人間が生きていくために絶対やらなくちゃいけないことって、いくつかあると思いますが、まず何より「なんか食う」ことですよね。

だから「食」というものがこの世に存在するというだけでなく、充実しているかしていないかで、人の人生を大きく左右すると言っても過言ではないはずです。

ということで、今回は人が生きるために必要なもの「食」と、幸せになるために大切なもの「美味しいもの」について考えてみることにしました。

全国・世界の美味しいものをランキングにしてみた

それでは、まず「食」とはなんぞやと堅苦しいことを論ずる前に(後で論じようとも思っていませんが)、美味しいものについて楽しく考えていきましょう!

とりあえず、日本はもとより、世界中の美味しいものを、かなりざっくりではありますが、集めてみました!

日本の美味しい食べ物8選

ではでは、今や世界中から注目されるようになってきた「日本食」を見ていきましょう。

「和食」は2013年に世界無形文化財にも登録されたほどで、まさに日本が世界に誇る文化です。

また、日本食独特の「うまみ成分」は外国料理の料理人、研究者達からも注目されており、今後は日本国家ぐるみで和食マーケットの拡大が期待されています。

おっと、堅苦しい話ななってきましたね。

そんなことより、とっとと「うまいもん」を紹介します。

1、そば

蕎麦。

穀物の蕎麦の実を原料とし、かなり昔から、ほとんど味も製法も変わることなく、今日まで日本人が食べ続けてきた日本特有の麺類です。

意外と漢字が書けなかったりするんですね。

食べ方としては多種多様で、地方によって変わった食べ方もあるみたいですが、今のご時世、好みのつゆの味と濃さで、ざるでもかけでも、好きなように食せばよろしいかと。

おそばでちょっと外国人には受け入れられがたいのが、あの「すする音」ですよね。

外国、特に欧米諸国ではマナー違反としてしつけられているので、あの日本人の習性はなかなか理解しがたいところだと思います。

ま、しかし、最近は日本通の外国人なら、「ズズズ~!」と音を立てて食べる人もいるそうです。

そして、最後に一言「やっぱりソバは音で食べなきゃ」とか言う人までいたりして。

それにしても、勢いよく麺をすすると頭の中に響くあの「ズルズル~」が、なんだか幸せな気持ちにさせてくれるのですが、そう感じるのは私だけでしょうか?

おそらく、私がそう思う理由は、そばを食べる日にあると思います。

代表的なそばを食べる日と言えば、1日しか思い付きませんが、大晦日の晩、「年越しそば」として食べるのが、日本全国共通の「そば日」ですよね。

その年1年、嫌なことも辛いこともあったけど、人にも因ると思いますが、健康で、家族と一緒に年末(年始)を迎えられる幸せを感じながら食べるからではないでしょうか。

2、たこ焼き


でました。

「和食」と呼ぶには少し上品さが足りないかな~、どっちかというと和のジャンクフードかな~。

というところですが、日本人の特に関西方面のソウルフードには間違いありません。

そして、生地は小麦粉を出汁で溶いて作るのが一般的で、ちゃんと和食のセオリー「うまみ」も入っております。

一般的にはおやつとして食べるのが主流かと思いますが、おかずとして食べる家庭もあるようです。

え?主食として食べている?
ということで、おやつにも、おかずにも、ごはんにもなるたこ焼きなんですが、なんと言ってもその作り方の独特さもまた世界から注目を浴びています。

だいたいの外国人は、ワッフルやたい焼きのように生地を鉄板で挟んでひっくり返して焼いていると想像するようですが、実際はご存知のように、ピックでクルックルッとひっくり返して見事な真ん丸の「球」を作ります。

またそれを職人ともなるとひとつの鉄板、約20~25穴あるやつを数秒で返してしまうのですから、たこ焼きの屋台の回りからは「ワンダフォー」という完成が上がります。

それを見た後、熱々のたこ焼きを「ホフホフ」言って食べるのがツウですよね。

食べ終わった人には、「いや、なんで泣いてんの?そないに旨かったん?」と突っ込んであげましょう。

「いや、熱いからや!旨かったけどやな。」とツッコミ返すと、後味もまたよろしいようで。

3、焼肉

なんでも肉を焼けば「焼肉」になるわけですが、ここでは、炭火によって網の上で肉を焼く典型的なスタイルの焼き肉の話をします。

焼き肉も、特別日本食を代表するものではありませんが、最近の焼肉屋にある、テーブルの焼き網の周りの穴から煙を吸いとる排煙システムなどはやはり焼肉好きの日本人が開発したものです。

その焼く機械はなんであれ、日本人はその網の上に、特に牛の、ありとあらゆる部位をのっけて食べます。

これは一度に全部位をということではなくて、肉なら何でも焼いて食べるという意味です。

いちいち部位を挙げるときりがないのでしませんが、その数の多さから、日本人を飽きさせませんし、1つの部位でも好物なら、いくらでも食べられます。

焼いた肉はお好みのタレにつけて食べます。

今ではそのタレの種類も豊富です。

しかし、なんと言っても、焼肉で大事なのはやはり肉。

低価格で提供しているところでは外国産も使われているでしょうが、国内産の牛、つまり「和牛」は世界に誇る「ビーフ」です。

もともとニクニクしい肉をガツガツ食べてた欧米諸国も和牛の旨さ、軟らかさに注目しはじめ、特に特許や規制のなかった数年前には種牛が国外へ持ち出され、外国の牧場で「Wagu」として増やし育てられているぐらいなのです。

この話、業界では「やられた!」って感じの事件だったようですが、まあ、これは日本の牛が世界中を幸せにするため海を渡ったってことでいいんではないでしょうか。

4、お寿司


世界各国の料理でオリンピックを開催したら、開会式の入場では旗手を務めることになるであろう「スシ」。

訳のわからない例えで申し訳ありませんが、このお寿司が日本代表料理の中の代表だということがお分かりいただけたかと思います。

世界でも日本人ぐらいしか食べていない「生魚」を、アジア圏の主食「米」、中でも日本が世界に誇る「日本米」の上に載せ、日本料理には欠かせない日本が産み出した日本のソース「醤油」をつけて食す絶品。

二貫一皿で100円のものから、極上盛り合わせ十貫で5000円もするクオリティには幅があり、ピンからキリまでと言うよりは、庶民的な食べ物レベルもあれば、他国の首相、大統領クラスに食べさせる高級品まである日本料理です。

これはまさに、お寿司が日本古来から日本で食べられてきたご馳走であり、わざわざ保護せずともその手法や味が愛され絶対に消えたり、変わったりすることのない日本文化である証拠です。

欧米諸国では「日本料理店」というと、お寿司、お刺身、焼鳥というラインナップで、店主こそ欧米に移り住んだ日本人意外のアジア人であったりもするのですが、寿司を提供する日本料理店は非常に多く存在します。

生魚を食べる習慣のなかった海外でも、それだけ美味しいと思われています。

「寿司」という名前、これは昔使われていた形容詞がそのまま名前になったと言われています。

なんという形容詞かというと、「酸っぱい」といういみで、昔は「すし」と形容していたそうです。

「旨い」は「旨し」、「大変うれしい」は「あなうれし」なんて感じですね。

そうやって名前がついた食べ物「すし」に宛字をしたのが「寿司」で、「寿」という漢字は言わずと知れたおめでたい祝い事を表す漢字。

そして、「司」はまさに「つかさどる」わけですから、寿司は色んなお祝い事には欠かせない料理だったことがわかります。

5、ラーメン

中国こと中華人民共和国発祥のヌードルで、今でも「中華そば」と呼ぶ人や、看板を掲げているお店も多くあります。

しかし、現在日本で作られているこの「中国風のそば」は本家のそれとはかなり違っています。

「拉麺(ラーミェン)」と呼ばれるそのヌードルが中国から伝来してから、簡単に言えば、「日本人好み」に作り替えられたのです。

そういった流れは当たり前と言えば当たり前のことですが、日本人好みに大変化を遂げたラーメンは今や世界中で人気の料理となっています。

「本家を本元を凌いだ」とは言いませんが、とにかく、中国の「拉麺」とは一線を画したものとなっています。

「拉麺」は中国発祥、「ラーメン」は日本発祥といっても構わないと思います。

では、そのお味はというと、もう皆さんご存知の通り、「こういう味です」って言うのができないぐらいバラエティ豊かで、提供するお店それぞれのこだわりが詰め込まれています。

回転寿司屋さんでもラーメンを提供するぐらいです。

食べ方もベーシックなスープに麺を浸してあるものから、ざるそばのように毎回汁に浸けて食べる、いわゆる「つけ麺」、そして今や汁の無いラーメンまで。

インスタントの袋ラーメンやカップラーメンまで手を広げると、種類は星の数ほどになるでしょう。

そして、日本人にラーメン苦手な人いないんじゃないかと思います。

そして、飽きない。

色んなラーメンが溢れかえり、次々と新しいものが開発されリリースされる昨今とは言え、何十年も前から愛される味はこれから何十年経っても飽きられることがありません。

多分それは、今後世界中で言えることでしょう。

6、讃岐うどん

香川県の名産「讃岐うどん」。

うどん好きな人なら絶対に食べていなければならない一品。

いや、讃岐うどんを食べたことがきっかけでうどんが好きになった人は多いはず。

冒頭の紹介を言い直しましょう。

「日本が世界に誇る香川のうどん」です。

「うどん」もまた、何十種類とあって食べ方も色々あるなかで、この香川のうどん「讃岐うどん」が日本代表に選らばれる理由は、言わなくても、皆さんのお口にはしっかりとお分かりいただけているかと思います。

それだけ、全国47都道府県に香川の讃岐うどんは広まっており、皆さんのお口に行き届いているはずなのです。

讃岐うどんの冷凍麺を置いていないスーパー、讃岐うどんベースのセルフうどん店や本格派うどん処のような店舗がない地方は無いんじゃないかと思います。

その歴史も古く、元禄時代(1690年代)には讃岐の国、高松藩には、すでに沢山のうどん屋が存在していたと言われます。

時の将軍徳川綱吉(5代)も、おそらく高松藩の特産物として上納されたものを食したのではないかと考えられます。

うどん自体の歴史はもっと古いかとは思いますが、そんな時代から香川では主食的なものとなっており、マクドナルド的に県内なら何処いってもあるような食べ物だったんですね。

噂では、年越し蕎麦の代わりに年越しうどんを食べる人の方が多いとか言われているみたいですが、実際は蕎麦を食べる方が多いようです。

まあ、うどんは年中食べられますもんね。

年末ぐらいはというところでしょう。

しかし、やっぱりうどんの王様讃岐うどんを、日常的なものでもあり、かつ特別なものとするために、食べてハッピーになろう、願おうという動きもあります。

それが「年明けうどん」です。

「年越し」は蕎麦なら、「年明け」にはコシのあるうどんを食べて、今年もコシを据えて頑張ろうというものだと思いますが、とっても素敵な習慣だと思います。

全国、全世界に定着するといいですね。

7、しゃぶしゃぶ

肉を食べる時は、分厚く切って鉄板の上でジュージュー焼いて食べるのが常識で、その焼き方をレア、ミディアム、ウェルダンと好みに合わせて食べるのが当たり前だった西洋人に衝撃を与えた日本の鍋料理。

「そんなに薄く切っちゃって、焼いたら肉が縮んでちっちゃくなっちゃうヨ!」と欧米の肉食人種達が心配するぐらい薄く切った肉を、「ご心配無用」と専用の鍋にだし汁を煮立たせ、肉を数回「シャブシャブ」と潜らせると、いい感じで肉に熱が通ります。

そして、これまた日本人の発明品、ポン酢かゴマだれに浸けて食べる。

ステーキのように半分赤みがかった肉の歯応えはこのしゃぶしゃぶ肉には全くありませんが、口に含んだ時に広がる肉の甘さと、出汁やタレのうまみが口のなかに広がります。

これははじめてしゃぶしゃぶを食べた外国人を大いに驚かせたことでしょう。

「お肉ってこんなに美味しかったの?」と。

というように、「しゃぶしゃぶ」は日本発祥でかつ、外国人からすると新感覚肉料理なわけです。

肉は主として牛肉なんですが、しゃぶしゃぶの誕生から進化形として豚肉や鶏肉、魚介類ではフグ、ブリ、タイやカニからタコまでしゃぶしゃぶ調理法で食べられます。

また、しゃぶしゃぶは基本的に自分で茹でながら食べますが、あらかじめ茹でておいてそれを冷ましてサラダなどの上に載せて食べる「冷しゃぶ」というものもあります。

ところで、気になるのはそのネーミング。

電子レンジで温めることを「チンする」という感じで自然に生まれて流行って定着した感じがしますが、実はちゃんと企業が考えて命名していました。

しゃぶしゃぶ自体、歴史は1952年(昭和27年)に大阪にある老舗の洋食料理屋「スエヒロ」が開発したもので、鍋に肉を潜らせ左右に振る感じが、たらいの中でおしぼりをすすぐ様子と似ており、その時に出る音がまさに「シャブ、シャブ」という音だったので、そのまま料理名にしたそうです。

今やおしぼりは使い捨てかおしぼり業者に委託している料理屋さんばかりですが、このおしぼりを自社で洗って使い回ししていた時代、おしぼりを洗濯する忙しさこそ、その店が繁盛している証拠だったのかもしれません。

でしすから、この「しゃぶしゃぶ」という音が立てば立つほど景気が良くなっていくんしょう。