デフォルト(default)とは、『何もしないこと』、『行うべき義務を怠る』という行為を表現する意味があります。

また、IT業界でパソコンなどのソフトウェアの設定内容が『初期状態』になっているとき、デフォルトと言います。

デフォルトという言葉は、ビジネスの場面で使われることが多々ありますので、デフォルトの意味をシッカリ理解しておくことは社会人の知識として必要です。

金融業界であれば、数年前に世界中を賑わした、海外のある国が債務不履行をした際にデフォルトの言葉が多くのメディアで使われていました。

スポーツの世界では、出場予定の選手が試合に出ずに欠場することをデフォルトと表現します。

日常生活の場面では、人の習慣的な行動を指すときにデフォルトを使います。

defaultは、deとfaultの単語が合わさった表記になります。

人の意図的でない行為であるミスや失敗を指すときにfaultが使われます。

試合中に意図的ではなくミスや失敗をおかす行為のときにfaultが使われます。

例えば、テニスや卓球の試合でミスをしたときにfaultと言います。

deは後ろの単語faultの意味を否定する時に使われますので、faultを否定する意味があります。

つまり、defaultは、意図的に良くない行為をする様子を指す言葉として使われることが多いです。

デフォルトとは?


デフォルトは、人が果たさなければならない義務を意図的に怠る行為を指すときに使われます。

日常生活の中でデフォルトというコトバを多く耳にすることはありませんが、金融業界やパソコンに関して使われることが比較的多いと言えます。

金融業界で使われるケースとしては、負債を負った者が返済しなければならない義務を果たさずに怠った状況を指してデフォルトと表現します。

また、人がもつ生活習慣の中で、好ましくない習慣的行為を指してデフォルトと表現することがあります。

例えば、職場の中の会話で、同僚が仕事中に何時も居眠りをする様子を指して、『彼の居眠りはデフォルトだ』と言うことがあります。

我々の生活の身近にあるパソコンに関しては、次のような例があります。

パソコンメーカーが工場で製造する際に、お客様の標準的な使い方を想定して、ソフトウェアの内容を使い易いように初期設定して出荷します。

ですから、お店で購入したパソコンは標準的な使い方であれば、基本のソフトウェアを登録するだけで、『何もしなくても』直ぐに使えるように初期設定されています。

このように、工場からの出荷時にパソコンに設定されているソフトウェアの内容を指して『何もしなくても』直ぐに使えるので、『デフォルト』と表現します。

同じくコンピュータの世界では、プログラマーがソフトウェアを作成する際に、計算で使われる金額の項目などには予め数値の0(ゼロ)を設定します。

このことを、デフォルト値の設定といいます。

こうすることで、金額を計算するソフトウェアが正常に計算できるようになるのです。

もしも、金額の項目に0(ゼロ)を設定せずに空白のままで引き算などの計算をすると、計算では0~9の数値しか使えないので、正しい計算が出来ずに誤った結果を出力します。

このように、デフォルトは、様々な場面で使われるコトバになっています。

デフォルトの意味とは

デフォルトの意味を考えるとき、英語表記のdefaultに注目すると分かり易いです。

defaultは、deとfaultの単語が合わさった表記になっています。

faultには欠点という意味があり、意図的でない行為によってミスや失敗をする様子を指します。

deは後ろの単語faultの意味を反転する時に使われますので、故意に良くない行為をする姿を指してdefaultが使われるのです。

スポーツの世界では、出場予定の選手が試合を欠場したり、試合を途中で棄権する行為を指してdefaultと表現します。

また、司法の世界では、裁判を欠席する行為を指してdefaultと言います。

何れも、人の意図的で良くない行為を指すとき、defaultを使います。

日々の生活の中では、人の習慣的な行為を指すとき、デフォルトが使われます。

デフォルトは様々な分野で使われているのです。

デフォルトには意味や使い方が異なるものがある

デフォルトには大きく4つの意味があります。

1つ目は、『何もしない』、『欠席』という意味です。

2つ目は、『行うべき義務を怠る』という意味があります。

3つ目は、人の習慣的な行動を指すときに使います。

4つ目は、PCなどの機器類の設定内容を指すときに使います。

それぞれに、デフォルトが使われる場面が異なっています。

スポーツの世界では、出場予定の選手が欠場する姿を指して、『何もしない』という意味を派生させてデフォルトが使われます。

パソコンに関しては、パソコンの製造メーカーがPCを出荷する際には、購入してくれたお客様が基本ソフトウェアを登録するだけで、『何もせずに』直ぐ使うことができるようにソフトウェアを初期設定します。

工場から出荷された状態の初期設定内容を指してデフォルトと言います。

また、金融業界では、借金を返済せずに『行うべき義務を怠る』行為である債務不履行を指して、デフォルトと言います。

債務不履行とは、借金を返す義務を怠っていることを表しています。

また、デフォルトが使われるケースとして、人の良くない生活習慣や癖を指すときに使われます。

例えば、何時も遅刻する人を指して『あの人の遅刻はデフォルトだ』という言い方をすることがあります。

スポーツの世界では、試合に出場予定の選手が欠場する行為を指してデフォルトを使います。

金融的な場合で使われるときの意味

金融業界では、様々な場面で金融機関と国や企業との間で資金の貸し借りが日常的に行われています。

銀行を中心とした資金の貸借によって、業界の経済活動が活発化し多くの企業経営が発展しています。

資金の貸借による融通は、国レベルから企業レベルまで様々です。

資金を貸す側は債権と呼ばれる、貸した資金を払ってもらう権利をもちます。

一方、資金を借りた側は債務と呼ばれる、借りた資金を返す義務が発生します。

資金の貸借の契約を結んだにも関わらず、経済状況や金融状況の変動により、国や企業の置かれている立場が厳しい状況に陥り、債務を果たせなくなる状態を指して債務不履行と言います。

債務不履行を『デフォルト』と言います。

また、住宅ローンを借りている人がローンの返済が出来なくなる状態を指すときも、デフォルトが使われることがあります。

金融業界が安定しているときは、デフォルトを耳にすることは少ないですが、金融業界の安定が崩れて不安定な状況に陥ってくると、デフォルトのコトバが多く使われることになります。

債務不履行

債務不履行とは、債権者と債務者が資金の貸し借りの契約を結んだ後、資金を借りた債務者が経営変動によって借りた資金の返済義務を怠っている状態を指します。

数年前の海外ニュースで、国が借りていた借金を財政悪化のため返すことが出来なくなった状況を『デフォルト』のコトバを使ってメディアが報道していました。

実際に債務不履行が起きると日本のメディアは、『債務不履行』という直接的な表現を避けて『デフォルト』のコトバを多く使っていました。

債務不履行の意味とは

企業が銀行などからお金を借りて返す契約を締結したにも関わらず、返さなければならない義務を果たしていない状況を債務不履行といいます。

『債』は、『借りがあること』や『借金』を意味します。

『務』は、『返済すべき義務』を意味します。

『債務』は、借りた資金を返す義務があることを意味しています。

債務不履行とは、借りた資金を返済する義務を意図的に怠っていることを意味します。

あなたが、知り合いから頼まれてお金を貸したときは、債権を持つことになります。

債権は、貸したお金を返してもらう権利のことです。

一方、お金を借りた知り合いは債務を負うことになります。

債務は、借りたお金を返さなければならない義務のことです。

もし、あなたが貸したお金を知り合いから返してもらえない状況に陥ったならば、知り合いは債務不履行をしていることになります。

金融的な意味での例文

アメリカで2008年に起きたリーマン・ショックについてデフォルトの観点から観ていきます。

2008年に、アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻し、連鎖的に世界的金融危機が起こりました。

日本経済にもリーマン・ショックの影響が及んで景気の悪化を呼び起こしました。

リーマン・ショックが起きた原因は、サブプライム住宅ローンが破綻したことが発端になっています。

サブプライム・ローンとは、アメリカの貸付ローンの中で優良層向けよりも下層の低所得者層向けに位置付けられたローンです。

低所得者層を対象とした低金利の住宅購入用途向けローンの申込者の増大に任せるまま膨大な資金の貸し付けが行われました。

もともと経済的な不安定さを抱えているサブプライム層は、その後の金利の上昇など社会的経済状況の変化もあり、ローンの返済が出来ない状態が急激に広がりました。

こうして、ローン返済不履行というデフォルトが発生したのです。

ローン返済不履行の増大化により、住宅バブルが弾けて崩壊したため、貸し付けを行っていた多くの銀行が経営破綻し、アメリカの大きな投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスも64兆円の負債を抱えて経営破綻しました。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことで、連鎖的に世界的金融危機として広がっていきました。

日本の金融機関の多くがリーマン・ブラザーズ・ホールディングスと取引していたことから、日本経済にもリーマン・ショックの影響が広がり景気が悪化して、多くの企業の経営悪化からリストラの増大や給与の削減、失業率増加など一般市民の日常生活へも大きな影響が広がっていきました。

2008年に起きたリーマン・ショックの影響を受けた日本の経済状況は、10年後の現在に至っても完全に立ち直ったとは言えない状況が続いていることが海外の投資家などから指摘されています。

PCなどで使われるときの意味


パソコンには多くのソフトウェアが登録されていて、それらのソフトウェアが使用目的に応じて動作することで、メールが使えたり、インターネットでWebサイトを閲覧出来たり音楽が聴けたりしています。

パソコンに登録されている多くのソフトウェアは使用目的に応じて様々な設定方法があります。

パソコンを製造しているメーカーでは、購入してくれる多くのユーザーが操作し易くなるようにソフトウェアを初期設定します。

こうした配慮で製造されたパソコンを家電店などで購入したユーザーは、基本ソフトウェアを登録するだけで『何もせずに』パソコンを直ぐに使うことができます。

このように、工場で初期設定された内容を指してデフォルトと言います。

初期設定値

情報システムの分野では、プログラマーがプログラムを作成する際にデフォルト値を設定する手法を使うことが少なくありません。

プログラムの作成で行われるデフォルト設定例について、金額を計算するプログラムを作成するケースで紹介します。

プログラムを作成する過程では、計算に使われる金額の項目には予め数値の0(ゼロ)を初期設定します。

金額の項目がプログラムの計算処理で使われる前に予め数値を設定することを『初期設定』と言います。

このとき予め設定された数値である0(ゼロ)を『初期設定値』と言います。

初期設定値を設けることを、デフォルト値の設定といいます。

デフォルト値を初期設定することで、金額を計算するプログラムが正常に計算できるようになります。

もしも、金額の項目に0(ゼロ)を設定せずに空白のままで引き算などの計算をすると、計算では0~9の数値しか使えないため、正しい計算が出来ずに誤った結果を出力し、不良なプログラムと言われてしまいます。

プログラムを作成する際には、処理の中で使用される金額や文字などの項目の種類に合わせた様々な初期設定値の方法があります。

仕様

仕様とは、製品が製造工程を経て完成品として工場から出荷される時点で備えもっている機能や詳細な内容、内訳のことです。

製品が工場から出荷されるときの『仕様』は、デフォルトと言われる初期設定になっています。

日常生活で身近な電気製品などのメーカーが公開している製品のカタログに記載されている内容は仕様の概要にあたります。

様々な製品は、仕様に基づいて製造されます。

仕様について、パソコンの例で紹介します。

PCは多くのメーカーから様々な製品が出荷されて家電店などで販売されています。

各種のPCは機種ごとに機能や性能が異なります。

メーカーでは、機能や性能が異なることを仕様が異なると言います。

PCなどで使われるときの例文

デフォルトについて、PCの例で紹介します。

PCの電源スイッチをONにして少し待つと、メーカーのロゴマークが表示されてきます。

ロゴマークが表示されるまでの間、画面が黒い状態になっています。

画面が黒い状態の間に、PC内にデフォルトされている初期設定値のソフトウェアが動作していて、PCを使える状態にしているのです。

PCには多様なソフトウェアが初期設定されています。

画面を表示させるソフトウェアやキーボードから文字を入力できるようにするソフトウェア、マウスを操作するためのソフトウェアなどがあります。

これらのソフトウェアは工場で製造される過程でPCに初期設定されます。

PCに初期設定されている内容を指してデフォルトと言います。

PCの製造過程でデフォルトされたソフトウェアのお蔭で、我々はPCの仕組みを全く理解していなくても自由に使えるのです。

その他で使われるときの意味

デフォルトが使われる場面には、スポーツの分野や我々の日常生活の中で織りなされる人間関係などがあります。

スポーツの分野では、試合に出場予定の選手が欠場したとき『デフォルトした』と言います。

選手が試合を欠場することは、出場しなければならない『義務を放棄』する不履行にあたる行為のため、デフォルトを使って表現します。

一方、デフォルトのもつ意味の中の『定番』に関する使われ方として、人の日常生活における習慣的な行為を指すことがあります。

例えば、仕事中に頻繁にプライベートのLINEのやり取りをしている同僚を指して『彼の仕事中のLINEはデフォルトだ』ということがあります。

普段や定番など

デフォルトのもつ意味の中の『普段』や『定番』については、日常生活の習慣的な行為を指すときに使われます。

例えば、職場の仲間が仕事中に頻繁に居眠りをする姿を指して『彼の居眠りはデフォルトだ』と言うことがあります。

または、タバコ好きの同僚の日常的な行為を見ている周りの人が、『彼が喫煙室に行くのはデフォルトだ』と言ったりします。

その他で使われるときの例文

デフォルト(default)には欠席するという意味があります。

欠席の意味を派生させた「…indefaultof…」のように「…が無いので…」という使い方があります。

例文としては、「Hewassilentindefaultofanyexcuse.」

「弁解のしょうが無いので黙っていた」という意味になります。

この例文のように、defaultの意味である『欠席』、『欠ける』から派生させて、『無い』という意味として使われることがあります。

「デフォルト」を使うときに気を付けることと例文

「デフォルト」には、大きく3つの意味がありますが、それぞれの意味には関連性はなく、使われる場面や使い方も大きく異なりますので気を付けなければなりません。

金融業界でデフォルトが使われるケースは、資金を借りた債務者が債権者に返済する義務を怠った時の債務不履行の行為を指すときに「デフォルト」を使います。

例文として、「大手投資銀行が巨額の債務超過のためデフォルトしたことで、世界的な株の大暴落を招いた。」

また、法律分野の裁判のケースでは、「法定出頭義務のある参考人がデフォルトしたため、欠席裁判を余儀なくされた。」

一方、職場の中で身近な人の習慣的な遅刻行為を指して「デフォルト」を使った例文として、「彼の遅刻はデフォルトだ」があります。

私たちの生活には欠かせないPCに初期設定されているソフトウェアの設定内容について「私のPCの設定はデフォルトのままです。」と表現することがあります。

「デフォルト」のコトバは日常的に多く使われる言葉ではないため、使い方を誤ると相手に警戒心を与えて、お互いの人間関係に『水を差す』ことがありますので、使う時には気を付ける必要があります。

同じ言葉でも意味が違う場合がある

デフォルトには幾つかの違う意味があります。

なおかつ、デフォルトが使われる場面にも違いがあります。

デフォルトは、日常会話の中で頻繁に使われる言葉ではありませんので、安易な使い方は慎む心掛けが必要です。

周りの人との会話の中で前触れもなく『デフォルト』のコトバを使うことで、会話の流れに違和感を与えて場をシラケさせることがありますので、慎重さが必要です。

スポーツの分野で使われる意味として、出場予定の選手が試合を棄権したことで不戦敗になった状況を指すとき『デフォルト』を使います。

また、PCを家電店などで購入した際に直ぐに使えるようにソフトウェアを初期設定することがあります。

PCが初期設定されているとき、デフォルトと言うことが多いです。

一方、金融機関が企業などに資金を融資した際に、借主である企業との間で契約を交わして債権をもちます。

しかし、債務者である企業が返済義務を怠る状態に陥った時、デフォルトと表現します。

場合と状況によって使い分けよう

デフォルトのコトバが使われる状況には幾つかのケースがあります。

代表的なケースとして、金融機関と一般企業との間で交わされる金融の貸借のための契約があります。

貸し出す立場の金融機関が債権者となり、借りる立場の企業が債務者となって契約を締結した後、企業が返済できない状況に陥ったとき、デフォルトのコトバが使われます。

また、人の好ましくない習慣化している行動を指すときに、デフォルトが使われます。

例えば、「彼の遅刻はデフォルトだ」という使い方になります。

デフォルトを使う場面は多くないため、前触れもなくデフォルトのコトバを人に向けると警戒心を抱かせることがあります。

デフォルトは、幾つかの関連性のない意味をもっていて、なおかつ、使い慣れないコトバですから、安易に人に向けると快い人間関係にマイナスなイメージを与えることがありますので、場合と状況によって使い分ける心遣いが必要です。

デフォルトの危機に陥っている

世界経済の景気動向の歴史を観ていくと、好景気と不景気が繰り返されている面があります。

好景気の象徴であるバブル経済が続くと『バブル崩壊』や『バブルがはじける』状況に陥ることが繰り返されてきています。

また、視点を企業レベルに移すと、企業の経営活動は、順調に発展する時期と厳しい時期とが繰り返されながら進展していく状況があります。

世界経済の動向は企業レベルの経営状況に大きな影響を与えます。

数年前には、海外の国で起きた金融危機が引き金になり、住宅ローンの膨大な負債が世界的なデフォルトの状態を引き起こしました。

世界的なデフォルトは、日本経済に長期的な不景気をもたらして、現在に至っても完全に脱却したとは言えない面が残っています。

借金の返済をデフォルトしてしまった

金融機関や企業の経営活動が日々流動している経済状況は、債権者と債務者との『持ちつ持たれつ』の関係により発展してきた面があります。

債権者は債務者からの返済金の履行により、経営破綻を招かずに済みます。

経済発展の要因のひとつが金融の貸借関係が繰り返し行われてきたことです。

ところが、債務者が借金の返済をデフォルトしてしまうと、金融の貸借サイクルが止まってしまいます。

債権者である金融機関は、見込んでいた返済金が入って来なくなることで経営に打撃を受けます。

規模が限定的なデフォルトであれば経済活動への影響が広範囲に及ぶことがありません。

しかし、借金の返済をデフォルトする件数が膨らんでくると、金融市場は大きな打撃を受けることになります。

このPCのデフォルト画面はどれですか

デフォルトがもつ意味の中には、PCの初期設定状態を指すときに使われることがあります。

PCに電源を入れたときに、動作開始用ソフトウェアが自動的に起動して操作準備が完了すると表示される画面がデフォルト画面です。

PCメーカーでは、工場でPCを製造する過程で動作開始用ソフトウェアを初期設定して出荷します。

初期設定の内容は、PC利用者にとって必要な操作が直ぐ行えるようなソフトウェア構成になっています。

初期設定されたソフトウェアが動作を完了したときにデフォルト画面が表示されます。

デフォルト画面が表示されると、PCは利用者からのはキーボード入力やマウス操作を受け付けることが出来るようになります。

私のPCの起動設定はデフォルトだ

PCの操作に不慣れな利用者は、PCメーカーの工場で出荷された状態の初期設定内容のまま使うことができます。

PCの初期設定内容は、メーカーが利用者の標準的な操作方法を想定した内容になっていますので、初心者がデフォルトの設定内容を変更せずに、そのまま捜査しても不便を感じることはありません。

ですから、デフォルトの設定内容のまま使い続ける利用者が多いです。

一方、PCの操作に慣れた利用者は、自分の好みに合わせて設定内容を変更して使うケースもあります。

自分好みに変更したPC画面をカスタム設定画面と言うことがあります。

普通や定番などの意味でも使われることもある

人には様々な生活習慣の中で身についた癖や行動パターンがあります。

日々の生活の中で何時も行う癖や習慣的な行動には、好ましいケースと周りの人に迷惑を及ぼす好ましくないケースがあります。

好ましくない習慣的な行為を表現するときにデフォルトが使われます。

普通や定番の行為を指す意味で使われる例として、職場の同僚が日常的に仕事中に居眠りをする姿を指して『彼の居眠りはデフォルトだ』と言うことがあります。

彼の遅刻はもはやデフォルト

人の定番の行為には様々なケースがあります。

周りの人との人間関係を快いものにする行為や周りの人に迷惑をかけるような好ましくない行為があります。

デフォルトは、人が行う好ましくない行為を指すときに使われることが多いです。

職場の中で何時も遅刻をして反省の気持ちが見られない人に使われる例として、『彼の遅刻はもはやデフォルトだ』という言い方をします。

デフォルトのコトバは、本人の迷惑行為が周りの人からの助言や指導を受けても改善が観られないとき、諦めの気持ちを込めたいときに使われます。

昼休みに散歩をするのがデフォルトとなった

人にはそれぞれ、日々の生活の中で身についている生活習慣があります。

職場の中で、仕事を始める前に1杯のコヒーを飲んでヤル気を奮起させる人もいます。

また、毎朝のジョギングを続けている人もいます。

毎日の習慣になっている行為は、本人にとっては『普通』のこととして生活の中に溶け込んでいる自然な行為なのでデフォルトとなります。

日々の生活習慣として、健康維持やストレス発散のために散歩が日課になっているとき、『私の散歩はデフォルトになっている』と言うことができます。

定番や普通という意味のデフォルトは和製英語である

defaultには幾つかの意味がありますが、お互いに関連性のない意味になっています。

defaultが使われるケースは、金融面で使われる債務不履行やPCに設定されているソフトウェアが初期設定状態にあることを指すコトバとして使われています。

一方、海外では、定番や普通を指すコトバとしてdefaultが使われることは希です。

定番は、standard、普通はnormalを使うことが多いです。

ですから、定番や普通のことを指して、defaultが使われるのは日本だけと言えます。

本来のデフォルトの意味とは

本来のデフォルトの意味は、『何もしないこと』、『行うべき義務を怠る』という行為を表わすときに使われます。

金融業界の場面では、『行うべき義務を怠る』という意味が派生して『債務不履行』の状況を指して使われます。

また、コンピュータの分野では、パソコンを動作させるソフトウェアが初期値に設定されているときに『何もしない』という意味を派生させて『デフォルト』を使います。

義務を怠ること

デフォルトのもつ意味の中で『義務を怠る』を使う場面では、代表的な使い方として、次の2つがあります。

1つは、金融業界で使われるケースで、債務者が借金の返済義務を果たさない状態になる債務不履行を指してデフォルトを使います。

もう1つは、スポーツ業界で使われるケースで、出場予定の選手が試合や競技を欠場して、出場義務を果たさない行為をデフォルトと言います。

「戦わずして」という意味にもなる

「戦わずして」という意味で使われるときは、本来の意味である『何もしないこと』から派生しています。

与えられた物事をそのまま受け入れる様子を指して、デフォルトを使うときがあります。

自分にとっては本意ではない物事を素直に受け入れることはせずに抵抗して戦うことがあります。

しかし、本意ではない物事に抵抗せずに受け入れる様子を表した意味が「戦わずして」になります。

まとめ

デフォルトには、幾つかの意味があります。

ITの分野では、コンピュータやパソコンのソフトウェアの初期設定状態を指すときに使われる『デフォルト』が身近です。

金融業界でデフォルトが多く使われるときは、市場や企業の経済状態が好ましくない状況に陥っているときです。

日常のビジネスの場面で『デフォルト』を使うと相手との関係に『水を差して』シラケさせますので、『使い慣れないコトバ』として感じている人に向けるときには使わない方が賢明と言えます。

ビジネスの世界では、『デフォルト』=『債務不履行』というイメージが強く広まっています。

ですから、不用意に『デフォルト』のコトバを向けられた人は一瞬『債務不履行』が頭をよぎりますので、快い雰囲気の会話が、冷めた会話になることもあります。

『デフォルト』のコトバは安易に使わずに、場の雰囲気を観ながら慎重に使うことが大切です。