丁寧に生きると人生が倍楽しくなる!一度きりの人生、毎日に幸せを感じながら生きるために必要なのは丁寧に生きることです。
丁寧な暮らしに必要なポイントをわかりやすくご紹介します!これであなたの人生はもっともっと充実したものへとなるでしょう!
丁寧な暮らしの7個のポイント
仕事にプライベートと、毎日忙しく過ごしていく中で、私たちは大切なことを忘れがちになっています。
それは「丁寧に生きる」「丁寧に暮らす」という考えです。
様々なことに追われる毎日で、気持ちに余裕のなくなっている人が非常に多く、丁寧に暮らすということができなくなっています。
丁寧に暮らすことができなくなると、心が乱れて、すぐイライラしたり、感情的になる傾向があります。
不安定な生活はやがて健康にも影響し、体調を壊す原因にもなります。
ここでは、これから丁寧な暮らしができるようになるための7個のポイントをご紹介いたします。
このポイントを押さえてあなたも丁寧な暮らしを取り戻してください。
1.清潔を保つ
「落ちぶれた、すさんだ」人と聞いてどんなイメージでしょうか?
多くの人が思い浮かべるのは、服とかがよれよれで、髪はぼさぼさといった清潔感のない人間ではないでしょうか。
それくらい清潔感がない人というのは致命的にイメージが悪いです。
仕事をちゃんとしている人でも、毎朝髪をとかしていないとか、髭が伸び放題とか、背広がよれよれなど、だらいない人がたくさんいます。
それから自分の生活スペースが常に散らかっていて片付けられない人。
こういう人も非常に多く、清潔感のかけらもありません。
丁寧な暮らしを始める第一歩は清潔を保つということです。
まずこれが基本です。
常に綺麗にしておく
常に自分の身だしなみ、そして生活スペースを綺麗にしておくことを心掛けましょう。
そうすれば、ちゃんとしていない時に比べて、どれだけ心がシャキッとするかがわかります。
仕事に出るときなどに、身だしなみが全然できていなかったら仕事なんてちゃんとできるはずがありません。
人というのは、身なりや、身だしなみ、表情などを見れば、この人は人生うまくいってるのか、そうではないのかわかるものです。
だらしなく、清潔感のない身なりで歩いていることで、周りの人からどれだけ低評価をされているかをもっと感じたほうがいいと思います。
きれいに保つことで自分の心もきれいな状態になり、行動がスムーズにできるようになります。
部屋が散らかったままでは勉強する気にもならないでしょう。
掃除はまとめてせず、こまめに
掃除をするという習慣をつけることがとても大事です。
多くの人は部屋に埃が舞い始めたり、汚れが目立ってからやっと掃除をするようですが、それでは意味がありません。
毎日5分でもいいから、こまめに掃除するようにしましょう。
今日は本棚の埃を落とす、明日は床に掃除機をかけるといった具合にこまめにやればいいのです。
大切なことは、いつでも掃除をして綺麗な状態を保っておくんだという姿勢で、この習慣が体になじんでくると、綺麗にしておかないと気が済まなくなります。
そうなれば完璧です。
部屋の乱れは心の乱れともいいます。
常に自分の生活スペースを綺麗に保つ癖を早くつけてください。
2.規則正しい生活をする
丁寧な暮らしに必要不可欠となってくるのが「規則正しい生活」です。
食事の時間もバラバラ、寝る時間、起きる時間も毎日バラバラ、こんな不規則な生活をしていたら良い生活リズムなど作れるはずもなく、心も乱れてしまいます。
まずは毎日の生活を規則正しいものに戻していくことが大切です。
一度自分の普段の生活をチェックしてタイムスケジュールを作ってみましょう。
平日はどういったスケジュールで動くのか、休日はどうするか。
何も24時間全てを完全に決めてその通りに動かなくてはいけないと言っているのではありません。
何時に寝て何時に起きるとか、そういったことを決めましょうということです。
早寝早起き
基本的なことですが、その基本ができていない人がいかに多いことか。
早寝早起きのことです。
早寝早起きがどれほど大切かをわかっていない人は意外と多く、毎日夜更かしをして朝起きられなくなったり、いつまでも寝ぼけたままという人がいます。
こういう人たちは大切な財産を浪費しているのと同じことです。
というのは、人間は日が昇り朝を迎えてからお昼までの午前中の時間が一番いいパフォーマンスがだせる時間と言われているからです。
特に記憶したり頭を使うことに関しては午前中がいいとされています。
そんなゴールデンタイムを寝坊などで潰してしまうのは実にもったいないです。
「早起きは三文の得」ということわざがあるように、早寝早起きは必ずあなたの生活を向上させてくれるでしょう。
しっかり睡眠をとる
朝早く起きて活動することの重要性を述べましたが、それはちゃんとした睡眠をとっているといるということが大前提です。
睡眠不足なのに朝早く起きていても、眠たいままでパフォーマンスは上がりません。
仕事や勉強を人に負けまいと頑張るのはいいですが、睡眠時間を削ってまでやるというのは逆効果だということに気づかなくてはいけません。
睡眠中に覚えたことの記憶の定着や整理というものを脳は行っています。
睡眠が不足すると、そういた作業を脳ができなくなるので、いくら多く勉強したところでそれは定着しないのです。
何よりも睡眠不足は健康の敵です。
睡眠不足によって免疫力も低下しますから、体調を崩しやすくなるのです。
例えば、夏など暑い時によく起こる熱中症に一番なりやすいのは睡眠不足の人だと言われています。
何に変えても健康が第一ですから、まずしっかりと睡眠をとる生活に変えていくことが大切です。
3.不要な物を買わない
部屋が散らかっている原因として物が多すぎるというのがあります。
後で考えたら何でこんな物を買ってしまったのだろうと思う物とかありませんか?
100円ショップなどに行くとついついいろんな物を買ってしまったり、衝動的に買ったのはいいけれど全く使わないものなど、いかに不要な物を買っているのかがわかります。
まず不要な物は買わないと決めましょう。
買わなければ物は増えることはありません。
買おうという気持ちになった時は、もう一度それを手にして、本当にこれを今買う必要があるのだろうか?と自問してみてください。
多くのものは今すぐ買う必要はないという結論に至ると思います。
物を大切に使う
丁寧に暮らすという意味では物を大切に使うということが一番大切なのではないでしょうか。
自分が普段使っているものを大切に扱っていますか?
それがあることが当たり前のように思っていませんか?自分が使っているものにもっと愛着を持ってください。
そのスマホのおかげで多くの人とつながれている、その車のおかげで毎日不便なく移動できている。
そういった物に対する感謝を考えればもっと物を大切に使おうとする気持ちが大きくなるはずです。
また、物を大切に使っていると、所作も美しくなります。
所作とは立ち振る舞いのことで、自分も気持ちいいですし、周りの人間も、丁寧に生きる人の所作を見ることはとても好感が持てます。
長く愛用する
物持ちがいい人がいます。
何十年も同じ車を大切に乗っていたり、同じ財布をずっと使っていたりと。
一つのものを長く愛用するということは、丁寧に使うという気持ちがないとできないことです。
物にも魂があると考えているのでしょう。
そういう考えを持つことは馬鹿らしいと言う人もいるかもしれません。
しかし、確実に物を大切にしようという心は芽生えるはずです。
楽しい時も辛い時もずっと自分のことを見守ってくれていたものと思えば、愛着も沸いてくるでしょう。
4.時間に余裕をもっている
丁寧な暮らしができない最大の理由は時間に追われているということです。
現代社会において、何をするにも時間の余裕がなく、常に焦っているという人が多く見られます。
毎日満員電車に飛び乗り、会社へ急ぐ。
せかせかと働き、家路へと急ぐ。
そこに余裕はありません。
家に帰っても夕飯、風呂、明日の支度など限られた時間の中でやることはたくさんあります。
時間に余裕がないので、一つ一つの行動がただこなしているだけに過ぎなくなるのです。
時間に余裕があれば、一つ一つを丁寧にやろうとします。
ご飯を食べる時も食事を味わって楽しみながら食べようとしますし、会社にも余裕を持って出社しますから、いい精神状態で仕事に入ることあできるでしょう。
たくさんのことをせっせとこなす、ぎりぎりでなんとかやるということを良いことだと考えている人もいますが、余裕のない状態でやったことというのは、何をやっても中途半端になることが多く、後に残りません。
あくせくしない
あくせく働くということが良いとされていることを見なおさなくてはなりません。
忙しく働いているだけで効率が悪ければ何の意味もないからです。
これは日本人に特に言えることで、労働時間が長い割には、世界各国の人々と比べて仕事効率が悪いということが指摘されています。
その理由はこの「あくせく」にあるのではないでしょうか。
余裕がなく追い立てられた状態で仕事をするから集中力も散漫になり、いいパフォーマンスが出せないのでしょう。
そういった意味では外国人のほうがここぞという時に集中力が出せるように思います。
普段は時間にルーズで仕事をあまりしたがらないと言われる外国人ですが、大事なところでの集中力によって日本人よりも良い仕事をしているのです。
やはりそれは時間に追われるという考えがないから来る余裕がそれを生んでいるのではないでしょうか。
5.自炊する
仕事が忙しくなってきたりすると、外食が多くなったり、出前を頼んだりしがちですが、自分で自炊するということを続けたほうがいいと思います。
男女関係なく、自分で料理をすることは様々な発見もありますし、精神的にも非常に良いと思います。
食材を切る、炒める、味付けをする、盛り付けるなどの行為は心を落ち着かせて丁寧に行わなくては美味しいものはできません。
そしてできた料理を食べる時、作った過程を思うとゆっくりと味わいながら食べようと思うものです。
そして、食べ終わった後の後片付け。
ここまでの全てが料理をするということで、これらを苦なくできることで丁寧に生きる大きなものを学ぶことができるでしょう。
食材を無駄にしない
自炊する時には食材をいかに無駄にしないかと考えるものです。
あまり多く買いすぎると賞味期限もありますし、その辺を考えることも丁寧な生き方へとつながります。
特に一人暮らしをしている人が自炊をする時には、量的に余ってしまうことが多いので、より頭を使って食材を買うことを考えねばなりません。
そうしないと、下手をすると外食をするよりも食費が高くついたりすることになってしまいます。
普段当たり前のように食事をしていますが、動物や植物の恵みがあってこそのことです。
そういう感謝の気持ちを常に持つことで、より一層食べ物を粗末にしてはいけないという気持ちが強くなるでしょう。
栄養をしっかり考えている
自炊をする最大のいところは、やはり健康にいいことでしょう。
外食で食べるものはやはり、味付けも濃く、コンビニで買う物の中には保存料などの体に悪いものも多く含まれています。
自炊をすることでより自然なものを食べることができるし、味付けも自分で調整できます。
栄養のバランスも考えながら自炊をすることで健康で強い体をつくることができるでしょう。
自炊をしていると、この食材には糖質がどのくらい含まれているのだろうとか、栄養成分としては何が含まれているのかが気になり始めます。
そして、あまりにも偏った食事は避けようとしますし、常に栄養のbalanceというものを考えるようになります。
このバランスを考えるということは非常に大切で、丁寧な生き方という考えに沿うものだと思います。
6.身に着けるものにこだわりがある
ガサツな生き方をしている人は身に着けるものに無頓着になってしまいます。
ただ単に安いというだけで購入したり、何年も服を買わず同じものばかり着続けている、季節のことなど考えず世の中の流れにマッチできていないなどが見受けられます。
丁寧な暮らしをモットーとする人は、服にもこだわりが必ずあります。
こだわりといってもブランド品を身に着けるといったこだわりではありません。
品質であったり、自分の身体に合ったものを選ぶというこだわりです。
頭から足先まで、身に着ける全てのものにこだわりを持つということは良いことです。
物を大切にしようという気持ちもより大きなものとなりますし、自分で納得したものを身に着けるということは自分への地震にもつながります。
素材が良いもの
丁寧な生き方をする人が、服でこだわるポイントはやはり素材の良さです。
素材の良いものは長持ちしますし、質感によって服自体もなめらかで品の良いものに見えます。
私たちは購入するとき、どうしてもデザインや着た時の見た目のみで購入してしまいますが、こだわる人というのは必ず、その服が何の品質でできているかを調べます。
こういった作業をしている人は全体の半分もいるでしょうか?
せっかく自分のお金を使って服を買うのですから、さっさと決めてしまわずに品質にまでこだわりたいものです。
身体に優しいもの
服というものは身体に密着しているものですから、様々な動作によって体に刺激を与えます。
あんまり固い素材の服は身体に強い刺激を与えることになります。
また、セーターなどのナイロン系の記事を着ると、アレルギーによって首の周りなどがみみずばれになる人もいます。
自分がどういったアレルギーを持っているのかを調べてから服を買うようにしましょう。
特にアトピーの人は服選びの時には注意が必要になってきます。
一般的によいとされているのは綿素材です。
肌に優しく刺激も少ないとされています。
そして最近注目されているのが、オーガニックコットン素材の服です。
オーガニックコットンは農薬を使わずに栽培された綿のことです。
こちらも非常に肌に優しいとされていますので、こだわりのある人は必ず注目しているはずです。
7.部屋で十分リラックスできる
丁寧な暮らしに欠かせないことは心の落ち着きです。
日々の生活に追われるだけでは心が落ち着く暇がありません。
心の落ち着きを取り戻すためには、自分の時間というものが必要で、そのためにはリラックスできる自分の部屋が必要です。
家族と一緒でも気兼ねせずリラックスできる人もいるでしょうが、やはり一日の内最低30分は一人の時間というものを持ちたいものです。
そこで社会の喧噪から完全に自分を解放して、リラックスをすることです。
そういう時間を持つことで心が落ち着き、気持ちがリセットされて、また次の日からフレッシュな気持ちを持って頑張れるのです。
心地よい空間がある
リラックスできる部屋というのは自分にとって心地よい空間であることが必要です。
ですから、物が散乱したりして散らかっているのはよくありません。
ちゃんと整理整頓した部屋にしておきましょう。
心地よいと自分が感じる場所というのが大切なので、そこが自分の部屋であるとは限りません。
リビングかもしれないし、トイレかもしれないし、車の中かもしれません。
とにかく自分が心地よく過ごせる空間を確保することが大事なのです。
心が落ち着いているからこそ、仕事やプライベートの問題を冷静に考えることができるのです。
もし落ち着かない空間で諸問題に対処しようとすると、心がざわついていて、安易な考えに陥りがちです。
丁寧な暮らしを続けるための注意点
丁寧な暮らしというのは一時だけできても仕方ありません。
常に続けていくということに大きな価値があります。
しかし、中には挫折して丁寧な暮らしをやめてしまう人もいます。
それには人それぞれ理由があるのですが、続けられない人にはいくつかの特徴があります。
どういったことに注意すべきなのかを見ていくことにしましょう。
1.無理をしない
何事も長く続けるコツというものは、まず無理をしないということではないでしょうか。
無理をしてしまうと必ずと言っていいほど、どこかに歪みがでてきます。
それがやがて問題化して疲れてしまうのです。
無理をせず、まずは今の自分のできる範囲でやってみることです。
そして、少しずつ範囲を広げていけばいいと思います。
一日一歩ずつ進むという気でもいいのではないでしょうか。
それは小さな一歩ですが、コツコツと重ねるといつか大きなものになっているものです。
毎日一歩ずつなら無理もなくていいですし、続けられると思います。
頑張り過ぎないこと
物凄くまっすぐで、一生懸命に必死で頑張る人がいます。
こういう人は見ていて応援したくなりますが、少し心配でもあります。
あまりにも頑張りすぎてしまう人は、どこかでその線がプチっと切れてしまうことがあります。
いわゆる燃え尽き症候群というものです。
夢を一目さんに追いかけていた人が、ある日なにかの拍子に燃え尽きてしまって、以後何もする気が起きなくなってしまうことはよくある話です。
こうなってしまうと立ち上がるまでに、数年の時間が必要になってしまう人もいます。
ですから頑張りすぎないということが大事なのです。
頑張りすぎないというか、抜くこともちゃんと考えながら頑張るということです。
「緊張と緩和」という言葉をよく聞きますが、集中してグッと頑張った後は、リラックスして緩める。
そして休んだらまた集中するといった具合にメリハリをつけることが大切だということです。
2.身の丈にあったものを
なぜ丁寧な暮らしが続かないかの理由として、ちょっといい恰好しようとしすぎてるのではないでしょうか?
自分の趣味ではないのに、恰好がいいからといって合わないものを身に着けてみたり、参加したくもない集まりに参加してみたり。
こういった身の丈に合わないことをやっていると、いずれしんどくなります。
それは自分を偽っているので無理があるからです。
そうではなく自然に、ありのままの自分でいける生活をしていきましょう。
身の丈にあった生活です。
着るものにしても、やることにしても自分にあったチョイスを自然にしていくことで丁寧な生活のリズムは必ずでてきます。
人の評価やトレンドを気にする必要など全くありません。
こだわりすぎないこと
自分のこだわりを持つことは大切ですが、こだわりすぎるというのもよくありません。
生きていると自分の思う通りに事が運ぶことなんてほとんどないということを誰しも学ぶと思います。
それほど社会は複雑で、人間というのは一人一人が全く違うことを考えています。
ですから日々自分の想定外のことが起こることなど当たり前のことで、それにいかに柔軟に対応できるかが、出来る人とそうでない人の決定的な違いなのです。
自分のこだわりに固執するあまり、柔軟な対応ができなくなってしまうと、人生が固くぎこちないものになります。
つねに柔軟でいるようにしましょう。
3.すべてのことに余裕をもつ
丁寧な暮らし・丁寧な生き方をするためには、いつでも余裕というものがないといけません。
余裕がある人と、余裕がない人とでは人生の楽しさに雲泥の差があります。
多くの人は余裕がありません。
いつも何かに追われ、焦り、あくせくしていないと自分がおいて行かれるような感覚に陥っています。
それでは丁寧で静かな暮らしというのは出来るはずもなく、ただただ疲弊しながら時が流れるだけです。
そうならないためにも、すべてのことに余裕を持つことが大切です。
いやいや、そんな余裕なんて今の自分に持てるはずがないと言う人もいるでしょうが、それは間違っています。
気の持ち方、そして自分の現在置かれた状況をもう一度冷静に整理すれば、誰でも余裕を持って生きることはできます。
その作業をやっていないだけのことなのです。
時間
まずは時間の余裕をいかに持つかですが、平日働いている人は勤務時間は会社に縛られるわけですが、そもそも働くことを楽しい、やりがいがあると思えるかどうかが大切です。
思っていないから会社に縛られているという考えになるのでしょう。
まずは仕事を好きになる努力をすることです。
そうすることで、働いている時間さえ楽しくなり余裕がでてきます。
あとは何をするのも時間に少しの余裕を持ちましょう。
出勤もギリギリではなく何分かの余裕を持つことで気持ちに余裕ができます。
5分前行動というのを実践してはどうでしょうか。
何でも予定の5分前には動き出すようにする。
そうすれば気持ちの上でも遅れるということはなくなるはずです。
休みの日は、せっかくの休みだからと無理に予定を詰め込むのではなく、自分がリラックスして良い休暇を取れる選択をしていくことが余裕につながると思います。
何かしないと休みがもったいないと考える人もいるかもしれませんが、休みとは字のごとく、休める日なのです。
精神
精神的な余裕というものは、物質的なこととは別のことです。
すなわち物質的にたとえ満たされていなくとも、精神を豊かに保っていることは可能だということです。
自分の置かれた立場・境遇を嘆き、心もすさんでいく人がいますが、それではどん底の状態を耐えて再び立ち上がることは難しいでしょう。
現実の状況が苦しいときでも、心は豊かに、精神が強くしっかりしたものであれば、必ずチャンスはやってきます。
精神的な余裕とは悲観主義ではなく楽観主義、否定的ではなく肯定的、後ろ向きではなく前向きな心構えが余裕を作ります。
多くの人は目の前にある物質的な状況を見て、自分が成功しているか失敗しているかを判断していますが、そうではありません。
たとえ物質的に豊かでない時でも、自分は幸せであることを感じ、満たされていると信じていると、後から物質的な豊かさというものもついてくるのです。
もう一つ大切なことは勇気でしょう。
勇敢な人間は何事にも怖気ずくことはなく、余裕を持って問題に対処することができます。
勇気を持って誠実に行動すれば、困難もいつかあなたの道を開けてくれるはずです。
お金の使い方
お金の問題というのは、死ぬまでついて回るもので、皆何かしら頭を悩ませているものですが、それは将来への不安や恐怖かから来ているのでしょう。
また、日々の生活の追われて様々な支払いが次々に目の前にくることで余裕が全くない生活を送っている人もたくさんいることでしょう。
お金はよく稼ぐよりも、うまく使うほうが難しいと言われています。
下手な使いかたをする人というのは、無駄なことにお金を浪費し、いざというときにお金がいつも足りずあたふたしています。
お金に余裕を持っている人は、無駄なものに使わず、しかしいざという時には少々大きな額でも惜しまず出せる人です。
このように、お金の使い方に余裕を持つということは、無駄をせず適所で使うという考え方をしっかり徹底するということではないでしょうか。
けっして何でもケチって小銭を溜め込むことが余裕があるとは言いません。
上手な使い方が出来る人が余裕のある人なのです。
自分にゆとりを持とう(まとめ)
「長い人生、そんなに焦ってどこへ行く?」という言い回しがありましたが、その通りだと思います。
しかし私たち日本人は誰もが焦っているような感じがあります。
仕事に対しても恋愛に対しても、人生設計の全てにゆとりがないように思えます。
昔は人生50年と言われていました。
そんな時代には人生を焦るのもわからなくはないですが、今は人生80年、90年という時代です。
そんな時代に生きているということを忘れて、焦っている人があまりにも多いと思います。
焦って良い結果がでているのかというとむしろ逆で、多くの人が本来の自分の力を半分も発揮できない状況で、ただ生活をなんとかやっていくような状況に陥っているというのが現実でしょう。
一度冷静になって考えたほうがいいと思います。
まずはあなた自身のことをよく理解し、自分は何がしたいのか、何を目標として生きるのか、そういったことをゆっくり考えてみましょう。
そして毎日の生活をもっと丁寧に生きるのです。
丁寧に暮らす習慣がついてくるとだんだん自分というものが見えてきます。
そして世の中というものがもっと客観的に見えるようになってきます。
そうすれば、自分がどういった役割を果たすことが一番、自分にとっても世の中にとってもベストなのかが見えてくるでしょう。
そうすれば物質的な余裕も後からついてくるでしょう。
まず第一は全てのことに対する余裕を持つこと。
その余裕は丁寧に暮らす、丁寧に生きることで身につくのです。
一度きりの人生です。
ゆとりを持って楽しく生きていきたいものですね。