私たちは毎日誰かの影響を受けて生きています。

友達が新しく買ったバッグを自分でもいいなと思って購入したり、人生相談のアドバイスを受けて言われた通りに行動したりと、自分で意識している・していないに関わらず、常に他人に振り回されて生きていると言ってもいいでしょう。

しかし自分と他人はまったく異なる存在ですので、他人に振り回されてしまうと自分の人生を楽しむことは出来ません。

自分の人生を思い切り楽しむためにも、他人に振り回されないコツを掴んで生活していきましょう!

他人に振り回されないための心得をご紹介していきます。

他人に振り回されないための8個の心得

世の中には、まったく他人に振り回されない人もいれば、大いに振り回される人もいます。

そんなに親しくない人に言われたことでも気にしてしまう人もいますし、一方でとても親しい人からなにを言われたところでまったくそれを意に介さないという人もいるでしょう。

人の性格によって他人に振り回される度合いは違いますが、他人に振り回されることによって自分の人生に誰もが何らかの影響を受けています。

それが良い影響であれば自分のためになりますが、悪い影響の場合には自分の人生が台無しになってしまうこともあります。

自分の人生が他人に振り回されることによってめちゃくちゃになるのは誰だって嫌でしょうから、なるべく他人に振り回されないように心がけて生活を送りましょう。

では、どうすれば他人に振り回されずに生きていくことが出来るのでしょうか?以下にその心得をご紹介していきます。

1.自分の軸で行動する


自分の軸で行動している人は、基本的にブレることがありませんので、他人の言動や行動によって振り回されてしまうこともありません。

例えばある芸能人が「豚肉が体にいい」と発言すると、その芸能人が好きな人たちは情報を鵜呑みにしてスーパーやコンビニへと豚肉を買いに走るでしょう。

しかし、自分の軸で行動している人は、そうした情報に踊らされることはありませんので、もしも発信された情報が間違っていた時にも、他の人たちのように被害を被ったりトラブルになったりすることがなくて済むでしょう。

自分の軸で行動する人は、集団心理にも振り回されることがありませんので、情報の正誤が曖昧な状態で周りの人たちが同じような行動をとっている時にも、それに流されずに冷静に情報の正誤を確かめることが出来ますし、常に自分にとって最善の考えを導き出すことが出来るでしょう。

普段から周りに流されやすい人は、なかなか自分の軸をブレさせることなく過ごすことは難しいかもしれません。

しかし自分の軸で行動することさえ出来るようになれば、これまでよりも他人によって振り回されることは確実に少なくなるでしょう。

信念をもつ

信念とは、固く信じて疑わない心です。

周りの人間の意見や考えはどうであれ、「自分はこう思う」という強い気持ちがあり、何があってもそれが揺らがないのが信念です。

もちろん周りに迷惑をかけたり、非常識な振る舞いをしたりすることに信念を抱くのは良くありませんし、そもそも他人を巻き込んでトラブルを起こすような考え方は一般的な「信念」とは認められないでしょう。

信念は、例えば「困っている人に手を差し伸べる」ことや「強者の力に飲み込まれてしまわない気持ちを持つこと」などです。

そうした自分の決意や信念を持ち、常にそれを忘れないように生活を送っていると、自然と何かあった時にも自分の信念である軸がブレ難くなります。

軸がブレ難くなれば、そこからしっかりと完全にブレない軸にしていくことも可能ですので、まずは自分の軸の部分となる信念を持ちましょう。

自分で決断、判断すること

自分の軸がブレやすい人というのは、自分自身で物事を決断したり、判断したりすることが苦手な場合が多いです。

自分で何でも決断出来る人であれば、周りの意見に流されてしまうことはありませんし、他人の意見に惑わされることもなく自分のやりたいことが出来るでしょう。

しかし、自分で何かを判断したり、決断したりすることに慣れていない人や、人から指示をされてそれにずっと従うような生き方をしてきた人は、「自分で決める」ことが出来ないため、自分の中の軸もそれだけ不安定になっています。

「自分がやりたいからやるんだ」「自分がこう考えているからこうなんだ」という強い気持ちがなければ、それに従って物事を判断することも決断することも出来ないでしょう。

そんな自分を変えたければ、自分の軸を持つためにも日頃から自分で何事も決断や判断する癖を身につけましょう。

2.他人と比較しない


人は他人と自分とを比較することで、自分の行動の正しさや価値観、外見や能力などを判断しようとします。

それ自体は何もおかしなことではありませんし、誰もが当たり前に日常的に周りと自分とを比較しながら生活していることでしょう。

しかし、あまり他人と比較し過ぎると、常に周りと比べて自分はおかしくないかと気になってしまったり、「あの人みたいにすれば良かった」と自分を否定して他人の真似をしようとしたりします。

他人と比較することでネガティブな思考になる人や、「あの人の方がいい」と自分の好みに関係なく、何でも周りの人に合わせようとする人は、比較することが悪い方向へと働いてしまいますので、出来るだけ他人と比較しない自分でいられるように努めましょう。

常に他人と比較してしまうという人は、普段から周囲の人間観察を癖のようにしていることが多いため、周りの人たちを見ている自分に気づいた時には直ぐに見るのを止めましょう。

ほとんどの人は視覚で他人と自分とを判断しますので、その目を出来るだけ他人に向けないように意識しましょう。

また、友人や身内など、親しい人と自分とを比べてしまう時には、「この人だからこのファッションは似合っている」

「この人は元々勉強が好きだからここまでこれたんだ」

などと、その人と自分とが違う人間なのだということを自覚するように努めると、「だから自分とは違って当たり前だ」と考えることが出来るようになります。

違って当然

自分と他人は違っていて当然です。

自分と同じ考えを他人も持つことはあっても、それがそっくりそのまま細かいところまで一緒というわけではありません。

それは誰もがよく知っているはずなのに、周りに流される人や他人に振り回されてしまう人は、自分と他人とが違う人間なのだということをしばしば忘れてしまいがちです。

「儲かるから投資しよう」と稼いでいる友人に誘われても、自分はその友人と同じように投資に詳しいわけではないこと。

そもそも資本金を持っていないこと。

またやったところで自分も同じように稼げるとは限らないということ。

などを落ち着いて考えることが出来れば、友人に流されて自分も投資を始め、それで大損をするという結果にはならずに済むでしょう。

「自分と他人とは違う」ということを常に頭に入れておけば、他人を妬んだり振り回されたりすることはないでしょう。

3.自分の価値観で生きる

自分が好きなものを、他人も同じように好きだとは限りません。

例えば自分が納豆好きでも、「あんな気持ち悪いし臭いもの食べられない!」と納豆嫌いな人もいます。

また、自分が高いところが嫌いでも、高いところが大好きな人もいます。

好みも価値観も人それぞれで違っていて当たり前ですので、他人の価値観に自分が振り回されてしまうのは自分にとって何のメリットにもなりませんし、時間の無駄でもあるでしょう。

自分の価値観は自分だけのものですので、それを他人にどうこう言われても気にする必要はありませんし、また他人の価値観にわざわざ自分が合わせる必要もありません。

例え誰かが「色は赤が一番いいに決まっている!」と言ってきても、それはその人の個人的な価値観による決めつけですので、自分もそれに頷く必要はないでしょう。

自分は青が一番好きなら、「あなたはそうかもしれないけど、私は青が一番好きだよ。」と堂々と言えばいいです。

それを相手が否定してきても「価値観はそれぞれ違う」ということが分かっていれば、剥きになったり喧嘩になったりせずに済みます。

自分がどうしたいか

何でも周りに合わせて生きている人や、これまでの人生を他人に振り回されてきた人もいるでしょう。

しかし、進路や就職、結婚などの人生における重要な分岐点を他人に振り回されて決めてしまうと、その結果が良くなければ一生後悔することになります。

友達が「一緒に行こう」と言ったから同じ進路先に進んだとしても、入学直後にその友達と大喧嘩をして学校で孤立してしまうこともあるかもしれません。

そうなったらきっとその友達に合わせて同じ学校へ進んだことを心底後悔することになるでしょう。

また、親戚の強引な推しに流されてお見合い結婚をした後で、配偶者がギャンブル依存症だったり暴力的な性格だったりした場合には、結婚したことを心から後悔することになるでしょう。

自分で決めて進んだ道の先でも後悔することがあるくらいですから、他人に振り回された進んだ先で後悔することなんて大いにあるでしょう。

そして自分で選んで後悔した場合にはまだ「仕方がない」と納得ができても、他人によってもたらされた後悔は到底納得が出来ずに、いつまでもモヤモヤと心残りになり続けることでしょう。

何かをする時には、「他人がどうするから自分も同じようにする」のではなく、「自分がどうしたいか」ということをきちんと考えて行動するように心がけましょう。

自分の気持ちに気付いてあげること

いつも他人に振り回されて生きている人は、しばしば自分の気持ちを見失いがちです。

周りに合わせることに必死になってしまって、「自分はどうしたいか」ということを忘れてしまうことが多いです。

しかし、その場では他人に合わせて行動していても、それが自分の本意ではなければ、必ずふと冷静になった時に「なにやってるんだろう自分」「これで良かったのかなぁ」と思い悩むことがあるでしょう。

自分で決断して行動したのであれば、自分の行動を振り返った時に後悔することはあっても、虚しい気持ちになることはないでしょう。

しかし、他人任せで動いてしまった人は、自分の行動を振り返った時に後悔と虚しさの両方を感じてしまうことになるでしょう。

後で虚しさと後悔を感じないためにも、常に自分の価値観に従って行動することを心がけましょう。

自分の価値観に従うためにも、まずは自分がどうしたいかという自分自身の気持ちに気付いてあげることが大切です。

それにはゆっくりとよく考える必要がありますので、もしも誰かが「早くしないと間に合わないよ!」と急かしたところで、それに引っ張られることなく立ち止まって、自分はどうしたいのかを自分自身に問いかけましょう。

4.余裕をもつ

「衣食足りて礼節を知る」ということわざがあります。

これは、住むところと食べるものが十分にあるからこそ礼節を知ることができるという意味の言葉です。

つまり人は衣食住が整っていなければ、礼節を知ることもそれを重んじるような心も持つ余裕はないということです。

自分の仕事が忙しい時に他人に仕事のアドバイスをするような余裕はありませんし、自分のお金がない時に他人に渡すお金もありませんよね。

人は自分自身が満たされていなければ、他人を満たしてあげるような物理的心理的な余裕は生まれません。

他人に振り回されてしまう人も、これと同じようにいつも自分の心に余裕がないことが多いでしょう。

自分であれこれと考えたり、悩んだりする気持ちの余裕がないからこそ、他人の意見に振り回されてしまったり、それに引っ張られてしまったりすることになるのです。

一方で自分の心に常に余裕がある人は、周りが何を言ってきても冷静に自分で考えてから答えを出すことができます。

間違った道へ進むリスクを減らすことができますし、自分の気持ちに従って行動することができるでしょう。

そうした精神的な余裕を持つことで、他人に振り回されずに済みます。

時間

気持ちに余裕を得るためにも、まずは時間を確保することが大切です。

時間がないと、いくら精神的に余裕を持とうと思っても物理的に余裕を持つことはできないでしょう。

時間の確保さえ出来れば、いくらでも考えることや悩むことができますので、その分気持ちにも余裕が生まれます。

時間を確保するのは難しいようでいて案外簡単です。

「10分前行動」を心がければ、ほんの10分でも時間に余裕ができますので、その時間を使ってあれこれ考えることができるでしょう。

朝起きる時間を普段より10分早めると、余裕を持ってゆっくりと朝食をとることが出来ます。

また、いつもよりも10分早い電車に乗れば、万一遅延があっても数分程度なら会社にも余裕で間に合います。

仕事のように決められた時間を縮めたり延ばしたりすることは難しくても、睡眠時間のように多少は融通の利く時間を有意義に使うことで、時間に余裕を持たせることは可能でしょう。

焦りの中でいろいろなことを行わない

気持ちが焦っていると、冷静な判断ができなくなってしまいます。

焦って決断したことがたまたま上手くいくこともありますが、大抵は後悔することの方が多いでしょう。

また、焦っている時には集中力も切れやすくなっていますので、後で冷静になった時に「あれ、何の話をしていたんだっけ?」とその時にあったことを詳細まで思い出せないこともあります。

仕事のように、ミスの許されないところで焦って行動してしまうと、それが大きなミスに繋がってしまうこともあります。

焦っている時ほど一度止まり、気持ちを落ち着けて冷静に考えを巡らせるように気をつけましょう。