仕事を行う上で、注意しなければいけないことは山ほどありますが、その中の一つに言葉づかいが存在しています。

なぜかというと、仕事を行うということは様々な立場の人間と接する必要があり、なおかつ言葉遣いによって相手の印象などは大きく変化するようになるからです。

例えば、あなたの身の回りの人間を想像してみてください、きっと様々な立場の人間が存在しているはずです。

具体的には、あなたの上司、目上の立場の人間、お客様、きっと様々な立場の人が存在することが想像できるはずですよね。

そのような人たちに対して接する場合は、当然ながら丁寧な言葉遣いを行う必要性があります。

なぜならば、丁寧な言葉遣いができないと相手からは嫌な印象を持たれてしまい、時には非常に困った状況になってしまう可能性があるからです。

例えば同じ会社の上司や目上の立場の人間などに対して横暴な言葉遣いをしていると、当然ながら自分自身の評価を落としてしまいますし、信頼もなくなってしまいます。

それは社外の人間に対しても同じであり、当然お客様に対しても同じことが言えます。

なので、自分の評価、そして会社の評価を落としてしまうことにつながってしまうため、言葉遣いは非常に大切なことであるといえるのです。

しかしながら、言葉遣いは非常に難しく、間違った言葉遣いをしてしまうこともよくあります。

しかし、それをそのままに放置してしまうと、悪い印象につながったり、いつまでも間違った言葉遣いをしてしまうので、正しい使い方を理解する必要性があります。

そこで、今回はビジネスの場面でよく用いられる言葉である「お忙しいところ」という言葉に着目し、意味や使うべき場面についてご紹介していきます。

️「お忙しいところ」について解説

お忙しいところという言葉は、様々な場面で用いることができる非常に利便性の高い表現方法の一つです。

実際にこの言葉を使ったことがあるという方は、かなり多くの人が該当していると思います。

それぐらいたくさんの人から用いられている言葉でもあり、定番の言い回しのひとつであるといえます。

しかしながら、利便性が高い言葉ほど正しい意味合いを解釈しておかなければいけません。

なぜならば間違って使ってしまう可能性もありますし、間違って解釈している場合は間違った言葉遣いを多様してしまう可能性につながるからです。

間違った言葉遣いをすることによって相手に悪い印象を与えてしまったり、それが時には信頼をなくしてしまう原因になってしまったりすることもあります。

なのでこの機会にお忙しいところという言葉を正しく使うことができるように、様々な観点からこの言葉を詳しく解説していきたいと思います。

ビジネスシーンでよく使う言葉

お忙しいところという言葉が様々な場面で用いられる理由を考えてみると、ビジネスシーンでよく用いられる言葉であるということが理由として挙げられます。

それなりの年齢になれば、誰もが生活のために仕事に携わるようになると思いますが、仕事に携われば必ず必要なのが丁寧な言葉遣いです。

どんな仕事でも必ず目上の立場の人間や、丁寧な対応をしなければいけない人達と関わる機会は存在しています。

つまり、お忙しいところという言葉をはじめ、敬語自体がが社会人として活躍している以上絶対に理解しておかなければいけない言葉であるといえます。

なので、社会人の立場の人は必ず「お忙しいところ」をはじめ、正しい敬語などを扱えるように普段から気を付けておきましょう。

️「お忙しいところ」の意味


お忙しいところという言葉を理解するために、まず大切なのはお忙しいところという言葉の意味を正しく理解することです。

先ほどもお伝えしたように意味を正しく理解していないと、間違った言葉遣いに発展する可能性もありますし、大きな失敗に繋がる可能性もあります。

なので、まずは正しく意味を把握するところから始め、基本的な部分をマスターしていきましょう。

忙しいところ…

まず初めにご紹介するお忙しいところの意味は「忙しいところ…」という意味が存在しています。

これに関しては、難しく考える必要性はなく言葉の意味そのままであると考えることができます。

つまり、単純に忙しいところ…という意味で解釈することができ、ここから何か別の言葉につなげて表現したりすることが一般的です。

なぜビジネスのシーンにおいて、この言葉がよく用いられているのかと考えてみると、それはビジネスのシーンにおいては常に忙しい状態が続きやすいからだといえます。

もちろん暇な時はあるかもしれませんが、大抵の場合様々な仕事を抱えた上で、別の仕事を並行して行なっていたりすることも多いです。

そのような時に相手に対して何かを伝えたりしたりする場合、時には相手の重荷になってしまうようなこともありますよね。

理由としては、様々なことを抱え込んで忙しくしている時に、話しかけると相手の時間を奪ってしまうような行動になってしまうからです。

もちろんちょっと話をするだけで他の仕事に支障が出たりするくらい忙しい人はあまり多くはないかもしれません。

しかしながらこの一言があるかないかというだけで、受け手の印象は大きく異なるようになりますよね。

つまりお忙しいところという言葉は相手に対して気遣いを行っている言葉であると考えることができます。

なので、本当の意味で忙しいというよりかは、どちらかといえば気遣いを重視して使うような言葉であるといえます。

忙しくなさそうだから、お忙しいところ~という言葉を使わないでおこうというような考え方は間違っているということを覚えておいてください。

ご多忙の中…

次にご紹介するお忙しいところの意味は「ご多忙の中…」という意味が存在しています。

ご多忙という言葉も、考えてみれば単純に忙しいという言葉の意味で解釈することができます。

つまり、ご多忙の中…という意味合いとお忙しい…という言葉の意味はほぼ同じであり、同じような意味合いであると考えることができます。

しかしながら、同じような意味ではあるものの若干の違いが存在しているとも言え、具体的にはこの両者の言葉の印象の違いです。

例えばお忙しい中~という言葉を用いられるのと、ご多忙の中~という言葉を用いられるのとでは大きく印象が異なりませんか?

おそらく大多数の方がご多忙の中という言葉を使われた方が、丁寧な言語表現であると感じると思います。

実際に、ご多忙という言葉は多忙という言葉に「ご」をつけている表現であり、非常に丁寧に表現されている言葉でもあります。

尊敬語として使用されており、実際に言葉にして表現することもできますし、手紙やメールなどの定型文としても使用されることが多いです。

なので、どちらかといえばご多忙の中という言葉の方が丁寧でビジネス文向けの表現方法であるといえます。

同じような言葉の意味ではありますが、受けての印象は全く異なるということを覚えておくと上手な使い分けをするヒントに繋がると言えます。

目上の人にも使える丁寧な言葉

お忙しいところという言葉は先ほどからお伝えしているように、非常に利便性が高く、覚えておいて損はない言葉です。

なぜならば、目上の人に対して用いることができる丁寧な言葉であり、比較的広い場面で用いることができる言葉でもあるからです。

また、目上の人だけではなく、お客様や、自分よりも立場が上の人に対しても使うことができる言葉でもあります。

なので、覚えておけば相手と話しをする上で絶対に便利な言い回しになること間違いなしです。

言葉遣いというものは、相手の人となりが簡単にわかってしまうように、相手の印象を決定づける要因にもなります。

つまり、丁寧な言葉遣いができる人間は、それだけで素晴らしい人間であると評価される要因になりますし、自分の魅力を伝えるチャンスがそこにあるということになります。

なので、間違った言葉遣いや、間違った表現をしないようにすることで、必ず自分自身の評価を高めることができるようになります。

それを踏まえた上で、正しい言葉遣いができるように、常に自分が用いる言葉が正しく表現できているかどうか振り返って確認する癖を身に着けておくべきです。

️「お忙しいところ」を使う場面

ここからお忙しいところという言葉の意味を簡単にご紹介していきました。

ある程度お忙しいところという言葉が意味を理解いただけたところで、ここからはお忙しいところという言葉を使うべき場面についてご紹介していきたいと思います。

言葉の意味を正しく理解できていたとしても、間違った場面で言葉を使ってしまうのは非常に危険です。

なので、正しい意味と使うべき場面を把握し、間違った使い方をしないように注意してください。

相手に時間を割いてもらったとき


まず初めにご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「相手に時間を割いてもらったとき」が挙げられます。

ビジネスを行っていると、当然ながら様々な人と関わるようになるはずです。

例えば、目上の立場の人間だけを想像したとしても、自分の上司や取引先の人間、そしてお客様などなど、考えてみれば様々な人が該当しています。

そして、目上の立場の人に対して時間を割いてもらう際には、一言相手を気遣う言葉としてお忙しいところ~という言葉を用いることが一般的だといえます。

なぜならば、自分の都合によって相手の大切な時間を奪っているということになるので、相手に対する感謝の言葉の意味も含めて、気遣いの言葉を用いる必要があるからです。

実際に様々な仕事を抱えている状態で、自分の時間を奪われてしまうということは非常に大きなリスクになりますし、大きな負担がのしかかってくる場合もあります。

それを想像してみれば、時間を奪ってしまったことに対する気遣いの言葉を用いることは基本的なマナーの一つとして該当するはずです。

逆に、せっかく相手のことを思って時間を取ってあげたのに、それに対して何の感謝もないような態度だと、相手に協力してあげたいという気持ちは当然無くなってしまいますよね。

なので、相手に時間を割いてもらった時には必ず、マナーとしてお忙しいところ~という言葉は用いるようにしなければいけません。

結果的に、良い印象を相手に与えるということは自分が良い立場になるために必要なことでもあります。

なので、必ず相手に対する気遣いの言葉として、相手に時間を割いてもらった時には使用するようにしてください。

自分に都合を合わせてもらったとき

次にご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「自分に都合を合わせてもらったとき」が挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、その言葉の通り、自分に対して何らかの都合を合わせてもらった時に対して使用するべきであるという意味です。

例えば、取引先の人間と打ち合わせをしようと思った時、自分のスケジュール上火曜日しか打ち合わせができない状況があったとします。

この時に、相手がこちらの都合を考慮してくれて、火曜日に時間を割いてくれた場合などを想定すると、意味が理解いただけるはずです。

先ほどご紹介した、時間を割いてもらうということとかなり似ていますが、単純に自分の都合に合わせてもらった事に対しては相手に対して感謝、気遣いの言葉が必要となります。

なぜならば、自分にとっては都合がいい曜日かもしれませんが、相手にとっては避けたい曜日だった可能性もありますし、何より自分の都合に合わせてもらっています。

場合によっては、忙しい中で、打ち合わせのために時間を捻出してくれた可能性なども当然考えられますよね。

なので、それを考えてみると、自分のことを優先して考えてくれたという事実があるので、相手に対してまず感謝の気持ちを伝えるべきだという考え方になります。

だからこそ、自分の都合に合わせてもらった時には必ず感謝の気持ちと気遣いの気持ちとして、お忙しいところ~という言葉を使うようにしてください。

この一言があるかないかだけで、相手が持つこちらの印象は大きく変化するようになります。

相手の気持ちを常に考え、どのような言葉を使えば相手は嬉しい気持ちになってくれるのか、常に自分に問うようにしてください。

相手に手間や時間を取らせたとき

次にご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「相手に手間や時間を取らせたとき」が挙げられます。

これに関しても難しく考える必要性はなく、相手に対して手間をかけさせてしまったり時間を消費させてしまった際に用いるべきであるという意味になります。

では、ビジネス上相手に対して手間を取らせてしまったり時間を取らせてしまったりする場面はどのような場面があるのか考えてみましょう。

まず簡単に想像つくのは、相手が自分のために貴重な時間を捻出してくれる場合です。

例えば、アポイントを取って相手と会ったりする時は、当然ながら相手の貴重な時間を自分のために捻出してくれているということになります。

そのほかにも、打合せであったり、相談に乗ってもらったりする場合なども、同様に考えることができます。

そして、もっと細かいことをお伝えすれば、打合せをする際に、自分の希望の場所に赴いてくれている場合なども含まれます。

例えば、相手と会おうとした時に、自分の理想の場所であったり、自分の方が場所が近く設定してくれる場合などがあります。

そのような際には、当然相手の方が遠い場所から赴いてくれているということになりますので、相手に対して手間がかかってしまっているということになります。

このように、相手の立場に立って物事を考えてみれば、非常に細かい部分まで考慮して言葉を用いることができるようになります。

そして、細かい部分まで相手のことを考えることができれば、必ずそれは気遣いとして相手に伝わるようになります。

それが相手に伝わることによって、好印象を持ってくれたり、ビジネスの場面においても良い人間関係を形成できるようになります。

なので、相手の立場に立って物事を考えるようにすれば、相手に手間や時間を取らせてしまった場面が想像できますし、言葉の使いどころを間違えないようにできるはずです。

わざわざ来てもらったとき

次にご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「わざわざ来てもらったとき」が挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、先ほどお伝えした通りですが相手が遠いところから自分のところに来てくれる状況ということです。

例えば、相手と会う時に相手のことを考えて、相手の場所から近い場所を集合場所に設定することなどがあります。

これはビジネスの場面においても、打合せなどを行ったりする際にはよくあることだといえます。

しかしながら、よくよく考えてみるとこれは相手がわざわざ自分の近い場所に足を運んでくれているということになりますよね。

移動する時間などを考えてみると、圧倒的に遠い場所から来てくれる人の方が時間的な負担が大きいわけであり、場合によっては交通費なども大きくかかるようになります。

なので、わざわざ遠い場所から来てもらったりする際は、当然ながらその行動に対して何かしらの気遣いの言葉を伝えることがマナーの一つになります。

その言葉の一つとして「お忙しいところ」という言葉を用いることが多く、お忙しいところという言葉を用いるべき場面に該当するということになるのです。

何かをしてもらったとき

次にご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「何かをしてもらったとき」が挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、何かをしてもらうということは相手の負担が大きくなるということになるので、気遣いの言葉が必要であるということになります。

例えば、相手が自分のことを思って何かしてくれるということは、よく考えてみると相手が自分のためを思い、大切な時間を消費して行動してくれていることになります。

結果的に相手の大切な時間を消費してしまうことだけではなく、時と場合によっては相手に対して負担をかけてしまうようなこともあります。

なので、それでも自分のためを思って何かをしてくれるのであれば、当然ながら相手に対して感謝の気持ちや気遣いの言葉などは用いる必要があるといえます。

なので、相手が何かしてくれた時には、気遣いの言葉として「お忙しいところ」という言葉を用いる必要があり、用いるべき場面であるといえます。

手伝いをしてもらったとき

次にご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「手伝いをしてもらったとき」が挙げられます。

ビジネスの場面においては、当然ながら一人で仕事を行うわけではなく周りの仲間と一緒に同じ目的に向かって仕事を行う必要性があります。

なので、時には同じ会社の人間同士で力を合わせて目的を達成したりすることがよくあります。

しかしながら、相手の手伝いをするということは当然ながら自分の大切な時間を消費して相手のためを思って行動するということになります。

自分にとって得があるような場面もあるかもしれませんが、その反対に相手のことを思って自発的に行動してくれている場合もあります。

なので、そのような時には相手の時間を消費させてしまっているということになりますので、これまで同様、気遣いの言葉を用いるべき必要性があるということになります。

なので、相手に手伝いなどをしてもらったときには相手に対してお礼の気持ちと気遣いの気持ちを伝えないといけないということになります。

感謝の気持ちを伝えるとき

次にご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「感謝の気持ちを伝えるとき」が挙げられます。

一般的に考えて感謝の気持ちを伝える時には、ありがとうございますという言葉を使うと思います。

しかしながら、時と場合によってはお忙しいところという言葉を用いて相手に対して感謝の気持ちを伝えたりする場合もあります。

例えば、忙しい中自分のこと思って何かを手伝ってくれたとするならば、相手に対して感謝の気持ちと気遣いの気持ちを伝える必要性がありますよね。

その時には「お忙しいなか手伝っていただきありがとうございます」という言葉で相手に対して感謝の気遣いを気持ちよくされることができるようになります。

このようにお忙しいところ~という言葉と、感謝の気持ちを伝える「ありがとうございます」という言葉を組み合わせて使うこともできます。

こうすることによって相手に対して感謝の気持ちを伝えることもできるようになりますし、それとプラスして気遣いが気持ちを伝えることができるようになります。

なので、組み合わせて使うこともできるということを覚えておき、相手に感謝の気持ちを伝える際には用いるべき表現であることを忘れないようにしてください。

挨拶をするとき

次にご紹介する「お忙しいところ」を使う場面として「挨拶をするとき」が挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、ビジネスの世界においては直接的に言葉を交わすだけではなく、文面で言葉を交わす場合などもありますよね。

その一例としては、メールなどで相手とやり取りなどをする際などが想像できます。

このような場合には「お忙しいところ」という言葉を使って挨拶的な意味合いで相手に対して言葉を用いることができます。

例えば、メールの文面などで「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします」というような表現を用いたりするのが該当しています。

このような表現することによって、ビジネスの世界における基本的な挨拶として言葉を用いることができるようになります。

なので、挨拶的なニュアンスでも用いることができるということを覚えておいてください。

️「お忙しいところ」の注意点

ここまでは「お忙しいところ」という言葉を使う場面についてご紹介していきました。

ある程度「お忙しいところ」という言葉を使うべき場面を理解いただけたところで、ここからは「お忙しいところ」という言葉の注意点についてご紹介していきます。

「お忙しいところ」という言葉は、非常に利便性が高い言葉だとお伝えいたしましたが、逆に凡庸性が高いからこそ注意しなければいけない言葉でもあります。

なぜならば、間違った使い方をしてしまっていると、様々な場面で間違って表現してしまうことにもつながりかねないからです。

また、それ以外にも良い意味で注意しなければいけないことなども併せてご紹介していきますので、「お忙しいところ」という言葉を使う参考にしてみてください。

忙しそうでなくても使える

まず初めにご紹介する「お忙しいところ」の注意点としては「忙しそうでなくても使える」という点が挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、お忙しいところという言葉は、直接的な意味としては忙しい中~という意味合いで解釈ができます。

しかしながら、あえて本当に忙しいときや、忙しそうなときに使わないといけない言葉ではないということになります。

なぜならば、相手が本当に忙しいかどうかということは、表面上からだけではすべてを判断できない場合などもありますよね。

スケジュールが目に見えて張り出されているのであればわかるかもしれませんが、そうではない場合などもあるので、相手のスケジュールをこちらが把握できるわけではありません。

また、本当に忙しい人だけに使ってしまうと、忙しくない人には気遣いをしなくてもよいということになってしまい、それは失礼に当たります。

あなたは忙しくなりそうだから私の手伝いをしなさいと言っているようなものなので、それは絶対に避けなければいけません。

なので、「お忙しいところ」という言葉は、忙しそうでなくても使える言葉であり、忙しい人だけに使うべき言葉ではないといえます。

ただ、本当に目に見えて暇そうにしている人に対して用いてしまうのは、嫌みに聞こえてしまう場合もありますので、それは逆の意味で注意が必要だといえます。

自分に対しては使わない

次にご紹介する「お忙しいところ」の注意点としては「自分に対しては使わない」という点が挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、「お忙しいところ」という言葉を使う場合は一般的に相手に対して用いるべき言葉だといえます。

なぜならば、自分に対して「お忙しいところ」という言葉を使ってしまうと、自分に対して敬っているような状態になってしまい、変な印象を与えてしまうようになります。

なので、「お忙しいところ」という言葉は自分に対しては使わないようにしてください。

正しい敬語が使えない人は、それだけで印象が悪くなってしまいがちになるので、ビジネスのシーンでは特に間違わないように注意してください。

️「お忙しいところ」の例文

ここまでは「お忙しいところ」という言葉の注意点についていくつかご紹介していきました。

ある程度注意点を把握できたところで、ここからは「お忙しいところ」という言葉の例文などについてご紹介していきたいと思います。

お忙しいところという言葉を普段から使い慣れていないと、どのようにして使えば良いのかわからない人もいると思います。

なので、これからご紹介する例文をまとめてインプットし、ビジネスの場面で活用してみてください。

例文1「お忙しいところ恐れ入りますが」

まず初めにご紹介する「お忙しいところ」の例文は「お忙しいところ恐れ入りますが」が挙げられます。

この例文はどのような意味なのかといいますと、「忙しい中恐縮ですが」という意味合いで用いることが出来る例文です。

ビジネスのシーンなどにおいては、様々な場面で用いることができる基本的な言葉であり、気遣いの言葉の一つにもなります。

相手が忙しそうな状況の中で、自分の要望を伝えたり相手と話をしたりする際には必ず枕詞にこの例文を使ってみてください。

そうすることで、相手に対して気遣いができる人間であると判断をしてもらえるようになるはずです。

例文2「お忙しいところありがとうございました」

次にご紹介する「お忙しいところ」の例文は「お忙しいところありがとうございました」が挙げられます。

この例文はどのような意味なのかと言いますと、「忙しい中、ありがとうございます」という意味合いで用いることができる例文です。

この例文も先ほどと同じようにビジネスシーンにおいては様々な場面で用いることができます。

しかしながら、使うべき場面としては対照的で、この例文は相手との話が終わる場合に用いる必要があります。

なので、最後の締めの言葉などで用いるようにすれば、最後に与える自分の印象が良くなります。

ありがとうございました過去形の文章なので、最初に伝えてしまうと違和感を持つ結果になるので、最初にお礼を伝える場合はありがとうございますと伝えましょう。

この世に細かい使い分けをすることによって、どのようなシーンでも相手に感謝を伝える言葉に言い換えることができますので、覚えておきましょう。

️お忙しいところの使い方を覚えよう

今回はお忙しいところをテーマにして、お忙しいところという言葉の具体的な意味や使い方、例文などをご紹介していきました。

お忙しいところという言葉をマスターできれば、どのような場面においても目上の立場の人間と話す時に非常に役立つようになります。

ちょっとした気遣いの言葉が扱えるようになりますし、気遣いができれば自分の印象は格段に良くなります。

なので、この機会に正しい言葉遣いを理解し、周りに好印象を与えられるように工夫してみてください。