あなたの周りには、頑固な人はいるでしょうか。

頑固な人は周りの人の意見を受け入れようとしませんし、好意で良かれと思って言っていることでも、耳に蓋をしてしまい聞こうとすらしません。

頑固な人がそうして孤立して自分だけが困る分には個人の勝手なので構わないのですが、人のやることに口を出してきたり、みんなで協力してやらなければならない局面で「嫌だ」と言い出したりするので、周囲の人間な困ってしまいますよね。

時には言い争いに発展してしまうことすらあるのではないでしょうか。

物事を複雑に考えない環境で生きてきた人に多い

頑固な人は、自分なりの信念があります。

それ自体は素晴らしいことなのですが、悪く言うとそれは信念ではなく単なる思い込みであることも多いのです。

「絶対にこれはこうあるべきだ」という思い込みですが、なぜそう思うに至ったのかを突き詰めて行くと、実は大した理由がない、なんてこともあります。

たとえばプレゼンのために提案書を作成する時、上司が「プレゼンの資料というのは表紙はオレンジ色にするべきだ」と言い出したとします。

コーポレートカラーがオレンジなわけではないし、提出先企業のコーポレートカラーや今回の件イベントのテーマ、そこからイメージできるカラーがオレンジというわけでもありません。

もちろん提出先企業から提示された提案書要綱に表紙の色が指定されているわけでもありません。

なぜかと聞いても、「当然そういうもんだ」「いつもそうしてきた」「つべこべ言わずにオレンジにすりゃいいんだ」となじられるので、特にこだわりもないので部下はとりあえずオレンジ色で作成します。

実は上司が新入社員の頃に、先輩がオレンジ色にしていたのがとても意外で印象的だった、その案件は勝ち取れた、だから表紙はオレンジ色にするべき、と思っています。

その時の先輩は、提案のイメージに合う色としてオレンジ色を選んだだけで、別の時にはその提案内容に合った色を考えて表紙をつけていました。

上司は先輩のように深く物事を考えていません。

ただなんとなくで決めてたまたまそれがうまくいっていた、少なくとも自分では、うまくいってきたと思っているので、下手に自信をつけてしまっています。

あれこれ試行錯誤せずに済む環境にいたため、なにも考えずに決めて、ずっとそればかりのいわゆる『馬鹿の一つ覚え』でも切り抜けてこられてしまったので、物事を色々な角度から考えることもなくひとつの成功体験にこだわり、結果的にそれにしがみついて頑固になってしまう訳です。

お年寄りに頑固な人が多いのはそのため


古い時代、特に男の人は決断力がなければ男らしくないと言われることが多かった時期がありました。

立ち止まってよく考えることより、すぐに決断する方が尊ばれたのです。

今でこそジェンダーフリーなどとも言われそうした「男らしい」「女らしい」という決めつけによる偏見は少なくなってはきましたが、年配者が年若かった頃はそうではなかったのです。

そんな時代の中にあって、よく考えたり計画を取りやめて考え直したりしようとすると、「男らしくない」「意気地がない」「女々しい」などと周囲から揶揄されることもあり、そんな時代背景もあるのではないでしょうか。

また、脳の働きによる影響であるということも、近年の研究で明らかになってきました。

年齢を重ねていくとだんだんと身体のエネルギーというものは低下していきます。

脳の老化もだんだんと進んでいくのです。

脳の中には、感情や意欲、創造性などをつかさどっている前頭葉という部分があります。

脳が老化して萎縮していくといっても、全体に均等に縮んでいくわけではなく、前頭葉から最初に縮んでいきます。

医療現場でCTやMRIが使われ、非常に多くの検査画像が集まった結果わかってきた事実です。

この前頭葉が老化により萎縮していくと、感情の統制がしにくくなっていきます。

この現象には、『感情老化』という名称もつけられています。

老化により感情の統制ができなくなっていくと、怒りを抑えることができなくなってきます。

違う角度から考えてみよう、人の意見を広く聞いてみよう、などといったやる気もなくなりますし、柔軟性もなくなってしまいます。

新しいことを覚えるのも難しくなっていくので、新しい情報を入れるキャパシティがなく、物覚えも悪くなり、余計やる気がなくなって新しいことをインプットしようとしなくなります。

この結果、ミーティングなどの場所でも人の意見を聞こうとせず、自分のやり方が一番良いものと信じて周りの意見も取り入れず受け入れず、しまいには「いいからおれの言う通りやればいいんだ」と怒鳴り散らしてしまう、というわけなのです。

頑固な人の13個の特徴と心理

それでは、頑固な人と呼ばれる人の特徴やその心理状態などについて見ていきましょう。

1.固定観念に囚われている

固定観念とは、考え方が凝り固まっていて、他の人の意見を聞いたり周りの状況が変わったらそれに合わせたりということしないことを言います。

固着観念(こちゃくかんねん)ともいいます。

心理学の用語です。

自分の考えが間違っていると明らかになったり、他の人から説明や説得をされたりしても一向に話を聞こうとせず、自分の考えを訂正することがありません。

上でもご紹介したような、自分が正しい、自分のやり方が一番、のような思い込みが激しく、人の意見を聞く心の余裕がないのです。

しかも、自分に余裕がないという自覚はなく、相手が聞く価値のない意見しか言わないから悪い、と思っているので始末に負えません。

たとえばパソコンを使っていて、エクセルがよくわからないのに勝手にセルや行、列の挿入をしてしまい、そのエクセルを作ってくれた人がいれた数式を壊してしまったとします。

頑固な人というのは自分が失敗した、謝ろう、直してもらえるように頼もうという発想には基本的になりません。

エクセルは難しいものだと思い込み、自分のミスを棚に上げて「エクセルはだめだ。

あれは使いにくい」と言い張ります。

情報を追加したいときはこのようにすればよい、と詳しい人が教えてくれても耳を貸しません。

いくら周りが言っても「いやあれは不便だ」とエクセルをなじり、自分はけして使おうとしません。

使わなければならない局面では人にまかせてあとは知らんふり。

内容をチェックしてくれと言われても「印刷して紙で持ってきて」とデータを見ようとすることすら嫌がります。

ひどい場合には人にもエクセルを使わないことを押し付け、エクセルで計算した書類を「きちんと電卓を使って計算し直せ。

エクセルは信用ならない」と言って突き返したりする始末です。

2.融通が利かない


融通が利かない人は、とても頑固ですし考え方が偏っていることがほとんどです。

柔軟性がなく人の意見を聞き入れないので、周りは迷惑をこうむってしまうことが多いでしょう。

ルールは守るものですから、ルール通りに行動することそれ自体は悪いことではありません。

しかしながら、ケース・バイ・ケースでそのときによって対応方法を変えないと、実際問題うまく回らないことというのはよくあることです。

たとえば道路が時速50キロメートル制限になっているとします。

それでも他の車の流れに従って、少し制限速度を超えていても合わせてスピードを出して走るものです。

逆に制限速度を守ってぴったり50キロメートルの時速で走っていると、流れを止めてしまって渋滞を引き起こし、事故も置きかねないという状況もあります。

ほんの数キロメートルの制限速度違反は基本的には警察ですら普段はおめこぼしをして違反のとりしまりをしないものです。

これは、制限速度はなぜ設定されているのかということを考えたら当たり前のことです。

事故を起こさずみんなが快適に車を運転することができる目安となるのが制限速度です。

融通がきかない人は、事故が起きようが自分のせいで渋滞して多くの人が迷惑をこうむろうが、知ったことではありません。

ルール上ここは時速50キロメートル制限だから、ひたすら時速50キロメートルで車を走らせるわけです。

こういった人がひとりでもいると、学校や会社でもうまく回らず、作業が滞ることが多くなってしまいます。

相手に押し付け、説教してしまう

間違ったことが嫌いで正しいことをしようといつも心がけている。

それ自体はとても素晴らしいことです。

ルールを守るという行為も、本当はとてもすてきなことです。

でも、融通がきかない人は自分がルールを守ることだけではなく、人にもルールを守ることを強要します。

赤信号の横断歩道で、道路は一直線。

車はめったに通らない道路で、車道に車は左右見渡しても一台もいない。

こうした状況でも自分は絶対に横断歩道を渡りません歩行者用信号が赤から青に変わるまで、じっと待つわけです。

さらに、赤だけれど左右を見渡して渡ろうとする人を止めて説教をし始めるケースすらあります。

確かに、「横断歩道の信号が赤なのに、青になる前に渡ってはいけない」ということ自体は正しいことを言っています。

正義感で正しいことを教えてあげている善人だと思いながら相手に説教をするので、言われた方としては「わかってはいるけれど……」とうんざりしてしまうことも多いのではないでしょうか。

3.こだわりが強い

こだわりが強いのも、それ自体は本当は悪いことではありません。

ただ、こだわりが強すぎてそれに執着してしまい、他の人にもそのこだわりを押し付けてしまうようなケースもあります。

誰でも自分の好きな分野や得意な分野において、こだわりが強いというのは部分的にしろあるものです。

ただ他人に自分のこだわりを押し付け、さらには自分のこだわりは大事にするのに、他の人がもっているこだわりはないがしろにしてしまうことがあります。

たとえば頑固な親父さんがやっているお寿司屋さんで、おいてある割り箸をとってお寿司を食べようとしたら怒鳴られた、なんていう話があります。

お寿司屋さんとしてはおいしいお寿司をおいしく食べてもらいたいというこだわりがあるわけで、それ自体は立派です。

お箸を使わずに手で食べて欲しい。

お醤油はネタにほんの少しだけつけるだけにして欲しい。

でも、お客さんとしては手を汚したくないし、置いてあるから割り箸を使ったのだし、そうやってきれいに食べておいしかったねと思いたいのがこだわりかもしれません。

そんなお客さん側の考え方やこだわりについては、まったく無視してしまうわけです。

音楽系ライターさんがこだわりの強いラーメン屋さんに行った時にラーメン屋さんに言われた「高菜食べてしまったんですか?」は、元ネタを知らないままインターネット上でコピー&ペーストされて広まっていき、ネット用語として有名になっていますが、これも同じです。

ラーメン屋さんとしてはまずラーメンを食べてほしい、ラーメンから味わって欲しい。

でも、テーブルには高菜が用意されており、ラーメンが出てくる前の待ち時間に高菜を食べたら怒られてしまったというお話です。

高菜を先に食べたならラーメンはもう食わせられない、とラーメンを出してくれず、「ラーメンを食べる前に高菜を食べるのは利き酒をする前に高菜を食べるようなものだ」とわけのわからないたとえで怒ってきたそうです。

こだわりが強いのは良いのですが、お客さんに楽しんでもらいたいのか自分のこだわりを押し付けてお客さんのこだわりを台無しにするのか、結果的にはよくわからないことになってしまうパターンです。

4.変化を嫌う

感情老化で新しいものを学ぶやる気もなければ覚える脳の容量も低下している、という話は上でもご説明しました。

脳の機能上仕方ないとは言え、若くても『頑固』な人はいます。

年齢だけで言えることではないわけです。

新しいことを学びたくないので、なにか変化があることを嫌います。

今と違う環境になることが、なぜか今より悪い環境になると思い込んでしまうのです。

今より良い環境になるかもしれないし、そうしようとして動いていることでも、変化することを嫌って反対してしまいます。

たとえばずっとアナログな仕事の仕方をしていた会社で、デジタル化に移行しようという提案が出たとします。

専用の用紙に手書きで請求書を書き、上司に回覧してハンコをもらい、その内容を経理部がパソコンでデータ入力をし、請求書のコピーをとってパンチで穴を開けてファイリングし、原本は封筒に入れて切手を貼って郵送する。

請求書を発行するだけでも、これだけの手間がかかっています。

社内ポータルや社内システムを利用し、パソコンから専用の請求書フォーマットに入力し、送信をすれば上司にデータが飛び、ポータル上でデータで内容をチェックして承認ボタンをクリック。

経理に飛び、同じ用に内容をチェックして確認ボタンと請求書発送データをクリックすれば、経理システムに反映し、請求書はPDFデータ化されて、システムに登録されている宛名の担当者のメールアドレス宛てに送付されます。

出張中でも自分のデスクの書類トレイを確認しなくて良いので業務が滞りませんし、請求書や封筒、切手のコストも削減できます。

経理部がいちいち手入力する手間もなければ、手入力の際にタイプミスをしてしまうケースもなくなるので良いことづくめです。

それにもかかわらず、変化を嫌う人は今の環境が変わる=悪くなると思い込んでいるので反対してきます。

「覚えるのはめんどうください」「機械は信用できない」「心がこもっていない」などのわけのわからない合理性のない理由を並べ立てて、とりあえず反対してくるのです。

確かに不便でも今慣れているやり方があるので、それを変えるとなると億劫になる気持ちは誰にでもあります。

効率が悪いかもしれなくても、新しいことを覚えるよりは面倒なやり方をしていた方が、感じるストレス量としてはまだマシ、というわけです。

新しいことをしようとするとなんらかのストレスはかかります。

物事を複雑に考えない環境で生きてきた人や、感情老化で新しいことをしよう、対応しようという意欲や気力が衰えている人というのは、変化することはネガティブなことであり、嫌ってしまうのです。

5.他人を敵視し、見下す

他人を敵視し見下す人というのは、周りから嫌われます。

周りの人から見れば、敵だと思われてしかもバカにされていては、好きになる要素がありませんよね。

会話をするだけでもイライラしてしまいそうです。

人を見下す人というのは、見下すことで優越感にひたります。

人をバカにして精神的に自分が上の位置にいると思うことで、相手より自分の方が上であると思いたいわけです。

上から目線で接することで自分の優位性を示せると勘違いしています。

高圧な態度を取り相手に『マウントする』ことで優位に立てると思っているのです。

実際には、優位に立てるどころか自分の評価を下げているだけなのですが、気がついていません。

自分に自信があって自己評価がとても高く、マウントを取るためではなく本気で相手は自分より頭が悪いと思っていて相手を見下し、できる自分をアピールしているという場合もあります。

この場合は無意識で見下していることになります。

逆にコンプレックスがあって、そうしてことでしかマウントを取れないという場合もありえます。

劣等感の裏返しで高飛車な態度をとってしまうのです。

弱さを見せまいとして強い態度に出て誤魔化そうとするわけです。

人を見下すタイプの人は、相手によって態度を変えることが多いです。

自分より強い立場の人には下手に出て媚を売り、自分より弱いと思えば上から目線になります。

見下していた人が実はとても地位が上の人であったことが後から発覚すると、恥も外聞もなくころっと態度を変えておもねります。

認めることができない

他人を認めることができないので、他人を対等に見ることができません。

自分の劣等感からくるにしろ、自分に自信があるからにしろ、いずれにせよ自分の他人はまったくの別物であり、どちらかが上でどちらかが下であり、味方として信用もできないので周囲は常に敵という考え方なわけです。

こうした考え方が変えられないので、頑固だとも言えます。

昔からの付き合いの人間ならまだしも、新しく出会った人のことは絶対に信用できません。

これも感情老化により、新しいものを受け入れることができないというところと関連性がありそうです。

6.プライドが高い

頑固な人は、プライドが高いとも言えます。

自分に自信があってプライドが高く、自分の考え方や意見に絶大な自信を持っているわけです。

本当なら、実力のある素晴らしい人ほど人の話は聞くものです。

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』ということわざがあるとおりで、立派な人ほど謙虚であり、目下の人の意見もきちんと聞きます。

ところが頑固な人はプライドが高すぎて、他の人の意見を聞き入れると、自分が負けたような気がしてしまいます。

自分の意見が否定されたように感じてしまうので、人の意見を受け入れることができないわけです。

誇り高いこととはまた違って、単なる小さな自己愛なのです。

【プライドが高い人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

7.自信家

自信を持つことは素晴らしいことです。

ただ、先ほどもご紹介したように『実るほど頭を垂れる稲穂かな』であって、自信を持つことと人の話を聞かないことはけっしてイコールではありません。

それにもかかわらず、頑固な人は我が道を行きます。

周りの意見にはまったく耳を貸しません。

なぜなら、自分は絶対に間違っていないから。

間違っているのでは?と指摘してくる相手の方が間違っているに決まっているので、話を聞く必要はないのです。

自分が正しい、偉いと思い自己主張が強くなる

自分を信じて我が道をひとりで行く分にはまだ良いのですが、自分が正しいと思い込むあまりに他人を巻き込むのが困ったところです。

自分は偉いと勘違いしているので、周りの人はみんな自分より下の人間であり、自分の意見には当然従うべきものだと思っているのです。

自分の意見をあくまでも主張しますし、もちろん人の意見は聞きません。

そもそも自分の話を聞かせたいだけで、広く意見を求めたいなどまったく思っていないのです。

自分の『正しい』意見だけをひたすら主張します。

周りにとっては本当にいい迷惑です。

8.自分が好き

自己主張が強い、自分に自信がある、これらはすなわち、自分のことが大好きということです。

自分のことが好きなのは悪いことではないのですが、頑固な人の場合は周りに迷惑をかけるのが問題なのです。

分かってほしくて意見を押し付ける

自分が大好きすぎて、大好きな素晴らしい自分をみんなにわかって欲しいのです。

だから激しい自己主張を繰り返し、意見を押し付けようとします。

本人からすれば、おいしい料理屋さんを他の人にもおすすめしたい、広めたいという感覚に近いのかもしれません。

でも、本当に良いものだとしても無理強いしてしつこく何度も勧められたらうんざりしてしまいます。

人には好みがありますから、万人受けする方が難しいものです。

それなのに「いいからおれの話を聞けよ」と自分の意見を滔々と述べたてて賞賛を求めてきます。

9.共感性がない

共感性とは心理学の用語です。

基本的に動物とは、他者に共感する生き物です。

人間だけではなく動物にも見られる感情なのです。

他者の感情を慮り、同じように感じます。

仲間が辛い思いをしていたら、自分には関係のない事柄でも仲間のことが気の毒になり、一緒に辛くなります。

それが共感です。

英語ではシンパシーといいます。

基本的に本能として備わっているものです。

人間が成長する過程で、なんらかの要因で発達段階が阻害されると、共感する力が欠けてしまうことがあります。

また、一般的に女性に比べると、男性は共感力が低い傾向にあるようです。

人に共感しないと、人の感情に無頓着になりがちです。

相手が自分のせいで困っていたとしても、自分には関係のないことだと思っています。

落ち込んでいたり悲しんでいたりしても共感することがないので、空気を読まない発言をします。

寄り添ったり励ましたりしませんし、そうするべきだとも思わないからです。

周りからは、冷たい人だと思われることもあるでしょう。

自分のやり方に困惑している人に共感する力があれば、少しは妥協したり譲歩したりしそうなものなのですが、共感しないので自分のやり方を突き通します。

そんな姿が、頑固だと見られることもあることでしょう。

10.意地になりやすい

自分の間違いを認めないですし、プライドが高いものですから、いざ周りの人から間違いを指摘されて自分でも「これは確かに自分が間違っているのかもしれない」と自覚したとしても、おいそれと「確かにそうだけね。

自分が間違っていた。

失礼しました」などと言えるような性格はしていません。

意地になって自分の間違いを認めないでしょう。

「いや自分は間違っていない」「おまえのほうが間違っている」「自分のせいではなく運が悪かったのだ」などのように、なんだかんだと言い訳をします。

「ほんとは自分でもわかってるんでしょう?」と言われようものなら、弱みを握られたくない、間違っていることがばれるのは嫌だ、間違っていると認めたくない、本当はわかっているとも思われたくない!とばかりに激昂し、怒鳴り散らしてその場を誤魔化してみんなを黙らせようとしたり、へそを曲げて「そう思うなら勝手にそう思っていれば」と言い捨てて黙ってしまったりします。

11.人や物・物事のせいにする

上の『意地になりやすい』の項目でもご紹介しましたが、意地になって自分の間違いを認めません。

どうしても間違っていないことにはできない、誰がどう見ても間違いが歴然の状況になって言い逃れできない時でも、自分の間違いだとはどうしても認められません。

たとえば自分より立場が上に人に指摘されてどうしても「これは間違いではない」と言いはれない状態になったら、今度は人や物のせいにして自分は悪くないのだ、これは仕方のない事なのだという方向に持って行こうとします。

自分が間違えて作った書類なのに、部下が提出前にきちんとチェックをしないからこんなことになったのだと部下のせいにします。

パソコンの調子が悪かったからデータが壊れてしまったのだ、自分は正しい数値で入力したのだとパソコンのせいにしたり、指示書の書き方が悪かったから勘違いした、自分は悪くなくてこんな指示書を出してくる先方が悪いのだと言ったりします。

自分の間違いを認めて潔く謝るということができないのです。

しかも人のせいにするなんて、ただの『頑固な人』ではすまされないような感じもします。

12.トラウマがある

頑固になって人の意見を聞き入れない裏側には、実はなにかしらのトラウマがある可能性もあります。

意見を聞き入れた事でなにか手痛い目にあってしまったとか、人に裏切られた過去があって人のことを信じたくないなどに理由があるパターンです。

そうは言ってもそれぞれ違う人間なのですから、過去のトラウマを与えてきた人と一緒くたにしないで話くらいは聞いて欲しいと思うのですが、なかなかそうはいかないようです。

自分を守るため人の意見を受け入れない

トラウマがあるせいで、過去にあったような酷い目にはもう二度とあいたくないと強く思い込み、自分の身を守るために、人の意見をあえて聞こうとしないのです。

自分の身を守るためとはいえ、そのせいで周りに迷惑をかけてしまうわけですし、「頑固な人だ」「人の話を聞かない人だ」と周囲の人からの評価が下がってしまうことになり、結果的には自分にとっても良くない事のはずなのですが、そんなことは考えていなかったりします。

13.脳が疲れている

感情老化と近い状態ではありますが、脳の前頭葉が萎縮しているわけではなくても、疲れていると余裕がなくなってしまいます。

心に余裕がなければ人に優しくすることも難しくなってくるでしょう。

相手のことを考えて思いやったり共感したりすることができません。

意見を聞く余裕もないですし、融通をきかせることもできません。

怒りやすくなったり、ものにあたったりもしてしまうでしょうし、物覚えも悪くなります。

物事についてきちんと考えることもできず、投げやりに思い込みで判断してしまうことみあることでしょう。

頑固な人と上手く付き合っていく方法

こんな困った人とは、できるだけ距離を置きたいものです。

できればお付き合いはしたくないのですが、学校や会社などでひとりやふたりはこんな頑固な人がいるかもしれません。

全く付き合わない、接触をしないということが不可能な場合には、どうしたら良いのでしょうか。