誰にでも長所と短所があります。

自分の短所をコンプレックスに感じる人は多いですが、短所があるからこそ相手に「この人も完璧ではないのだな」と親しみやすさや安心感を与えるため、長所も短所もどちらも自分にとっては必要なものです。

そんな自分の長所と短所の持ち味は、人に伝えることで初めて意味があります。

どうすれば自分の長所と短所の持ち味を人に伝えることができるのか、そのコツをご紹介します!

せっかく長所や短所が分かっていても相手に伝わらなければ意味がないんです!

自分の長所と短所は、自分できちんと把握することで考えや行動を上手くコントロールできるようになります。

例えば計算が苦手なことが短所なら、計算が必要な場面が予め分かっているときには、他の人よりも時間に余裕を持って、しっかりと確実に間違いのないように計算をすればいいでしょう。

また、運動が苦手なことが短所なら、運動する場面以外で他の人たちのために積極的に動いて協力することで、自分が運動で足を引っ張っても、周りと良い関係を保つことができるでしょう。

自分の得手不得手を理解しておくと、自分で「こんなときにはどうすればいいのか」を考えて行動できるようになります。

そのためまずは、自分自身できちんと把握することが大切ですが、その次に大切なことは、自分の長所と短所を他の人たちにも伝えておくことです。

自分の長所や短所を周りの人たちが理解していれば、状況に合わせてやりやすいようにフォローしてくれますし、苦手なことで失敗をしても、誤解を防ぐことができます。

せっかく自分自身で長所と短所を分かっていても、それが自分以外の相手にも伝わらなければ意味がなく、周りと上手くやっていくことが難しくなってしまうでしょう。

短所を上手く伝えるコツ教えます!


自分の長所はわざわざ口に出さなくても、行動に示すことで周りは理解するでしょう。

得意なことや好きなことをするときには誰でも積極的になりますので、自信のある行動で周りの人たちは「あの人はあれが得意なんだな」と聞かずとも納得します。

しかし一方で、短所の場合には周りに伝わり辛いことが多いです。

何故なら、誰しも自分の短所は見せまいとして隠そうとしたり、自分から行動に移したりしないからです。

短所を上手く隠し続けようとしても、いずれはどこかでボロが出てしまい、自分の不得手が周りに露見してしまうでしょう。

そうなってからでは周りに誤解されたり、失望感を与えてしまったりすることにもなりかねないため、できるだけ早い内に自分の短所を相手に伝えておいた方がいいでしょう。

では、どう言えば自分の短所を上手く伝えることができるのでしょうか?伝え方のコツをご紹介していきます。

噓をつかずに正直に伝える

自分の短所は、下手に嘘をついて隠そうとしても、いずれどこかでボロが出てバレてしまうことが多いです。

もし嘘をついて短所を長所だと言っていたり、苦手ではないなどと言っていたりすれば、嘘がバレたときには周りの信頼を下げてしまうことになります。

短所は短所として、最初から嘘をつくことなくきちんと周りに伝えておくことで、もし失敗しても周りがすかさずフォローを入れてくれたり、失敗が原因で関係にひびが入ったりする可能性は低くなるでしょう。

わざわざ何もないときに、「自分はこれが短所だから~」などと暴露する必要はありませんが、必要な場面がおとずれたときには、変に隠したり嘘をついたりせずに、「ごめんね、これは苦手なんだ」と素直に自分の短所を相手に伝えましょう。

短所を告げることで、苦手な事から逃げていると思われることが不安になってしまう人もいますが、何も伝えないよりは、一言伝えておいた方が周りも把握しやすいため、「言い訳」や「逃げ」などと思わず、きちんと予め伝えておく方がいいでしょう。

克服方法も一緒に伝える

ただ自分の短所を伝えるだけでは、「自分はこれが短所だから許してね」と相手に対して免罪符を掲げることになってしまう場合もあります。

自分ではストレートに短所を伝えただけのつもりでも、相手によっては「これが短所だから仕方がないよね」「できなくても許してね」と言っているように聞こえてしまうこともあるため、そうなると相手は「短所を盾にしてずるいやつだな」と感じてしまうかもしれません。

そのため、相手によっては誤解を与えないように、自分の短所を伝える際に一緒に克服方法も伝えておくといいでしょう。

例えば、「自分は人前でしゃべるのが苦手ですが、プレゼンなどの前には鏡の前で練習するようにしています。」と伝えると、人前でしゃべれない短所に加えて、きちんとその克服方法を自分なりに考えて努力していることをアピールすることができます。

ただ短所を伝えるだけでは誤解したり、意味を曲解したりする可能性のある相手の場合には、このように克服方法も一緒に伝えると効果的です。

短所の全てを話さない

自分の短所を最初から全て伝えてしまうと、相手は「あの人はこれができないんだ」と認識して、苦手な分野においては完全にこちらを戦力外と考えます。

そうなると自分の短所となる分野においては周りから期待されてプレッシャーを感じることもありませんし、場合によってはフォローしてくれることもあるため、助かると感じることもあるでしょう。

しかし、最初から「この分野ではあの人は役に立たない」と思われてしまうと、こちらが何か新しくアイディアを思いついたときにも、まともに話を聞き入れてくれなかったり、「できないことには口を出すな」とつまはじきにされてしまったりする可能性もあります。

プレッシャーを感じないのは気楽ですが、あまりに期待されなさすぎるのもモチベーションが下がってしまったり、蚊帳の外にされてしまったりことになりますので、短所は最初から全て相手に伝えない方がいいでしょう。

自分にとって苦手な分野に対しては、「ちょっと苦手かな」程度に留めておき、「全然ダメ」「完全に役に立たない」と全否定で伝えるのは止めておきましょう。

プラスに変えられるものを伝える

最初から短所を全て伝えてしまうと、せっかく自分で何か思いついても意見を聞き入れてもらいにくくなりますし、苦手な分野においてはまったくあてにされず、最初から蚊帳の外の扱いにされてしまうことがあります。

そうさせないためには、短所を伝える際にその中でも自分がプラスに変えられるものがあることをきちんと相手に対して伝えておくことが大切です。

例えば「人とコミュニケーションをとることは苦手だけれど、一度親しくなってしまえば長期的に良い関係を築くことができる」など、短所を全て短所と捉えずに、そこから長所にも変えていけることを相手に伝えれば、相手からはよりフォローがしやすくなりますし、最初から戦力外にされてしまうこともないでしょう。

長所と短所の伝え方が上手な人の特徴とは


自分の長所と短所を上手に伝えることができる人には、どのような特徴があるのでしょうか?

まず最大の特徴は、人とのコミュニケーションが上手にとれることでしょう。

人とコミュニケーションを上手くとれる人は、相手をよく見て、相手に合った話し方を選択しますので、自分の長所と短所を相手にすんなりと受け入れさせることができます。

一度印象良く伝えておくことができれば、その後は周りが自分の長所に対しては頼ってくれますし、また短所に対してはフォローしてくれるようになるでしょう。

上手く自分の長所と短所を伝えることで、周りとの人間関係も上手く築くことができます。

そんな長所と短所の伝え方が上手い人の特徴を以下に挙げていきます。

表情に余裕がある

自分の長所と短所を伝える際に、必死な顔で伝えても相手には上手く伝わらないでしょう。

できないことに対して、慌てたように「自分はこれが苦手だから!」と伝えてしまうと、相手には「嫌なことから逃げようとしているのかな」と感じさせてしまいます。

また、必死な表情や落ち込んだ表情、長所に関しては得意げな表情で伝えると、感情があからさまに出過ぎてしまいますので、相手に良く思われないことも多いです。

一方で、自分の長所だけでなく、短所を伝える際にも表情に余裕がある人は、相手にもすんなりと長所と短所が伝わりやすいです。

例え心中では心穏やかでなかったとしても、表情に感情を出さずに余裕を見せることができていれば、長所と短所を告げられた相手も抵抗なくそれを受け入れやすくなります。

長所はともかく、自分の弱みでもある短所を伝えるのはなかなか勇気が要ることですが、それを余裕を持って相手に伝えることができる人は、長所も短所も上手く伝えることができるでしょう。

明るい表情

余裕のある表情の多くは、明るい表情をしています。

澄ました表情で余裕を見せる人もいますが、あまり澄ました表情だと周りに対して悪い印象を与えてしまうことがあります。

しかし明るく笑顔でいる人は、それだけで気持ちにも余裕がありそうな印象を相手に与えますので、いつも明るい表情の人に対しては、周りも安心感や信頼を覚えることが多いでしょう。

明るい表情、つまり笑顔でいると、それだけで周りには人が集まりやすくなりますし、何かトラブルが起きた時にもそれを解決しやすくなります。

例えば短所を誰かに伝える際に、「自分はこれが苦手なんだ。でも出来る限りのことは頑張るからフォローをお願いするね。」とお願いをして、相手が了承したときに「ありがとう!助かるよ」明るい表情でお礼を言えば、大抵の人はフォローする側に回ることを嫌だとは感じないでしょう。

落ち込んだような表情や、むすっとした表情で言われるよりは、よほど印象良く相手に短所を伝えることができるでしょう。

目を見て話す

人の目を見て話すことを苦手とする人は多いです。

とくに本音と建前を使い分けることの多い日本人では、自分の本心を隠す際には相手の目を見ようとはしないことがよくありますので、会話の最初から最後まで相手の目を見て話す人はそう多くはないでしょう。

また、シャイな性格の人は自分が相手の目を見るのはもちろん、相手にも自分の目を見られることに抵抗がありますので、より目を見て話すことを苦手とするでしょう。

相手の目を見て話す人は、自分にある程度の自信を持っていることが多いです。

また、自分の気持ちをきちんと相手に伝えようとする誠実さも持っていますので、目を見て話す人は、同じく誠実さを求める人にはとても好感を与えることでしょう。

きちんと目を合わせながら自分の長所と短所を伝えられる人は、それだけ相手に誠実さと、嘘のない印象を与えることができるため、上手に伝えられることが多いです。

話し方が上手い

話し方が上手い人も、当然のように自分の長所と短所を巧みに人に伝えることができます。

話し方が上手い人は、常に自分が会話をしている相手に合わせて話の内容や伝え方、口調などを変えていきますので、どんな相手に対しても好印象で話をすることができます。

基本的な話の起承転結がしっかりと簡潔にまとまっていて、親しい相手ならばそれを気さくに、年齢や立場の離れた相手であれば礼節をもって伝えることができるでしょう。

また、「この人には要点を先に言った方がいいな」と思う人には、回りくどい言い方をせずにストレートに自分の長所と短所を伝えますし、「この人はおしゃべり好きだな」と思う相手の場合には、まず相手のおしゃべりに付き合った後で、自分の長所と短所を伝えます。

話し方が上手い人は、自分が要点を話すタイミングも心得ていますので、相手に上手く話を伝えることができます。

長所が分からない人におすすめ!自分の持ち味例6選!

自分の短所は直ぐに思い浮かんでも、長所となるとなかなか思いつかない・・そんな人は案外多いでしょう。

それは、長所を「自信をもって得意と言い張れる」ことだと思っている人が多いからです。

「ちょっと得意」「まあまあできる」程度では長所とは言えないと考える人は少なくないため、自然と長所に対するハードルが上がってしまって、すぐに自分の長所が思い浮かばなくなってしまうのでしょう。

しかし、「これならば完璧にできるもの」を探していては、いつまで経っても見つからないかもしれません。

長所とは、まさに「ちょっとできる」程度のものでもいいのです。

それを堂々と自分の長所にするのが不安な人は、長所を伝える際には「これならある程度はできます」と一言フォローを入れておけば、相手も過度な期待をすることはないでしょう。

どんなに地味なことでも、どんなにちょっとしたことであっても、自分がそれを少なからずできると感じているのなら、立派な自身の長所にすることができます。

そうやって自分の持ち味を上手く掴んで相手に伝えるために、自分の長所の見つけ方のヒントをご紹介していきます。

笑顔でいることを大切にしている

例えばいつも笑顔でいることを心がけている人は、もうそれが一つの長所になっています。

自分で意識して笑顔を作ろうとしている人は、それが世間で上手く渡っていくための処世術であっても、行動がポジティブなものと言えるでしょう。

笑顔でいれば周りの人たちとも上手くやれますし、また笑顔を意識しているといつの間にか本当に心から楽しい気持ちになれることもあるでしょう。

また、自分のために笑顔でいることを大切にしているつもりが、気付けば周りのためにもなっていることも多く、笑顔にはそれだけの前向きなパワーがあります。

いつも笑顔でいることを大切にしている人は、堂々とその長所を人に伝えて、相手にも前向きな気持ちや行動を分けてあげましょう。

きっと相手も笑顔になってくれることでしょう。