お昼前後のTVの情報番組をよく見るのですが、大きな事件や災害が発生すると、現場からの生中継に切り替わる時があります。

先日の豪雨災害のときもそうでしたが、TVの各局がこぞって現地取材を敢行してしました。

さすがに危険な現場には踏み込んでいませんが、現地の様子を見ることができる場所から、レポーターが生中継をしていたのです。

スタジオから現地に切り替わると、その瞬間からレポーターが準備していた原稿通りに状況を伝えるのです。

雨風が激しい時には、原稿が手元に用意できないので、伝える内容を頭に叩き込んでおいてレポートするのです。

この時の様子は、お茶の間でTVを見ていてもヒヤヒヤするのですが、若干の通信の乱れがあったとしても、レポーターは無難に報告しているのです。

ここまでは予定通りのシナリオなのですが、その報告や現場の映像を見ながら、スタジオからMCやコメンテイターの人が突然にレポーターに質問を投げかけることがよくあります。

ときにはスタジオのメンバーから無茶振りされることもあります。

全く関係が無いことや現場以外の様子を聞いたりと好き放題の人もいるのです。

レポーターは一瞬声を詰まらせて、どう答えようかと思案している様子が手に取るように見えるのです。

「なんでこんな質問をするの?」と言わんばかりです。

わたしは、こんな場面でそのレポーターがどのように答えてその場をやり過ごすのかに興味を持ってしまうのです。

数秒間表情が固まって絶句してしまう人、「えーあのーおー」と声を出すが言葉が出ない人、まったく関係ないことをもっともらしく紹介する人、スタジオにいる人に逆に質問を切り返す人、など様々です。

しっかりと質問に答えることができると、この人は将来伸びる人だなと思ってしまったりするのです。

しっかりと答えた人と言うのは、返す言葉になるほどという納得感を持つことができる人です。

実際の会社の仕事においても、会議の時に上司から無茶振りされて困ってしまう時もあります。

これは、その部下を鍛えようとわざと難しい質問をしたり、会話の能力を確かめたりしているようでもあるのです。

こんな時に簡単な言葉ひと言で切り抜けられる人は、頭の回転が速くて期待できると思われるようです。

このように、言葉を選んで言いたいことをしっかりと伝えることで、人生が変わるかもしれないのです。

この記事では、上手な伝え方のコツについて紹介します。

言葉の選び方が上手な人は素敵

わたしたちは、プライベートでも仕事の場面でも、これをそのまま伝えると相手は気分を悪くするだろうという時があります。

何かを伝えなければいけないのですが、どのように言ったら良いのか、言葉に詰まってしまう時があるのです。

例えば、何かの都合で会合に参加できなくなって断りを入れる時に、自分では上手く言葉を選んで伝えたはずなのに、相手は不満そうな顔をする時は落ち込んでしまうのです。

その後の会話は、何かぎこちなくなって、コミュニケーションも円滑には進まなくなってしまいます。

結局、その日は雰囲気が悪いままで終わってしまうのです。

断り方一つでも言葉の選び方でその人の印象も変わってしまうのです。

言葉の選び方が上手な人は、その場の雰囲気も壊さずに、むしろ和やかにさせる力があるようで素敵に見えるのです。

伝え方上手な人、あなたの周りにお手本はいませんか?

「口が上手い人には気を付けるんだよ」と、母親が年頃の娘に言い聞かせているところを見たことがあります。

「口が上手い人」とは話すことが達者で説得力があって、相手を言葉だけで丸め込んでしまう能力があるのです。

昔は、戸別に飛び込みで各家庭を訪問して、例えば「外壁の塗料が劣化しているのでこのままでは家が傷んでしまう。

最新の塗料で塗装しませんか?」とか、古いお宅には「白アリの駆除をしませんか?」などと勧誘に来たものです。

最近では、電話で高齢者をターゲットにした振り込め詐欺なども、口の上手い人達が集団で入れ替わり立ち代わり電話をかけて騙すようです。

これだけ高齢者の被害が多いと警察やマスコミで注意を呼びかけていても、一向に被害は減らないようです。

このような人を、口が上手い人とか伝え方が上手い人と持ち上げる気持ちはありませんが、このような悪質な伝え方が上手な人達があなたの周りにもいるのです。

今では、母親が年頃の娘に言い聞かせていたことが逆転して、大きくなった娘の方が年老いた母親に「口が上手い人には注意するんだよ」と言い聞かせているんです。

このような悪意を持った人は別として、伝え方が上手い人というのはあなたの周りにもいるはずです。

多くのことを一気に伝えるというのではなく、簡潔にわかりやすく話しているようです。

そして、話の結論も明確に伝えているようです。

ここでは、伝え方について考えてみることにしました。

伝え方で人生を変えよう、ポイントはこれ


コミュニケーションで大事なことは、自分の伝えたいことが相手にキチット伝わっているかどうかです。

伝えることを伝えたつもりでも、相手が理解していなければ「わたしに言うことをしっかり聞いていない」とか、「理解できていないようだ」と受け手の方に問題があったように思ってしまうものです。

「わたしの言い方が悪かったかな?」とか「わたしの言葉が曖昧だったかな?」と自分の方に問題があったのではと反省する人は少ないようです。

このような、コミュニケーションミスでお互いの認識がズレてしまって、大きな損失を発生したり、問題が発生することも多いのです。

このことは、貴重な時間と信頼を失うことにもなるのです。

伝え方一つで、仕事がより一層発展したリ、恋愛の関係も良くなったり悪くなったり変わってしまうのです。

これからの仕事や恋愛などの人生のいろんなシーンにおいて、伝え方ひとつで人生が大きく変わってしまうのです。

それであれば、上手い伝え方を覚えておけば、明るい未来も見えてくるはずです。

上手い伝え方のポイントについて考えてみたいと思います。

1.ストレートな表現は回避

わたしたちは、特に伝え方を勉強することなく、自然に身に付けてきました。

それは歩いたり走ったり、飛んだり跳ねたりすることと同じで、転んで怪我をすることもありましたが、そんな経験を経て普通に動くことも覚えたのです。

そして無意識のうちに、速く走ったり歩いたりすることを学び、他の人の行動を観察して良いところを取り入れて成長しているのです。

人に何かを伝えることも同じだと思います。

自分の言いたいことを片言で表現することから始まり、どのように伝えればわかってくれるかということも勉強して、徐々に伝え方を覚えていくのです。

では、思っていることをそのままストレートに伝えてもいいのでしょうか?

頭の中の言葉をそのまま発言しない

何でも思いついたことをストレートに言えばよいものでもありません。

頭の中の言葉をそのまま言うことは、相手の気持ちや事情を考えていないということで、時には相手が気分を害することにもなりかねません。

上手く伝えるためには、コミュニケーションも重要だからです。

だから、頭の中の言葉、すなわち思考を整理してから明確に伝えることが大事です。

この場面ではでは、この言葉を使うことは禁句だとか、この言葉は縁起が悪いと嫌がっているとか、それぞれに都合がある時があります。

だから、頭の中の言葉をそのまま発言せずに、一度頭の中を整理してから、最善の言葉で表現するように心がけます。

若い人は、つい友達言葉で目上の人にも話しかけることもあります。

いつものように友人と会話するように、「非常に大きな施設」というところを「チョーでかい施設」などと発言したり、困ったというところを何でも「ヤバイ」で済ませたりします。

これも何かを伝える時の表現の幅が狭いということであって、表現力を高めるためにも語彙力を高めることも重要なのです。

発想を転換させる

ある友人がおもしろいことを言っていました。

それは、秘密にしておきたいことがあった時に、親友にだけそっと教えたのです。

「ここだけの話だけど、俺はあの娘と婚約したんだ。まだ誰にも言うなよ。」とつい秘密をばらしたのです。

すると、翌日には仲間にそのことが広まってしまって、「おまえは冷たい奴だ!」とか「隠れて独り占めにしたな!」などと非難されました。

あれだけ秘密にしたいと言っておいたのにもかかわらず、情報が漏れてしまったのです。

このように、発想を逆転させることで、しっかりと伝えることもできることがあるのです。

辺ぴな場所にあるレストランでも、変わった料理を用意して「隠れ家」的な伝え方をすることで、かえってそれがウリになって人気が出たお店もあります。

「やるなよ!」と強く止めておくほどついやってしまうようなものです。

「するな」と言えば「したくなる」、そんな感情を逆手に取る方法もあるのです。

「この商品は残りわずかです。売り切れ御免」と札を貼っておくと、買いたいというお客さまが増えるようです。

売り切りたいと思うと「在庫が少ない」「〇〇周年の特別販売は今週末限り」などと、買いたくても買えなくなるよと売る時の伝え方を転換させているのです。

講演会で聞いてほしい時には、「ここだけの話だけど・・・」と小さな声で前置きすると、みんなは聞き耳を立てるものです。

発想を逆転させると、おもしろい効果も生まれるようです。

2.相手が何を考えているか想像する


コミュニケーションを行っている時に、相手が何を考えているのかがわかれば、次の話の展開に役に立つのです。

そこで、相手が何を考えているのかを想像するために、いろいろと観察してしまいます。

話す時の顔の表情や視線、特徴のある仕草や身体の動き、声の調子や呼吸の速さなど、いろいろと観察してしまいます。

嘘をつく時に、いつもつい行ってしまう動作や言い回しを覚えておくと、「ああ、今ちょっと嘘をついたな」などと、相手の心の中を垣間見ることもできるのです。

すると、その嘘のことに対して十分に注意して対処すれば、大きな痛手を被ることはないはずです。

いつもと違う雰囲気であれば、なおさらわかりやすいようです。

いつも暗い感じでボソボソと会話をする人が、急に表情も明るくなって笑顔で話すことになれば、何か嬉しい出来事があったはずです。

逆に、いつもイキイキとしている人がうなだれている時には、何か悲しいことがあったとわかるものです。

そこで、嬉しいことや悲しいこととは何かと、探っていけば理由がわかるはずです。

会った瞬間に、相手の雰囲気を判断して読み取ることは難しいのですが、ある一定期間を過ごすと、相手が何を考えているのかも想像できるようになってくるのです。

観察力を高めることも重要です。

相手はどう言われると気分がいいか

相手を満足させる話をしようと思うと、相手にとって嬉しいことや気分がいいことを織り交ぜて話すことが重要です。

結果的には相手に有利な結論になる時でも、言い方一つで気分を害してしまって怒り出す時もあるのです。

逆の場合もあって、相手にとって結論は良くないことになっても、相手の大切にしていることを褒めることで気分が良くなって、「まあいいか」と納得してもらえることもあるのです。

例えば、取引先の課長の息子さんが高校のサッカー部のレギュラーで頑張っていました。

しかし、応援に出かけた県大会の予選で、そのチームは破れてしまって、課長も落胆していました。

試合が終わってから課長さんに、「息子さんのあの速いドリブルは大学生並ですね。

相手のゴール付近に向かって出すパスを見ていると、かなりの技術を持っているようですね。

大学での奮闘が想像できます。

」と自慢の息子さんのことを褒めると、「君もよく分かっているね」とご満悦になったそうです。

相手はどう言われると気分がいいかを見つけることです。

3.相手の望むものは何か

相手が何を望んでいるかということは、本人からなかなか聞き出せないことです。

相手も、それを望んでいるとは自分から言い出したくないはずです。

そんな相手の望みを想像するには、相手の行動を観察することである程度は推測できるものです。

相手が望まないことに対しては、何かしらの拒否反応が出ているのです。

何かの仕事のテーマを与えても、他のことを手掛けたりしょっちゅう休憩を入れたりとなかなか進まない時には、その指示は相手の望むこととは違っていることになります。

テーマを変えてやるか別の職場に転入させるかです。

相手の行動や動作を観察して、何を望んでいるかを洞察することも、上手く伝えるための対策なのです。

相手が何かしらメリットと捉えられるものはないか

伝える時の大事なことは、相手にとって何かしらのメリットが見つかるかどうかも大事なことです。

単に「このようになります」と伝達することだけでは無くて、「これを実行すると実はこんなこともできるようになるのです」と予期せぬメリットも伝えてあげることができれば、こちらの話をしっかりと聞いてくれるのです。

例えば、職場の中でとてもきれいな女性がいるのですが、みんながデートに誘うのですがなかなか応じてくれないのです。

そんな時に、「デートしませんか?」と直接聞くとほとんど断られるのですが、「わたしの友人があの高級レストランの店長なのです。

特別の季節料理を用意してくれるというのですが一緒に食事に行きませんか?」などと尋ねると、あの高級レストランで特別料理と想像するだけで興味を示すものです。

デートだけではメリットが見えないのですが、食事というメリットをつけると可能性は高くなるのです。

上手く彼女をゲットできるかも知れないのです。