人とのコミュニケーションをはかる上で、自己紹介は必須です。

でも、いざ自己紹介をしようとすると、恥ずかしくて焦ってしまって、上手に自分をアピール出来ないという人も少なくないと思います。

スマートに自己紹介をするためには、どんなことに気をつければ良いのか、11個のアドバイスをご紹介していきます。

いろんなところで自己紹介は必要

春になって新しい学年に上がったり、新社会人になったりすると、最初に必ず行うのが自己紹介です。

大勢の前で自分をアピールする良い機会ですが、恥ずかしくて中々上手に自分のことを話せないという人も多いと思います。

子どもや学生であれば大した問題ではありませんが、一人前の社会人になってからもまともに自己紹介が出来ないと、

同僚や上司からの印象が悪くなってしまったり、仕事上で損をすることもあります。

また、年度替わり以外でも、初めて行く場所や初めて会う人たちに対しての自己紹介は必須です。

場所や相手が変わるたびに自己紹介は必要となりますので、ある程度の自己アピール能力を身につけておいた方が良いでしょう。

自己紹介をスマートにするための11個のアドバイス

例え内心では緊張していても、表面上スマートな自己紹介をするためには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。

ただ淡々と自分の話をすればいいというわけではありません。

自己紹介の印象によって相手からの接し方が変わったり、物事が有利に進んだりします。

自分が仕事や生活を上手に送っていくためにも、最初の自己紹介は出来るだけ好印象に受け取られるようにしたいですね。

スムーズに自己紹介するための11個のアドバイスをご紹介していきますので、自己紹介が苦手な人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

1.身なりを整える

身なりを整えるのは、社会人としては常識です。

また、学生や子どもであっても、集団社会の中で生活していく上で、身なりを整えるのはとても大切なことです。

身なりがきちんと整っている人は、周りから見ても清潔感があって好印象を受けやすいです。

自己紹介をする上で、自分の身なりが整っていて清潔感があれば、自然と周りの人も話をきちんと聞いてくれます。

ある程度調子の良いことを言っても、話す人が爽やかで好印象であれば、嫌な風には受け取られません。

また、話し手の印象が良ければ、自己紹介の内容も聞く人の心に響きます。

折角自分のことをアプローチ出来る良い機会なのですから、きちんと身なりを整えて自己紹介に努めましょう。

だらしない格好だと何を喋っても響かない

身なりが整っている人の話す言葉は、周りの人たちの心に響きやすいです。

しかし、一方でだらしない格好をしている人の話は、誰の心にも響きません。

身なりがだらしない人は、見た目の印象が悪いです。

印象が悪ければ、どんな高尚なことを口にしてもうさん臭く思われてしまいます。

また、周りからの信用も得難いです。

かのスティーブン・ジョブスも、抜群の演説力を持っていながら、服装がだらしなかったために、最初の内はまったくプレゼン内容を人に聞き入れてもらえませんでした。

その後アドバイスを受けて身なりを整えた結果、多大な業績を上げ、今のように有名になることが出来たのです。

このように、服装一つで人の印象は大きく変わります。

また、人の心を動かすのは、口先だけでは無理だということがよく分かります。

自分に興味を持ってもらい、また好印象を相手に与えるためにも、身なりを整えることは大切です。

2.清潔感を出す

自己紹介をスマートに行う上で、身なりを整えることも大切ですが、それ以上に清潔感を出すことが重要です。

どれだけ清潔にしていても、人によってはそれが目には見えず、周囲には分かりません。

しかし、清潔感というものは、誰から見ても分かるものです。

髪を綺麗にまとめ、髭を剃り、靴を先まで磨き、服の皺が伸びてピシッとしていれば、誰でも清潔感が出ます。

極端な話、清潔感さえ出ていれば、実際には清潔でなくとも周囲からの印象は良いです。

周囲の印象が良ければ、自己紹介の時にも自分の話をしっかりと人に聞いてもらえます。

清潔感がない人には好感が持てない

清潔感がない人は、周りからの印象も悪いです。

例えば髪はボサボサで髭は伸びっ放し、身にまとう服は皺だらけで靴も汚れている人には、すすんで「近づきたい」「親しくなりたい」とは誰も思わないでしょう。

清潔感がない人は、例え実際は清潔でも、パッと見た印象が「汚い」と思われてしまいやすいです。

見た目の印象が悪ければ、あまり人が近づいてきません。

また、話をしていても直ぐに切り上げられてしまうこともあります。

見た目の印象が強いために、あまり話も真剣に聞いてもらえない可能性もあります。

清潔感がある人に比べて、清潔感のない人はデメリットな部分が多いです。

3.背筋を伸ばす

ピシッと姿勢よく背筋が伸びた人は、他人から好印象に見られやすいです。

姿勢が真っすぐに伸びていることで、顔も自然と前を向き、堂々として自信に満ち溢れた印象になります。

また、顔が自然と前を向くことによって、視界が広がりさまざまなことに気づきやすくなります。

人と接する際にもしっかりと相手の反応を見ることが出来るため、相手に合わせた言動が身につけば、ますます周囲からの印象が良くなります。

自己紹介の際にも、ピッと伸びた背筋と堂々とした態度で挨拶を行うことで、自然と周りの人からの注目を集めることが出来ます。

猫背だと暗い印象

猫背の人の場合、周りから見ると暗い印象を持ちやすいです。

また、猫背だと自分自身も顔が下を向きがちになるため、相手の表情を見ることが出来ず、不安に思いやすいです。

恥ずかしがり屋な人や、自分に自信がない人などはつい相手から視線を背けてしまうことが多いため、自然と姿勢も猫背になっていきます。

相手によって、姿勢一つで自分の性格を見抜かれてしまうこともあるため、第一印象を良くするためにもなるべく猫背にはならないように意識しましょう。

4.笑顔で自己紹介

「笑う門には福来る」「笑う顔に矢立たず」ということわざにあるように、笑顔でいる人のところにはいつも幸運が巡ってきますし、また他人からの悪意も跳ね除ける力を持っています。

例え内心ではどのように思っていたとしても、顔に笑顔が浮かんでいれば、大抵の物事は上手く運びますし、人からの信頼も得やすいです。

そのため、内心では緊張していても、笑顔で自己紹介が出来る人は、周りから好印象を持たれます。

人前で話す時や、初対面の相手に対して中々笑顔が作れない人は、日頃から練習しておくか、

自己紹介をすることがあらかじめ分かっていれば、事前に鏡の前で笑顔の練習をしておくと良いでしょう。

笑顔は爽やかなイメージを与える

笑顔を作ることで、相手に対して安心感や親近感、または爽やかな印象を与えることが出来ます。

笑顔は相手との心の距離を縮め、信頼も生み出します。

そのため、相手に対して行っていることが、回りまわって自分のためにもなるのです。

反対に、常に不愛想な態度でいる人は、周囲からの印象も「怖そう」「怒っているみたい」などと近寄りがたいものになり、あまり良くは見られません。

緊張していたり、相手のために自分が笑顔を作ることに抵抗がある人は、つい不愛想な態度のまま自己紹介してしまいがちですが、

周囲からの第一印象が良くなければ自分にとってはデメリットなことも起こりやすくなります。

相手によく思われることが、自分のメリットにも繋がりますので、人と接する時や自己紹介の時にはなるべく笑顔を作るように心がけましょう。

5.自己紹介は簡潔にしよう

日本人にありがちなのが、物事の起こりから結末までを、長々と話してしまうことです。

例えば体調不良で会社を休む時に、海外では「体調不良なので休みます。」と自分の言いたいことを簡潔に相手に伝えます。

一方で、日本人の場合は

「実は昨晩からあまり体調が良くなくて、今朝には熱も出てしまっているため、病院に行きたいので本日はお休みを頂けますでしょうか。」

と事の一部始終を相手に伝えようとします。

これは自分のしようとしていることに対する罪悪感(または後ろめたさ)や、相手に自分が嫌われたくない、

悪く思われたくないという気持ちから、ほぼ無意識に「体調不良になった理由」をつらつらと並べ立ててしまうのです。

しかし、相手側が忙しい時や、簡潔な発言を望む場合には、「いいからさっさと要件を言え」と一蹴されてしまいます。

本人は事情を相手に理解してもらおうと思い、全て伝えようとしますが、聞く側にとっては回りくどい言い方はただ不快なだけです。

言葉が足らなさすぎるのも良くはありませんが、発言が長すぎるのもトラブルのもとになってしまう可能性がありますので注意しましょう。

自己紹介の時にもこれと同じことが言えます。

長すぎる自己紹介では、どんなに相手の興味を引こうとしてもただ聞き流されてしまいます。

しかし、言いたいことを一つずつ簡潔に話せば、相手にも分かりやすく伝わります。

1分間を目安に!

よく、「自己紹介は1分間を目安にすること」と言われています。

自分の生い立ちや趣味の話などを全てしようとすると、どうしても1分を超えてしまいがちです。

しかし、あまりに長ったらしい自己紹介は、聞く側の興味を削いでしまい、ただぼんやりと自己紹介を右から左へと聞き流してしまいます。

1分間の間に、本当に必要な部分だけを抜き出して自己紹介をすることで、重要な情報がぎゅっと濃縮されて相手に伝わるので、聞く側も話し手に興味を抱きやすいです。

また、「趣味はアウトドアです」など、あえて詳しく自分のことを語らないことで、相手の方から興味を持って自分に接触してくることがあります。

そうなれば、相手はこちらの情報を求めているため、こちらが少しくらい長く話をしても、集中して聞いてくれます。

自己紹介では主に、自分の出身地や年齢、また簡潔に性格と趣味の話をすることが多いです。

特に人の興味を引きそうなことがあれば、一言それを付け加えても良いでしょう。

1分間という短い時間の中で、いかに相手の関心を引く自己紹介が出来るかということが重要です。

6.早い口調や遅い口調にならないようにしよう

人は緊張していると、どうしても早口で話してしまう癖を持っています。

それは緊張して気持ちが焦っている表れでもありますし、短い言葉の中で出来るだけたくさん相手に自分のことを伝えようとする気持ちの表れでもあります。

自己紹介などの際に早口になってしまう人は、元々話すことが好きな人や、コミュニケーションに積極的なタイプの人が多いです。

ただ、緊張しているせいで、気持ちが空回りして早口になってしまうのです。

あまりに早口すぎると、聞く方も目まぐるしく感じるため、自己紹介が終わる頃には相手がどんな話をしていたのか、大半の情報が抜けてしまいます。

また、人によっては緊張すると通常よりもかなり遅い口調になることもあります。

遅い口調になる人の多くは、混乱して頭の中がパニックになり言葉が出てこなくなります。

もしくは、どんなことを話せばいいのかあらかじめ準備や練習をしていなかったために、「何から話そうか」と考え込む時間が長く、つい話す口調が遅くなるのです。

あまりに話す口調が遅いと、聞いている方はじれったく感じてしまいます。

1分間でおおよそ300文字を目安に!

1分間の間に自己紹介をする時には、おおよそ300文字程度を目安に話すことをおすすめします。

早すぎず、遅すぎない速さで話して、ちょうど300文字程度になるからです。

また、話す内容は例えば「私は〇〇といいます。〇〇の出身で、〇歳です。ここへ来た理由は〇〇だからです。ここでは〇〇をしたいと思います。」

といった風に、一言ずつを簡潔に話すと良いでしょう。

そうすることで、短い時間の中でより多くの情報を詰め込むことが出来ます。

一つの内容を話すのに時間をかけていると、自分の情報をろくに伝えることも出来ませんので、

日本人特有の「〇〇が○○で、〇〇だから○○なんだ」という回りくどい言い回しは止めましょう。

たった一言で伝えても、相手の興味さえ引ければ後は相手の方から深く突っ込んできます。

反対に、相手がそれ以上何も聞いてこなければ、それは相手のこちらに対する興味が薄いという表れです。

自己紹介の内容を短くまとめることで、相手のこちらに対する関心の度合いを探ることも出来ます。

7.記憶に残る自己紹介をしよう

例えば1から10まであなたが相手に自己紹介をしたとします。

しかし、自己紹介を終える頃には、相手が覚えているあなたの情報は2か、せいぜい3程度しかありません。

他人の自己紹介を1から10まですべて覚えている人など、ほとんどいません。

しかし、それが一般的なのです。

もしもあなたが、「相手に覚えておいてもらいたい」という気持ちがあるのなら、なるべく相手の記憶に残る自己紹介をする必要があります。

趣味が読書や買い物程度では、ほとんど相手は関心を持ちません。

自己紹介の際には、適度なインパクトを相手に与えることが重要です。

例えば、あなたが有名な歴史上の人物の子孫だとします。

それを一言伝えるだけで、相手にはかなりのインパクトになります。

そのインパクトによって、相手は例えあなたの名前は忘れても、あなたの先祖のことは覚えているでしょう。

そして次にあなたと顔を合わせた時には、「ああ、〇〇の子孫の人だ!」と言われることでしょう。

自己紹介の時には、どれだけ相手の関心を引き、記憶に残しておいてもらえるかということが重要です。

もしも好きなものがあれば、それを「〇〇狂いです」「〇〇に命かけてます」などと、わざと大げさな言い回しで伝えてみましょう。

多少オーバーな表現でも、好きということが嘘でない限りは、きっと相手の記憶には残りやすいはずです。

アドリブでは記憶に残らない

アドリブが得意で、話術な巧みな人以外は、咄嗟のアドリブで相手の記憶に残るような自己紹介が出来る人などそうはいません。

アドリブとは、いわば「その場の思い付き」です。

咄嗟の思い付きで話せる言葉や表現力は限られています。

また、アドリブだと後になって自分がどんな話をしたのか思い出せないこともあります。

もしインパクトを残したいと思うのなら、やはりあらかじめ自己紹介文を考え、何度も練習する必要があります。

8.自分を覚えてもらう

自己紹介は何のためにするのでしょうか。

もちろん、自分自身を相手に知ってもらうためです。

自分をアピールするのですから、どんな場面においても相手に自分のことを覚えてもらうように努めましょう。

相手の記憶にまったく残らないのであれば、自己紹介など最初からする必要はないのです。

大勢の前で一方的に自己紹介をするのであれば、先に挙げたように自己紹介の中でとにかく何かしらのインパクトを残しましょう。

また、一対一で自己紹介をする時には、大げさな表現を盛んに使う必要はありませんが、話しをしながら相手の反応を見ましょう。

自己紹介は、相手に自分を知ってもらい、覚えてもらうためにします。

自分がただ一方的に自分の情報を伝えても、それはただの自己満足に過ぎません。

自己紹介の中で最も重要なことは、「相手が知りたいと思っているであろう自分の情報を伝えること」です。

相手が自分のどんな部分に関心があるのかを、自己紹介をしながら探るのです。

もし、あなたの趣味に相手が大きく反応をしたなら、その部分をより詳細に相手に伝えましょう。

そうすることで、相手はあなたのことを覚えやすくなります。

相手との共通点を探そう

自己紹介で最も効果的なのが、相手との共通点があることです。

どんな相手でも、何かしら1つくらいは共通点が見つかるはずです。

相手の反応を見ながらそれを探していきましょう。

もし「お酒が好き」という点で共通していれば、そこから話を掘り下げていって、相手とより親しくなることが出来ますし、話のネタ作りにもなります。

自己紹介をしながら同時に相手からも情報を引き出せれば理想的ですね。

9.自己PRと混合しないようにしよう

よくやってしまいがちな失敗が、自己紹介と自己PRを混合してしまうことです。

自己紹介はあくまでも、自分についての紹介です。

つまりあなたの名前や出身地、年齢や趣味、性格などを大まかに相手に伝え、相手が知りたいと思う自分の情報を教えることです。

一方で自己PRとは、自分のことを相手に対して売り込むことをいいます。

つまり、あなたがこれまでにどんな功績を残して、どんなことに秀でているのかを相手に伝えることです。

自己紹介の時に自己PRをしてしまうと、相手はあなたを「自慢話をよくする人だな」と良くない印象で捉えてしまいます。

例え本当の功績だとしても、自己紹介でそれをつらつらと語ることは嫌味に映ってしまいやすいのです。

自己PRはあとで質問されるから話す必要はない

会社の面接などでない限り、自分の長所や功績を自己紹介の場で一方的に話す必要はありません。

得意なことや長所を短く話す程度は問題ありませんが、それ以上の説明は誤解を招く原因となる恐れがありますので控えましょう。

自己PRとなる部分は、大抵あとで相手側から「きみは〇〇が出来るんだって?」などと質問されることが多いです。

相手に聞かれたら詳しく答えるようにしましょう。

10.マインドマップを書き出してみよう

マインドマップをすることによって、自分の頭の中で考えていることが整理整頓され、分かりやすくなります。

また、そこからさらに新しい発想や考えを思い付くことも可能です。

例えば自己紹介をする上で、自分が一番話したいことが「スキー」だとします。

一枚の紙の中心に「スキー」と書いたら、その周りにスキーに関係するキーワードや出来事をどんどん書き足していきます。

そうすることによって自分の頭の中が整理され、また新しい発想が生まれ、自己紹介の際には「趣味はスキーです」の一言で終わることなく、話を広げていくことが出来ます。

同じ「趣味がスキー」の話をするとしても、「〇月に〇〇で滑るスキーは最高に楽しいですよ」などと、より相手の関心を引くような言葉として伝えることが出来ます。

自分の言葉の引き出しを広げるためにも、マインドマップはとても大切です。

マインドマップとは?

マインドマップは、トニー・ブザンが提唱した「自分の考えを絵で整理する」という表現方法です。

自分が最も重要とする事柄を一枚の紙の中心に絵で書いたら、その周辺にその事柄に関連するキーワードをどんどん書き足していくのです。

そうすることにより、一つの物事を具体的に想像して考えられ、また頭の中で整理することが出来ます。

さらには同じ事柄でも、そこから新しく発想を広げていくことが出来るため、自己紹介以外でも、

自分が今どんな状態なのか、どんなことを求めているのかをしっかりと考えたいという時には、このマインドマップが大いに活用出来ます。

自分の発送の幅を広げていくためにも重要な行動といえます。

11.事前にしっかり準備をしておく

スマートに自己紹介がしたいと思ったら、まずぶっつけ本番は止めましょう。

どんなにアドリブに自信があっても、短い時間の中で相手の関心を引くことはとても難しいです。

特に一対一での自己紹介をする際には、相手の情報をあらかじめある程度調べることが可能なら、

相手の好みや趣味、関心のあることを調べておき、自分の自己紹介に活用してみるのも良いでしょう。

例えば相手の趣味が乗馬で、自分は乗馬の経験がなければ、「最近は乗馬に興味があります。

ぜひやってみたいのですが、自分ではよく分からなくて・・」などと言えば、大抵の人はそこで「そうなんですね。実は私も乗馬が趣味なんです。」と話に乗ってきてくれます。

そうなるとそこから仲を深めることが出来ます。

また、相手の情報がまったく分からない時には、自己紹介の内容の一つひとつを、なるべく簡潔に伝えることに努めましょう。

出来れば「好き」という言葉を「〇〇に狂っている」などと多少大げさな表現を変えることで、相手にそれなりのインパクトを残せます。

相手の反応を見ながら余裕をもって自己紹介をするためにも、事前にしっかりと準備をしておきましょう。

話す内容をスラスラ言えるように何度も練習しておく

あらかじめ自己紹介の内容を自分で決めて何度も練習しておくことで、本番でもスムーズに自己紹介をすることが出来ます。

身だしなみを整え、笑顔でいることも大切ですが、その上スラスラと自己紹介が出来れば、相手からの印象はまず良いものになるでしょう。

自分を大きく見せたい、または優秀に見せたい時にもつっかえることなく堂々と自己紹介をすることが必要不可欠です。

また、あらかじめ自分で話す内容を決めておけば、それについて質問を受けた際にも、問題なく答えることが出来ます。

相手の前では余裕をもった態度でいたい人は、まず自己紹介の練習をしておきましょう。

スマートじゃない自己紹介は?

スマートな自己紹介をするためにはどんなことに気をつければ良いのかについて、ある程度理解出来たかと思います。

それでは、反対にスマートではない自己紹介とはどのようなものなのでしょうか。

身だしなみを整えず、常に無表情な人はまずスマートな自己紹介をするのが困難だと思います。

また、ぶっつけ本番で適当なことを話す人も、聞き手には何が言いたいのか伝わり難いです。

それら以外にも、スマートでなく、聞き手が不快に感じてしまう自己紹介の仕方があります。

長くて聞き手が飽きてしまう

自己紹介が長すぎると、聞き手は話し手のどの部分が一体重要なのかが分かりません。

また、長々と話をされると誰しも飽きてしまうものです。

学生時代、校長先生の話がやたらと長くて飽き飽きしてしまったという経験はありませんか?

もしあなたの自己紹介で聞き手が退屈そうにしていたら、聞き手は恐らく校長先生の長い話を聞いているような気分になっていることでしょう。

重要なのは、伝えたいことをなるべく短い言葉で伝えるということです。

人は自分のことを理解してもらおうと、起こった出来事や自分の考え、価値観を1から10まですべて話そうとします。

しかし伝わるのはほんの一部分のみで、「実際に何があったか」ということだけです。

それに至る過程やその時の当人の心情など、さして興味がないというのが聞き手の本心なのです。

その聞き手の気持ちを考えずに、事の起こりから結末に至るまで、その時の自分の心情や細かな状況までも伝えようとすると、結局はただ時間だけが無駄にかかってしまうことになります。

そして、時間がかかってしまうことで、せっかく大切な情報が話の中に含まれていても、聞き手が聞き逃してしまいます。

日頃からつい話が長くなってしまいがちな人は、自己紹介をする前に、「自分がどんな自己紹介をされたら嫌か」ということについて再度考えましょう。

声が小さくて何を喋っているのわからない

恥ずかしがり屋な人や、猫背気味で顔が俯きがちな人、そして自分に自信がない人は、自己紹介の際にはつい小声でぼそぼそと話してしまうことが多いです。

大勢の前で小声で話しても、まともに周りの人には言いたいことが伝わりませんし、ひそひそ声にかき消されてしまいます。

そして声が聞こえないということは、周りはその人への関心を完全に失くしてしまうということです。

これでは自己紹介の意味がまったくありませんよね。

また、一対一で自己紹介をする時にも、ぼそぼそと小声で何を言っているのか分からないと、最初は聞き返していた相手も、次第に呆れて適当に話を聞き流してしまうことでしょう。

特にビジネスの場においては、はっきりとモノが言えない人は相手から軽視され、手厳しい印象を抱かれてしまいます。

例え「ビジネスで成功したい!」と大きな野心があっても、いざ口からは小声しか出てこなくては、チャンスすらまともに巡ってはこないでしょう。

大きな声を出しすぎない

自己紹介をする時に、緊張のし過ぎや、自分をよく見せようとし過ぎてつい大声になってしまう人がいます。

確かに大勢の前で自己紹介をする際には、ある程度の声量は必要になります。

しかし、あまりに大きすぎる声は耳障りな騒音になってしまいます。

ゆったりと落ち着いた、それでいて一言一句がはっきりと聞き取れる声で話す人の言葉には、誰しもが耳を傾けます。

しかし、大きな声を出し過ぎる人が相手では、誰しもが一歩距離を取り、耳を塞いでしまうかもしれません。

自分の話をしっかりと聞いてもらうためにも、あまり大きな声を出し過ぎないようにしましょう。

笑いをとりにいきすぎている

特に男性に多いのが、自己紹介の際に笑いをとりにいくことです。

もちろん、適度に笑いを入れてくる内容であれば、周りも朗らかにそれを受け入れてくれるでしょう。

しかし、あまりに笑いをとりにいき過ぎると「この人何か必死だなぁ」「べつに面白くもないのに愛想笑いしなければいけない」と周囲の人たちは引いてしまいます。

自分に余裕や自信がない人に多い行動ですが、笑いをとりにいけばいき過ぎるほどに、周囲からは失笑を買ってしまいます。

そして失笑に気付くと、ますますどうすれば良いのか分からなくなって落ち込んでしまうことが多いのです。

自分で空回りをしてしまわないためにも、笑いは適度に抑えましょう。

恥ずかしいからと言ってヘラヘラしない

人は恥ずかしいことや、照れくさいことがあると、ついヘラヘラと笑顔を作ってしまうことがあります。

中には極度の緊張を感じると、無意識に口角が上がってしまう癖を持つ人もいます。

しかし、時と場合によっては、そのヘラヘラ笑いは相手を不快にさせてしまいます。

本人は緊張のし過ぎでついヘラヘラとしてしまっても、相手が「緊張している」と気付かなければ「何だこの人はヘラヘラと人を小馬鹿にして」と怒れてしまうかもしれません。

ヘラヘラとニコニコでは、意味合いも相手に伝わる印象もガラリと変わります。

ニコニコ笑顔は相手に好感を与えますが、ヘラヘラ笑いは不快感を与えることの方が多いのです。

もし、あなたがつい癖でヘラヘラと笑ってしまいそうな時は、いっそにっこりと満面の笑みを作るようにしましょう。

笑顔を作ることで、相手からの不快な印象は和らげることが出来ます。