長い人生を生きていると様々な節目節目でお祝いの場を経験することになるはずです。

それが自分が主役になることもあれば、他人が主役になることもあると思いますが、いずれにしてもお祝いの場においてはある程度マナーが存在しています。

考えてみれば非常に多くのマナーがありますが、その中でも特に大切なのがお祝いを送る、もしくはお返しを贈る上でのマナーです。

お祝い事があれば、当然お祝いの主役に対してお祝いの品をプレゼントしたりすることがあります。

そして、その逆に自分が主役であれば、周りの人からお祝いの品をもらうようになりますが、ただ受け取る、もらうだけではマナー違反になってしまいます。

そこで、今回はお祝いの品に関するマナーとして半返しをテーマにして、半返しの意味や半返しの際の注意点についてご紹介していきます。

半返しとはどういう意味なのか、どのような行動を意味するのか、この機会に半返しについて知り、半返しをマスターしてみましょう。

お返しを贈るときに気をつけたいこと!皆さんはどの様にお返しをしていますか?

これまでの人生で、周りの人からお祝いの品をもらったりした経験がある方は多いと思います。

例えば自分の誕生日などで、周りの人からプレゼントをもらったりした経験がある人はほとんどだと思います。

周りの人から何かをもらうということはそのプレゼント自体も嬉しいものですが、それ以上に自分のことを祝ってくれているということ自体が幸せなことですよね。

しかしながらそれは決して当たり前のことではありません。

強制されて祝っているというわけではなく、自然と心から相手に対してお祝いをしたいという気持ちがあってこそのプレゼントだと言えます。

なので、プレゼントをもらうということは決して当たり前のことではなく自分のことを思って行動してくれているということを理解しておかなければいけません。

だからこそプレゼントをもらうのであれば、それと同時に相手に対してマナーを尽くさなければいけないということになります。

具体的にはプレゼントをもらったのであればいつか相手に対しても、その気持ちを返さないといけないということです。

例えば、相手の誕生日にはお返しでこちらもプレゼントを渡したりすることなどが該当します。

このように、相手からもらったものはきちんと返し、逆にこちらが与えることで、相手もこちらに返してくれるようになり、良い関係性が自然と築けるようになります。

長い人生を歩んでいくうえで、相手に対するマナーや礼儀などはとても重要です。

知らず知らずのうちに、相手に対するマナーをおろそかにしてしまわないように、改めて適切な対応を身に着けましょう。

お返しを贈るときとはどんなとき?

半返しという言葉をご紹介する前に、そもそもお返しを相手に対して送る時はどのような時があるのか把握できていますか?

どのような場面で相手に対してお返しをしなければいけないのかを理解しているのと、理解していないのとでは対応に差が出る可能性があります。

なぜならば、知らないと相手に対してお返しをしなければいけない場面をスルーしてしまう可能性があるからです。

それは相手に対して大きな失礼に当たりますし、良い関係性を築くチャンスを失ってしまっていることに等しいといえます。

では、具体的にどのような場面がお返しを送るのに該当しているのか、改めてご紹介していきます。

お祝いごと


まずはじめにご紹介するお返しを送る時の場面として「お祝いごと」が挙げられます。

日常生活を過ごしていると、様々なお祝い事の場に出くわしたりすることがあります。

例えば基本的なお祝いごとを考えてみると、結婚式などが該当していると考えられます。

結婚式では主役の男女に対して参列する人間がお祝いの祝儀を渡したりすることが一般的ですよね。

これは、言い換えてみればお祝いごとでの相手に対する贈り物です。

そして、このお祝いに対して内祝いを贈ったりすることになりますが、これこそがお返しの場面に該当しているといえます。

結婚式に参列したことがある方ならばわかると思いますが、大体の場合結婚式に参列した後には数日後に内祝いが贈られます。

内祝いとは、お祝いに対するお礼のことですが、カタログギフトやお菓子などが届いた経験がある人も多いと思います。

なので、結婚式などのお祝い事はお返しを贈る場面に該当しているといえます。

暑中見舞い

次にご紹介するお返しを送る時の場面として「暑中見舞い」が挙げられます。

暑中見舞いとは何かと言いますと、暑中に知人などの安否を尋ねるために家を訪問したり手紙を出すことを意味しています。

そして、暑中見舞いに対してお礼として何らかの品物を送ったりするようなことがよくあります。

なので暑中見舞いも相手に対してお返しを送る際の場面の一つとして考えられています。

基本的には様々なものを送ったりしますが、多いのはやはり暑い夏をかき消すための飲料水やお酒などが多くなっています。

残暑見舞い

次にご紹介するお返しを送る時の場面として「残暑見舞い」が挙げられます。

残暑見舞いとは暑中見舞いとかなり似ていますが、立秋以降に人を見舞ったり、手紙を出すことなどを意味している言葉です。

残暑見舞いに関しても暑中見舞いと同じように最終的に相手に対してお礼であったりお返しをしたりすることがあります。

なので、相手に対してお返し送るときの基本的な場面の一つとして数えられています。

プレゼント

次にご紹介するお返しを送る時の場面として「プレゼント」が挙げられます。

形式的な場面以外でも、様々な兼ね合いで相手からプレゼントをもらったりするようなことは必ずあるはずです。

例えば妊娠したお祝いにプレゼントをもらったりすることもあるでしょうし、それ以外にも何らかのお祝い事があった時も同様です。

このように相手から何かしらのプレゼントをもらったときもお返し送る時の一つの場面として考えられています。

プレゼントをもらえば相手に対してお返しをするのも当然であり、これも良い関係性を築く上で大切なひとつの要因であると考えられます。

「半返し」とはどういうもの?


ここまではお返しを送る時の場についていくつかご紹介していきました。

ある程度お返し送る時の場面について理解いただけたところで、ここからは半返しがどういうものなのかということについて触れていきます。

半返しという言葉をこれまでに聞いたことがない、もしくは正しい意味を把握していないという方も多いはずです。

しかしながら、半返しはお礼に関するマナーの中でも一般的なものであり、知っておかないといけない常識でもあります。

特に、それなりの年齢になって半返しのマナーを知らないと悪い印象につながってしまいますので、非常に危険です。

では、半返しとはどのような行いなのか、改めてご紹介していきます。

意味

そもそも半返しとはどのような意味があるのかと言うと「祝儀などで受け取った金品の半額程度の金品をお礼として返すこと」を意味しています。

例えば結婚式などを想像してみてください。

結婚式に関しては結婚する主役の男女に対して参加者が祝儀を持っていくことが一般的ですよね。

一般的な金額としては、3万円を包んで結婚式に参加するのが常識であり、結婚する男女はこれを様々な費用に充てたりすることが多いです。

しかしながら、これをそのままもらい、何もお返しをしないということは相手に対する失礼に当たってしまいます。

もちろん、自分の結婚式に参加してくれた人の結婚式に参加するのもお礼になるのかもしれませんが、それとは別でお返しが必要であると考えられます。

しかしながら、そのままお返しをするのは一般的なマナーではありませんし、それではもらった意味もあまりなくなってしまいます。

なので、もらったものの半額程度のものをお返しとして相手に返すということが半返しという言葉の意味につながっています。

これが半返しのマナーであり、相手に対する配慮の一つとして考えられています。

半返しをすることがほとんど?

全ての人が絶対に行っているというわけではありませんが、今の時代では大体の方が半返しを行っているといえます。

なぜならば先ほどもご紹介してように、お祝いの物をもらったりする上で、お返しをするというのは一般的なマナーとして考えられているからです。

基本的にもらいっぱなしということはなく、何かをもらうのであれば必ずそれに対するお返しをしたりすることが必要になります。

もちろんそれを考えで相手に対してプレゼントを送っているというわけではありませんが、それでもお返しが何もないのはマナー違反と捉えられる可能性もあります。

なので、プレゼントをもらうのであればそれに対するお返しを送るのも当然のマナーという意識を持つようにしてください。

もらいっぱなしで相手に対するお返しをしないのであれば、マナーがなっていないと思われたり、相手からお祝いをしてもらえなくなる可能性もあります。

自分の行いはすべて自分に対して帰ってくるようになりますので、常に相手のことを思って行動するべきだといえます。

なぜ半返しをするのか?

半返しについて考えた時に、そもそもなぜ半返しなのかと不思議に思ったりする人も多いと思います。

人によっては同額とまではいかないにしても、それなりのものをお返しにしなければいけないのでは?と感じる人も多いはずです。

しかし、もらったものと同じ金額のものをお返しにするということはマナー違反として捉えられる可能性もあります。

重ねてお伝えしますが相手に対して贈り物をもらったりした場合のお返しは、やはりもらった金品の半額程度になる品物ということが基本的な考え方です。

なぜこの考え方が基本的な考え方になるのかと言うと、この考え方自体が礼儀に伴った考え方をしているからだと言います。

どういうことかと言いますと、もしももらった金品と同じような金額のものをお返しにすると、相手はどのような気持ちになるのでしょうか。

もちろん嬉しい気持ちを持つかもしれませんが、それと同時に同じ金額のものをお返しに使って大丈夫なのか心配になる人も多いはずです。

また、お祝いをもらったりする相手は場合によっては自分よりも上の立場の人間や年上の人間であったりすることもよくあります。

その点を踏まえて考えてみると、自分よりも年下の人間から同じ額のお返しをもらったりすることは、逆に失礼に該当する可能性があります。

例えば職場の上司や先輩などに対してはお返しをする時は1/3から半額程度までと決められています。

下のものには厚く、上のものには控えめにということが一般的であり、同額のものを返すとすれば目下の立場の人間に対してのみです。

なので、半返しをするにしても相手と自分の関係性を良く考慮した上で考えなければいけないということが重要だといえます。

「半返し」の3個のマナー!どういう事に気をつければ良い?

半返しに関する基礎的な知識をご紹介していきましたが、ここからは半返しをする際のマナーについて詳しくご紹介していきます。

何らかのお祝いをもらい、それに対するお返しをする際には様々なことに気をつけておかなければいけません。

なぜならば、注意事項を把握していないと相手に対して失礼に該当してしまう可能性があるからです。

せっかくお返しをするのであればやはり相手に気持ちよく受け取ってもらいたいですし、相手に喜んでもらいたいですよね。

なので、最低限お返しをする際に気を付けておかなければいけないことをまとめてご紹介していきますので、参考にしてください。

1.間違ったものを贈っていないか

半返しをする際に重要なマナーとして「間違ったものを贈っていないか」ということが挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、相手に対してお返しを送る時にそのお返しが本当に相手に対してあったものを選んでいるかどうかということです。

とても基本的な部分になりますが、相手に対してお礼の品を渡す際にはやはり相手が受け取って嬉しいものを送る必要性があります。

例えば、相手が甘いものが苦手なのに、相手に対して甘いものなどを贈ったりするのはあまり喜ばれませんよね。

また、それなりの年齢の相手に対して若い人が好みそうなものなどを贈ったとしても、あまり喜ばれません。

相手の年齢や相手の趣向などを考慮したうえで、何が喜ばれるのかということを考えて送るものを決めなければいけません。

間違ったものを送ってしまうと、せっかく送ったのに関係が悪化してしまう原因にもなりかねませんので、注意してください。

2.「全返し」になっていないか

次にご紹介する半返しをする際に重要なマナーとして「全返しになっていないか」ということが挙げられます。

相手に対してお礼を送る際には半返しにするのがマナーであるとこ紹介しました。

つまり相手に対するお返しが半返し以上になってしまっていては相手に対して失礼になってしまうということです。

これは先ほどもお伝えした通りですが、もともと一番最初にお祝いをもらった場合、その金額以上のものを送り返してしまうと、相手に対して失礼にあたります。

相手も困ってしまいますし、せっかくお祝いをしたのに、それ以上のものを受け取ると遠慮してしまいます。

また、年齢が上の人に対してこのような行動を行ってしまうと、目下のものが目上の者に対して失礼な行動を行っているととらえられます。

なので、必ず半返しという言葉通り、もらったものの半額程度の金額を考えて品物を選ぶようにしてください。

基本的には半額程度、場合によっては1/3程度でも特に問題はないとされていますので、その金額を考えたうえで選択しましょう。