結婚式に参加したことがあるという方は非常に多いと思いますが、結婚式はとても幸せな気持ちにさせてくれるものですよね。

自分の親友や友達が幸せな姿を見せてくれるということはとても魅力的なことですし、見ているこちらも本当に幸せな気持ちになれるはずです。

また、時と場合によっては自分の親族が結婚したりする場合もあると思いますので、親族として結婚式に参加することも当然あります。

しかし、ここで注意が必要です。

友達や知り合いの結婚式に参列する場合と、親族の結婚式に参列するのとでは大きな違いが存在しています。

知っておくべきマナーなども異なりますし、役割なども大きく変化するようになります。

そこで、今回は親族の結婚式でのマナーをテーマにして、服装や役割、そして挨拶などを詳しく解説していきたいと思います。

この機会に親族の結婚式に参列するマナーをぜひチェックして、正しいマナーを身に着けてみてください。

親族の結婚式でのマナー【服装編】

人によっては同じ結婚式なのだから、特にマナーの違いなどは生まれないと思ってる人がいるかもしれません。

しかしながら、友人や知人の結婚式に参列する場合と親族として結婚式に参列する場合ではマナーは大きく変化します。

なぜかというと、友人や知人の結婚式に参列する場合は単純に相手を祝うために参列していると言えます。

しかしながら、親族の結婚式に参列している場合は新郎新婦とともにゲストを迎える主催者側になります。

当然主催者側の立ち振舞いが求められるようになりますので、前者とは大きく立場も役割も異なるようになるということが当たり前なのです。

変化するマナーは様々な点が考えられますが、一番の大きな違いとしてやはり服装が挙げられます。

通常の場合と親族として参列する場合とでは服装の使い分けが必要になり、当然ながら男性と女性によってそれは異なっています。

では、具体的にどのような服装の違いが生まれるのかということについて男性の場合と女性の場合とに分けてご紹介していきます。

自らの性別によって、どのような変化が訪れるのかということを是非この機会にチェックしてみてください。

1.男性はスーツスタイルで


親族の結婚式に参列する場合、男性の方はスーツスタイルで参列する必要性があります。

招待客を迎える立場になるので服装なども当然フォーマルな装いが求められるようになることを意識してください。

そして、知っておいてほしい点が服装には正礼装、準礼装といった種類が存在しています。

これはどのような違いなのかと言うと、正礼装のほうが準礼装よりも格式が高いという違いが存在しています。

なので、主役である新郎や新郎の父などは正礼装を着用しなければいけないということになるのです。

そして、正礼装にはいくつかの種類が存在しています。

まずモーニングコート、そして燕尾服、タキシードなどの種類が存在しており、昼や夜などの時間によってこれらは使い分けて着用されるのが基本です。

燕尾服やタキシードなどは一般的には夜の時間帯に着用されるものであり、夜の正礼装であると区分されています。

なので、時間によって服装の種類も変化するものであるということを理解しておかなければいけません。

しかし、注意していただきたいのが普通の親族の場合には準礼装が基本になります。

なので、その場合にはディレクターズスーツ、タキシード、ブラックスーツなどを着用するのがふさわしいとされています。

しかしブラックスーツはこの中でも一番格式が低いと言われているものなので、選択する場合いには注意してください。

ちなみに、余談として格式高い結婚式の場合は、主催も正礼装を求められることがあるので注意してください。

ネクタイは明るい色で

親族の結婚式に参列する場合、男性はスーツスタイルでなければいけないとご紹介しましたが、スーツスタイルということであれば気になるのがネクタイです。

しかし、ネクタイに関してもある程度制約が存在しており、結婚式の場にふさわしいネクタイの選び方があります。

これを知らないで自分の判断でネクタイをつけていくとマナー違反だと捉えられてしまう可能性もあるので十分注意してください。

ではどのようなネクタイを選べば良いのかと言うと、基本的にネクタイは明るい色を選ぶことが求められています。

また、先ほどご紹介したモーニングコートや燕尾服、ディレクターズスーツやタキシード、ブラックスーツなどによってネクタイの種類は変化します。

まずモーニングコート、ディレクターズスーツ、ブラックスーツの場合は白黒の縞柄やシルバーグレーの結び下げが良いとされています。

そして、燕尾服に関しては白の蝶ネクタイ、タキシードに関しては黒の蝶ネクタイが基本とされています。

なかなか燕尾服やタキシードなどを着たりする機会はないと思いますので、基本的にはスーツスタイルで、明るいシルバーグレーを選ぶことが無難だと言えます。

派手なネクタイをしていき、目立とうとしている人が時々見受けられますが、これは相手に対して失礼に当たりますし、マナーを知らない人間であると思われる可能性があります。

相手に対して不快な気持ちにさせてしまう行為になりますので、十分注意してネクタイはチョイスするようにしてください。

ポケットチーフも活用して

親族の結婚式に参列する場合、男性はポケットチーフも活用する必要性があります。

なかなか普段ポケットチーフを使っている人はいないので、人によってはついて忘れてしまいがちになる存在なので注意してください。

ポケットチーフとはその名前の通り、自分の胸からチーフを出すことを意味しており、装飾として挿す布のことです。

結婚式などのパーティーの際には男性のフォーマルウェアとして考えられているので、ほぼ必須の装飾であるということを理解してください。

ポケットチーフがあるのとないのとでは全く見た目の印象が異なりますし、当然ポケットチーフがあった方がフォーマルな印象を残すことができます。

では、具体的にどのようにポケットチーフを取り入れればいいのかと言うと、必ず覚えておきたいのがスリーピークスと呼ばれる折り方です。

よりフォーマル度が高く、華やかな結婚式に最も適していると言われている折り方であり、先端が三つに分かれて飛び出していることが主な特徴とされている。

折り方はとても簡単で、まずは自分のハンカチを三角形に畳んでから三つの山を作るようにしてください。

後はそれぞれの辺が綺麗に重なるようにしている山の形を整えるだけのお手軽でありながら、簡単な折り方でもあります。

その他にも様々な折り方が存在していますが、スリーピークス覚えておけばどのような場面にも対応することができるので非常に利便性が高いです。

親族の結婚式に参列する場合には必ず練習しておき、いつでもスリーピークスが作れるようにしておきましょう。

フォーマル感をだすこと

親族の結婚式に参列する場合、より細かく気をつけておきたいポイントとしてフォーマル感を出すことが挙げられます。

フォーマル感とはどのような感覚なのかと言うと「公式であるさま、格式ばっているさま」を意味している言葉です。

つまり、カジュアルになりすぎず、形式的で儀礼的な恰好であることを意味している言葉です。

なので、簡単に言えば自分の個性をあまりにも視聴するようなものではなく、正式な装いにしなければいけないということです。

なので、結婚式で着用するシャツに関しても、ヨレヨレのシャツではなくきちんと綺麗に伸ばされたシャツや、きれいなシャツを着なければいけないということです。

清潔感を意識して、きちんとその場にあったフォーマル感を演出することが非常に重要なので、気を付けるようにしてください。

2.女性の和装

ここまでは親族の結婚式に参列する男性の服装についてご紹介していきました。

そしてここからは反対に、親族の女性が着用するべき服装についてご紹介していきます。

女性の場合は様々な要因によって着用するべき服装などがある程度異なるようになります。

なので、自分がどの服装をするべきなのかということを予めしっかりと把握しておく必要性があります。

そこで、まずは女性の和装の際の注意点についていくつかご紹介していきますので、チェックしてみてください。

未婚女性は振袖

一般的に考えて結婚式に招待される女性はドレスを着用したりすることも多いですが、親族の場合は着るべき服装は全く異なります。

結婚式に親族として参列する場合には、必ず未婚女性は振袖を着用する必要性があります。

なぜならば、振袖は未婚女性の和装の第一礼装なので、親族として参列する場合には必ず着用が求められます。

しかしながら、振袖と一言に言っても様々な振袖が存在していますので、どの振袖を着用するのかということもしっかりと事前に考えておく必要性があります。

振袖は大きく分けて三つ存在しており、まず大振袖と中振袖、そして小振袖に分けることができます。

これら三つの振袖に関しては、格式の違いが存在しており、振袖が大きいものから格式が高いものであると言われています。

例えば、大振袖に関しては最も格式が高いものであり、なかなか成人式や結婚式で着用する以外には着用の機会はほぼないといえます。

そして、中振袖に関しては大振袖に準じる未婚女性の礼装として知られています。

そして最後に小振袖ですが、小振袖は気軽に礼装を楽しみたい方向けであり、10代で結婚式に参加する方などに向いているものです。

なので、結婚式に参列する際には、自分の立場を考慮しながら自分がどの振袖を着用するべきなのかということを考えておく必要性があります。

振袖は年齢に関係なく着用可

先ほどご紹介したように振袖は三つの種類に分けることができますが、正しいチョイスを行えばどのような年齢の方でも振袖は着用することが可能です。

何を着用しようか迷っている方は振袖を選び、自分に合った振袖の種類を正しく選択することができれば場違いな恰好になることは原則ありません。

しかしながら、既婚の女性に関しては振袖ではなく別の服装を着用する必要性があるので、注意してください。

既婚女性は色留袖や訪問着

もしも既婚の女性が親族の結婚式に参列するのであれば、振袖ではなく色留袖や訪問着を着用する必要性があると言えます。

色留袖とは何かと言うと元々の色が黒以外の留袖のことであり、なおかつ裾模様の着物のことを意味しています。

また、訪問着とは既婚未婚問わず女性の準礼装用としされている着物のことであり、色留袖についてフォーマルな場にふさわしい装いであると言われています。

既婚女性の場合はこれらの服装に身を包む必要性があり、それ以外の服装に身を包んでいると場違いな印象を与えてしまいます。

なので、既婚の場合には既婚の立場にあった着物を着用するように意識してください。

3.女性の洋装


ここまでは結婚式に参列する親族の女性の和装についてご紹介していきました。

ある程度和装について理解いただけたところで、ここからは女性の洋装についてご紹介していきます。

女性の場合ですと、和装と洋装が存在しており、どちらを選ぶかということによって大きく印象が変化します。

しかしながら、やはり親族として参列する以上フォーマルな格好を意識する必要性があります。

なので、洋装を選ぶ際には、和装と同様にいくつかの注意しておかなければいけない事項が存在しています。

では、どのような点に注意しておかなければいけないのか、ご紹介します。

肌の露出は避ける

結婚式に親族として参列する女性の洋装の注意事項として「肌の露出は避ける」ということが挙げられます。

これはなぜかと言いますと、肌の露出がありすぎるとフォーマルな場にはあまりそぐわない格好として考えられてしまうからです。

肌の露出が多いということは、場合によっては目立ちすぎてしまったり、人によっては下品だと思われてしまう場合があります。

なので、あまりにも肌の露出が激しい恰好をしてしまうと、浮いてしまいますし、親族として参列した場合、相手の家族にも迷惑がかかる場合があります。

なので、必ず肌の露出が激しい恰好などはしないように心がけてください。

あくまでも上品さとフォーマルさを心がけて、着用するドレスなどはチョイスする必要性があります。