいいかを考えてみたいと思います。

1.ネガティブに思っていることを書き出す


結果も出ないうちから否定してしまう性格は、一度何を否定しているのかを明確にしておくことが改善の第一歩です。

前にも書きましたが、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」なのです。

幽霊がいると思い込んでしまうと、枯れすすきの穂を見て幽霊と間違えるのです。

見たことも会ったこともない幽霊の存在や姿を、頭の中にインプットしてしまっているからです。

ネガティブに考えることが嫌だと思っている前に、何を考えているのかという具体的な現象をハッキリとさせてみることが重要です。

現実的にどのようなことを考えているのか、いちど抜き出してみて並べてみるとハッキリとするのです。

そうすることで、以外にも具体的なネガティブな事柄が少なければ、あなたの単なる思い過ごしであって、心配するほどのことではなかったと安心するかもしれません。

現実に起こるはずのないことに怯えていれば、先ほどの幽霊と同じことなのです。

視覚的にはっきりさそう

では、どのようなことをマイナスに考えているのかハッキリとさせてみます。

それは、ノートにマイナスと考えていることを具体的に箇条書きしてみることです。

どんなことがどのようにマイナスに働くと思って悩んでいるかを書き出して見るのです。

ただ単に、「夢がない」とか「希望がない」などと抽象的なことではなくて、「希望の大学に入学できない」「好きな彼女に告白できない」「あの会社に入社できない」「あのサークルのメンバーと人間関係が上手く行かない」などと具体的な対象を書いてみるのです。

「希望の大学に入学できない」というテーマなら、次にはその原因を探っていきます。

「センター試験の成績が悪い」→「得意科目がない」「苦手科目が多い」→「苦手科目の勉強を強化」→「塾に通う」「大学を変更する」「もっとふさわしい大学を選択する」などと対策は考えられます。

こうやって視覚的にハッキリとさせると、単に自分は運が悪いとかきっと失敗すると言ったネガティブな考えを起こすこともなくなるはずです。

何に対して漠然と不安になってるのか、何を心配しているのかをハッキリとさせるのです。

頭の中をスッキリしよう

悩んでいることを視覚的に書き出してみると、頭に中のモヤモヤがなくなっていきます。

漠然と怯えていたことは、実は簡単なことだったということも分かるのです。

失敗することが怖くて、初めから取り組まなかったことでも、やることによるリスクが明らかになって、それぞれのリスクも対応できることが分かると、安心してチャレンジすることが可能になります。

思い切って取り組むことで、成功体験も得ることができるのです。

今度は、成功体験が頭に中にインプットされると、次もきっと上手く行くのではというプラス思考の連鎖も起こってくるのです。

頭の中を整理してスッキリさせてみてください。

何にネガティブになっているか受け止めよう

先ほどの悩みを視覚的にまとめることで、何にネガティブになっているかが分かります。

そして、自分のネガティブ思考の全体像もハッキリとしてきます。

このことが大事なことで、失敗の原因となることが分かるようになれば、それをできるだけ避けて取り組むことで、成功に結び付くのです。

たとえ失敗しても、失敗の原因が明確になっていて、次は失敗しないように頑張れるというポジティブな考えが生まれて来るからです。

幽霊の正体が分かると、次からは恐れなくなるのです。

2.こうなりたいという自分の理想像をイメージする


明るい希望があれば、人間は頑張れるものです。

こうなりたいという自分の理想があれば、それに対して突き進むことができるのです。

1年ほど交際している彼女と、どうしても恋人未満の関係が続き、現在に至っています。

彼女に対する気持ちは変わっていないのですが、どうしても結婚を告白するまでには至っていないのです。

「告白する根性がないのか」と友人には叱咤されているのですが、勇気がないのです。

それは今のままでは、告白しても振られてしまうというネガティブな考えが頭の中を占めているからです。

相手の彼女も、彼をまったく拒否する訳でもなく、現在まで交際が続いているのです。

決定的な問題があるわけでもないので、彼のネガティブな考えだけが邪魔をしているのです。

こんな時には彼女と結婚してこうなりたいという自分の理想像をイメージするのです。

ふたりでこんな生活をしようとか、こんなところに遊びに行きたいとか、理想をイメージして頭にインプットするのです。

前向きなことを考えることから変化を始めるのです。

楽しそうな自分を想像

近い将来の自分の楽しそうな姿を想像するのです。

あなたの側にはにっこりと微笑む彼女がいるのです。

美味しそうな料理を前に、楽しい食事を始める様子も想像するのです。

すると、その次にはどのようになりたい、何を手に入れたいなどと夢も膨らんでいくのです。

それこそ、ポジティブな思考に変わっていく過程なのです。

楽しい夢を持たなければ、ポジティブ思考には結び付かないのです。