人には色々なタイプがいます。
明るい人もいれば暗い人もいるでしょう。
自分では普通にしているつもりでも、周りの人からはポジティブだねなんて言われ方をする場合もあります。
どんな個性があろうとも、それはその人の個性であり他人がとやかく言う問題ではありません。
個性は、今までに生きてきた環境で作られる事がほとんどです。
ですが、例え兄弟であったとしても、同じ正確になる事はほとんどありません。
それは何故なのでしょうか。
その理由の一つとして考えられるのが、生まれた順番です。
つまりは、長男、次男などと言うような物を指します。
親は子供の事を平等に愛する事が基本であり、そうなりたいと願って居ます。
ですが、親と言えども完璧な人間などそう多くいるものではありません。
平等に愛さなければならないとは分かっているものの、ついつい差が出てしまう場合もあります。
また、生まれた順番によって経験する内容も変わってきます。
最初の子は最初なりに。
真ん中の子は真ん中なりに。
末っ子は末っ子なりに我慢をしたり不満に思ったりするものなのです。
だからこそ、それぞれの経験の違いによって性格に違いが出る事もよくある事でしょう。
その中でも、今回は『長子』についてご紹介させて頂きます。
長子とは
『長子』と聞いてどの位の人がピンと来るでしょうか。
普段なかなか使う事が無く、会話の中でもあまり出てくる事の無い言葉です。
だからこそ、読み方すらよく分からないなんて方も多くいるかもしれません。
ですが、その内容を知ることによって『自分の事だ』と感じる場合もある事でしょう。
読み方「ちょうし」
『長子』とは『ちょうし』と読みます。
『ながこ』とも読めるので初めてこの言葉を見た人はどちらで読んだから良いのか分からない事もあるでしょう。
このように、日本語には沢山の読み方があり意味も言葉によって色々なものがあります。
だからこそ、そこに疑問を持たずそのまま過ごしてしまうと、気が付かないうちに間違った理解が定着してしまいます。
そのせいで、結果的に自分が恥をかくこともあるかもしれません。
後から恥をかくくらいなら、最初からキチンと学ぶ姿勢を持った方がずっと自分の為になる事でしょう。
意味
『長子』の意味をいきなり聞かれて答えられる事が出来る人などそう多くはないでしょう。
長子とは、一番最初の子供の事を指します。
子供の長とでも言えば分かりやすいでしょうか。
最近では、子供の数も少なくなってきており2人兄弟でも珍しい地域もあるほどです。
ですが、昔はもっと沢山の兄弟がいる家庭が当たり前でした。
また、その頃は兄弟の上が家を継ぐ事が当たり前の時代でもありました。
だからこそ、あえて『長子』と呼ぶことによって、その子供の位置付けを明確に示していたとも言えるでしょう。
最初に生まれた子
今では、子供を持たない夫婦も沢山おり結婚したからと、言って誰もが子供を産むわけでは無いという流れになりつつあります。
ですが、昔は結婚=子供であり多くの子供を産み育てる事が嫁の務めだとされてきました。
だからこそ、今よりずっと沢山の子供達が一緒に暮らしてきたのでしょう。
1人2人であれば、わざわざ『長子』などという言い方をする必要は無いのかもしれません。
ですが、沢山の人数が居るとそれだけ分かりにくくなる場合もあり、社会的にも、どの子供が家を継ぐのかという部分を明確に示す必要がありました。
だからこそ『長子』と言った言い方が広まったのかもしれません。
長男または長女のこと
『長子』とは、最初に生まれた子供の事を指します。
それは、男女どちらでも適応するとされており、とにかく一番最初の子という所が大切です。
昔は、子供は何人もいる事が当たり前でした。
だからこそ、あえてそんな言い方をしたのかもしれません。
ですが、今の時代は、それほど子供が多い家庭は少なく珍しい環境と言えるでしょう。
この言葉を聞く機会もほとんどなくなってしまったので、意味を知らない方も沢山いる事でしょう。
ですが、言葉はいつでも学ぶ事が出来ます。
自分が知ろうとしなければいつまでも知らないままですが、興味を持つ事によっていくつになっても知識を広げる事は可能でしょう。
だからこそ、知らない言葉に興味を持ち考える事はとでも大切なことだと言えるでしょう。
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最初に生まれた男の子
『長子』という言葉は、基本的には男女共に使用する事が出来る言葉です。
ですが、一般的に考えると、長男に多く使われる場合が多いとされています。
というのも、日本は昔から男性が家を継ぐのが基本とされてきました。
だからこそ、重視されるのは男の中で何番目かという事であり、女はそもそも関係がなかったのです。
だからこそ、昔からの考え方もありついつい『長子』と聞くと男の子を想像してしまう事も、珍しい事ではないでしょう。
長子の5個の性格の特徴
それではここからは長子の人の性格についてご紹介させていただきます。
その特徴を知る事によって、長子がどんな子供になりやすいのかという事に気が付く事が出来るでしょう。
自分が長子の人は、自分の性格を客観的に考える事が出来るきっかけにつながるかもしれません。
また、あなたの周りに長子が居る場合にはその人の性格を知るきっかけとする事も可能です。
性格の特徴を知る事が出来れば、その人との付き合い方も自然と学んでいく事が出来ます。
是非参考にしてみてください。
1.責任感が強い
長子の性格の特徴の中で、最も良く注目される特徴があります。
それは、責任感の強さです。
責任感が強い事は、これからの人生の中でとても需要な事です。
仕事などをする上でも、強い責任感は大きな武器となる事でしょう。
だからこそ、その性格はどんどん伸ばしていくべきです。
ですが、一方でその強い責任感に自分が押しつぶされてしまう恐れもあります。
『周りの期待に応えなければ』という責任感を持っている場合、自分が出来る以上の事をしようと努力する傾向があります。
結果的に、自分でその重荷を持ち続ける事が出来ずにつぶれてしまうのです。
責任感を持って行動することはとても大切な事です。
自分のやる事に責任を持つとともに、周りの人に対しても誠実な行動をとる事が出来るでしょう。
ですが、それも無理をして行えば結局周りに迷惑をかける結果になってしまいます。
自分の出来る範囲を知る事も大切な事でしょう。
親の期待に応えなければ
親とは勝手な生き物です。
悪気がなかったとしても、ついつい一番最初の子供には、どうしても期待してしまうものなのです。
そんな親からの期待に答えようと一生懸命になるからこそ、長子の子供たちは責任感が強くなる傾向にあります。
子供としても、全く期待されないよりは期待してもらった方がうれしいという場合もあるでしょう。
努力が認められ、ほめられればされに大きなやる気を持つ事だって出来るかもしれません。
ですが、期待に応え続けるのも骨が折れるものです。
どんなに一生懸命努力したとしても『もっと出来る』『もっと頑張ろう』と言われてしまうと、どんどんその期待が重荷になっていくものです。
親からの期待に応えようとする機会が多いからこそ、長子と呼ばれる一番最初に生まれた子供たちは責任感が強い子供になります。
ですが、一方でその期待が大きければ大きいほどその重圧によってまっすぐな気持ちが持てなくなってしまうので注意が必要です。
お兄(姉)ちゃんなんだからと言われて育った
『上の子』という事は、必ずその下に子供がいる事を指しています。
だからこそ、一番最初に生まれた長子の子供たちは『お兄ちゃん』『お姉ちゃん』なのです。
この場合、多くの家庭で『お兄ちゃん・お姉ちゃんなんだから我慢しなさい』と言われた事でしょう。
どうしても、下の子の方が手がかかる事ら、上の子たちの相手がおろそかになってしまう場合もあり、我慢させるケースも多くなってしまいます。
そんな我慢が日常的にあるからこそ、長子の子供たちは『お兄ちゃん・お姉ちゃん』としての自覚をもった行動をとるようになります。
その結果、責任感の強い子供になっていくのです。
『自分がしっかりしなければならない』そんな気持ちを小さいうちから持つ事によって、自分の立ち位置というものを学び性格に反省させているのです。
上の子としては、自分が選らんんで長子になったわけではありません。
だからこそ、不満に感じる時もある事でしょう。
どうして自分ばかりが我慢をさせられているのだろうとイライラする事だってあるはずです。
ですが、それでも今の現状を変える事は出来ず長子に生まれた事もどうする事も出来ない事実です。
だからこそ、その現状に合わせた性格に変化していくのでしょう。
何でも自分事に感じてしまう
責任感が強いという事は、それだけ多くの事を考えることが出来るという事を指しているのでしょう。
余裕の無い人は、周りを見て判断する事などできません。
多くの現状をしっかりと見極めるちからがあるからこそ、必要な行動をとる事が出来るのです。
という事は、それだけ想像力が高いという事にもなります。
多くの出来事を想像し、自分の事のように考える事が出来るからこそ、相手が必要としている行動をとる事が出来るのでしょう。
何事も自分の事のように考える事が出来るその性格は、大変素晴らしまさに長子だからこそ出来る行動の一つとして考える事も出来ます。
しっかりせざるを得ない
長子の場合、いくら年が近かろうと子供の中で、一番大きい事には変わりありません。
まだ自分がお母さんに甘えたい時期だったとしても、自分よりも小さい相手がいるせいで甘える事が出来ないという事も多々あるでしょう。
そのせいで、必然的にしっかりしなければならない場合が多々あります。
兄弟と言ってもいろいろな関係性があります。
仲のいい兄弟もいれば、全く口も聞かないような兄弟だっている事でしょう。
その場合、長子が率先して下のこの面倒を見ている場合もあれば、いやいやに過ごしている事だってあるでしょう。
いずれにしても、求められる条件には変わりありません。
とにかく、しっかりする事。
下の面倒を見る事。
これが長子の必要なポイントです。
だからこそ、どうしても責任感が強くなりしっかりした子供になりやすい傾向にあります。
子供の頃に出来たその性格は大人になったからといって急に変わるものではありません。
だからこそ、長子かどうかによって、性格に違いが出る事はそう珍しい事ではないのです。
小さな子供に『お兄ちゃん・お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい』というのも酷な話かもしれません。
ですが、現実を嘆いた所で変化はありません。
自分に与えられた環境で過ごす以外に方法はありません。
2.全て自分でやろうとする
責任感が強いという事にもリンクしますが、長子の人の場合何か困った事があったとしても人に頼ろうとはせずにまずは自分で出来る方法を探す傾向にあります。
何とかして自分の力で問題を解決しようとするのです。
これは、昔からそうしてきたからの行動なのでしょう。
昔の日本では、両親の他に多くの大人が子供たちと接してきました。
地域で子育てをしていた時期もあるほどで、みんなで協力して生活してきたのです。
ですが、今では核家族が当たり前となり両親の負担が大きくなっています。
特にお母さんの負担は大きく『ワンオペ』といわれるような言葉も出来るほど、たった一人で子どもの面倒を見ているという人も少なくありません。
そのせいで、どうしても子供全員に手が回らないという事が起こります。
子どもを相手にする人数が足らない場合、結局上の子を我慢させる事につながってしまいます。
すべての子供を平等に相手にすることが出来れば一番ベストですが、それが出来れば苦労はしないのです。
出来ないからこそ、苦肉の策として上の子を我慢させる事になります。
その環境で育ったからこそ、上の子である長子の場合には全てを自分でやろうとする性格の人が多くいます。
小さい頃に頼る機会がなかったからこそ、どう相手に頼ったらいいのかわからないのです。
兄弟の面倒をみてきた
今の日本は、核家族化が進みそれぞれの家庭内だけで子育てをする傾向にあります。
だからこそ、お母さん一人の負担がとても大きくなってしまっています。
結果的に、手が足りず子供たちの中に差が出てしまう事もあります。
とはいえ、誰もがお母さんの苦労をわかっています。
だからこそ、大抵の場合兄弟で助け合って生活する事が多くなります。
上の事は下のこの面倒を見る。
当たり前のようにも思えるこの行動も上の子たちの母を思う優しさから出ている行動なのでしょう。
それをすることによって母親が喜ぶからこそ、率先して手伝いを行うという事だってあるかもしれません。
兄弟の面倒を見てきた日々があるからこそ、長子の人は自分の事は後回しにして周りの人のサポートにまわったり率先して相手の事を考えた行動をとる事が出来るようになります。
これはやろうと思ってもそう簡単に出来るものではありません。
今までの人生で、そういった経験を沢山してきたからこその行動なのでしょう。
世話焼き
長子の場合、小さな頃から下のこの面倒を見て生活してきました。
だからこそ、誰かの面倒を見る事に慣れているのです。
そのせいで、兄弟ではない相手に対してもついつい世話を焼いてしまう傾向があります。
交際してる相手などに対しても、ついついあれやこれやと世話を焼いてしまう人は、今まで長子として自分の兄弟たちのめんどうをみてきたのかもしれません。
だからこそ、ついついその癖が付けずに相手の事を世話してしまうのです。
世話を焼く事はいい事です。
周りの人も、その人が居るおかげで助かる事が沢山ある事でしょう。
ですが、それをやりすぎてしまうと相手を付け上がらせたり自分自身に負担になってしまう事があるでしょう。
だからこそ、相手の事を考えて行動することは大切な事とはわかりつつも無理のない範囲での行動をお勧めいたします。
独立心が強い
長子の場合、まだまだ甘えたい時期であったとしても自分よりもさらに幼い存在が出来てしまうので、納得いくまで甘える事が出来ない場合が多くあります。
だからこそ、独立しなければならない状況が必然的に作られて居るのです。
結果的に、長子は独立心が強くしっかりした人になる場合が多々あります。
独立心が、ある事はいいことです。
それがあることによって独り立ちをする事にも繋がるのですから。
ですが、その独立心が強すぎるあまり、他人に頼る事が出来ないというデメリットが出てくる場合もあります。
人に頼る事は悪い事ではありません。
そうする事によって、助けられるケースも沢山あるからです。
だからこそ、他人に頼ることが苦手な長子は苦労をする場合も多々あるのでし。
人が一人で出来る事など限りがあるのです。
だからこそ、その限られた世界の中でより多くの経験をする為にはほかの人の力を借りる事が必要な場合も多々あります。
それをする事が出来ないという事は人間としての成長を妨げてしまう場合もあります。
頼まれたら断れない
責任感が強いという事は、自分の事はもちろん多くの人の事も助けてあげたいという心を持ってるという事になります。
だからこそ、つい誰か頼まれると断る事が出来なくなってしまうのです。
自分の出来る事以上のことをしようとするせいで無理が出て疲れてしまう事だってあるかもしれません。
それだけ頑張ったとしてっも周りの人から認められる角化もわからないので、気苦労が続く事だってある事でしょう。
頼まれたら断る事が出来ない。
それは意外と厄介な性格です。
自分の事を苦しめる事にもなりかねません。
ですが、それをする事が出来るという事は、人としては素晴らしい事なのです。
だからこそ、その素晴らしい気持ちを大切にする気持ちもまた必要です。
3.要領が悪い
長子の人の性格は、とてもまじめで責任感が強い事でも知られています。
だからこそ、要領が悪くなってしまい、無駄な苦労を背負う事になる場合もあるのです。
もっとうまく立ち回る事が出来れば苦労をする事もないにも関わらず、ついつい無理をしたりして自分自信が苦労する道を作ってしまうのでしょう。
それは一言でいえば『要領が悪い』という事なのでしょう。
要領が悪いとバッサリ言われてしまうとしょしょう悲しい気持ちます。
ですが、事実なので仕方がないでしょう。
まじめで責任感が強いからこその結果なのです。
要領が悪いという事は、デメリットとしてとらえられがちです。
確かにその通りでしょう。
ですが、裏でこそこそ動く人よりも、まっすぐまじめに行動している人の方がいつか必ず周りの人が見方をしてくれるはずなのです。
今はその性格が嫌だとしても、そのまじめな正確に救われる時が必ず来る事でしょう。
頑張っているけれどうまくいかない
『要領が良い』といわれる人の場合、苦労を最小限に抑え自分が出来る事をして簡単に結果を出すよう見えるでしょう。
もちろん、それなりに苦労をしたりしているのかもしれません。
ですが、それすらもすべてがそつなくこなしているように見え、簡単に結果を出しているように見えるのです。
反対に『要領が悪い』といわれてしまう人の場合、努力が結果に結びつかないケースが多々あります。
努力をしているのにもかかわらずその努力が周りに伝わらず結果を出す事が出来ないのです。
『頑張っているのに結果が出ない』そんな事に悩みを抱えている人は、もしかしたら要領が悪いのかもしれません。
要領が悪いと言われて喜ぶ人などいないでしょう。
どちらというと、バカにされているような印象を受けてしまうかもしれません。
ですが、要領が悪い事が必ずしもマイナスに働くかどうかはわかりません。
問うのも、一生懸命に行動しているのにもかかわらず結果を出すことが出来ないあなたの姿に好感を抱く人もいるかもしれません。
例え結果が出なかったとしても、頑張る事は素晴らしい事です。
だからこそ、自分を磨く事が出来新たな恋の糧にすることが出来るのです。
何もせずに家に閉じこもっていても意味がありません。
例え失敗して容量が悪いといわれてしまったとしても、行動することによって見えてくるものも沢山あるはずです。
その見えてきたものを今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。
手を抜かず全てに一生懸命な割には
『要領が悪い』という事は、結果を指している言葉ではありません。
おそらく行動の全てにおいて使われて居る言葉です。
容量が悪いからと言って、仕事が出来ないとは言い切れません。
ですが、無駄な動きが多いという事は、それだけ時間がかかるという事です。
丁寧ともまた違った意味がありますので、あまりいい言葉とは言えないでしょう。
手を抜かずに一生懸命やる事はとても大切な事です。
ですが、自分では一生懸命やっているのにも関わらず結果につなげる事が出来ないという人は、もしかしたら容量が悪いのかもしれません。
自分の欠点は意外と気がつきにくいものなのです。
欠点を早めに知る事が出来れば早めに改善点を考える事が出来ます。
どうしたら、それをカバーできるのか知る事が出来るでしょう。
性格を急に変える事は出来ませんが、自分の出来ることを増やそうと考える事は必要な事です。
容量が悪いことを自覚する事によって、見えてくるものもあるかもしれません。
人には頼らない
幼い頃から、長子の人々は1人で解決する必要がありました。
両親に手伝って欲しいという思いがあったとしても、幼い兄弟が両親を必要としていると、なかなかその後に構ってもらう事は難しい部分もあるからです。
だからこそ『人に頼らない』という性格がより強く出るようになります。
他人を頼らず自分の力で解決しようとする事は、悪い事ではありません。
責任感が強いという事で評価されることもあるでしょう。
ですが、何事もやり過ぎは良くありません。
明らかに自分1人ではどうする事も出来ないような事も1人で解決しようとすれば、無理が出てしまうもの。
そんな無理をしてもなお、1人に頼る事が出来ないのは問題です。
人に頼る事に慣れていない人は、どう頼っらいいのか分からない部分も多くある事でしょう。
ですが、それもまた勉強です。
自分の限界を知り、きちんと向き合う事が必要な時が必ずやってきます。
その時にどう対応するのか。
それが大事となるはずです。
4.自分にも他人にも厳しい
責任感が強いからこそ、長子の人は他人にも自分にも厳しくなる傾向があります。
だからこそ、そのせいで周りの人とトラブルになったり浮いてしまったりする傾向があります。
上手く世の中を渡って行く事が出来る人と言うのは、おそらく飴とムチを上手く使い分ける事ができる人なのでしょう。
そう考えれば、ただ厳しくするだけでは誰もついては来てくれないでしょう。
頑張る気持ちもわかります。
ですが、周りとの温度差が広がれば広がるほど、自分の負担もまた大きくなってしまうものです。
礼儀を重んじる
『ちゃんとしなさい』と親に言われた事が無い人など居ないのでは無いでしょうか。
親としても、注意してばかりの日々に嫌になることはあります。
ですが、とは親と言っても人間です。
余裕が無くなれば大きな声を出してしまうことだってあるでしょう。
子供が何人も居ればなおのことです。
子供が何人も居れば注意する機会は自ずと多くなります。
また、その対象が上の子になることは仕方がない部分もあります。
言ってわかる年代もあれば、分からない年代もあるからです。
とは言え、自分ばかり怒られていれば不満もおおきくなることでしょう。
結果的に、怒られない為にはどうしたら良いのかを考えて行動するようになります。
そのせいで、自分にも他人にも厳しい人が出来上がる可能性は大いにあります。
5.褒められて伸びる
長子の人の場合、幼い頃からしっかりしなければならず我慢をしていることが多々あります。
だからこそ、大人になっても、ほかの人から認められたいという気持ちを多く持っています。
だからこそ、他人から褒められる事が嬉しく、褒めてもらえると大きな力を発揮する場合があります。
褒められて嬉しいのは子供だけではありません。
誰だって自分を褒めて欲しいのです。
その気持ちを理解して、実践してあげる事によって、幼い頃から抱えていた気持ちを会社してあげる事が出来るかもしれません。
構ってほしい
好きの反対な嫌いでは無く、無視です。
存在を無視される程寂しいことはありません。
他の人から色々言われる事に対して、不満を抱く事もあるでしょう。
けれど、何も言われないよりはマシだと言う考え方もあります。
長子の人の場合、下の子供に比べると構ってもらえる機会が少なかった傾向にあります。
だからこそ、その部分で満たされない気持ちを抱えている場合も多々あるのです。
その気持ちを会社してあげる為にも、思い切り褒めてみましょう。
そうする事によって、満たされる気持ちも沢山あるはずです。
子どもの頃に解消することが出来なかった気持ちは、大人になって大きくなることもあります。
そのせいで曲がった性格をもってしまう事もあるかもしれません。
互いに相手の出方を気にしていると、結局何が正しくて何が必要なのかという部分が分からなくなってしまう事もあります。
そうならないようにする為にも、素直に行動すべき時も多々あります。
生まれた順番は性格を作る要素
人の性格を作るものは一つではありません。
多くの要素が積み重なって出来るものなのです。
だからこそ、同じ経験をしている人が全て同じ性格になるかと聞かれればそんな事はありません。
それぞれ色々な経験をする事によって、性格が変わって行くのでしょう。
その中でも、生まれた順番というものは大きなポイントの一つになる事は確かです。
特に、長子と呼ばれる長男.長女の場合にはその性格がより強く出る傾向にあります。
責任感が強く面倒見が良くなる反面、無理をし過ぎてしまったり空回りをしてしまう事もあるでしょう。
性格はそれぞれです。
どれが良くてどれがダメだという事もありません。
必要なのは、自分の性格を知る事です。
特徴を知る事によって、どんな事に気をつけたら良いのかなどの対策も学ぶことが出来るでしょう。
そうする事によって、気がつくことができる部分も沢山あるはずです。
性格を作る要素を知る事によって、自分の性格を知るポイントにも気がつくことが出来るでしょう。
今まで自分の性格にをなかなか理解する事が出来なかった方も、改めて条件を考え直す事によって知ることができる場合もあります。
なんらかのきっかけにする事が出来る場合もありますので、是非一度考えてみてはいかがでしょうか。