床に座るとき、女性がしてしまいがちなのが女の子座りです。

見た目が可愛らしく見えるので、男ウケを狙って女の子座りをする人もいるのでは?

また、床に座るときは女の子座りが1番楽!という人もいるのではないでしょうか。

意識的にでも、無意識にでも、女性なら1度は女の子座りをしたことがあるはずです。

しかし…実は「女の子座りは控えたほうが良い」のをご存知ですか?

女の子座りは可愛く見えるものの、そこには女子にとって嬉しくない影響がたくさん!

習慣にしていると、スタイルや体質に悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

そこで今回は、『女の子座りを控えたほうが良い7個の理由』をご紹介します。

可愛いけど気を付けたほうがいい理由とは果たして…?

女の子座りを頻繁にするという人は、ぜひチェックしてくださいね!

女の子座りとは?

その姿が愛らしく、可愛らしい女の子に見える座り方の“女の子座り”。

女子なら、名称は知らなくても、一度はこの座り方をしたことがあるはずです。

床に座るときの座り方には、女の子座りの他にも正座やあぐらなどもありますよね。

ただ、正座は足がしびれるなどのデメリットがあります。

また、あぐらは楽だけどスカートでは下着が見えるのが気になること、大股を開くのが男っぽいことなど、女の子が人前でする姿勢としては見栄えがよくありません。

韓国などでは片膝を立てる立膝で座る様子もよく見られますが、これも日本ではNGマナーです。

和服文化のある日本では、正座が最も礼儀正しい座り方。

立膝で座るのは「行儀が悪い」と言われる座り方になってしまいます。

そんな中で、女子にとって便利な座り方とされるのが、女の子座りです。

座り方には2通りあり、どちらも、主に床に直接座るときの座り方です。

女の子座りのパターン1:両足の間にお尻を落として座る

女の子座りと呼ばれる座り方で、多くの人がイメージするのが“両足の間におしりを落として座る”座り方ではないでしょうか。

正座を崩したような座り方で、真上から見ると足がローマ字のMのような形になるものです。

普通床に正座をするときは、折りたたんだ両足を揃えて座りますよね。

膝は突き合わせ、左右のかかとも揃った状態。

おしりはちょうど、かかとの上に乗るのが正座のスタイルです。

女の子座りはこの正座の状態から、かかとを左右外側にずらすように広げ、おしりをペタっと床につけて座る方法です。

この女の子座りは股関節の柔らかい子供や、女性がとりやすい姿勢で、男性では「痛くてできない」という人が多いようですね。

この座り方が女の子座りと呼ばれるのは、女性がよく行う座り方であること、それが女の子らしく、可愛らしく見えることなどからでしょう。

ただ、この座り方にはいくつかの別名称があります。

もしかしたら、女の子座りよりも他の名称のほうが、ピンと来る人もいるかもしれませんね。

別名称がたくさんある女の子座り

両足の間にお尻を落として座るスタイルには、“女の子座り”という名称以外の呼び名もあります。

ひとつは、『ペタン座り』です。

床にお尻をペタっとつけて座ること、全体的に床にペタンと座っているように見えることからペタン座りと呼ばれており、もっとも座り方のイメージがつきやすい名称ですよね。

これを、『ぺたんこ座り』と呼ぶ人もいるようです。

続いては、『アヒル座り』です。

これは、アヒルが座っているときに足がぴょこんと左右後方に出ていたりする姿と似ていることから、アヒルを連想させてこの呼び名がついたようです。

女の子座りを後ろから見た姿がとくに、アヒルっぽく見えますよね。

そして3つ目は、『とんび座り』です。

とんびが羽を広げた形を連想させることからついた名称で、『鷹座り』と呼ばれることもあります。

さらに、正座の足を割ったような形になることから、『割座』と呼ばれることもあります。

両足の間にお尻を落として座る女の子座りは、さまざまなものを連想させるようですね!

女の子座りのパターン2:どちらかの坐骨に重心をかけて座る

女の子座りは一般的に、先にご紹介した“両足の間にお尻を落として座るスタイル”のことを指している場合が多いようですが、女の子座りにはもうひとつのパターンがあります。

それが、“どちらかの坐骨に重心をかけて座る”座り方です。

ペタン座りは両足を左右に広げる座り方ですが、この場合は両足が同じ方向になります。

正座の状態から片側に足を崩すように横にずらすので、『横座り』と呼ばれることもあります。

ペタン座りが幼い女の子を連想させるとしたら、横座りはセクシーな大人の女性を連想させる座り方かもしれませんね。

重心が片方に偏ってしまうので、骨盤や股関節のゆがみを引き起こす良くない座り方とも言われています。

女の子座りできない人もいる?

さて、2パターンの座り方と、さまざまな名称がつけられている女の子座りですが…実はこの座り方は、誰もができるわけではありません。

お話ししたように、女の子座りは股関節の柔らかい子供や女性がとりやすい姿勢であり、股関節が硬い人は痛みを感じる座り方です。

女の子座りには股関節の可動域が関係しているようで、股関節が硬い人、膝や足首の関節が硬い人は痛くて座っていられません。

他にも、骨の位置や角度、筋肉の質など、女の子座りができない人もいるのです。

とくに、男性や欧米人には、女の子座りができない人が多いようです。

男性は出来ない人が多い

男性に女の子座りができない人が多いのは、女性との骨格の違いがあるからです。

とくに骨盤。

女の子座りは骨盤を開く座り方になるので、骨盤が横に広くなっている女性は座りやすいのです。

女性の骨盤は、妊娠した時のために横に大きく作られています。

それは骨盤で子宮を支えるためで、男性の骨格との大きな違いです。

男性にとっては骨格的に、女の子座りは座りづらい座り方。

だからこそ“女の子座り”と呼ばれてもいるのでしょう。

欧米人は女の子座りができない

骨格の違いで女の子座りができない男性がいる一方、女性でも欧米人は、女の子座りができない人が多いようです。

それは椅子に座る文化があるからで、畳の上で生活してきた日本人との違いとなっています。

そもそも人の股関節は、外側に動くように作られているそうです。

ですから、欧米人が床に座る場合はあぐらが自然なスタイル。

女の子座りができるのは床に座る生活に慣れている日本人女性ならではの座り方なのです。

女の子座りを控えたほうが良い7個の理由!

日本人女子特有の座り方でもある女の子座り。

体が柔らかくないとできない姿勢なので、女子の特権のようにも思えますよね。

でも、女の子座りをすることで、体にはさまざまな悪影響があります。

可愛く見えることを狙って女の子座りを続けていると、本来の女の子らしさを失う原因にもなってしまうかも!?

女の子だからできる女の子座りですが、女の子だからこそ控えたほうが良い座り方とも言えるのです。

ここからご紹介していく『女の子座りを控えたほうが良い7個の理由』を読めば、女の子座りが体に与える悪影響がどんなものか分かります。

女の子座りが体にどんな影響を及ぼすかを知って、自分の座り方を今一度見直していきましょう。

1.下半身太りの原因に


女の子座りを控えたほうが良い理由のひとつに、『下半身太りの原因に』なることが挙げられます。

下半身太りとは、いわゆる“洋ナシ体型”といわれるもので、お尻や太ももに脂肪がついて大きくなった体型のことです。

腰回りがやたらと大きいのは、お世辞にもスタイルが良いとは言えませんよね。

女性なら、誰もがお尻や太もも太りを気にしているはずです。

洋ナシ体型になってしまう主な理由は、太ももやお尻につくセルライトです。

セルライトは皮下脂肪組織が肥大化したもので、とくに太ももやお尻にできるセルライトは落としにくいと言われています。

そして、下半身にセルライトができてしまう原因の一つに、姿勢が挙げられるのです。

体の歪みを招く“姿勢”には、足を組んで座ることや荷物を右手(または左手)だけに持つ癖があるなどが挙げられますが、女の子座りもそのひとつです。

自宅などで女の子座りをするのが習慣になっている人は、下半身太りになりやすいので注意が必要です。

女の子座りが招く下半身太り

女の子座りをすると、体の歪みの中でも、とくに股関節や骨盤が歪みやすくなります。

体が歪むと、“血液やリンパの流れが悪くなる”、“内臓の位置がずれ、内臓機能が低下する”などの不具合が起き始めます。

下半身太りも、歪みによって引き起こされる不具合のひとつと言っていいでしょう。

下半身太りを招くセルライトの正体は皮下脂肪なわけですが、皮下脂肪が溜まりやすいのには冷え性などが原因のひとつになっています。

また、老廃物が適切に排出されず、体に溜まってしまうことも原因です。

そして、冷え性になってしまうことや、老廃物が溜まる原因となるのが、血液やリンパの流れが悪くなることなのです。

その状態を招く原因のひとつが、女の子座りにあるということですね。

セルライトができると、さらに血流やリンパの流れは悪くなります。

体の歪みが血流やリンパの流れを悪くしてセルライトの原因になり、セルライトがさらなるめぐりの悪さを招く…。

もう悪循環としか言いようがありません。

セルライトが大きくなれば、食事制限や運動だけでは落とすのが難しくなるので厄介です。

ですから、セルライトを作らない生活習慣にすることが一番!

そのためにも、下半身太りの原因のひとつ、女の子座りは控えたほうがいいのです。

体の歪みが下半身の筋肉を増大させていることもある

女の子座りなどで体が歪むと、浮き指になりやすいと言われています。

浮き指とは、立ったり歩いたりするときに、足指が浮いている状態のことです。

この状態ではしっかりと踏ん張ることができず、余計な箇所に力が入ってしまいます。

余計な箇所…。

それこそが、太ももやお尻です。

通常なら足裏とひざ下だけで体重を支えられるのですが、浮き指なために身体を支えることができず、太ももやお尻にも力が入ります。

そうすることで筋肉が発達し、下半身はどんどん太くなってしまうのです。

女の子座りは、それだけ体にとって不自然で、無理な座り方になっているということです。

引き起こされる歪みは下半身太りだけではなくさまざまな不具合を起こすので、スタイルのためにも健康のためにも、控えたほうがいい座り方と言えるのです。

そして、次にご紹介する、女の子座りによって“骨盤が開く”ことも、下半身太りの原因のひとつになっています。

2.骨盤が開く


女の子座りをすると『骨盤が開く』ことも、控えたほうが良い理由です。

骨盤の開きも、体の歪みのひとつ。

女性にとって、百害あって一利なしと言えます。

女性は出産や加齢などで骨盤が開くことがありますが、女の子座りなどに挙げられる姿勢の悪さも骨盤を開かせる原因です。

こうして骨盤が開いてしまうと、まず“太りやすくなる”ことが害のひとつ。

また、腰痛の原因になったり、生理不順を引き起こしたりすることもあるのが骨盤の開きなのです。

骨盤が開くのは、坐骨の間が開いてしまうことが原因になっているそうです。

坐骨とはお尻の後方部にあり、骨盤を組み立てる骨。

ここが外側に開くと骨盤も外側へ、逆にウエストにある腸骨は閉じてしまうそうです。

さらに、骨盤中央にある仙骨は前に傾き…骨盤全体が歪んでしまうのです。

この歪みによって、大幹であるインナーマッスルが機能しなくなると言います。

それが、腰痛や生理不順、太る原因となってしまうわけですね。

骨盤が歪むと太りやすい体になる

女の子座りは、体にとって負担がかかる姿勢だということは先にもご説明しましたよね。

片側に重心が偏ることでバランスが悪くなったり、ペタン座りなどで股関節がねじれ、骨盤の開き、歪みに繋がったりします。

こうした歪みで太りやすくなるのは、血流が悪くなることや内臓機能が落ちることが原因です。

さらに、歪みによって機能しなくなったインナーマッスルも関わっているそうです。

インナーマッスルが機能しないと、表面の筋肉が緊張して硬くなり、そのために血流を悪くさせてしまうそう。

また、インナーマッスルの機能低下は、内臓機能の低下も招いてしまうと言います。

太りにくい体作りに必要とされる“基礎代謝”は、ほとんどが内臓機能によるもの。

内臓が機能低下を起こせば、痩せにくい体になってしまうのです。

女の子座りなどにより骨盤が歪むことで、インナーマッスルが機能しなくなること。

それによって外側の筋肉に負担がかかることや内臓機能を低下させること。

こうして引き起こされる体への悪影響は、まさにダイエットの大敵となっているのです。