人が世の中を生きていく上において、何らかの表現手段を持っているかどうかによって、その人の一生が大きく影響されてくることは大よそ誤った考えではないでしょう。

人間は有史以来、考えることを最大の武器として他の生物との生存競争に打ち勝ってきた、と言っても過言ではないかもしれません。

そして今度は人間同士の戦い。

武器を手にしての格闘の時代から、口を使っての理論の戦い。

その過程において人間は自己の存在価値を高める手段を手にしていったのです。

それが今回、ご紹介いたします「表現力」というやつです。

表現力には様々なものがこの世にそんざいします。

それらは既成概念に捉われず、各自の創造性の下、常に新しいものへと進化していっています。

それではこの「表現力」についてその中身を見ていく事に致しましょう。

あなたの魅力は表現力でより高まる!

人間にはそれぞれの他に真似の出来ない、素晴らしい特技や個性が存在しています。

しかし、それらを上手に見せる事が出来なかったら、それはただの宝の持ち腐れ。

自分の心の中にしまい続けていたら、世間の目に触れることもなくひっそりと姿を消し去ってゆくだけでしょう。

それではあまりもつまらないですよね!せっかく、この世に生まれてきたのです。

何か自分にだけしかできない足跡をこの世に残したっていいじゃないですか?

そのためにも自己実現力というか、自分の魅力を余すところなく世間の皆に伝えていって自分の存在感をアピールしようじゃないですか。

この欲望を実現させる為の手段が「表現力」という訳です。

「表現力」をしっかり身につけていけば、きっとあなたの人間性や魅力を今の何倍もの威力でアピールしていってくれるはずです。

自分の魅力に自分自身が気付いた時、人は計り知れない希望感を抱けることになりますからね。

表現力を高める6個のコツ

それではここからはそんなあなたの「表現力」を高めるためのコツを見ていく事にしましょう。

全部で6個のご紹介になります。

知識を増やす


「表現力」を高めるコツの最初の1つ目は「知識を増やす」です。

「表現力」にはあなたの知性が大いに試されます。

と言いますか、はっきり言ってあまりな「アホウ」では表現力を相手に見せる事は出来ません。

どんな領域、どんな学域でもいいですから「知識」を持っておくようにすることがまずは重要になってきます。

それも出来たならたくさんの知識を。

ただここで注意しておいていただきたいのは、「知識」というものは自分自身が生きてゆくための参考になるもであってほしいのであって、他人に見せびらかしたり自分は何でも知っているんだ、という自慢の対象にしないでほしい、という事です。

そういった知識のひけらかしを周囲の人は本当に嫌がります。

これではいくら「知識」を頭に詰め込んでも何の意味もないですからね。

本や新聞から情報収集する

「知識」はあなたの興味のある本や新聞などから積極的に情報収集していきましょう。

知れ以外にも役立つのならネットやスマホなどから検索していっても構いません。

ただ、ネットの情報は専門知識の領域にまで踏み込むのには少々、役不足です。

ある領域の知識に興味を持ったなら、やはり最終的にはその領域の専門書を読み漁るべきです。

本の情報の中身はネットの情報のような「広く浅く」ではりませんからね。

より深く、知ってゆきたいのなら本に勝る情報源はないでしょう。

一方で新聞は日常の出来事を偏ることなく網羅してくれている格好の「生きた知識」の源です。

毎朝、前ページをめくってつぶさに世界や世の中の流れを把握しておきたいものですね。

明確な価値観や信念を持つ

「表現力」を高めるコツの2つ目は「明確な価値観や信念を持つ」です。

そう、これがしっかりしていないとあなたの表現力は永遠に闇を漂うだけです。

あなたの意見が首尾一貫せず、昨日言ったことが今日になったら全く別の事になっていて、明日になったらまた元に戻っている。

なんてことにならないように、です。

こういった事を繰り返していたら、誰もあなたの話をまともに聞かないでしょう。

人はしっかりした主義主張を持って一人前とみなす傾向があります。

それが出来ないうちはまだまだ半人前。

自分の意見が固まっていないため、あっちの意見に流されたりこっちの意見にいいように言いくるめられてしまう。

といった状態になってしまうでしょうからね。

あなた自身の明確な価値観や信念が出来て初めて人はあなたの「表現」を認めてくれるのです。

話がブレると伝わらなくなる

政治家の中にもよく話が「ブレる」御仁がいますよね。

昨日の発言内容が今日になったらもう変わっている、という。

これでは周囲の人達はたまったものではありません。

方針がコロコロ変わってしまっては一体何を最優先にしてやっていったらいいのか?ルールも規律もへったくれもない事になってしまうでしょうね。

要は、あなたの価値観や信念が簡単に変わってしまってはいけないのです。

柔軟な発想を拒否はしませんが、そんな中でも「ドン」と根をはったあなたの生きる姿勢を見せてもらわないと下々の人間は路頭に迷ってしまうのです。

豊かな表現力は、決してブレたりはしません。

そこが確固とした価値観と信念を持った人間の違いということになるのでしょう。

人前で話すことに慣れる


「表現力」を高めるコツの3つ目は「人前で話すことに慣れる」です。

いくらあなたが抜群の知識量を誇り、且つ並外れた価値観と信念とを持っていたとしても、人前に出るとたちまち上がってしまい、どもってしまって満足に自分の思っている事を口に出して伝えられないのならば、話は全く別になってしまうでしょう。

それほど人前で話す、という行為は疎かにできないのです。

と、言いますかそれが出来ないのであれば組織において人の先頭に立ったあと、苦労するのは自分自身なのです。

欧米の社会では人前で自分の意見を論理的に話せるようにする授業が小学生クラスのうちから行われているようですね。

そう思えば言論大会にしろスピーチコンテストにしろ、人前で話す事に対して日本という国は大きく遅れを取っている、と言えなくもないでしょう。

人前で話す事に慣れるには場数を踏むしかありません。

どんなに小さな集まりでも積極的に自ら手を上げて意見を言う練習を始めましょう。

何事も慣れることが重要です。

聞いている人達は、なにもあなたをとっつかまえて食べようとしているわけではありません。

普通に話を聞きたがっているだけです。

とにかく慣れること。

それが一番ですよ。

自分の意見を持つ

「表現力」を高めるコツの4つ目は「自分の意見を持つ」です。

表現力を高めようと思えば、そのバックボーンとなる自分自身の意見がないことには何も始まりません。

自分の意見があるからこそ、何かの始まりがあるのです。

そこがスタートです。

それがないと主張も主義も伝わることが出来ません。

例えば、いい映画と悪い映画の区別、何でしょうねえ?

私が思うのはいかに「メッセージ性」を視聴者に与えることができるか、にかかっているのではないかと思っています。

映画には必ずやそのストーリーの中に社会に対する警告や感動といった「メッセージ」が組み込まれています。

映画を観た後に起こる感動や感激はこのメッセージ性が大きければ大きいほど強い印象と余韻を私たちに残してくれるはずです。

まあ、映画ほどではないにしろ、自分自身の「意見」というものを持っていない事には、相手に対して何らかのメッセージを送るという事は難しい事になるでしょうね。

聞いてスルーは卒業しよう

自分の意見を言うチャンスは自分自身で積極的にアピールしていかなければなりません。

相手との会話があった時でも、ただボーっと聞き流すのではなく、相手の話の要点を的確に押さえて、その部分に合致するあなたの意見を言うようにしなければならないのです。」

アピールするためには大人しくしていては目立ちません。

適度にやんちゃさも発揮して自身の意見を話しましょう。

この姿勢を続けていけば、あなたの考えも徐々に皆に浸透していくはずです。

よって、くれぐれも注意していただきたい事は、相手の話を聞くだけ聞いておいて後はスルー、という姿勢です。

これではあなたの意見を言うチャンスは全くやってこなくなりますからね。

日記やメモで自分の考えを毎日まとめる癖をつける

「表現力」を高めるコツの5つ目は「日記やメモで自分の考えを毎日まとめる癖をつける」です。

自分自身の意見や考えをというものは、頭の中にあるだけだったり、抽象的に言葉を発しているだけではいつまでたっても論理的な意見になってくれません。

つじつまの合わない発言ほど、相手を困惑させるものはありません。

よってあなたの意見を理路整然とまとめる手段として、日記やメモを取る癖を習慣化していってもらいたいのです。

書くことで表現力は格段に上がる

人間の脳は「見る」「書く」「読む」を通してようやくスキのない完成された理論を形作ってくれます。

つまり人間の五感に訴えた学習方法に則って自身の考えを頭に入れていけば、皆の前でもブレルことなく自己表現が出来る、という訳なのです。

そのために「日記」や「メモ」を取る癖を身につけて欲しいのです。

このちょっとした「書く」習慣があなたの神経を刺激し、より正確に具体的に周囲の人に対して自分の意見を表現できるようになる、という訳なのです。

あなたの五感をフル活用して周囲の人が驚くくらいの素晴らしい表現手段を身につけましょうね。

相手を説得することよりも伝えることを重視する

「表現力」を高めるコツの6つ目は「相手を説得することよりも伝えることを重視する」です。

自身の表現力を高めるために自らが心がけなければならない事は、決して相手を「論破」しない事です。

つまりこちらの言い分を一方的に優先させてしまって相手の意見を一切、遮断してしまう姿勢です。

これをやってしまったら、あなたの周囲からの評価は一変してしまう事を覚悟してくださいね。

このような方法では自身の表現力を高める手助けには全くならない、という事をいち早く悟らねばならないのです。

いくら自身の意見や解釈に自信があったとしても、それでもって相手を強引に説得するような事はやってはいけません。

説得ではなく、「伝える」という姿勢を貫く事が重要なのです。

喧嘩腰ではなく柔らかい語り口にする

また、相手に話しかけるときの口調は、必ず柔らかい物腰で話しかけることです。

そうしないと相手はあなたの話を、心を許して聞く姿勢を取れなくなってしまうからです。

話し方というのは重要です。

全体的なトーンが柔らかく温かみを感じる話し方にまとめると、相手の心は自然と開き、あなたの言い分を聞く態勢に自然となってゆくのです。

ところが言い方がきつかったり、喧嘩腰で話してしまったらどうでしょう?

恐らく相手の心は固くガードされ心を開いてあなたの話を聞く態勢にはならない事でしょう。

これではいつまでたってもあなたの表現力は上昇しません。

話を聞いてもらうためには、話し手はどういう態度・姿勢を取らなければならないか?普通に考えてもらえれば十分、分かるはずですよね。

表現力がないデメリットとは?

それでは次に参りましょう。

表現力がない事に対してのデメリットです。

表現力、備わっていればあなたの評価が上がる事は間違いないでしょう。

反対にそれが備わっていなかったら、あなたはどういったデメリットを受け容れなければならなくなるのでしょうか?

全部で3個のご紹介です。

自分の思いが上手く伝わらない

表現力がないデメリットの1つ目は「自分の思いが上手く伝わらない」という事です。

表現力というものは書いて字の如く、自分の思いのままを相手に伝えるための表し方です。

いわば、自分というものをいかにして周囲の人に分かってもらい、いい関係を作っていくか。

それを実現させるための手段なのです。

この時にいかにして理路整然と、あるいは熱く自分の思いや意見を語れるか、それにかかっている訳なのです。

例えば元プロテニスプレーヤーで今はタレントの「熱き男・松岡修造」さんを思い描いてみてください。

人によれば彼の表現方法は熱苦しくてうざい、と思う人もあるでしょう。

しかし、多くの穂とは彼の情熱的な語り口調に好感を持っているのではないでしょうか?

反対にボソボソっと話すだけの人も、それはそれで自己流の表現手段なのです。

ないよりもあった方がはるかに相手にメッセージを伝える手間が省けますし、自分の思いをストレートに手っ取り早く相手に伝えることができます。

確立した表現力を持たない方は相手に自分の思いを伝えるだけで大いに苦労するでしょう。

これは生きていく上で大きなデメリットと言えるでしょうね。

自分の考えをうまくまとめることができない

表現力がないデメリットの2つ目は「自分の考えをうまくまとめることができない」という事です。

表現力というものは自分の意見を論理的に頭の中でまとめているからこそ、相手に自分の意思や意見を伝える事が出来るのです。

それを全くやっていなかったら、相手はあなたの言っていることの半分も理解できないままで終わってしまうでしょう。

これはあなたの事を正しく知ってもらう意味においても大きなマイナスでありデメリットといえるでしょう。

人から納得されるだけの表現力とは、考えをうまくまとめているかどうか、にかかってきます。

支離滅裂な考えであなたの意見を言われても、相手は困るだけです。

今一度、自分の考えを頭の中でしっかりまとめてから皆の前で発表しましょうね。