「本日のおすすめの商品はこちらになります!」なーんて毎日どこかしらで耳にすることができるのが“おすすめ”という言葉ですよね。

あなたももしかしたら、日常的にどこかで“おすすめ”という言葉を利用しているのではないでしょうか。

とはいってもそのように日常にありふれている言葉こそ、多くの人がその言葉の本当の意味を理解しないままに使用してしまっていることが多いのです。

あなたは「おすすめ」という言葉がどんな意味を持っているのか、本来はどのような言葉として使われるべきなのかについて知っているでしょうか?

おそらく「おすすめはおすすめでしょっ!」なんていって、あまり深く説明することはできないのではないでしょうか。

そりゃそうです。

小さいころから当たり前のように耳にしている言葉なのですから。

この記事ではそんな誰もが理解していると勘違いしてしまっている“おすすめ”という言葉はどのような意味を持っているのか、そしてんどのようにして使うのが常識的なのか、正しいのかについて解説しています。

ぜひこの記事を読んで「おすすめ」という言葉を理解するとともに、これから「おすすめ」という言葉を使うときには、間違ったニュアンスなどで使わないように気を付けていきましょう。

上手に「おすすめ」できますか?

あなたは、誰かに何かを「おすすめ」したことはありますか?「おすすめ」というのは、その「おすすめ」するものに対して良かれと思う気持ちがあり、さらにそれを他者に伝えようとする行動のことを指していますね。

筆者は高校時代にコンビニでアルバイトをしていましたが、クリスマスやら節分のシーズンになるとその当日はクリスマスケーキにチキン、それに恵方巻などをお客様に“おすすめ”して購入してもらっていました。

おすすめするということは、その商品についてそれなりの知識を持っていなければいけませんし、その知識で相手にその商品のよさをしらせてあげなくてはいけないんですよね。

自分が逆の立場にいて、相手からおすすめされている商品だというのにその相手がその商品について何も説明できないのであれば「なんて無責任なんだ!」なんて感じますし、それにその人からその商品を買いたいと思うことはできないです。

あなたもそうなのではないでしょうか?

つまり「おすすめ」というのは、そのことについて深く知っており、お客様など相手の人に納得して手に取ってもらえるまでに説明ができなければいけないということなんですよね。

これまでに何かを誰かにおすすめしたことがあるという方は、そのような点に気を付けながら上手におすすめしてきたはずです。

しかし、なかには「何も考えないでおすすめしてきたよ!」なんていう人もいることでしょう。

実は、そのように「おすすめ」の意味をしっかり理解できていないがために相手に不快な思いをさせてしまっている人というのは、たくさんいるんです。

あなたは、果たして上手に「おすすめ」することができていたのでしょうか?

「すすめる」の感じは種類がたくさん

その前にあなたは「おすすめ」という言葉を表現することのできる“すすめる”という漢字にはいろいろな種類があるのを知ってますか?「お勧め」「お薦め」「お薦め」という3つの漢字にわけることができるのです。

漢字の学習をよく行ってきた人はすぐにこの3つの漢字を頭に浮かべることができたでしょう。

しかし、まさか「こんなにもおすすめという漢字があったの!?」なんて驚かれた方もいるでしょうね。

そりゃあこんなにもたくさんの感じがあると知ったらそのように反応してしまうのもおかしくはないでしょう。

そのような「すすめる」という言葉ですが、それぞれの漢字によって意味が異なるのもしっかり理解しておきたいものです。

それらの漢字の意味については、のちほど詳しくお伝えしていくのでぜひそちらで「おすすめ」というのがどんな意味を持っているのかをしっかりと確認していきましょう。

状況によって使い分ける必要あり!


ひとつ前の項目において「すすめる」という言葉には、3つの漢字で表現することができるとお伝えしましたよね。

そのような漢字が3つあることにも驚きなのに、さらにその3つの漢字を使い分けなくてはいけないということを知ったらどのように思うでしょうか?ずばり、それらの漢字それぞれにはまったくもって別の意味合いが含まれているので、状況によって使い分ける必要があるんです。

そうはいっても、今の段階では「勧める・薦める・奨める」という言葉のそれぞれの漢字がどんな意味を持っているのか、どのようにその漢字を使い分けるのかについてなんて想像することはできないのではないでしょうか。

それでいいです。

だってまだ解説していないのですから。

しかし、「すすめる」という言葉を表現できる3つの漢字は、それぞれ別の意味を持っていて使い分ける必要があるということを頭に入れておきましょう。

毎回ひらがなで書いていませんか?

まさか「すすめる」という言葉の漢字が3種類もあるなんて知らなかった!という人にとっては、「すすめる」ということに関して何も考えずに表記していたことでしょう。

ずばり、毎回ひらがなで「すすめる」という言葉を書いてしまっていませんか?

その言葉を書いたところで、しっかりと「すすめる」という言葉を理解していないので、まぁ何とか相手に伝えることができたのかもしれません。

しかし、これからの生活において「これは漢字で表記すべきだよ」なんてつっこまれたときに、すぐに対応してそれ相応の漢字をかくことができなかったら少し大人として恥ずかしい気持ちになるでしょう。

また、子供たちから「すすめる」の漢字の違いについて教えて!なんていわれたときに説明することができなかったとしても、少し恥ずかしい気持ちになってしまいますよね。

そのような気持ちにならないためにも、これから「すすめる」という言葉について漢字別にそれぞれの意味やどのように使うのかについてみていきましょう。

これだけ読むだけでも「すすめる」という言葉を納得して理解できるようになるはずです。

「お勧め」の使い方と特徴

まずは「お勧め」という漢字の使い方についてみていきましょう。

さきほどまでの文章の中で、筆者が以前コンビニのアルバイトをしていて「しっている商品をだれかに伝える」という意味でお伝えしました。

しかし、この「お勧め」という漢字で表現される「おすすめ」という言葉はそのようになにかを説明して、だれかに購入してもらう意味の“おすすめ”という意味を含んでいません。

ずばり、「お勧め」というのは、自分が何らかの組織などに入っていてその良さを周りの人に伝えることによって、その人までもその組織に入れてしまう、誘い込むことをさしています。

では、もっと詳しく「お勧め」という感じの言葉の意味を確認していきましょう。

自分の体験に基づいて人に促す

あなたは、学生時代に「どこの部活に入ろうかな」「どこのサークルに入ろうかな」なんて悩んだ経験があるのではないでしょうか。

そのような悩んでいるときに「俺の入っている部活いいよ!」とか知らない人に「このサークルは友達も増えるし、毎日たのしめますよ~」なんて勧誘されたことがあるのではないでしょうか。

そのように勧誘してくる人たちというのは、もともとその部活やサークルに入っていて、そこの雰囲気を知っていてそれをあなたに伝えてきているということになります。

つまり、自分が体験していることをあなたに話すことによって、その良さなどを伝え、そして「君もこないか?」なんていう参加の意思を促しているということになるんですね。

宗教の勧誘でも同じことが言えるかと思います。

そのように自分が体験している、そしてその体験を人にはなし、“一緒に”なにかをするという意味を持つのが“お勧め”になります。

一緒にどうですか?というニュアンス


「お勧め」というのは、もっと簡単にいうと「一緒にやらないか?」「一緒にどうですか?」というニュアンスの言葉になります。

では、Aさんはその部活に参加していないのにBさんをその部活に誘っていたとしましょう。

そのときに「この部活はいいよ~」と伝聞したことを伝えています。

この場合には「お勧め」とはならないですよね。

なぜならば、Aさん本人はその部活の雰囲気をきいただけであって、自分は体験したこともないし。

たとえBさんがその部活に入ったとしても”一緒”に活動することはないからなんです。

要するに誘いながらに自分は参加している状況で、おすすめしているときを”お勧め”と表現することになります。

「勧誘」するから「勧」の字が使われている

これまでに部活だとかサークルを例にしてお伝えしてきました。

そのような部活やサークルに誘うときって”勧誘”といいますよね。

宗教に仲間を入れたいときにも”勧誘する”と伝えることができるかと思います。

そんな「勧誘」という言葉に注目してみましょう。

ずばり、その漢字には”勧める”の”勧”という漢字が使われていますよね。

要するに”勧める”というのは、勧誘するからこそこの漢字が使われているということになります。

「すすめる」という感じをどのように表記したらいいのかわからない時には、「勧誘」という言葉を思い浮かべるようにするとわかりやすいでしょう。

「お薦め」の使い方と特徴

次に「お薦め」という漢字では「すすめる」というのはどのような意味として使われているのかを確認していきましょう。

ずばり、さきほど筆者が冒頭でお話ししたように「自分から相手になにかしらの商品を伝える」という意味合いで使うことができるのがこの言葉になります。

「お薦め」というのは、自分はそれをたとえ食べたことがなくても、使ったことがなくてもそのものの良いところを知っているために、それを相手に伝えることをさしているということなんですよね。

つまり、「勧める」というのは”組織など自分も参加しているものをすすめる”という意味があり、”薦める”というのは、自分が使ったことはなかったとしてもそのよさなどを相手に伝えるときに使う言葉になります。

物などを人に推薦すること

「勧める」の言葉を説明するときに例としてAさんはBさんに参加してもいない部活をすすめていたというお話をしましたね。

その場合、Aさんは部活に参加していないので「勧める」と表現することはできません。

しかし、その良さを相手に伝えてそれを推薦しているのですから「薦める」という漢字で表現することができているんですね。

また、「勧める」という言葉は「勧誘」するので「勧める」と表記できるといいましたが、「薦める」という言葉は「推薦する」ので「薦める」という漢字を伝えることができるということになります。

その世に考えると漢字で迷ったときにすぐに頭に浮かびやすくなりますよね!

「選んでみてください」というニュアンス

「推薦する」というのは、あまり強制力が働いていません。

その紹介するものの良い点などを伝えてはいるんですが、それでもやはりそれを選ぶかどうかはその相手に託しているというニュアンスが含まれています。

そのため、「選んでください」ということができるんですよね。

あなたはお店で誰かに商品を説明されたとしても、絶対にその商品を購入するとは限らないですよね。

それって「選んでみてください」というニュアンスが含まれているからなんです。

「選んでください」というのは、相手に選択権をたくしているということになりますよね。

採用を進言する

あなたは、誰かに何かをすすめるといっても、相手に選んでもらうためにはそのモノや出来事などの良さを相手に伝えなければならないですよね。

ずばり、それって”採用を進言する”という意味になります。

採用を進言するというのは、なにかを薦められている相手が薦められていることを”採用”(選ぶ)してくれるようにそうすべきだといろいろな言葉などを使ってその良さを伝えるということになりますね。

つまり、おすすめをすることによって選んでもらうという意味も含まれていることになります。

「お勧め」にしても良い場合がある

「お薦め」という言葉をご説明する前に「お勧め」という漢字で表現することのできる「おすすめ」という言葉の意味やその使い方について簡単にお伝えしましたね。

自分もなんらかの組織に入っているとか、自分もなにかをつかっていてその良さを相手に伝えて”一緒に行っていく”ことを目的とする”勧誘”の意味が含まれていることでした。

そのように自分もその組織に入っていたり、実際に使っていてよいと思っているのである場合に「推薦する」ということで「お薦め」という漢字を使うこともありますが、実は「お勧め」という感じのほうでも表現することができる場合もあります。

というのも、それはやはりその組織に入っている場合、また自分もそのおすすめするものを使用している場合になります。

「一緒に」その感動を味わいましょう、そしてそのために「これを選んでください」というニュアンスで使われている言葉になります。

ちょっとややこしいですが「一緒になにかをする」のであれば”お勧め”、自分はしないけれどもそれを推奨するのは”お薦め”、「一緒にしながらもその良さを本気で伝える」という場合にも”お勧め”と表現できることになります。