人生がうまくいく秘訣は楽観主義にあった!
どんなときでも前向きに乗り切れる楽観主義者になるための秘訣とは?
楽観的とは?
もっと楽観的に考えようとかよく会話の中で使われますが、楽観的とはどういうことなのでしょうか?
その言葉のもつ本質についてはあまり考えることはないと思います。
ですが、この楽観的という言葉は多くの場面で使われることが多いと思います。
楽観的な考え、楽観視、楽観主義者等々です。
まずは楽観的という言葉の本来持つ意味を調べてみることにしましょう。
物事をうまくゆくものと考えて心配しないさま
楽観的という言葉を辞書で調べてみると、物事をうまくゆくものと考えて心配しないさまとあります。
特に確信できる何かがあるわけではありません。
うまくいくものと仮定しているだけです。
ですが、そう思い込んでしまうことで不安などを消し去るのです。
自己暗示に近いかもしれません。
楽観的の反対語は悲観的です。
意味も楽観的とはまったく逆で、うまくいかないものと思うということです。
楽観主義者になる8個の方法
何か新しいことを始めるときなどは不安がつきものですが、事あるごとに悲観的に考えていたのでは、新しい一歩というのは踏み出せません。
楽観主義者は何かに挑戦する時に余計な力の入るのを防いでくれます。
心理的プレッシャーから解放できるのです。
これから楽観主義者になるための8つの方法をご紹介いたします。
自分に合った方法を取り入れて、あなたも楽観主義者へと変わっていきましょう。
1.いつまでも考え込まない
人間とは考える生き物です。
いろいろ考えることができる事が、本能で生きる他の動物との違いです。
確かに知性や理性など、考えることによって人間の素晴らしい能力を引き出せるということはたくさんありますが、考えすぎるために悪い結果が出てしまうことも少なくありません。
考えすぎることで物事を複雑にしてしまっているということもあります。
結局、何でもそうですがシンプルイズベストで、物事をシンプルに捉えたほうが、最終的にはいい結果がでることのほうが多いと思います。
思い悩んでストレスがたまり体調まで崩すことになってのでは最悪です。
考えても解決策が見つからない時には、逆に考えないことを選択するのも一つの手です。
いい意味での出たとこ勝負にまかせるということです。
考えずに本能的にやってみる。
たまには動物的にやってみるのもいいのではないでしょうか。
そうすることで思わぬ形で問題が解決することもありますし、何かヒントになるものがみつかるかもしれません。
気持ちの切り替えを素早く
楽観主義者というのは、どちらかというと日本人的な考えではなく、欧米的な考えのほうが合致するかもしれません。
欧米人というのは、他人と衝突することを恐れません。
相手と衝突してもちゃんと自分の主義主張を展開します。
お互いが主張し合うので言い争いになりますが、次の日には何もなかったかのようにケロッとして仲良くしています。
こういう切り替えの早さは楽観主義者に通じるものがあります。
失敗したとしても、気持ちをすぐに切り替えてもう一度トライすることができる能力です。
いつまでも引きずっていては時間の浪費以外の何物でもありませんから、いかにすぐ気持ちをリカバリーができるかということが大切で、楽観主義者にはそのアドバンテージがあるのです。
人間一人一人に人生の中で与えられた時間というものは無限ではありません。
間違いなく有限なのです。
ですから、無駄な時間は極力省いていったほうが成功へ近づくということは当然のことです。
失敗して落ち込んでいる時間、これも無駄な時間の一つに数えられるでしょう。
落ち込んでいる暇があるなら、すぐに立ち上がって再挑戦したほうがよいということです。
楽観主義者にはそれができます。
答えのないこと、答えの出ないことは考えない
どこかの経営者が「5分考えて答がでないようなことは、何時間考えても答などでない」と言っていましたが、まさにその通りだと思います。
すぐに答がでないということは、現時点で自分には、その問題について解決する力がないと考えるほうがいいでしょう。
ですから答の出ない問題についていつまでも考えているよりも、目の前のやるべき事を一つ一つこなしながら、自分に力をつけていくほかはないと思います。
例えば数千万する一軒家を建てたいと思った時に、じゃあそのお金をどうやって具体的に用意できますか?
できる見込みがあるなら、5分どころか1分でお金の工面方法を思いつくでしょう。
しかし、自分にはそんな大金を用意できないと思うなら、それ以上考えても無駄なことです。
考えたからといって、どこかのだれか知らない人がお金を融資してくれることなどありません。
今自分には時期早々だと悟り、仕事をしてお金をためたり、強い人脈を築くことによって、自分に力をつけることに集中すべきでしょう。
楽観主義者というのは感覚的に、考えても仕方がないものは考えないので、目の前のことに集中できるのでしょう。
悩みに時間を費やさない
一日24時間。
この時間だけはどんな国の王様でも、普通の一般庶民にも平等に与えられています。
ですから、この24時間をうまく使っている人が、人生の勝者になるのは当然のことです。
自分の時間の使いかたを思い返してみて、大切に有益に使えていると思いますか?
お金についてはうまくやりくりして使うのに、時間となると無駄に使っているという人はたくさんいると思います。
時間の無駄遣いの最たるものが「悩む」という行為なのです。
生きていればいろんな悩みはあるでしょう。
しかし、悩んでいる時間が長すぎるのです。
悩んでいる時間があるのなら、その問題を解決できる行動を一つでもとるべきです。
自分が太っていることにコンプレックスを持ち、悩んでいる暇があるのなら、今すぐ外へ出て1時間くらい歩いてきたらどうでしょうか。
要はそういうことです。
胃腸の調子が悪い時、調子が悪いことでイライラしたり不安になったり、治ってくれるように願う前に、胃薬を飲むなり、病院に行くことが先決です。
人生に悩みは尽きません。
仕事、家庭、恋愛、友人、お金、健康など悩み始めるときりがないほどいろんな問題があります。
しかし、後から振り返ってみると、悩んでも何の解決にもならなかったことがよくわかると思います。
それよりもいち早く行動したほうが、解決までに時間がかかっらなかったというケースのほうが圧倒的に多いということがわかると思います。
2.神経質にならない
小さな小さなことも気になってしまう本当に神経質な人がいます。
そういう人は不幸な人で、いつも不安になったりいらいらしていないといけません。
心の休まる時がないのです。
人付き合いを考えてみても、神経質そうな人と付き合いたいと思いますか?
少しのことで腹を立てたり、感情的になる人と一緒にいるのは疲れるものです。
楽観主義者というのは神経質な人間とは対照的なところにいます。
自分が神経質な人間だという自覚がある人は、変えていかなくてはいけません。
些細なことを気にしない
楽観主義者というのは些細なことを気にしません。
些細なこととは、自分の大きな目標や、大切な人に関わること以外の小さな問題に、いちいち思い悩むということはないということです。
会社の飲み会などに誘われなったとして、自分は皆から仲間はずれにされているのではないか、自分は嫌われているのではないかと思い悩んだりするのは時間の無駄以外の何物でもありません。
誘われていないのは自分だけではないし、たまたま声がかからなかっただけかもしれません。
仮に誘われなかったとして、そんなに重要なことでしょうか?よくよく考えたらたいしたことはないのです。
もっとどっしりと構えておきましょう。
そうすれば、次は必ず誘いのお声がかかることでしょう。
人生にはその後を左右するような大きな決断を迫られる場面もあります。
そういった時にはよく熟考する必要があると思いますが、それ以外の小さいことは、言わば枝葉のような出来事です。
そうした枝葉の部分にまで一つ一つ思い悩む必要などありません。
いいことも悪いことも感情を乱すことなく平然としていることです。
そうしないと、些細なことに気にしているあまり、一番大事な根っこの部分で短絡的な決断をしてしまうことがあります。
短絡的というと、いろんなことを気にして不安になるものだから、楽なほう楽なほうへ行こうとしてしまうのです。
人生においての大きな目標、大きな決断というのは楽にやれるほど簡単なものではありません。
そこを間違うと、人生の流れを失ってしまいます。
あれこれ心配しすぎない
あれこれ心配しすぎという人が多すぎます。
まあ、失敗をしない為に安全に行きたいという気持ちはわからなくもないですが、あなたがその安全だと確信して通っている道、本当に安全なのですか?と問いたいです。
本当のところ100%間違いないことなんてほとんどありません。
皆がそうしているから、自分もそうしておけば安全なのではないかと思いこんでいるだけでしょう。
それだけ確実なことがないのなら、もっと開き直って楽観主義者でいるべきです。
3.完璧主義をやめる
完璧主義というと聞こえはいいですが、そんなものは一刻も早くやめるべきです。
自分にも他人にも完璧を求める人がいますが、そんな人が継続してうまくいっている例を見たことがありません。
特に他人に対していくら完璧を求めたところで、自分の思うように人は動いてはくれないのです。
十人十色と言うように、十人いれば皆、考えていることは違います。
それを自分の思う通りにさせようと考えていることが無駄なのです。
自分に対しての完璧主義もやめたほうがいいと思います。
自分に厳しいということはいいことではありますが、常に100点満点でないといけないという考えは無駄です。
人間には必ずミスというものがあります。
小さなミスまで許せないとなると、気の休まる時がなくパンクしてしまいます。
それに、環境や条件によっていつもいつも自分の100%のパフォーマンスができるとは限りません。
どんな状況でも70点、80点にまとめることができる力のほうがよほど重要だと思います。
【完璧主義な人の特徴は、こちらの記事もチェック!】
できないことがあって当然
人間は万能の神ではありません。
長所もあれば短所もある。
できないこともあって当然なのです。
それが納得できずに、全ての能力を完璧にしようと、できないことを必死でできるように努力している人がいますが、もともと苦手なものは、いくら頑張っても人並み、もしくはそれ以下にしかならないでしょう。
それなら、自分の長所をもっと伸ばすことをやったほうが、自分にどれだけの利益になるかわかりません。
これからの時代は特に専門性を持った人材を求められる時代です。
何でも無難にこなせるといった人が重宝される時代ではないのです。
自分に厳しくしすぎない
自分に厳しいことは悪いことではありません。
人間というのは放っておけば楽なほうへと行きたくなる生き物で、知らぬ間に自堕落な生活をしている人はたくさんいます。
そんな中で自分に厳しく仕事でも私生活でもできている人というのは良いと思います。
しかし、厳しすぎるのもいけません。
なぜいけないかというと、余裕がないからです。
余裕のなさは何をするにしても、いいもの、いい結果を生み出しにくいのです。
スポーツなどにも通じるところがあって、いい選手というのはその構え、フォームに必ず、余裕、ゆとりを感じさせる何かがあります。
そういった少しのゆとりが、他の人とは違ういいものを生むのです。
自分を許す
人はいろんな場面で過ちを犯すものです。
同じ失敗を繰り返すことは愚かなことですが、自分を許すことも大切です。
自分がした失敗が許せなくていつまでも引きずっている人もいますが、そこは自分を許して次に向かうことのほうが大事です。
過去の自分の行いについて、いつまでも許せないとしたら、自分の人生はそこで止まってしまうことになります。
そうではなくて、新しい自分になって未来を目指したほうがいいと思います。
今の自分が苦境に陥っている人間は、なんであの時にあんなことをしてしまったのだろうとか、いつまでもくよくよと自分を責めていますが、そういった過去の自分を許して、新しい自分と向き合うことが大切なのです。
自分を許せない人は他人も許せないという人が多いです。
別れた恋人は、自分以外の人と浮気をしていたとします。
当然怒り爆発し彼女と別れることとなります。
あなたはいつまでも彼女を許すことができずに恨み続けます。
しかしよくよく考えてみたら、彼女を寂しくしていた原因はあなたにあったのではないですか?
いや、あなたはそのことをよく分かっているのです。
分かっていても許すことができない。
これではいつまでも先には進めないでしょう。
自分を許すこと、これは他人を許すことでもあります。
4.全て自分でやろうとしない
何もかも自分でやろうとする人がいます。
ですが、一人でできることなど限られています。
人生は人と人とが関わり合って作られていくものであり、一人で大成することなどありません。
なので、何でも自分でやろうとする考えから脱却しなければいけません。
一人でゃなくてチームを作り、その中でチームの勝利のために貢献することを考えましょう。
チームの勝利は自分の勝利でもあるのです。
助けを求めていい
困った時には自分だけで解決しようとしないことです。
気兼ねせず、助けを求めていいのです。
人に助けを求めたほうが、問題を早く解決できる確率は高くなるでしょう。
自分にはない解決策を持っている人がいるかもしれませんし、相手の意見を聞くことで、解決のヒントを思いつくことおあるかもしれません。
自分だけで考えると、視野も狭くなり同じところを堂々巡りしてしまって、解決への道へ辿りつけなくなります。
困ったときには助けを求めましょう。
周囲に頼る
人付き合いがわずらわしいので、常に一人で行動し、考えるという人がいますが、冷静に考えてみるとそれは非常に効率の悪い生き方をしていると言えるかもしれません。
一人の人間ができること、考えられることなんてものは、たかがしれています。
それよりもいろんな人とつながりを持ちながら情報を共有したり、お互いに助け合ったりしたほうが、物事がスムーズに運ぶ確率が高いということです。
ですから、できないこと、わからないことがあれば躊躇なく周囲に頼ればいいのです。
そこに無駄なプライドなどいりません。
頼ってころれた人は悪い気はしないので懸命にあなたの助けとなってくれるでしょう。
5.人と比べない
私たちは常にいろんなことについて人と比べることをしてしまいます。
経済的に勝っているか、よりいい仕事に就いているか、家の大きさは、車は等々、何でも人と比べては勝ったと思い優越感に浸ったり、負けたと思い劣等感を抱いたりしています。
勝ったと思うと浮足立って心がざわつき、負けたと思うとイライラして焦りを憶えます。
このように、人と比べることをしても、精神的に良いということは何もありません。
他人を基準にしている限り、落ち着ける日など来ないのです。
大事なのは自分の基準を持ち、目標を持ち、それを達成することにフォーカスすることです。
他人がどうしようが自分には全く関係ありません。
他人が成功しようが失敗しようが、それは他人の人生であって自分には何の影響も無いはずなのです。
競争しない
社会に出るとそこは競争社会と言われ、出世競争を筆頭にいろんな競争に巻き込まれていきます。
しかし、自分の目標や生き方の指針がはっきりしていれば、そんな競争に巻き込まれることはありません。
結果として優劣がつくとは思いますが、自分のやるべきことに集中して出た結果なら、自分も納得ができると思います。
逆に、隣の人間の足を引っ張って引きずり下ろして自分が上に上がっても、そんなことで得た地位は居心地も悪く絶えず今度は自分が引きずり下ろされる不安と戦う日々が待っているでしょう。
そもそも自分の人生の目標を具体的にちゃんと設定している人がどのくらいいるのでしょうか?少ないと思います。
自分の目標が具体的に設定されていれば、おのずと日々に自分がやるべきことが見えてくるはずです。
そうすれば自分のやるべきことに集中するだけなので、他人との競争などに興味がなくなるはずです。
目標がないから目先のことで一喜一憂して、他人が先に出世などすると発狂して落ち込んでやる気がなくなったりします。
他人との不毛な競争に巻き込まれないようにする唯一の方法は、しっかりと自分の人生の目標をたてることです。
それをやらずして働いていても満たされることは永遠にないでしょう。
この競争に勝ったら次の競争というように、ひたすら競争をして疲弊する人生が待っています。
自分は自分
他人がどうしようが、自分は自分というスタンスが貫けるかが大事です。
小学校時代の同級生が出世して偉くなったとのうわさが耳に入ると、嫉妬と焦りでイライラしてくるといった思いをしている人は多いのではないでしょうか。
しかしそれは何の意味もないことなのです。
もし悔しいと思う気持ちがあるならば、それを力に変えて自分も同じくらい頑張ればいいと思います。
他人を素直に祝福できるくらいの心の余裕を持ちましょう。
楽観主義者というのはそれくらい広い心を持っています。
出世するならお先にどうぞ。
自分は後からゆっくり抜いていくからといった考え方ができるのです。
自分のいいところを見つめる
他人のいいところばかり目がいって嫉妬するよりも、自分のいいところに注目しましょう。
意外と自分のいいところに気がいかなくなっている人が多くいます。
それも他人と比べることばかりをやっているからでしょう。
自分のいいところを見つめて、それをどう伸ばしていくかを考えることが、成功への道であると思います。
どうしても自分の欠点ばかり気にしてしまい、卑屈になってしまう人がいます。
欠点を無理して治すことよりも、長所を伸ばしていくほうが簡単だし、有益なのです。
6.長期スパンで考える
楽観主義者というのは長い目でものを見ることができるという考えが基本です。
何に対しても短絡的に考えません。
長期スパンで考えるからこそ楽観的でいられるのであって、そうでなければ焦りしかなくなってしまうことでしょう。
今だけを見ない
今だけを見てしまうから視野が狭くなり短絡的になってしまうのです。
人生はまだまだ長く今という時はその一通過点に過ぎないと考えれば、破滅的な言動に出ることはないと思います。
今しか考えていないから感情的になってしまったりするのでしょう。
楽観主義者というのは今だけを見ていません。
もっと長い目でいつも考えています。
未来思考で考える
未来思考で考えるからこそ楽観主義でいられます。
未来の自分の姿をイメージして、今現在まで逆算していますから、今の自分がやるべきことが明確なので焦ることもありません。
誰もが未来志向で生きれれば良いのですが、ほとんどの人は今しか見ていません。
ですから自分の欲に勝てずに散財してしまったり、暴飲暴食したりしてしまうのでしょう。
先のことを考慮していれば、これくらいの蓄えは必ず必要だとかが見えているはずなのに、今の自分の気持ちしか考えていないので後で後悔することになるのです。
成功者とそうでない人の差はこういった長いスパンでものを考えれるか否かにあるのではないかと思います。
人間の能力の差なんてほとんどないのですから。
7.期待しすぎない
期待しすぎるのはよくありません。
特に他人に対して期待するのはやめましょう。
他人を自分の思う通りにコントロールしようと思うこと自体間違っています。
そして自分に期待しすぎるのもよくありません。
何歳までにこうして、何歳でこうなってという青写真を皆描いてきたと思いますが、全てがうまく事が運ぶことはまれで、どこかで挫折や失敗があるものです。
ですが、そこで自分に失望してやる気を失ってはいけません。
失望して虚無感を味わうのは、あまりにも自分に期待しすぎていたからです。
ある程度で妥協することも必要
ある地点で挫折や敗北を味わったとしても、そこで人生が終わるわけではありません。
そこから軌道修正すれば、また前に進んでいけるということを悟る必要があります。
ですから当初自分が思い描いていたようにいかなくとも、妥協して受け入れることが必要だということです。
よくよく考えてみると人生は妥協の産物とも言えます。
いろんな場面で妥協して折り合いをつけるからこそ、人間関係も円滑にいくのです。
全て自分の主張を通さなければ気がすまないとしたら、多くの対立を生み、物事が進まなくなってしまうでしょう。
妥協するというとマイナスなイメージがあるかもしれませんが、妥協にも、いい妥協と悪い妥協というものがあると思います。
当初の目標に全く達していないにも関わらず、ただしんどいからといってした妥協は悪い妥協で、こういった妥協の後には何も残りません。
しかし、目標まで精一杯やってあと少しのところまでいった、しかしこれ以上は今の条件下では厳しいと判断してそこで妥協するなら、ポジティブに考えることができると思います。
100点は難しいけれど、合格点の85点を越えているから、ここは良しとしておこうという考え方です。
それを40点しかとれていないのに妥協するのは、ただのあきらめだと思います。
8.自信をもつ
楽観的になるということは根拠のない自信を持つことでもあります。
あの人はなぜか自信を持っていて、物事をうまく進めているなという人を見かけることがありますが、まあ心配しなくても自分にはできるだろうという自信があるのです。
この感覚は意外と大事です。
結局、100%確かなものなんてほとんどないとしたら、何をするにしても成功するか失敗するかなんて誰にもわからないものです。
だったら、自分の成功を信じて疑わない性格のほうがいいに決まっています。
自信を持つというのはそういった不確実な世の中を渡っていくために大切なことなのです。
ありのままの自分でいい
自信をもつためには、他人より秀でる何かが必要だと考えている人も多いようですが、そんな必要はありません。
ありのままの自分に自信をもてばいいのです。
変に自分を良く見せようだとか思うからおかしなことになるのであって、自然が一番です。
本当の自分で勝負してこそ、本当の自信というものが出てくるのです。
自分は世に出て何か大きなことを成し遂げなければならないと思っている人がいますが、そんなことはありません。
極端に言えば、人間は生き、そして死ぬ、それだけで十分ではないでしょうか。
そういった考えを持てるならどんなことに対しても力まずリラックスして臨めるのではないでしょうか。
特別な人間でなくてもいい、ありのままの自分でいいんだと、どのくらい思えるかです。
人間一人一人には素晴らしい魅力があります。
ですから、ありのままの自分をどれだけ出せるかということを意識して生きることで、あなたは魅力的に輝くことができるでしょう。
決して自分を作らないことです。
そのままの自分が一番魅力的なのですから。
笑って過ごそう
役者の演技で一番難しいのは喜劇やコメディであるというのを聞いたことがあります。
それほど笑いというのは難しいということでしょう。
人生も同じかもしれません。
特に自分の状況が良くない時に、笑って過ごすことは誰でもできることではありません。
しかし、どこかそういった苦しい状況を笑い飛ばせる余裕がないと、長い人生を渡り切るのは難しいのではないかと思います。
様々な経験をして、歳を重ねていくとこういったことがだんだん分かってくるものですが、日々の生活に追われている「今」を生きる人々は目先のことしか考えられなくなるので感情的になりやすくなります。
なるべく早いうちにこのことに気づいて
もっと楽観的に生きることができれば、もっと人生がスムーズに生きることができるのではないでしょうか。
日々の生き方に余裕と自信を持ち、笑って過ごしたいものです。
とはいえ、そんな余裕などないという人が大半ではないでしょうか。
朝の通勤電車に乗っている人々の顔を見ると、何かに追われているようなどこか余裕のない表情をした人が多いのが目につきます。
日本という国は一度レールから外れてしまったら、もう一度再チャレンジするのが難しい社会です。
ですから、自分が今乗っている電車に皆しがみついているのでしょうか。
それがこんな余裕のない社会を作ってしまったのかもしれません。
しかし、そんな厳しい社会を生き抜いていく上においても、楽観的に考えることは非常に大切だと思います。
シビアで厳しい社会になればなるほど、メンタルの強さが問われてくるのです。
どんな状況に置かれても道は必ずあるはずです。
七転び八起きの精神で笑って生きていきましょう!