好きなことを仕事にできている人を見ると正直羨ましい気持ちになりますよね。

とはいえ、傍から見れば「メリットだらけで良いなぁ」かもしれませんが、デメリットも結構あります。

これを知らないまま「天職だー!」と意気込んで挑戦しても、現実がキツくて辞めてしまう人が多いです。

覚悟しておくべきデメリットを把握した上で、最大限メリットを実感できるようになりましょう。

働くなら好きなことを仕事にしたい!そう思いませんか?

働きたくないのが本音だけど、どうせ働かなきゃいけないなら好きなことを仕事にしたい…というのは当たり前の感情だと思います。

もちろん、そんな消極的な感情に限らず、好きなことに時間や体力、頭を使いたいと考える人は多いでしょう。

しかし、冒頭でも述べましたが、好きなことだからいつでも楽しい、何も辛いことがない、というわけではありません。

好きなことでも仕事は仕事。

これを忘れないために、メリットとデメリットを見比べて、その道に進む覚悟ができるかどうかを検討することが大切です。

好きなことを仕事にしている人のメリットとは

好きなことを仕事にするためには、モチベーションを高く維持することが重要になるため、まずはメリットを見てみましょう。

とくに好きではないけど生きるためにやっている仕事と比較しながら読み進めると、理解できることが多いと思います。

ストレスの感じ方が低い

正直な話、好きなことが仕事でもストレスが無いわけではありません。

納期に向けての追い込みだったり、必要とあらば徹夜になることもあるでしょうし、びっくりするような仕事が舞い込んで困ることもあります。

とはいえ、嫌いな仕事を続けるよりはストレス状態から回復できるチャンスが豊富だということは間違いありません。

好きだからこそ、褒められればより嬉しく、高評価を得ると自信もつきます。

またストレスの質も別物です。

自分で自分に負荷をかけているのと、他人にふっかけられたストレスとの違いともいえます。

好きなことの方がストレスの感じ方は低く、回復までのスピードが速いです。

辛くても頑張れる

そもそも好きなことなので、辛いという感情はあまり浮かばないものですが、仕事である以上は「これは好きだけどこれは嫌いなんだよな…」ということもあります。

たとえばお酒が好きな人がバーを開いて、大好きなお酒の知識をつけながらお客さんに喜んでもらえたら嬉しいでしょう。

その一方で、仕入れ、経理、清掃、業者との打ち合わせ、スタッフのシフト作成、ホームページやグルメ系ポータルサイト情報更新など付随する業務が多数存在します。

これらを含めて全部好き・得意というのはなかなか稀です。

辛いときもあります。

とはいえ、それらの業務が好きなことによる喜びにつながっていると思えば、多少辛くても頑張る気力になっていくものです。

幸せを感じる

好きなことを仕事にできるということは、とても恵まれた環境にいるということです。

たとえ自分の努力で掴んだ仕事であろうと、その道に進むことへ文句を言わなかった恋人や家族、支えてくれた仕事仲間、励ましの言葉をかけてくれた友人たち、そして仕事をくれるクライアントや喜んでくれるお客さんなどなど、周囲の人たちがパズルのようにはまったからこそ仕事が成り立っていることを忘れてはいけません。

この思いがあれば、幸せを感じる瞬間がたくさんあります。

好きなことをやらせてもらえるありがたみや、それによって収入を得たときの達成感は一入です。

仕事に誇りを持てる


嫌いなことを仕事にしていると、まじめな人ほど罪悪感を抱えてしまうでしょう。

嫌々やってるのに給料をもらってすみません…みたいなことです。

好きなことが仕事であれば、そうした気持ちとは無縁ですし、むしろ誇りを持てます。

何せ「自分で選んだ道だ」と堂々としていられますからね。

誰かに決められた道を行くよりは責任を背負うことに抵抗がありませんし、世間の評価に不満を抱くより精進しようと考えることもできるはずです。

やりがいを感じる

仕事にやりがいなんて抽象的な感覚を持ち込むのは、あまりおすすめできるものではありませんが、好きなことにかけては確かにやりがいがあります。

やりがいというのは、やって楽しいとか面白いとかいうことだけでなく、それが将来の自分にもたらす利益との関連が深い代物です。

評価や報酬、知名度など、どこに重きを置くかは人それぞれにしても、認められたいという欲望が絡んでいます。

そういった意味では、嫌いなことを頑張って誰かに認められても、嫌いであるという前提が素直な喜びに影を差します。

そんなことを長年続けた結果、人生の終盤で「良い人生だったなぁ」と思える可能性は低く、むしろ「今まで何をしてきたんだろう」と思ってしまうかもしれません。

苦労してでも好きなことを続けた方が「大変だったけどやりきった」と思えることでしょう。

仕事に行くのが楽しみになる

子供の頃の「学校行くのめんどくさいなぁ…でも今日の給食はプリンが出るから行こう」といった経験はないでしょうか。

好きなことを仕事にすると、それと似たような感覚を毎日得ることができます。

満員電車に揺られるストレスも、よくわからないクレームも、好きな仕事であればこそ耐えられるというものでしょう。

向上心ができる

自分の才能に自信がない人でも好きなことだけは出来るということは多いです。

たとえば、学生時代に歴史上の人物のことはちっとも暗記できず、テストの点もズタボロだったのに、好きなアニメのキャラクターは名前、身長、年齢、能力から性格、髪の色に至るまで100体くらい楽勝で覚えられる人がいます。

この人は記憶力が無いから歴史を覚えられなかったのではなく、単に興味が持てなかったからダメだっただけです。

好きなことであれば力を伸ばせるんだということに気付くと向上心も湧いてきて、より高みを目指すことができるようになります。

成功する可能性が高い

話が一転しますが、成功と才能は必ずしも結びつくものではありません。

「継続は力なり」と言われるように、才能があっても続けることができないと、最大限の成果をもたらすことができないからです。

その点、好きなことであれば続けられる可能性が高く、すなわち成功する可能性も高いといえます。

自信がつく

好きなことは胸を張って好きと言えますし、その世界で評価を得られるようになれば自信がつきます。

好きなことというのは、生まれ持った性格以上に、今まで自分が生きてきた過程で徐々に好きになったわけですから、人生そのものが肯定されているという感覚が持てるのです。

これはとても強い力となって自分を支えてくれるでしょう。

好きなことを仕事にしている人のデメリットとは


好きなことを仕事にできたら万々歳、だとしたら途中で辞めてしまう人はいないはずです。

しかし、現実的には趣味の延長を仕事にした人ほどドロップアウトしやすい傾向にあります。

なぜなら、そういった人たちは趣味と仕事をいっしょくたに考えてしまっているからです。

趣味と仕事の決定的な違いは、報酬を得るか否か。

報酬を得る以上はプロとして働かなければならないことを理解せねばなりません。

それを考えれば当然、楽しいだけでは済まないデメリットが見えてきます。

その他の着眼点も含めたデメリットを把握しましょう。

何かを犠牲にする可能性がある

就職活動中の学生は別として、現在も社会人をしている人なら好きなことを仕事にすることで失うものがあります。

現実的に考えて、その失うものが犠牲と呼ぶほど大きいものであれば、好きな道へ進むことは躊躇するはずです。

犠牲をつくっても進むべき道か、進んでもよい道かを考えることは外せません。

年収が減る

好きなことが市場の需要とも合致していれば年収が減るなんてことはないのですが、そういう職業ばかりでもありません。

好きを優先するか年収を優先するかは分かれどころです。

毎日仕事に拘束されて、収入はあっても使い道がないことと、年収は低いものの好きな事を一日中やっていられる職業につくかことでは、後者の方がいいかもしれません。

しかし、仕事もそこそこに趣味を楽しめる時間があって、年収もそれなりに良い場合はかなり悩むはずです。

とくに家族がいる場合、好きなことを取って家族を犠牲にしても許されるのか苦悩するでしょう。

休日返上で働く

好きなことを仕事にすると、趣味なんだか仕事なんだか分からなくなる人がいます。

仕事といえども楽しめてしまうため、休日と平日の境目がなく働くことになりがちです。

仕事が軌道に乗るまではそれでも構いませんが、長期的なことを考えると、いつかは、プライベートと仕事の時間を切り離す必要が出てきます。

その理由は、どんな仕事にも言えることですが、仕事だけをやっていると伸び悩む瞬間が訪れるからです。

専門性は高まっていっても、応用力に欠けるようになりますし、時代の需要を察知できなければビジネスとして成り立たなくなります。

また、休日返上で働いた成果が収入になってしまうので、休日に働くことを止めると生活費の問題も出てきます。

とくにフリーランスの場合、月30日働いて月収30万なら、まともに土日休みをとるようになれば月収20万になるでしょう。

スキルアップと高単価の顧客獲得に動かないと年収が頭打ちになりかねません。

いつかは営業力が必要になってくるので、好きな事だけやってればいいというわけにはいかないのです。

場合によっては家族

独身なら好き勝手にやれば良いと思います。

最悪収入が0円になっても、幸いなことに日本では、すぐさまアルバイトをすれば生きていくことはできるし、好きではないことをダラダラ続けていくより、一度チャレンジして、結果として砕け散った方がよほど人生経験になるからです。

ただ、己の意志で構築した家族がいるなら話は別です。

配偶者や子供がいる場合、仕事なんかよりも最優先すべきは家族。

それも自分で決断したことなのですから、責任を背負うのが当たり前です。

収入が激減すれば家族は苦労するし、配偶者は好きな相手の夢を応援したいと言ってくれたとしても、子供にとっては知ったこっちゃありません。

親の夢よりこっちの夢を支えてくれよと思うのが当たり前でしょう。

そのことを考慮した上でなお、家族を犠牲にしてでも好きなことを仕事にしたいと思うのなら、自ら身を引く必要があります。

勝手に判断して家族を付きあわせて露頭に迷わせてはいけません。

ただ、一つだけ言えることは、守り抜くと決めたはずの家族を、自分の夢のために手放せてしまうような人は、どんな覚悟も所詮そんなレベルなので大成しないでしょう。

ギャップに苦しむ

どんなに趣味の延長だとしても、仕事は仕事です。

お金をもらう以上はプロとして働かなければいけないわけで、我流で気ままにやっていいということではありません。

とくに、自分がその世界で名を成すまでは仕事も選んでいられないはずです。

雇われの身なら尚更。

わかりやすくいうと、駆け出しの女優が「私はヒロインしかやらないわ」なんて言っていたら仕事なんか来ないですよねってことです。

死体の役でも何でもやってこそ、次第に目をかけてもらえるようになって大きな仕事に繋がります。

これを勘違いすると、大した仕事もできないのに言うことだけは一丁前の痛い奴になってしまいます。

「好きなことなら幸せなはず」という幻想が強すぎると、働くということへの責任感をギャップと感じてしまい、苦しむことになるでしょう。

好きだったことを嫌いになる可能性がある

好きなことを仕事にするときには「世の中にはわけのわかんない奴がたくさんいる」ということを、どうか覚えておいてください。

イラスト作成を例にするとわかりやすいです。

最初の指示書に「水着の女の子が海でアイスキャンデーを持っている絵を描いてください」と記載されていたとします。

その指示に基づいて描いたラフ絵が合格し、線画も合格し、着彩して後は検収を待つだけ…という段階でいきなり「やっぱり水着にフリルをつけて、アイスキャンデーはとりやめで浮き輪を持たせてください。

あと海にイルカのジャンプ入れてください」という指示が飛んでくることがあります。

意味不明ですよね…ラフ画や線画の合格とは何だったのかと…。

これが会社員または超人気のイラストレーターなら「それは既に合格しているラフ画からの変更になるので追加料金ですよ」と強く出れますが、駆け出しのフリーランスだと追加料金無しで受領せざるを得なかったりします。

このように、人の足元を見てわけのわかんないことを言ってくるクライアントは世の中に腐るほどいるので、これが続くと好きだったことすら嫌いになる恐れがあります。

己のメンタル、そしてそういったクライアントの仕事を断っても生きていける資金力があるか否かをよく考えておきましょう。

『あなたの恋愛運は大丈夫?不幸の原因はこれかも』

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