今回は「太鼓持ち」に関しての話題です。

太鼓持ちに当たるのかどうかは分かりませんが、最近やけに「わざとらしい」演技をするのが目につく番組が多いと思いませんか?

その中の代表的な番組が、いわゆる食レポに関してです。

人気のタレントさんやレポーターが、どこかの観光地に出かけて行って、ご当地の食材を使った自慢の郷土料理をレポートする番組に多いのです。

観光地のレストランに突撃取材をする企画もあります。

カメラの撮影の許可を現地で取ってから、おもむろにレストラン内部に侵入して、その店のオーナーを取材してから得意料理をいただくという流れです。

まあ本当に行き当たりばったりで交渉することもあろうかとは思いますが、どの店でも自慢の料理を用意して、タレントさんやレポータが食べるという内容です。

ここまでは、まあ納得するのですが、気になるのは食べた後のレポートのことです。

食レポ番組なら、食べた時の感想を上手く表現しながら解説しますが、どなたも一口食べたところですぐに「美味し~い」と叫ぶことです。

口に入れたとたんに「美味し~い」と判断できるのでしょうか?

せめて2~3回噛んで、舌で味を確認してから「美味し~い!」となるのではないでしょうか?

それと、自分の口に合わない味もあるはずです。

もっと濃い味と思っていたのに、やけに味が薄いとか甘すぎるとか、これは違うと思う人がいても当然だと思います。

「この味はちょっとマズいですね」などと正直に言う人がいてもおかしくないと思うのですが、スポンサーを気遣ってかみんな一様に「美味し~い」を連発するのです。

これもある意味ではスポンサーの太鼓持ちだと思うのですが。

順番に食べていくときに、「もうすぐ、美味し~いと言うぞ」と思っていると、馬鹿の一つ覚えのように言うのです。

かっての青汁の宣伝のように「まず~い」などと顔をゆがめて叫んでもいいと思いますが。

レポーターの中には「美味し~い」と言わずに、独特のハーブの香りや味を説明した人がいましたが、印象的でした。

笑い話ですが、ゴルフのコンペで部長の太鼓持ちが参加したのでした。

部長のゴルフウェアや道具について、「今日のスタイルは爽やかで目立ちます。

それに持っておられるゴルフクラブは一流メーカー品で揃えていらっしゃる。

私なんかは手が出ないものばかリですね」などと部長をみんなの前で持ち上げます。

そして部長がいよいよドライバーを打つ時でした。

「カキーン」と鋭い音を立てて飛んで行ったので、「部長、ナイスショットです」と大きな声で叫んだのですが、部長は「うるさい!OBじゃないか。何がナイスショットだ」とご立腹なのでした。

ボールの行方を確認せずに「ナイスショット」では、そりゃあ怒りますよね。

その日はそれ以来、急に太鼓持ちの声がトーンダウンしたのでした。

周りの仲間も、「太鼓持ちも大変だなあ」と鼻で笑っていたのでした。

みんなから何と言われようと太鼓持ちを続けることは、かなりの忍耐がいるものと思えます。

なかなかできないことですね。

太鼓持ちってどんな意味?

「太鼓持ち」の起源をたどると、歴史は古いようです。

豊臣秀吉の時代に、秀吉の機嫌が悪そうなときに、当時は「太閤」と呼ばれていたので、「太閤、いかがで?」と太閤を持ち上げて機嫌取りをしていたようです。

そして、機嫌取りが上手な人を「太閤持ち」と呼び、そこから「太鼓持ち」と言うようになったと言われています。

この太鼓持ちを始めた人物(一説には「曾呂利新左衛門」)は実在したかどうかも不明なので、信憑性も低いようです。

太鼓持ちとは、正式には「幇間(ほうかん)」と呼ばれるれっきとした職業なのでした。

宴席やお座敷などの酒席において、主やお客のご機嫌を取ってその場を盛り上げる職業だったのです。

自らも芸を疲労したり、芸者や舞妓を助けてみんなを楽しませたのです。

歴史的には古くて、立派な男性の職業となっていました。

「男芸者」とか「太夫衆」とも呼ばれていたのです。

今では、「男芸者」と言われると、プライドもなくお客さんに言われた通りに踊ったり芸を披露したリする、ゲスな人間と思われるようです。

現代の太鼓持ちは、上司やお得意先の人にへつらい、上手く持ち上げて機嫌を取ることができる人間のことです。

太鼓持ちが必要な行為かと言われると、上司やお得意様を上手く持ち上げることで、良好なコミュニケーションをとることも可能で、単に相手に媚びへつらうだけが目的ではないのです。

難しい問題が横たわっている場合には、上手く相手の機嫌を取って持ち上げてやると、思わぬ展開になったりして、問題をクリアーすることができることもあるのです。

上手く太鼓持ちを活用すると、コミュニケーションもはかどることもあるのです。

太鼓持ちが上手い人が言いがちな9個のフレーズ

太鼓持ちは、上司やお客様にうまく寄り添って、ここぞという時に声をかけるのです。

そのタイミングと内容は絶妙で、言わば太鼓持ちの器量によって様々なのです。

太鼓持ちが上手い人は、言葉をかけるポイントとフレーズは決まっているようです。

会社の中で、上司のご機嫌取りが得意な人は太鼓持ちと言われますが、おとなしい人やまじめな人から見るとそんな光景は、「よくやるよ!何とも白々しい言い方!」などと批判的なのです。

しかし、いつも機嫌が悪くて難しい上司がいる場に、そんな太鼓持ちがいるだけで、場の雰囲気が和むこともあるのです。

そんな時には、太鼓持ちの必要性も感じてしまうのです。

ここでは、そんな太鼓持ちが使うフレーズの中から、代表的なフレーズを紹介したいと思います。

いいですね!


太鼓持ちの目的は、ここぞという時に声をかけて、相手の気持ちを持ち上げて気分良くさせることです。

相手が、どんなに間違ったことを言っても、間違った行動をしても、全肯定して納得する言葉です。

・「今度の飲み会は、ちょっと値段が高いがあの新規オープンの店でやろう」と課長が提案すると、「いいですね!」。

「焼酎を一升瓶でキープしよう!」「いいですね!」。

「銘柄はオレが決める!」「いいですね!」。

課長が提案することは、全て肯定して一切逆らうことはないのです。

その課長は、部下との飲み代も全て割り勘なのですが、自分の思うとおりに進めたいのです。

太鼓持ちは。

その意見に賛同して、喜んでついていくことをアピールしてるのです。

太鼓持ちは、多少の不便さも不満も感じているようですが、自分の意見を出してまでもかっとうの意見に割って入ることもしません。

まあ何も考えずにすむので、この方が楽だとも言えます。

さすがです!

このフレーズもよく使います。

相手が行った行為に対して、とにかく褒める時のフレーズです。

・ある先輩が、社内の安全標語の募集に応じて標語を提出して、優秀賞をもらったのでした。

その時に先輩のところに近づいて行き、「先輩、さすがです!たくさんの作品の中から選ばれるなんてさすがです。

仕事もこんなことも何をやってもさすがですね!」などと持ち上げます。

・社内コンペで、部長と一緒にプレイすることになったのです。

あるショートホールで、部長がワンオンしすると、「部長、さすがです!ここは難しいショートなのです」と言って褒めます。

次に、パットが上手く入ってバーディーを取ります。

するとまた、「さすがです!ここでバーディーを取るなんて、聞いたことがありません」「打つ前から、入るような気がしました。

さすがです!」などと褒めるのです。

相手がしたことをとにかく褒めるために使うフレーズなのです。

何を褒めているのか具体的に言わなくても、「さすが」という言葉だけで相手は気分良くなるものです。

カラオケを歌っても「さすがです!」、ジョギングをしている姿を見ても「さすがです!」、今週末に旅行に行くと聞いても「さすがです!」と言えば、何かしらを褒めてくれていると思ってしまうからです。

でも、部長が何か失敗した時には、「さすが」とは言えません。

間違わないようにしましょう。

私もそう思ってました!


先ほどの「さすがです」と同じように、相手の意見に対して同じ考えであることを伝えるフレーズです。

ワンマン社長の下で働いているような場合には、社長の意見には逆らえない者です。

社長に従順なところを見せるためにも、このフレーズを使います。

・ある会社から新商品の紹介があって、自社で販売してほしいとの要請がありました。

しかし、社長は今回の商品は売れないと判断して断ったのです。

そのことを知って、社長に「私もそう思っていました。

あの商品は売れないと思います」と同意したのです。

・週末に職場でバーベキューをする計画がありました。

しかし、南方海上で台風が発生して北上する気配があったのです。

どうしようかと提案者は悩んでいた時に、課長が「今週末のバーベキューは中止にしよう」と言いました。

それを聞いた時に、「私もそう思っていました!」と中止の意見に同意したのです。

ひとりでも賛同者がいると心強いもので、太鼓持ちの一言で、課長も中止の意見を出したことに安心するのです。

同じような意味のフレーズに、「おっしゃる通りです!」とか「私も同じ意見です!」なども使われます。

「おっしゃる通りです。

私もそう思っていました!」と重ねると、更に印象が強くなるようです。

へぇ!すごいなあ!

相手の自尊心を満たしてあげることができるフレーズです。

自信家やこだわりの強い上司などに使うと、効果的なのです。

「さすがですね!」と同じような場面で使えます。

先輩程度であれば、何かにチャレンジして成功した時に「へえ!すごいなあ」と持ち上げれば、そうかそうかと思って満足するのです。

上司に対しては、もう少し丁寧に「すごいですね!」などと使います。

褒められて嫌な気分になる人はいないはずです。

ちょっとしたことに対して、驚きを込めて褒める時に便利なのです。

・上司がダイエットしてウエストが5センチ細くなったことを聞くと、「すごいですね!短期間でそんなに細くなったのですか」などと褒めます。

・課長がフルマラソンに挑戦することを聞いた時に、「すごいですね!なかなかできないですよ」

・部長の息子が有名私大に合格したので、「おめでとうございます。すごいですね!」

・部長がご夫婦でクリスマスのディナーショーに申し込んだそうで、それを聞いた時に「すごいですね!豪華なディナーですよね」

・係長があるスーパーのくじ引きで1等賞を引き当てたので、「へえ!すごいなあ」と感動したのです。

その発想はなかったです!

この言葉も、相手の自尊心をくすぐるフレーズです。

普通の人ならできないこと、考えつかないことをやることができるという、並外れた才能を褒めているのです。

なかなか褒めるところがないような部長でも、何か斬新な提案やら解決法を提案した時に、それを褒めるのには効果的です。

・工場の敷地の植木が少々傷んでいた。

来週には得意先が工場見学に来るのだが、みっともないのでもう少しキレイにしたいと思っていた。

しかし、改めて植木屋を手配してお金をかけてまでするほどでもないので、悩んでいたのです。

その時に部長に相談したところ、今年入社した社員にやらせてみては?との意見だった。

その理由を聞くと、その新入社員はある農業高校の園芸課の出身で、植木の手入れは得意だったとのこと。

その社員に一日植木の手入れをさせたところ、植木がキレイに蘇ったのです。

それを聞いた時に、「部長、その発想はなかったです!さすが部長です!」と褒めたのです。

「私には到底思いつかない方法です。そんな発想はできません」と驚くように褒めたのです。

やっぱり持ってますねー!

このフレーズも、相手が得意な能力を持っていることを告げる言葉です。

得意な能力を褒めて、相手に満足感を与えることになります。

この場合は、本人の能力だけでなく、運命や本能なども対象になります。

・職場の競馬好きの仲間と一緒に競馬場に出かけた部長が、G-1レースでみごと的中させたのです。

部下の誰もが当てられなかった馬券を当てたのです。

すると、みんなは感嘆の気持ちを込めて、「部長、やっぱり持ってますねー!」となったのです。

・夏休みに、家族で沖縄旅行を早くから計画していた課長さんがいました。

しかし、今年の夏は大型台風が続けて沖縄方面に進んで行ったので、どうなるか心配していました。

しかし、旅行の当日は大型台風が通過した直後にあたり、無事に旅行は楽しむことができたそうです。

それを聞いた職場の人が、「やっぱり持ってますねー!」と驚いたのです。

◯◯さんに任せれば間違いないですね!

生きていく上では、いろんな問題に直面するものです。

その度に、どうしようかと悩むことも多いのです。

対策をいろいろと考えてはみるのですが、どれも「帯に短したすきに長し」の状態で、なかなか解決できないこともあるのです。

会社での仕事も同じことが起こります。

自分達で、いろいろと善後策を考えますが、ピタッとはまる解決法は見つかりません。

そんな時に経験豊富な上司がいれば、気安く相談することができます。

しかも、これまでにも同じような経験を積んでいる時があります。

そんな時には「それはこうすれば良いのだよ」とアドバイスをしてもらえるのです。

そのアドバイス通りに実行して無事に悩みが解決できたりすると、「こんな時は、課長に任せれば間違いないですね!」と信頼していることを告げるのです。

すると、自分は期待されているんだ、任せられているんだと感じて、嬉しくなってしまうのです。

自分だったらここまでできなかったです!

人は見かけによらないことがあります。

小柄で貧相な人が、実はレスリングが得意でインカレにも出場した実績があったり、髪ぼうぼうの人が有名な芸術家であったり、分からないものです。

だから、同じ会社の仲間でも、自分から告白しなければ分からないことも多いのです。

海外からいろんな人が会社にやってきますが、ブラジルの関連会社の社員が親睦を兼ねてやってきました。

その社員は日本語ができないので、通訳を雇って同行してきました。

そして、本社と工場を見学することになって、工場を案内したのですが、専門的なことを知らない通訳は肝心なところを上手く説明できません。

なかなか理解してもらえずに困っていると、部長さんが見るに見かねて出てきてポルトガル語で説明したのです。

すると、彼らは納得して喜んで帰って行ったのです。

周りの人は、まさか部長が通訳ができるとは思っていなかったのですが、この会社には中途採用で入社し、以前は外資系の会社で働いていたのでポルトガル語ができたそうです。

早速部下の一人が部長に、「自分だったらここまでできなかったです!さすがです!」と持ち上げたのでした。

この場合は、本当に語学の才能があったことを褒めたのですが、機械のちょっとした故障を、簡単に直してしまうようなところでは、「自分だったらここまでできなかったです!」と大げさに太鼓持ちをする時があるのです。

どこまでもついていきます!

よく考えてみると、上司というのは社長などの役員とひらの社員との間を繋ぐ役割があります。

そして、会社に利益で貢献する責任もあるのです。

そういう難しい立場の上司は、いかに業績を上げるか、いかに部下を一生懸命に仕事をさせるかを常に考えているのです。

ということは、部下に信頼されて心から尽くしてくれることが大事なのです。

そんな部下から言われる言葉としては、「信頼しています」と言われるととても嬉しいそうです。

信頼されていると、何があっても「どこまでもついていきます!」と言われるのは、究極に嬉しいフレーズだそうです。

部下に信頼され慕われるというのは、理想の上司だからです。

太鼓持ちが上手い人の特徴とは

時には、上司に太鼓持ちをして喜ばせたいと思うものです。

お世辞のひとつも言いたいとは思いますが、普通の人にはなかなかできないことなのです。

相手を喜ばせるようなフレーズが思いつかないのです。

言い慣れていないと使えないのです。

しかも、どの場面でどのように言うのかが難しいのです。

あまり褒めちぎると白々しく聞こえるし、逆にバカにするなと逆鱗に触れることもあるからです。

太鼓持ちと言われるような人には、それができるそれなりの特徴があるようです。

太鼓持ちが上手い人の特徴についてまとめてみました。

観察力がある

会社で言えば、太鼓持ちはいろんなシーンで上司や役員の人の行動を褒めることが上手いのです。

ただ褒めるのが上手いというだけでは、立派な太鼓持ちとは言えません。

褒め過ぎると「調子のいいことばかり言いやがって!」と逆に怒られてしまうからです。

褒める時にもそれなりのポイントがあるようです。

どんなシーンで、上司のどのような行動や対応をみて、どのような言葉を発するのかが重要です。

ということは、上司の気持ちやその場の雰囲気をよく観察しておくことが必要です。

だから、太鼓持ちは観察力に優れているということでもあります。

新しいネクタイをしている、革靴や小物の持ち物も変わったとか、メガネを変えたとか、絶えず観察して記憶しているのです。

そして、何かの時にそれをもとにしたフレーズで持ち上げるのです。

例えば、この秋の流行りの色の話題になると、「部長は、早くから結んでおられたネクタイの色は、実は今年の秋の流行色だったのですね?さすが、できる人はネクタイの色まで先取りされてますね!さすがです!」と部長の先を見る目に感動して持ち上げているのです。

SNSで地方の観光地が有名になると、「先日、奥様とそこに行かれましたね!話題の先取りですね!」などと、情報収集力と行動力に感嘆するのです。

太鼓持ちは、相手の行動を十分に観察しておくようです。

人を喜ばせるのが好き

太鼓持ちは、出世のためだけにゴマを擦っているのではありません。

基本的に、人を喜ばす事、喜んでもらうことが好きなようです。

心から喜んでもらう気持ちが強いので、言葉も気持ちを込めて伝えることができるという特徴があります。

イヤイヤ歯が浮いたような言葉を投げかけても、相手も敏感に察してしまいます。

「こいつは、口先だけだなあ!」と悟られてしまいます。

すると、彼は太鼓持ちとしての評価は下がってしまい、単なるゴマすり人間だと思われてしまいます。

何を言っても、聞く耳を持たなくなるようです。

宴会の場では、みんなを楽しませる一発芸をしたり、お酒を持って上司の近くに陣取り、お酒を勧めたり上司の武勇伝をみんなに紹介したりして、上司だけでなくみんなも楽しませることも好きなのです。

ビールが飲みたいと言えばビールとグラスをサッと用意し、熱燗が欲しいと言えば温度も細かく説明して用意させたりと、気配りも得意なのです。

「お前は、私が熱めの熱燗が好きなことまで、飲み頃の温度もよく覚えているなあ」などと感心して喜んでくれるのです。

そんな風に、相手に寄り添って喜ばせることが好きなようです。

自分に自信がある

太鼓持ちと意味が似ていますが、特定の上司に付きまとって傍から離れない人を「腰巾着」と言います。

特定の人以外には興味がなく、彼の権威や私財をあてにして、相手からおこぼれを頂くという性格の人間です。

腰巾着はあまり良い意味で使われることがなく、しかも、誰も周りの人が喜ぶことはなく、ネガティブな言葉として使われるようです。

これと対照的なのは太鼓持ちで、相手を喜ばせて自分への関心を高めさせ、その場の雰囲気も楽しく変えるというポジティブな言葉として定着しています。

無口でおとなしい人は、「オレもあんなに上手く太鼓持ちをしたいものだ!」と憧れを持って見ることがあるからです。

このように、タイミングよく相手が喜ぶフレーズを使って相手を喜ばせることは熟練を要するので、自分に自信がないとできないのです。

きっと相手も喜ぶはずだという自信がないと実行できないのです。

相槌が上手い

上司に太鼓持ちをするなら、簡単な相槌を打つフレーズを覚えて置くことが重要です。

上司の行動に対して、それは凄いことだと感動するように言うフレーズです。

簡単にまとめると、「まじですか!」「さすがです!」「完璧です!」「何かを持ってますね!」「僕なら無理です!」「そんな手があったのですか!」

いつもニコニコしている

むつかしい顔つきとか怒ったような顔つきでは、相手を褒めることなどできません。

怒った顔で「まじですか!」などと言うと、相手に喧嘩を吹っかけているように聞こえます。

これでは言われた方も嬉しきはないはずです。

いつもニコニコと優しい顔つきで、ここぞという時に褒めたり感動したりするのです。

ハキハキしている

口のなかでもごもごと喋っていても、聞き取れません。

ハッキリ相手に聞こえるように、褒めるところはみんなにも聞こえて、みんなからも祝福されるようにハッキリと喋ります。

ハキハキしているところが上司にも好かれるようです。

世渡り上手

もちろん、太鼓持ちは相手に自分の存在を認めてもらって、自分の評価が上がることを期待しているのです。

だから、自分をしっかりと引き立ててくれるような、人事にも強いか影響力のある上司に太鼓持ちをするのです。

自分の評価が高くなって重要なポジションに就けてもらい、実績を上げて出世していくことを夢見ているのです。

世渡り上手と言われているのです。

人に嫌われない

上手く世渡りをしていくには、強力な敵を作ってはいけないのです。

仲間とは、分け隔てなく上手く付き合うことも得意です。

人に嫌われないことにも注意するのです。

声が大きい

相手に自分の存在に気付いてもらう必要があるので、自然に声も大きくなってしまいます。

相手の行動か何かに感動したリ感銘した時に、ハッキリとした大きな声で驚きを表現するのです。

相手が成功した時には、すかさず「さすがです!」などと大きな声で叫ぶのです。

体育会系出身

上司と堂々と渡り合うためには、やわい文系の人間では太刀打ちできません。

恐れることなく褒め言葉をぶつけるのですから、体育会系の度胸も必要なのです。

他の人に負けないように、太鼓持ちの行動をとる必要があるのです。

忍耐力と行動力が重要なのです。

ずっと上司に張り付いて、タイミングを待つのですから、持久力も必要なのです。

目立つのが好き

忘年会などで酒が入ってざわつき始めると、あちこちでグループに分かれて騒ぎ出します。

そんなところで、宴もたけなわになって時間が過ぎて、いよいよお開きの時間が近づきます。

そんな時には、幹事さんも声を上げて静めようとしますが、いっこうに静まりません。

すると、太鼓持ちが立ち上がって大きな声で「部長の締めの挨拶があるから、みんな静かにしろよ!」と叫ぶと、すぐにみんなが注目するのです。

そこですかさず「部長、お願いします」と言って幹事に引き継ぎます。

太鼓持ちは、目立つのも好きなのです。

的確に表現できる

上司の素晴らしいところを、しっかりと観察して褒めるのが得意です。

しっかりと観察しているので、的確に判断しているのです。

そのポイントをついて上司を持ち上げるので、信頼されるのです。

太鼓持ちはそんなところを的確に表現できるのです。

例えば、単に今年度の業績が上がったということだけでなく、この上司の指導のお蔭で、新しい顧客が大きく増えたことが原因であると、「これほどの新規顧客を増やすことなど、自分にははできません!さすがです!」などと喜ばせるのです。

太鼓持ちが上手くなるにはどうしたらいい?

ちょっと憧れを持つ「太鼓持ち」ですが、ささやかでも上手く太鼓持ちをしてみたいと思うはずです。

では、どのようにすれば良いのでしょうか。

相手の内面を褒める

相手の外面は、誰でも見えるものです。

外面だけを褒めようとすると、他の太鼓持ちとバッティングしてしまい効果が半減します。

その点では、相手の内面的なことを掴んで褒めるのが効果があります。

尊敬していることを伝える

部下から、信頼しているとか尊敬していると言われると、一番嬉しいものです。

自分の仕事ぶりや人格について認めてもらっているということなのですから、上司としても嬉しいのです。

人の話をよく聞く

特別な人だけにとどまらず、誰とでも分け隔てなく接することが大事です。

そのためには、人の話をよく聞く習慣をつけるのです。

見返りを求めない

その相手から、見返りのみを期待しているなら、腰巾着そのものです。

見返りを求めていると見られると、周りの人から軽蔑されて孤立してしまうのです。

無理矢理褒めない

何とかの一つ覚えみたいに、いつでも何においても褒めてばかりではいけません。

褒めるタイミングをしっかりと見極めることです。

恥ずかしがらない

人の目に留まるのが太鼓持ちの宿命です。

みんなに注目されながらも、上司をしっかりと褒めることが大事です。

恥ずかしがっては太鼓持ちはできません。

感じたことを素直に伝える

太鼓持ちは、嘘をついてはダメです。

人間性が否定されます。

しっかりとした人物に、褒めてもらってこそ嬉しいのです。

出来事や感じたことを素直に感じて伝えることが大切なのです。

細かい部分まで観察する

外面だけにとらわれないことと書きましたが、内面や細かい部分まで相手を観察して、ここぞという時に得意のフレーズで褒めるのです。

他の人が知らないことや分かっていないことも披露して褒めることができるのです。

太鼓持ちを身につけてより良い人間関係を築こう!

太鼓持ちというと、上司か誰かにベッタリと付き添って褒めちぎるという、あまり良いイメージを持たない人も多いと思います。

しかし、本当のことを言って相手を素直に褒めたり喜ばすことは決して悪いことばかりではありません。

褒められた方も、自分の大事なところを見つけて褒めてくれている、認めてくれていると実感できれば、良い気分になることができます。

職場の雰囲気も明るくなって、仕事もはかどることにも繋がるからです。

注意することは、特定のひとだけに寄り添ってしまい、職場の中のチームワークに支障が出るようであれば、上司も否定的になってしまいます。

やり過ぎて調和を乱さないことも大切なのです。

太鼓持ちのテクを身に付けて、より良い人間関係を築いてください。