「トレンド」という言葉を聞くと、アナタならどんなものを思い浮かべますか?

テレビや雑誌、インターネットを見ていると「トレンド」という言葉をよく見聞きしますよね。

「トレンド」という言葉が使われてるシーンやニュアンス的になんとなく意味は理解できますが「具体的に」と言われるとちょっと説明ができないという人も多いことでしょう。

ですが、ちゃんと「トレンド」という言葉を理解して使う場面によって使い分けることができるようになると色んな目線で物事を見られるようになってもっと生活が楽しくなるし、周りの人たちからも一目置かれるようになりますよ!

今回は、そんな「トレンド」とは何なのか、使うシーン別にご紹介していきたいと思います!

トレンドとは

ファッション業界、インターネット業界、経済界などでよく使われる「トレンド」という言葉。

今や使われる業界によって色々な意味を持つ言葉なので、ひと言で説明したり言い表したりするのがとても難しい言葉です。

でも、ひと昔前までは一般人にとってトレンドという言葉はあまり馴染みがなかったものですが、いつから当然のように耳にするようになってきたのか気になりますよね。

ここでは「トレンド」とい言葉のもともとの意味や、出始めた時期についてお伝えしていきたいと思います。

元々は傾向の意味

「トレンド」という言葉の元々の意味は「傾向」でした。

「流行」の上位概念で使われることも多く、「今年はコレが流行っている」という言葉がやすっぽく感じてしまう人でも「今年のトレンドです」と言われるとついつい納得してしまう人も多いのではないでしょうか。

また、経済界では「トレンド」という言葉が傾向という意味で使われています。

バブル期に出始めた言葉

今から30年ほど前の1980年代後半から1990年代前半にかけて、とても日本経済が潤った時期を「バブル期」と呼びますが、その時期に「トレンド」という言葉は出始めたと言われています。

当時、人気があった俳優やドラマを「トレンディー俳優」「トレンディードラマ」と呼ばれていたのは一部の人には懐かしいものですよね。

トレンディー俳優御三家と呼ばれた吉田栄作さん、織田裕二さん、加勢大周さんが人気を博し、「男女7人夏物語と秋物語」「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」などのトレンディドラマを若者が毎週夢中になって見ていたものです。

バブル期の男女が憧れるようなファッションや生活っぷりを体現、反映したようなトレンディ俳優やドラマは当時の多くの人に影響を与えました。

また、バブル期の一部の人は暮らしっぷりも豪快で「徒歩圏でも移動はタクシー。

当然お釣りは受けとらない」「毎日後輩と飲み歩き、全部おごる」という、現代では考えられない羽振りのよさを発揮している人もいました。

「なんでそんなことを…」と思うかもしれませんが「そういうことをするとカッコイイ」というトレンドがあったのです。

現代の若い人たちからすると「今のトレンドとはだいぶかけ離れてるな…」と思うことでしょうが、当時はコレが流行最先端でみんながトレンディ俳優に憧れ、トレンディドラマを輝く目で見て、さらに一部の人は豪快な生活をしていたのですよ。

最近よく耳にするようになった

先ほどもお伝えしたとおり、「トレンド」という言葉はバブル期から出始めた言葉です。

今から30年前からあった言葉なのですが、最近特に耳にするようになったことかと思います。

なぜ急に最近また「トレンド」という言葉を耳にするようになったのか気になりますよね。

その理由は、現代なりの理由があったのです。

SNSやスマホ、パソコンの普及が原因


現在はパソコンはもちろん、手軽に触れるスマホが普及し、誰でもインターネットに触れることができるようになりましたよね。

最近では大人だけでなく、幼い子供までスマホやパソコン、タブレットなどを触り、使いこなせるようになっていますよね。

以前まではパソコンがないとインターネットが出来なかったし、誰でもパソコンを持っているわけではなかったので、決して手軽とは言えませんでした。

その後、携帯電話からでもネットが接続できるようになりましたが、制限が多い上にデータ通信料が恐ろしいことになる「パケ死」の状態になる人もいたのではないでしょうか?

現在では毎月定額支払えば安定してネットが使える家庭用のWi-Fiが普及したり、限りなくパソコンに近い性能を持つスマホが普及したりでとても快適にインターネットに触れあうことができるようになりました。

また、それに伴い「SNS」を始める人がとても増えました。

「SNS」とは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」のことで、インターネットを介して人と触れ合うことができるものです。

日本でのSNSのはしりはmixiやGREEなどですよね。

当時はSNSの仕組みに驚き、興味を持ち、ずっとSNSにログインしっぱなしだった人もたくさんいたことでしょう。

その後はFacebookやTwitter、インスタグラムなど、どんどんSNSが増えていき、今はほとんどの人が何かしらのSNSをやっています。

そのため、多くの人がいわゆる「トレンド」に触れる機会が多くなりました。

SNSから誰からか発信された情報をキャッチし、すぐに新鮮な情報や今後の流行るものなどの最先端のトレンドを仕入れることが出来るようになったのです。

現代では、情報やトレンドはテレビよりもインターネットやSNSから仕入れるという人もとても多くなりました。

トレンドは使う場面によって意味が異なる

「トレンド」という言葉はあらゆるところに溢れていますよね。

ですが、トレンドという言葉が持つ意味は場面によって意味が異なるのはご存知でしょうか?

あらゆるシーンで使われてはいますが、ファッション、インターネット業界(特にTwitter)、経済界で使われることが多いです。

特に若い人なら、ファッションとインターネットの前者2つでトレンドという言葉をよく見聞きするのではないでしょうか?

ここでは、それぞれの業界で言われている「トレンド」についての意味をご説明していきたいと思います!

ファッション

ファッションといえば、全女性にとっては永遠に興味があることですよね(^^)

ファッションに特に興味がない人でもとりあえずは今年の流行が気になるという人が多いはずです。

服は毎日身につけるものなので「今年のトレンドカラーは○○です」「今のトレンドは○○のような着こなしです」など、ファッション関連でもよく「トレンド」という言葉を耳にしますよね。

若い女性やオシャレが好きな人にとっては聞きなれた言葉ですよね。

使われかた的に、なんとなく言わんとしていることは伝わってきますが、ファッションにおける「トレンド」とはどのような意味で使われて居るのでしょうか?

これから流行りそうなもののこと

ファッションにおける「トレンド」は、「これから流行りそうなもの」を意味していることがほとんどです。

よく春の段階で「この夏のトレンドは○○!」「今年の水着のトレンドは○○」とテレビや雑誌で騒がれているのを見かけることがあると思います。

まだ肌寒くて夏のことなんて考えられないのに、もうすでに夏の流行りが何者かによって決められていることがありますよね(^^;

ですが、早い段階で見聞きしつづけることで、私たち消費者が実際に夏に向けて本格的にファッションを選ぶときには「今年は確かコレなんだよね」「この夏はコレが流行るのよね」と参考にすることができます。

オシャレに敏感な人ならトレンドは誰よりも押さえているはずです。

流行る半年ぐらい前から出始める

ファッションにおける「トレンド」は、かなり早めに先取りして決まっていることが多く、流行る半年ぐらい前から出始めます。

夏に流行りそうなものは寒さピークの年始には決まっており、ファッション業界はそれに向けて動いています。

そのときまさに流行っているものはもうファッション業界では「仕上がっているもの」「過去のもの」であり、業界の人は常に半年先を見ています。

よくファッションモデルの仕事の話で「真冬の海で水着を着て撮影した」「真夏の炎天下で冬服の撮影があった」など季節を先取りした仕事をしているなんてことをよく聞きますよね。

読者たちがトレンドの先取りをして雑誌を参考にできるのは、モデルさんはプロ根性のおかげであることがわかりますね(^^;

季節によって毎回トレンドは違う


ファッションにおけるトレンドは、季節によって毎回異なるのが特徴的です。

春はパステルカラーでふんわりとしたデザインのもの、夏は涼しげなデザインのもの、秋は落ち着いた色味でどこかアンニュイなデザインのもの、冬は暖かみのあるデザインのものなど、四季に合わせてトレンドは移り変わっていくのです。

春と秋はちょっと気候が似ている(肌寒い、過ごしやすいけど気温が中途半端)ところがあるので、何となく秋に春物を着てみたりする人もいるかもしれませんが「何か違う」と感じますよね。

春にはトレンドと言われていたものかもしれませんが、秋には秋のトレンドがあるので、そこが「違う」と感じさせるポイントなのです。

同じ年でも季節によってトレンドは変わっていくので、油断せずによく注目しておくようにしましょう。

対象は髪型や服装、小物等

ファッションにおけるトレンドの対象となるのは服装だけでなく、髪型や小物なども含まれます。

一番わかりやすいトレンドは服装ですよね。

服の形が大きく変わるわけではないのだけど、カラーであったり柄であったりが毎年トレンドのものになっているなんてことがよくあります。

ほかにはヘアカラーだと、ザッと言うと春や夏は明るいヘアカラー、秋や冬は落ち着いたヘアカラーがトレンドになりやすいです。

厳密に言うと春と夏、秋と冬でもトレンドのヘアカラーは異なるので、毎年季節の変わり目にはトレンドに注目する必要があります。

また、ファッション小物にもトレンドはあります。

バッグや靴はもちろん、バッグにつけるチャームやストッキングの柄などちょっとしたところにもトレンドはあります。

一時期、ファーのアイテムがトレンドになった時期は付け襟を始め、ブーツや靴、バッグのチャームなど多くのファッションアイテムがファーをあしらったもの一色になったことがありました。

都会を歩くトレンドに敏感な女性は、何かしらのファーアイテムを持っていたり身に付けていたりするのを見かけたものです。

「今年は流行りのものがほしい!」と思ったら、事前に雑誌などでよくトレンドのおさらいをしておきましょうね。

ちなみにこれからのトレンドは…

ちなみにこれからのトレンドですが、知っておきたいキーワードは「ベイクドカラー」というものです。

ベイクドカラーとは、パステルカラーなどとは真逆の色味のことで、いい意味でくすんだような落ち着いた色味のことを言います。

マットな感じでもあるので、「原色の服を着るのはちょっと…」「パステルカラーなんでキャラでもないし」と思っている人にとってはありがたいファッションカラーなのです。

ほかには、「大ぶりのアクセサリー」や「キラキラのアクセサリー」がとても注目されています。

ちょっと前から大ぶりのアクセサリーは流行っていましたが、引き続きトレンドです。

存在感のある大ぶりのアクセサリーはコーデのいいアクセントになります。

また、キラキラのアクセサリーもこれからのトレンドとして要チェックです。

女性は昔からキラキラしたものが好きなイメージがありますが、それは今も変わりません。

どうせなら、大ぶりでキラキラしたアクセサリーを身につけて、トレンドをダブルで身に付けるのもアリです。

2018年の秋冬はベイクドカラーの服や大ぶりまたはキラキラのアクセサリーを使いこなして、楽しくトレンドを取り入れちゃいましょう!

ファッション業界が仕掛け人

ファッションにおけるトレンド、いったい誰が作っているのか…考えたことはありますか?

お察しのとおり、ファッションのトレンドはファッション業界が仕掛人になっています。

ちょっとイヤらしい話をすると、ファッションブランドが「今年はこういうものを流行らせたい、売りたい(トレンドにしたい)」というものをメディア側に伝えて広告料を支払ってテレビや雑誌で宣伝してもらい、一般の消費者に伝えます。

それによって消費者たちは「コレが流行るのか!」「ファッションの流行に乗り遅れたくない!」という思って、こぞってそのトレンドに乗っかるわけです。

ファッション業界の思惑どおりになってしまっているのがちょっと気に障りますが、トレンドから外れたファッションが周りから「時代遅れ」「ダサい」なんて思われるのはもっとイヤですよね…

無理に作られたトレンドだとしてもそれが世の中の流れですし、なかには本当に自分の好みにマッチしたものがトレンドになることもあるので、トレンドは常に注目しておくの吉ですよ!