私たちが普段使っている言葉の中には、実はよく考えてみるととても深い意味を持っているような言葉などが多く存在しています。

また、もともとの言葉の意味を考えてみると、一般的に使われている意味以外にも様々な意味合いが存在していたりすることがあります。

つまり、一般的に多く使われる意味ばかりに注目してしまいがちになってしまい、それ以外の言葉の意味を理解できていないようなことが多くあるということです。

もちろんあまり使われることがないような意味も含まれている場合がありますが、それ以外の意味を理解していないと相手との意思疎通が行えない可能性なども生まれてきます。

特に、それなりの立場になってくると教養などが求められるようにもなりますし、いわゆる語彙力を兼ね備えていないと恥ずかしい場面にあってしまう可能性もあります。

なので、今一度自分自身が普段用いている言葉にはどのような意味があるのか、そしてどのような語源が背景にあるのかということを理解することはとても大事なことだといえます。

そこで、今回は普段私たちがよく用いている言葉である「珍しい」という言葉をテーマにして、珍しいという言葉の意味や語源などをご紹介していきたいと思います。

また、珍しいという言葉に関連した言葉や、類語、そして世の中に存在している珍しい苗字などについても触れていきたいと思います。

珍しいとは?

珍しいという言葉について考えてみると、普段私たちが使っているとても一般的な言葉であるという印象を多くの方が持つと思います。

実際にこれまで珍しいという言葉を一度も使ったことがないという人はなかなかいないと思います。

そして、珍しいという言葉に関しては一般的に考えてほぼひとつの意味合いで用いられたりすることがほとんどだと言えます。

しかしながら、珍しいという言葉には複数の意味が存在しており、語源について考えてみると意外と難しい成り立ちをしている言葉でもあります。

言葉の深い意味を知っていただくことにより、より言葉を理解できるようになるだけでなく、それに関連した言葉に対しても理解が深まります。

なので、語源や意味を通して改めて珍しいという言葉に対する理解を深めるきっかけとして活用してみてください。

珍しいの語源


まずはじめに珍しいという言葉の語源についてご紹介していきたいと思います。

珍しいという言葉の語源について知っているという人はまずあまり多くはないと言います。

珍しいという言葉の語源としては、もともと「愛づる」という動詞が語源になっていることで知られています。

愛づるという言葉自体が現代ではあまり使用されていませんので、意味自体がよくわからないという方もいると思います。

愛づるという言葉は「物の素晴らしさ、素晴らしさをほめ味わう」というような意味が存在している言葉でもあります。

そのほかにも、愛という言葉の通り、いつくしんだり、愛するというような意味も含まれている様々な意味を持っている言葉です。

この愛づるという言葉がの未然形である「めづら」という言葉に、形容詞をつくる「しい」という言葉がついたことで「めづらしい」という言葉に変化しています。

これがもともとの珍しいという言葉の語源であり、成り立ちであると考えることができます。

一見すると愛するという意味を持っている愛づるという言葉から変化していることは予想しにくいので、かなり複雑に意味を感じてしまいがちになるはずです。

ただ、これは現在使われている言葉の意味が本来の意味と少し変化しているのでそう感じてしまいやすいからだといえます。

本来の意味は、愛づるという言葉から派生しているので、「称える、ほめる、うれしく思う」というような内容に使われていたのが一般的でした。

つまり、称えるほど価値があることはめったにない、そんなにはない、というような意味合いで使用されていたのです。

つまり、とても良い意味合いが前提のもとで使用されていたので、これを理解すれば愛づるという言葉から派生された言葉であるということはなんとなく理解しやすくなるはずです。

このように、語源を知っていれば言葉の深い部分にまで正しい理解を得ることができるようになります。

では、ここからはさらに珍しいという言葉の具体的な意味についてご紹介していきたいと思います。

見たり聞いたりすることがまれだ

まずはじめにご紹介する珍しいという言葉の意味は「見たり聞いたりすることがまれだ」という意味が挙げられます。

珍しいという言葉が使われるような状況はいくつか考えることができますが、一般的にこの意味合いで使用されることがほとんどだといえます。

珍しいという言葉を使う場合、たいていの場合は普段見たり聞いたりしないようなことを、見たり聞いたときに使用されることがほとんどです。

例えば、普段の日常生活の中では体験できないようなことを目の当たりにしたときなどに使用されたりすることがほとんどです。

具体的には、普段雪が降らないような場所に雪が降ったりしたときであったり、普段弱音を吐かないような人が弱音を吐いていたりなどが該当します。

このような場合には、珍しいという言葉で表現できますので、まさに今回ご紹介している意味合いで使用されているといえます。

賞美するに足りるさま

次にご紹介する珍しいという言葉の意味は「賞美するに足りるさま」という意味が挙げられます。

少し難しい言葉の意味合いに感じるかもしれませんが、賞美とは「ほめたたえること、見事であるとほめながら味わい楽しむこと」というような意味を持っている言葉です。

つまり、簡単に言えばほめるという言葉とほぼ同じような意味を持っている言葉であると考えることができます。

褒めるという言葉の珍しいという言葉は一般的にはあまり因果関係が存在していないような存在に感じるはずです。

しかしながら先ほどもお伝えした通り元々珍しいという言葉に関しては愛づるという言葉から派生した言葉であるといえます。

なので、根本的には意味合いを考えてみれば珍しいという言葉は褒めるという言葉にある程度近い存在の言葉であると解釈することができます。

なので珍しいという言葉に関しては賞美するに足りるさまという意味合いを含めて考えることができます。

たいていの方はこのような意味が存在していることに対して正しい理解を得ていないことが多いので、一つのポイントとして押さえておきましょう。

いつもと違って清新だ

次にご紹介する珍しいという言葉の意味は「いつもと違って清新だ」という意味が挙げられます。

これはどのような意味なのかといいますと、清新という言葉には「新鮮でいきいきしていること」というような意味が存在しています。

つまり、言い換えるとするならば「いつもと違って新鮮で生き生きしていること」という意味の言葉であると考えることができます。

この言葉に関しても、先ほどご紹介した愛づるという言葉の語源の話を思い浮かべていただければわかりやすいはずです。

一般的な私たちの解釈では珍しいという言葉を使う場合、単純にいつもと違うということだけを捉えて相手に使ったりすることが多いです。

しかしながら、根本的な意味合いの中にはいつもと違うということと、その中に相手に対するプラスな印象の意味合いも含まれていることが多いです。

現在においては、場合によっては珍しいという言葉が悪い意味で使われたりすることもありますよね。

他の人とは違い、悪い印象を受けるような場面で逢えて珍しいという言葉を使ったりすることがあるということです。

しかしながら元々珍しいという言葉に関しては悪い意味ではなく良い意味として捉えられたりすることが一般的な使い方になっています。

なので、今回ご紹介する意味においても他とは違うという意味だけではなく、生き生きしているというプラスの意味合いが含まれていると考えることができます。

この部分を正しく解釈できているができていないかで珍しいという言葉の根本的な意味が全く捉え方が変わってきます。

なので、珍しいという言葉の意味を間違って解釈していた人は、この機会に正しい意味を理解できるように心得てください。

珍しいの類語や関連語


ここまでは珍しいという言葉の具体的な意味や語源についてご紹介していきました。

ある程度意味や語源などが理解いただけたところで、ここからは珍しいという言葉に近い意味を持っている類語や関連した言葉についてご紹介していきたいと思います。

そもそも珍しいという言葉に関しては日常会話の中で用いられることなどがよくある言葉です。

これまでに使ったことがあるという方はほとんどの方が該当すると思いますし、逆に使ったことがないという方はほとんどいないと思います。

また、珍しいという言葉が持っている意味には同じような意味を持っている言葉がたくさんありますので、ほかの言葉で代用している場合なども少なくありません。

そこで、ここからはまとめて類語や関連した言葉などについてご紹介していきますので、珍しいという言葉と結び付けて覚えておきましょう。

1.長い休止期間を経てのみ再発するさま

まずはじめにご紹介する珍しいという言葉に関連した言葉としては「長い休止期間を経てのみ再発するさま」という言葉が挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、もともと珍しいという言葉が使われる一般的な意味合いとしては、あまり見かけない場合や状況に対して用いられたりすることがほとんどです。

例えば、普段私たちが見かけたりするような光景に対して珍しいという言葉を使ったりすることは基本的にありませんよね。

なぜならば普段見かけたりすることができるような光景は普段日常の中でありふれていることになるので、珍しい存在にはならないからです。

その逆に、普段はあまり見かけたりすることができないようなことに対して珍しいという言葉を使ったりするのが普通です。

なので、それを別の言葉に言い換えてみれば、長い休止期間を経てのみ再発するさまという言葉で表現することができるということになります。

つまり、長い休止期間があるからこそ普段は目にかかれないということになり、再発するということは時にはそれをみかけることができるということになります。

今後起きるかどうかわからないようなレベルのものに対しても珍しいという言葉は使用できますが、それはもう幻というレベルになってしまうくらいになります。

なので、再発するということになれば、まだ珍しいという言葉を使う許容範囲になるので、このような言葉で言い換えることができるということになります。

では、この言葉の意味合いに着目して考えてみると、類語としてどのような言葉が思い浮かべられるのか、これからご紹介していきたいと思います。

まれ

長い休止期間を経てのみ再発するさまという言葉を考えてみた時に、当てはまる言葉として「まれ」という言葉が存在しています。

まれという言葉を普段の生活の中で使用している人もかなり多いと思います。

では、まれという言葉はどのような意味かといいますと「たまにしか起こらないこと、めったにないこと」というような意味を持っています。

つまり、まれという言葉を言い換えてみれば、長い休止期間を経たのに再発するさま、という言葉の意味と同じような意味を持っている言葉であると考えることができます。

例えば、このようなことが起きるのはまれである、というような例文が存在しています。

これは「このようなことが起きるのはめったにないことである」という意味として解釈することができます。

つまり、まれという言葉は結果的に珍しいという言葉と全く同じような意味合いとして解釈をすることができるということになります。

なので、珍しいという言葉とまれという言葉は同じような意味を持っている類語であると考えることができます。

実際に珍しいという言葉を使って表現したりする場合、まれという言葉に言い換えて表現したとしても違和感を感じたりはしません。

同じような使い方ができる言葉であり、なおかつ意味も全く同じなので、同一の意味で文章を形成することができるといえます。

滅多にない

長い休止期間を経てのみ再発するさまという言葉に当てはまる次の言葉として「滅多にない」という言葉が存在しています。

滅多にないという言葉も、私たちが普段一般的に用いている表現方法の一つであると考えることができます。

では、滅多にないという言葉はどういう意味なのかといいますと、「存在が発生がとても稀であること」という意味になります。

滅多にないという言葉の意味を考えてみると、そもそも言葉の意味の中に稀という言葉が存在してます。

この稀という言葉は先ほどご紹介した「まれ」という言葉漢字に直したものであり、まったく同じ言葉であると解釈をすることができます。

つまり、この時点で滅多にないという言葉と稀という言葉は同じ意味であると考えることができます。

そして、まれという言葉と珍しいという言葉は同じような意味を持っている言葉になるので、結果的に滅多にないという言葉と珍しいという言葉は同じ意味であると解釈できます。

なので、滅多にないという言葉は珍しいという言葉の類語であると判断をすることができます。