私は、漫才や落語が好きでよくTVで見ます。

いろんな漫才師や落語家がいますが、漫才や落語を始める時に、たいていは寄席に足を運んでくれたことに対するお礼の挨拶から始まります。

これはお客さん相手の商売では当然のことですが、挨拶をしながら今日のお客さんの雰囲気や反応を観察しているようです。

舞台に登場しただけで笑いや拍手が起こる漫才師や、一言も話さないうちから顔の表情や仕草だけで笑いを取る落語家もいます。

今からきっとおもしろいことを喋るぞと思わせておいて、一言も喋らずに期待と笑いを取るという演技は、さすが年季の入った落語家だと感心しながら見ていたのです。

ずっと喋らなければ問題ですが、その「間」と表現するわずかの時間を上手く使いこなしているようです。

その「間」を利用してお客さんの心を掴み、本題へと入っていくのです。

しかし、ベテランはまだあります。

本題に入る前に、もう一度最新の世間話を持ち出して、その話題を笑いに変えることも得意なのです。

すると、お客さんはもう期待感で一杯になって、一言も漏らさずに聞いてくれるのです。

本題に入る前に、お客さんの心に響いてしまっているのです。

この状態を「掴み」と表現するそうで、漫才師も落語家も新人の場合にはこれが上手く行きません。

お客さんが一言も笑わずに冷たい反応であった時には焦ってしまい、つまらないジョークや楽屋話で笑いを取ろうとしますが、お客さんの心には響かないのです。

こういう状態を「すべる」と言うそうですが、一旦すべってしまうとなかなか笑いを取り戻せないようです。

この時の焦った様子や会話が、また違った意味で興味があって見てしまいます。

その時の経験は本人たちも忘れることができず、その後に人気が出て引っ張りだこになっても、その時のことを忘れられないようです。

このような芸人だけでなく、有名な教授や医師の講演を聴く機会もあります。

このような偉い先生方はどうなのかと言いますと、私見で恐縮ですが、先生方にも差があるようです。

ある大学の知り合いの教授の講演会を聴きに行ったときのことです。

とても興味のある科学の話だったのですが、一般の人にも分かりやすい内容で人気がありました。

その教授が、講演後の立食パーティーで私のところにやってきて、「今日のつかみはどうだった?」と聞いてきたのです。

大学の授業でも、ただ単位を取るだけに来ている学生は、真剣には聞いてくれない場合が多いのですが、こんな時も「つかみ」が上手く行くと最後までしっかりとメモを取って聴いてくれるそうです。

「つかみ」が良ければ、今日は何かおもしろい話や有益な話が聴けるかなと思うのでしょうか。

政治家でも、個人名を出して恐縮ですが、小泉進次郎さんの場合の選挙の応援演説は、その地域の特徴を話題にしたりしてつかみで聴衆の心に響く言葉を話すのです。

そのつかみだけで、聴衆は自然に聞き入ってしまうのです。

では、心に響くような話し方とは、どのようなものでしょうか?

心に響く話し方について考えてみました。

心に響く話し方!話が上手い人になりたい!

心に響くと言うと、その人の声や話し方にも随分影響されるように思います。

海外旅行が盛んになりかけた頃に、飛行機の機内で聴いた音楽番組の「ジェットストリーム」がすごく印象に残っています。

この音楽番組を聴くと、遠い国に出かける気持ちになってしまいます。

年配の人なら、ナレーターの城達也さんと言うと懐かしく思い出すはずです。

低音で独特の話し方、と言うよりは語り口で魅了されたものです。

心に響く話し方の人だったと思います。

このように、ひとこと言葉を聴くだけで心に残ってしまう様な上手な話し方が出来れば、どんなに素晴らしいことでしょう。

ビジネスのシーンでも、新しい企画提案をする時でも、何かの機会にスピーチをすることになっても、ものすごく役に立つはずです。

一対一の場面でなくて、何かのサークルや会合で多くの人が集まっている時に、スピーチをする場面ではみんなの心に響く言葉を言いたいものです。

上手な人というのは大体決まっていて、いつもとても上手く話すので感心してしまいます。

では、話を上手く進めるのは、どのようにすればよいのでしょうか。

特徴をまとめてみました。

話し上手な人はどんな特徴がある?


あなたの周りにも、話上手な人がいるはずです。

そんな人とグループで会話をすることがあると、「あの人の話はいつもおもしろいなあ」と感心してしまうのです。

その人と別れてからも、話してくれたことがキッチリと頭の中に残っているのです。

そして、話す時の顔つきや声の抑揚も、しっかりと印象に残っているのに気が付くのです。

しばらく会っていないと、何か懐かしくてまた会いたいと思ってしまうのです。

その人の話の、どこに魅力を感じてしまうのかと、いつも考えてしまいます。

話上手な人と話しが下手な人とは、どこに差があるのでしょうか?出来れば、自分も相手から話し上手だねと褒められたいものです。

相手のことを考えて発言できる

話し上手と言われる人は、ずっと話してばかりなのではありません。

よく見ていると、まずは相手の話していることをしっかりと聞いているのです。

話し上手とは聞き上手だとも言われていますが、まずは相手の話の内容をしっかりと聴いて理解しているようです。

そのうえで、それに関して自分の意見を伝えるというパターンを取っています。

話しを聞きながらも、話しの内容に合わせて相づちを打って、相手に気遣いをしながら上手に会話を盛り上げているようなのです。

しかも、声のトーンもいろいろと変えながら、悲しい時には悲しそうな声で、楽しそうな時には明るい声でと変化させているようです。

これらは、全て相手の状況を観察しながら、うまく雰囲気づくりをしているようです。

話しに熱が入って来る場面では、声も大きめでしっかりと伝えます。

一気にまくしたてるようにスピードを上げたり、声を潜めて静かに話したりと、何か感動的な物語を読むように、メリハリを付けることも忘れないようです。

つまり、相手のことを考えて発言しているようで、自分中心に淡々と話すことはないのです。

表現の仕方が上手い

簡単なことでも、難しい言葉や理論を並べると、自分では理解できないような何か難しいことを言っていると感じるものです。

自分は偉いんだと思わせたいために、難しい表現を使うこともあります。

大学の先生が、何かのスピーチを依頼されたときに、つい難しい理論を引き合いに出して、「こんなことが分かるか?」と言いたげに得意がって話す時があります。

普通の人にとっては、専門的な理論を並べられても判る筈がありません。

それよりも、難しいことを非常に簡潔に分かりやすく話してくれる先生もいます。

相手のレベルに合わせて、しかも問題のポイントを外さずにキッチリと話してくれる先生の方が賢いと思うのです。

難しいことでも、身近なことに例えて話ししてくれると、なお理解しやすく分かりやすいのです。

論理的な話と情緒的な話、つまりは理論と感情的なことが織り交ざると、納得しやすい者です。

相手の理解力を見ながら、けげんな顔をしていると分かりやすく砕いて話したり、相手がしっかりと理解しているようならさらに難度の高い話なども披露しながら、表現の仕方を変化させながら話しを進めていくのです。

理解して納得してもらうために、表現の仕方がとても上手いのです。

喜怒哀楽を出している

何でも淡々と話ししていても、相手の心には響きません。

心に響かないということは、話したことに興味がないとか、印象に残っていないということでもあります。

話し上手な人というのは、喜怒哀楽もしっかりと伝えます。

相手に嬉しいことが会った時には、「まあそうなの!それは素晴らしいことだわ!」などと一緒に喜びを分け合い、悲しくて辛いことがあった時には、「それはお気の毒に!こんな時にさぞ辛かったことでしょう。

それに耐えて頑張ってきたのは素晴らしいことです」などと悲しむ相手にも気を配り、同じ悲しみを共有するのです。

このように、単に会話をする事だけでなく、喜怒哀楽を表現して相手にも自分の気持ちを伝えるのです。

そして、もう一つ大事なことは、話し上手な人は終始笑顔を忘れないことです。

相手に警戒心を持たれないように、優しく話すのです。

暗い雰囲気になった時には、笑いを取るような話題も取り上げて、明るい雰囲気を作ることを忘れないのです。

コミュニケーション能力が高い

話し上手な人は、コミュニケーションの能力も高そうです。

一般的には、コミュニケーションの上手な人というのは、相手の話をじっくり聞いてあげること、相手の話しに共感することや興味を持ってあげること、相手を尊敬して誰とでも分け隔てなく話すことができること、自然な笑顔で明るい雰囲気で対話をすることなどがあげられます。

話し上手な人との共通点があるようです。

相手を気遣いながら話しを続けることが出来るようです。

分かりやすく物事を伝える

話すということは、こちらの考えていることや状況を分かりやすく伝えることです。

何かをしてほしいとか、分からないことを教えてほしいとか、自分の考えていることを上手く伝えることです。

複雑なことでも、相手が理解できるように分かりやすく物事を伝えることなのです。

相手にとって理解できないようなことを一方的に伝えたり、相手が納得できなくて疑問を持っていても、お構いなしに言いたいことをいうことは、会話ではありません。

相手がこちらの言うことが分かってこそ会話なのです。

だから、話し上手な人と言うのは、相手に分かりやすく物事を伝える能力が高いと言えます。

心に響く話し方の7個のコツ!大事なのは相手を惹きこむこと!

会社の営業関連の部署で働いていると、自社の商品を得意先に上手く紹介したり、購入してもらうためのプレゼンをしたりする機会も多いはずです。

どのように話せばお客様の心に届くのか、購入意欲を高めてもらうにはどのような伝え方をすればよいのかなど、分からないことも多いのです。

相手の心に響く上手な話し方というのは、どのように話すことなのでしょうか?

1.共感できるような話をする


上手く話すためには、いろいろと条件もあります。

例えば、自分に与えられた時間内で話をする必要がある場合には、与えられた時間を有効に使いきることばかりに気を使い過ぎることもあります。

TVでニュースを読み上げるアナウンサーは、淡々と間違えずにキッチリと時間内で話す事が要求されます。

一字一句間違わないように、視聴者に伝えるのが目的なのです。

感情が入り込む余地もありませんし、感情は入れないように指導されているのです。

オリンピックで日本人選手が念願の金メダルを取ったニュースを伝える時でも、嬉しそうな顔をするときはありますが、「やったー」などと喜びの言葉を伝えることはありません。

お昼のワイドショーのニュースでは、MCが番組を盛り上げるためにアナウンサーをけしかけることはありますが、基本的には事実を伝えるだけです。

この場合のMCは、視聴者と偉業達成の喜びを共感するために行動したようで、相手(ここでは視聴者)の気持ちを考えた行動です。

このように、うまく心に響く話をするには、相手と感情を共感できるように話すことが重要なのです。

「あるある」というような共感は心に響くことが多い!

TVを見ていても、何かの話題を特集した番組では、「それは、あるある」と非常に納得することがあります。

「私も同じ考えだ!」とか「私も同じことを経験した」などと、自分の生活や生きざまと同じことがあるのです。

そんな時には、相手の言うことに共感して親近感を感じてしまうのです。

その相手に親しみを覚えると、その人の言うことに関心を持って聴いてしまいます。

「自分と同じ感覚の人だ。

きっと私と同じ境遇の人だ!」と急に親しみを覚えて信用してしまうのです。

「あるある」というような共感を持つと、心に響くことも多くなってくるのです。

例があるととても分かりやすく共感しやすい

難しいことを難しそうに話されてもよく分からないものです。

最初から頭が理解できないと思い込んでしまっているからです。

もっと簡単に、もしくは分かりやすい例え話で説明してほしいときがあります。

そんな時に、賢い人はよく例え話をすることがあります。

その例え話で、完全に理解することはできなのですが、なんとなく納得できることもあるようです。

ある人が偉い先生に「人生とは?」と尋ねた時に、「人生とは自転車のようなものだ」と応えたそうです。

どういうことかなと頭をかしげると「倒れないようにするには、走らなければならない」と続けたのです。

走り続けないと倒れてしまうのが人生というものだという意味です。

尋ねた人も、なるほどと納得していたそうです。

ちなみに、その偉い先生とはアインシュタインのことだそうです。

「○○のようなものだ」などと、よく例え話をすることがありますが、その例え話しがピッタリとはまると、聞いた人も分かったように感じて共感してしまうのです。

2.感情をつける

何かを伝えたり話したりする時に、同時に自分の感情を織り込むと、自分の心の中まであからさまになってしまうことがあります。

「あの人は、心の中からそう思っているんだ」と理解してくれるのです。

感情をつけて気持ちを表すことで、良い時と悪い時がありますが、話に感情を表現することで相手にも受け入れられやすくなるようです。

感情をつけることで喜怒哀楽を表現する

喜怒哀楽が激しい人は、話の時にもつい感情を表に出してしまいます。

感情を表現しないと、話が進まないようにも見えます。

それだけ自然に感情が入り込んでしまうのです。

感情を表現することで、伝えたいポイントを強調することもできます。

これだけは知ってほしいとか理解してほしいと思うところで、自分の気持ちを喜怒哀楽で表現すると、相手もここがポイントだと感じることができるのです。

自分は誰よりも真剣に取り組んでいる時などは、相手をジッと凝視して熱を込めて話すとか、これを聞いてくれないとダメな場合には悲しそうな顔で見つめるとか、感情をつけることも分かり安くなるのです。

より強調したい時には、感情の表現を顔だけでなく身体全体で表すことでもよく伝わるようです。

聞き手も感情移入するようになる

話の中に自分の感情を込めて話すと、それを聞いている人もその感情が移入してしまい、聞き手の心に強く響くこともあります。

心で共感してしまうのです。

言葉もいらないほどに共鳴してしまうようです。

話の内容に合わせて、声の高低や強弱など話し方に彩りを付け加えると、聞き手を強く引き付けることができます。

つまり、話の内容によって口調を変化させるのです。

声優にはそれぞれ独特の口調があります。

その口調を聞いているだけで、その世界に引き込まれていくように感じるものです。

3.分かりやすく話す

心に響くような話の上手い人になるには、まずは相手に分かりやすいような話し方をすることが大事です。

分かりやすいという意味は、ことらの言っていることを理解できるような話し方ということです。

どれほど、ぉ気な声で話していても、言っていることが理解できなければ意味がありません。

顔の表情やジェスチャーだけでも、相手が理解できることもありますが、まずはしっかりとした話し方で分かりやすく話すことが理想なのです。

心に響く会話というのはとにかく聞き手側が理解しているということ

聞き手側が理解して納得していなければ、相手の心に響くことなどあり得ません。

自分としては、丁寧に相手を見て話しているつもりでも、上手く伝えられない時もあるのです。

人に伝えるということが、以前から苦手だったという人もいるはずです。

いざ面と向かって話そうとすると、自分の言いたいことが上手く言えないのです。

相手から、「何を言いたいの?」と確認されても、自分の言いたいことが分からなくなる時もあるのです。

上手く表現できないと焦ると、余計に分かりやすく話せなくなるのです。

緊張しやすい人というのは、いざ話す時になると頭が真っ白になって、言葉が出ないものです。

披露宴の席で、新郎のことを上手く紹介しようとしても、良い褒め言葉を失念してしまい、簡単な紹介に終わってしまい後悔する人もいるようです。

みんなの心に響くような感動秘話を話そうとしても、彼の職場だけに通用するような特殊なことを引き合いに出しても、聞き手側が理解できなければ盛り上がらなくなります。

仲間だけの自己満足で終わってしまうのです。

聞き手側が十分理解できるような内容で、心に響く話をすることです。

長々と話すのではなく簡潔に言うことも大切

この時間は自分の時間だとばかりに、持ち時間をフルに活用して話す人がいます。

時間いっぱい話すつもりなので、あれもこれもと話題を持ち出して並べてみます。

そして、長々と喋っているうちに、何について話すべきだったのかを見失ってしまうのです。

話ながら、話のオチを探しています。

結局は、長い時間をダラダラと話を続けてしまい、格好良く閉める言葉が出てこないのです。

聴く側も、何が言いたかったのかが理解できず、モヤモヤ感が残ってしまうのです。

心に響くように上手く話す人は、言いたいことを簡潔にまとめているようです。

4.常に聞き手に理解を求める

講演会などで、司会の人が「後の方も聞こえますか?」などと大きな声で確認することがあります。

用意していたマイクの調子が悪い時もありますが、東京ドームじゃあるまいし、マイクがあればそんな心配はいらないと思うのですが。

まあ、視聴者に対する気配りと理解します。

マイクを通して話をする時にも、声がよく伝わるからみんなは分かってくれるとは限りません。

単なる伝達事項であれば、声が良く後の席まで伝わっていないと問題ですが、講演会などではそんなことよりも話す内容や話し方が問題なのです。

初めて披露するようなこと、今までの方法が変更になることを伝える時など、しっかりと聞き手に理解してもらわなければ伝える意味がないからです。

投げかけるような話し方も時には必要

テレビショッピングの番組を見ていると、MCが視聴者に向かって「みなさん。

この業界で一番人気のある商品ってご存知ですか?」などと語りかけます。

視聴者に簡単な質問をするのです。

「知らないけれども、あれのことでは?」などと思っていると、「実は、みなさんがあれだと思っているのですが、実際に一番売れ筋の商品はこれなのです!」などと答えに誘導するのです。

視聴者は、「ああそうなんだ。知らなかった!」となってしまうのです。

この言葉が絶対に正しいかどうかは分かりませんが、視聴者に投げかけるような質問や回答は、視聴者の心を惹きつけるのです。

知られていないことを上手く知らしめるために、投げかけるような話し方をすることも、時には必要なのです。

5.話すスピードは普通くらい!

歌の手法のひとつに、若者に人気のラップがあります。

リズミカルな伴奏に合わせて、メッセージを素直に伝える歌い方です。

話のストーリーとリズム、声調や話し方が盛り込まれているのです。

歌手によって伝えるスピードが違っていますが、早口でテンポよく歌うと、中高年の人にとっては話の内容も聞き取れなくなるのです。

若い人には問題なく理解できるようなのですが、年を取ると難しいのです。

この話すスピードは、人の心に響くように話す時には大事なことです。

せっかく良い話なら、話すスピードにも気配りして、スピードは普通ぐらいが良いと思います。

老若男女が聞くと思ってスピーチをする

高齢社会に突入しているので、老齢の人間も多く集まります。

そんな場面を想定して、老若男女が理解できるスピードと内容でスピーチをすることを心がけることです。

結論を急いで、早口にならないように注意するのです。

6.まわりくどい言い方をしない

まわりくどい言い方をする人もいます。

まわりくどい言い方の人は、何が言いたいのか、どうしてほしいのか、何がしたいのかが分からなくなってきます。

言いたいことを端的に言わずに、回り道をしながら目的にたどり着くのです。

回り道をするので、話が当然長くなってしまいます。

聞く側の人は、話が長すぎてうんざりしてしまうのです。

相手が、長話でうんざりして断って欲しい時には、このまわりくどい話し方は有効かも知れません。

まわりくどい言い方をする時には、自分が責任を被ることをしたくないという場合に多いようです。

自分からは言えないようなことを、他人が言ってくれるのを待っているという感じです。

まわりくどい言い方は、相手に不快感を与えてしまうことを理解することです。

単刀直入に大事なことを言うことで心をうたれる

みんなが期待しているような内容の場合には、単刀直入に大事なことを先に言うことがあります。

知り合いの高校生が大学を受験したことは聞いていたが、その結果は知りません。

たまたま彼の親戚の人に出逢った時にそのことを尋ねると、単刀直入に「合格したよ」とのことです。

その言葉を聞いた時に、「ああよかった!」と心に響いたのでした。

それから、受験までの苦労話や合格してからの出来事などを聞きましたが、まずは大事なことを単刀直入に聞くことができて心を打たれたのでした。

ビジネスの場面でも、自社の新商品を売り込む先を決める会議で、担当者が相手先をいちいち紹介するまでもなく「今回の売り込み先はここがベストです」と前置きしてからその理由を述べる時があります。

単刀直入に結論を示しておいてから、詳しくその選考過程を報告するのです。

大事なことを先に言っておくと、「その理由とは?」と注意して聞いてくれるので、プレゼンも効果的に進めることができるのです。

7.スクリーンを使用するときは身体を使って表現をする

最近はプレゼンの時にスクリーンを使って説明をすることが多くなりました。

若者にはお馴染みのプレゼンスタイルですが、これはiPhoneを初めて世に送り出した時に、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が大画面のスクリーンの前で発表したスタイルなのです。

iPhoneそのものの機能が優れていたこともありますが、スティーブ・ジョブズ氏の身体を使ったプレゼンの方法も素晴らしかったのです。

もちろん、聴衆の立場に立って細かなところまで気を配ったシンプルなプレゼンでしたが。

広いスクリーンの前で、身振り手振りを活用して、聴衆に語りかけるように話します。

一般的なスクリーンを使ったプレゼンでは、大小やら高低などの表現には、両手を広げたり狭めたりして聞き手に分かりやすく表現することもあります。

細やかな手の動きも、聞き手はしっかりと見ているのです。

説明に邪魔にならないような、必要に応じた手の動きは必要なものです。

プレゼンでの基本は言うだけでなくどの様にして伝えるのかを考える

プレゼンでの発表では、必要なことを伝えるだけではなく、相手に理解してもらえるような説明をする必要があります。

今ここで提案していることは、お互いに有益なことでお互いがハッピーになると将来の楽しさを強調したリ、画期的な情報であったりと、プレゼンの重要項目をキッチリと伝えます。

聞き手とのつながりや関係性、プレゼンができることへの喜びや感謝など、織り交ぜて説明するとより親しみを覚えるものです。

心に響く時はどんな時?

話を聞いている時に、急にズンと心に響いてくる時があります。

自分の現在の立場や環境によって、心への響き方も違っているようです。

何かに失敗してしまった時、失恋してしまった時、大事な人との別れが訪れた時など様々なのです。

相手に共感ができる時

相手の言うことに共感した時には、きっと自分も同じ感情に左右されている時なのでしょう。

共感するとは、相手と同じ気持ちに鳴ったり、相手の意見や感情をその通りだと感じることです。

相手の気持ちを自分の気持ちと同じように理解した時なのです。

相手の言うことに「あなたの気持ちはよく分かります」という感じです。

共感してくれると、相手にもその気持ちが通じるのです。

あることに対して、一体感が出来るのです。

感情移入をしてしまっているとき

相手の喜怒哀楽の感情が移入してしまうと、自分も同じように感じてしまい、相手の感情が心に響いてしまいます。

「あっ、同じ感情だ」と感ずいてしまうのです。

感動的な共感を持つことでもあります。

映画やドラマの主人公になった気持ちでもあります。

いじめられていると悲しく感じたり、いじめている人間を憎んでしまうのです。

泣ける話を聞いたとき

泣ける話を聞いた時には、一瞬で心に響いてしまう時があります。

涙なくしては聞けない話などは、「泣ける話」として世の中にはたくさん見られます。

ある不遇なスポーツ選手が日本を代表する選手になった経緯や、芸人たちの下積み生活などは感動もので泣けてくる時もあります。

このように、泣ける話を聞いた時には、心に響いてくるのです。

自分を奮い立たせる言葉を聞いたとき

人生で成功するには、努力を積み重ねることが大事です。

努力を続けてもいっこうに浮かび上がれない時には、くじけそうになってしまいます。

こんな時に、自分を奮い立たせる言葉を聞くと、自分ももっと頑張ろうと気持ちを切り替えることも出来るのです。

格言など

自分を奮い立たせる格言や名言はたくさんあります。

偉人と言われる人でも、多くの失敗を経験しているのです。

失敗なくして、成功することはありません。

坂本龍馬の名言です。

「人の世に失敗ちゅうことは、ありゃせんぞ」

心に響く話し方をマスターしよう!

ここまで、心に響く話し方について書いてきました。

日常生活や仕事のプレゼンなどと様々なシーンで話す機会が多いものです。

相手の心に響くとは、人を惹きつける話し方とも言えます。

日常生活では、圧倒的に体験談を話すと相手の心に響くようです。

同じような経験があると「あるある」と共感するのです。

相手によりますが、理解しやすいように分かりやすい言葉を使って、相手の反応を観察しながらコミュニケーションを進めるのです。

難しい話の場面では、ゆっくりと確認しながら話し、例え話をしたり事例を紹介したりして、自分の言いたいことを理解してもらうのです。

プレゼンのように、洗練した言葉で時間を決めておいて話をするようなことは必要ありません。

上手く話そうとしないで、分かってもらうように話すことが大事なのです。

笑顔を忘れずに、身振り手振りも付けて時にはユーモアも交えるとお互いがリラックス出来るのです。

リラックスできないと、心には響きません。