就活の時の面接については、学生さんは必死なのですが、いろいろとおもしろいエピソードもあるようです。

特に、ひと昔前の戦後の復興期でみんな元気が良かった時代には、今では考えられなかったような面接もあったそうです。

有名な面接の都市伝説があったのです。

それは昭和45年頃にサッポロビールが、俳優の三船敏郎を起用して、サッポロビールのCMをTVで流した頃です。

CMの最後に、三船敏郎が太くて渋い声でひと言「男は黙ってサッポロビール」と呟いたのです。

今から40年近くも前のことでした。

当時の三船敏郎は、いろんな映画に出演して興行成績も良かったので、一躍人気の俳優でした。

当時を知っている人に三船敏郎の話をすると、嬉しそうに出演した映画の話をしてくるのです。

そんな時代のコマーシャルですから、ほとんどの人は見ていたのです。

そんな時代にある学生がサッポロビール会社の入社試験の面接を受けたそうです。

一人ずつ面接室に呼ばれて面接を受けるのですが、その学生は面接官の質問にはまったく答えることなくずっと押し黙っていたのです。

らちが明かないので、その面接官が面接は終わりにすると学生に告げると、その学生はドアのところに戻ってから「男は黙ってサッポロビール」と叫んで一礼して退室したそうです。

面接官もあっけに取られていたのですが、その度胸を買って内定を出したとのエピソードです。

これには、当のサッポロビール会社も、後日に否定をしているということですが、今でも就活都市伝説として伝えられているようです。

真偽のほどは分かりません。

それ以外にも、営業職の人材を取りたい会社が、大きな会議室に学生を集めておいて、昼食を提供したそうです。

そして、よーいどんで一斉に食べさせて、食べ切った人から隣の会議室に来てくださいと告げたそうです。

食事を食べ切った学生が、次から次に隣の会議室に入ると、そこで待っていた面接官が、「はい、あなたは採用します」と順番に必要な人数だけ内定を出したそうです。

理由は、その会社の営業マンは早食いが基本で、その方が営業成績も良いから、との事でした。

遅れた学生は、そのばでお引き取りいただいたそうです。

笑うような話ですが、これ以外にもユニークな面接もあったそうです。

平成の時代に入ると、内定取り消しとが蔓延したというような暗い時代もありましたが、就活の面接は気になるものです。

ここでは、面接のコツについても考えてみたいと思います。

面接コツ10個!ポイントを抑えて突破しよう!

面接のコツと言うか対策に関しては、書店にいくと様々な参考書が並んでいます。

それらを立ち読みして見てみると、面接室に出入りする時のマナーや椅子の座り方など丁寧に書かれています。

なるほどと思いながら続きを見ると、次は自己紹介の仕方とか言葉の使い方など詳細に記載されています。

面接官と話す場合には、敬語を忘れないようにと具体例を示して解説しています。

しかし、謙譲語や丁寧語などは、すぐに使いこなせることは難しいのです。

普段からそんな言葉を話すことがない人なら、スラスラと出てこないからです。

とどのつまりは、自己紹介するときに噛んでしまい、何回か言い直して失笑を買うぐらいのことです。

3人ぐらいの面接官に囲まれると、普通の人なら緊張して足が震えるはずです。

緊張のあまり面接官に聞かれたことを勘違いして答えてしまったり、面接を終えてから「こういう風に答えておけばよかった」などと後悔することもあるようです。

TVによく出ているベテランのMCでも、緊張すると間違えることもあるので、私たちが間違うことがあるのはあたり前のことかもしれません。

面接のときに、面接官は何を見ているのかと言うと、以下の4項目なのです。

①第一印象、②雰囲気、③言葉遣い、④服装、です。

第一印象は、初対面でその人を始めてみた時の印象のことです。

この第一印象によって、あなたの印象がほぼ確定してしまうのです。

出会ってから3~15秒で第一印象が決まってしまうそうです。

そしてその人の持つ雰囲気(顔の表情や髪型)、言葉遣い、服装(靴もよく見ているようです)などを見るようです。

面接官は、第一印象を掴んだうえでいろいろと質問をしてくるのです。

それでは、面接の時にどんなことを覚えておけばよいかをまとめてみました。

1.ニュースのチェック


まずは面接のときの第一印象で、あなたの印象を掴むことはできたのですが、どんなことを考えているのか、どのような考えを持っているのかというところを知りたいのです。

そこで、日頃からどのような情報を掴んでいるのか、どのようなことに関心を持っているのかということを尋ねてきます。

それには、最近どんなニュースに関心があったかに興味を持っているのです。

いろんなニュースが報じられている中で、何に関心を持ったかなのです。

そして、どれだけの知識を持っているかも知りたいのです。

どのようなニュースに関心があって、そのニュースを見てどのように感じたかです。

さりげなくそんなことを尋ねてきますので、日頃からニュースを見ておくことも大事なのです。

日頃からニュースを意識してみておく

ニュースと言っても、様々なものがあります。

どこかで事故や事件があったとか、異常気象にかかわる事とか、政治に関することとかいろいろです。

面接の時には、政治に関する質問はないと思いますが、外交問題に関してはグローバルな企業にとっては重要な問題なので、何がおこったのか、それによって企業の活動に何か影響が出るのかなどの基本的なことは学んでおくべきです。

最近では、海外に進出しているグローバルな企業も多いので、海外のニュースなども一応チェックしておくべきです。

面接を受ける会社によっては、知的財産権や貿易の自由化の問題など、関係してくるニュースも多いはずです。

興味を持ったニュースとその理由を明確に

興味を持ったニュースについて質問をしてくるときがあります。

あなたがどんなニュースに関心があるのか、そしてその理由は何なのかを知りたいようです。

あなたの考え方や心の中を知りたいということです。

普段から情報収集に励んでいるのか、意識を吸収する意欲はあるのか、世間の動向をしっかりと掴んでいるかも知りたいのです。

変な思想に偏っていないか、採用してから何か問題を起こしても困るからなのです。

社会的な常識やマナーをわきまえているのかも判定するようです。

そこで、自分をPRするためにも、興味を持ったニュースを何件か覚えておいて、なぜそのニュースに興味があるのかも明確にして答える用意をしておくのです。

2.筆記試験の対策


「就活でもまだ筆記試験をやるの?」と疑う学生もいるかもしれませんが、2017年の就職白書によると、約95%の企業が選考のひとつとして適性検査や筆記試験を実施したとのことです。

志望の企業の内定を勝ち取るには、やはりしっかり筆記試験を受けることなのです。

しかし、就活の筆記試験と言っても、大学受験のような難しい科目はありません。

何点以上取らなければ不合格というようなものでもありません。

選考プロセスの一環として実施されるようです。

適性検査とも呼ばれるようで、学生の基礎的な能力や仕事への適性を測るために就活選考の序盤に実施されるようです。

就活の選考の過程は、エントリーシート(ES)提出→筆記試験→面接→内々定、の順に進んで行きます。

企業によって、筆記試験の重要性に差があるとは思いますが、筆記試験を受けないと次のステップには進めないようです。

筆記試験の目的は、その学生の学力だけを測ることではありません。

一般的には、就活における筆記試験とは、能力検査と性格検査という2種類の試験が用意されています。

網力検査とは、国語や数学などの基本的な教養を問う試験で、就活の学生が基礎的な教養や能力があるかどうかを測定することが目的です。

しかしながら、基本的な教養や能力があまりにも低いとかひどい回答ばかりであれば、残念ながら選考からは落とされてしまい、次の面接まで進めないこともあります。

もう一つの性格検査とは、いわゆる心理テストで、学生の性格や考え方について調べたり、仕事に適しているかどうかという適性を測定するのが主流です。

この試験も、性格があまりにも偏っていたり企業の考え方と違っていたり、就職してから能力的に仕事について行けなくなる恐れがあると判断されると、不合格になってしまいます。

しかし、このように不合格になることは珍しく、適性検査の内容はむしろ面接のときに質問をしてくる材料に使われることが多いようです。

このように、大学受験の時の学力試験のようなものではなくて、就活の学生の基礎的な学力と性格の両方の確認をするために行われるようです。

ただし、学生の応募が非常に多い時には、面接に進む前に足切りの材料として使われることもあるようです。

市販の対策本で慣れる

多くの学生が面接に重点を置いていますが、筆記試験も大切なのです。

一夜漬けで解けるような問題は出ないようです。

筆記試験の場合も、事前準備が必要です。

書店に行くと筆記試験の問題集や過去の試験の問題を集めたものが市販されています。

この問題集を購入しておいて、なるべく早い段階で取り掛かっておくことも大事です。

これらの問題集を事前に繰り返し解くことで問題に慣れて、筆記試験の雰囲気になれることです。

事前に市販の対策本で慣れておくことで準備もできるのです。

3.入室のイメージトレーニング

さあ、筆記試験も無事終了していよいよ面接を受けることになりました。

面接の時にはどのようなことに注意をしていれば良いのでしょうか?社会人の場合は、人と対面する時にはいろいろとマナーがあるのです。

言葉遣いもそうですが、態度や服装、そしてマナーにも注目されます。

面接官の立場になって、マナーのチェックポイントをまとめてみました。

このマナーについては、面接官があなたの第一印象を決めるときにも利用するもので、安易に考えておくことはできないのです。

緊張しているので、全てを完璧に仕上げることはできませんが、少しでも印象を良くしたいので、ポイントはしっかりと押さえておきましょう。

あなたが部屋に入ってから面接官が見ているのは、顔の表情、明るさ、人当たりの良さです。

面接を通して、あなたの言葉遣いや態度、目線、声のトーンや大きさをチェックしています。

中でも、顔の表情に注目しているようです。

前向きな明るさと会話の時の笑顔は忘れないことです。

受け答えの内容も大事ですが、それ以上に立ち居振る舞い方から感じ取れる印象が、採用の可否にも大きく影響していることも覚えておいてください。

日頃に、どのような場面でどのように過ごしているかがすぐに分かるのです。

一般的な面接官が注視するところは、①明るさ・笑顔・人当たりの良さ、②入社したいという熱意、③素直さや伸びしろ(成長の可能性)、④職場の雰囲気に合うか、⑤真面目さと誠実さ、などです。

面接官の着目点を覚えておいて、次に正しい入室と退室の仕方、つまり正しい立ち居振る舞いのマナーについて覚えておきます。

この仕方を頭で覚えておくだけでなく、実際に行ってみたり何回もイメージトレーニングを行う必要があるのです。

このマナーを習得していないと、他の学生と比較されて悪い印象を与えてしまい、不利になることもあります。

そこで、次に入室から退室までの流れに沿ってポイントを説明していきます。

入室の仕方をチェック

いよいよ入室する番になりました。

案内係に促されたり部屋の中から合図があったら、大きな声で返事をしてドアの前に行きます。

ここからは、順に流れに沿って説明します。

①ドアのノックは軽く3回ノックします。(ドアを2回ノックするのはトイレに入る時です。だから2回は失礼になるのです)

②中から「どうぞ」という声が聞こえたら、「失礼いたします」と答えてからドアを開けます。

集団面接の場合は、先頭の人がノックをして入室し、後の人はそのまま続いて入ります。

後の人はノックは不要です。

後続の人も、「失礼いたします」と言って入ります。

部屋に入る時には、入り口で立って軽くお辞儀をしてから入ります。

③部屋に入ったら、振り向いてドアの方を向いてドアを閉めるのです。

後ろ手で絞めることはマナー違反です。

一旦静止してから振り向いてドアを閉めるようにすればスムーズにいきます。